JPH11240294A - エンボス金属板 - Google Patents

エンボス金属板

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JPH11240294A
JPH11240294A JP10060650A JP6065098A JPH11240294A JP H11240294 A JPH11240294 A JP H11240294A JP 10060650 A JP10060650 A JP 10060650A JP 6065098 A JP6065098 A JP 6065098A JP H11240294 A JPH11240294 A JP H11240294A
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正茂 平手
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修 阿部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属板1をエンボスロール4・4間に通して
縦横溝目地5・6を深くエンボシングする場合も金属板
1の両端の平坦部9・9の平坦度を保つことができ、こ
の平坦部9・9で互いに凹凸嵌合可能な係合凹凸部17
・20を前記エンボシングに引き続いて容易に折り曲げ
加工できるエンボス金属板を提供する。 【課題手段】 縦横溝目地5・6がエンボシングされる
金属板1の幅方向両端に、耳部11を平坦部9・9を介
して連設する。耳部11に多数の小さい凹凸10をエン
ボシングすることにより、縦横溝目地5・6領域の加工
歪みとバランスをとって平坦部9に歪みが生じないもの
とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面にレンガ積み
模様やタイル積み模様をエンボシングしたエンボス金属
板に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、建物の外壁材や内壁材などに使
用される金属板として、プレス加工やロール加工で溝目
地を縦横にエンボシングすることでレンガ積み模様やタ
イル積み模様(以下、レンガ乃至タイル積み模様とい
う。)を付けたものがある。近年、壁材として意匠感や
立体感が重視される傾向にあり、縦横の溝目地を深く加
工することで意匠感や立体感に溢れるレンガ乃至タイル
積み模様が要望されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、金属板を凹凸
が互いに逆になっている一対のダイスの間で押し付けて
エンボシングするプレス加工によれば、上記要望に応え
られるよう縦横の溝目地を比較的深くエンボシングする
ことができるが、長尺の金属板をプレス加工する場合は
加工工程が非常に多くなり、製造コストが高くつくとい
う短所がある。これに対し、金属板を一対のエンボスロ
ール間に通すことでエンボシングするロール加工によれ
ば、長尺の金属板も連続加工できて製造コストダウンを
図り得るが、次の理由で溝目地を深くエンボシングする
ことができなかった。
【0004】例えば、レンガ乃至タイル積み模様付きの
サイディングをロールで連続加工するに際し、まず帯状
の金属板を一対のエンボスロール間に通して溝目地を縦
横にエンボシングすることで、これら縦横溝目地で囲ま
れるレンガ乃至タイル積み模様を付ける。次いで、この
金属板の両端をロールホーミング等により折り曲げ加工
することで、金属板の一端に、サイディングの端どうし
を継ぎ合わせるための係合凹部を、金属板の他端に該係
合凹部と凹凸嵌合する形の係合凸部をそれぞれ形成す
る。その際、縦横の溝目地が深くエンボシングされてい
ると、係合凹凸部の折り曲げ加工時にかかる深い縦横溝
目地が折り曲げ加工の障害になり、折り曲げ加工を困難
にするので、浅い縦横溝目地しかエンボシングすること
ができなかった。
【0005】この対策として、縦横溝目地のロールエン
ボス加工時に金属板の両端に凹凸を付けない平坦部を残
しておいて、エンボス加工後に引き続いてこの平坦部を
ロールホーミング等で折り曲げ加工することにより金属
板の両端に係合凹凸部を形成することが考えられる。し
かしながら、そのように金属板のロールエンボス加工時
に残される平坦部は波打ちしたり、平坦部の端が上下に
反りやすく、金属板が流れ方向と直交する方向に蛇行す
るため、やはり、この場合にも係合凹凸部の折り曲げ加
工を困難にする。平坦部に反りや波打ちなどの歪みが生
じるのは、金属板の長手方向と直交する幅方向に縦溝目
地がエンボシングされることにより、縦横溝目地領域が
長手方向に縮む傾向があり、この縮みにより縦横溝目地
領域の長手方向長さが、凹凸を付けることのない平坦部
の長手方向長さよりも短くなり、この長さの差に起因し
て平坦部に歪みが発生しやすいのである。
【0006】そこで本発明の目的は、上記のように縦横
溝目地がロールエンボスされる金属板の両端に平坦部を
残すという考え方を踏襲することにより、ロール加工で
縦横溝目地を深くエンボシングする場合も金属板の両端
の折り曲げ加工の容易化を図れ、連続加工で安価に製造
できるエンボス金属板を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1に示すご
とく帯状の金属板1が一対のエンボスロール4・4間に
通されて、エンボスロール4の軸方向pと直角に金属板
1の長手方向全長にわたってのびる複数の横溝目地6
と、前記軸方向pと平行な多数の縦溝目地5とがエンボ
シングされることで、縦横溝目地5・6で囲まれるレン
ガ乃至タイル積み模様7が付けられたエンボス金属板で
あって、前記レンガ乃至タイル積み模様7群のうち金属
板1の幅方向最外端に位置するレンガ乃至タイル積み模
様7a・7bの各幅方向外端に隣接して、凹凸が付けら
れていない所定幅の平坦部9・9が横溝目地6と平行に
形成されており、両平坦部9・9の各幅方向外端に隣接
して多数の小さい凹凸10がエンボシングされた耳部1
1が横溝目地6と平行に形成されていることを特徴とす
る。
【0008】図5に破線で示すごとく、上記金属板1の
幅方向一端における前記平坦部9は横溝目地6の断面形
状の一部と同じ断面形状をもつ横溝目地構成一部片16
を折曲形成するとともに、耳部11は金属板の端どうし
を継合するための係合凹部17を折曲形成することがで
きる。金属板1の幅方向他端における前記平坦部9は前
記横溝目地構成一部片16と合わされて横溝目地6を完
成する横溝目地構成他部片19を折曲形成するととも
に、耳部11は前記係合凹部17と凹凸嵌合する形の係
合凸部20を形成することができる。
【0009】
【作用】上記構成のように金属板1に縦溝目地5をエン
ボシングすると、この金属板1の縦横溝目地5・6領域
の長手方向長さが平坦部9の長手方向長さよりも短くな
るため、平坦部9に歪みが生じがちであるが、この歪み
は、耳部11に多数の小さい凹凸10をエンボシングし
て縦横溝目地5・6領域の長手方向長さに合わせる歪み
調整を行うことによって吸収されるため、平坦部9の平
坦度を保つことができる。平坦部9が平坦度を保つこと
により、横溝目地6や係合凹凸部17・20を容易に折
り曲げ加工することができる。
【0010】
【発明の効果】従って本発明によれば、金属板1をエン
ボスロール4・4間に通して縦横溝目地5・6を深くエ
ンボシングする場合も両端の平坦部9・9の平坦度を保
つことができ、この平坦部9・9で係合凹凸部17・2
0を容易に折り曲げ加工することができるに至った。
【0011】
【発明の実施の形態】図1はエンボス金属板の平面図、
図2はエンボス金属板の一部の拡大平面図、図3はエン
ボス金属板の溝目地部分の成形加工状態を示す断面図、
図4はエンボス金属板の一部の拡大断面図、図5は図1
におけるA−A線断面図、図6はサイディングの断面図
である。
【0012】エンボス金属板の金属板1としては、塗装
した亜鉛メッキ鋼板、塗装したアルミニウム板などを用
いる。とくに、原板は伸び率36%以上の加工性に優れ
る深絞り用冷間圧延鋼板(SPCE材)、または未焼飩
(質別O)で伸び率23%以上のアルミニウム合金板が
好ましい。金属板1の板厚は、0.3〜1mm程度である。
【0013】図4に示すごとく金属板1の表面には、エ
ポキシ系樹脂塗料またはポリエステル系樹脂塗料のプラ
イマー2を膜厚1〜15μm に塗装焼き付けし、このプ
ライマー2の表面に、上塗り塗膜3を形成する。上塗り
塗膜3としてはポリエステル系樹脂塗料またはフッ素系
樹脂塗料を膜厚7〜30μm に塗装焼き付けする。
【0014】上塗り塗膜3の塗料には、上記樹脂塗料以
外に、曲げ加工性の良い数平均分子量5000〜500
00の高分子ポリエステル系樹脂塗料が好ましく、さら
に縮み模様塗膜に形成することが意匠感を増すうえでよ
り好ましい。縮み模様塗膜にする塗料としては次のよう
な組成の塗料を用いる。水酸基価5〜110の高分子ポ
リエステル樹脂65〜95重量部と、低核体メチル化メ
ラミン樹脂5〜35重量部との和100重量部に対し
て、スルホン酸とアミンとの反応混合物をスルホン酸量
で0.1〜3重量部、光沢を下げて縮み模様を安定させる
ための平均粒径10μm 以下のシリカ微粒子1〜15重
量部、耐候性を向上させるためのポリアクリロニトリ
ル、ポリメチルメタクリレート等のアクリル樹脂:フッ
化ビニリデン等のフッ素樹脂:ポリエステル樹脂等の有
機樹脂粒子1〜20重量部を配合した塗料である。
【0015】コイル状に巻かれた上記塗装金属板1は、
周面に凹凸が互いに逆になっている一対のエンボスロー
ル4・4間に通して連続的にエンボス加工する。エンボ
スロール4は機械構造用炭素鋼鋼材からなり、これの表
面に硬質クロムめっきを施したものである。このエンボ
ス加工により、図1および図5に示すごとくエンボスロ
ール4の軸方向pと平行な多数の縦溝目地5と、エンボ
スロール4の軸方向pと直角に金属板1の長手方向全長
にわたってのびる複数の横溝目地6とが成形されて、こ
の縦横溝目地5・6で囲まれるレンガ乃至タイル積み模
様7が付けられ、これと同時に、前記レンガ乃至タイル
積み模様7群のうち金属板1の幅方向最外端に位置する
レンガ乃至タイル積み模様7a・7bの各幅方向外端に
隣接して、凹凸が付けられない所定幅の平坦部9・9が
横溝目地6と平行に形成されるとともに、両平坦部9・
9の各幅方向外端に隣接して多数の小さい凹凸10がエ
ンボシングされた耳部11が横溝目地6と平行に形成さ
れる。
【0016】その際、金属板1が幅方向全長にわたって
折れ曲がるのを避けるために、縦溝目地5は、図1に示
すごとく金属板1の幅方向で隣り合う縦溝目地5・5ど
うしが幅方向の同一直線上に並ぶことのないように、エ
ンボスロール4の軸方向pと直角な方向(金属板1の長
手方向)に不等ピッチでジグザグ状に配列するパターン
で付けられる。
【0017】縦横溝目地5・6の表面は凹凸模様の無い
ものとするが、縦横溝目地5・6で囲まれるレンガやタ
イル積み模様7群の全ての表面には、意匠的効果を高め
るために砂岩模様等の浅い微細な凹凸模様12を付ける
(図2参照)。この凹凸模様12の凹部13の深さd1
(図3参照)は0.05〜2これに対し、縦横溝目地5・
6のそれぞれの深さd2 (図3参照)は2〜7mm程度と
する。縦横溝目地5・6のそれぞれの幅Wは15mmであ
る。
【0018】縦横溝目地5・6は溝深さd2 を深くロー
ル加工するために、図3に示すごとくレンガ乃至タイル
積み模様7部分はエンボスロール4・4間で挟圧して砂
岩模様等の微細な凹凸模様12をエンボシングするが、
縦横溝目地5・6部分の表面側は一方のエンボスロール
4の目地成形用凸部4aで押し、縦横溝目地5・6部分
の裏面側は他方のエンボスロール4の目地成形用凹部4
bとの間にすき間gを形成して縦横溝目地5・6をエン
ボシングする。かかるエンボシングにより、縦横溝目地
5・6部分は全体的に伸ばされながら目地成形用凸部4
aの先端で曲げられて張出し成形され、縦横溝目地5・
6を割ることなく、深くエンボシングすることができ
る。縦横溝目地5・6部分よりも広い面積のレンガ乃至
タイル積み模様7部分はエンボスロール4・4間で挟圧
してエンボシングするので、金属板1が蛇行するのを抑
えることができる。
【0019】縦横溝目地5・6の各両側壁14・14は
平均的に伸びて割れが生じることのないように、この両
側壁14・14に、溝底に至るに従い漸次狭い溝幅とな
る40〜60°の傾斜角αを付ける。縦横溝目地5・6
の側壁14とレンガ乃至タイル積み模様7部分とが交わ
る角部15は曲げ応力が集中して破断することのないよ
うに、この角部15に曲率半径1〜3mmのアールを付け
る。
【0020】耳部11には、深さ0.5〜3mm程度の微細
な多数の凹凸10をエンボシングすることで、縦横溝目
地5・6領域の加工歪みとバランスをとって平坦部9に
歪みが生じないようにする。かかる凹凸加工度は、少な
くとも平坦部9が波打ちや反りが生じない程度とすれば
よいが、望ましくは砂岩模様等の微細な凹凸模様12と
略同程度の加工度が良い。砂岩模様等の微細な凹凸模様
12が浅い凹凸の場合は、耳部11にはそれと同じ凹凸
模様を付ければよい。
【0021】次に、上記のようにロール加工された金属
板1を使用してサイディングを製造する場合について説
明する。金属板1はロールエンボス加工に連続してロー
ラレベラーに通して歪み矯正することが望ましい。次い
で、20〜30段のロール成型機で両端の平坦部9およ
び耳部11を折り曲げ加工する。この折り曲げ加工によ
り、図5に破線で示すごとく一端の平坦部9は横溝目地
6の断面形状の一部と同じ断面形状をもつ横溝目地構成
一部片16をロールホーミングすると同時に、耳部11
は、サイディングの端どうしを継合するための係合凹部
17をロールホーミングする。他端の平坦部9は前記横
溝目地構成一部片16と合わされて横溝目地6を完成す
る横溝目地構成他部片19をロールホーミングすると同
時に、耳部11は前記係合凹部17と凹凸嵌合する形の
係合凸部20をロールホーミングする。
【0022】次いで、図6に示すごとく金属板1の裏面
側にウレタン液を注入し、複合アルミニウム箔等の裏面
カバー21を張り付けたうえで、前記ウレタン液を加熱
発泡して断熱層22を裏打ちする。最後に、金属板1を
所定長さに切断することにより、サイディングを得るこ
とができる。なお、上記製造工程順に代えて、金属板1
をロールエンボス加工後に所定長さに切断し、この後ベ
ンダープレスで平坦部9および耳部11を折り曲げ加工
して横溝目地構成一部片16、横溝目地構成他部片19
および係合凹凸部17・20を成型することもできる。
【0023】このようにして得られたサイディングを使
用する場合は、図6の実線状態および二点鎖線状態で示
すごとく金属板1・1どうしは一方の金属板1の一端の
係合凹部17に他方の金属板1の係合凸部20を凹凸嵌
合させることで継合され、この継合に伴い一方の金属板
1の横溝目地構成一部片16と他方の金属板1の横溝目
地構成他部片19とが合わされて他の横溝目地6と同様
な凹凸模様の無い横溝目地6を形成することができる。
この場合、各部片16・19と係合凹凸部17・20と
を連接する傾斜壁部23までを平坦部9で形成しておく
と、金属板1・1どうしを継合したときこの傾斜壁部2
3・23どうしが面接触状態に突き合わせ接合されて水
密性を高めることができ、防水上有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンボス金属板の平面図である。
【図2】エンボス金属板の一部の拡大平面図である。
【図3】エンボス金属板の溝目地部の成形加工状態の断
面図である。
【図4】エンボス金属板の一部の拡大断面図である。
【図5】図1におけるA−A線断面図である。
【図6】エンボス金属板で形成したサイディングの断面
図である。
【符号の説明】
1 金属板 4 エンボスロール 5 縦溝目地 6 横溝目地 7 レンガ乃至タイル積み模様 9 平坦部 10 凹凸 11 耳部 16 横溝目地構成一部片 17 係合凹部 19 横溝目地構成他部片 20 係合凸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI E04F 13/12 E04F 13/12 C

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状の金属板1が一対のエンボスロール
    4・4間に通されて、エンボスロール4の軸方向pと直
    角に金属板1の長手方向全長にわたってのびる複数の横
    溝目地6と、前記軸方向pと平行な多数の縦溝目地5と
    がエンボシングされることで、縦横溝目地5・6で囲ま
    れるレンガ乃至タイル積み模様7が付けられたエンボス
    金属板であって、 前記レンガ乃至タイル積み模様7群のうち金属板1の幅
    方向最外端に位置するレンガ乃至タイル積み模様7a・
    7bの各幅方向外端に隣接して、凹凸が付けられていな
    い所定幅の平坦部9・9が横溝目地6と平行に形成され
    ており、 両平坦部9・9の各幅方向外端に隣接して多数の小さい
    凹凸10がエンボシングされた耳部11が横溝目地6と
    平行に形成されていることを特徴とするエンボス金属
    板。
  2. 【請求項2】 帯状の金属板1が一対のエンボスロール
    4・4間に通されて、エンボスロール4の軸方向pと直
    角に金属板1の長手方向全長にわたってのびる複数の横
    溝目地6と、前記軸方向pと平行な多数の縦溝目地5と
    がエンボシングされることで、縦横溝目地5・6で囲ま
    れるレンガ乃至タイル積み模様7が付けられたエンボス
    金属板であって、 前記レンガ乃至タイル積み模様7群のうち金属板1の幅
    方向最外端に位置するレンガ乃至タイル積み模様7a・
    7bの各幅方向外端に隣接して、凹凸が付けられていな
    い所定幅の平坦部9・9が横溝目地6と平行に形成され
    ており、 両平坦部9・9の各幅方向外端に隣接して多数の小さい
    凹凸10がエンボシングされた耳部11が横溝目地6と
    平行に形成されており、 金属板1の幅方向一端における前記平坦部9は横溝目地
    6の断面形状の一部と同じ断面形状をもつ横溝目地構成
    一部片16を折曲形成するとともに、耳部11は金属板
    1の端どうしを継合するための係合凹部17を折曲形成
    しており、 金属板1の幅方向他端における前記平坦部9は前記横溝
    目地構成一部片16と合わされて横溝目地6を完成する
    横溝目地構成他部片19を折曲形成するとともに、耳部
    11は前記係合凹部17と凹凸嵌合する形の係合凸部2
    0を折曲形成していることを特徴とするエンボス金属
    板。
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