JPH11239932A - 管台取付け装置 - Google Patents

管台取付け装置

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Publication number
JPH11239932A
JPH11239932A JP4040598A JP4040598A JPH11239932A JP H11239932 A JPH11239932 A JP H11239932A JP 4040598 A JP4040598 A JP 4040598A JP 4040598 A JP4040598 A JP 4040598A JP H11239932 A JPH11239932 A JP H11239932A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
levers
pressure drum
hole
pin
Prior art date
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Pending
Application number
JP4040598A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromichi Tanaka
博道 田中
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管台を容易且つ迅速にしかも正確に高圧ドラ
ムに取付ける。 【解決手段】 側面形状がヘの字状の左右一対のレバー
12,13を水平ピン14を介し枢着して、レバー1
2,13の水平ピン14よりも上部側を互に離反するよ
う開いた場合にはレバー12,13の水平ピン14より
も下部側は互に近接し、レバー12,13の水平ピン1
4よりも上部側を互に近接するよう閉じた場合には、レ
バー12,13の水平ピン14よりも下部側は互に離反
するよう構成し、レバー12,13の水平ピン14より
も上部に、レバー12,13の水平ピン14よりも上部
の部分を互に近接するよう引張るコイルばね15を設
け、レバー12,13の下端に、管台3を高圧ドラム4
の孔4aに対し位置決めする際に管台3を搭載、支持す
ると共に管台3の下面と高圧ドラム4の上面との間にク
リアランスを形成するフック12a,13a及び高圧ド
ラム4の孔4aに挿入されて管台3を高圧ドラム4の孔
4aに対し位置決めする位置決め部材12b,13bを
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管台を高圧ドラム
に対し容易且つ迅速にしかも正確に取付け得るようにし
た管台取付け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ボイラの高圧ドラムに配管を接続する場
合、配管を直接高圧ドラムに接続せず、高圧ドラムに管
台を予め溶接しておき、該管台に配管を溶接するように
している。
【0003】而して、従来高圧ドラムに管台を溶接する
場合には、先ず図7に示すごとく、ワイヤロープ1を介
してクレーン2に吊下げた重量40〜70kg程度の管
台3を高圧ドラム4上方まで搬送し、次いで管台3を高
圧ドラム4の外周上面所要位置に下降させる。
【0004】又管台3をクレーンにより若干高圧ドラム
4上面に浮上らせた状態で、図5、6に示すごとく、管
台3の下端と高圧ドラム4の上面との間に管台3の円周
方向へ向って所定の間隔で複数の駒5,6を挿入し(図
5、6の場合は90度間隔で4個所)、管台3を下降さ
せて駒5,6上に載置し、更に管台3の高圧ドラム4に
対する管台3径方向の位置決めや管台3の水平度を調整
し、駒5,6を高圧ドラム4に対し仮止めすると共に管
台3を駒5,6に仮止めする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の管台3の高圧ド
ラム4に対する位置決めや水平度の調整は、作業員が手
作業で行っているため、作業が大変で正確な位置決めや
水平度の調整が困難であり、しかも全ての管台3に対し
て同様の作業を行わなければならないため取付けに時間
を要する、等の問題がある。
【0006】本発明は上述の実情に鑑み、高圧ドラムに
対する管台の取付けを容易且つ迅速にしかも正確に行い
得るようにすることを目的としてなしたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の管台取付け装置
は、側面形状が略への字状の左右一対のレバーの高さ方
向中間部をピンを介し枢着して、レバーのピンよりも上
部側を互に離反するよう開いた場合には、レバーのピン
より下部側は互に近接し、レバーのピンよりも上部側を
互に近接するよう閉じた場合には、レバーのピンよりも
下部側は互に離反するよう構成し、レバーのピンよりも
上部に、レバーのピンよりも上側の部分を互に近接する
よう引張るコイルばねを設け、レバーの下端に、上下に
貫通する孔を有する管台を高圧ドラムの孔に対し位置決
めする際に前記孔に対しレバーの挿入された管台を搭載
し支持すると共に管台の下面と高圧ドラムの上面との間
にクリアランスを形成するフック及び高圧ドラムの孔に
挿入されて管台を高圧ドラムの孔に対し位置決めする位
置決め部材を設けたものである。
【0008】本発明では、管台を高圧ドラムの孔に対し
位置決めする際に、管台の高圧ドラムに対する取付けを
容易且つ迅速にしかも正確に行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しつつ説明する。
【0010】図1〜図4は本発明の実施の形態の一例を
示す。
【0011】図中、11は管台取付け装置であり、管台
取付け装置11は側面形状がへの字状の上下に延びる2
本のレバー12,13を有し、両レバー12,13はへ
の字部の頂点において水平ピン14により鋏状に連結さ
れている。
【0012】而して、両レバー12,13を水平ピン1
4を基準としてレバー12,13の上端が近接する方向
へ回動させると、レバー12,13の下端は互に離反す
る方向へ回動し、両レバー12,13をレバー12,1
3の上端が離反する方向へ回動させると、レバー12,
13の下端は互に近接する方向へ回動し得るようになっ
ている。
【0013】レバー12,13の下端には、管台取付け
装置11による管台3の搬送時に管台3が搭載、支持さ
れるようにしたフック12a,13aが水平方向外方へ
突出するよう設けられると共に管台取付け装置11を下
降させて管台3を高圧ドラム4の上面に搭載させる際に
外側面が高圧ドラム4の孔4a内周に接触し、管台3を
高圧ドラム4に対し位置決めし得るようにした位置決め
部材12b,13bが、フック12a,13aから下方
へ延びるよう設けられている。
【0014】レバー12,13の水平ピン14よりも上
方部には、両レバー12,13の上端を互に近接する方
向へ付勢するコイルばね15が設けられている。
【0015】なお、図中、16,17はクレーンのワイ
ヤロープ下端に接続されたフック18,19が契合し得
るよう、レバー12,13の上端に取付けられた吊下げ
用金具であり、図中、図5、6に示す物と同一の物には
同一の符号が付してある。又孔3aと4aの径は略同径
である。
【0016】次に、本発明の実施の形態の作動について
説明する。
【0017】管台3を高圧ドラム4に取付ける場合に
は、レバー12,13に取付けてある吊下げ用金具1
6,17を介して管台取付け装置11をクレーンのフッ
ク18,19に吊下げ、クレーンを走行させて管台取付
け装置11を管台3の保管されている場所に搬送し、フ
ック18,19を下降させることにより管台取付け装置
11を搬送すべき管台3上部まで下降させる。
【0018】次に、作業員は管台取付け装置11のレバ
ー12,13の上側を手でコイルばね15の抗力に対向
して開く。そうすると、レバー12,13は水平ピン1
4を基準に回動し、レバー12,13のフック12a,
13aや位置決め部材12b,13bの設けてある下側
は互に近接して管台3の孔3aに挿入できる間隔とな
る。そこで、その状態を保持したまま、レバー12,1
3をフック12a,13a、位置決め部材12b,13
b側から管台3の孔3aに挿入し、レバー12,13の
フック12a,13a及び位置決め部材12b,13b
が孔3aよりも下方へ突出したら、レバー12,13か
ら手を離す。
【0019】レバー12,13から手を離すと、コイル
ばね15の引張力により、レバー12,13の上側は互
に近接し、その結果、レバー12,13の下側は互に離
反する方向へ開くため、レバー12,13の下端側面が
管台3の孔3a内周に当接すると共に、フック12a,
13aの上面が管台3の下面に接触し、管台3は管台取
付け装置11に支持された状態となる(図1参照)。
【0020】管台取付け装置11が管台3にセットされ
たら、クレーンにより管台3を管台取付け装置11と共
に高圧ドラム4の所定位置まで搬送し、管台取付け装置
11を管台3と共に下降させてレバー12,13下端の
位置決め部材12b,13bを高圧ドラム4の孔4aの
内周に沿い孔4a内に挿入し、フック12a,13aの
下面を高圧ドラム4の外周面に当接させる(図1参
照)。
【0021】これにより、管台3の高圧ドラム4に対す
る大略の位置決めが行われたことになるため、フック1
2a,13aに対し管台3の円周方向へ90度ずれた位
置となるよう、2個の駒6を高圧ドラム4上に管台3の
軸心を挾んで対向載置し、駒6を管台3の下に挿入して
駒6により管台3を支持する(図2、3、4参照)。
【0022】管台3が駒6により支持されたら、管台取
付け装置11のレバー12,13の上側をコイルばね1
5の抗力に対向して開く。そうすると、レバー12,1
3は水平ピン14を基準に回動してレバー12,13の
フック12a,13aや位置決め部材12b,13bの
設けてある下側は互に近接し、このためフック12a,
13aは管台3の下面から外れ、位置決め部材12b,
13bは高圧ドラム4の孔4a内周から離れる。
【0023】その結果、管台取付け装置11は、管台3
から搬送し得る状態となるため、レバー12,13の上
端を開いた状態を保持したまま、クレーンにより管台取
付け装置11を上昇させて管台3の孔3aから撤去す
る。
【0024】管台取付け装置11を管台3の孔3aから
撤去したら、駒6に対し管台3の円周方向へ90度ずれ
た位置となるよう、2個の駒5を高圧ドラム4上に、管
台3の軸心を挾んで対向、載置し、管台3の水平度を調
整しつつ駒5を管台3の下に挿入して駒5により管台3
を支持する。
【0025】管台3が駒6,5により高圧ドラム4外周
上面の所定の位置に水平状態を保持して支持されたら、
従来の場合と同様に、駒6,5を高圧ドラム4に仮付け
し、管台3を駒6,5に仮付けする(図5、6参照)。
【0026】管台3を高圧ドラム4に載置する際には、
フック12a,13aの高さにより、管台3を高圧ドラ
ム4に本溶接する際に必要な開先となるクリアランスを
確保できる。
【0027】又、管台3を高圧ドラム4に載置する際に
は、位置決め部材12b,13bにより管台3の位置決
めが行われるため、本溶接のための開先合せを容易に行
うことができる。
【0028】更に上述のごとく、管台3を高圧ドラム4
に取付ける際に管台取付け装置11を用いて管台3を高
圧ドラム4の孔4aに対し位置決めし、管台3の下面に
駒6,5をセットするようにしたので、管台3を容易且
つ迅速にしかも正確に高圧ドラム4に対し取付けること
ができる。
【0029】管台3の仮付け後は、管台3と高圧ドラム
4との間のクリアランスを開先として管台3の高圧ドラ
ム4に対する本溶接が行われる。
【0030】なお、本発明は上述の実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で
種々変更を加え得ることは勿論である。
【0031】
【発明の効果】本発明の管台取付け装置によれば、管台
を高圧ドラムに対し容易且つ迅速にしかも正確に取付け
ることができるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の管台取付け装置を示すと共に該管台取
付け装置を用いて管台を高圧ドラム上に載置した状態を
示す縦断面図である。
【図2】本発明の管台取付け装置により管台を高圧ドラ
ムの孔に対し位置決めした後、高圧ドラムと管台との間
に駒を挿入した状態を示す縦断面図である。
【図3】図2のIII−III方向矢視図である。
【図4】図3のIV−IV方向矢視図である。
【図5】従来の場合は作業員が調整した後で、又本実施
の形態の場合には管台取付け装置を撤去した後で、高圧
ドラムと管台との間に所定状態に駒を挿入した状態を示
す縦断面図である。
【図6】図5のVI−VI方向矢視図である。
【図7】従来の管台の取付け方を説明するための正面図
である。
【符号の説明】 3 管台 3a 孔 4 高圧ドラム 4a 孔 11 管台取付け装置 12,13 レバー 12a,13a フック 12b,13b 位置決め部材 14 水平ピン(ピン) 15 コイルばね

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側面形状が略への字状の左右一対のレバ
    ーの高さ方向中間部をピンを介し枢着して、レバーのピ
    ンよりも上部側を互に離反するよう開いた場合には、レ
    バーのピンより下部側は互に近接し、レバーのピンより
    も上部側を互に近接するよう閉じた場合には、レバーの
    ピンよりも下部側は互に離反するよう構成し、レバーの
    ピンよりも上部に、レバーのピンよりも上側の部分を互
    に近接するよう引張るコイルばねを設け、レバーの下端
    に、上下に貫通する孔を有する管台を高圧ドラムの孔に
    対し位置決めする際に前記孔に対しレバーの挿入された
    管台を搭載し支持すると共に管台の下面と高圧ドラムの
    上面との間にクリアランスを形成するフック及び高圧ド
    ラムの孔に挿入されて管台を高圧ドラムの孔に対し位置
    決めする位置決め部材を設けたことを特徴とする管台取
    付け装置。
JP4040598A 1998-02-23 1998-02-23 管台取付け装置 Pending JPH11239932A (ja)

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JP4040598A JPH11239932A (ja) 1998-02-23 1998-02-23 管台取付け装置

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