JP2017145610A - 外装構造 - Google Patents

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石垣温子
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本間秀映
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【課題】本発明は建築、構築物の外装を形成する外装構造に関するものである。【解決手段】金属製表面材1と裏面材2間に芯材3を形成し、金属製表面材1の上下端部に雄雌連結構造を形成した横長で長尺状の金属製外装材Aにおいて、金属製表面材1の化粧面6の長手方向に沿って形成した凹条6bと凸条6aからなる凹凸を複数本形成し、化粧面6の長手方向に沿って連結目地γと同一形状で凹状のダミー目地Rを少なくとも1本形成し、化粧面6の上下の2本の凸条6aが一本に合流する合流凸条6cが少なくとも1本形成されている金属製外装材Aを、金属製外装材Aの雄雌連結と固定具βによる固定により躯体αに施工した外装構造である。【選択図】図5

Description

本発明は建築、構築物の外装を形成する外装構造に関するものである。
一般に、金属製板材をロール成形、プレス成形等して加工し、化粧面に凹凸を形成した金属製外装材は数多く上市され、これら外装材を使用した外装構造により、家屋の壁などが形成されている。(例えば、特許文献1〜4参照)。
特開平11−240294号公報 特開2000−120251号公報 特開2002−235423号公報 特開2009−167775号公報
特許文献1は「エンボス金属板」に係り、金属板をエンボスロール間に通して縦横溝目地を深くエンボシングする場合も金属板の両端の平坦部の平坦度を保つことが出来るようにしたものである。特許文献2は「エンボス加工された装飾板」に係り、ブロックにお互い角度を持って交差する2種類の斜線を基本とする平衡溝模様が刻設することにより、光の反射の影響により見た方向によって色調等が異なる効果が発揮させるものである。また、特許文献3は「壁材」に係り、凸部領域の表面に少なくとも4方向の略平行凹凸縞模様を形設して、光源の位置の変化、見る方向の変化によって、色調、色の濃淡が多様に変化するものが記載されている。さらに、特許文献4は「エンボス加工金属製外壁材」に係り、斜平面の位置が互いに異なる区画面を、それぞれ交互に長手方向に隣接する装飾面を形成したものである。
しかしながら、特許文献1〜4共に、金属製板材の化粧面にエンボスを施して意匠性、加工性等を向上する思想は存在するものの、単調な外観が繰り返され、画一化された光りの反射を利用しただけのもので有った。また、特許文献4は区画面に形成された斜平面の位置が、長手方向に沿って上、下、上、下、・・・のように斜平面交互に繰り返された単調な模様でしかなかった。このために、単調な外観の壁を形成する外装構造となっていた。
本発明はこのような欠点を解決するために、金属製表面材と裏面材間に芯材を形成し、金属製表面材の上下端部に雄雌連結構造を形成した横長で長尺状の金属製外装材において、金属製表面材の化粧面の長手方向に沿って形成した凹条と凸条からなる凹凸を複数本形成し、化粧面の長手方向に沿って連結目地と同一形状で凹状のダミー目地を少なくとも1本形成し、化粧面の上下の2本の凸条が一本に合流する合流凸条が少なくとも1本形成されている金属製外装材を、金属製外装材の雄雌連結と固定具による固定により躯体に施工した外装構造を提供するものである。
本発明に係る外装構造によれば、(1)化粧面には連結目地と同一形状で凹状のダミー目地を1本形成したために、連結目地の直線部分と近似した形成することにより、金属製外装材同士の連結目地を目立たなくし、金属製外装材同士の外観意匠の一体感を醸し出す外観を形成出来る。(2)化粧面6に2本の凸条が一本に合流した合流凸条を形成することにより、金属製外装材を複数枚連結した際に、明暗のグラデーションからなる外観を形成出来る。(3)また、横張り状に施工した場合には、斜め上から照射される太陽光が、夜明けから日没間の時間の経過により異なる陰影を醸し出す外観を形成出来る。等の特徴、効果がある。
本発明に係る外装構造の施工状態を示す断面図である。 本発明に係る外装構造に使用する外装材の代表例を示す断面図である。 本発明に係る外装構造に使用する外装材の代表例を示す部分拡大断面図である。 本発明に係る外装構造に使用する外装材の代表例を示す断面図である。 本発明に係る外装構造に使用する外装材の化粧面を示す正面図である。 本発明に係る外装構造に使用する外装材の化粧面を示す断面図である。
以下に図面を用いて、本発明に係る外装構造の一実施例について詳細に説明する。すなわち、図1は本発明に係る外装構造の一実施例を示す施工状態断面図であり、αは躯体、βは固定具、γは連結目地である。また、本発明に係る外装構造に使用する外装材Aは図2、図3、図4(a)、(b)に示すように、金属製表面材1と裏面材2で例えば合成樹脂発泡体からなる芯材3をサンドイッチした外装材Aである。なお、図1、図3〜図4(a)、(b)においては、化粧面6部分の凹凸模様(エンボス模様)を省略して簡略化して示してあり、詳細は図5(a)〜(c)、図6に示すものである。
本発明に係る金属製外装材Aは図2に示すように、金属製表面材1と裏面材2で例えば合成樹脂発泡体からなる芯材3をサンドイッチした金属製外装材Aである。なお、図1、図3、図4(a)、(b)においては、化粧面6部分の凹凸模様(エンボス模様)を省略して簡略化して示してあり、詳細は図2、図5(a)〜(c)、および図6に示すものである。
金属製表面材1と裏面材2は金属薄板、例えば鉄、アルミニウム、銅、ステンレス、チタン、アルミ・亜鉛合金メッキ鋼板、ガルバリウム鋼板、ホーロー鋼板、クラッド鋼板、ラミネート鋼板(塩ビ鋼板等)、サンドイッチ鋼板(制振鋼板等)、塩化ビニル樹脂、ポリカーボネイト樹脂等(勿論、これらを各種色調に塗装したカラー板を含む)の一種をエンボスロール成形、あるいはプレス成形したものである。また、裏面材2としてはアルミニウム蒸着紙、クラフト紙、アスファルトフェルト、金属箔(Al、Fe、Pb、Cu)、合成樹脂シート、ゴムシート、布シート、石膏紙、水酸化アルミ紙、ガラス繊維不織布等の1種、または2種以上をラミネートしたもの、あるいは防水処理、難燃処理されたシート状物からなるものでも良いものである。
芯材3は例えばポリウレタンフォーム、ポリイソシアヌレートフォーム、フェノールフォーム、塩化ビニルフォーム、ポリエチレンフォーム、ポリスチレンフォーム、ユリアフォーム等、の合成樹脂発泡体からなるものであり、金属製表面材1、もしくは裏面材2の裏面側に吐出し、加熱して反応・発泡・硬化させて金属製表面材1と裏面材2を一体に形成するものである。また、芯材3中には各種難燃材として軽量骨材(パーライト粒、ガラスビーズ、石膏スラグ、タルク石、シラスバルーン、水酸化アルミニウム等)、繊維状物(グラスウール、ロックウール、カーボン繊維、グラファイト等)を混在させ、耐火性、防火性を向上させることも出来る。
金属製外装材A同士は、係合片10が嵌合溝16へ、係合溝11には嵌合片14が連結されることにより、図1に示すように連結されるものである。
金属製外装材Aの全体形状の一例としては図2〜図4(a)、(b)に示すように、長尺で金属製の薄板からなる金属製表面材1と裏面材2間に芯材3をサンドイッチし、幅方向の一端に形成した雄型連結部4、他端に形成した雌型連結部5とから形成し、化粧面6の下端には側壁7、上端には側壁8を形成したものである。
さらに詳説すると、雄型連結部4は化粧面6下端を裏面側に屈曲した側壁7と、側壁7の先端を上方へ突出した上面9と、上面9の先端を下方に屈曲した係合片10と、上面9と係合片10とからなる係合溝11とから形成したものである。
雌型連結部5は化粧面6の上端を裏面側に屈曲した側壁8と、側壁8の先端を上方に屈曲した目地底面12と、目地底面12の先端を折り返し下方に突出した下面13と、目地底面12と下面13とからなる嵌合片14と、下面13の先端を上方に屈曲して突出した固定面15と、下面13と固定面15とから形成した嵌合溝16とから形成したものである。なお、Pは防水性強化のために形成したパッキンである。
化粧面6には図1、化粧面6を詳細に示した図5(a)〜(c)、および図6に示すように、連結目地γと同一形状で凹状のダミー目地Rを1本形成するものである。
ダミー目地Rは、連結目地γの直線部分と近似した形成することにより、金属製外装材A同士の連結目地γを目立たなくし、金属製外装材A同士の外観意匠の一体感を醸し出すものである。
化粧面6には、図2、図5(a)〜(c)、および図6に示すように、金属製外装材Aの長手方向に沿って形成された凸条6aと凹条6bを複数本形成したものである。
また、凸条6aは図に示すようにダミー目地Rの化粧面6の上面と下面に、2本の凸条6aが一本に合流した合流凸条6cを形成したものである。
この合流凸条6cの形成により、図5(c)に示すように、金属製外装材Aを複数枚連結した際に、明暗のグラデーションからなる外観を形成出来るものである。
また、図5(c)に示すように横張り状に施工した場合には、斜め上から照射される太陽光が、夜明けから日没間の時間の経過により異なる陰影を醸し出すものである。
さらに、化粧面6全体には、影の強弱を強調する目的で、最大深さが2.2mmの凹凸テクスチャーを形成し、全体としてラフ感(揺らぎ)を形成するものである。
α 躯体 藪(小田つぐみ)
β 固定具
γ 連結目地
A 金属製外装材
P パッキン
R ダミー目地
1 金属製表面材
2 裏面材
3 芯材
4 雄型連結部
5 雌型連結部
6 化粧面
6a 凸条
6b 凹条
6c 合流凸条
7 側壁
8 側壁
9 上面
10 係合片
11 係合溝
12 目地底面
13 下面
14 嵌合片
15 固定面
16 嵌合溝

Claims (1)

  1. 金属製表面材と裏面材間に芯材を形成し、金属製表面材の上下端部に雄雌連結構造を形成した横長で長尺状の金属製外装材において、金属製表面材の化粧面の長手方向に沿って形成した凹条と凸条からなる凹凸を複数本形成し、化粧面の長手方向に沿って連結目地と同一形状で凹状のダミー目地を少なくとも1本形成し、化粧面の上下の2本の凸条が一本に合流する合流凸条が少なくとも1本形成されている金属製外装材を、金属製外装材の雄雌連結と固定具による固定により躯体に施工したことを特徴とする外装構造。
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