JPH1123966A - ズームレンズ - Google Patents
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- JPH1123966A JPH1123966A JP9194867A JP19486797A JPH1123966A JP H1123966 A JPH1123966 A JP H1123966A JP 9194867 A JP9194867 A JP 9194867A JP 19486797 A JP19486797 A JP 19486797A JP H1123966 A JPH1123966 A JP H1123966A
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Abstract
けた負レンズと像面側に強い曲率の凸面を向けた正レン
ズからなる前群と、物体側に強い曲率の凹面を向けた負
レンズのみからなる後群により構成し、前群の負レンズ
と正レンズとの間に絞りを配設し、所定の条件式を満足
することで、製造適性を良好とし、安価かつ小型で高性
能なズームレンズを得る。 【構成】 前群G1 と後群G2の2群構成とされており、
前群G1は負レンズL1と正レンズL2 からなり、一方、
後群G2 は1枚の負レンズL3からなる。また、負レン
ズL1 と正レンズL2 の間には固定絞りiが、負レンズ
L1の物体側には可変絞りjが配されている。また、下
記の条件式(1)〜(4)を満足する。 0.40<f2/fw<0.50 (1)、 0.01<D2/fw<0.05 (2) -0.20<R4/R3<0.0 (3)、 -0.45<R5/fw<-0.35 (4)
Description
し、特に、レンズシャッタカメラ等に好適なズームレン
ズに関するものである。
は、特に小型軽量で携帯性の良い安価なカメラが強く望
まれており、これに伴い、カメラに内蔵されるズームレ
ンズとしても小型かつ安価で高性能なものが要求される
ようになってきている。このように構成が簡易で比較的
安価なズームレンズとしては、例えば、特開平3−12
7013号公報、特開平3−158815号公報、特開
平7−294815号公報等に記載された3枚構成のも
のが知られている。
た公報記載のズームレンズは高価な非球面ガラスモール
ドレンズを使用していたり、前群中の各レンズの間隔が
大きいためレンズ全長が大きく、コンパクト性に欠けた
ものとなっていたり、安価なプラスッチックレンズを用
いていても非球面を多用するため製造適性の良くないも
のとなっていたりしており、市場からの要請に対して、
必ずしも満足されるものとはなっていなかった。
ので、3枚構成の正負2群ズームレンズにおいて、でき
るだけ非球面のレンズを少なくすることで製造適性を良
好とすることができ、安価かつ小型で高性能なズームレ
ンズを提供することを目的とするものである。
はレンズ系を前、後群の2つに分け、前群に正の屈折力
をもたせるとともに後群に負の屈折力を持たせた望遠タ
イプのズームレンズとすることで、レンズ全長を短くす
ることを可能とし、各レンズ形状、および各条件式を満
足することで上記本発明の目的を達成している。
側から順に、正の屈折力を有する前群と、負の屈折力を
有する後群とを配列してなり、該前群と該後群との間隔
を変えて変倍を行う2群構成のズームレンズであって、
前記前群は物体側に強い曲率の非球面からなる凹面を向
けた負レンズL1と像面側に強い曲率の凸面を向けた正
レンズL2からなり、前記後群は物体側に強い曲率の凹
面を向けた負レンズL3のみからなり、前記負レンズL1
と前記正レンズL2との間に絞りが配設されてなり、広
角端の全系の焦点距離をfw、前記正レンズL2の焦点距
離をf2、前記正レンズL2の物体側の面の曲率半径をR
3、前記正レンズL2の像面側の面の曲率半径をR4、負
レンズL1と正レンズL2の対向する面の間隔をD2とし
たとき、下記の条件式(1)〜(3)を満足することを
特徴とするものである。
ンズL3の物体側の面の曲率半径をR5、広角端における
全系の焦点距離fwとしたとき下記の条件式(4)を満
足することが好ましい。
も有機材料で形成することが好ましい。さらに、前記絞
りを固定絞りとし、前記負レンズL1の直前物体側に可
変絞りを配設することが好ましい。
を有する後群とから構成され、これら2群の間隔を変え
て変倍するズームレンズにおいては、前群の像を後群で
拡大結像するため、前群のみによる結像性能は、特に球
面収差と色収差を小さくすることが不可欠である。そし
て本発明のズームレンズのように前群を2枚のレンズで
構成する場合、正レンズと負レンズの組み合わせとなる
が、後群が負レンズ1枚のみで構成されるため、画面全
体にわたって結像性能を維持するためには、全系におけ
る屈折力配分に対称性を持たせる必要があり、前群の物
体側に負レンズを、像面側に正レンズを各々配置する必
要がある。しかし、前群が全体として正の屈折力を持つ
ため、前群の正レンズの屈折力を負レンズの屈折力より
もかなり強くすることが必須で、このため該正レンズの
収差補正上の配慮が必要である。
物体側には負レンズが配設されている。しかし、この負
レンズと正レンズとの面間隔を大きくとることで各レン
ズの屈折力を小さくしたり、絞りを正レンズの後に配置
したりして収差補正を有利にしているため、レンズ全長
が大きくなったり、前玉径が大きくなったりしてコンパ
クト化という要求を達成できない。
負レンズL1と正レンズL2との間隔を極力小さくしてコ
ンパクト化を図る。また、このコンパクト化を図ること
により生じる前群内の負レンズL1と正レンズL2の各々
の屈折力が強めあうことによる収差補正上の弊害は、前
群中の負レンズL1と正レンズL2との狭い間隔に絞りを
配設することで解決している。すなわち、軸外光束の、
前群中の各レンズL1、L2に入出する光線高を低く押さ
えてコマ収差や倍率色収差の発生を押さえる。また、正
レンズL2の強い屈折力で生じる過大な球面収差と、後
群の負レンズL3による、特に群間隔の大きい広角側で
の軸外光束に対する強い発散作用とを打ち消すために、
前群の負レンズL1の物体側の面を強い曲率の凹面と
し、前述の球面収差、像面湾曲および歪曲収差等を小さ
くするようにしている。
間隔が狭くなる望遠端側においても、ある程度のスペー
スを確保することが必要なこともあって、前後群各々の
屈折力をさらに強くしなければならなくなり前述の収差
補正は必ずしも十分とはいえないので、負レンズL1の
物体側の凹面をさらに周辺に向かって発散性を増す非球
面とするようにして、像面湾曲及び歪曲収差等を良好に
補正するようにしている。
じ、逆に球面収差が正に過大となるので正レンズL2の
像面側の面を強い曲率の凸面として前群での球面収差を
小さく押さえるようにし、像面湾曲を小さく維持しなが
ら球面収差をズーム全域でバランス良く小さくすること
を可能としている。
したレンズ形状上の条件をさらに具体化するためのもの
であって、レンズの小型化、製造コストの低廉化を図り
つつ、レンズ性能を高く維持するための条件である。
の屈折力を規定するものである。これによりレンズ系全
体の屈折力配分の適性化が図られる。すなわち、広角端
の全系の焦点距離をfw、前記前群中の正レンズをL2と
したとき、f2/fwが条件式(1)の下限を下回ると、
正レンズL2の屈折力がさらに強くなり、負レンズL1と
のかかわりにおいて軸上色収差等をさらに良化できる。
しかし、その反面、負レンズL1の屈折力も強くなり負
レンズL1との相対偏芯誤差による結像性能への影響度
が大きくなりすぎるので非球面数を多くして収差補正し
なければならず結果として部品精度を厳しくすることが
必要になり、製造上大きな問題となる。
とのかかわりにおいて前後群各々の屈折力が強くなり、
レンズ全長は短くなってレンズのコンパクト化には有利
であるが、ズーム全域での収差変動が大きく結像性能を
良好に維持できなくなり、性能上容認できなくなる。
記正レンズL2の屈折力が弱くなりすぎ、負レンズL1の
負の屈折力も弱くなり、色消しが不十分となる。これを
良化するためには、負レンズL1と正レンズL2との間隔
を大きくしなければならず、結像性能は良くなってもレ
ンズ系全体が大型化し、コンパクト性の点で問題にな
る。
補正上は有利であるがズーム比を維持するために前後群
の移動量が大きくなりレンズ系全体が大きくなってコン
パクト性を損ねてしまい、やはり問題となる。
L1と正レンズL2の間隔D2に関するもので、これもレ
ンズ系全体のコンパクト性と結像性能とのバランスを適
性化するものである。
を下回れば、前記間隔D2が小さくなってレンズ全長を
小さくできる。その反面、負レンズL1が開口絞りに近
づくので、軸外光束の負レンズL1への入射光線高が低
くなって負レンズL1の強い発散作用を減少させ、全系
の屈折力配分の非対称性が増大し像面湾曲や歪曲収差等
が劣化する。そこで負レンズL1の物体側の非球面をさ
らに発散性が強くなるようにする必要があるが、負レン
ズL1への入射光線高が中心光束より低くなっているた
め、像面湾曲の補正のみならず、球面収差の劣化につな
がる。このため、例えば負レンズL1の中心厚を厚くし
たり、負レンズL1の両面を非球面化することも考えら
れるが、いずれの場合も精度が厳しくなり製造上の問題
が大きくなる。
合、前記間隔D2が大きくなりすぎて収差補正上有利に
なるがレンズ全長が大きくなってコンパクト性に欠ける
ものとなる。また、発散作用が大きくなりすぎ負レンズ
L1と正レンズL2各々の屈折力が小さくなり、やはりコ
ンパクト性に欠けるものとなってしまう。
L2の前後面における曲率半径R3,R4の関係を規定し
たもので、条件式(1)、条件式(2)が満たされた状
況下において、特に球面収差と像面湾曲とのバランスを
図るものである。
曲率半径R3,R4の比R4/R3が条件式(3)の下限を
下回ると、強い曲率の凸面である、正レンズL2の像側
の面による強い収斂作用が緩和されすぎ、球面収差は小
さくなるものの像面湾曲は大きくなり、画面全体での良
好な結像関係が成立しなくなる。一方、上限を上回った
場合、球面収差自体が大きくなって画面の中心付近での
結像性能の劣化が大きくなり性能面で容認できなくな
る。
枚の負レンズのみで構成している。これにより、ズーム
全域にわたる画面全体での結像性能の均一化のための諸
収差のバランスを図ることができる。
後群の役割は前群による像を拡大して所定の画面に結像
させることであるが、広角端では前群と後群との群間隔
が大きく、かつ後群と結像面までのバックフォーカスが
短く、一方望遠端では逆に群間隔が小さく、かつ該バッ
クフォーカスが長く、さらに絞りは前群の負レンズL1
と正レンズL2との間にあることから、後群から見れば
広角端では中心光束は小さく軸外光束の光線高さが大き
いのに対し、望遠端では中心光束は大きく軸外光束の光
線高さが小さくなる。これにより、広角端では像面湾
曲、歪曲収差等の軸外収差が大きくなり、一方、望遠端
では球面収差が大きくなり、全系の結像性能が劣化す
る。これを1枚の負レンズL3で各々小さく押さえる必
要がある。
めには、その前後両面を球面で形成することが必要であ
る。すなわち、後群における負レンズL3は、特に広角
端での軸外収差を小さくする必要があり、この負レンズ
L3の両面が球面である場合には、前群の射出瞳位置付
近に曲率中心がくるように負レンズL3の物体側の面を
形成する必要がある。このため負レンズL3の物体側の
面はどうしても物体側に強い曲率の凹面となる。しかし
ながら球面収差が大きくなる望遠端では、負レンズL3
の物体側の面の曲率半径が負に小さくなるほど、球面収
差が増大する。条件式(4)はこのような事情を考慮し
て、広角端での軸外収差と望遠端での球面収差を共に小
さく押さえることのできる範囲を規定するものである。
望遠端での球面収差は小さくなるが広角端での軸外収差
を補正するのには不利であり、広角端の周辺画質が劣化
して問題である。逆に上限を上回ると広角端での軸外収
差を補正するのには有利であるが望遠端での球面収差は
大きくなりすぎ問題である。
ンズL2および負レンズL3を全て有機材料により形成す
ると大幅なコスト低減が図られる。さらに、本発明のズ
ームレンズでは前群中の負レンズL1と正レンズL2との
間隔D2を小さくして小型化を図るようにしているが、
この間隔D2に光量調節のための可変絞り機構が挿入で
きない場合は、間隔D2の間の絞りを固定絞りとし、さ
らに光量調節のために小絞りが必要な場合には、負レン
ズL1の物体側、すなわちフロントに可変絞り機構を置
くことが望ましい。これを絞りとすることも可能であ
る。このとき間隔D2の間の絞りを光束規制板用として
確保しておくことが望ましい。また、この可変絞り機構
にレンズシャッタ機構を付加することも可能である。
配置することも可能である。ただしこのとき周辺性能が
やや劣化するが実用上の問題は生じない。もちろん、間
隔D2に固定絞りを配しただけでもカメラ用レンズとし
て十分機能し得る。
図面を用いて説明する。ここで、図1〜3はそれぞれ実
施例1〜3の広角端(W)と望遠端(T)におけるレン
ズ基本構成を示すものである。なお、各図中に各群の移
動軌跡が示されている。
ズームレンズは、前群G1 と後群G2の2群構成とされ
ており、前群G1は負レンズL1 と正レンズL2 からな
り、一方、後群G2 は1枚の負レンズL3からなる。ま
た、負レンズL1 は物体側に凹面を向けたメニスカスレ
ンズ(実施例3は物体側に強い曲率の面を向けた両凹レ
ンズ)、正レンズL2 は像面側に強い曲率の面を向けた
両凸レンズ、負レンズL3は物体側に強い曲率の面を向
けた両凹レンズである。また、負レンズL1 と正レンズ
L2 の間には固定絞りiが、負レンズL1の物体側には
可変絞りjが配されている。各実施例において、ズーミ
ングに際し、前群G1 と後群G2は互いにその間隔を変
化させながら光軸Xに沿って移動し、いずれの位置にお
いても結像面1上の結像位置Pに良好な被写体像を形成
するようになっている。なお、負レンズL1 の物体側の
面(実施例1においては正レンズL2 の物体側の面も)
非球面とされている。
焦点距離をfw、正レンズL2の焦点距離をf2、正レン
ズL2 の物体側の面の曲率半径をR3、正レンズL2 の
像面側の面の曲率半径をR4、負レンズL1と正レンズL
2との面間隔をD2、負レンズL3の物体側の面の曲率半
径をR5としたとき、下記の条件式(1)〜(4)を満
足する。
れも有機材料から形成されている。
数値を用いて説明する。
ズ面の曲率半径R(mm)、各レンズの中心厚および各
レンズ間の空気間隔d(mm)、各レンズのd線におけ
る屈折率nおよび各レンズのアッベ数νを下記表1に示
す。
び表9において、各記号R,d,n,νに対応させた数
字は物体側から順次増加するようになっている。*を付
した面は非球面を表し、それら各非球面は下記数1に示
す非球面式により表される。
いる。
び望遠端(T)における焦点距離f´、バックフォーカ
スl´、群間隔D4 、画角2ω、FNOは表3に示すよう
になっている。
R3、R5/fwはそれぞれ、0.4698、0.0325、-0.1151、
-0.391となっており、上述した条件式(1)〜(4)は
全て満足されている。また、表4には前群の焦点距離f
F、前群のレンズ長(前群の最も物体側の面から最も像
面側の面までの長さ)DFおよび各レンズの焦点距離
f1、f2、f3が示されている。
径R(mm)、各レンズの中心厚および各レンズ間の空
気間隔d(mm)、各レンズのd線における屈折率nお
よび各レンズのアッベ数νを下記表5に示す。*を付し
た面は非球面を表し、その非球面は上記数1に示す非球
面式により表される。
ている。
び望遠端(T)における焦点距離f´、バックフォーカ
スl´、群間隔D4 、画角2ω、FNOは表7に示すよう
になっている。
R3、R5/fwはそれぞれ、0.489、0.018、-0.0172、-
0.404となっており、上述した条件式(1)〜(4)は
全て満足されている。また、表8には前群の焦点距離f
F、前群のレンズ長(前群の最も物体側の面から最も像
面側の面までの長さ)DFおよび各レンズの焦点距離
f1、f2、f3が示されている。
径R(mm)、各レンズの中心厚および各レンズ間の空
気間隔d(mm)、各レンズのd線における屈折率nお
よび各レンズのアッベ数νを下記表9に示す。*を付し
た面は非球面を表し、その非球面は上記数1に示す非球
面式により表される。
っている。
び望遠端(T)における焦点距離f´、バックフォーカ
スl´、群間隔D4 、画角2ω、FNOは表11に示すよ
うになっている。
/R3、R5/fwはそれぞれ、0.450、0.0336、-0.151
3、-0.418となっており、上述した条件式(1)〜
(4)は全て満足されている。また、表12には前群の
焦点距離fF、前群のレンズ長(前群の最も物体側の面
から最も像面側の面までの長さ)DFおよび各レンズの
焦点距離f1、f2、f3が示されている。
る各収差(球面収差(正弦条件も併せて示す)、像面湾
曲、歪曲収差)を各々図4〜12に示す。なお、これら
の収差図においてωは半画角を示す。図4〜12から明
らかなように、本実施例によれば、各収差を良好なもの
とすることができる。
ンズによれば正負2群ズームレンズにおいて、製造適正
に優れ、安価かつ小型で周辺性能を含めた結像性能を良
好なものとすることができ、小型カメラに最適なズーム
レンズとすることが可能である。
端、望遠端および移動軌跡)を示す概略図
端、望遠端および移動軌跡)を示す概略図
端、望遠端および移動軌跡)を示す概略図
図(球面収差、像面湾曲、歪曲収差)
(球面収差、像面湾曲、歪曲収差)
図(球面収差、像面湾曲、歪曲収差)
図(球面収差、像面湾曲、歪曲収差)
(球面収差、像面湾曲、歪曲収差)
図(球面収差、像面湾曲、歪曲収差)
差図(球面収差、像面湾曲、歪曲収差)
図(球面収差、像面湾曲、歪曲収差)
差図(球面収差、像面湾曲、歪曲収差)
Claims (4)
- 【請求項1】物体側から順に、正の屈折力を有する前群
と、負の屈折力を有する後群とを配列してなり、該前群
と該後群との間隔を変えて変倍を行う2群構成のズーム
レンズであって、 前記前群は物体側に強い曲率の非球面からなる凹面を向
けた負レンズL1と像面側に強い曲率の凸面を向けた正
レンズL2からなり、前記後群は物体側に強い曲率の凹
面を向けた負レンズL3のみからなり、前記負レンズL1
と前記正レンズL2との間に絞りが配設されてなり、 広角端の全系の焦点距離をfw、前記正レンズL2の焦点
距離をf2、前記正レンズL2の物体側の面の曲率半径を
R3、前記正レンズL2の像面側の面の曲率半径をR4、
前記負レンズL1と前記正レンズL2の対向する面の間隔
をD2としたとき、下記の条件式(1)〜(3)を満足
することを特徴とするズームレンズ。 0.40<f2/fw<0.50 (1) 0.01<D2/fw<0.05 (2) −0.20<R4/R3<0.0 (3) - 【請求項2】前記負レンズL3の両面が球面からなり、
該負レンズL3の物体側の面の曲率半径をR5、広角端に
おける全系の焦点距離fwとしたとき、下記の条件式
(4)を満足することを特徴とする請求項1記載のズー
ムレンズ。 −0.45<R5/fw<−0.35 (4) - 【請求項3】前記3枚のレンズL1、L2およびL3が、
いずれも有機材料からなることを特徴とする請求項1ま
たは2記載のズームレンズ。 - 【請求項4】前記絞りが固定絞りであり、さらに前記負
レンズL1の直前物体側に可変絞りを配設したことを特
徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項記載のズーム
レンズ。
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