JP3409231B2 - ズームレンズ - Google Patents

ズームレンズ

Info

Publication number
JP3409231B2
JP3409231B2 JP25117195A JP25117195A JP3409231B2 JP 3409231 B2 JP3409231 B2 JP 3409231B2 JP 25117195 A JP25117195 A JP 25117195A JP 25117195 A JP25117195 A JP 25117195A JP 3409231 B2 JP3409231 B2 JP 3409231B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
lens group
refractive power
focal length
object side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP25117195A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0990220A (ja
Inventor
進 山口
伸芳 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP25117195A priority Critical patent/JP3409231B2/ja
Priority to US08/717,813 priority patent/US5777800A/en
Priority to EP96115381A priority patent/EP0766114B1/en
Priority to DE69621546T priority patent/DE69621546D1/de
Publication of JPH0990220A publication Critical patent/JPH0990220A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3409231B2 publication Critical patent/JP3409231B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B15/00Optical objectives with means for varying the magnification
    • G02B15/14Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
    • G02B15/142Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having two groups only
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B15/00Optical objectives with means for varying the magnification
    • G02B15/14Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
    • G02B15/142Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having two groups only
    • G02B15/1421Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having two groups only the first group being positive

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Lenses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はズームレンズに関するも
のであり、特にレンズシャッターカメラの撮影レンズに
好適な、レンズ枚数が少なく、且つ小型で高変倍比のズ
ームレンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年レンズシャッターカメラ用のズーム
レンズに関して、小型化、低コスト化、高変倍化に対す
る要求が強くなってきている。このような要求に対応す
るために、例えば特開平6−130298号公報、特開
平7−181382号公報において5〜6枚構成のズー
ムレンズが提案されている。
【0003】これらの従来例は何れも、種々のズームタ
イプの中で最も簡単な構成である、正屈折力を有する第
1レンズ群と負屈折力を有する第2レンズ群とからなる
2群構成のズームレンズであり、小型化、低コスト化に
有効である。また、上記の両従来例とも、非球面を有す
る2枚若しくは3枚のレンズをプラスチック材料にて形
成し、性能を維持しながらも低コスト化を図ったもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例は、最も物体側にプラスチック材料からなるレン
ズが配置されているため、レンズ表面に傷等が付かない
ように取り扱い上の注意が必要であった。
【0005】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであり、正屈折力を有する第1レンズ群と負屈折
力を有する第2レンズ群とからなる2群構成のズームレ
ンズにおいて、少ない構成枚数で小型化、低コスト化を
図りつつ、変倍比が2.7〜3.3倍の高変倍比のズー
ムレンズを提供することを本発明の課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は、下記の構成
を有するズームレンズにより達成される。
【0007】〔発明1〕 物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と負
の屈折力を有する第2レンズ群とからなり、両レンズ群
の間隔を変化させて変倍を行うズームレンズにおいて、
前記第1レンズ群は、物体側より順に負の屈折力を有す
る第1aレンズ群と正の屈折力を有する第1bレンズ群
とからなり、前記第1a群は物体側より順に、両面が球
面からなり負の屈折力を有する第1−1レンズと、少な
くとも1面に非球面を有しプラスチック材料により形成
された第1−2レンズにて構成され、前記第2レンズ群
は物体側より順に、少なくとも1面に非球面を有しプラ
スチック材料により形成された正の屈折力を有する第2
−1レンズと、負の屈折力を有する第2−2レンズから
構成され、且つ、以下の条件式を満足することを特徴と
するズームレンズ。
【0008】 2.7<fT/fW (1) 3.0<fT/f1<5.0 (2) ν 1-1 <35 (5) 但し、fW:広角端における全系の焦点距離 fT:望遠端における全系の焦点距離 f1:第1レンズ群の焦点距離 ν 1-1 :第1−1レンズのアッベ数 また、以下の条件式を満足することが好ましい。
【0009】 0.18<f1/|f1a|<0.40 (3) 0.34<D1/fW<0.60 (4) 但し、f1a :第1aレンズ群の焦点距離 D1 :第1レンズ群の軸上厚 更に、以下の条件式を満足することが好ましい。
【0010】 f1/|f1-2|<0.1 (6) 0.04<|f2|/f2-1<0.60 (7) 但し、f1-2:第1−2レンズの焦点距離 f2-1:第2−1レンズの焦点距離 f2 :第2レンズ群の焦点距離 〔発明2〕 物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と負
の屈折力を有する第2レンズ群とからなり、両レンズ群
の間隔を変化させて変倍を行うズームレンズにおいて、
前記第1レンズ群は、最も物体側にて両面が球面からな
負の屈折力を有する第1−1レンズと最も像側にて正
の屈折力を有する第1−bレンズとを含む3枚以下のレ
ンズで構成され、前記第2レンズ群は、物体側より順に
像側に凸の正の屈折力を有する第2−1レンズと負の屈
折力を有する第2−2レンズとから構成され、前記第1
−bレンズの少なくとも1面に非球面を有し、且つ以下
の条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
【0011】 2.7<fT/fW (1) 1.8<FW・f1/fW<3 (8) 但し、fW:広角端における全系の焦点距離 fT:望遠端における全系の焦点距離 FW:広角端における開放Fナンバー f1:第1レンズ群の焦点距離 更に、前記第1レンズ群が、物体側より順に前記第1−
1レンズと、少なくとも1面に非球面を有する第1−2
レンズと、前記第1−bレンズとより構成されることが
好ましい。
【0012】〔発明3〕 物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と負
の屈折力を有する第2レンズ群とからなり、両レンズ群
の間隔を変化させて変倍を行うズームレンズにおいて、
前記第1レンズ群は、最も物体側にて両面が球面からな
負の屈折力を有する第1−1レンズと、最も像側にて
正の屈折力を有する第1−bレンズとを含む3枚以下の
レンズで構成され、以下の条件式を満足することを特徴
とするズームレンズ。
【0013】 2.7<fT/fW (1) 2ωT<23° (9) 0.005<δfBT/fT<0.020 (10) 但し、fW :広角端における全系の焦点距離 fT :望遠端における全系の焦点距離 ωT :望遠端における半画角 δfBT:望遠端におけるd線に対するg線の軸上色収差 また、以下の条件式を満足することが好ましい。
【0014】 2.8<fT/fW 2ωT<22° 0.007<δfBT/fT<0.017 更に、前記第1レンズ群が、物体側より順に前記第1−
1レンズと、少なくとも1面に非球面を有する第1−2
レンズと、前記第1−bレンズとより構成されることが
好ましい。
【0015】〔発明4〕 物体側より順に正の屈折力を有する第1レンズ群と、負
の屈折力を有する第2レンズ群とからなり、両レンズ群
の間隔を変化させて変倍を行うズームレンズにおいて、
前記第1レンズ群は最も物体側にて両面が球面からな
負の屈折力を有する第1−1レンズと、最も像側にて
正の屈折力を有する第1−bレンズとを含む3枚以下の
レンズで構成され、以下の条件式を満足することを特徴
とするズームレンズ。
【0016】 2.8<fT/fW (11) −6<δfBT/δfBW<−2.4 (12) また、以下の条件式を満足することが好ましい。
【0017】3.2<fT/fW<3.5 −5.8<δfBT/δfBW<−4 但し、fW :広角端における全系の焦点距離 fT :望遠端における全系の焦点距離 δfBW:広角端におけるd線に対するg線の軸上色収差 δfBT:望遠端におけるd線に対するg線の軸上色収差 更に、以下の条件式を満足することがより好ましい。
【0018】 ν1N<35 (13) ν1P>50 (14) 但し、ν1N:第1レンズ群の負レンズのアッベ数 ν1P:第1レンズ群の正レンズのアッベ数 更に、前記第2レンズ群が、物体側より順に少なくとも
1面に非球面を有し正の屈折力を有する第2−1レンズ
と負の屈折力を有する第2−2レンズとから構成される
ことが好ましい。
【0019】〔発明5〕 物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と負
の屈折力を有する第2レンズ群とからなり、両レンズ群
の間隔を変化させて変倍を行うズームレンズにおいて、
前記第1レンズ群は、最も物体側にて両面が球面からな
り負の屈折力を有する第1−1レンズと最も像側にて正
の屈折力を有する第1−bレンズとを含む3枚以下のレ
ンズで構成され、且つ以下の条件式を満足することを特
徴とするズームレンズ。
【0020】 2.7<f T /f W (1) 0<δfBT (15) −3×(FT/FW)<δfBT/δfBW<−1.2×(FT/FW) (16) また、以下の条件式を満足することが好ましい。
【0021】 −2.5×(FT/FW)<δfBT/δfBW<−1.5×(FT/FW) 但し、 W :広角端における全系の焦点距離 T :望遠端における全系の焦点距離W :広角端におけるFナンバー FT :望遠端におけるFナンバー δfBW:広角端におけるd線に対するg線の軸上色収差 δfBT:望遠端におけるd線に対するg線の軸上色収差 更に、ズームポジションに応じて開放絞り径が可変であ
り、且つ以下の条件式を満足することが好ましい。
【0022】 0.5×(fT/fW)<FT/FW<fT/fW (17) 但し、FW :広角端におけるFナンバー FT :望遠端におけるFナンバー fW :広角端における全系の焦点距離 fT :望遠端における全系の焦点距離 更に、第1レンズ群が最も物体側にて負の屈折力を有す
る第1−1レンズと最も像側にて正の屈折力を有する第
1−bレンズを含む3枚以下のレンズで構成され、前記
第2レンズ群が物体側より順に少なくとも1面に非球面
を有する正の屈折力を有する第2−1レンズと、負の屈
折力を有する第2−2レンズとから構成されることがよ
り好ましい。
【0023】
【作用】
〔発明1の作用〕本発明ではプラスチック材料からなる
非球面レンズを用いて、低コスト化、小型軽量化を図っ
ている。
【0024】第1レンズ群では、負の第1a群中の第1
−2レンズが非球面を有している。この非球面を発散性
の非球面とすることにより、正の第1b群で発生する非
点収差を補正することができる。また、この非球面は球
面収差を補正する役割も担うことができる。
【0025】ここで、前記第1aレンズ群の構成を考え
ると、最も簡単な構成は1枚の負レンズであるが、非球
面を前提とすると好ましい構成ではない。何故なら、プ
ラスチック材料からなる非球面レンズを使用した場合、
最も物体側のレンズ材料がプラスチック材料であると、
傷が付きやすい等の取り扱い上の不都合が生ずる。ま
た、ガラス材料からなる非球面レンズを使用した場合に
は、ガラスモールドによる負の屈折力のレンズ作成が困
難なため、コストの上昇を招くからである。
【0026】第2レンズ群では、特に広角側の領域で、
通過する光線高さに軸上と軸外で差があるため、非球面
を用いることで、軸上収差に影響を与えることなく軸外
の横収差を良好に補正することができる。また、この非
球面により歪曲収差を負側に持っていくことで、広角端
における正の歪曲収差の増大を防ぐことができる。
【0027】第2レンズ群は、全体として負の屈折力を
有するが、径の大きい負の屈折力のレンズは一般に成形
が困難であるため、正の屈折力のレンズにプラスチック
材料を使用するのが好ましく、第2−1レンズにプラス
チック材料使用している。
【0028】以下に条件式について説明する。
【0029】条件式(1)は、一般に高変倍と言われ
る、変倍比2.7倍以上のズームレンズの構成の基本的
な条件である。
【0030】条件式(2)は、条件式(1)の高変倍比
ズームレンズにおいて、コンパクト性を損なうことなく
収差を良好に補正するため、第1レンズ群の屈折力を規
定するものである。上限を越えて第1レンズ群の屈折力
が大きくなると、第2レンズ群の倍率が大きくなるた
め、第1レンズ群内での収差補正が困難となる。下限を
越えて第1レンズ群の屈折力が弱くなると、レンズ全長
が大きくなり、ズームレンズの小型化が達成できない。
従って、以下の条件が好ましい。条件式(5)は第1−
1レンズの分散に関するものであり、第2レンズ群で発
生する倍率色収差を打ち消し合うための条件式である。
上限はその限界値である。
【0031】3.4<fT/f1<5.0 条件式(3)は第1a群の屈折力を規定するものであ
る。上限を越えて第1aレンズ群の負の屈折力が強くな
ると、第1レンズ群内の負の屈折力の第1aレンズ群、
正の屈折力の第1bレンズ群の屈折力が大きくなり、こ
の両群間の偏芯感度が増大し、組み立て上の要求精度が
厳しくなるためコストアップの原因となる。高変倍ズー
ムレンズではこの第1レンズ群内のレンズの偏芯感度に
は十分注意する必要がある。下限を越えて第1aレンズ
群の負の屈折力が弱くなると、広角端でのバックフォー
カスを確保することが困難になると共に、負の第2レン
ズ群で発生する倍率色収差を補正する効果が小さくな
る。
【0032】条件式(4)は条件式(3)と合わせて、
良好な性能のもとでズームレンズの小型化を図るため、
第1レンズ群の軸上厚D1の適正値を規定するものであ
る。条件式(4)の上限を越えた場合、第1レンズ群の
軸上厚が大きくなると共に、広角端での周辺光量の確保
のためにはレンズ前玉径を大きくする必要があり、ズー
ムレンズの小型化が困難である。下限を越えた場合、第
1レンズ群の軸上厚が小さくなり小型化にはつながる
が、条件式(3)と同じ理由で第1レンズ群内の偏芯感
度が増大する。
【0033】
【0034】本発明では、屈折力の小さいレンズにプラ
スチック材料を用い、このプラスチック材料で形成され
たレンズに非球面を持たせることにより収差補正を行
い、温度、湿度といった環境変化に敏感なプラスチック
の欠点を補っている。
【0035】条件式(6)はプラスチックで形成された
第1−2レンズの屈折力に関するものであり、温度変化
等の環境変化による像面や性能の変動を抑えるため、小
さな値に設定してある。望ましくは以下の条件が良い。
【0036】f1/|f1-2|<0.02 条件式(7)はプラスチックで形成された第2−1レン
ズの屈折力に関するものである。上限を越えて第2−1
レンズの正の屈折力が大きくなると、温度変化等の環境
変化による像面や性能の変動を抑えることが困難であ
る。下限を越えて第2−1レンズの正の屈折力が小さく
なると、負の屈折力を有する第2−2レンズとの球面収
差、ペッツバール和の相殺効果が小さくなり、第2レン
ズ群全体として球面収差がオーバーになり過ぎ、負ペッ
ツバール和も増大する。
【0037】〔発明2の作用〕第1レンズ群の最も物体
側にある第1−1レンズを負の屈折力のレンズとし、最
も像側にある第1−bレンズを正の屈折力のレンズとす
ることで、第1レンズ群の第2主点をより後方、即ち第
2レンズ群側に配置でき、望遠時に十分に第2レンズ群
の第1主点と近づくことができ、各レンズ群の屈折力を
強くし過ぎることなく、高変倍化することができる。ま
た、負の第2レンズ群とも合わせて、倍率色収差と広角
端における歪曲収差を良好に補正することができる。ま
た第1−bレンズ群の少なくとも1面を非球面とするこ
とで、前記第1レンズ群を3枚以下のレンズで条件式
(1)を満足する高変倍のズームレンズを得ることがで
きる。
【0038】条件式(8)の下限を下まわると第1レン
ズ群で発生する球面収差を前記第1−bレンズの非球面
で補正しきれなくなる。
【0039】条件式(8)の上限を越えると収差は十分
に補正されるが、レンズが大型化したり、Fナンバーが
大きくなってしまう。
【0040】また、第1レンズ群の第1−2レンズに非
球面を用いれば、コマ収差、非点収差の補正も容易にな
る。
【0041】〔発明3の作用〕前述のように、高変倍化
するために、第1レンズ群の最も物体側に負の屈折力の
第1−1レンズを配置し、最も像側に正の屈折力の第1
−bレンズを配置することにより、第1レンズ群内で軸
上色収差を十分に補正すると、軸外の斜光線束について
負の第1−1レンズで発生する倍率色収差が大きくな
る。そのため3枚以下のレンズ構成では第1レンズ群の
軸上色収差が補正不足になるか、或いはレンズ構成を変
更し、軸上色収差の補正を第1−bレンズに近接した後
方に負の屈折力のレンズを配置して行うことになるが、
後者では第1レンズ群の第2主点位置が好ましくなく、
高変倍化が困難になる。前者では、第1レンズ群で発生
する倍率色収差を完全に除去することは、軸上色収差を
大きくし過ぎることになり、第1レンズ群で発生する倍
率色収差を第2レンズ群で補正する必要がある。即ち、
第2レンズ群に発散性の色収差を持たせるようにする。
このようにすると第2レンズ群の位置のために、この効
果が広角端では弱く、望遠端では過剰に働くようにな
る。そのため、広角端では軸上色収差は補正不足に、望
遠端では補正過剰になる。このような色収差の補正方法
をとると広角端から望遠端まで倍率色収差をほぼ補正す
ることができる。
【0042】条件式(9)の上限を越えると望遠端での
画角が大きくなり、条件式(1)を満たす高変倍ズーム
レンズでは広角端の画角が大きくなり過ぎ、広角端での
倍率色収差が大きくなり、本発明のように第1レンズ群
が3枚以上のレンズ構成では補正できなくなる。
【0043】条件式(10)は前述の色収差の補正方法
に関するものであり、条件式(10)の上限を越えると
望遠端での軸上色収差が大きくなり過ぎ、コントラスト
が低下する。逆に下限を越えると、広角端での軸上色収
差、倍率色収差が目立つようになり好ましくない。
【0044】〔発明4の作用〕前述したように、軸上色
収差は広角端で補正不足に、即ちδfBW<0、望遠端で
は補正過剰に、即ちδfBT>0とすると、第1レンズ群
を3枚以下のレンズで倍率色収差を十分に補正できる
が、条件式(11)を満たすより高変倍のズームレンズ
ではδfBWとδfBTを条件式(12)を満たすように補
正すると、広角端から望遠端まで色収差がバランス良く
補正できる。
【0045】条件式(12)の上限を越えると広角端で
の軸上色収差と倍率色収差が目立ち、下限を越えると望
遠端での軸上色収差が大きくなり過ぎる。
【0046】また、条件式(13)の上限と条件式(1
4)の下限を越えると第1レンズ群での軸上色収差の補
正が不足し過ぎ、好ましくない。
【0047】〔発明5の作用〕軸上色収差の画質への影
響は、焦点深度、即ちレンズのFナンバーに関連してい
る。Fナンバーが大きければ、軸上色収差によるぼけは
小さくなるからである。
【0048】このぼけ量はεと表すと、例えばg線につ
いてε=δfB/Fと表される。ここでδfBはd線に対
するg線の軸上色収差、FはFナンバーである。各ポジ
ション、特に広角端と望遠端でこの軸上色収差によるぼ
けが等しくなるようにFナンバーと軸上色収差を定める
と良いが、以下の点も考慮する必要がある。
【0049】第1レンズ群を3枚以下のレンズで構成
し、軸上色収差を補正不足とし、第2レンズ群も補正す
るようにし、望遠端で補正過剰に、即ち条件式(15)
を満たすように補正すると、倍率色収差は広角端から望
遠端までバランス良く補正されるが、このとき、軸上色
収差は広角端で補正不足で可視域の波長でバックフォー
カスは短波長から長波長になるに従い長くなるようにな
っている。一方、望遠端では第2レンズ群の作用によ
り、短波長から中間波長まではバックフォーカスが急激
に短くなり、中間波長から長波長まではあまり変化しな
い。即ち、中間波長から長波長については軸上色収差は
小さい。
【0050】即ち、広角端での可視域全体での軸上色収
差はδfBWより大きく、望遠端ではほぼδfBTに等しい
ということである。
【0051】これを考慮すると、条件式(16)を満た
すように軸上色収差δfBW及びδfBTとFナンバーFW
及びFTを定めると良い。
【0052】条件式(16)の上限を越えると広角端で
の軸上色収差のぼけが大きくなり、(16)の下限を越
えると望遠端でのぼけが大きくなり好ましくない。
【0053】一般に正負の2群ズームレンズでは開口絞
り径を固定しておくと広角端から望遠端への変倍に従
い、Fナンバーは大きくなり、高変倍ズームレンズは望
遠端でのFナンバーはかなり大きくなる。Fナンバーを
小さくすると前述の色収差をはじめ諸収差の補正が難し
くなる。このうち軸上色収差については広角端でのFナ
ンバーFWを大きくし、広角端の軸上色収差を大きくで
きれば、望遠端での軸上色収差を小さくでき、望遠端で
のFナンバーFTを小さくすることができる。
【0054】条件式(17)の上限を越えて変倍比が増
すと、望遠端でのFナンバーが大きくなり過ぎる。逆に
(17)の下限を越えるとFTを小さくできるが、色収
差以外の諸収差の補正が難しく、FWを大きくすること
になり、変倍域全体でFナンバーの大きいレンズとなり
好ましくない。
【0055】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図14に基づい
て、詳細に説明する。
【0056】本実施例のズームレンズにおいて、絞り位
置は第1レンズ群の像面側にあり、変倍に伴って第1レ
ンズ群と共に移動する。また、第1レンズ群中の第1−
2レンズは、発散性の非球面に形成されており、非球面
を影響を含め実質的に負の屈折力を有するので、第2レ
ンズ群中の第2−1レンズとの間で、温度変化による影
響を相殺させることができる構成となっている。
【0057】次に、7種の実施例を下記に示すが、各実
施例に対応する前記の条件式(1)〜(17)の値を表
1に示す。
【0058】
【表1】
【0059】なお、以下に示す記号は、fは焦点距離
(mm)、FNOはFナンバー、ωは半画角(°)、fB
はバックフォーカス(mm)、rは曲率半径(mm)、
dは軸上面間隔(mm)、ndはd線に対する屈折率、
νdはアッベ数である。
【0060】また、*は非球面を表し、面の頂点を原点
として光軸方向をX軸とした直交座標系において、頂点
曲率をC、円錐定数をK、非球面係数をAi(i=4,
6,8・・・)として、下記の数式で表す。
【0061】
【数1】
【0062】また、非球面係数中、「D+J」は「×1
j」を、「D−J」は「×10-j」を表している。
【0063】〔実施例1〕実施例1における広角端から
望遠端までのFナンバー、画角、バックフォーカスは下
記の通りである。
【0064】f =39.2〜76.6〜106.9 FNO= 3.7〜 7.2〜 10.1 2ω=56.1〜31.3〜 22.8 fB = 7.4〜38.1〜 63.0 また、実施例1のレンズデータを表2に、非球面係数を
表3に示す。
【0065】
【表2】
【0066】
【表3】
【0067】更に、実施例1のレンズ断面図を図1に、
収差図を図2に示す。
【0068】〔実施例2〕実施例2における広角端から
望遠端までのFナンバー、画角、バックフォーカスは下
記の通りである。
【0069】f =39.2〜64.7〜106.9 FNO= 3.7〜 6.1〜 10.1 2ω=56.1〜36.5〜 22.8 fB = 7.5〜28.5〜 63.3 また、実施例2のレンズデータを表4に、非球面係数を
表5に示す。
【0070】
【表4】
【0071】
【表5】
【0072】更に、実施例2のレンズ断面図を図3に、
収差図を図4に示す。
【0073】〔実施例3〕実施例3における広角端から
望遠端までのFナンバー、画角、バックフォーカスは下
記の通りである。
【0074】f =39.2〜64.6〜106.9 FNO= 3.7〜 6.1〜 10.1 2ω=56.3〜36.9〜 22.9 fB = 8.2〜32.2〜 72.2 また、実施例3のレンズデータを表6に、非球面係数を
表7に示す。
【0075】
【表6】
【0076】
【表7】
【0077】更に、実施例3のレンズ断面図を図5に、
収差図を図6に示す。
【0078】〔実施例4〕実施例4における広角端から
望遠端までのFナンバー、画角、バックフォーカスは下
記の通りである。
【0079】f =39.2〜67.7〜117.0 FNO= 3.7〜 6.4〜 11.1 2ω=56.3〜35.3〜 21.0 fB = 8.0〜34.0〜 79.0 また、実施例4のレンズデータを表8に、非球面係数を
表9に示す。
【0080】
【表8】
【0081】
【表9】
【0082】更に、実施例4のレンズ断面図を図7に、
収差図を図8に示す。
【0083】〔実施例5〕実施例5における広角端から
望遠端までのFナンバー、画角、バックフォーカスは下
記の通りである。
【0084】f =39.2〜71.0〜130.8 FNO= 3.5〜 6.3〜 11.7 2ω=56.8〜33.6〜 18.8 fB = 7.9〜36.0〜 89.0 また、実施例5のレンズデータを表10に、非球面係数
を表11に示す。
【0085】
【表10】
【0086】
【表11】
【0087】更に、実施例5のレンズ断面図を図9に、
収差図を図10に示す。
【0088】〔実施例6〕実施例6における広角端から
望遠端までのFナンバー、画角、バックフォーカスは下
記の通りである。
【0089】f =39.3〜71.0〜130.8 FNO= 4.5〜 6.8〜 10.3 2ω=56.4〜33.5〜 18.7 fB = 7.4〜35.9〜 89.7 また、実施例6のレンズデータを表12に、非球面係数
を表13に示す。
【0090】
【表12】
【0091】
【表13】
【0092】更に、実施例6のレンズ断面図を図11
に、収差図を図12に示す。
【0093】〔実施例7〕実施例7における広角端から
望遠端までのFナンバー、画角、バックフォーカスは下
記の通りである。
【0094】f =39.2〜71.0〜130.8 FNO= 5.6〜 7.6〜 10.3 2ω=56.7〜33.5〜 18.8 fB = 7.4〜36.1〜 90.0 また、実施例7のレンズデータを表14に、非球面係数
を表15に示す。
【0095】
【表14】
【0096】
【表15】
【0097】更に、実施例7のレンズ断面図を図13
に、収差図を図14に示す。
【0098】
【発明の効果】以上の如く、本願発明を用いることによ
り、少ない構成枚数で小型で低コストを図りつつ、諸収
差が良好に補正された高変倍のズームレンズを得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のレンズ断面図である。
【図2】実施例1の収差図である。
【図3】実施例2のレンズ断面図である。
【図4】実施例2の収差図である。
【図5】実施例3のレンズ断面図である。
【図6】実施例3の収差図である。
【図7】実施例4のレンズ断面図である。
【図8】実施例4の収差図である。
【図9】実施例5のレンズ断面図である。
【図10】実施例5の収差図である。
【図11】実施例6のレンズ断面図である。
【図12】実施例6の収差図である。
【図13】実施例7のレンズ断面図である。
【図14】実施例7の収差図である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−234362(JP,A) 特開 平7−225336(JP,A) 特開 平7−218835(JP,A) 特開 平7−218833(JP,A) 特開 平7−181382(JP,A) 特開 平7−146439(JP,A) 特開 平6−347696(JP,A) 特開 平6−308387(JP,A) 特開 平6−289294(JP,A) 特開 平6−230282(JP,A) 特開 平6−130298(JP,A) 特開 平6−82696(JP,A) 特開 平6−18783(JP,A) 特開 平5−281472(JP,A) 特開 平5−224122(JP,A) 特開 平5−188292(JP,A) 特開 平5−113537(JP,A) 特開 平9−80308(JP,A) 特開 平9−68652(JP,A) 特開 平9−5627(JP,A) 特開 平8−248313(JP,A) 特開 平8−190050(JP,A) 特開 平8−50243(JP,A) 特開 平7−253540(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 15/16

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側より順に、正の屈折力を有する第
    1レンズ群と負の屈折力を有する第2レンズ群とからな
    り、両レンズ群の間隔を変化させて変倍を行うズームレ
    ンズにおいて、 前記第1レンズ群は、物体側より順に負の屈折力を有す
    る第1aレンズ群と正の屈折力を有する第1bレンズ群
    とからなり、前記第1aレンズ群は物体側より順に、両
    面が球面からなり負の屈折力を有する第1−1レンズ
    と、少なくとも1面に非球面を有しプラスチック材料に
    より形成された第1−2レンズにて構成され、 前記第2レンズ群は物体側より順に、少なくとも1面に
    非球面を有しプラスチック材料により形成された正の屈
    折力を有する第2−1レンズと、負の屈折力を有する第
    2−2レンズから構成され、 且つ、以下の条件式を満足することを特徴とするズーム
    レンズ。 2.7<fT/fW 3.0<fT/f1<5.0 ν1-1<35 但し、fW:広角端における全系の焦点距離 fT:望遠端における全系の焦点距離 f1:第1レンズ群の焦点距離 ν1-1:第1−1レンズのアッベ数
  2. 【請求項2】 以下の条件式を満足することを特徴とす
    る請求項1に記載のズームレンズ。 0.18<f1/|f1a|<0.40 0.34<D1/fW<0.60 但し、f1a :第1aレンズ群の焦点距離 D1 :第1レンズ群の軸上厚
  3. 【請求項3】 以下の条件式を満足することを特徴とす
    る請求項1又は請求項2に記載のズームレンズ。 f1/|f1-2|<0.1 0.04<|f2|/f2-1<0.60 但し、f1-2:第1−2レンズの焦点距離 f2-1:第2−1レンズの焦点距離 f2 :第2レンズ群の焦点距離
  4. 【請求項4】 物体側より順に、正の屈折力を有する第
    1レンズ群と負の屈折力を有する第2レンズ群とからな
    り、両レンズ群の間隔を変化させて変倍を行うズームレ
    ンズにおいて、 前記第1レンズ群は、最も物体側にて両面が球面からな
    り負の屈折力を有する第1−1レンズと最も像側にて正
    の屈折力を有する第1−bレンズとを含む3枚以下のレ
    ンズで構成され、前記第2レンズ群は、物体側より順に
    像側に凸の正の屈折力を有する第2−1レンズと負の屈
    折力を有する第2−2レンズとから構成され、前記第1
    −bレンズの少なくとも1面に非球面を有し、且つ以下
    の条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。 2.7<fT/fW 1.8<FW・f1/fW<3 但し、fW:広角端における全系の焦点距離 fT:望遠端における全系の焦点距離 FW:広角端における開放Fナンバー f1:第1レンズ群の焦点距離
  5. 【請求項5】 前記第1レンズ群が、物体側より順に前
    記第1−1レンズと、少なくとも1面に非球面を有する
    第1−2レンズと、前記第1−bレンズとより構成され
    たことを特徴とする請求項4に記載のズームレンズ。
  6. 【請求項6】 物体側より順に、正の屈折力を有する第
    1レンズ群と負の屈折力を有する第2レンズ群とからな
    り、両レンズ群の間隔を変化させて変倍を行うズームレ
    ンズにおいて、 前記第1レンズ群は、最も物体側にて両面が球面からな
    り負の屈折力を有する第1−1レンズと、最も像側にて
    正の屈折力を有する第1−bレンズとを含む3枚以下の
    レンズで構成され、以下の条件式を満足することを特徴
    とするズームレンズ。 2.7<fT/fW 2ωT<23° 0.005<δfBT/fT<0.020 但し、fW :広角端における全系の焦点距離 fT :望遠端における全系の焦点距離 ωT :望遠端における半画角 δfBT:望遠端におけるd線に対するg線の軸上色収差
  7. 【請求項7】 以下の条件式を満足することを特徴とす
    る請求項6に記載のズームレンズ。 2.8<fT/fW 2ωT<22° 0.007<δfBT/fT<0.017 但し、fW :広角端における全系の焦点距離 fT :望遠端における全系の焦点距離 ωT :望遠端における半画角 δfBT:望遠端におけるd線に対するg線の軸上色収差
  8. 【請求項8】 物体側より順に正の屈折力を有する第1
    レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群とからな
    り、両レンズ群の間隔を変化させて変倍を行うズームレ
    ンズにおいて、 前記第1レンズ群は、最も物体側にて両面が球面からな
    り負の屈折力を有する第1−1レンズと、最も像側にて
    正の屈折力を有する第1−bレンズとを含む3枚以下の
    レンズで構成され、以下の条件式を満足することを特徴
    とするズームレンズ。 2.8<fT/fW −6<δfBT/δfBW<−2.4 但し、fW :広角端における全系の焦点距離 fT :望遠端における全系の焦点距離 δfBW:広角端におけるd線に対するg線の軸上色収差 δfBT:望遠端におけるd線に対するg線の軸上色収差
  9. 【請求項9】 以下の条件式を満足することを特徴とす
    る請求項8に記載のズームレンズ。 3.2<fT/fW<3.5 −5.8<δfBT/δfBW<−4
  10. 【請求項10】 以下の条件式を満足することを特徴と
    する請求項6〜9の何れか1項に記載のズームレンズ。 ν1N<35 ν1P>50 但し、ν1N:第1レンズ群の負レンズのアッベ数 ν1P:第1レンズ群の正レンズのアッベ数
  11. 【請求項11】 前記第2レンズ群が、物体側より順に
    少なくとも1面に非球面を有し正の屈折力を有する第2
    −1レンズと、負の屈折力を有する第2−2レンズとか
    ら構成されたことを特徴とする請求項6〜10の何れか
    1項に記載のズームレンズ。
  12. 【請求項12】 物体側より順に、正の屈折力を有する
    第1レンズ群と負の屈折力を有する第2レンズ群とから
    なり、両レンズ群の間隔を変化させて変倍を行うズーム
    レンズにおいて、 前記第1レンズ群は、最も物体側にて両面が球面からな
    り負の屈折力を有する第1−1レンズと最も像側にて正
    の屈折力を有する第1−bレンズとを含む3枚以下のレ
    ンズで構成され、且つ以下の条件式を満足することを特
    徴とするズームレンズ。 2.7<fT/fW 0<δfBT −2.5×(F T /F W )<δf BT /δf BW <−1.5×(F T /F W 但し、fW :広角端における全系の焦点距離 fT :望遠端における全系の焦点距離 FW :広角端におけるFナンバー FT :望遠端におけるFナンバー δfBW:広角端におけるd線に対するg線の軸上色収差 δfBT:望遠端におけるd線に対するg線の軸上色収差
  13. 【請求項13】 ズームポジションに応じて開放絞り径
    が可変であり、且つ以下の条件式を満足することを特徴
    とする請求項12に記載のズームレンズ。 0.5×(fT/fW)<FT/FW<fT/fW 但し、FW :広角端におけるFナンバー FT :望遠端におけるFナンバー fW :広角端における全系の焦点距離 fT :望遠端における全系の焦点距離
  14. 【請求項14】 前記第2レンズ群が物体側より順に少
    なくとも1面に非球面を有し正の屈折力を有する第2−
    1レンズと、負の屈折力を有する第2−2レンズとから
    構成されたことを特徴とする請求項12又は請求項13
    に記載のズームレンズ。
JP25117195A 1995-09-28 1995-09-28 ズームレンズ Expired - Fee Related JP3409231B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25117195A JP3409231B2 (ja) 1995-09-28 1995-09-28 ズームレンズ
US08/717,813 US5777800A (en) 1995-09-28 1996-09-24 Zoom lens
EP96115381A EP0766114B1 (en) 1995-09-28 1996-09-25 Zoom lens
DE69621546T DE69621546D1 (de) 1995-09-28 1996-09-25 Zoomobjektiv

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25117195A JP3409231B2 (ja) 1995-09-28 1995-09-28 ズームレンズ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0990220A JPH0990220A (ja) 1997-04-04
JP3409231B2 true JP3409231B2 (ja) 2003-05-26

Family

ID=17218743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25117195A Expired - Fee Related JP3409231B2 (ja) 1995-09-28 1995-09-28 ズームレンズ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5777800A (ja)
EP (1) EP0766114B1 (ja)
JP (1) JP3409231B2 (ja)
DE (1) DE69621546D1 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5999331A (en) * 1997-02-07 1999-12-07 Minolta Co., Ltd. Zoom lens system
JPH1138320A (ja) * 1997-07-22 1999-02-12 Asahi Optical Co Ltd ズームレンズ系
JPH11305123A (ja) * 1998-04-22 1999-11-05 Asahi Optical Co Ltd ズームレンズ系
US6333824B1 (en) 1998-09-10 2001-12-25 Olympus Optical Co., Ltd. Zoom lens system consisting of two lens units
JP3495622B2 (ja) * 1998-12-22 2004-02-09 ペンタックス株式会社 ズームレンズ系
JP3435364B2 (ja) * 1998-12-24 2003-08-11 ペンタックス株式会社 ズームレンズ系
EP1054280A3 (en) * 1999-05-20 2004-08-18 Konica Corporation Zoom lens
JP2001201683A (ja) 2000-01-19 2001-07-27 Olympus Optical Co Ltd ズームレンズ
JP3495677B2 (ja) * 2000-02-24 2004-02-09 ペンタックス株式会社 ズームレンズ系
JP2002107621A (ja) 2000-10-02 2002-04-10 Asahi Optical Co Ltd ズームレンズ系
JP3526560B2 (ja) * 2001-06-14 2004-05-17 オリンパス株式会社 ズーム光学系およびそれを用いたカメラ
JP4503918B2 (ja) * 2002-11-20 2010-07-14 オリンパス株式会社 撮像装置
CN100427257C (zh) * 2005-03-24 2008-10-22 深圳市金科特种材料股份有限公司 铝合金工件的低真空钎焊工艺
TWI582458B (zh) 2016-04-22 2017-05-11 大立光電股份有限公司 成像光學系統鏡組、取像裝置及電子裝置
TWI629531B (zh) 2017-10-25 2018-07-11 大立光電股份有限公司 取像透鏡組、取像裝置及電子裝置

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2699977B2 (ja) * 1987-05-08 1998-01-19 オリンパス光学工業株式会社 コンパクトなズームレンズ
JPS6457222A (en) * 1987-08-28 1989-03-03 Asahi Optical Co Ltd Zoom lens for compact camera
JP2915934B2 (ja) * 1989-09-29 1999-07-05 旭光学工業株式会社 コンパクトカメラ用ズームレンズ
JP2801293B2 (ja) * 1989-10-03 1998-09-21 キヤノン株式会社 ズームレンズ
JP3248906B2 (ja) * 1990-11-30 2002-01-21 旭光学工業株式会社 ズームレンズ
JP3294870B2 (ja) * 1991-07-04 2002-06-24 旭光学工業株式会社 ズームレンズ
JPH06506071A (ja) * 1991-12-13 1994-07-07 イーストマン コダック カンパニー 小型カメラ用ズームレンズシステム
JPH06130298A (ja) * 1992-10-21 1994-05-13 Nikon Corp コンパクトなズームレンズ
JPH06347696A (ja) * 1993-06-02 1994-12-22 Konica Corp ズームレンズ
KR100310435B1 (ko) * 1993-12-22 2001-12-28 이중구 광각줌렌즈
US5633760A (en) * 1994-02-03 1997-05-27 Nikon Corporation Zoom lens
JP3383061B2 (ja) * 1994-02-15 2003-03-04 オリンパス光学工業株式会社 ズームレンズ及びズームレンズを備えたカメラ

Also Published As

Publication number Publication date
DE69621546D1 (de) 2002-07-11
EP0766114A2 (en) 1997-04-02
EP0766114B1 (en) 2002-06-05
JPH0990220A (ja) 1997-04-04
US5777800A (en) 1998-07-07
EP0766114A3 (en) 1997-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3253405B2 (ja) 2群ズームレンズ
JP4773807B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP3416690B2 (ja) 小型のズームレンズ
JP4794915B2 (ja) ズームレンズおよびそれを有する撮像装置
JP3200925B2 (ja) 広画角を有するズームレンズ
JPH0354325B2 (ja)
US7075733B2 (en) Zoom lens system and image pickup apparatus including the same
JP3409231B2 (ja) ズームレンズ
JP3988214B2 (ja) ズームレンズ
JPH08320435A (ja) 広角ズームレンズ
JPH1152246A (ja) ズームレンズ
JP3204703B2 (ja) 変倍レンズ
US7075730B2 (en) Zoom lens system and image pickup apparatus including the same
JP4098586B2 (ja) ズームレンズ
JP3331011B2 (ja) 小型の2群ズームレンズ
JPH09311273A (ja) 可変焦点距離レンズ
JP4951915B2 (ja) ズームレンズ
JP4585796B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP4799210B2 (ja) ズームレンズ系及びそれを備えたカメラシステム
JP3301815B2 (ja) ズームレンズ
JPH06130298A (ja) コンパクトなズームレンズ
JP3330660B2 (ja) 変倍ファインダー
JP4799209B2 (ja) ズームレンズ系及びそれを備えたカメラシステム
JP3447424B2 (ja) 高変倍ズームレンズ
JPH0772388A (ja) 小型のズームレンズ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees