JPH11238071A - ダイジェスト作成装置及びダイジェスト作成方法 - Google Patents

ダイジェスト作成装置及びダイジェスト作成方法

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JPH11238071A
JPH11238071A JP10039332A JP3933298A JPH11238071A JP H11238071 A JPH11238071 A JP H11238071A JP 10039332 A JP10039332 A JP 10039332A JP 3933298 A JP3933298 A JP 3933298A JP H11238071 A JPH11238071 A JP H11238071A
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scene
digest
information
program
importance
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JP10039332A
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English (en)
Inventor
Shozo Isobe
庄三 磯部
Shigeyasu Natsubori
重靖 夏堀
Toshiya Takahashi
敏哉 高橋
Tetsuya Yamane
徹也 山根
Toru Imai
徹 今井
Shigeru Koyanagi
滋 小柳
Hisashi Aoki
恒 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/10Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
    • G11B27/102Programmed access in sequence to addressed parts of tracks of operating record carriers
    • G11B27/107Programmed access in sequence to addressed parts of tracks of operating record carriers of operating tapes

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 放送中のもしくは録画した番組から、その一
部のシーンだけをまとめたダイジェストを容易に作成も
しくは再生できるダイジェスト作成装置及びダイジェス
ト作成方法を提供すること。 【解決手段】 一纏まりのストリーム情報を形成する複
数のシーン夫々に対する所定の属性情報を入力し、属性
情報に基づく所定のシーン選択基準に従って、前記スト
リーム情報を形成する複数のシーンのうちから、ダイジ
ェスト作成に用いるシーンを選択することを特徴とす
る。例えば、前記属性情報は重要度からなり、前記属性
情報に基づく所定のシーン選択基準は、各シーンについ
て、その重要度が予め定められた基準値以上である場合
に、そのシーンを選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、番組のダイジェス
トを作成するダイジェスト作成装置及びダイジェスト作
成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオデッキ(VTR)などの普及によ
り、例えば、留守中等に録画したTV放送を帰宅後等に
観賞する、あるいはTV放送を鑑賞しながら録画もして
おき後に再度鑑賞する、あるいは所望する番組が同時間
帯に異なるチャンネルでTV放送されるときに、一方の
チャンネルを鑑賞しながら他方のチャンネルを録画して
おきこれを後に録画したものを鑑賞する、といったこと
が可能になった。
【0003】このVTRの利点の一つに、編集機能があ
る。編集とは、2台のVTRを用いて、録画した番組の
中で見たい部分だけを一方のVTRで再生し、これを他
方のVTRで録画し直す(すなわち、見たい部分だけを
繋ぎ合わせる)ような作業のことである。編集機能を用
いることで、例えば、映画やスポーツなどの番組の途中
に挿入されているニュース等をカットしてインターバル
のないコンテンツとして再録画したり、あるいは興味が
あるシーンだけを繋ぎ合わせるといったことができる。
【0004】VTRのもう一つの利点に、早送り機能が
ある。録画した番組の中で、興味がないシーンを早送り
してスキップすることで、自分の見たいシーンまで速く
辿りつくことができる。あるいは、適宜、早送り機能を
使用することで、録画した番組をダイジェスト的に鑑賞
することができる。
【0005】これらの機能に共通する特徴は、ユーザが
自分にとって興味のある特定のシーンを中心に見ること
ができるという点にある。すなわち、これらの機能を組
み合わせることで、ユーザにとって興味のないシーンの
再生時間を最小限に抑えつつ、興味のあるシーンを効率
良く観賞することが可能になる。
【0006】しかしながら、上記の方法によればユーザ
にとって興味のあるシーンだけを見たいという要求自体
を実現することはできるものの、それに必要な操作はか
なり労力あるいは時間を要するものであり、決して手軽
なものではない。例えば、編集作業では、ユーザは一旦
録画した番組をもう一度再生し、それを見ながらどの部
分を再録画するかを逐一判断しなくてはならない。早送
りして番組を見る場合も、途中で何度も停止ボタン(さ
らには、早送りボタン、巻戻しボタンなど)を押して、
自分の見たいシーンかどうかを確認しつつ、観賞しなく
てはならない。
【0007】このように従来のVTRの機能だけでは、
ユーザにとって興味のあるシーンを取り出して見るため
には、多大な時間や労力が必要になってしまう。
【0008】仮にユーザが、ドラマのあらすじだけ見た
い、スポーツ番組のハイライトだけを見たい、といった
要求をした場合、それに十分応えられるものではない。
【0009】そのため、録画した番組から、自分の見た
いシーンだけをまとめたダイジェストをなるべく簡単に
作成もしくは再生できる機能が望まれる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上に述べたように、
従来のVTRに編集機能、早送り機能といった便利な機
能が備わっているものの、ユーザにとって興味のあるシ
ーンを取り出して見るためには、多大な時間と労力が必
要になってしまう。
【0011】仮にユーザが、ドラマのあらすじだけ見た
い、スポーツ番組のハイライトだけを見たい、といった
要求をした場合、それに十分応えられるものではない。
【0012】従って、録画した番組から、自分の見たい
シーンだけをまとめたダイジェストをなるべく簡単に作
成できる機能が望まれる。
【0013】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、放送中のもしくは録画した番組から、その一部の
シーンだけをまとめたダイジェストを容易に作成もしく
は再生できるダイジェスト作成装置及びダイジェスト作
成方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)に係
るダイジェスト作成装置は、一纏まりのストリーム情報
を形成する複数のシーン夫々に対する所定の属性情報を
入力する手段と、属性情報に基づく所定のシーン選択基
準に従って、前記ストリーム情報を形成する複数のシー
ンのうちから、ダイジェスト作成に用いるシーンを選択
する手段とを備えたことを特徴とする。
【0015】好ましくは、各シーン個別に、そのシーン
に対する属性情報に基づいてそのシーンをダイジェスト
作成に用いるか否かを決定することによって、ダイジェ
スト作成に用いるシーンを選択するようにしてもよい。
【0016】好ましくは、各シーンごとにそのシーンに
対する属性情報に基づいてそのシーンの重要度を求め、
該重要度の高いシーンから順にそのシーンをダイジェス
ト作成に用いるか否かを所定の制約条件に基づいて決定
していくことによって、ダイジェスト作成に用いるシー
ンを選択するようにしてもよい。
【0017】好ましくは、前記所定の制約条件は、その
シーンをダイジェスト作成に用いると決定した場合に、
ダイジェスト作成に用いられるシーンのシーン時間の合
計が予め定められた時間を越えない条件であるようにし
てもよい。
【0018】好ましくは、前記属性情報は重要度からな
り、前記属性情報に基づく所定のシーン選択基準は、各
シーンについて、その重要度が予め定められた基準値以
上である場合に、そのシーンを選択するものであること
を備えるようにしてもよい。
【0019】好ましくは、前記シーン選択基準をユーザ
入力された情報に基づいて修正するための手段をさらに
備え、前記ユーザ入力された情報に基づいて修正された
シーン選択基準に従って、ダイジェスト作成に用いるシ
ーンを選択するようにしてもよい。
【0020】好ましくは、前記属性情報は基礎重要度と
任意数のインデックスとからなり、前記属性情報に基づ
く所定のシーン選択基準は、各シーンについて、前記基
礎重要度と、前記インデックスのうちにユーザ指定され
たインデックスと同一のものがある場合にそのインデッ
クスに対して設定された調整値とに基づいて求められた
総合重要度が、予め定められた基準値以上である場合
に、そのシーンを選択するものであることを備えるよう
にしてもよい。
【0021】好ましくは、対象とするストリーム情報に
関係するインデックスを呈示する手段と、呈示中の前記
インデックスと関連付けて、所望するインデックスおよ
びそれに対する調整値を示す情報のユーザ指定を受け付
けるための手段とをさらに備えるようにしてもよい。
【0022】好ましくは、前記ストリーム情報を記録し
たランダムアクセス可能な記録媒体から、前記選択され
たシーンのみを連続的に読み出すための手段をさらに備
えるようにしてもよい。
【0023】好ましくは、前記ストリーム情報を記録し
たランダムアクセス可能な記録媒体から、前記選択され
た各シーンを読み出すための情報の系列からなるポイン
タ情報を生成して登録するための手段と、登録された前
記ポインタ情報に基づいて、前記ストリーム情報を記録
したランダムアクセス可能な記録媒体から、該ポインタ
情報に含まれるシーンのみを連続的に読み出すための手
段とをさらに備えるようにしてもよい。
【0024】好ましくは、前記ストリーム情報を入力す
る手段と、入力された前記ストリーム情報を形成する複
数のシーンのうち、前記選択されたシーンのみを連続的
に接続して、該ストリーム情報のダイジェストを作成し
蓄積するための手段とをさらに備えるようにしてもよ
い。
【0025】本発明(請求項12)に係るダイジェスト
作成方法は、一纏まりのストリーム情報を形成する複数
のシーン夫々に対する所定の属性情報を入力し、属性情
報に基づく所定のシーン選択基準に従って、前記ストリ
ーム情報を形成する複数のシーンのうちから、ダイジェ
スト作成に用いるシーンを選択することを特徴とするダ
イジェスト作成方法。
【0026】本発明(請求項13)に係るダイジェスト
作成方法は、一纏まりのストリーム情報を形成する複数
のシーン夫々に対する重要度を入力し、各シーンについ
て、前記重要度が予め定められた基準値以上である場合
に、そのシーンを前記ストリーム情報のダイジェスト作
成に用いるシーンとして選択することを特徴とする。
【0027】本発明(請求項14)に係るダイジェスト
作成方法は、一纏まりのストリーム情報を形成する複数
のシーン夫々に対する、基礎重要度と任意数のインデッ
クスとからなる属性情報を入力し、各シーンについて、
前記基礎重要度と、前記インデックスのうちにユーザ指
定されたインデックスと同一のものがある場合にそのイ
ンデックスに対して設定された調整値とに基づいて求め
られた総合重要度が、予め定められた基準値以上である
場合に、そのシーンを前記ストリーム情報のダイジェス
ト作成に用いるシーンとして選択することを特徴とす
る。
【0028】本発明(請求項15)に係るダイジェスト
作成方法は、一纏まりのストリーム情報を形成する複数
のシーン夫々に対する、基礎重要度と任意数のインデッ
クスとからなる属性情報を入力し、前記インデックスを
呈示し、呈示中の前記インデックスと関連付けて、所望
するインデックスおよびそれに対する調整値を示す情報
のユーザ指定を受け付け、各シーンについて、前記基礎
重要度と、前記インデックスのうちにユーザ指定された
インデックスと同一のものがある場合にそのインデック
スに対して設定された調整値とに基づいて求められた総
合重要度が、予め定められた基準値以上である場合に、
そのシーンを前記ストリーム情報のダイジェスト作成に
用いるシーンとして選択することを特徴とする。
【0029】本発明(請求項16)に係るダイジェスト
作成方法は、一纏まりのストリーム情報を形成する複数
のシーン夫々に対する所定の属性情報を入力し、各シー
ンごとにそのシーンに対する属性情報に基づいてそのシ
ーンの重要度を求め、該重要度の高いシーンから順に、
そのシーンをダイジェスト作成に用いると決定した場合
に、ダイジェスト作成に用いられるシーンのシーン時間
の合計が予め定められた時間を越えないならば、そのシ
ーンを前記ストリーム情報のダイジェスト作成に用いる
シーンとして選択することを特徴とする。
【0030】なお、装置に係る本発明は方法に係る発明
としても成立し、方法に係る本発明は装置に係る発明と
しても成立する。
【0031】また、装置または方法に係る本発明は、コ
ンピュータに当該発明に相当する手順を実行させるため
の(あるいはコンピュータを当該発明に相当する手段と
して機能させるための、あるいはコンピュータに当該発
明に相当する機能を実現させるための)プログラムを記
録したコンピュータ読取り可能な記録媒体としても成立
する。
【0032】本発明によれば、ユーザの所望する形で番
組のダイジェストを容易に作成もしくは再生することが
可能となる。
【0033】また、本発明によれば、同じ番組について
の異なる観点での複数のダイジェストを容易に作成もし
くは鑑賞することが可能となる。
【0034】また、本発明によれば、放送中の番組から
直接、ダイジェストを作成・記録することが可能とな
る。
【0035】また、本発明によれば、番組をランダムア
クセス可能な記録媒体に記録可能な場合には、ダイジェ
ストを記録する代わりに、ダイジェストに含めるシーン
に関する情報を記録することで、ダイジェストの記録に
要する記憶容量を大幅に削減することが可能となる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら発明の
実施の形態を説明する。
【0037】まず、本発明の実施の形態の概要について
説明する。
【0038】本実施形態は、番組(すなわち、映像また
は音声を少なくとも含む一纏まりのストリーム情報)の
ダイジェストを作成もしくは再生するためのものであ
る。
【0039】番組は複数のシーンにより形成されている
(図9参照)。ここでは、番組には番組を特定するため
の番組識別情報(以下、番組IDと言う)が付され、各
シーンにはシーンを特定するためのシーン識別情報(以
下、シーンIDと言う;同一番組ID内で固有であれば
よい)が付されて、識別・管理されるものとする。
【0040】番組を形成する全シーンのうちから選択さ
れた一部のシーンだけを繋ぎ合わせることによって、ダ
イジェストが形成される(図11参照)。また、ランダ
ムアクセス可能な記録媒体から番組の選択された一部の
シーンだけを連続的に再生することにより、ダイジェス
トとしての再生を行うことができる。すなわち、ダイジ
ェストは、番組の一部のシーンだけを繋ぎ合わせたスト
リーム情報である。
【0041】本実施形態では、ダイジェストに用いるシ
ーンの選択のために、各シーンに対してそれぞれ属性情
報が付加され、各シーンの属性情報に基づいたシーン選
択が行われる。詳しくは後述するが、例えば、各シーン
には属性情報として重要度が与えられ、基準値以上の重
要度を持つシーンを選択する方法、あるいは、例えば、
各シーンには属性情報として重要度と任意数のインデッ
クス(例えば、出演者、キーワード等)が与えられると
ともに、ユーザにより所望のインデックスに対する所望
の調整値が指定され、まず、各シーンIDごとに、ユー
ザ指定されたインデックスを持つならばその重要度に対
して指定された調整値を加算し、その後に、基準値以上
の重要度を持つシーンを選択する方法、など、種々の方
法がある。
【0042】各シーンに対する属性情報の付加は、番組
供給側が行う場合と、その一部または全部をユーザ自ら
行う場合とが考えられる。以下では、前者の場合を中心
として説明する。
【0043】番組のコンテンツ(シーンのデータ)の供
給形態としては、大きく分けると、通信媒体を利用する
ものと記録媒体を利用するものがある。通信媒体の場
合、放送(有線放送、無線放送)、1対1の通信(例え
ば、ビデオオンデマンド)などが考えられる。記録媒体
の場合、ランダムアクセス可能なもの(例えば、DV
D)と、シーケンシャルにしかアクセスできないもの
(例えば、ビデオテープ)とがある。本発明はいずれの
場合にも適用可能である。
【0044】番組供給側が各シーンに対して付加した属
性情報のユーザ側への伝達形態には種々のものが考えら
れるが、大きく分けると、(i)最初のシーンのデータ
を取得(もしくはアクセス)する以前に全シーンに対す
る属性情報を取得可能な場合と、(ii)各シーンについ
てそのシーンのデータを取得(もしくはアクセス)する
以前にそのシーンに対する属性情報を取得可能な場合
と、(iii )それ以外の場合で、ある。各シーン単独で
そのシーンを選択するか否か決定できるシーン選択方法
の場合、上記の(i)と(ii)では、シーンのデータ
の取得(もしくはアクセス)前にそのシーンを選択する
か否か決定可能であり、他のシーンとの関係によって各
シーンを選択するか否か決定するシーン選択方法の場
合、上記の(i)では、シーンのデータの取得(もしく
はアクセス)前にそのシーンを選択するか否か決定可能
である。
【0045】以下、本発明の第1−1の実施形態に係る
番組ダイジェスト作成装置について説明する。
【0046】本実施形態では、通信により番組のシーン
がシーケンシャルに供給され(ここでは、放送として説
明するが、1対1通信等でも同様である)、また受信さ
れた番組をランダムアクセス可能な記録媒体に蓄積(記
録)可能であり、さらに作成されたダイジェストを記録
媒体に蓄積可能であるようなシステムを想定する。属性
情報やシーン選択方法などの詳細については後述する。
【0047】図1に、本実施形態に係る番組ダイジェス
ト作成装置の構成例を示す。
【0048】本番組ダイジェスト作成装置は、入力部
2、番組蓄積部3、ダイジェスト処理部4、ポインタ情
報蓄積部6、ダイジェスト蓄積部8を備えている。
【0049】入力部2は、図示しない受信装置により受
信された放送番組を入力し、放送番組を蓄積する場合に
番組蓄積部3へ、ダイジェストに関する処理を行う場合
にダイジェスト処理部4へ、放送番組を鑑賞する場合に
図示しない再生装置へそれぞれ与える(これらは同時に
行うことが可能な場合もある)。
【0050】番組蓄積部3は、与えられた番組(番組I
Dも含む)を蓄積(録画)する。番組を蓄積(録画)す
る記録媒体には、例えばDVDなどのランダムアクセス
可能な記録媒体を用いるものとする。
【0051】なお、属性情報が番組のストリーム情報内
に埋め込まれた形では供給されずに別途まとめて供給さ
れるならば、後にダイジェストを生成するためには、属
性情報も番組蓄積部3もしくは別の参照しやすい箇所に
記録しておく。また、属性情報が番組のストリーム情報
内に埋め込まれた形で供給される場合にも、属性情報を
別途まとめて参照しやすい箇所に記録してもよい。
【0052】ダイジェスト処理部4は、(f1)後に詳
しく説明するような手順により、番組を形成している複
数のシーンのうち、番組のダイジェストに用いるシーン
のシーンIDを選択する機能と、(f2)選択されたシ
ーンIDのデータを順番(シーンの先行・後続関係)を
保持して、入力部2または番組蓄積部3からダイジェス
ト蓄積部8および/または図示しない再生装置に与える
機能と、(f3)選択されたシーンのシーンIDと番組
蓄積部3に蓄積されたそのシーンIDのデータにアクセ
スするための情報の組の系列からなるポインタ情報(番
組IDまたは番組ID&ダイジェストIDも含む)を作
成する機能と、(f4)ポインタ情報蓄積部6に蓄積さ
れているポインタ情報(ユーザから番組IDまたは番組
ID&ダイジェストIDを指定されたもの)を参照し、
それに含まれるシーンIDのデータを順番を保持して番
組蓄積部3からダイジェスト蓄積部8および/または図
示しない再生装置に与える機能とを有する。なお、ダイ
ジェストIDは、同じ番組IDを持つ番組から作成した
複数の異なる内容のダイジェストを蓄積可能とする場合
に、それらを識別するために使用するものである。
【0053】なお、属性情報は、その伝達形態に応じた
所定のタイミングで本システムに入力され、必要なタイ
ミングでダイジェスト処理部4に与えられる。なお、図
1において属性情報の伝達に関する部分については省略
してある。
【0054】ポインタ情報蓄積部6は、ダイジェスト処
理部4により作成されたポインタ情報(番組IDまたは
番組ID&ダイジェストIDも含む)を蓄積する。
【0055】ダイジェスト蓄積部8は、ダイジェスト処
理部4により作成されたダイジェスト(番組IDまたは
番組ID&ダイジェストIDも含む)を蓄積する。
【0056】ダイジェスト処理部4またはダイジェスト
蓄積部8からのストリーム情報を、図示しない再生装置
に与えることにより、ダイジェストの映像や音声の再生
が行われる。
【0057】もちろん、番組蓄積部3から所望の番組の
ストリーム情報を図示しない再生装置に与えることによ
り、任意に番組を鑑賞することができる。
【0058】なお、蓄積されたダイジェストやポインタ
情報に関して、ダイジェストIDを用いない場合には各
番組IDごとに、またダイジェストIDを用いる場合に
は番組IDとダイジェストIDの組ごとに、そのダイジ
ェストやポインタ情報(すなわちこれにより再生される
ダイジェスト)がどのような観点で作成されたものかを
示す情報(例えば、ユーザ指定した条件もしくはコメン
ト文など)を記録しておき、後に参照可能としてもよ
い。
【0059】本実施形態に係る番組ダイジェスト作成装
置では、以下のようなダイジェスト処理を行うことがで
きる。 (1)放送中(放送されている番組を鑑賞中および/ま
たは蓄積中の場合も含む)に、または放送番組を蓄積し
た後に、シーンを選択し、ダイジェストを蓄積する (2)放送中(放されている番組を鑑賞中および/また
は蓄積中の場合も含む)に、または放送番組を蓄積した
後に、シーンを選択し、ポインタ情報を蓄積する (3)放送番組を蓄積した後に、シーンを選択し、番組
蓄積部3からデータを読み出し、ダイジェストを再生す
る (4)放送番組を蓄積した後に、既存のポインタ情報に
従って、番組蓄積部3からデータを読み出し、ダイジェ
ストを蓄積する (5)放送番組を蓄積した後に、既存のポインタ情報に
従って、番組蓄積部3からデータを読み出し、ダイジェ
ストを再生する (6)蓄積されたダイジェストを再生する ただし、上記の(1)と(2)の放送中については、各
シーンの放送開始前に、そのシーンを選択するか否かを
決定可能な場合にのみ可能である。
【0060】なお、上記機能の一部(および対応する構
成部分)を省いて構成しても構わない。例えば、ポイン
タ情報に関する機能(上記の(2)、(4)、(5))
を省く、ダイジェストの蓄積に関する機能(上記の
(1)、(4)、(6))を省く、それら両者を省く
(この場合、上記の(3)のみとなる)などである。
【0061】次に、属性情報とシーン選択処理に関して
説明する。
【0062】最初に各シーンに対する属性情報の伝達方
法について説明する。
【0063】番組供給側等が番組の各シーンに対する属
性情報を付与する場合、番組の各シーンに対する属性情
報を番組供給側からユーザ側へ提供する必要がある。
【0064】番組のコンテンツの供給に通信媒体を利用
する場合には、(a)番組のコンテンツの供給に先だっ
て全属性情報をまとめて供給する方法、(b)番組のコ
ンテンツの供給の後に全属性情報をまとめて供給する方
法、(c)各シーンの供給の直前に、そのシーンに対す
る属性情報を供給する方法、(d)各シーンの供給の直
後に、そのシーンに対する属性情報を供給する方法、
(e)各シーンの供給と並行して(例えば、多重化し
て)そのシーンに対する属性情報を供給する方法などが
考えられる。上記の(a)の場合、コンテンツの受信前
に、全シーンに対する属性情報を取得することができ、
上記の(c)の場合、各シーンについて、その受信前
に、そのシーンに対する属性情報を取得することができ
る。なお、コンテンツとは異なる媒体(例えばディス
ク)を用いて属性情報を供給する方法も可能である。
【0065】なお、通信媒体を利用して供給された番組
を受信し蓄積したものについては、上記の(b)〜
(e)のケースであっても、全シーンに対する属性情報
を別に記録しておけば、随時、全シーンに対する属性情
報を取得することができる。
【0066】次いで、ダイジェスト処理部4のシーン選
択に関するいくつかの構成例について説明する。第1〜
第3の構成例は、各シーン単独で選択を決定可能なもの
であり、第4、第5の構成例は、他のシーンとの関係で
選択が決定されるものである。
【0067】まず、ダイジェスト処理部4のシーン選択
に関する第1の構成例について説明する。
【0068】本構成例では、番組の各シーンに対する属
性情報として重要度が与えられる。図2に、5つのシー
ンを持つ番組におけるシーンIDと属性情報の対応デー
タの一例を示す。
【0069】ダイジェスト処理部4は、シーンIDに対
する重要度と予め定められた基準値とを比較し、重要度
が基準値以上であれば、そのシーンIDを選択する。
【0070】例えば、図2において基準値=6とすると
シーンID=3のシーンとシーンID=5のシーンが選
択される。
【0071】なお、本構成例の場合、各シーンに対する
重要度をユーザ入力に基づいて決定するようにしてもよ
い。例えば、番組を鑑賞しながら、または番組の鑑賞後
にまとめて、(i)ユーザが各シーンに対する重要度の
数値を入力するようにしてもよいし(例えば、GUI上
のスライド・ボリュームを操作して指示する入力形態で
もよい)、(ii)ユーザが各シーンに対する重要性を示
す指標となる情報を入力(例えば、重要、普通、重要で
ないなどの語句を選択入力)し、これを重要度の数値に
変換するようにしてもよい。
【0072】次に、ダイジェスト処理部4のシーン選択
に関する第2の構成例について説明する。
【0073】本例では、番組の各シーンに対する属性情
報として、番組供給者側が定める基礎的な重要度(基礎
重要度)と任意数(0でもよい)のインデックスが与え
られる。1つのインデックスは、属性項目とその属性値
からなる。この属性情報は番組供給側により与えられる
ものとする。図3に、n個のシーンを持つ番組における
シーンIDと属性情報の対応データの一例を示す。
【0074】また、本例では、ユーザによるインデック
ス指定を受け付ける。すなわち、ユーザが任意数(0で
もよい)の、インデックス(属性項目,属性値)とその
インデックスに対する調整値(または調整値のもととな
る情報)の組を入力する。図4に、ユーザ指定されたイ
ンデックスとその調整値の対応の一例を示す。この情報
はシーン選択が行われる以前に入力されるものとする。
【0075】調整値としては、正数のみ用いる場合と、
正数および負数の両方を用いる場合がある。正数は番組
供給側が定めた標準的な重要度をユーザ側で高める効果
があり、負数は低くする効果がある。なお、調整値のも
ととなる情報を入力(例えば、重要、普通、重要でない
などの語句を選択入力)するようにした場合には、その
情報を調整値に変換する。もちろん、数値を直接入力す
るものではなく、GUIでスライド・ボリュームなどを
用いて入力するようにしてもよい。
【0076】なお、上記のインデックス指定は、その都
度、属性項目と属性値と調整値等を入力するのではな
く、予め図4に例示するような情報として登録しておい
たものを用いるようにしてもよい。もちろん、予め複数
のものを登録しておいて、そのうちから選択して使用す
るようにしてもよい。
【0077】さて、本構成例では、ダイジェスト処理部
4は、各シーンIDに対して、次の総合的な重要度(総
合重要度)を計算する。
【0078】すなわち、あるシーンIDに対する属性情
報に、ユーザ指定されたインデックス(属性項目,属性
値)に該当するものが1つ含まれるならば、対応する調
整値を基礎重要度に加算して、 総合重要度=基礎重要度+調整値 を求める。
【0079】また、そのシーンIDのシーンに対する属
性情報に、ユーザ入力されたインデックス(属性項目,
属性値)に該当するものが複数含まれるならば、対応す
るすべての調整値に基づいて、 総合重要度=基礎重要度+f(調整値1,…,調整値
n) を求める。ここで、関数f( )は、調整値1,…,調
整値nから基礎重要度に加算すべき値を求めるための、
予め定められた関数であり、例えば、 総合重要度=基礎重要度+max(調整値1,…,調整
値n) 総合重要度=基礎重要度+mean(調整値1,…,調
整値n) 総合重要度=基礎重要度+Σ(調整値1,…,調整値
n) などが考えられる。なお、max、mean、Σは、そ
れぞれ、調整値1,…,調整値nの最大値、平均値、総
和を表す。
【0080】また、そのシーンIDのシーンに対する属
性情報に、ユーザ入力されたインデックス(属性項目,
属性値)に該当するものが1つも含まれなければ、総合
重要度=基礎重要度とする。
【0081】そして、ダイジェスト処理部4は、シーン
IDに対する総合重要度と予め定められた基準値とを比
較し、重要度が基準値以上であれば、そのシーンIDを
選択する。
【0082】図5に、本構成例におけるシーン選択手順
の一例を示す。
【0083】シーン選択に先だって、インデックス指定
情報の入力を行う(ステップS11)。シーンID、基
礎重要度、インデックスを得る(ステップS12)。そ
のシーンIDの総合重要度を算出する(ステップS1
3)。そのシーンIDの総合重要度が予め定められた基
準値以上であれば、そのシーンIDを選択する(ステッ
プS14)。
【0084】なお、ステップS12とステップS13と
ステップS14は、逐次的に行う場合と、バッチ的に行
う場合がある。また、全シーンIDの属性情報をシーン
選択に先だって得る場合、ステップS11とステップS
12はいずれを先に行ってもよい。
【0085】なお、あるインデックスを持つシーンを強
制的にダイジェストに含めたい場合には、そのインデッ
クスに対する調整値を基準値以上の値にすればよい(調
整値のもととなる情報を入力する場合には、例えば、
「ダイジェストに含める」の語句を選択入力し、これを
基準値と等しい調整値に変換する)。
【0086】また、本構成例において、属性情報にイン
デックスが存在しない場合、あるいはユーザがインデッ
クス指定しない場合、あるいはユーザがインデックス指
定したものが属性情報内に存在しない場合などには、第
1の構成例と同じシーン選択結果が得られる。
【0087】次に、ダイジェスト処理部4のシーン選択
に関する第3の構成例について説明する。
【0088】本例は、第2の構成例において、ユーザが
任意数(0でもよい)の、インデックス(属性項目,属
性値)とそのインデックスに対する調整値(または調整
値のもととなる情報)の組を入力する部分について修正
したものである。ここでは、第2の構成例と相違する部
分について説明する。
【0089】本例では、予め、番組の全シーンに対する
属性情報を取得可能とする。
【0090】まず、番組の全シーンに対するインデック
スを整理してユーザに呈示する(図19参照)。
【0091】ユーザは、呈示されたインデックスのう
ち、所望するもの(任意数;0でもよい)を選択指定
し、そのインデックスに対する調整値(または調整値の
もととなる情報)を入力する(図20参照)。調整値の
もととなる情報を入力するようにした場合には、その情
報を調整値に変換する。
【0092】以降は、第2の構成例と同様に、ダイジェ
スト処理部4は、各シーンIDに対して、所定の総合重
要度を計算し、予め定められた基準値以上の総合重要度
を持つシーンIDを選択する。
【0093】図6に、本構成例におけるシーン選択手順
の一例を示す。
【0094】まず、シーンID、基礎重要度、インデッ
クスを得る(ステップS21)。次に、インデックスの
一覧を呈示し、インデックス指定を受け付ける(ステッ
プS22)。シーンIDごとの総合重要度を算出する
(ステップS23)。各シーンIDについて、その総合
重要度が予め定められた基準値以上であれば、そのシー
ンIDを選択する(ステップS24)。
【0095】次に、ダイジェスト処理部4のシーン選択
に関する第4の構成例について説明する。ここでは、第
1、第2、第3の構成例と相違する部分について説明す
る。
【0096】本例では、予め、番組の全シーンに対する
属性情報を取得可能とする。
【0097】本例では、例えば、第1、第2または第3
の構成例と同じようにして各シーンの総合重要度(第1
の構成例では重要度)を求めた後に、高い総合重要度を
持つシーンIDから順に予め規定された個数を選択す
る。予め規定された個数としては、番組に含まれる全シ
ーン数にかかわらず同じ値を用いる、全シーン数×定数
r(0<r<1)により得られた値を用いる、などの方
法がある。
【0098】なお、予め定められた値に達しない総合重
要度を持つシーンIDは選択しないようにしてもよい。
【0099】次に、ダイジェスト処理部4のシーン選択
に関する第5の構成例について説明する。ここでは、第
1、第2、第3の構成例と相違する部分について説明す
る。
【0100】本例では、予め、番組の全シーンに対する
属性情報を取得可能とする。
【0101】また、ここでは、各シーンのシーン時間の
情報を取得可能とする。
【0102】本例では、例えば、第1、第2または第3
の構成例と同じようにして各シーンの総合重要度(第1
の構成例では重要度)を求めた後に、高い総合重要度を
持つシーンIDから順に、そのシーンのシーン時間と、
それまでに選択されているシーンのシーン時間の合計と
を加算し、その値が予め規定された時間を越えない場合
に、そのシーンを選択する。この予め規定された時間
は、例えば、ユーザが指定する。
【0103】なお、予め定められた値に達しない総合重
要度を持つシーンIDは選択しないようにしてもよい。
【0104】なお、シーン選択方法については、上記し
た第1〜第5の構成例に限定されず、それらの他にも、
種々の方法が可能である。
【0105】なお、以上説明してきた第1の実施形態で
は、受信された番組をランダムアクセス可能な記録媒体
に蓄積(記録)可能としたが、受信された番組をシーケ
ンシャルメモリにのみ蓄積する場合には、記録媒体から
直接ダイジェストを再生することができないので、前述
のダイジェスト処理のうち、(1)放送中(放送されて
いる番組を鑑賞中および/または蓄積中の場合も含む)
に、または放送番組を蓄積した後に、シーンを選択し、
ダイジェストを蓄積する、(6)蓄積されたダイジェス
トを再生する、の2つのみとなる。
【0106】また、受信された番組を蓄積する手段を持
たない場合には、記録媒体から直接ダイジェストを再生
することができないので、前述のダイジェスト処理のう
ち、(1)の一部、すなわち放送中(放送されている番
組を鑑賞中の場合も含む)に、シーンを選択し、ダイジ
ェストを蓄積する、(6)蓄積されたダイジェストを再
生する、の2つのみとなる。
【0107】本実施形態によれば、ユーザの所望する形
で番組のダイジェストを容易に作成もしくは再生するこ
とが可能となる。
【0108】また、本実施形態によれば、同じ番組につ
いての異なる観点での複数のダイジェストを容易に作成
もしくは鑑賞することが可能となる。
【0109】また、本実施形態によれば、放送中の番組
から直接、ダイジェストを作成・記録することが可能と
なる。
【0110】また、本実施形態によれば、番組をランダ
ムアクセス可能な記録媒体に記録可能な場合には、ダイ
ジェストを記録する代わりに、ダイジェストに含めるシ
ーンに関する情報を記録することで、ダイジェストの記
録に要する記憶容量を大幅に削減することが可能とな
る。
【0111】以下、本発明の第1−2の実施形態に係る
番組ダイジェスト作成装置について説明する。
【0112】本実施形態では、ランダムアクセス可能な
記録媒体により番組が供給され、また作成されたダイジ
ェストを記録媒体に蓄積可能であるようなシステムを想
定する。
【0113】本実施形態は、第1−1の実施形態と基本
的には同様であり、第1−1の実施形態の一部の機能を
省いたような構成になっている。以下、第1−1の実施
形態と相違する点を中心に説明する。
【0114】まず、番組のコンテンツの供給にランダム
アクセス可能な記録媒体(例えばDVDなど)が利用さ
れる。
【0115】この場合には、属性情報の伝達形態とし
て、前述の(a)〜(e)のような方法(ただし、「供
給」を「記録」に替える)が可能であるが、その他の方
法も可能であり、例えば記録媒体(例えばディスク)の
専用の領域にシーンIDとそのシーンIDに対する属性
情報とを組にして記録すると好ましい。記録媒体内の番
組や属性情報は番組IDによって管理される。ランダム
アクセス可能な記録媒体の場合には、随時、全シーンに
対する属性情報を取得することができる。
【0116】なお、番組のコンテンツと属性情報を同一
形態別媒体(例えば別のディスク)で供給するような方
法も可能であるし、属性情報を別形態(例えば通信)に
より供給することも可能である。
【0117】図7に、本実施形態に係る番組ダイジェス
ト作成装置の構成例を示す。
【0118】本番組ダイジェスト作成装置は、入力部
2、ダイジェスト処理部4、ポインタ情報蓄積部6、ダ
イジェスト蓄積部8を備えている。
【0119】入力部2は、図示しない記録媒体駆動装置
を用いて、記録媒体に記録された所望の番組または所望
の番組の特定のシーンや、属性情報といった必要なデー
タを読み込み、ダイジェストに関する処理を行う場合に
ダイジェスト処理部4へ、番組を鑑賞する場合に図示し
ない再生装置へそれぞれ与える(これらは同時に行うこ
とが可能な場合もある)。
【0120】ダイジェスト処理部4は、第1−1の実施
形態で説明したような手順により、(f1´)番組を形
成している複数のシーンのうち、番組のダイジェストに
用いるシーンのシーンIDを選択する機能と、(f2
´)選択されたシーンIDのデータを順番を保持して、
入力部2を介して記録媒体からダイジェスト蓄積部8お
よび/または図示しない再生装置に与える機能と、(f
3´)選択されたシーンのシーンIDと記録媒体に蓄積
されたそのシーンIDのデータに入力部2を介して記録
媒体にアクセスするための情報との組の系列からなるポ
インタ情報(番組IDまたは番組ID&ダイジェストI
Dも含む)を作成する機能と、(f4´)ポインタ情報
蓄積部6に蓄積されているポインタ情報(ユーザから番
組IDまたは番組ID&ダイジェストIDを指定された
もの)を参照し、それに含まれるシーンIDのデータを
順番を保持して入力部2を介して記録媒体からダイジェ
スト蓄積部8および/または図示しない再生装置に与え
る機能とを有する。
【0121】なお、属性情報は、その伝達形態に応じた
所定のタイミングで本システムに入力され、必要なタイ
ミングでダイジェスト処理部4に与えられる。なお、図
7において属性情報の伝達に関する部分については省略
してある。
【0122】ポインタ情報蓄積部6は、ダイジェスト処
理部4により作成されたポインタ情報(番組IDまたは
番組ID&ダイジェストIDも含む)を蓄積する。
【0123】ダイジェスト蓄積部8は、ダイジェスト処
理部4により作成されたダイジェスト(番組IDまたは
番組ID&ダイジェストIDも含む)を蓄積する。
【0124】ダイジェスト処理部4またはダイジェスト
蓄積部8からのストリーム情報を、図示しない再生装置
に与えることにより、ダイジェストの映像や音声の再生
が行われる。
【0125】本番組ダイジェスト作成装置では、以下の
ようなダイジェスト処理を行うことができる。
【0126】(1´)シーンを選択し、ダイジェストを
蓄積する (2´)シーンを選択し、ポインタ情報を蓄積する (3´)シーンを選択し、入力部2からデータを読み込
み、ダイジェストを再生する (4´)既存のポインタ情報に従って、入力部2からデ
ータを読み込み、ダイジェストを蓄積する (5´)既存のポインタ情報に従って、入力部2からデ
ータを読み出し、ダイジェストを再生する (6´)蓄積されたダイジェストを再生する なお、上記機能の一部(および対応する構成部分)を省
いて構成しても構わない。例えば、ポインタ情報に関す
る機能(上記の(2´)、(4´)、(5´))を省
く、ダイジェストの蓄積に関する機能(上記の(1
´)、(4´)、(6´))を省く、それら両者を省く
(この場合、上記の(3´)のみとなる)などである。
【0127】なお、上記では、ランダムアクセス可能な
記録媒体により番組が供給されるものとしたが、シーケ
ンシャルにしかアクセスできない記録媒体により番組が
供給される場合には、記録媒体から直接ダイジェストを
再生することができないので、前述のダイジェスト処理
のうち、(1´)シーンを選択し、ダイジェストを蓄積
する、(6´)蓄積されたダイジェストを再生する、の
2つのみとなる。
【0128】この場合には、属性情報の伝達形態とし
て、前述の(a)〜(e)のような方法(ただし、「供
給」を「記録」に替える)が可能であるが、上記の
(a)のように番組のコンテンツの前に全属性情報をま
とめて記録するのが好ましい。
【0129】以上、種々の観点で様々な形態を示してき
たが、以上のいくつかの形態を兼ね備えてもよい。例え
ば、番組の供給形態として放送媒体と記録媒体の両方に
対応できるように構成してもよいし、番組蓄積部として
ランダムアクセス可能な記録媒体とシーケンシャルアク
セスする記録媒体の両方を使用可能としてもよいし、複
数のシーン選択方法を使用可能としてもよい。
【0130】また、以上の構成は、汎用計算機を主体と
して構成することも可能であるし、TV、VTR、DV
Dプレーヤなどに組み込む形で構成することも可能であ
る。
【0131】なお、以上では、番組には番組IDが付さ
れて、識別・管理されるものとして説明したが、番組を
識別・管理する必要のない場合には、番組IDを用いな
くてもよい。例えば、1枚のディスクに1つの番組と属
性情報が記録されており、ユーザがディスクをドライブ
装置にセットするもしくはビデオテープの頭出しを行う
などにより、番組が特定されるような場合が該当する。
あるいは、例えば、ユーザが所望する番組、属性情報、
記録したダイジェスト、あるいは記録したポインタ情報
にアクセスするための情報もしくはそれらを識別するた
めの情報を直接入力する場合が該当する。あるいは、ラ
ンダムアクセス可能な記録媒体から直接ダイジェストと
して再生するのみで、ダイジェストに関する記録は行わ
ない場合が該当する。その他にも、種々の場合が考えら
れる。
【0132】また、番組の各シーンにはシーンIDが付
されて、識別・管理されるものとして説明したが、その
代わりに、例えば、番組のデータのストリーム内にシー
ンの区切りを示す信号(データ)を付加しておき、この
信号(データ)をカウントすることにより、シーンの序
列を特定する方法も可能である。
【0133】以下では、第1−1、第1−2の実施形態
をより具体的にしたものについていくつか説明する。
【0134】(第2−1の実施形態)本実施形態は、放
送された番組を一旦蓄積した後に、そのダイジェストを
作成するものである。ここでは、前述した第1の構成例
に係るシーン選択方法を用いるものとする。
【0135】図8は、本実施形態に係る番組ダイジェス
ト作成装置の構成例を示すブロック図である。
【0136】図8に示されるように、本実施形態の番組
ダイジェスト作成装置は、番組蓄積部20、シーン重要
度指定部30、ダイジェスト生成部40を備えている。
【0137】番組蓄積部20は、入力された放送番組
(10)を蓄積(録画)する。
【0138】シーン重要度指定部30は、放送番組(1
0)の各シーンごとの重要度を指定する。
【0139】ダイジェスト生成部40は、シーン重要度
指定部30で指定された重要度に従って、番組蓄積部2
0で蓄積された番組のダイジェストを生成し、ダイジェ
スト(50)として出力する。
【0140】本実施形態の番組ダイジェスト作成装置を
用いたダイジェスト生成を簡単な例で説明する。
【0141】図9は、番組蓄積部20に入力される放送
番組のシーン構成例を示すものであり、シーン1(図
中、101)〜シーン5(図中、105)よりなる。
【0142】シーン重要度指定部30による重要度指定
は、図10に示すような重要度情報を用いて行う。ここ
で、図中の201〜205は、それぞれ、シーン1〜シ
ーン5に対応したシーン重要度を表す。この重要度は、
ユーザが指定してもよいし、番組シーンと同期して放送
局側から送出してもよい。また、番組シーンと非同期に
放送局側から送出してもよい。なお、シーン重要度情報
は、一旦、番組蓄積部20に蓄積したものを用いてもよ
い。
【0143】ダイジェスト生成部40は、ある一定以上
の重要度のシーンのみをダイジェストとして生成する。
例えば、図10に指定した中で、6以上の重要度のシー
ンを選ぶことにすると、図11に示すような、シーン
3、シーン5からなるダイジェストが生成される。
【0144】また、上記の例では、各シーンに複数種類
の重要度が付与されていたが、重要度は1または0のみ
として、重要度が1のときにダイジェスト候補とするこ
とにしてもよい。
【0145】以上のような重要度指定の形態は、例えば
放送局側であらすじだけをダイジェスト候補として提供
するときなどに効果的である。
【0146】本実施形態によれば、録画した番組のダイ
ジェストを容易に作成することが可能となる。
【0147】図12は、本実施形態に係る番組ダイジェ
スト作成装置の他の構成例を示したものである。これ
は、放送された番組を蓄積せずに、ダイジェストとして
蓄積するものである。
【0148】図12に示されるように、本実施形態の番
組ダイジェスト作成装置は、シーン重要度指定部34、
ダイジェスト生成部44、番組ダイジェスト蓄積部24
を備えている。
【0149】シーン重要度指定部34は、放送番組の各
シーンごとの重要度を指定する。
【0150】ダイジェスト生成部44は、シーン重要度
指定部34で指定された重要度に従って、番組のダイジ
ェストを生成する。
【0151】番組ダイジェスト蓄積部24は、生成され
た番組のダイジェストを蓄積(録画)する。
【0152】指定されたシーン重要度を用いたダイジェ
スト生成の手順は、上記と同様である。
【0153】なお、図8と図12の両方の機能を兼ね備
えてもよい。
【0154】(第2−2の実施形態)本実施形態は、放
送された番組を一旦蓄積した後に、そのダイジェストを
作成するものである。ここでは、前述した第2の構成例
に係るシーン選択方法を用いるものとする。
【0155】図13は、本実施形態に係る番組ダイジェ
スト作成装置の構成例を示すブロック図である。
【0156】図13に示されるように、本実施形態の番
組ダイジェスト作成装置は、番組蓄積部21、インデッ
クス情報登録部60、シーン重要度決定部70、ダイジ
ェスト生成部41を備えている。
【0157】番組蓄積部21は、入力された放送番組
(11)を蓄積(録画)する。
【0158】放送番組11は、番組シーンのデータの他
に、図14に示すような属性情報を含む。属性情報は、
各シーンに対する重要度情報(基礎重要度)および任意
数のインデックスからなるインデックス情報を含むもの
である。1つのインデックスは、属性項目とその属性値
で定義され、例えば図14(a)のシーン1に対する属
性項目「出演者」、属性値「A男」などである。属性項
目としては、例えば、「時間」、「場所」、「出演
者」、「キーワード」などが考えられる。
【0159】このような属性情報は、放送局側が番組に
同期して送出してもよいし、番組に非同期で放送後に送
出してもよい。
【0160】インデックス情報登録部60では、ユーザ
が好みのインデックス情報を予め登録する。
【0161】シーン重要度決定部70は、ユーザが登録
したインデックス情報と、放送番組シーンに対応したイ
ンデックス情報との一致度に従い、各シーンの(総合)
重要度)を決定する。
【0162】ダイジェスト生成部40は、シーン重要度
決定部70で決定された(総合)重要度に従って、番組
蓄積部21で蓄積された番組のダイジェストを生成し、
ダイジェスト(51)として出力する。
【0163】本実施形態の番組ダイジェスト作成装置を
用いたダイジェスト生成を簡単な例で説明する。
【0164】番組は第2−1の実施形態と同様、図9の
ように、番組はシーン1〜シーン5より構成されるもの
とする。また、各シーンの属性情報は、図14(a)〜
(e)のようであるとする。
【0165】ここで、インデックス情報登録部60にイ
ンデックス情報が何も登録されていない場合を考える。
このとき、シーン重要度決定部70は、シーン1〜シー
ン5までの(総合)重要度を、それぞれ、3、4、6、
5、7と決定する。ダイジェスト生成部40は、ある一
定以上の(総合)重要度のシーンのみを選択してダイジ
ェストとして生成する。ここで、(総合)重要度が6以
上のシーンのみを選択することとすると、シーン3とシ
ーン5が選ばれ、第2−1の実施形態と同様、図11に
示すダイジェストが得られる。
【0166】次に、インデックス情報登録部60に、図
15に示すようなインデックス情報が登録されたとす
る。これは、出演者「C男」、「E子」というインデッ
クスを含むシーンには、シーン重要度決定部70によっ
て、それぞれ、(基礎)重要度に対する調整値が+3あ
るいは+2であることを表す。図14では、シーン2と
シーン5におけるインデックス情報が、出演者「C男」
のインデックスを含むため、ここでは、これらのシーン
にはそれぞれ基礎重要度に2を加算する。
【0167】従って、シーン1〜シーン5までの(総
合)重要度は、それぞれ、3、7、6、5、10とな
り、先程と同様、(総合)重要度が6以上のシーンのみ
を選択することにすると、シーン2、シーン3およびシ
ーン5が選ばれ、図16に示すダイジェストが得られ
る。
【0168】なお、登録されたインデックスのうち2つ
以上を含むシーンに対しては、例えば、それらのインデ
ックスに対応する重要度(調整値)の合計を加算しても
よいし、それらの重要度(調整値)のうち最大のものを
加算することにしてもよい。
【0169】また、上記の例では、登録された各インデ
ックスにそれぞれ異なる重要度(調整値)が付与されて
いたが、重要度(調整値)は1種類として、どれか1つ
のインデックスが一致したときに、その重要度(調整
値)が付与されることにしてもよい。
【0170】また、登録されるインデックス情報とし
て、重要度(調整値)を含まなくても構わない。例え
ば、登録されたインデックスを含むシーンを必ずダイジ
ェスト候補に含むことにしてもよい。
【0171】以上のように、ユーザが予めインデックス
情報を登録することにより、ユーザの好みに応じた番組
ダイジェスト作成が可能となる。
【0172】図17は、本実施形態に係る番組ダイジェ
スト作成装置の他の構成例を示したものである。これ
は、放送された番組を蓄積せずに、ダイジェストとして
蓄積するものである。
【0173】図17に示されるように、本実施形態の番
組ダイジェスト作成装置は、インデックス情報登録部6
0、シーン重要度決定部75、ダイジェスト生成部4
5、番組ダイジェスト蓄積部24を備えている。
【0174】インデックス情報登録部60は、第2−1
の実施形態と同様であり、ユーザが好みのインデックス
情報を予め登録する。
【0175】シーン重要度決定部75は、ユーザが登録
したインデックス情報と、放送番組に対応するインデッ
クス情報との一致度に従い、各シーンの(総合)重要度
を決定する。
【0176】ダイジェスト生成部45は、シーン重要度
決定部75で決定された(総合)重要度に従って、番組
のダイジェストを生成する。
【0177】番組ダイジェスト蓄積部24は、第2−1
の実施形態と同様であり、生成された番組のダイジェス
トを蓄積(録画)する。
【0178】ここで、与えられた基礎重要度およびイン
デックスと、与えられたインデックス指定に基づいたダ
イジェスト生成の手順は、上記と同様である。
【0179】なお、図13と図17の両方の機能を兼ね
備えてもよい。
【0180】(第2−3の実施形態)本実施形態は、放
送された番組を一旦蓄積した後に、そのダイジェストを
作成するものである。ここでは、前述した第3の構成例
に係るシーン選択方法を用いるものとする。
【0181】図18は、本実施形態に係る番組ダイジェ
スト作成装置の構成例を示すブロック図である。
【0182】図18に示されるように、本実施形態の番
組ダイジェスト作成装置は、番組蓄積部22、インデッ
クス情報呈示部82、インデックス情報指定部80、シ
ーン重要度決定部72、ダイジェスト生成部41を備え
ている。
【0183】番組蓄積部22は、入力された放送番組
(11)を蓄積(録画)する。
【0184】放送番組11は、第2−2の実施形態と同
様、番組シーンのデータの他に、図14に示すような属
性情報を含む。このような属性情報は、放送局側が番組
に同期して送出してもよいし、番組に非同期で放送後に
送出してもよい。
【0185】インデックス情報呈示部82は、蓄積され
た番組の各シーンに対応したインデックス情報の一覧を
ユーザに呈示する。
【0186】インデックス情報指定部80では、インデ
ックス情報呈示部82によって呈示されたインデックス
情報の中から、ユーザが好みのものを指定する。
【0187】シーン重要度決定部72は、ユーザが指定
したインデックス情報と、放送番組が送出したインデッ
クス情報とを基に、各シーンの(総合)重要度を決定す
る。
【0188】ダイジェスト生成部41は、シーン重要度
決定部72で決定された(総合)重要度に従って、番組
蓄積部22で蓄積された番組のダイジェストを生成し、
ダイジェスト(51)として出力する。
【0189】本実施形態の番組ダイジェスト作成装置を
用いたダイジェスト生成を簡単な例で説明する。
【0190】入力される番組は第2−2の実施形態と同
様、図9にように、シーン1〜シーン5より構成され、
各シーンのインデックス情報は図14であるものとす
る。
【0191】インデックス情報呈示部75は、図19の
ように、番組の各シーンに対応したインデックス情報の
一覧をユーザに呈示する。
【0192】次に、ユーザは、インデックス情報指定部
80により、呈示されたインデックス情報の中から好み
のものを指定する。ユーザは、インデックスの指定の際
に、そのインデックスに対応して(基礎)重要度に対す
る調整値も指定することができる。
【0193】ここで、図20のように、ユーザが場所
「北海道」を重要度(調整値)1、キーワード「捜査」
を重要度(調整値)3で指定したとする。図14では、
シーン3とシーン4におけるインデックス情報が、それ
ぞれ、場所「北海道」、キーワード「捜査」のインデッ
クスを含むため、ここでは、シーン重要度決定部72に
より、シーン3の重要度には1が、シーン4の重要度に
は3が加算される。
【0194】従って、シーン1〜シーン5までの(総
合)重要度は、それぞれ、3、4、7、8、7と決定さ
れる。ダイジェスト生成部41では、ある一定以上の
(総合)重要度のシーンのみを選択してダイジェストと
して生成する。ここで、(総合)重要度が6以上のシー
ンのみを選択することとすると、シーン3、シーン4お
よびシーン5が選ばれ、図21に示すダイジェストが得
られる。
【0195】なお、上記の例では、各インデックスごと
に異なる重要度(調整値)を指定したが、指定したイン
デックスの全てに同一の重要度(調整値)を付与しても
よい。
【0196】また、インデックス情報指定部80による
インデックス指定の際に、必ずしも重要度(調整値)を
指定する必要はない。指定されたインデックスを含むシ
ーンは必ずダイジェストとして生成することにしてもよ
い。この場合は、放送番組11により送出されるインデ
ックス情報として、重要度(調整値)を含まなくても構
わない。
【0197】以上のように、呈示されたインデックス情
報の中からユーザが選択して指定することにより、ユー
ザの好みに応じた番組ダイジェストを簡便に作成するこ
とが可能となる。
【0198】なお、第2−2の実施形態と同様、放送さ
れた番組を蓄積せずに、ダイジェストとして蓄積する構
成も可能である。
【0199】また、そのような構成と図18の構成の両
方の機能を兼ね備えてもよい。
【0200】(第2−4の実施形態)本実施形態は、放
送された番組を一旦蓄積した後に、そのダイジェストを
作成するものである。ここでは、前述した第5の構成例
に係るシーン選択方法を用いるものとする。
【0201】図22は、本実施形態に係る番組ダイジェ
スト作成装置の構成例を示すブロック図である。
【0202】図22に示されるように、本実施形態の番
組ダイジェスト作成装置は、番組蓄積部20、シーン重
要度指定部30、ダイジェスト時間指定部90、ダイジ
ェスト生成部43を備えている。
【0203】番組蓄積部20は、入力された放送番組
(10)を蓄積(録画)する。
【0204】シーン重要度指定部30は、放送番組(1
0)の各シーンごとの重要度を指定する。
【0205】ダイジェスト時間指定部90は、生成する
番組ダイジェストの時間(シーン時間の合計)の上限を
指定する。
【0206】ダイジェスト生成部43は、ダイジェスト
時間指定部90で指定されたダイジェスト時間を基に、
番組蓄積部20で蓄積された番組のダイジェストを生成
する。
【0207】本実施形態の番組ダイジェスト作成装置を
用いたダイジェスト生成を簡単な例で説明する。
【0208】図23は、番組蓄積部20に入力される放
送番組のシーン構成例を示すもので、シーン1(11
1)からシーン5(115)よりなる。ここで、各シー
ンの時間は、それぞれ、5分、10分、20分、15
分、10分である。
【0209】シーン重要度指定部30による重要度指定
は、第2−1の実施形態と同様、図10に示すような重
要度情報を用いて行う。ここで、201〜205は、そ
れぞれ、111〜115のシーンに対応したシーン重要
度を表す。この重要度はユーザが指定してもよいし、番
組シーンと同期して放送局側から送出してもよい。ま
た、番組シーンと非同期に放送局側から送出してもよ
い。なお、シーン重要度情報は、一旦、番組蓄積部20
に蓄積してから用いてもよい。
【0210】ダイジェスト生成部43は、ダイジェスト
時間指定部90で指定されたダイジェスト時間の上限を
越えない範囲で、重要度の高いシーンを選びダイジェス
トを生成する。
【0211】これは例えば、図24に示す手順によって
実現することができる。
【0212】ここでは、ダイジェスト時間指定部90で
30分が指定された場合について、図24の手順を説明
する。
【0213】まず、S401により、Tは30分と設定
される。
【0214】次に、S402により、シーン1〜シーン
5の中から一番重要度の高いシーン5が選ばれる。ここ
で、シーン5の時間は10分であり、Tより短いため、
S403の判定はYesとなり、S404の処理が行わ
れる。そこで、シーン5はダイジェストに加えられ、残
りのダイジェスト時間Tは20分となる。
【0215】ステップS405でシーン5をシーン候補
から除き、ステップS406で全てのシーン候補を調べ
ていないので、さらに、S402に戻る。
【0216】次のS402では、残りのシーンの中か
ら、次に重要度の高いシーン3が選ばれる。ここで、シ
ーン3の時間は20分であるので、これもダイジェスト
に加えられ、残りのダイジェスト時間Tは0分となる。
【0217】次に、残りのシーンのどれを選んでも、残
りのダイジェスト時間Tを越えてしまうため、新たにダ
イジェストに加えられるシーンはない。従って、シーン
3、シーン5からなるダイジェストが生成される。
【0218】次に、ダイジェスト時間指定部90で20
分が指定された場合について、同様に図24の手順を説
明する。
【0219】まず、S403により、Tは20分と設定
される。
【0220】次に、シーン1〜シーン5の中から一番重
要度の高いシーン5が選ばれる。ここで、シーン5の時
間は10分であり、Tより短いため、シーン5はダイジ
ェストに加えられ、残りのダイジェスト時間Tは10分
となる。
【0221】さらに、残りのシーンの中から、次に重要
度の高いシーン3が選ばれる。ここで、シーン3の時間
は20分であるので、これは加えられない。
【0222】同様の処理を繰り返すと、残りのダイジェ
スト時間Tよりも短いシーン2がダイジェストに加えら
れる。
【0223】従って、シーン2、シーン5からなるダイ
ジェストが生成される。
【0224】上記の例では、重要度の高いシーンの順に
探索し、ダイジェストに追加するか否かを決定している
が、必ずしもこれに限るものではない。例えば、重要度
の合計が最大になるようなシーンのグループを決定する
ような手順に従ってもよい。また、必ずしも重要度の合
計が最大にならなくとも、番組の時間合計が最大になる
ように選んでもよい。
【0225】以上のようにすれば、ユーザが指定する時
間の範囲内で番組のダイジェスト生成を行うことが可能
となる。
【0226】図25は、本実施形態に係る番組ダイジェ
スト作成装置の他の構成例を示したものである。これ
は、放送された番組を蓄積せずに、ダイジェストとして
蓄積するものである。
【0227】図25に示されるように、本実施形態の番
組ダイジェスト作成装置は、シーン重要度指定部34、
ダイジェスト時間指定部90、ダイジェスト生成部4
6、番組ダイジェスト蓄積部24を備えている。
【0228】シーン重要度指定部34は、第2−1の実
施形態と同様であり、放送番組の各シーンごとの重要度
を指定する。
【0229】ダイジェスト時間指定部90は、図22の
場合と同様であり、生成する番組ダイジェストの時間の
上限を指定する。
【0230】ダイジェスト生成部46は、ダイジェスト
時間指定部90で指定されたダイジェスト時間を基に、
放送番組のダイジェストを生成する。
【0231】番組ダイジェスト蓄積部24は、第2−1
の実施形態と同様であり、生成された番組のダイジェス
トを蓄積(録画)する。
【0232】ここで、指定されたダイジェスト時間を用
いたダイジェスト生成の方法が、上記と同様である。
【0233】また、上記の例では、ダイジェスト時間の
上限を指定したが、その代わりに、番組ダイジェスト蓄
積部の残りの記憶容量を基に、ダイジェスト時間の上限
を決定するようにしてもよい。
【0234】なお、図22と図25の両方の機能を兼ね
備えてもよい。
【0235】また、上記の各構成例において、第2−
1、第2−3の実施形態など、他の属性情報およびシー
ン選択方法を用いてもよい。
【0236】ところで、第2−1〜第2−4の実施形態
にて示した、受信した放送番組からダイジェストを作成
する各構成例において、予め全シーンに対するシーン重
要度が得られるか、もしくは少なくとも各シーンの放送
前にそのシーンの重要度が得られれば、放送を受信しな
がらダイジェストを生成することができる。
【0237】第2−1〜第2−4の実施形態にて示し
た、受信した放送番組からダイジェストを作成する各構
成例において、番組蓄積部20にランダムアクセス可能
な記録媒体を用いる場合、実際に各シーンのデータを繋
ぎ合わせてダイジェストを生成するのではなく、選択し
たシーンにアクセスするための情報の系列を生成しても
よい。再生にあたっては、これに基づいて番組蓄積部2
0から一部のシーンのみを読み出して連続的に再生する
ことにより、ダイジェストとしても再生を行うことがで
きる。
【0238】第2−1〜第2−4の実施形態にてそれぞ
れ示した各構成例は、適宜組み合わせて実施することが
可能である。
【0239】第2−1〜第2−4の実施形態では、番組
が放送により供給される場合について説明したが、番組
が記録媒体に格納されて供給される場合にも適用可能で
ある。また、番組が放送により供給される場合と記録媒
体に格納されて供給される場合の両方に対応することも
可能である。
【0240】本発明の実施の形態で示した各機能は、ソ
フトウェアとしても実現可能である。
【0241】本発明の実施の形態は、コンピュータに所
定の手順を実行させるための(あるいはコンピュータを
所定の手段として機能させるための、あるいはコンピュ
ータに所定の機能を実現させるための)プログラムを記
録したコンピュータ読取り可能な記録媒体として実施す
ることもできる。
【0242】本発明は、上述した実施の形態に限定され
るものではなく、その技術的範囲において種々変形して
実施することができる。
【0243】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザの所望する形で
番組のダイジェストを容易に作成もしくは再生すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1−1の実施形態に係る番組ダイジ
ェスト作成装置の構成例を示す図
【図2】各シーンに与えられる属性情報の一例を示す図
【図3】各シーンに与えられる属性情報の他の例を示す
【図4】インデックス指定の一例を示す図
【図5】シーン選択手順の一例を示すフローチャート
【図6】シーン選択手順の他の例を示すフローチャート
【図7】本発明の第1−2の実施形態に係る番組ダイジ
ェスト作成装置の構成例を示す図
【図8】本発明の第2−1の実施形態に係る番組ダイジ
ェスト作成装置の構成例を示す図
【図9】番組のシーンの構成例を示す図
【図10】番組のシーンの属性情報の一例を示す図
【図11】番組ダイジェスト生成結果の一例を示す図
【図12】同実施形態に係る番組ダイジェスト作成装置
の他の構成例を示す図
【図13】本発明の第2−2の実施形態に係る番組ダイ
ジェスト作成装置の構成例を示す図
【図14】番組のシーンの属性情報の一例を示す図
【図15】インデックス指定の一例を示す図
【図16】番組ダイジェスト生成結果の一例を示す図
【図17】同実施形態に係る番組ダイジェスト作成装置
の他の構成例を示す図
【図18】本発明の第2−3の実施形態に係る番組ダイ
ジェスト作成装置の構成例を示す図
【図19】インデックス情報の呈示例を示す図
【図20】インデックスの選択例を示す図
【図21】番組ダイジェスト生成結果の一例を示す図
【図22】本発明の第2−4の実施形態に係る番組ダイ
ジェスト作成装置の構成例を示す図
【図23】番組のシーンの構成例を示す図
【図24】ダイジェストを構成するシーンの決定手順の
一例を示す図
【図25】同実施形態に係る番組ダイジェスト作成装置
の他の構成例を示す図
【符号の説明】
2…入力部 3…番組蓄積部 4…ダイジェスト処理部 6…ポインタ情報蓄積部 8…ダイジェスト蓄積部 20〜22…番組蓄積部 24…番組ダイジェスト蓄積部 30,34…シーン重要度指定部 40,41,43〜46…ダイジェスト生成部 60…インデックス情報登録部 70,72,75…シーン重要度決定部 80…インデックス情報指定部 82…インデックス情報呈示部 90…ダイジェスト時間指定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山根 徹也 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 今井 徹 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 小柳 滋 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 青木 恒 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一纏まりのストリーム情報を形成する複数
    のシーン夫々に対する所定の属性情報を入力する手段
    と、 属性情報に基づく所定のシーン選択基準に従って、前記
    ストリーム情報を形成する複数のシーンのうちから、ダ
    イジェスト作成に用いるシーンを選択する手段とを備え
    たことを特徴とするダイジェスト作成装置。
  2. 【請求項2】各シーン個別に、そのシーンに対する属性
    情報に基づいてそのシーンをダイジェスト作成に用いる
    か否かを決定することによって、ダイジェスト作成に用
    いるシーンを選択することを特徴とする請求項1に記載
    のダイジェスト作成装置。
  3. 【請求項3】各シーンごとにそのシーンに対する属性情
    報に基づいてそのシーンの重要度を求め、該重要度の高
    いシーンから順にそのシーンをダイジェスト作成に用い
    るか否かを所定の制約条件に基づいて決定していくこと
    によって、ダイジェスト作成に用いるシーンを選択する
    ことを特徴とする請求項1に記載のダイジェスト作成装
    置。
  4. 【請求項4】前記所定の制約条件は、そのシーンをダイ
    ジェスト作成に用いると決定した場合に、ダイジェスト
    作成に用いられるシーンのシーン時間の合計が予め定め
    られた時間を越えない条件であることを特徴とする請求
    項3に記載のダイジェスト作成装置。
  5. 【請求項5】前記属性情報は重要度からなり、 前記属性情報に基づく所定のシーン選択基準は、各シー
    ンについて、その重要度が予め定められた基準値以上で
    ある場合に、そのシーンを選択するものであることを備
    えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項
    に記載のダイジェスト情報作成装置。
  6. 【請求項6】前記シーン選択基準をユーザ入力された情
    報に基づいて修正するための手段をさらに備え、 前記ユーザ入力された情報に基づいて修正されたシーン
    選択基準に従って、ダイジェスト作成に用いるシーンを
    選択することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか
    1項に記載のダイジェスト作成装置。
  7. 【請求項7】前記属性情報は基礎重要度と任意数のイン
    デックスとからなり、 前記属性情報に基づく所定のシーン選択基準は、各シー
    ンについて、前記基礎重要度と、前記インデックスのう
    ちにユーザ指定されたインデックスと同一のものがある
    場合にそのインデックスに対して設定された調整値とに
    基づいて求められた総合重要度が、予め定められた基準
    値以上である場合に、そのシーンを選択するものである
    ことを備えたことを特徴とする請求項1、2、3、4ま
    たは6に記載のダイジェスト情報作成装置。
  8. 【請求項8】対象とするストリーム情報に関係するイン
    デックスを呈示する手段と、 呈示中の前記インデックスと関連付けて、所望するイン
    デックスおよびそれに対する調整値を示す情報のユーザ
    指定を受け付けるための手段とをさらに備えたことを特
    徴とする請求項7に記載のダイジェスト作成装置。
  9. 【請求項9】前記ストリーム情報を記録したランダムア
    クセス可能な記録媒体から、前記選択されたシーンのみ
    を連続的に読み出すための手段をさらに備えたことを特
    徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載のダイ
    ジェスト作成装置。
  10. 【請求項10】前記ストリーム情報を記録したランダム
    アクセス可能な記録媒体から、前記選択された各シーン
    を読み出すための情報の系列からなるポインタ情報を生
    成して登録するための手段と、 登録された前記ポインタ情報に基づいて、前記ストリー
    ム情報を記録したランダムアクセス可能な記録媒体か
    ら、該ポインタ情報に含まれるシーンのみを連続的に読
    み出すための手段とをさらに備えたことを特徴とする請
    求項1ないし9のいずれか1項に記載のダイジェスト作
    成装置。
  11. 【請求項11】前記ストリーム情報を入力する手段と、 入力された前記ストリーム情報を形成する複数のシーン
    のうち、前記選択されたシーンのみを連続的に接続し
    て、該ストリーム情報のダイジェストを作成し蓄積する
    ための手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項1
    ないし10のいずれか1項に記載のダイジェスト作成装
    置。
  12. 【請求項12】一纏まりのストリーム情報を形成する複
    数のシーン夫々に対する所定の属性情報を入力し、 属性情報に基づく所定のシーン選択基準に従って、前記
    ストリーム情報を形成する複数のシーンのうちから、ダ
    イジェスト作成に用いるシーンを選択することを特徴と
    するダイジェスト作成方法。
  13. 【請求項13】一纏まりのストリーム情報を形成する複
    数のシーン夫々に対する重要度を入力し、 各シーンについて、前記重要度が予め定められた基準値
    以上である場合に、そのシーンを前記ストリーム情報の
    ダイジェスト作成に用いるシーンとして選択することを
    特徴とするダイジェスト作成方法。
  14. 【請求項14】一纏まりのストリーム情報を形成する複
    数のシーン夫々に対する、基礎重要度と任意数のインデ
    ックスとからなる属性情報を入力し、 各シーンについて、前記基礎重要度と、前記インデック
    スのうちにユーザ指定されたインデックスと同一のもの
    がある場合にそのインデックスに対して設定された調整
    値とに基づいて求められた総合重要度が、予め定められ
    た基準値以上である場合に、そのシーンを前記ストリー
    ム情報のダイジェスト作成に用いるシーンとして選択す
    ることを特徴とするダイジェスト作成方法。
  15. 【請求項15】一纏まりのストリーム情報を形成する複
    数のシーン夫々に対する、基礎重要度と任意数のインデ
    ックスとからなる属性情報を入力し、 前記インデックスを呈示し、 呈示中の前記インデックスと関連付けて、所望するイン
    デックスおよびそれに対する調整値を示す情報のユーザ
    指定を受け付け、 各シーンについて、前記基礎重要度と、前記インデック
    スのうちにユーザ指定されたインデックスと同一のもの
    がある場合にそのインデックスに対して設定された調整
    値とに基づいて求められた総合重要度が、予め定められ
    た基準値以上である場合に、そのシーンを前記ストリー
    ム情報のダイジェスト作成に用いるシーンとして選択す
    ることを特徴とするダイジェスト作成方法。
  16. 【請求項16】一纏まりのストリーム情報を形成する複
    数のシーン夫々に対する所定の属性情報を入力し、 各シーンごとにそのシーンに対する属性情報に基づいて
    そのシーンの重要度を求め、 該重要度の高いシーンから順に、そのシーンをダイジェ
    スト作成に用いると決定した場合に、ダイジェスト作成
    に用いられるシーンのシーン時間の合計が予め定められ
    た時間を越えないならば、そのシーンを前記ストリーム
    情報のダイジェスト作成に用いるシーンとして選択する
    ことを特徴とするダイジェスト作成方法。
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