JP3455201B2 - 3群ズーム光学系及びそれを備えたカメラ - Google Patents

3群ズーム光学系及びそれを備えたカメラ

Info

Publication number
JP3455201B2
JP3455201B2 JP2001348508A JP2001348508A JP3455201B2 JP 3455201 B2 JP3455201 B2 JP 3455201B2 JP 2001348508 A JP2001348508 A JP 2001348508A JP 2001348508 A JP2001348508 A JP 2001348508A JP 3455201 B2 JP3455201 B2 JP 3455201B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
group
lens group
object side
optical system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001348508A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003149554A (ja
Inventor
優 諸岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optic Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optic Co Ltd filed Critical Olympus Optic Co Ltd
Priority to JP2001348508A priority Critical patent/JP3455201B2/ja
Priority to US10/292,247 priority patent/US6710935B2/en
Publication of JP2003149554A publication Critical patent/JP2003149554A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3455201B2 publication Critical patent/JP3455201B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B15/00Optical objectives with means for varying the magnification
    • G02B15/14Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
    • G02B15/143Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having three groups only
    • G02B15/1431Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having three groups only the first group being positive
    • G02B15/143103Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having three groups only the first group being positive arranged ++-

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Lenses (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真用カメラ、特
にレンズシャッターカメラに用いられる3群ズーム光学
系及びそれを備えたカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、レンズシャッターカメラはズーム
レンズを備えたカメラが一般的となり、特に、変倍比が
3、あるいは3を上回るカメラが望まれるようになって
きている。また、レンズシャッター式のカメラでは、撮
影レンズの変倍比が高くても、カメラが小型、軽量であ
ることが望まれるので、光学系におけるレンズ径の小型
化やレンズ全長の短縮化がカメラの小型化にとって重要
な課題となっている。このような課題を解決しようとし
て、従来、様々なタイプの光学系が提案されているが、
比較的に簡易な構成で小型化を達成できるタイプの光学
系としては、3つの可動群を備えた、正、正、負の屈折
力をもつ3群ズーム構成の光学系が多く提案されてい
る。そのような3群ズーム構成の光学系の最近の例とし
ては、特開平11−27615号公報、特開2000−
275524号公報、特開2000−298236号公
報、特開2001−4921号公報などに記載されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
11−27615号公報、特開2000−298236
号公報、特開2001−4921号公報に記載のズーム
光学系は、望遠比が0.8程度以下と小さいが、広角端
でのレンズ全長が長いため、第1レンズ群及び第3レン
ズ群の径が比較的大きくなり、カメラの小型化には不利
である。また、開口絞りが第2レンズ群内に配置されて
いるため、開口絞りを挟んだそれぞれのレンズ成分の偏
心感度が大きくなるばかりか、シャッター機構を挟んだ
レンズ枠部品が2体化することによる組み付け誤差が大
きくなり、組み立て製造誤差による性能の劣化が発生し
やすいといった問題があった。
【0004】また、特開2000−275524号公報
に記載のズーム光学系は、非球面を効果的に使って小型
化とレンズ枚数の削減を達成しているが、特に正の第2
レンズ群のレンズ枚数を削減したことによる第2レンズ
群内の収差補正が非球面のみでは不十分であり、第2レ
ンズ群内での偏心感度が大きいばかりか、第1レンズ群
でこれを補うように収差を発生させているため、第1レ
ンズ群と第2レンズ群の偏心感度が大きく、製造誤差に
よる性能劣化が大きくなってしまうという問題があっ
た。
【0005】本発明は、上記問題点を鑑みてなされたも
のであり、変倍比が3以上のズームレンズにおいて、レ
ンズ全長の短縮とレンズ径の小型化により光学系の小型
化を達成し、かつ、ズーム全域で良好な結像性能の3群
ズーム光学系及びそれを備えたカメラを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本第1の発明による3群ズーム光学系は、物体側よ
り順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折
力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レ
ンズ群とで構成され、広角端から望遠端への変倍に際し
て、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が増
大し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔が
減少するように、各レンズ群を物体側に移動させる3群
ズーム光学系において、前記第1レンズ群が、物体側に
凹面を向けた負メニスカスレンズと、両凸レンズとから
なり、前記第2レンズ群の最も像側に開口絞りを有し、
前記第2レンズ群が、最も物体側に配置された両凹レン
ズおよび2枚の正レンズを含み、全体として2つ又は3
つのレンズ成分からなり、次の条件式(1),(3'),(4')
満足することを特徴としている。 0.5 < LT/fT < 0.8 …(1) 0.84 < fG2/fW < 1.2 …(3') 0.2 <|fG3/fW|< 0.48(4') 但し、fWは広角端の焦点距離、fTは望遠端の焦点距
離、LTは望遠端における最も物体側のレンズ面から結
像面までの光軸上の距離、f G2 は第2レンズ群の焦点距
離、fG3は第3レンズ群の焦点距離である。
【0007】また、本第1の発明による3群ズーム光学
系においては、次の条件式(7)を満足するのが好まし
い。 2.9 < f T /f W < 5.0 …(7) 但し、fWは広角端の焦点距離、fTは望遠端の焦点距
ある。
【0008】また、本発明による3群ズーム光学系を備
えたカメラは、本第1の発明による3群ズーム光学系
と、前記3群ズーム光学系の像側の撮像領域を制限する
視野絞りとを有することを特徴としている。
【0009】また、本発明による3群ズーム光学系を備
えたカメラは、次の条件式(6)を満足するのが好まし
い。 1.3 < f W /Y < 2 …(6) 但し、fWは広角端の焦点距離である。Yは最大像高で
あり、前記視野絞りが任意に可変の場合は取り得る範囲
における最大値である。
【0010】また、本発明による3群ズーム光学系は
前記第2レンズ群が、物体側より順に、負の単レンズ
と、正レンズと負レンズとの接合レンズと、正の単レン
ズとの3つのレンズ成分からなるのが好ましい
【0011】また、本発明による3群ズーム光学系は、
前記第2レンズ群が、物体側より順に、負の単レンズ
と、正の単レンズと、正の単レンズとの3つのレンズ成
分からなるのが好ましい。また、本発明による3群ズー
ム光学系は、前記第2レンズ群が、物体側より順に、負
レンズと正レンズとの接合レンズと、正の単レンズとの
2つのレンズ成分からなるのが好ましい。また、本発明
による3群ズーム光学系は、次の条件式(5)を満足する
のが好ましい。 0.2 < |fG2N|/fW < 0.8 …(5) 但し、fWは広角端の焦点距離、fG2Nは第2レンズ群の
最も物体側の両凹レンズの焦点距離である。また、本発
による3群ズーム光学系は、前記第1レンズ群が、物
体側より順に、負メニスカスレンズと、両凸レンズとで
構成されているのが好ましい。また、本第2の発明によ
る3群ズーム光学系は、物体側より順に、正の屈折力を
有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ
群と、負の屈折力を有する第3レンズ群とで構成され、
広角端から望遠端への変倍に際して、前記第1レンズ群
と前記第2レンズ群との間隔が増大し、前記第2レンズ
群と前記第3レンズ群との間隔が減少するように、各レ
ンズ群を物体側に移動させる3群ズーム光学系におい
て、前記第1レンズ群が、物体側に凹面を向けた負メニ
スカスレンズと、両凸レンズとからなり、前記第2レン
ズ群が、物体側より順に、最も物体側に配置された両凹
レンズの負の単レンズと、正レンズと負レンズとの接合
レンズと、正の単レンズとの3つのレンズ成分からな
り、次の条件式(1)〜(4)を満足することを特徴としてい
る。 0.5 < L T /f T < 0.8 …(1) 0.5 < f G1 /f W < 1.5 …(2) 0.8 < f G2 /f W < 1.2 …(3) 0.2 <|f G3 /f W |< 0.5 …(4) 但し、f W は広角端の焦点距離、f T は望遠端の焦点距
離、L T は望遠端における最も物体側のレンズ面から結
像面までの光軸上の距離、f G1 は第1レンズ群の焦点距
離、f G2 は第2レンズ群の焦点距離、f G3 は第3レンズ
群の焦点距離である。レンズ成分とは空気間隔を含まな
いレンズ群を意味し、単レンズまたは接合レンズを意味
する。 また、本第3の発明による3群ズーム光学系は、
物体側より順に、正の屈折力 を有する第1レンズ群と、
正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有す
る第3レンズ群とで構成され、広角端から望遠端への変
倍に際して、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との
間隔が増大し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群と
の間隔が減少するように、各レンズ群を物体側に移動さ
せる3群ズーム光学系において、前記第1レンズ群が、
物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズと、両凸レン
ズとからなり、前記第2レンズ群が、物体側より順に、
最も物体側に配置された両凹レンズの負の単レンズと、
正の単レンズと、正の単レンズとの3つのレンズ成分か
らなり、次の条件式(1)〜(4)を満足することを特徴とし
ている。 0.5 < L T /f T < 0.8 …(1) 0.5 < f G1 /f W < 1.5 …(2) 0.8 < f G2 /f W < 1.2 …(3) 0.2 <|f G3 /f W |< 0.5 …(4) 但し、f W は広角端の焦点距離、f T は望遠端の焦点距
離、L T は望遠端における最も物体側のレンズ面から結
像面までの光軸上の距離、f G1 は第1レンズ群の焦点距
離、f G2 は第2レンズ群の焦点距離、f G3 は第3レンズ
群の焦点距離である。レンズ成分とは空気間隔を含まな
いレンズ群を意味し、単レンズまたは接合レンズを意味
する。 また、本第4の発明による3群ズーム光学系は、
物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、
正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有す
る第3レンズ群とで構成され、広角端から望遠端への変
倍に際して、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との
間隔が増大し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群と
の間隔が減少するように、各レンズ群を物体側に移動さ
せる3群ズーム光学系において、前記第1レンズ群が、
物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズと、両凸レン
ズとからなり、前記第2レンズ群が、物体側より順に、
最も物体側に配置された両凹レンズの負レンズと正レン
ズとの接合レンズと、正の単レンズとの2つのレンズ成
分からなり、次の条件式(1)〜(4)を満足することを特徴
としている。 0.5 < L T /f T < 0.8 …(1) 0.5 < f G1 /f W < 1.5 …(2) 0.8 < f G2 /f W < 1.2 …(3) 0.2 <|f G3 /f W |< 0.5 …(4) 但し、f W は広角端の焦点距離、f T は望遠端の焦点距
離、L T は望遠端における最も物体側のレンズ面から結
像面までの光軸上の距離、f G1 は第1レンズ群の焦点距
離、f G2 は第2レンズ群の焦点距離、f G3 は第3レンズ
群の焦点距離である。レンズ成分とは空気間隔を含まな
いレンズ群を意味し、単レンズまたは接合レンズを意味
する。 また、本第2〜4の発明による3群ズーム光学系
においては、前記第2レンズ群の最も像側に開口絞りを
配するのが好ましい。 また、本発明による3群ズーム光
学系を備えたカメラは、本第2〜4のいずれかの発明に
よる3群ズーム光学系と、前記3群ズーム光学系の像側
の撮像領域を制限する視野絞りとを有することを特徴と
している。
【0012】
【発明の実施の形態】本第1の発明は、物体側より順
に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を
有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ
群とで構成され、広角端から望遠端への変倍に際して、
前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が増大
し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔が減
少するように、各レンズ群を物体側に移動させる3群ズ
ーム方式の構成を採用している。そして、本第1の発明
では、開口絞りを第2レンズ群の最も物体側に配置して
いる。このように配置すれば、広角端における第3レン
ズ群の軸外光束の高さを低くして、第3レンズ群のレン
ズ径を小さくすることができるので、鏡枠径の小型化に
よりカメラを小さくすることができる。
【0013】また、本第1の発明では、第2レンズ群を
物体側より順に、両凹レンズおよび2枚の正レンズを含
み、全体として2つ又は3つのレンズ成分からなるよう
に構成することが望ましい。 そして、本第1の発明の3
群ズーム光学系では、第2レンズ群を物体側より順 に、
負のレンズ成分と、正のレンズ成分とのレンズ成分から
なるレトロフォーカスタイプで構成することで、第2レ
ンズ群の主点位置を像面寄りにすることを可能とし、広
角端において十分なバックフォーカスを確保すること
で、第3レンズ群の軸外光束の高さを低くしている。
【0014】また、望遠端でのレンズ全長の短縮のため
に第2レンズ群の屈折力を強めると、正のレンズ成分の
屈折力が強まり、正のレンズ成分で発生する収差が大き
くなるため、負のレンズ成分と、正のレンズ成分をそれ
ぞれ1枚のレンズで構成すると、お互いの偏心感度が大
きくなってしまうといった問題がある。そこで、正のレ
ンズ成分を少なくとも2枚の正レンズで構成すれば、正
のレンズ成分で発生する収差を分担でき、第2レンズ群
内のそれぞれのレンズの偏心感度を小さくすることがで
きる。よって、第2レンズ群は少なくとも物体側より順
に、1枚の負レンズと、少なくとも2枚の正レンズとで
構成することが望ましい。
【0015】また、第2レンズ群の最も物体側の負レン
ズの物体側面を、物体側に凹面とすることで、負の歪曲
収差を適度に発生することができ、レンズ全系で正の歪
曲収差を補正することができる。また、第2レンズ群の
最も物体側の負レンズの像側の面は、物体側に凸の面と
することが、第2レンズ群の球面収差、コマ収差のため
には良い。よって、第2レンズ群の最も物体側の負レン
ズを両凹レンズとすることが望ましい。
【0016】また、望遠端でのレンズ全長の短縮のため
に第2レンズ群の屈折力を強めると、第2レンズ群での
色収差が大きく発生してしまう。このため、第2レンズ
群を物体から順に、1枚の両凹負レンズと2枚の正レン
ズとを含む構成としたとき、色収差補正のために接合レ
ンズを使用することが望ましい。この場合、物体側より
順に、両凹負レンズと正レンズとの接合レンズで構成さ
れる負のレンズ成分と、正の単一レンズ又は接合レンズ
で構成される正のレンズ成分との2つのレンズ成分とす
る構成、あるいは、物体側より順に、両凹負レンズで構
成される負のレンズ成分と、正の単一レンズ又は接合レ
ンズで構成される正のレンズ成分と、正 の単一レンズ又
は接合レンズで構成される正のレンズ成分との3つのレ
ンズ成分とすることが、第2レンズ群の構成を簡易にし
て、レンズ全長を短縮するのには望ましい。
【0017】また、本第1の発明は、変倍比を3以上と
しながら望遠端でのレンズ全長を短縮するために、正の
第1、第2レンズ群の合成屈折力と、負の第3レンズ群
の屈折力を適度に強める必要がある。そこで、条件式
(1)を満足しながら、第2レンズ群及び第3レンズ群の
屈折力を条件式(3')、(4')を満たすように適度に配置す
ることにより、大きさと光学性能のバランスを最適化す
ることが、レンズ系の小型化のためには望ましい。
【0018】条件式(1)は望遠端での望遠比を規定する
ための条件式である。 条件式(1)の下限を下回ると、各
レンズ群の屈折力が非常に強まるため、望遠端でのレン
ズ全長は小さくなるが、各レンズ群で発生する収差が大
きくなるので、ズーム全域での収差補正が困難になる。
他方、条件式(1)の上限を上回ると、望遠端でのレンズ
全長が大きくなり、カメラを小型化することが困難とな
ってしまう。
【0019】条件式(3')は第2レンズ群の屈折力を最適
規定するための条件式である。条件式(3')の下限を下
回ると、第2レンズ群の屈折力が強まり、第2レンズ群
での収差が大きく発生するため、ズーム全域での収差補
正が困難となる。 他方、条件式(3')の上限を上回ると、
第2レンズ群の屈折力が弱まり、第2レンズ群における
変倍時の移動量が大きくなり、鏡枠におけるこれらの群
を移動させる枠の構成長を長くしなければならないの
で、カメラを小型化することが困難となってしまう。
【0020】条件式(4')は第3レンズ群の屈折力を最適
に規定するための条件式である。条件式(4')の下限を下
回ると、第3レンズ群の屈折力が強まり、第3レンズ群
での収差が大きく発生するため、ズーム全域での収差補
正が困難となる。 他方、条件式(4')の上限を上回ると、
第3レンズ群の屈折力が弱まり、第3レンズ群における
変倍時の移動量が大きくなり、鏡枠におけるこのレンズ
群を移動させる枠の構成長を長くしなければならないの
で、カメラを小型化することが困難となってしまう。
【0021】また、本第1の発明においては、次の条件
式(5)を満足することが望ましい。 0.2 < |f G2N |/f W < 0.8 …(5) 但し、f W は広角端の焦点距離、f G2N は第2レンズ群の
最も物体側の両凹レンズの焦点距離である。 条件式(5)
の下限を下回ると、第2レンズ群の最も物体側の両凹レ
ンズの屈折力が強まり、正の像面湾曲が大きく発生する
ため、レンズ全系での像面湾曲の補正が困難となる。
方、条件式(5)の上限を上回ると、第2レンズ群の最も
物体側の両凹レンズの屈折力が弱まるので、広角端にお
けるバックフォーカスを確保することが困難となり、第
3レンズ群の軸外光束が高く、第3レンズ群のレンズ径
が大きく、鏡枠径が大きくなるのでカメラの小型化に反
してしまう。
【0022】また、本第の発明、及び、それに従属す
る全ての構成においては、次の条件式(6)を満足するこ
とが望ましい。 1.3 < fw/Y < 2 …(6) 但し、fWは広角端の焦点距離、Yは最大像高である。
【0023】条件式(6)の下限を下回ると、上記条件式
(3')、(4')を満足するように第2レンズ群及び第3レン
ズ群の屈折力を配置しても、各レンズ群で発生する収差
が大きくなるので、広角端での収差補正が困難となる。
他方、条件式(6)の上限を上回ると、広角端でのレンズ
全長が大きくなるため、カメラの小型化には不利とな
る。
【0024】また、本第1の発明、及び、それに従属す
る全ての構成においては、次の条件 式(3)を満足するこ
とが望ましい。 0.8 < f G2 /f W < 1.2 …(3) 但し、f W は広角端の焦点距離、f G2 は第2レンズ群の
焦点距離である。
【0025】条件式(3)は第2レンズ群の屈折力を最適
に規定するための条件式である。 条件式(3)の下限を下
回ると、第2レンズ群の屈折力が強まり、第2レンズ群
での収差が大きく発生するため、ズーム全域での収差補
正が困難となる。 他方、条件式(3)の上限を上回ると、
第2レンズ群の屈折力が弱まり、第2レンズ群における
変倍時の移動量が大きくなり、鏡枠におけるこれらの群
を移動させる枠の構成長を長くしなければならないの
で、カメラを小型化することが困難となってしまう。
【0026】また、本第1の発明、及び、それに従属す
る全ての構成においては、前記第1レンズ群が、物体側
に凹面を向けた負メニスカスレンズと、両凸レンズとで
構成されることが望ましい。 本発明の3群ズーム光学系
では、第1レンズ群単独での色収差の発生は少なく、第
2レンズ群と第3レンズ群で逆の色収差を発生させ、レ
ンズ全系での色収差の発生を小さくしている。これは、
第1レンズ群の負レンズと正レンズに、それぞれ逆の色
収差が発生するためであり、お互いの色収差をキャンセ
ルすることができるからである。このため、第1レンズ
群の負レンズと正レンズは、レンズ単体での色収差をあ
まり小さくする必要がない。よって、レンズ単体におけ
る色収差の補正が緩和されるため、色収差以外の収差補
正が容易となり、第1レンズ群を、負レンズと正レン
ズ、それぞれ1枚で構成することが可能である。
【0027】さらに、広角端におけるバックフォーカス
を十分に確保するためには、第1レンズ群の主点位置を
像寄りにする必要がある。そのためには、負レンズを物
体側に凹面を向けたメニスカス形状とすることが望まし
いが、負レンズ単体での収差発生が大きくなってしま
う。そこで、本発明においては、第1レンズ群の負レン
ズを比較的弱い屈折力とすることにより、負レンズを物
体側に凹面を向けた形状 としても、負レンズ単体の球面
収差、コマ収差は小さく、その物体側の正レンズにおい
て、球面収差、コマ収差を適度に発生させることで、全
系での収差補正が良好に行われ、広角端において十分な
バックフォーカスを確保することが可能となる。また、
負レンズの屈折力を弱くできるので、負レンズ単体の偏
心や面精度といった製造誤差の効きを軽減することがで
きる。
【0028】また、レンズ全長を短縮するには、第1レ
ンズ群のパワーをある程度、強めなければならない。そ
のため、第1レンズ群のレンズ配置を、物体側より順
に、負レンズ、正レンズの順に配置したレトロフォーカ
スタイプとすることで、第1レンズ群の屈折力をある程
度に強めても、バックフォーカスが確保できる構成とす
ることも望ましい。さらに、この場合、第1レンズ群
を、物体側より順に、物体側に凹面を向けた負メニスカ
スレンズと、両凸レンズとすることが、収差補正のため
に望ましい。
【0029】また、本第1の発明においては、条件式
(7)を満足するようにするのが望ましい。 条件式(7)の下
限を下回ると変倍比が3程度にはならず、目的とする変
倍比3以上とはならない。 他方、条件式(7)の上限を上
回ると、3群構成で収差補正を行ないかつ、この変倍比
を達成するためには、レンズ枚数が多くなり過ぎてしま
い高価になってしまう。
【0030】また、本第2〜第4の発明による3群ズー
ム光学系は、物体側より順に、正の屈折力を有する第1
レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の
屈折力を有する第3レンズ群とで構成され、広角端から
望遠端への変倍に際して、前記第1レンズ群と前記第2
レンズ群との間隔が増大し、前記第2レンズ群と前記第
3レンズ群との間隔が減少するように、各レンズ群を物
体側に移動させる3群ズーム方式の構成を採用してい
る。 そして、本第2〜第4の発明では、変倍比を3以上
としながら望遠端でのレン ズ全長を短縮するために、正
の第1、第2レンズ群の合成屈折力と、負の第3レンズ
群の屈折力を適度に強める必要がある。そこで、条件式
(1)を満足しながら、各レンズ群の屈折力を条件式(2)〜
(4)を満たすように適度に配置することにより、大きさ
と光学性能のバランスを最適化することが、レンズ系の
小型化のためには望ましい。
【0031】条件式(2)は第1レンズ群の屈折力を最適
に規定するための条件式である。条件式(2)の下限を下
回ると、第1レンズ群の屈折力が強まり、第1レンズ群
における変倍時の移動量が小さくなるので、望遠端での
レンズ全長を小さくするには有利であるが、第1レンズ
群での収差が大きく発生するため、これを残りの第2レ
ンズ群及び第3レンズ群で打ち消すように収差を発生さ
せなければならず、結果として各レンズ群の偏心感度が
大きくなり、製造誤差による性能劣化が発生しやすい。
他方、条件式(2)の上限を上回ると、第1レンズ群の屈
折力が弱まり、第1レンズ群における変倍時の移動量が
大きくなるので、望遠端でのレンズ全長が大きくなり、
カメラを小型化することが困難となってしまう。
【0032】条件式(3),(4)は第2レンズ群及び第3レ
ンズ群の屈折力を最適に規定するための条件式である。
条件式(3),(4)の下限を下回ると、第2レンズ群及び第
3レンズ群の屈折力が強まり、第2レンズ群及び第3レ
ンズ群での収差が大きく発生するため、ズーム全域での
収差補正が困難となる。 他方、条件式(3),(4)の上限を
上回ると、第2レンズ群及び第3レンズ群の屈折力が弱
まり、第2レンズ群及び第3レンズ群における変倍時の
移動量が大きくなり、鏡枠におけるこのレンズ群を移動
させる枠の構成長を長くしなければならないので、カメ
ラを小型化することが困難となってしまう。
【0033】また、本第2〜第4の発明においては、前
記第1レンズ群が、物体側に凹面を向けた負メニスカス
レンズと、両凸レンズとで構成されることが望ましい。
本発明の3群ズーム光学系では、第1レンズ群単独での
色収差の発生は少なく、第2レンズ群と第3レンズ群で
逆の色収差を発生させ、レンズ全系での色収差の発生を
小さくしている。これは、第1レンズ群の負レンズと正
レンズに、それぞれ逆の色収差が発生するためであり、
お互いの色収差をキャンセルすることができるからであ
る。このため、第1レンズ群の負レンズと正レンズは、
レンズ単体での色収差をあまり小さくする必要がない。
よって、レンズ単体における色収差の補正が緩和される
ため、色収差以外の収差補正が容易となり、第1レンズ
群を、負レンズと正レンズ、それぞれ1枚で構成するこ
とが可能である。
【0034】さらに、広角端におけるバックフォーカス
を十分に確保するためには、第1レンズ群の主点位置を
像寄りにする必要がある。そのためには、負レンズを物
体側に凹面を向けたメニスカス形状とすることが望まし
いが、負レンズ単体での収差発生が大きくなってしま
う。そこで、本発明においては、第1レンズ群の負レン
ズを比較的弱い屈折力とすることにより、負レンズを物
体側に凹面を向けた形状としても、負レンズ単体の球面
収差、コマ収差は小さく、その物体側の正レンズにおい
て、球面収差、コマ収差を適度に発生させることで、全
系での収差補正が良好に行われ、広角端において十分な
バックフォーカスを確保することが可能となる。また、
負レンズの屈折力を弱くできるので、負レンズ単体の偏
心や面精度といった製造誤差の効きを軽減することがで
きる。
【0035】また、レンズ全長を短縮するには、第1レ
ンズ群のパワーをある程度、強めなければならない。そ
のため、第1レンズ群のレンズ配置を、物体側より順
に、負レンズ、正レンズの順に配置したレトロフォーカ
スタイプとすることで、第1レンズ群の屈折力をある程
度に強めても、バックフォーカスが確保できる構成とす
ることも望ましい。さらに、この場合、第1レンズ群
を、物体側より順に、物体側に凹面を向けた負メニスカ
スレンズと、両凸レンズとすることが、収差補正のため
に望ましい。
【0036】また、本第2の発明では、第2レンズ群
を、物体側より順に、最も物体側に配 置された両凹レン
ズの負の単レンズと、正レンズと負レンズとの接合レン
ズと、正の単レンズとの3つのレンズ成分からなるよう
に構成している。 また、本第3の発明では、第2レンズ
群を、物体側より順に、最も物体側に配置された両凹レ
ンズの負の単レンズと、正の単レンズと、正の単レンズ
との3つのレンズ成分からなるように構成している。
た、本第4の発明では、第2レンズ群を、物体側より順
に、最も物体側に配置された両凹レンズの負レンズと正
レンズとの接合レンズと、正の単レンズとの2つのレン
ズ成分からなるように構成している。 そして、本第2〜
第4の発明の3群ズーム光学系では、第2レンズ群を物
体側より順に、負のレンズ成分と、正のレンズ成分との
レンズ成分からなるレトロフォーカスタイプで構成する
ことで、第2レンズ群の主点位置を像面寄りにすること
を可能とし、広角端において十分なバックフォーカスを
確保することで、第3レンズ群の軸外光束の高さを低く
している。
【0037】また、望遠端でのレンズ全長の短縮のため
に第2レンズ群の屈折力を強めると、正のレンズ成分の
屈折力が強まり、正のレンズ成分で発生する収差が大き
くなるため、負のレンズ成分と、正のレンズ成分をそれ
ぞれ1枚のレンズで構成すると、お互いの偏心感度が大
きくなってしまうといった問題がある。そこで、正のレ
ンズ成分を少なくとも2枚の正レンズで構成すれば、正
のレンズ成分で発生する収差を分担でき、第2レンズ群
内のそれぞれのレンズの偏心感度を小さくすることがで
きる。よって、第2レンズ群は少なくとも物体側より順
に、1枚の負レンズと、少なくとも2枚の正レンズとで
構成することが望ましい。
【0038】また、第2レンズ群の最も物体側の負レン
ズの物体側面を、物体側に凹面とすることで、負の歪曲
収差を適度に発生することができ、レンズ全系で正の歪
曲収差を補正することができる。また、第2レンズ群の
最も物体側の負レンズの像側の面は、物体側に凸の面と
することが、第2レンズ群の球面収差、コマ収差のため
には良い。よって、第2レンズ群の最も物体側の負レン
ズを両凹レンズとすることが望ましい。
【0039】また、望遠端でのレンズ全長の短縮のため
に第2レンズ群の屈折力を強めると、第2レンズ群での
色収差が大きく発生してしまう。このため、第2レンズ
群を物体から順に、1枚の両凹負レンズと2枚の正レン
ズとを含む構成としたとき、色収差補正のために接合レ
ンズを使用することが望ましい。この場合、本第4の発
明のように、物体側より順に、両凹負レンズと正レンズ
との接合レンズで構成される負のレンズ成分と、正の単
一レンズ又は接合レンズで構成される正のレンズ成分と
の2つのレンズ成分とする構成、あるいは、本第2又は
第3の発明のように、物体側より順に、両凹負レンズで
構成される負のレンズ成分と、正の単一レンズ又は接合
レンズで構成される正のレンズ成分と、正の単一レンズ
又は接合レンズで構成される正のレンズ成分との3つの
レンズ成分とすることが、第2レンズ群の構成を簡易に
して、レンズ全長を短縮するのには望ましい。
【0040】また、本第2〜第4の発明においては、開
口絞りを第2レンズ群の最も像側に配置すれば、広角端
における第3レンズ群の軸外光束の高さを低くして、第
3レンズ群のレンズ径を小さくすることができるので、
鏡枠径の小型化によりカメラを小さくすることができ
る。
【0041】なお、上述した本発明においては、条件式
(1)の下限値は0.6とするとより好ましい。また、上
限値を0.75としてもよい。
【0042】また、本発明においては、条件式(2)の下
限値は0.9とするとより好ましい。また、上限値を
1.35としてもよい。
【0043】また、本発明においては、条件式(3)の下
限値は上述の条件式(3')で示したように0.84とする
とより好ましい。また、上限値を1.0としてもよい。
【0044】また、本発明においては、条件式(4)の下
限値は0.3とするとより好ましい。また、上限値を上
述の条件式(4')で示したように0.48としてもよい。
【0045】また、本発明においては、条件式(5)の下
限値は0.25とするとより好ましい。また、上限値を
0.5としてもよい。
【0046】また、本発明においては、条件式(6)の下
限値は1.5とするとより好ましい。また、上限値を
1.9としてもよい。
【0047】また、本発明においては、もちろん、条件
式を個別に限定しても、複数同時に限定してもよい。ま
た、後述の各実施例の各条件式の対応値はそれぞれ本発
明における各条件式の上限値、又は下限値として設定で
きることはいうまでもない。
【0048】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。第1実施例 図1は本発明による3群ズーム光学系の第1実施例のレ
ンズ構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角
端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。図
2〜4は第1実施例における球面収差、非点収差、歪曲
収差、倍率色収差を示す図であり、図2は広角端、図3
は中間、図4は望遠端での状態を示している。第1実施
例の3群ズーム光学系は、第1レンズ群G1が、物体側
より順に、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL
1と、両凸正レンズL2とで構成され、第2レンズ群G
2が、物体側より順に、両凹負レンズL3と、両凸正レ
ンズL4と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL
5との接合レンズと、両面非球面の両凸レンズL6とで
構成され、第3レンズ群G3が、物体側より順に、物体
側に凹面を向けた両面非球面の正メニスカスレンズL7
と、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL8とで
構成されている。また、広角端から望遠端までの変倍に
際して、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔
が減少し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間
隔が増加するように、各レンズ群G1〜G3が物体側へ
移動するようになっている。また、開口絞りSは、第2
レンズ群G2の最も像側に設けられており、変倍時には
第2レンズ群G2と一体で移動するようになっている。
【0049】次に、第1実施例にかかる3群ズーム光学
系を構成している光学部材の数値データを示す。第1実
施例の数値データにおいて、r1、r2、…は各レンズ面
の曲率半径、d1、d2、…は各レンズの肉厚または空気
間隔、nd1、nd2、…は各レンズのd線での屈折率、ν
d1、νd2、…は各レンズのアッべ数、ωは半画角、FN
O.はFナンバーを表している。なお、非球面形状は、
光軸方向をz、光軸に直交する方向をyにとり、円錐係
数をK、非球面係数をA4、A6、A8、A10、A12とし
たとき、次の式で表される。 z=(y2/r)/[1+{1−(1+K)(y/
r)21/2]+A44+A66+A88+A1010+A
1212 なお、これらの記号は後述の実施例の数値データにおい
ても共通である。
【0050】数値データ11=-35.753 d1=1.10 nd1=1.84666 νd1=23.78 r2=-58.685 d2=0.20 r3=18.954 d3=3.13 nd3=1.49700 νd3=81.54 r4=-175.010 d4=D4 r5=-17.648 d5=1.00 nd5=1.80100 νd5=34.97 r6=26.484 d6=0.25 r7=12.283 d7=3.70 nd7=1.60342 νd7=38.03 r8=-9.396 d8=1.00 nd8=1.78800 νd8=47.37 r9=-69.229 d9=0.20 r10=68.720(非球面) d10=2.53 nd10=1.58313 νd10=59.38 r11=-12.673(非球面) d11=1.45 r12=絞り d12=D12 r13=-61.346(非球面) d13=2.43 nd13=1.58423 νd13=30.49 r14=-61.935(非球面) d14=3.99 r15=-9.200 d15=1.50 nd15=1.74100 νd15=52.64 r16=-43.582 d16=D16
【0051】 非球面係数 第10面 K=0.000 A4 =-2.28617×10-5 6 =-3.74137×10-6 8 =1.90958×10-710 =1.72012×10-8 12 =-7.71287×10-10 第11面 K=0.000 A4 =1.66371×10-4 6 =4.04733×10-6 8 =-1.14633×10-610 =1.09538×10-7 12 =-3.09243×10-9 第13面 K=0.000 A4 =2.52886×10-5 6 =-7.48358×10-6 8 =3.94190×10-710 =-6.86191×10-9 12 =4.68976×10-11 第14面 K=0.000 A4 =-1.25627×10-4 6 =-3.34252×10-6 8 =1.26198×10-710 =-1.60792×10-9 12 =9.54042×10-12
【0052】
【0053】第2実施例 図5は本発明による3群ズーム光学系の第2実施例のレ
ンズ構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角
端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。図
6〜8は第2実施例における球面収差、非点収差、歪曲
収差、倍率色収差を示す図であり、図6は広角端、図7
は中間、図8は望遠端での状態を示している。第2実施
例の3群ズーム光学系は、第1レンズ群G1が、物体側
より順に、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL
1と、両凸正レンズL2とで構成され、第2レンズ群G
2が、物体側より順に、両凹負レンズL3と、両凸正レ
ンズL4と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL
5との接合レンズと、両面非球面の両凸レンズL6とで
構成され、第3レンズ群G3が、物体側より順に、物体
側に凹面を向けた両面非球面の正メニスカスレンズL7
と、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL8とで
構成されている。また、広角端から望遠端までの変倍に
際して、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔
が減少し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間
隔が増加するように、各レンズ群G1〜G3が物体側へ
移動するようになっている。また、開口絞りSは、第2
レンズ群G2の最も像側に設けられており、変倍時には
第2レンズ群G2と一体で移動するようになっている。
【0054】次に、第2実施例にかかる3群ズーム光学
系を構成している光学部材の数値データを示す。数値データ21=-35.525 d1=1.00 nd1=1.84666 νd1=23.78 r2=-57.107 d2=0.20 r3=18.026 d3=3.13 nd3=1.49700 νd3=81.54 r4=-313.711 d4=D4 r5=-16.589 d5=1.00 nd5=1.80100 νd5=34.97 r6=26.787 d6=0.20 r7=12.954 d7=3.40 nd7=1.60342 νd7=38.03 r8=-10.075 d8=1.00 nd8=1.78800 νd8=47.37 r9=-40.238 d9=0.20 r10=68.571(非球面) d10=2.50 nd10=1.58313 νd10=59.38 r11=-14.119(非球面) d11=0.80 r12=絞り d12=D12 r13=-71.996(非球面) d13=2.50 nd13=1.58423 νd13=30.49 r14=-72.817(非球面) d14=4.26 r15=-9.000 d15=1.50 nd15=1.74100 νd15=52.64 r16=-39.797 d16=D16
【0055】 非球面係数 第10面 K=0.000 A4 =1.27620×10-5 6 =-4.97238×10-6 8 =1.26964×10-610 =-7.72960×10-8 12 =-1.86719×10-9 第11面 K=0.000 A4 =1.67908×10-4 6 =4.54365×10-6 8 =-3.30046×10-710 =4.20568×10-8 12 =1.47647×10-9 第13面 K=0.000 A4 =-1.51277×10-6 6 =-5.88937×10-6 8 =3.27424×10-710 =-5.75712×10-9 12 =4.01059×10-11 第14面 K=0.000 A4 =-1.60937×10-4 6 =-2.12396×10-6 8 =8.28497×10-810 =-1.00913×10-9 12 =5.77901×10-12
【0056】
【0057】第3実施例 図9は本発明による3群ズーム光学系の第3実施例のレ
ンズ構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角
端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。図
10〜12は第3実施例における球面収差、非点収差、
歪曲収差、倍率色収差を示す図であり、図10は広角
端、図11は中間、図12は望遠端での状態を示してい
る。第3実施例の3群ズーム光学系は、第1レンズ群G
1が、物体側より順に、両凸正レンズL2と物体側に凹
面を向けた負メニスカスレンズL1との接合レンズで構
成され、第2レンズ群G2が、物体側より順に、両凹負
レンズL3と、両凸正レンズL4と物体側に凹面を向け
た負メニスカスレンズL5との接合レンズと、両面非球
面の両凸レンズL6とで構成され、第3レンズ群G3
が、物体側より順に、物体側に凹面を向けた両面非球面
の正メニスカスレンズL7と、物体側に凹面を向けた負
メニスカスレンズL8とで構成されている。また、広角
端から望遠端までの変倍に際して、第1レンズ群G1と
第2レンズ群G2との間隔が減少し、第2レンズ群G2
と第3レンズ群G3との間隔が増加するように、各レン
ズ群G1〜G3が物体側へ移動するようになっている。
また、開口絞りSは、第2レンズ群G2の最も像側に設
けられており、変倍時には第2レンズ群G2と一体で移
動するようになっている。
【0058】次に、第3実施例にかかる3群ズーム光学
系を構成している光学部材の数値データを示す。数値データ31=25.227 d1=3.40 nd1=1.49700 νd1=81.54 r2=-47.795 d2=1.00 nd2=1.84666 νd2=23.78 r3=-80.596 d3=D3 r4=-13.656 d4=1.00 nd4=1.80100 νd4=34.97 r5=20.703 d5=0.20 r6=13.538 d6=3.91 nd6=1.59551 νd6=39.24 r7=-6.863 d7=1.00 nd7=1.78800 νd7=47.37 r8=-28.708 d8=0.20 r9=119.619(非球面) d9=2.35 nd9=1.58313 νd9=59.38 r10=-10.036(非球面) d10=0.80 r11=絞り d11=D11 r12=-136.118(非球面) d12=2.50 nd12=1.58423 νd12=30.49 r13=-129.956(非球面) d13=5.26 r14=-8.500 d14=1.50 nd14=1.77250 νd14=49.60 r15=-25.666 d15=D15
【0059】 非球面係数 第9面 K=0.000 A4 =-2.65473×10-5 6 =-7.74791×10-6 8 =1.54979×10-610 =-9.43699×10-8 12 =2.48942×10-9 第10面 K=0.000 A4 =1.36199×10-4 6 =-4.33299×10-6 8 =1.19885×10-610 =-7.70464×10-8 12 =2.11848×10-9 第12面 K=0.000 A4 =6.91810×10-5 6 =-1.15107×10-6 8 =1.55775×10-710 =-3.20323×10-9 12 =2.52034×10-11 第13面 K=0.000 A4 =-5.70368×10-5 6 =-1.62907×10-6 8 =7.66390×10-810 =-1.18200×10-9 12 =8.00923×10-12
【0060】
【0061】第4実施例 図13は本発明による3群ズーム光学系の第4実施例の
レンズ構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角
端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。図
14〜16は第4実施例における球面収差、非点収差、
歪曲収差、倍率色収差を示す図であり、図14は広角
端、図15は中間、図16は望遠端での状態を示してい
る。第4実施例の3群ズームレンズは、第1レンズ群G
1が、物体側より順に、物体側に凹面を向けた負メニス
カスレンズL1と、両凸正レンズL2とで構成され、第
2レンズ群G2が、物体側より順に、両凹負レンズL3
と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL4’
と、両面非球面の両凸レンズL6とで構成され、第3レ
ンズ群G3が、物体側より順に、物体側に凹面を向けた
両面非球面の正メニスカスレンズL7と、物体側に凹面
を向けた負メニスカスレンズL8とで構成されている。
また、広角端から望遠端までの変倍に際して、第1レン
ズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が減少し、第2レ
ンズ群G2と第3レンズ群G3との間隔が増加するよう
に、各レンズ群G1〜G3が物体側へ移動するようにな
っている。また、開口絞りSは、第2レンズ群G2の最
も像側に設けられており、変倍時には第2レンズ群G2
と一体で移動するようになっている。
【0062】次に、第4実施例にかかる3群ズーム光学
系を構成している光学部材の数値データを示す。数値データ41=-33.400 d1=1.00 nd1=1.84666 νd1=23.78 r2=-54.607 d2=0.20 r3=17.635 d3=2.97 nd3=1.49700 νd3=81.54 r4=-159.899 d4=D4 r5=-15.760 d5=1.00 nd5=1.78800 νd5=47.37 r6=26.866 d6=0.21 r7=12.999 d7=2.50 nd7=1.56732 νd7=42.82 r8=217.826 d8=1.00 r9=30.227(非球面) d9=2.57 nd9=1.58313 νd9=59.38 r10=-15.201(非球面) d10=0.80 r11=絞り d11=D11 r12=-27.082(非球面) d12=2.50 nd12=1.58423 νd12=30.49 r13=-24.253(非球面) d13=2.94 r14=-9.325 d14=1.50 nd14=1.72916 νd14=54.68 r15=-45.282 d15=D15
【0063】 非球面係数 第9面 K=0.000 A4 =8.28810×10-6 6 =2.05525×10-8 8 =2.70369×10-710 =-2.65756×10-9 12 =-1.23506×10-10 第10面 K=0.000 A4 =1.84138×10-4 6 =3.28778×10-6 8 =-1.33644×10-710 =2.42402×10-8 12 =-8.59865×10-10 第12面 K=0.000 A4 =9.14163×10-5 6 =-6.83379×10-6 8 =4.04293×10-710 =-9.35746×10-9 12 =8.41597×10-11 第13面 K=0.000 A4 =-4.85540×10-5 6 =-3.46263×10-6 8 =1.54908×10-710 =-3.02491×10-9 12 =2.29389×10-11
【0064】
【0065】第5実施例 図17は本発明による3群ズーム光学系の第5実施例の
レンズ構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角
端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。図
18〜20は第5実施例における球面収差、非点収差、
歪曲収差、倍率色収差を示す図であり、図18は広角
端、図19は中間、図20は望遠端での状態を示してい
る。第5実施例の3群ズームレンズは、第1レンズ群G
1が、物体側より順に、両凸正レンズL2と物体側に凹
面を向けた負メニスカスレンズL1との接合レンズで構
成され、第2レンズ群G2が、物体側より順に、両凹負
レンズL3と両凸正レンズL4との接合レンズと、両面
非球面の両凸レンズL6とで構成され、第3レンズ群G
3が、物体側より順に、物体側に凹面を向けた両面非球
面の正メニスカスレンズL7と、物体側に凹面を向けた
負メニスカスレンズL8とで構成されている。また、広
角端から望遠端までの変倍に際して、第1レンズ群G1
と第2レンズ群G2との間隔が減少し、第2レンズ群G
2と第3レンズ群G3との間隔が増加するように、各レ
ンズ群G1〜G3が物体側へ移動するようになってい
る。また、開口絞りSは、第2レンズ群G2の最も像側
に設けられており、変倍時には第2レンズ群G2と一体
で移動するようになっている。
【0066】次に、第5実施例にかかる3群ズーム光学
系を構成している光学部材の数値データを示す。数値データ51=21.155 d1=3.43 nd1=1.49700 νd1=81.54 r2=-48.151 d2=1.00 nd2=1.84666 νd2=23.78 r3=-101.270 d3=D3 r4=-11.713 d4=1.00 nd4=1.78800 νd4=47.37 r5=8.716 d5=3.18 nd5=1.54814 νd5=45.79 r6=-31.230 d6=0.27 r7=30.728(非球面) d7=2.99 nd7=1.58313 νd7=59.38 r8=-9.846(非球面) d8=0.80 r9=絞り d9=D9 r10=-28.558(非球面) d10=2.50 nd10=1.58423 νd10=30.49 r11=-26.035(非球面) d11=4.32 r12=-8.738 d12=1.50 nd12=1.74100 νd12=52.64 r13=-26.930 d13=D13
【0067】 非球面係数 第7面 K=0.000 A4 =-1.59412×10-5 6 =-1.83764×10-5 8 =1.32295×10-610 =-6.73809×10-8 12 =8.48598×10-10 第8面 K=0.000 A4 =1.04507×10-4 6 =-2.26564×10-5 8 =1.92669×10-610 =-1.01402×10-7 12 =1.74362×10-9 第10面 K=0.000 A4 =1.73069×10-4 6 =-6.89901×10-7 8 =3.63145×10-810 =-2.12637×10-9 12 =2.62176×10-11 第11面 K=0.000 A4 =2.54833×10-5 6 =1.97264×10-6 8 =-8.39671×10-810 =5.62363×10-10 12 =1.83578×10-12
【0068】
【0069】第6実施例 図21は本発明による3群ズーム光学系の第6実施例の
レンズ構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角
端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。図
22〜24は第6実施例における球面収差、非点収差、
歪曲収差、倍率色収差を示す図であり、図22は広角
端、図23は中間、図24は望遠端での状態を示してい
る。第6実施例の3群ズームレンズは、第1レンズ群G
1が、物体側より順に、物体側に凹面を向けた負メニス
カスレンズL1と、両凸正レンズL2とで構成され、第
2レンズ群G2が、物体側より順に、両凹負レンズL3
と、両凸正レンズL4と物体側に凹面を向けた負メニス
カスレンズL5との接合レンズと、両面非球面の両凸レ
ンズL6とで構成され、第3レンズ群G3が、物体側よ
り順に、物体側に凹面を向けた両面非球面の正メニスカ
スレンズL7と、物体側に凹面を向けた負メニスカスレ
ンズL8とで構成されている。また、広角端から望遠端
までの変倍に際して、第1レンズ群G1と第2レンズ群
G2との間隔が減少し、第2レンズ群G2と第3レンズ
群G3との間隔が増加するように、各レンズ群G1〜G
3が物体側へ移動するようになっている。また、開口絞
りSは、第2レンズ群G2の最も像側に設けられてお
り、変倍時には第2レンズ群G2と一体で移動するよう
になっている。
【0070】次に、第6実施例にかかる3群ズーム光学
系を構成している光学部材の数値データを示す。数値データ61=-63.818 d1=1.10 nd1=1.84666 νd1=23.78 r2=-114.092 d2=0.20 r3=26.229 d3=3.11 nd3=1.49700 νd3=81.54 r4=-76.625 d4=D4 r5=-14.615 d5=1.00 nd5=1.80100 νd5=34.97 r6=42.069 d6=0.67 r7=16.567 d7=4.14 nd7=1.60342 νd7=38.03 r8=-11.630 d8=1.04 nd8=1.79952 νd8=42.22 r9=-34.852 d9=0.20 r10=76.502(非球面) d10=2.81 nd10=1.58313 νd10=59.38 r11=-14.495(非球面) d11=1.00 r12=絞り d12=D12 r13=-34.667(非球面) d13=2.47 nd13=1.58423 νd13=30.49 r14=-27.436(非球面) d14=3.82 r15=-9.200 d15=1.50 nd15=1.74100 νd15=52.64 r16=-38.103 d16=D16
【0071】 非球面係数 第10面 K=0.000 A4 =1.10064×10-4 6 =-1.82391×10-5 8 =1.80608×10-610 =-7.24136×10-8 12 =1.10909×10-9 第11面 K=0.000 A4 =2.31017×10-4 6 =-1.92835×10-5 8 =1.96980×10-610 =-8.12020×10-8 12 =1.27666×10-9 第13面 K=0.000 A4 =1.50347×10-4 6 =3.14989×10-7 8 =-1.39892×10-810 =3.07386×10-10 12 =1.62652×10-12 第14面 K=0.000 A4 =4.08616×10-5 6 =-9.78541×10-8 8 =-2.70206×10-910 =-3.20809×10-10 12 =6.56410×10-12
【0072】
【0073】次に、各実施例におけるパラメータの値を
表1に、条件式の値を表2に示す。
【表1】
【表2】
【0074】以上説明した本発明の3群ズーム光学系
は、図25に斜視図で、図26に断面図でそれぞれ示し
たような構成のコンパクトカメラ撮影用対物レンズaと
して用いられる。図26中、G1は正の屈折力を有する
第1レンズ群、G2は正の屈折力を有する第2レンズ
群、G3は負の屈折力を有する第3レンズ群を示してお
り、第1レンズ群G1〜第3レンズ群G3でもって、上
記実施例で説明したような本発明の3群ズーム光学系が
構成されている。また、Lbは撮影用光路、Leはファ
インダー用光路を示しており、撮影用光路Lbとファイ
ンダー用光路Leは平行に並んでおり、被写体の像は、
ファインダー用対物レンズ、像正立プリズム、絞り、及
び接眼レンズからなるファインダーにより観察され、ま
た、撮影用対物レンズaによりフィルム上に結像され
る。ここで、フィルム直前には、図27に示すような撮
影範囲を規定する矩形の開口を持つ視野絞りが配置され
ている。そして、この視野絞りの対角長が2Yである。
【0075】また、フィルムの代わりに、CCD等の電
子撮像素子を用いて構成されるコンパクトな電子カメラ
の撮影用対物レンズとして本発明のズーム光学系を用い
ることができる。その場合、電子撮像素子へ入射する軸
上、及び軸外の主光線がほぼ垂直となるように、電子撮
像素子の撮像面の直前に正レンズを配置してもよい。こ
の場合は、電子撮像素子の最大有効撮像範囲の対角長が
2Yである。
【0076】以上説明したように、本発明の3群ズーム
光学系及びそれを備えたカメラは、特許請求の範囲に記
載された発明の他に、次に示すような特徴も備えてい
る。
【0077】(1)前記第2レンズ群が、物体側より順
に、負の単レンズと、正レンズと負レンズとの接合レン
ズと、正の単レンズとの3つのレンズ成分からなること
を特徴とする請求項に記載の3群ズーム光学系。
【0078】(2)前記第2レンズ群が、物体側より順
に、負の単レンズと、正の単レンズと、正の単レンズと
の3つのレンズ成分からなることを特徴とする請求項
に記載の3群ズーム光学系。
【0079】(3)前記第2レンズ群が、物体側より順
に、負レンズと正レンズとの接合レンズと、正の単レン
ズとの2つのレンズ成分からなることを特徴とする請求
に記載の3群ズーム光学系。
【0080】(4)次の条件式を満足することを特徴と
する請求項、上記(1)〜(3)のいずれかに記載の
3群ズーム光学系。 0.2 < |fG2N|/fW < 0.8 但し、fWは広角端の焦点距離、fG2Nは第2レンズ群の
最も物体側の両凹レンズの焦点距離である。
【0081】(5)次の条件式を満足することを特徴と
する請求項、上記(1)〜(4)のいずれかに記載の
3群ズーム光学系。 0.8 < fG2/fW < 1.2 但し、fWは広角端の焦点距離、fG2は第2レンズ群の
焦点距離である。
【0082】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、レンズ全
長の短縮とレンズ径の小型化により光学系の小型化を達
成し、かつ、ズーム全域で良好な結像性能のズームレン
ズを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による3群ズーム光学系の第1実施例の
レンズ構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角
端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。
【図2】第1実施例における球面収差、非点収差、歪曲
収差、倍率色収差を示す図であり、広角端での状態を示
している。
【図3】第1実施例における球面収差、非点収差、歪曲
収差、倍率色収差を示す図であり、中間での状態を示し
ている。
【図4】第1実施例における球面収差、非点収差、歪曲
収差、倍率色収差を示す図であり、望遠端での状態を示
している。
【図5】本発明による3群ズーム光学系の第2実施例の
レンズ構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角
端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。
【図6】第2実施例における球面収差、非点収差、歪曲
収差、倍率色収差を示す図であり、広角端での状態を示
している。
【図7】第2実施例における球面収差、非点収差、歪曲
収差、倍率色収差を示す図であり、中間での状態を示し
ている。
【図8】第2実施例における球面収差、非点収差、歪曲
収差、倍率色収差を示す図であり、望遠端での状態を示
している。
【図9】本発明による3群ズーム光学系の第3実施例の
レンズ構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角
端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。
【図10】第3実施例における球面収差、非点収差、歪
曲収差、倍率色収差を示す図であり、広角端での状態を
示している。
【図11】第3実施例における球面収差、非点収差、歪
曲収差、倍率色収差を示す図であり、中間での状態を示
している。
【図12】第3実施例における球面収差、非点収差、歪
曲収差、倍率色収差を示す図であり、望遠端での状態を
示している。
【図13】本発明による3群ズーム光学系の第4実施例
のレンズ構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広
角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。
【図14】第4実施例における球面収差、非点収差、歪
曲収差、倍率色収差を示す図であり、広角端での状態を
示している。
【図15】第4実施例における球面収差、非点収差、歪
曲収差、倍率色収差を示す図であり、中間での状態を示
している。
【図16】第4実施例における球面収差、非点収差、歪
曲収差、倍率色収差を示す図であり、望遠端での状態を
示している。
【図17】本発明による3群ズーム光学系の第5実施例
のレンズ構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広
角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。
【図18】第5実施例における球面収差、非点収差、歪
曲収差、倍率色収差を示す図であり、広角端での状態を
示している。
【図19】第5実施例における球面収差、非点収差、歪
曲収差、倍率色収差を示す図であり、中間での状態を示
している。
【図20】第5実施例における球面収差、非点収差、歪
曲収差、倍率色収差を示す図であり、望遠端での状態を
示している。
【図21】本発明による3群ズーム光学系の第6実施例
のレンズ構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広
角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。
【図22】第6実施例における球面収差、非点収差、歪
曲収差、倍率色収差を示す図であり、広角端での状態を
示している。
【図23】第6実施例における球面収差、非点収差、歪
曲収差、倍率色収差を示す図であり、中間での状態を示
している。
【図24】第6実施例における球面収差、非点収差、歪
曲収差、倍率色収差を示す図であり、望遠端での状態を
示している。
【図25】本発明の3群ズーム光学系を用いたカメラの
一例を示す概略斜視図である。
【図26】図25のカメラ内部の概略構成を示す断面図
である。
【図27】図26のカメラの枠の対角長を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
a コンパクトカメラ用対物レンズ G1 第1レンズ群 G2 第2レンズ群 G3 第3レンズ群 L1,L5,L8 物体側に凹面を向けた負メニスカ
スレンズ L2,L4 両凸正レンズ L4’ 物体側に凸面を向けた正メニスカスレン
ズ L3 両凹負レンズ L6 両面非球面の両凸レンズ L7 物体側に凹面を向けた両面非球面の正メ
ニスカスレンズ Lb 撮影用光路 Le ファインダー用光路 S 開口絞り
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−72476(JP,A) 特開 平5−88085(JP,A) 特開 平7−181388(JP,A) 特開 平8−87769(JP,A) 特開 平8−136809(JP,A) 特開 平8−179210(JP,A) 特開 平10−268191(JP,A) 特開 平11−183801(JP,A) 特開2001−208972(JP,A) 特開2001−124993(JP,A) 特開2002−365552(JP,A) 特開2003−57546(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 15/16

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側より順に、正の屈折力を有する第
    1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負
    の屈折力を有する第3レンズ群とで構成され、広角端か
    ら望遠端への変倍に際して、前記第1レンズ群と前記第
    2レンズ群との間隔が増大し、前記第2レンズ群と前記
    第3レンズ群との間隔が減少するように、各レンズ群を
    物体側に移動させる3群ズーム光学系において、前記第1レンズ群が、物体側に凹面を向けた負メニスカ
    スレンズと、両凸レンズとからなり、 前記第2レンズ群の最も像側に開口絞りを有し、 前記第2レンズ群が、最も物体側に配置された両凹レン
    ズおよび2枚の正レンズを含み、全体として2つ又は3
    つのレンズ成分からなり、 次の条件式を満足することを特徴とする3群ズーム光学
    系。 0.5 < LT/fT < 0.80.84 < fG2/fW < 1.2 0.2 <|fG3/fW|< 0.48 但し、fWは広角端の焦点距離、fTは望遠端の焦点距
    離、LTは望遠端における最も物体側のレンズ面から結
    像面までの光軸上の距離、f G2 は第2レンズ群の焦点距
    離、fG3は第3レンズ群の焦点距離である。レンズ成分
    とは空気間隔を含まないレンズ群を意味し、単レンズま
    たは接合レンズを意味する。
  2. 【請求項2】 次の条件式を満足することを特徴とする
    請求項1に記載の3群ズーム光学系。2.9 < f T /f W < 5.0 但し、fWは広角端の焦点距離、fTは望遠端の焦点距
    ある。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の3群ズーム光学系と、
    前記3群ズーム光学系の像側の撮像領域を制限する視野
    絞りとを有することを特徴とするカメラ。
  4. 【請求項4】 次の条件式を満足することを特徴とする
    請求項3に記載のカメラ。 1.3 < f W /Y < 2 但し、fWは広角端の焦点距離である。Yは最大像高で
    あり、前記視野絞りが任意に可変の場合は取り得る範囲
    における最大値である。
  5. 【請求項5】 前記第2レンズ群が、物体側より順に、
    負の単レンズと、正レンズと負レンズとの接合レンズ
    と、正の単レンズとの3つのレンズ成分からなることを
    特徴とする請求項1に記載の3群ズーム光学系。
  6. 【請求項6】 前記第2レンズ群が、物体側より順に、
    負の単レンズと、正の単レンズと、正の単レンズとの3
    つのレンズ成分からなることを特徴とする請求項1に記
    載の3群ズーム光学系。
  7. 【請求項7】 前記第2レンズ群が、物体側より順に、
    負レンズと正レンズとの接合レンズと、正の単レンズと
    つのレンズ成分からなることを特徴とする請求項
    に記載の3群ズーム光学系。
  8. 【請求項8】 次の条件式を満足することを特徴とする
    請求項1、5乃至7のいずれかに記載の3群ズーム光学
    系。0.2 < |f G2N |/f W < 0.8 但し、f W は広角端の焦点距離、f G2N は第2レンズ群の
    最も物体側の両凹レンズの焦点距離である。
  9. 【請求項9】 前記第レンズ群が、物体側より順に、
    メニスカスレンズと、両凸レンズとで構成されてい
    ことを特徴とする請求項3、5乃至8のいずれかに記載
    の3群ズーム光学系。
  10. 【請求項10】 物体側より順に、正の屈折力を有する
    第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、
    負の屈折力を有する第3レンズ群とで構成され、広角端
    から望遠端への変倍に際して、前記第1レンズ群と前記
    第2レンズ群との間隔が増大し、前記第2レンズ群と前
    記第3レンズ群との間隔が減少するように、各レンズ群
    を物体側に移動させる3群ズーム光学系において、 前記第1レンズ群が、物体側に凹面を向けた負メニスカ
    スレンズと、両凸レンズとからなり、 前記第2レンズ群が、物体側より順に、最も物体側に配
    置された両凹レンズの負の単レンズと、正レンズと負レ
    ンズとの接合レンズと、正の単レンズとの3つ のレンズ
    成分からなり、 次の条件式を満足することを特徴とする3群ズーム光学
    系。0.5 < L T /f T < 0.8 0.5 < f G1 /f W < 1.5 0.8 < f G2 /f W < 1.2 0.2 <|f G3 /f W |< 0.5 但し、fWは広角端の焦点距離、 T は望遠端の焦点距
    離、L T は望遠端における最も物体側のレンズ面から結
    像面までの光軸上の距離、f G1 は第1レンズ群の焦点距
    離、f G2 は第2レンズ群の焦点距離、f G3 は第3レンズ
    の焦点距離である。レンズ成分とは空気間隔を含まな
    いレンズ群を意味し、単レンズまたは接合レンズを意味
    する。
  11. 【請求項11】 物体側より順に、正の屈折力を有する
    第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、
    負の屈折力を有する第3レンズ群とで構成され、広角端
    から望遠端への変倍に際して、前記第1レンズ群と前記
    第2レンズ群との間隔が増大し、前記第2レンズ群と前
    記第3レンズ群との間隔が減少するように、各レンズ群
    を物体側に移動させる3群ズーム光学系において、 前記第1レンズ群が、物体側に凹面を向けた負メニスカ
    スレンズと、両凸レンズとからなり、 前記第2レンズ群が、物体側より順に、最も物体側に配
    置された両凹レンズの負の単レンズと、正の単レンズ
    と、正の単レンズとの3つのレンズ成分からなり、 次の条件式を満足することを特徴とする3群ズーム光学
    系。0.5 < L T /f T < 0.8 0.5 < f G1 /f W < 1.5 0.8 < fG2/fW < 1.20.2 <|f G3 /f W |< 0.5 但し、fWは広角端の焦点距離、 T は望遠端の焦点距
    離、L T は望遠端における最も物体側のレンズ面から結
    像面までの光軸上の距離、f G1 は第1レンズ群の焦点距
    離、G2は第2レンズ群の焦点距離、f G3 は第3レンズ
    群の焦点距離である。レンズ成分とは空気間隔を含まな
    いレンズ群を意味し、単レンズまたは接合レンズを意味
    する。
  12. 【請求項12】 物体側より順に、正の屈折力を有する
    第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、
    負の屈折力を有する第3レンズ群とで構成され、広角端
    から望遠端への変倍に際して、前記第1レンズ群と前記
    第2レンズ群との間隔が増大し、前記第2レンズ群と前
    記第3レンズ群との間隔が減少するように、各レンズ群
    を物体側に移動させる3群ズーム光学系において、 前記第1レンズ群が、物体側に凹面を向けた負メニスカ
    スレンズと、両凸レンズとからなり、 前記第2レンズ群が、物体側より順に、最も物体側に配
    置された両凹レンズの負レンズと正レンズとの接合レン
    ズと、正の単レンズとの2つのレンズ成分からなり、 次の条件式を満足することを特徴とする3群ズーム光学
    系。 0.5 < L T /f T < 0.8 0.5 < f G1 /f W < 1.5 0.8 < f G2 /f W < 1.2 0.2 <|f G3 /f W |< 0.5 但し、f W は広角端の焦点距離、f T は望遠端の焦点距
    離、L T は望遠端における最も物体側のレンズ面から結
    像面までの光軸上の距離、f G1 は第1レンズ群の焦点距
    離、f G2 は第2レンズ群の焦点距離、f G3 は第3レンズ
    群の焦点距離である。レンズ成分とは空気間隔を含まな
    いレンズ群を意味し、単レンズまたは接合レンズを意味
    する。
  13. 【請求項13】 前記第2レンズ群の最も像側に開口絞
    りを配したことを特徴とする請求項1に記載の3群ズ
    ーム光学系。
  14. 【請求項14】前記第2レンズ群の最も像側に開口絞り
    を配したことを特徴とする請求項11に記載の3群ズー
    ム光学系。
  15. 【請求項15】前記第2レンズ群の最も像側に開口絞り
    を配したことを特徴とする請求項12に記載の3群ズー
    ム光学系。
  16. 【請求項16】請求項10乃至15のいずれかに記載の
    3群ズーム光学系と 、前記3群ズーム光学系の像側の撮
    像領域を制限する視野絞りとを有することを特徴とする
    カメラ。
JP2001348508A 2001-11-14 2001-11-14 3群ズーム光学系及びそれを備えたカメラ Expired - Fee Related JP3455201B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001348508A JP3455201B2 (ja) 2001-11-14 2001-11-14 3群ズーム光学系及びそれを備えたカメラ
US10/292,247 US6710935B2 (en) 2001-11-14 2002-11-12 Zoom optical system and camera using the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001348508A JP3455201B2 (ja) 2001-11-14 2001-11-14 3群ズーム光学系及びそれを備えたカメラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003149554A JP2003149554A (ja) 2003-05-21
JP3455201B2 true JP3455201B2 (ja) 2003-10-14

Family

ID=19161321

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001348508A Expired - Fee Related JP3455201B2 (ja) 2001-11-14 2001-11-14 3群ズーム光学系及びそれを備えたカメラ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6710935B2 (ja)
JP (1) JP3455201B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005077917A (ja) * 2003-09-02 2005-03-24 Olympus Corp ズームレンズ及びそれを備えた撮像装置
JP4747597B2 (ja) * 2005-02-15 2011-08-17 コニカミノルタオプト株式会社 ズームレンズ
JP2012003077A (ja) * 2010-06-17 2012-01-05 Olympus Imaging Corp 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置
DE102016213784A1 (de) * 2016-07-27 2018-02-01 Carl Zeiss Microscopy Gmbh Telezentrische Optikeinheit und digitales Zoommikroskop
JP6530538B1 (ja) * 2018-07-20 2019-06-12 エーエーシーアコースティックテクノロジーズ(シンセン)カンパニーリミテッドAAC Acoustic Technologies(Shenzhen)Co.,Ltd 撮像レンズ
JP6748322B1 (ja) * 2020-03-25 2020-08-26 エーエーシー オプティックス ソリューションズ ピーティーイー リミテッド 撮像レンズ
CN114859528B (zh) * 2022-07-05 2022-11-01 江西联创电子有限公司 光学成像镜头

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11271615A (ja) 1998-03-23 1999-10-08 Nikon Corp 可変焦点距離レンズ系
JP2000298236A (ja) 1999-02-10 2000-10-24 Nikon Corp 可変焦点距離レンズ系
JP2000275524A (ja) 1999-03-24 2000-10-06 Minolta Co Ltd ズームレンズ
JP2001004921A (ja) 1999-04-23 2001-01-12 Nikon Corp 可変焦点距離レンズ系
JP2001281548A (ja) 2000-01-25 2001-10-10 Olympus Optical Co Ltd ズームレンズ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003149554A (ja) 2003-05-21
US6710935B2 (en) 2004-03-23
US20030142411A1 (en) 2003-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3328001B2 (ja) ズームレンズ
JP4666977B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP5006514B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP4911679B2 (ja) ズームレンズ及びそれを備えた撮像装置
JP4845458B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JPH10206737A (ja) 小型なズーム光学系
JP4173977B2 (ja) ズームレンズ系
JP2009282465A (ja) ズームレンズ及び撮像装置
US5262897A (en) Zoom lens system
JP4690025B2 (ja) ズームレンズ及びそれを用いた撮像装置
JP4708734B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP2006308649A (ja) 撮像装置
JPH11119100A (ja) ズームレンズ
JP2001296476A (ja) ズームレンズ及びそれを用いた光学機器
JP4948027B2 (ja) ズームレンズ及びそれを備えた撮像装置
JP3245452B2 (ja) 小型の3群ズームレンズ
JP3455201B2 (ja) 3群ズーム光学系及びそれを備えたカメラ
US5793532A (en) Zoom lens
JP4585796B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP3432050B2 (ja) 高変倍3群ズームレンズ
JP4153710B2 (ja) 3群ズーム光学系
JPH11174322A (ja) ズームレンズ
US6519095B1 (en) Zoom lens
JP2002207165A (ja) ズーム光学系
JP2000321498A (ja) ズームレンズ系

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030708

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees