JPH07294815A - ズームレンズ - Google Patents

ズームレンズ

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JPH07294815A
JPH07294815A JP9082894A JP9082894A JPH07294815A JP H07294815 A JPH07294815 A JP H07294815A JP 9082894 A JP9082894 A JP 9082894A JP 9082894 A JP9082894 A JP 9082894A JP H07294815 A JPH07294815 A JP H07294815A
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lens
group
lenses
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negative
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JP9082894A
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Junji Hashimura
淳司 橋村
Hiroshi Mukai
弘 向井
Hideki Osada
英喜 長田
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】正・負2群構成のズームレンズにおいて低コス
ト化を達成する。 【構成】物体側より順に、正の第1群Gr1と,負の第
2群Gr2とから成り、第1群Gr1と第2群Grを光
軸AX方向に移動させることによって変倍を行う2群構
成のズームレンズにおいて、第1群Gr1を負の第1レ
ンズL1と正の第2レンズL2との2枚で構成し、第2
群Gr2を負の第3レンズL3の1枚で構成することに
より、計3枚のレンズ構成とし、かつ、第1レンズL1
から第3レンズL3までの全てのレンズをプラスチック
レンズとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ズームレンズに関する
ものであり、特に、レンズシャッターカメラ等に適した
ズームレンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、レンズシャッターカメラ用ズ
ームレンズとして、レンズ構成枚数の少ないズームレン
ズが提案されている(特開平3−158815号,特開
平3−127014号等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記ズームレ
ンズは、いずれもコスト面で充分なものとはいえない。
例えば、特開平3−158815号で提案されている正
・負の2群ズームレンズは、物体側から順に、負・正の
レンズ2枚から成る第1群と,負のレンズ1枚から成る
第2群とで構成されているが、プラスチックレンズが多
くとも2枚しか用いられていないため、コスト面から見
れば低コスト化の効果は小さいものとなっている。レン
ズの低コスト化は、レンズシャッターカメラに限らず、
レンズ付きフィルムのような安価なカメラに用いられる
レンズにおいても非常に重要である。
【0004】本発明はこの点に鑑みてなされたものであ
って、その目的は、物体側から順に正・負の屈折力を有
する2群構成のズームレンズにおいて、低コスト化が達
成されたズームレンズを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のズームレンズは、物体側より順に、正の屈
折力を有する第1群と,負の屈折力を有する第2群とか
ら成り、第1群と第2群を光軸方向に移動させることに
よって変倍を行う2群構成のズームレンズにおいて、前
記第1群を負の屈折力を有する第1レンズと正の屈折力
を有する第2レンズとの2枚で構成し、前記第2群を負
の屈折力を有する第3レンズの1枚で構成することによ
り、計3枚のレンズ構成とし、かつ、前記第1レンズか
ら第3レンズまでの全てのレンズをプラスチックレンズ
としたことを特徴とする。
【0006】本発明によれば、レンズ構成枚数の削減と
レンズ材料の低コスト化とで、ズームレンズの低コスト
化を可能とする。つまり、ズームレンズをレンズ3枚で
構成することによりレンズ構成枚数を削減し、更にそれ
ら3枚のレンズを全てプラスチックレンズとすることに
よりレンズ材料の低コスト化を図る。
【0007】レンズ構成枚数の削減は、鏡胴構成の簡易
化を可能とする。この鏡胴構成の簡易化は、ズームレン
ズの低コスト化と相まって、このズームレンズが搭載さ
れたカメラの低コスト化を可能とする。また、全てのレ
ンズをプラスチックレンズとすることは、レンズ製造に
おけるレンズの非球面化を容易にする。レンズ材料の低
コスト化と製造上の低コスト化とにより、ズームレンズ
としての大幅な低コスト化を達成することができる。
【0008】なお、特開平3−127014号に記載さ
れているような正・負2枚のプラスチックレンズから成
る2群ズームレンズは、レンズ全長が比較的大きいた
め、レンズ構成が簡単な割には系のコンパクト化は充分
とはいえない。しかし、本発明のズームレンズによれ
ば、第1群を負・正のレンズ2枚で構成することによ
り、正・負2群構成でのコンパクト化を可能とする。
【0009】また、第1群中の2枚のレンズ(すなわ
ち、第1レンズと第2レンズ)は、以下の条件式(1)〜
(4)を満たすことが望ましい。 N11≦1.62 ……(1) ν11≦35 ……(2) N12≦1.55 ……(3) 50≦ν12≦60 ……(4) 但し、 N11:第1レンズのd線に対する屈折率 ν11:第1レンズのd線に対するアッベ数 N12:第2レンズのd線に対する屈折率 ν12:第2レンズのd線に対するアッベ数 である。
【0010】条件式(1)〜(4)は、第1群中の2枚のレン
ズの材料に関し、プラスチックレンズを用いたことによ
る色収差及びぺッツバール和を補正するための条件式で
ある。条件式(1)の制限を越えると、第2レンズで発生
したペッツバール和の正への増大を補正しきれなくなっ
てしまう。また、条件式(3)の制限を越えると、ペッツ
バール和が負の方にいってしまう。条件式(2)及び条件
式(4)の範囲外にあるアッベ数の組み合わせでプラスチ
ックレンズを用いた場合には、レンズ群内での色収差の
補正が困難になる。
【0011】また、第1群中の2枚のレンズは、以下の
条件式(5)を満たすことが望ましい。 0.2≦|Ф11/Ф12|≦0.6 ……(5) 但し、 Ф11:第1レンズの屈折力 Ф12:第2レンズの屈折力 である。
【0012】条件式(5)は、第1群内でプラスチックレ
ンズを用いた場合の温度補償の条件式である。光学系に
プラスチックを用いた場合、プラスチックの温度変化に
対する屈折率変化が大きいことから、その温度変化に対
するバックフォーカス変化の補償を考慮する必要があ
る。本発明のように、第1群内に2枚のプラスチックレ
ンズを用いた場合、正レンズによるバックフォーカス移
動量が大きくなってしまう。従って、第1群内の負レン
ズの屈折力を比較的強くすることで、その移動を打ち消
して温度補償を行う。
【0013】条件式(5)の上限を越えると、第1群内の
負レンズの屈折力が強くなることから第1群内の正レン
ズの屈折力が強くなり過ぎてしまうため、諸収差の補正
が困難になる。また、条件式(5)の下限を越えると、第
1群内の負レンズの屈折力が弱くなってしまうため、温
度補償が十分でなくなる。
【0014】なお、前記第1レンズが物体側に凹面を向
けた負メニスカスで、前記第3レンズが物体側に強い凹
面を向けた負レンズであることが望ましい。
【0015】第2群(すなわち、第3レンズ)は、次の条
件式(6)を満たすことが望ましい。 0.6≦|Φ2/ΦW|≦2.0 ……(6) 但し、 Φ2:第2群の屈折力 ΦW:広角端での光学系全体の屈折力 である。
【0016】この条件式(6)は、第2群の屈折力に関す
るものである。条件式(6)の上限を越えると、レンズの
屈折力が強くなり過ぎるため、諸収差(色収差,特に望
遠端での球面収差と広角端での歪曲収差)の補正が困難
になる。更には、第2群による温度変化に対するバック
フォーカスの移動が大きくなるため、温度補償も困難に
なる。条件式(6)の下限を越えると、第2群の屈折力が
弱くなり過ぎるため、光学系の増大を招くことになり、
また、ズーミングに際して各群の移動が大きくなる。
【0017】レンズ構成枚数の削減を行った上で性能を
確保するためには、少なくとも1面非球面を用いること
が望ましい。さらに、高性能化を達成するためには、複
数の非球面を用いることが望ましい。また、両面非球面
レンズを用いれば、一方の面で補正過多となって逆に発
生してしまう収差(特に高次の収差)を、他方の面でバラ
ンスさせることができるため、非常に望ましい。
【0018】第1群に非球面を用いる場合には、その非
球面は次の条件式(7)を満たすことが望ましい。 0<H<Hmaxにおいて、 -1.0<(ΦA−Φ0A)/Φ1<1.0 ……(7) 但し、 H :レンズ径方向の高さ Hmax:レンズ有効径 ΦA :非球面の局所的な面の屈折力 Φ0A :非球面の基準曲率による屈折力 Φ1 :第1群の屈折力 である。
【0019】上記ΦA及びΦ0Aは、以下の式(7a),(7b)で
表される。 ΦA=CALO×(N'−N) ……(7a) Φ0A=C0×(N'−N) ……(7b) ここで、 CALO:非球面のその高さでの局所的な曲率 C0 :非球面基準曲率 N' :非球面像側媒質の屈折率 N :非球面物体側媒質の屈折率 である。
【0020】上記条件式(7)は、少なくとも第1群中に
非球面を用いた場合に、その少なくとも1つの非球面が
満たすべき式である。条件式(7)の上限を越えると、正
の群で発生している収差を非球面が更に悪くしてしまう
ことになる。また、条件式(7)の下限を越えると、非球
面による補正が過多になってしまう。例えば、第1群中
に複数の非球面を用いた場合でも、その補正過多を他の
非球面によって打ち消すのが困難になる。
【0021】第1群の2枚のレンズ(すなわち、第1レ
ンズと第2レンズ)は、次の条件式(8)を満たすことが望
ましい。 1.0<|{(ΔN1/ΔT)/(ΔN2/ΔT)}×(Φ12/Φ11)|<50 ……(8) 但し、 ΔN1/ΔT:第1レンズの温度に対する屈折率変化係
数 ΔN2/ΔT:第2レンズの温度に対する屈折率変化係
数 である。
【0022】この条件式(8)は、第1群中の2枚のプラ
スチックレンズに関するものである。条件式(8)の上限
を越えると、第1レンズによる温度補償の効果がなくな
るか、又は第2レンズの屈折力が強くなって収差補正が
困難になる。また、条件式(8)の下限を越えると、第2
レンズの温度による屈折率の移動が大きくなるため、温
度補償が不可能になる。
【0023】第2群に非球面を用いる場合には、その非
球面は次の条件式(9)を満たすことが望ましい。 0<H<Hmaxにおいて、 -2.0<(ΦA−Φ0A)/Φ2<8.0 ……(9)
【0024】上記条件式(9)は、少なくとも第2群中に
非球面を用いた場合に、その少なくとも1つの非球面が
満たすべき式である。条件式(9)の上限を越えると、負
の群で発生している収差を非球面が更に悪くしてしまう
ことになる。また、条件式(9)の下限を越えると、非球
面による補正が過多になってしまう。例えば、第2群中
に複数の非球面を用いた場合でも、その補正過多を他の
非球面によって打ち消すのが困難になる。
【0025】第1レンズは次の条件式(10)を満たすこと
が望ましい。 -3.0<(R12+R11)/(R12−R11)<2.0 ……(10) 但し、 R11:第1レンズの物体側面の曲率半径 R12:第1レンズの像側面の曲率半径 である。
【0026】この条件式(10)は、第1レンズの収差補正
に関するものである。条件式(10)の上限を越えると、特
に球面収差がアンダー方向に倒れてしまう。また、条件
式(10)の下限を越えると、球面収差がオーバー側に倒れ
るとともに、高次の収差も大きくなる。また、これらの
限界を越えると、コマ収差も悪化してしまう。
【0027】第2レンズは次の条件式(11)を満たすこと
が望ましい。 -2.0<(R22+R21)/(R22−R21)<0.0 ……(11) 但し、 R21:第2レンズの物体側面の曲率半径 R22:第2レンズの像側面の曲率半径 である。
【0028】この条件式(11)は、第2レンズの収差補正
に関するものである。条件式(11)の上限を越えると、特
に球面収差がオーバー方向に倒れてしまう。また、条件
式(11)の下限を越えると、球面収差がアンダー側に倒れ
るとともに、R22面の曲率がきつくなり、製造も困難に
なる。
【0029】第3レンズは次の条件式(12)を満たすこと
が望ましい。 0.0<(R32+R31)/(R32−R31)<5.0 ……(12) 但し、 R31:第3レンズの物体側面の曲率半径 R32:第3レンズの像側面の曲率半径 である。
【0030】この条件式(12)は、第3レンズの収差補正
に関するものである。条件式(12)の上限を越えると、特
に望遠端での球面収差がオーバー方向に倒れてしまう。
また、条件式(12)の下限を越えると、球面収差がアンダ
ー側に倒れてしまう。また、これらの限界を越えると、
コマ収差も悪化してしまう。
【0031】設計上像面湾曲補正に対する制約条件がな
くなり、設計の自由度が出るので、フィルム面を(軸対
称に、長辺方向で)湾曲させても構わない。また、絞り
は第1群中のどこかに位置することが望ましい。絞りが
第1群以外に配置されると、絞り込み時の照度,広角端
での照度が得られなくなる。
【0032】
【実施例】以下、本発明に係るズームレンズの実施例を
示す。但し、各実施例において、ri(i=1,2,3,...)は物
体側から数えてi番目の面の曲率半径、di(i=1,2,3,...)
は物体側から数えてi番目の軸上面間隔を示し、Ni(i=1,
2,3,...),νi(i=1,2,3,...)は物体側から数えてi番目の
レンズのd線に対する屈折率,アッベ数を示す。また、
fは全系の焦点距離、FNOは開放Fナンバーを示す。
【0033】尚、各実施例中、曲率半径に*印を付した
面は非球面で構成された面であることを示し、非球面の
面形状を表わす以下の数1の式で定義するものとする。
【0034】
【数1】
【0035】但し、数1の式中、 X :光軸方向の基準面からの変位量 Y :光軸と垂直な方向の高さ C :近軸曲率 ε:2次曲面パラメータ Ai:i次の非球面係数 である。
【0036】<実施例1> f=39.35〜51.80〜68.20,FNO=5.80〜7.64〜10.06 [曲率半径] [軸上面間隔] [屈折率] [アッベ数] r1* -287.880 d1 3.000 N1 1.58340 ν1 30.23 r2* 25.691 d2 3.000 r3 絞り(S) d3 2.000 r4 59.023 d4 5.010 N2 1.52510 ν2 56.38 r5* -12.631 d5 24.416〜17.646〜12.504 r6* -39.822 d6 1.500 N3 1.58400 ν3 31.00 r7* 50.239
【0037】[非球面係数]r1 : ε=1.0000 A4=-0.10776748×10-3 A6=-0.12336012×10-5 A8=0.31950716×10-7 A10=0.61559726×10-9 A12=-0.43838710×10-10 r2 : ε=1.0000 A4=0.43746342×10-5 A6=0.35579298×10-6 A8=0.99404124×10-9 A10=-0.84679473×10-12 A12=-0.11808746×10-12 r5 : ε=1.0000 A4=0.21266679×10-4 A6=-0.78622845×10-6 A8=0.26709656×10-7 A10=-0.85197139×10-10 A12=-0.13418888×10-11 r6 : ε=1.0000 A4=-0.23724971×10-4 A6=-0.98701359×10-6 A8=0.18256249×10-7 A10=-0.16083208×10-9 A12=0.52914745×10-12 r7 : ε=1.0000 A4=-0.45794691×10-4 A6=0.11451161×10-6 A8=0.64483649×10-9 A10=-0.10592800×10-10 A12=0.36845238×10-13
【0038】<実施例2> f=28.80〜33.30〜38.80,FNO=8.20〜9.49〜11.05 [曲率半径] [軸上面間隔] [屈折率] [アッベ数] r1* -15.808 d1 1.500 N1 1.58340 ν1 30.23 r2* 1639.049 d2 1.100 r3 絞り(S) d3 0.450 r4 23.180 d4 2.950 N2 1.49300 ν2 58.34 r5* -9.519 d5 16.324〜11.447〜7.022 r6* -13.139 d6 0.950 N3 1.52510 ν3 56.38 r7* -29.729
【0039】[非球面係数] r1 : ε=1.0000 A4=-0.12590391×10-3 A6=-0.27656756×10-7 A8=-0.63563336×10-8 A10=-0.16717143×10-8 A12=-0.85627178×10-12 r2 : ε=1.0000 A4=0.14026594×10-3 A6=0.11124202×10-6 A8=0.47072448×10-10 A10=-0.23550352×10-10 A12=0.36750970×10-12 r5 : ε=1.0000 A4=0.27723910×10-5 A6=-0.27311280×10-5 A8=-0.26222450×10-8 A10=-0.12577904×10-10 A12=0.33194266×10-14 r6 : ε=1.0000 A4=-0.57628343×10-4 A6=0.29623089×10-5 A8=-0.63937694×10-7 A10=0.45650108×10-10 A12=0.32478267×10-11 r7 : ε=1.0000 A4=0.75322560×10-4 A6=-0.33325487×10-6 A8=-0.11959258×10-8 A10=-0.37880454×10-10 A12=0.35707332×10-12
【0040】<実施例3> f=39.35〜47.61〜57.60,FNO=8.20〜9.93〜12.01 [曲率半径] [軸上面間隔] [屈折率] [アッベ数] r1* -47.659 d1 2.000 N1 1.58340 ν1 30.23 r2* 37.883 d2 1.500 r3 絞り(S) d3 0.600 r4 54.163 d4 4.000 N2 1.49300 ν2 58.34 r5* -10.886 d5 23.491〜16.929〜11.504 r6* -23.105 d6 1.300 N3 1.52510 ν3 56.38 r7* -243.304
【0041】[非球面係数] r1 : ε=6.3383 A4=-0.26820917×10-3 A6=0.73715289×10-6 A8=-0.64223873×10-7 A10=0.28225927×10-9 A12=-0.57780445×10-11 r2 : ε=-38.8185 A4=0.10557025×10-4 A6=0.32980189×10-6 A8=0.12376588×10-7 A10=0.12067781×10-10 A12=0.10360935×10-12 r5 : ε=2.4535 A4=0.14431869×10-3 A6=-0.37324098×10-6 A8=0.54352429×10-8 A10=-0.11361376×10-9 A12=-0.67849686×10-12 r6 : ε=-2.8214 A4=-0.11992372×10-4 A6=-0.56212500×10-6 A8=0.86794396×10-8 A10=-0.50605534×10-10 A12=-0.35504224×10-12 r7 : ε=-14.9523 A4=0.18902172×10-4 A6=0.10223287×10-6 A8=0.45881276×10-9 A10=-0.29617457×10-10 A12=0.89202511×10-13
【0042】図1,図3及び図5は、前記実施例1〜実
施例3に対応するレンズ構成図であり、広角端(W)での
レンズ配置を示している。第1群(Gr1)中には絞り
(S)が設けられている。図中の軌跡(m1),(m2)は、
それぞれ第1群(Gr1),第2群(Gr2)の広角端(W)
から望遠端(T)にかけてのズーミング時の移動を模式的
に示している。
【0043】実施例1〜3は、物体側より順に、負の第
1レンズ(L1),絞り(S)及び正の第2レンズ(L2)か
ら成る正の第1群(Gr1)と,負の第3レンズ(L3)の
みから成る第2群(Gr2)とから構成されており、第1
レンズ(L1)の両面,第2レンズ(L2)の像側の面及び
第3レンズ(L3)の両面は非球面になっている。
【0044】実施例1において、第1レンズ(L1)は両
凹の負レンズ、第2レンズ(L2)は両凸の正レンズ第3
レンズ(L3)は両凹の負レンズである。実施例2及び実
施例3において、第1レンズ(L1)は両凹の負レンズ、
第2レンズ(L2)は両凸の正レンズ第3レンズ(L3)は
物体側に凹の負メニスカスレンズである。
【0045】図2,図4及び図6は、それぞれ実施例1
〜3に対応する収差図である。各図中、[W]は広角端,
[M]は中間焦点距離状態(ミドル),[T]は望遠端での収
差を示している。また、実線(d)はd線に対する収差を
表わし、破線(SC)は正弦条件を表わす。さらに、破線
(DM)と実線(DS)は、それぞれメリディオナル面とサ
ジタル面での非点収差を表わしている。
【0046】実施例1〜実施例3における条件式(1)〜
条件式(12)に対応する値を表1〜表8に示す。表1は条
件式(1)〜(5)に対応し、表2は条件式(6),(8)に対応
し、表3は条件式(10)〜(12)に対応し、表4〜表6は条
件式(7)に対応し、表7及び表8は条件式(9)に対応す
る。
【0047】
【表1】
【0048】
【表2】
【0049】
【表3】
【0050】
【表4】
【0051】
【表5】
【0052】
【表6】
【0053】
【表7】
【0054】
【表8】
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、物
体側から順に正・負の屈折力を有する2群構成のズーム
レンズにおいて、第1群を負の屈折力を有する第1レン
ズと正の屈折力を有する第2レンズとの2枚で構成し、
第2群を負の屈折力を有する第3レンズの1枚で構成す
ることにより、計3枚の少ないレンズ構成枚数として、
低コスト化を可能とする。また、レンズ構成枚数を少な
くすることは、鏡胴構成の簡易化をも可能とし、これが
ズームレンズの低コスト化と相まって、このズームレン
ズが搭載されたカメラの低コスト化を可能とする。
【0056】第1レンズから第3レンズまでの全てのレ
ンズをプラスチックレンズで構成することによって、レ
ンズ材料の低コスト化を図ることが可能となり、しかも
レンズ製造におけるレンズの非球面化が簡単になるた
め、製造上の低コスト化を図ることも可能となる。従っ
て、ズームレンズとしての大幅な低コスト化が可能とな
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のレンズ構成図。
【図2】本発明の実施例1の収差図。
【図3】本発明の実施例2のレンズ構成図。
【図4】本発明の実施例2の収差図。
【図5】本発明の実施例3のレンズ構成図。
【図6】本発明の実施例3の収差図。
【符号の説明】
Gr1 …第1群 Gr2 …第2群 L1 …第1レンズ L2 …第2レンズ L3 …第3レンズ S …絞り

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体側より順に、正の屈折力を有する第1
    群と,負の屈折力を有する第2群とから成り、第1群と
    第2群を光軸方向に移動させることによって変倍を行う
    2群構成のズームレンズにおいて、前記第1群を負の屈
    折力を有する第1レンズと正の屈折力を有する第2レン
    ズとの2枚で構成し、前記第2群を負の屈折力を有する
    第3レンズの1枚で構成することにより、計3枚のレン
    ズ構成とし、かつ、前記第1レンズから第3レンズまで
    の全てのレンズをプラスチックレンズとしたことを特徴
    とするズームレンズ。
JP9082894A 1994-04-28 1994-04-28 ズームレンズ Pending JPH07294815A (ja)

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