JP3526560B2 - ズーム光学系およびそれを用いたカメラ - Google Patents

ズーム光学系およびそれを用いたカメラ

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JP3526560B2
JP3526560B2 JP2001179767A JP2001179767A JP3526560B2 JP 3526560 B2 JP3526560 B2 JP 3526560B2 JP 2001179767 A JP2001179767 A JP 2001179767A JP 2001179767 A JP2001179767 A JP 2001179767A JP 3526560 B2 JP3526560 B2 JP 3526560B2
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B5/00Adjustment of optical system relative to image or object surface other than for focusing

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Lenses (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Cameras In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真用カメラ、特
にレンズシャッターカメラに用いられるズーム光学系お
よびそれを用いたカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、レンズシャッターカメラはズーム
レンズを備えたカメラが一般的となり、小型で高変倍の
撮影レンズを搭載したカメラが望まれるようになってき
た。そして、変倍比(最広角端の全系の焦点距離に対す
る最望遠端の全系の焦点距離の比)が2〜3程度のズー
ムレンズは、物体より順に配置された正、負の屈折力を
持つ2群ズーム構成のものが、また、変倍比3〜4.5
程度のズームレンズは、物体より順に配置された正、
正、負の屈折力を持つ3群ズーム構成のものが、夫々一
般的に用いられるようになってきた。
【0003】3群ズーム構成のズームレンズは、広角端
と望遠端との間でズーミングする際の収差変動を小さく
抑えることができる。しかし、構造上、2群ズーム構成
のものに比べて大型で構造が複雑になり、構成レンズ枚
数も増え、1群のレンズ系が大きくなり、これらがすべ
てコストアップに繋がる要因となる。
【0004】他方、2群ズーム構成のズームレンズは、
レンズ枚数を少なくでき、構造が簡略化されるため、カ
メラとして小型・軽量化ができると共に、コスト面にお
いても有利となる。そこで、小型のコンパクトカメラ用
のズームレンズには2群ズーム構成が用いられることが
多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の2群ズ
ーム構成のズームレンズには、小型・高変倍化すると収
差が大きくなるという問題点があった。このような課題
を解決しようと試みた従来技術としては、特開平11−25
8503号公報、特開平10−48523号公報、特開平8−110468
号公報などに記載の通りである。しかしながら、特開平
11−258503号公報、特開平8−110468号公報に記載のも
のは、変倍比は3.3以上であるが、テレフォト比(最
望遠端の全系の焦点距離に対する望遠端での全系の全長
の比)は0.9以上であり、特開平10−48523号公報に
記載のものについても、変倍比が3でテレフォト比は
0.9に留まっており、コンパクト化を十分に図ること
ができず、コスト、大きさの面で好ましいものではなか
った。また、鏡枠への負担がかかると同時に、カメラ本
体に対してズームレンズの突出量が大きくなってしま
い、カメラの重心が前方に偏るため、手ブレが起こり易
くなるという問題があった。
【0006】そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、変
倍比が3以上を達成し、且つ、テレフォト比が0.85
以下の小型で結像性能が良好な2群ズーム構成のズーム
光学系およびそれを用いたカメラを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、上記目的を達成
するため、本発明のズーム光学系は、物体側より順に、
正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有す
る第2レンズ群とで構成され、広角端から望遠端への変
倍の際に、第1レンズ群と第2レンズ群との間隔が減少
するように、各レンズ群を物体側に移動させるズーム光
学系において、前記第1レンズ群が、物体側より順に正
の屈折力を有する第1レンズユニットと、負の屈折力を
有する第2レンズユニットと、正の屈折力を有する第3
レンズユニットとで構成され、前記第 1 レンズユニット
が、物体側が凸面の正レンズで構成され、前記第2レン
ズユニットが、負レンズと正レンズとの接合レンズで構
成され、前記第3レンズユニットが、負レンズと正レン
ズもしくは正レンズと負レンズとの接合レンズで構成さ
れ、開口絞りが前記第 1 レンズ群の像面側に設けられて
おり、変倍時は第1レンズ群と一体で移動し、かつ、
記第2レンズ群が、物体側より、負レンズ、正レンズ、
像側に凸面を向けた負メニスカスレンズの3枚、又は正
レンズ、負レンズ、像側に凸面を向けた負メニスカスレ
ンズの3枚、または、負レンズ、像側に凸面を向けた負
メニスカスレンズの2枚からなり、前記第2レンズ群の
最も像側に配置される前記負メニスカスレンズが次の条
件式 (4-1) を満足し、かつ、次の条件式(1)を満足するこ
とを特徴としている。 但し、fTは最望遠端の全系の焦点距離、fWは最広角端
の全系の焦点距離、N L23 は第2レンズ群で最も像側に
配置された負レンズの屈折率である。
【0008】また、本発明のズーム光学系は、次の条件
(1-1)を満足するのが好ましい。 但し、Tは最望遠端の全系の焦点距離、 W は最広角端
の全系の焦点距離である。
【0009】また、本発明は、次の条件式を満足するの
が好ましい。 fT / fW ≧ 3.06但し、f T は最望遠端の全系の焦点距離、f W は最広角端
の全系の焦点距離である。
【0010】また、本発明は、前記第2レンズ群が、負
の屈折力を有する第21レンズと、正の屈折力を有する
第22レンズと、負の屈折力を有する第23レンズとで
構成されているのが好ましい。
【0011】また、本発明は、前記第2レンズ群が、負
の屈折力を有する第21レンズと、負の屈折力を有する
第22レンズとで構成され、前記第21レンズが、少な
くとも1面の非球面を有するのが好ましい。
【0012】また、本発明は、前記第1レンズ群の前記
第3レンズユニットが、負の屈折力を有する第14レン
ズと正の屈折力を有する第15レンズを接合させて構成
し、前記第2レンズ群が、少なくとも1面の非球面を有
するのが好ましい。
【0013】また、本発明のズーム光学系を用いたフィ
ルム撮影用のカメラは、本発明のズーム光学系と、その
像側に配置された撮像範囲を制限する枠を有するのが好
ましい。
【0014】また、本発明のズーム光学系を用いた電画
撮影用のカメラは、本発明のズーム光学系と、その像側
に配置された撮像範囲を制限する電子撮像素子を有する
のが好ましい。
【0015】また、本発明のズーム光学系は、次の条件
(5) (6)を満足するのが好ましい。 但し、Tは最望遠端の全系の焦点距離、f 1 は第1レン
ズ群の焦点距離、f 2 は第2レンズ群の焦点距離であ
る。
【0016】また、本発明のズーム光学系は、次の条件
(7)を満足するのが好ましい。 但し、D12は第1レンズユニットと第2レンズユニット
との間隔、 W は最広角端の全系の焦点距離である。
【0017】また、本発明のズーム光学系は、次の条件
(9) を満足するのが好ましい。 但し、N 1N は第1レンズ群中の任意の負レンズの屈折率
である。
【0018】また、本発明のズーム光学系は、次の条件
(10) を満足するのが好ましい。 但し、D 12 は第1レンズユニットと第2レンズユニット
との間隔、hは像面での最大像高である。
【0019】また、本発明のズーム光学系は、次の条件
(2) を満足するのが好ましい。 但し、L T は望遠端での全系の全長、f T は最望遠端の全
系の焦点距離である。
【0020】また、本発明のズーム光学系は、次の条件
式(2-1)を満足するのが好ましい。 但し、LTは望遠端での全系の全長、fTは最望遠端の全
系の焦点距離である。そこで、上記目的を達成するた
め、本第1の発明のズーム光学系は、物体側より順に、
正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有す
る第2レンズ群とで構成され、広角端から望遠端への変
倍の際に、第1レンズ群と第2レンズ群との間隔が減少
するように、各レンズ群を物体側に移動させるズーム光
学系において、前記第1レンズ群が、物体側より順に正
の屈折力を有する第1レンズユニットと、負の屈折力を
有する第2レンズユニットと、正の屈折力を有する第3
レンズユニットとで構成され、前記第3レンズユニット
が、接合レンズで構成され、かつ、次の条件式(1)を満
足することを特徴としている。 但し、fTは最望遠端の全系の焦点距離、fWは最広角端
の全系の焦点距離である。
【0021】
【発明の実施の形態】まず、本発明の基本概念及び作用
について説明する。
【0022】本発明は、物体側より順に、正の屈折力を
有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ
群とで構成され、広角端から望遠端への変倍の際に、第
1レンズ群と第2レンズ群との間隔が減少するように、
各レンズ群を物体側に移動させる簡易な2群ズームの方
式のズーム光学系に適用したものである。
【0023】正負の2群ズームレンズにおいては、正の
第1レンズ群の結像性能を負の第2レンズ群で補正しな
がら拡大するようにしているので、それぞれのレンズ
群、特に第1レンズ群での収差発生量を抑えることがで
きるようなレンズ構成が望ましい。そこで、本発明
は、第1レンズ群を単焦点レンズとして良好な収差補正
の可能な正、負、及び正の屈折力を有するレンズユニッ
であって、前記第 1 レンズユニットが、物体側が凸面
の正レンズで構成され、前記第2レンズユニットが、負
レンズと正レンズとの接合レンズで構成され、前記第3
レンズユニットが、負レンズと正レンズもしくは正レン
ズと負レンズとの接合レンズで構成されたトリプレット
型の3つのレンズユニットで構成している。
【0024】2群ズーム構成で全長の短縮化を図るため
には、各レンズ群のパワーを強くして、各レンズ群の全
長を短くする必要がある。性能的にはレンズ枚数を増や
して、各レンズごとのパワー負担の分担化をすれば収差
を良好にすることはできるが、各レンズ群の全長の短縮
化を考えると、レンズ枚数の増加は好ましくない。他
方、パワーを強くすると、1つのレンズ群全体としての
収差の発生量は大きくなるので、各レンズユニットでの
収差の補正効果を強める必要がある。絞りに近い第3レ
ンズユニットは、主に球面収差とコマ収差の補正に寄与
しており、これを正負のレンズを用いて構成すると高い
補正効果が得られるが、その為、高次収差の発生も大き
くなる。そこで、本発明のように、第3レンズユニット
を接合レンズで構成すれば、高次収差の発生を少なく保
ち、且つ、高い収差補正効果を得ることができる。
【0025】また、本発明のように、第2レンズ群を少
なくとも正レンズ1枚と、負レンズ2枚とを有して構
成、または、負レンズ2枚で構成すれば、負レンズのパ
ワーを2枚のレンズに分散させて、例えば、曲率を緩く
することができ、収差の発生量ならびに変倍時の収差の
変動を抑えることができる。
【0026】本発明において、第2レンズ群を負レン
ズ、正レンズ、負レンズの順に配置すれば、第2レンズ
群内の間隔の変動による焦点距離の変動への影響を低く
抑えることができる。つまり、従来の一般的な正レン
ズ、負レンズの順、もしくは正レンズ、負レンズ、負レ
ンズの順の配置とした場合、正レンズと最初の負レンズ
が相応のパワーとメニスカス形状を有するため、それら
の空気間隔の変動やこれらの正、負レンズの両側に配置
されたレンズの偏心による像面への影響が大きくなる
、負レンズ、正レンズ、負レンズの順の配置とす
ば、最初の負レンズと正レンズのパワーを小さく抑え、
且つ強いメニスカス形状としなくてよいため、これら負
レンズと正レンズの偏心の影響を小さくすることができ
る。したがってコンパクト化を図って2群のパワーを強
くしても生産性の良いものとなる。
【0027】また、2群ズームでコンパクト化を図る
と、望遠端でのペッツバール和が負に行く傾向にありメ
リディオナルの非点収差が正に大きくなってしまう。そ
こで、本発明において、第2レンズ群に正レンズを含ま
ないようにすれば、望遠端でのペッツバール和を小さく
して像面を良好に保つことができる。また、その場合
に、単に正レンズを含まないで構成すると収差の適正な
補正ができなくなるため、本発明では、非球面を配置す
ることで、第2レンズ群内でも適正な収差の補正を可能
としている。
【0028】また、本発明においては、第11レンズを
正の屈折率を有するレンズユニット、負の第12レンズ
と正の第13レンズとを接合させたレンズ群を負の屈折
率を有するレンズユニット、負の第14レンズと正の第
15レンズとを接合させたレンズ群を正の屈折率を有す
るレンズユニットとして構成してもよい。
【0029】上述のように、2群ズーム構成で全長の短
縮化を図るためには、各レンズ群のパワーを強くして、
各レンズ群の全長を短くする必要がある。性能的にはレ
ンズ枚数を増やして、各レンズごとのパワー負担の分担
化をすれば収差を良好にすることはできるが、各レンズ
群の全長の短縮化を考えると、レンズ枚数の増加は好ま
しくない。他方、パワーを強くすると、1つのレンズ群
を構成する各レンズごとのパワーが強くなり、各レンズ
の曲率半径が小さくなって収差の発生は大きくなる。曲
率半径が小さくなると空気レンズによる高次の収差の発
生も大きくなる。過剰な高次収差の発生は画面端での収
差の状態を悪くしてしまう。そこで、本発明のように、
適切な収差補正を行うために、接合レンズを配して構成
すれば、空気間隔がある場合に比べて高次の収差の発生
を抑えるという効果が得られる。特に第12,13レン
ズを接合すれば、軸上の色収差を補正し、第14,15
レンズを接合すれば、球面収差、コマ収差を良好に補正
することができる。
【0030】また、本発明では、最も物体側のレンズ面
を物体側に凸面とすることで、軸外光線高の高い第1レ
ンズでの軸外光線の入射角を緩くして収差の発生を抑え
ている。
【0031】次に、本発明に係る各条件式について説明
する。 上記条件式(1)、(11)は、最望遠端での焦点距離と最広
角端での焦点距離との比(変倍比)を規定するもので、
高変倍のズーム光学系における基本的な条件式である。
条件式(11)、より好ましくは条件式(1)を満足すれば、
撮影可能な画角の幅が広がり、さまざまなシーンに合っ
たさまざまな画角で撮影が可能となるのでカメラとして
の有用性が向上する。
【0032】fT/fWの値が条件式(1)、(11)における
下限を超えて小さくなると、ズーム全領域での収差補正
が容易となるが、高変倍ではなくなってしまい目的とす
る変倍比と異なり、また、第1レンズ群のレンズ構成を
上述の本発明のようなレンズ構成としなくても収差補正
が容易となるため、第1レンズ群を本発明のようなレン
ズ構成にしたのでは却ってレンズ枚数が過剰となり、コ
スト、大きさの面で好ましくない。
【0033】また、条件式(1)、(11)については、fT
Wの値が3.2を超えて大きくならないのがより好ま
しい。fT/fWの値が3.2を超えて大きくなると、少
ないレンズ枚数で良好な収差補正を行うことが困難とな
る。
【0034】 上記条件式(2)は、最望遠端での全系の全長と最望遠端
での焦点距離との比(テレフォト比)に関するもので、
コンパクト化のために満たすべき条件式である。LT
Tの値が条件式(2)を満足すれば、望遠側の焦点距離を
長くしても望遠端でのレンズ全長を短く抑えることがで
きるため、特に第1レンズ群を駆動させる鏡枠への駆動
の負担を小さくすることができ、また、レンズ駆動のた
めの電力を抑えることができる。LT/fTの値が条件式
(2)の上限を超えて大きくなると、目的とするテレフォ
ト比と異なり、その場合、各レンズ群のパワーをゆるく
してもよくなり、上述の本発明のようなレンズ構成とし
なくても収差補正が容易となるため、第1レンズ群を
発明のようなレンズ構成に構成したのでは却ってレンズ
枚数が過剰となり、コンパクト化を十分に図ることがで
きず、コスト、大きさの面で好ましくない。また、鏡枠
への負担がかかると同時に、カメラ本体に対してズーム
レンズの突出量が大きくなってしまい、カメラの重心が
前方に偏るため、手ブレが起こりやすくなってしまう。
【0035】また、条件式(2)については、LT/fT
値が0.75を下回らないのがより望ましい。LT/fT
の値が0.75を下回ると、少ないレンズ枚数で良好な
収差補正を行うことが困難になる。また、縁肉の薄いレ
ンズが多くなり生産性が低下し量産が困難となるためコ
ストの点で好ましくない。
【0036】 上記条件式(3)、(4)は、第2レンズ群の最も像側に配置
された負レンズの屈折率を規定するものである。2群ズ
ームで像面に近い位置にある第2レンズ群を3枚以上の
レンズで構成すると最終レンズの外径が大きくなってし
まいコンパクト化に反してしまう。NL23の値が条件式
(3)の下限を超えて小さくなると、バックフォーカスが
短くなった場合外径が大きくなってしまい小型化できな
くなる。さらに屈折率が低いので、最終レンズの物体側
面の曲率半径が小さくなり、望遠端での球面収差の発生
を抑えることができなくなる。NL23の値については、
下限を条件式(3)から条件式(4)に範囲を限定すると、よ
りいっそう小型化できる。
【0037】また、条件式(3)、(4)については、NL23
の値が1.75を超えて大きくならないのがより望まし
い。NL23の値が1.75を超えて大きくなると、収差
補正に対するコストが高くなってしまう。なお、NL23
の値の下限を1.725としてもよい。
【0038】 上記条件式(5)は、最望遠端での焦点距離と第1レンズ
群の焦点距離との比を規定するものである。fT/f1
値が条件式(5)の上限を超えて大きくなると、小型化に
は有利であるが第1レンズ群内で発生する収差を良好に
補正できなくなる。fT/f1の値が条件式(5)の下限を
超えて小さくなると、性能的には良好なものとなるが第
2レンズ群の移動量が大きくなるので全長が大きくなっ
てしまい小型化できなくなる。
【0039】 上記条件式(6)は、最望遠端での焦点距離と第2レンズ
群の焦点距離との比を規定するものである。fT/f2
値が条件式(6)の上限を超えて大きくなると、性能的に
は良好なものとなるが第1レンズ群の移動量が大きくな
るので全長が大きくなってしまい小型化できなくなる。
T/f2の値が条件式(6)の下限を超えて小さくなる
と、小型化には有利であるが第2レンズ群内で発生する
収差の良好な補正ができなくなる。また、条件式(5)に
ついてfT/f1の値の下限を4.37、さらには4.6
とすることが高性能を維持する上で好ましい。同時に、
条件式(6)についてfT/f2の値の上限を−5.53、
さらには−5.80とすることが高性能を維持する上で
好ましい。
【0040】 上記条件式(7)、(8)、(10)は、第1レンズ群の第1レン
ズユニットと第2レンズユニットとの空気間隔を規定す
るものである。D12/fW、D12/hの値がそれぞれ条
件式(7)、(8)、(10)の上限を超えて大きくなると、第1
レンズ群のパワーが強くなるが、第1レンズユニットで
の軸外光線の入射高が大きくなるので、レンズの外径が
大きくなってしまい、さらに第1レンズ群の全長も大き
くなり小型化を図れなくなる。また、この場合、外径を
小さくとることも可能ではあるが、それでは広角端での
周辺光量の落ち込みが大きくなり望ましくない。D12
W、D12/hの値がそれぞれ条件式(7)、(8)、(10)の
下限を超えて小さくなると、第1レンズ群のパワーが弱
くなり移動量が増えるので、小型化を図れなくなる。D
12/fWの値については、条件式(7)から条件式(8)に範
囲を限定するほうが、よりいっそう性能と小型化とのバ
ランスをとることができるので望ましい。
【0041】また、条件式(10)について、D12/hの値
の下限を0.059とするとより好ましい。また、D12
/hの値の上限を0.07とすることがより望ましい。
【0042】なお、像高hは、本発明のズーム光学系を
フィルム撮影用のカメラに用いる場合、ズームレンズの
像側に配置された撮像範囲を制限する枠の対角長の半分
の長さである。つまり、本発明のズーム光学系を用い
て、例えば上記条件式(10)を満足するズーム光学系と、
その像側に配置された撮像範囲を制限する枠を有し、前
記枠の対角長の半分の長さでもって前記像高hを規定す
るフィルム撮影用のカメラを構成することができる。
【0043】もしくは、像高hは、本発明のズーム光学
系を電画撮影用のカメラに用いる場合、ズームレンズの
像側に配置された撮像範囲を制限する電子撮像素子の最
大有効撮像範囲の対角長の半分の長さである。つまり、
本発明のズーム光学系を用いて、例えば上記条件式(10)
を満足するズーム光学系と、その像側に配置された撮像
範囲を制限する電子撮像素子を有し、前記電子撮像素子
の最大有効撮像範囲の対角長の半分の長さでもって前記
像高hを規定する電画撮影用のカメラを構成することも
できる。
【0044】 上記条件式(9)は、第1レンズ群の負レンズの屈折率を
規定するものである。2群ズーム構成において小型化を
図るには、第1レンズ群、第2レンズ群のパワーを強く
する必要がある。しかし、パワーを強くすると各レンズ
群の収差の発生は大きくなるので、各レンズ群で適切な
補正が必要になってくる。少ないレンズ枚数で1つのレ
ンズ群を形成した場合、小型化にはつながるが、それぞ
れのレンズの負担が大きくなり(パワーが強くなり)収
差の発生が大きくなる。他方、レンズ枚数を増やした場
合、収差は補正しやすくなるが全長が大きくなり、コス
トも高くなる。そこで、条件式(9)を満たすような負レ
ンズを配置することで、負レンズの枚数を減らし、且
つ、収差を良好に保つことができる。下限を超えると、
それぞれの負レンズのパワーが強いために短焦点側のペ
ッツバール和が負になりやすくサジタルの非点収差がプ
ラス方向に大きくなる傾向があり望ましくない。
【0045】さらに高い光学性能を得るために、上述し
た第2レンズ群に少なくとも1面非球面を有して構成す
ることが望ましい。2群ズームレンズでは第2レンズ群
での軸外光線の光線高が高くなってしまい、このため軸
外光線の収差の発生量が多くなる。そこで、本発明では
非球面を有することにより軸外収差を良好に補正してい
る。
【0046】さらに、上述したような第2レンズ群にプ
ラスティックレンズを有することで、コストの低減を図
ることができる。第2レンズ群は第1レンズ群に比べて
軸外光線の光線高が大きいので、レンズの外径が大きく
なる。外径が大きい上に非球面を有するようなガラスレ
ンズはコストが非常に高くついてしまう。そこで、プラ
スティックを用いればガラスレンズに比べてコストを安
くすることができ、非球面レンズも安易に成形できる。
また、比重も小さくなり製品の軽量化にも繋がる。
【0047】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面及び数値データ
を用いて説明する。第1実施例 図1は本発明によるズーム光学系の第1実施例のレンズ
構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)
は中間、(c)は望遠端での状態を示す。図2は第1実施
例における球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図であ
り、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を
示す。第1レンズ群G1は、物体側より順に、正の屈折
力を有する第1レンズユニットU1と、負の屈折力を有
する第2レンズユニットU2と、正の屈折力を有する第
3レンズユニットU3とで構成されている。第1レンズ
ユニットU1は、物体側が凸面の正レンズL11で構成
されている。第2レンズユニットU2は、負レンズL1
2と正レンズL13との接合レンズで構成されている。
第3レンズユニットU3は、負レンズL14と正レンズ
L15との接合レンズで構成されている。第2レンズ群
G2は、物体側より順に、負レンズL21と、正レンズ
L22と、負レンズL23とで構成されている。負レン
ズL23は、像側に凸面を向けたメニスカスレンズとし
て構成されている。
【0048】第1レンズ群G1及び第2レンズ群G2
は、広角端から望遠端までの変倍に際して、互いの間隔
を減少させながら物体側へ移動するようになっている。
また、開口絞りSは、第1レンズ群G1の像面側に設け
られており、変倍時は第1レンズ群G1と一体で移動す
るようになっている。また、負レンズL21は、像側に
非球面を有している。
【0049】次に、本実施例にかかるズーム光学系を構
成している光学部材の数値データを示す。本実施例の数
値データにおいて、r1、r2、…は各レンズ面の曲率半
径、d1、d2、…は各レンズの肉厚または空気間隔、n
d1、nd2、…は各レンズのd線での屈折率、νd1
νd2、…は各レンズのアッべ数を表している。なお、非
球面形状は、光軸方向をz、光軸に直交する方向をyに
とり、円錐係数をK、非球面係数をA4、A6、A8、A
10、A12としたとき、次の式で表される。 z=(y2/r)/[1+{1−(1+K)(y/
r)21/2]+A44+A66+A88+A1010+A
1212 なお、これらの記号は後述の実施例の数値データにおい
ても共通である。
【0050】数値データ11=19.3110 d1=2.0500 nd1=1.63930 νd1=44.87 r2=108.4682 d2=1.3427 r3=-16.7203 d3=1.9949 nd3=1.83400 νd3=37.16 r4=24.0456 d4=4.6334 nd4=1.48749 νd4=70.23 r5=-14.8916 d5=0.6751 r6=42.7697 d6=1.1000 nd6=1.83400 νd6=37.16 r7=18.3712 d7=3.0500 nd7=1.59551 νd7=39.24 r8=-22.8087 d8=1.0000 r9=∞(絞り) d9=D9 r10=-112.6192 d10=2.2000 nd10=1.52542 νd10=55.78 r11=-1992.6160(非球面) d11=0.3500 r12=-399.7842 d12=2.0000 nd12=1.63980 νd12=34.46 r13=-43.1727 d13=5.1239 r14=-10.7800 d14=1.5083 nd14=1.77250 νd14=49.60 r15=-49.8745
【0051】非球面係数 第11面 K=0 A4 =-6.4214×10-5 6 =-4.3211×10-7 8
=-8.0392×10-1010 =-2.8158×10-11
【0052】
【0053】第2実施例 図3は本発明によるズーム光学系の第2実施例のレンズ
構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)
は中間、(c)は望遠端での状態を示す。図4は第2実施
例における球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図であ
り、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を
示す。第1レンズ群G1は、物体側より順に、正の屈折
力を有する第1レンズユニットU1と、負の屈折力を有
する第2レンズユニットU2と、正の屈折力を有する第
3レンズユニットU3とで構成されている。第1レンズ
ユニットU1は、物体側が凸面の正レンズL11で構成
されている。第2レンズユニットU2は、負レンズL1
2と正レンズL13との接合レンズで構成されている。
第3レンズユニットU3は、負レンズL14と正レンズ
L15との接合レンズで構成されている。第2レンズ群
G2は、物体側より順に、負レンズL21と、正レンズ
L22と、負レンズL23とで構成されている。負レン
ズL23は、像側に凸面を向けたメニスカスレンズとし
て構成されている。
【0054】第1レンズ群G1及び第2レンズ群G2
は、広角端から望遠端までの変倍に際して、互いの間隔
を減少させながら物体側へ移動するようになっている。
また、開口絞りSは、第1レンズ群G1の像面側に設け
られており、変倍時は第1レンズ群G1と一体で移動す
るようになっている。また、負レンズL21は、両面に
非球面を有している。
【0055】次に、本実施例にかかるズーム光学系を構
成している光学部材の数値データを示す。数値データ21=18.4636 d1=2.0867 nd1=1.65100 νd1=56.16 r2=67.6527 d2=1.4926 r3=-17.5956 d3=2.1224 nd3=1.83481 νd3=42.72 r4=15.0282 d4=3.5931 nd4=1.48749 νd4=70.23 r5=-17.2065 d5=1.1723 r6=30.3666 d6=1.2995 nd6=1.80400 νd6=46.57 r7=16.8734 d7=3.5915 nd7=1.54814 νd7=45.79 r8=-16.1815 d8=1.0000 r9=∞(絞り) d9=D9 r10=-177.7449(非球面) d10=2.5999 nd10=1.52542 νd10=55.78 r11=203.1547(非球面) d11=0.3492 r12=48.5000 d12=1.9752 nd12=1.59270 νd12=35.31 r13=284.6343 d13=4.9357 r14=-10.6981 d14=1.7867 nd14=1.73400 νd14=51.47 r15=-50.6583
【0056】非球面係数 第10面 K=0 A4 =7.101×10-5 6 =-1.6049×10-7 8
2.6141×10-810 =-6.7347×10-10 12 =4.2686×10-12 第11面 K=0 A4 =1.6346×10-5 6 =-7.1488×10-7 8
=1.4268×10-810 =-1.9005×10-10
【0057】
【0058】第3実施例 図5は本発明によるズーム光学系の第3実施例のレンズ
構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)
は中間、(c)は望遠端での状態を示す。図6は第3実施
例における球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図であ
り、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を
示す。第1レンズ群G1は、物体側より順に、正の屈折
力を有する第1レンズユニットU1と、負の屈折力を有
する第2レンズユニットU2と、正の屈折力を有する第
3レンズユニットU3とで構成されている。第1レンズ
ユニットU1は、物体側が凸面の正レンズL11で構成
されている。第2レンズユニットU2は、負レンズL1
2と正レンズL13との接合レンズで構成されている。
第3レンズユニットU3は、正レンズL14と負レンズ
L15との接合レンズで構成されている。第2レンズ群
G2は、物体側より順に、正レンズL21と、負レンズ
L22と、負レンズL23とで構成されている。負レン
ズL23は、像側に凸面を向けたメニスカスレンズとし
て構成されている。
【0059】第1レンズ群G1及び第2レンズ群G2
は、広角端から望遠端までの変倍に際して、互いの間隔
を減少させながら物体側へ移動するようになっている。
また、開口絞りSは、第1レンズ群G1の像面側に設け
られており、変倍時は第1レンズ群G1と一体で移動す
るようになっている。また、負レンズL21は、両面に
非球面を有している。
【0060】次に、本実施例にかかるズーム光学系を構
成している光学部材の数値データを示す。数値データ31=17.8941 d1=2.6996 nd1=1.56384 νd1=60.67 r2=844.3921 d2=1.5000 r3=-16.2341 d3=3.0999 nd3=1.83481 νd3=42.72 r4=26.6000 d4=3.7093 nd4=1.48749 νd4=70.23 r5=-13.0263 d5=0.2000 r6=53.0097 d6=3.1619 nd6=1.54072 νd6=47.23 r7=-10.6690 d7=1.6000 nd7=1.81600 νd7=46.62 r8=-17.7000 d8=1.0000 r9=∞(絞り) d9=D9 r10=-36.2094(非球面) d10=2.8520 nd10=1.58423 νd10=30.49 r11=-22.0119(非球面) d11=2.6385 r12=-10.1006 d12=1.3000 nd12=1.52542 νd12=55.78 r13=-15.3934 d13=2.9406 r14=-10.4837 d14=1.5000 nd14=1.72916 νd14=54.68 r15=-32.0284
【0061】非球面係数 第10面 K=0 A4 =1.0801×10-4 6 =-9.9814×10-7 8
=2.1610×10-810 =-1.8577×10-10 第11面 K=0 A4 =-5.1159×10-7 6 =-1.7303×10-6 8
=1.9012×10-810 =-2.6971×10-10
【0062】
【0063】第4実施例 図7は本発明によるズーム光学系の第4実施例のレンズ
構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)
は中間、(c)は望遠端での状態を示す。図8は第4実施
例における球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図であ
り、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を
示す。第1レンズ群G1は、物体側より順に、正の屈折
力を有する第1レンズユニットU1と、負の屈折力を有
する第2レンズユニットU2と、正の屈折力を有する第
3レンズユニットU3とで構成されている。第1レンズ
ユニットU1は、物体側が凸面の正レンズL11で構成
されている。第2レンズユニットU2は、負レンズL1
2と正レンズL13との接合レンズで構成されている。
第3レンズユニットU3は、負レンズL14と正レンズ
L15との接合レンズで構成されている。第2レンズ群
G2は、物体側より順に、正レンズL21と、負レンズ
L22と、負レンズL23とで構成されている。負レン
ズL23は、像側に凸面を向けたメニスカスレンズとし
て構成されている。
【0064】第1レンズ群G1及び第2レンズ群G2
は、広角端から望遠端までの変倍に際して、互いの間隔
を減少させながら物体側へ移動するようになっている。
また、開口絞りSは、第1レンズ群G1の像面側に設け
られており、変倍時は第1レンズ群G1と一体で移動す
るようになっている。また、負レンズL21は、両面に
非球面を有している。
【0065】次に、本実施例にかかるズーム光学系を構
成している光学部材の数値データを示す。数値データ41=17.6916 d1=2.5097 nd1=1.64000 νd1=60.07 r2=125.8189 d2=1.5000 r3=-17.3146 d3=1.3000 nd3=1.83481 νd3=42.72 r4=19.2560 d4=4.6896 nd4=1.48749 νd4=70.23 r5=-17.0261 d5=0.3343 r6=25.8172 d6=1.3003 nd6=1.81600 νd6=46.62 r7=11.6066 d7=3.7788 nd7=1.54072 νd7=47.23 r8=-16.9552 d8=1.0000 r9=∞(絞り) d9=D9 r10=-50.5627(非球面) d10=2.1000 nd10=1.58423 νd10=30.49 r11=-34.5187(非球面) d11=3.6221 r12=-10.0258 d12=1.3676 nd12=1.48749 νd12=70.23 r13=-15.5406 d13=1.9881 r14=-11.5945 d14=1.5000 nd14=1.72916 νd14=54.68 r15=-32.3698
【0066】非球面係数 第10面 K=0 A4 =1.3507×10-4 6 =1.5016×10-6 8
-2.4143×10-810 =2.3236×10-10 第11面 K=0 A4 =4.2314×10-5 6 =6.3704×10-7 8
-1.3199×10-810 =1.1577×10-10
【0067】
【0068】第5実施例 図9は本発明によるズーム光学系の第実施例のレンズ
構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)
は中間、(c)は望遠端での状態を示す。図10は第5実
施例における球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図で
あり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態
を示す。第1レンズ群G1は、物体側より順に、正の屈
折力を有する第1レンズユニットU1と、負の屈折力を
有する第2レンズユニットU2と、正の屈折力を有する
第3レンズユニットU3とで構成されている。第1レン
ズユニットU1は、正レンズL11で構成されている。
第2レンズユニットU2は、負レンズL12と正レンズ
L13との接合レンズで構成されている。第3レンズユ
ニットU3は、負レンズL14と正レンズL15との接
合レンズで構成されている。第2レンズ群G2は、物体
側より順に、負レンズL21と、負レンズL22とで構
成されている。負レンズL22は、像側に凸面を向けた
メニスカスレンズとして構成されている。
【0069】第1レンズ群G1及び第2レンズ群G2
は、広角端から望遠端までの変倍に際して、互いの間隔
を減少させながら物体側へ移動するようになっている。
また、開口絞りSは、第1レンズ群G1の像面側に設け
られており、変倍時は第1レンズ群G1と一体で移動す
るようになっている。また、負レンズL21は、像側に
非球面を有している。
【0070】次に、本実施例にかかるズーム光学系を構
成している光学部材の数値データを示す。数値データ51=20.5506 d1=2.2000 nd1=1.62230 νd1=53.17 r2=116.0868 d2=1.5247 r3=-17.6875 d3=1.4040 nd3=1.83400 νd3=37.16 r4=22.7073 d4=5.5857 nd4=1.48749 νd4=70.23 r5=-17.5452 d5=1.1363 r6=33.1400 d6=1.0000 nd6=1.83400 νd6=37.16 r7=14.5848 d7=3.5547 nd7=1.60342 νd7=38.03 r8=-21.2823 d8=1.0000 r9=∞(絞り) d9=D9 r10=430.3596 d10=1.8046 nd10=1.52542 νd10=55.78 r11=329.2117(非球面) d11=8.3874 r12=-10.6900 d12=1.5000 nd12=1.77250 νd12=49.60 r13=-31.3627
【0071】非球面係数 第11面 K=0 A4 =-5.7519×10-5 6 =-1.8709×10-7 8
=-4.4480×10-910 =1.1838×10-11
【0072】
【0073】第6実施例 図11は本発明によるズーム光学系の第実施例のレン
ズ構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、
(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示す。図12は第6
実施例における球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図
であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状
態を示す。第6実施例のズーム光学系は、基本的構成は
第5実施例と同様である。
【0074】次に、本実施例にかかるズーム光学系を構
成している光学部材の数値データを示す。数値データ61=20.2412 d1=2.2000 nd1=1.62230 νd1=53.17 r2=103.1206 d2=1.5310 r3=-17.9651 d3=1.4040 nd3=1.83400 νd3=37.16 r4=22.6100 d4=5.5674 nd4=1.48749 νd4=70.23 r5=-17.7250 d5=1.1810 r6=32.3186 d6=1.0000 nd6=1.83400 νd6=37.16 r7=14.2711 d7=3.5854 nd7=1.60342 νd7=38.03 r8=-21.4113 d8=1.0000 r9=∞(絞り) d9=D9 r10=635.4266 d10=1.8213 nd10=1.52542 νd10=55.78 r11=322.6434(非球面) d11=8.3558 r12=-10.5039 d12=1.5000 nd12=1.77250 νd12=49.60 r13=-29.3897
【0075】非球面係数 第11面 K=0 A4 =-5.5507×10-5 6 =-4.7376×10-7 8
=4.5431×10-1010 =-2.0517×10-11
【0076】
【0077】次に各実施例の条件式の値を表1に示す。
【表1】
【0078】以上説明した本発明のズーム光学系は、図
13に斜視図で、図14に断面図でそれぞれ示したよう
な構成のコンパクトカメラ用対物レンズaとして用いら
れる。図14中、G1は正の屈折力を有する第1レンズ
群、G2は負の屈折力を有する第2レンズ群を示してい
る。また、Lbは撮影用光路、Leはファインダー用光
路を示しており、撮影用光路Lbとファインダー用光路
Leは平行に並んでおり、被写体の像は、ファインダー
用対物レンズ、像正立プリズム、絞り、及び接眼レンズ
からなるファインダーにより観察され、また、撮影用対
物レンズaによりフィルム上に結像される。ここで、フ
ィルム直前には、図15に示すような撮影範囲を規定す
る矩形の開口を持つ枠が配置されている。そして、この
枠の対角長が2hである。
【0079】また、フィルムの代わりに、CCD等の電
子撮像素子を用いて構成されるコンパクトな電子カメラ
の撮影用対物レンズとして本発明のズーム光学系を用い
ることができる。その場合、電子撮像素子へ入射する軸
上、及び軸外の主光線がほぼ垂直となるように、電子撮
像素子の撮像面の直前に正レンズを配置してもよい。こ
の場合は、電子撮像素子の最大有効撮像範囲の対角長が
2hである。
【0080】以上説明したように、本発明によるズーム
光学系およびそれを用いたカメラは、特許請求の範囲に
記載された特徴のほかに下記に示すような特徴も備えて
いる。
【0081】(1)前記第2レンズ群中に少なくとも1
面が非球面であるプラスティックレンズを有することを
特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のズーム光学
系。
【0082】(2)次の条件式(8)を満足することを特
徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のズーム光学
系。 但し、D12は第1レンズユニットと第2レンズユニット
との間隔、fWは最広角端の全系の焦点距離である。
【0083】
【発明の効果】以上のように、本発明のズーム光学系に
よれば、変倍比3以上を達成し、かつ、テレフォト比
0.85以下を達成した、小型で結像性能が良好な2群
ズーム構成の小型のズーム光学系を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるズーム光学系の第1実施例のレン
ズ構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、
(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示す。
【図2】第1実施例における球面収差、非点収差、歪曲
収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は
望遠端での状態を示す。
【図3】本発明によるズーム光学系の第2実施例のレン
ズ構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、
(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示す。
【図4】第2実施例における球面収差、非点収差、歪曲
収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は
望遠端での状態を示す。
【図5】本発明によるズーム光学系の第3実施例のレン
ズ構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、
(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示す。
【図6】第3実施例における球面収差、非点収差、歪曲
収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は
望遠端での状態を示す。
【図7】本発明によるズーム光学系の第4実施例のレン
ズ構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、
(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示す。
【図8】第4実施例における球面収差、非点収差、歪曲
収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は
望遠端での状態を示す。
【図9】本発明によるズーム光学系の第5実施例のレン
ズ構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、
(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示す。
【図10】第5実施例における球面収差、非点収差、歪
曲収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)
は望遠端での状態を示す。
【図11】本発明によるズーム光学系の第6実施例のレ
ンズ構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角
端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示す。
【図12】第6実施例における球面収差、非点収差、歪
曲収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)
は望遠端での状態を示す。
【図13】本発明のズーム光学系を用いたカメラの一例
を示す概略斜視図である。
【図14】図13のカメラ内部の概略構成を示す断面図
である。
【図15】図14のカメラの枠の対角長を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
a コンパクトカメラ用対物レンズ G1 第1レンズ群 G2 第2レンズ群 U1,U2,U3 レンズユニット L11,L12,L13,L14,L15,L21,L
22,L23 レンズ Lb 撮影用光路 Le ファインダー用光路 S 絞り
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−160713(JP,A) 特開 平11−125769(JP,A) 特開 平1−193808(JP,A) 特開 平2−50118(JP,A) 特開 平2−219011(JP,A) 特開 平3−116110(JP,A) 特開 平3−204608(JP,A) 特開 平5−11186(JP,A) 特開 平5−134180(JP,A) 特開 平6−230282(JP,A) 特開 平6−281861(JP,A) 特開 平7−120675(JP,A) 特開 平7−146439(JP,A) 特開 平7−234363(JP,A) 特開 平8−76015(JP,A) 特開 平8−227038(JP,A) 特開 平11−258503(JP,A) 特開 昭60−170816(JP,A) 特開 昭60−191216(JP,A) 特開 昭61−87119(JP,A) 特開 昭62−90611(JP,A) 特開 昭62−113120(JP,A) 特開 昭62−264019(JP,A) 特開 昭63−155113(JP,A) 特開 昭64−57222(JP,A) 特開2000−66101(JP,A) 特開2000−66102(JP,A) 特開2000−187158(JP,A) 特開2000−193885(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 15/16

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側より順に、正の屈折力を有する第
    1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群とで構
    成され、広角端から望遠端への変倍の際に、第1レンズ
    群と第2レンズ群との間隔が減少するように、各レンズ
    群を物体側に移動させるズーム光学系において、 前記第1レンズ群が、物体側より順に正の屈折力を有す
    る第1レンズユニットと、負の屈折力を有する第2レン
    ズユニットと、正の屈折力を有する第3レンズユニット
    とで構成され、 前記第1レンズユニットが、物体側が凸面の正レンズで
    構成され、 前記第2レンズユニットが、負レンズと正レンズとの接
    合レンズで構成され、 前記第3レンズユニットが、負レンズと正レンズもしく
    は正レンズと負レンズとの接合レンズで構成され、 開口絞りが前記第1レンズ群の像面側に設けられてお
    り、変倍時は第1レンズ群と一体で移動し、 かつ、 前記第2レンズ群が、物体側より、負レンズ、正レン
    ズ、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズの3枚、又
    は正レンズ、負レンズ、像側に凸面を向けた負メニスカ
    スレンズの3枚、または、負レンズ、像側に凸面を向け
    た負メニスカスレンズの2枚からなり、 前記第2レンズ群の最も像側に配置される前記負メニス
    カスレンズが次の条件式(4-1)を満足し、かつ、 次の条件式(1)を満足することを特徴とするズーム光学
    系。 但し、fTは最望遠端の全系の焦点距離、fWは最広角端
    の全系の焦点距離、NL23は第2レンズ群で最も像側に
    配置された負レンズの屈折率である。
  2. 【請求項2】 次の条件式(1-1)を満足することを特徴
    とする請求項1に記載のズーム光学系。 但し、fTは最望遠端の全系の焦点距離、fWは最広角端
    の全系の焦点距離である。
  3. 【請求項3】 次の条件式を満足することを特徴とする
    請求項1または2に記載のズーム光学系。 fT / fW ≧ 3.06 但し、fTは最望遠端の全系の焦点距離、fWは最広角端
    の全系の焦点距離である。
  4. 【請求項4】 前記第2レンズ群が、負の屈折力を有す
    る第21レンズと、正の屈折力を有する第22レンズ
    と、負の屈折力を有する第23レンズとで構成されてい
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のズ
    ーム光学系。
  5. 【請求項5】 前記第2レンズ群が、負の屈折力を有す
    る第21レンズと、負の屈折力を有する第22レンズと
    で構成され、前記第21レンズが、少なくとも1面の非
    球面を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載のズーム光学系。
  6. 【請求項6】 前記第1レンズ群の前記第3レンズユニ
    ットが、負の屈折力を有する第14レンズと正の屈折力
    を有する第15レンズを接合させて構成し、 前記第2レンズ群が、少なくとも1面の非球面を有する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のズー
    ム光学系。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載のズーム
    光学系と、その像側に配置された撮像範囲を制限する枠
    を有するフィルム撮影用のカメラ。
  8. 【請求項8】 請求項1〜6のいずれかに記載のズーム
    光学系と、その像側に配置された撮像範囲を制限する電
    子撮像素子を有する電画撮影用のカメラ。
  9. 【請求項9】 次の条件式(5)、(6)を満足することを特
    徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のズーム光学
    系。 但し、fTは最望遠端の全系の焦点距離、f1は第1レン
    ズ群の焦点距離、f2は第2レンズ群の焦点距離であ
    る。
  10. 【請求項10】 次の条件式(7)を満足することを特徴
    とする請求項1〜6のいずかに記載のズーム光学系。 但し、D12は第1レンズユニットと第2レンズユニット
    との間隔、fWは最広角端の全系の焦点距離である。
  11. 【請求項11】 次の条件式(9)を満足することを特徴
    とする請求項1〜6のいずれかに記載のズーム光学系。 但し、N1Nは第1レンズ群中の任意の負レンズの屈折率
    である。
  12. 【請求項12】 次の条件式(10)を満足することを特徴
    とする請求項7または8に記載のカメラ。 但し、D12は第1レンズユニットと第2レンズユニット
    との間隔、hは像面での最大像高である。
  13. 【請求項13】 次の条件式(2)を満足することを特徴
    とする請求項1〜6のいずれかに記載のズーム光学系。 但し、LTは望遠端での全系の全長、fTは最望遠端の全
    系の焦点距離である。
  14. 【請求項14】 次の条件式(2-1)を満足することを特
    徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のズーム光学
    系。 但し、LTは望遠端での全系の全長、fTは最望遠端の全
    系の焦点距離である。
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