JPH11242920A - スイッチノブ機構 - Google Patents

スイッチノブ機構

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JPH11242920A
JPH11242920A JP4385398A JP4385398A JPH11242920A JP H11242920 A JPH11242920 A JP H11242920A JP 4385398 A JP4385398 A JP 4385398A JP 4385398 A JP4385398 A JP 4385398A JP H11242920 A JPH11242920 A JP H11242920A
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JP
Japan
Prior art keywords
switch knob
switch
parts
claw
knob
Prior art date
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Pending
Application number
JP4385398A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Maehashi
徹也 前橋
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 係止用の爪部とばね部とを共通化して構造を
簡略化し、限られたスペースに取り付け可能なスイッチ
ノブ機構を提供すること。 【解決手段】 ばね力で上方に付勢され、爪部5で固定
部材7に係止されたスイッチノブ1を備え、スイッチノ
ブ1の押圧操作によりスイッチをオン、オフさせる切換
えスイッチのスイッチノブ機構であって、スイッチノブ
1は、ノブ部2の両側に形成された一対の弾性片3の下
端部の表面に爪部5と摺動部6を形成した構成であり、
固定部材7にはスイッチノブ1が嵌合される嵌合部8が
形成され、嵌合部8の側壁9の下端部に爪係止部と摺動
凸部を形成した構成であ、爪部5を爪係止部に係止さ
せ、摺動部6を摺動凸部に摺動接触させてスイッチノブ
1に上向きのばね力を付与するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、切換えスイッチ用
のスイッチノブ機構に関し、詳しくは、コンビネーショ
ンメータ等の表示切換え用の切換えスイッチを操作する
ためのスイッチノブ機構の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5ないし図7に、従来のコンビネーシ
ョンメータに用いられている切換えスイッチのノブ機構
の例を示している。
【0003】図5は第1従来例のスイッチノブ機構を示
す。スイッチノブ1は、円柱状のノブ部2の下端部の両
側に一対の係止片20、20が形成され、この係止片2
0、20の下端内側に爪部21が形成されている。この
係止片20、20に対して直交する方向に押圧部22が
形成されている。ノブ部2の下部にはガイド柱23が形
成され、このガイド柱23はメータケース等の固定部材
7のガイド孔24に挿入されている。
【0004】ガイド柱23に装着されたコイルばね25
によりスイッチノブ1は上方に付勢され、係止片20、
20の爪部21が固定部材7の上端に形成した固定爪部
26に係止されて抜けが防止されるようになっている
(図5(c)参照)。
【0005】ノブ部2をコイルばね25に抗して押す
と、押圧部22がスイッチ14に接触してこれを切換
え、手を離すとコイルばね25によりスイッチノブ1は
上昇し爪部21が固定部材7の固定爪部26に係止す
る。
【0006】図6は第2従来例のスイッチノブ機構を示
す。ノブ部2の下端に、爪部21を有する一対の係止片
20と、これと直交する方向に一対の弾性片27とを設
け、固定部材7の嵌合部8の側壁28の下端に爪部21
を係止させ、この側壁28と直交する側壁29の内面に
弾性片27を摺動させてばね作用を付与している。
【0007】ノブ部2を弾性片27のばね力に抗して押
し込むと、中心の押圧部4がスイッチ14に接触してこ
れを切換え、手を離すと弾性片27のばね作用によりス
イッチノブ1は上昇し、爪部21が固定部材7の側壁2
8の下端に係止する。
【0008】図7は第3従来例のスイッチノブ機構を示
す。ノブ部2の下端に、爪部21を有する一対の係止片
20と、これと直交する方向の一対の弾性片30とを設
け、図7(c)のように固定部材7の下面に爪部21を
係止させ、図7(b)のように弾性片30を固定部材7
の上面に弾性的に当接させてばね作用を付与している。
【0009】ノブ部2を弾性片30のばね力に抗して押
し込むと、中心の押圧部4がスイッチ14に接触してこ
れを切換え、手を離すと弾性片30のばね作用によりス
イッチノブ1は上昇し爪部21が固定部材7の下面に係
止する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】第1従来例のスイッチ
ノブ機構は、スイッチノブ1の他に復帰用のコイルばね
25が必要であり、組付け作業が面倒であると共に、部
品点数が多くなるという問題がある。
【0011】また、第2従来例および第3従来例のスイ
ッチノブ機構は、コイルばねを廃止できる利点がある
が、爪部21を有する係止片20の他に、これと直交し
て復帰用の弾性片27(第2従来例)または弾性片30
(第3従来例)を設けているため、スイッチノブ1が大
型化すると共に、スイッチノブ1を保持するための固定
部材7の嵌合部8の構造も複雑になり、切換えスイッチ
機構のスペースが大きくなるという問題がある。
【0012】本発明は上述の点に着目してなされたもの
で、係止用の爪部とばね部とを共通化して構造を簡略化
し、限られたスペースに取り付け可能なスイッチノブ機
構を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、ばね力で上方に付勢され、
爪部で固定部材に係止されたスイッチノブを備え、該ス
イッチノブの押圧操作によりスイッチをオン、オフさせ
る切換えスイッチのスイッチノブ機構であって、前記ス
イッチノブは、ノブ部の両側に一対の弾性片を形成する
と共に、該一対の弾性片の下端部の表面に前記爪部と該
爪部の側部に摺動部を形成した構成されており、前記固
定部材には前記スイッチノブが嵌合される嵌合部が形成
されており、該嵌合部は、その側壁の下端部に爪係止部
と該爪係止部の側部に摺動凸部を形成して構成されてお
り、前記爪部を前記爪係止部に係止させ、前記摺動部を
前記摺動凸部に摺動接触させて前記スイッチノブに上向
きのばね力を付与するようにしたことを特徴とするもの
である。
【0014】このため、請求項1記載の発明では、ノブ
部を押すと、スイッチノブは下降してスイッチに接触し
てこれを切換える。このとき、弾性片の摺動部は嵌合部
の摺動凸部により内方向に押されてスイッチノブには上
向きの力が働き、ノブ部から手を離すとそのばね力で上
昇して爪部が爪係止部に係止する。
【0015】スイッチノブにばね作用を付与する弾性片
に爪部と摺動部とを設けたので、爪部を有する係止片を
別途に設ける必要がなくなり、スイッチノブの構成が簡
単になりスペースも小さくてすむと共に、固定部材の嵌
合部の孔径も小さくてすみ、切換えスイッチの全体を小
型化できる。
【0016】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のスイッチノブ機構であって、前記嵌合部の上端部に
は、前記爪部を案内する案内溝が形成され、該案内溝の
底面を上向きのテーパ面とし、該テーパ面に前記爪部の
下側のテーパ面を摺動接触させるようにしたことを特徴
とするものである。
【0017】このため、請求項2記載の発明では、案内
溝によりスイッチノブのセット時の位置決めが簡単にな
ると共に、案内溝のテーパ面と爪部のテーパ面が接触し
て摺動し、スムースにスイッチノブが挿入できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、図5乃至図7と同一部材ま
たは同一機能のものは同一符号で示している。
【0019】図1において、スイッチノブ1は、円柱状
のノブ部2の下端部の両側に一対の弾性片3、3が形成
され、この弾性片3、3の間に押圧部4が形成されたも
のである。弾性片3、3は、ノブ部2の下端の両側の肩
部2aの両端から垂下する板状のものであって、樹脂の
たわみを利用したばね構造となっている。この弾性片3
の下端部の外側面の一端縁寄りに爪部5が形成され、こ
の爪部5が形成されていない他端縁寄りの部分は平坦な
摺動部6となっている。爪部5は、上面が係止面5a、
外側面が下向きのテーパ面5bとなっている。
【0020】メータケース等の固定部材7に上部開口の
嵌合部8が形成されている。この嵌合部8の左右両側壁
9、9の上部の一側部分には、上向きのテーパ面10を
底面とする案内溝11が形成され、下部の他側部分には
前記摺動部6が接触して摺動する上向きテーパ12a面
を有する摺動凸部12が形成されている(図2参照)。
【0021】固定部材7の下方に配置された配線板13
にはスイッチ14が取り付けられている(図3参照)。
【0022】スイッチノブ1を固定部材7にセットする
には、弾性片3の爪部5を案内溝11に合わせて嵌合部
8内に押し込む。弾性片3は、その爪部5のテーパ面5
bが案内溝11のテーパ面10に接触して摺動しつつ下
降し、両側壁9の下端の係止部15に爪部5の係止面5
aが係止される(図3(b)参照)。これにより、スイ
ッチノブ1は上方に抜けなくなる。なお、この状態では
押圧部4はスイッチ14と離れている。このとき摺動部
6の下端は摺動凸部12のテーパ面12a上に当接して
いる(図3(a)参照)。
【0023】スイッチ14の切換えのためノブ部2を押
すと、スイッチノブ1は下降し、図4(a)、(b)に
示すように押圧部4がスイッチ14に接触してこれを切
換える。このとき、弾性片3の摺動部6はその下端が摺
動凸部12のテーパ面12a上を摺動して内方向に押さ
れるため、スイッチノブ1には上向きのばね力が働いて
おり、ノブ部2から手を離すとそのばね力で上昇して図
3(a)、(b)の状態に復帰する。
【0024】以上のように、本実施の形態のスイッチノ
ブ機構によれば、スイッチノブ1にばね作用を付与する
弾性片3に爪部5と摺動部6とを設けたので、第1従来
例のようなコイルばね25は不要となると共に、従来の
ような係止爪と直交する弾性片(第2従来例の弾性片2
7および第3従来例の弾性片30)を別途に設ける必要
がなくなり、その分、スイッチノブ1の構成が簡単にな
り、スペースも小さくてすむと共に、固定部材7も、嵌
合部8の側壁9に摺動凸部12を形成するだけの簡単な
構造となり、嵌合部8の孔径も小さくてすみ、切換えス
イッチ機構の全体を小型化できる。
【0025】なおまた、案内溝11を設けたことによ
り、スイッチノブ1のセット時の位置決めが簡単になる
と共に、案内溝11のテーパ面10と爪部5のテーパ面
5bが接触して摺動し、スムースにスイッチノブ1が挿
入できる。
【0026】
【発明の効果】以上、詳述したように、請求項1記載の
発明によれば、スイッチノブにばね作用を付与する弾性
片に爪部と摺動部とを設けたので、爪部を有する係止片
を弾性片の他に別途に設ける必要がなくなり、従来の4
方向に弾性片と係止片を設けた構造に比してスイッチノ
ブの構成が簡単になり、スペースも小さくてすむと共
に、固定部材の嵌合部の孔径も小さくてすみ、切換えス
イッチの全体を小型化できる。
【0027】また、請求項2記載の発明によれば、嵌合
部の上端部に爪部を案内する案内溝を設けたので、請求
項1記載の発明の効果に加えて、案内溝によりスイッチ
ノブのセット時の位置決めが簡単になると共に、案内溝
のテーパ面と爪部のテーパ面が接触して摺動し、スムー
スにスイッチノブが挿入でき、スイッチノブの組付け作
業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスイッチノブ機構の実施の形態を示す
分解斜視図である。
【図2】固定部材の一部破断斜視図である。
【図3】本発明のスイッチノブ機構の組付け状態の断面
図で、(a)は図1の3A−3A線断面図、(b)は図
1の3B−3B線断面図である。
【図4】スイッチ操作時の断面図で、(a)および
(b)は各々図3の(a)および(b)に対応してい
る。
【図5】第1従来例のスイッチノブ機構で、(a)はス
イッチノブの斜視図、(b)および(c)はスイッチノ
ブを組付けた状態の(a)の5B−5B線および5C−
5C線断面図である。
【図6】第2従来例のスイッチノブ機構で、(a)はス
イッチノブの斜視図、(b)および(c)はスイッチノ
ブを組付けた状態の(a)の6B−6B線および6C−
6C線断面図である。
【図7】第3従来例のスイッチノブ機構で、(a)はス
イッチノブの斜視図、(b)および(c)はスイッチノ
ブを組付けた状態の(a)の7B−7B線および7C−
7C線断面図である。
【符号の説明】
1 スイッチノブ 2 ノブ部 3 弾性片 5 爪部 5b テーパ面 6 摺動部 7 固定部材 8 嵌合部 9 側壁 10 テーパ面 11 案内溝 12 摺動凸部 14 スイッチ 15 爪係止部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ばね力で上方に付勢され、爪部で固定部
    材に係止されたスイッチノブを備え、該スイッチノブの
    押圧操作によりスイッチをオン、オフさせる切換えスイ
    ッチのスイッチノブ機構であって、 前記スイッチノブは、ノブ部の両側に一対の弾性片を形
    成すると共に、該一対の弾性片の下端部の表面に前記爪
    部と該爪部の側部に摺動部を形成して構成されており、
    前記固定部材には前記スイッチノブが嵌合される嵌合部
    が形成されており、該嵌合部は、その側壁の下端部に爪
    係止部と該爪係止部の側部に摺動凸部を形成して構成さ
    れており、前記爪部を前記爪係止部に係止させ、前記摺
    動部を前記摺動凸部に摺動接触させて前記スイッチノブ
    に上向きのばね力を付与するようにしたことを特徴とす
    るスイッチノブ機構。
  2. 【請求項2】 前記嵌合部の上端部には、前記爪部を案
    内する案内溝が形成され、該案内溝の底面を上向きのテ
    ーパ面とし、該テーパ面に前記爪部の下側のテーパ面を
    摺動接触させるようにしたことを特徴とする請求項1記
    載のスイッチノブ機構。
JP4385398A 1998-02-25 1998-02-25 スイッチノブ機構 Pending JPH11242920A (ja)

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