JP2002135710A - 放送番組記録再生方法及びその装置 - Google Patents

放送番組記録再生方法及びその装置

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JP2002135710A
JP2002135710A JP2000325665A JP2000325665A JP2002135710A JP 2002135710 A JP2002135710 A JP 2002135710A JP 2000325665 A JP2000325665 A JP 2000325665A JP 2000325665 A JP2000325665 A JP 2000325665A JP 2002135710 A JP2002135710 A JP 2002135710A
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Kiyoshi Honma
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放送を記録する放送番組記録再生装置におい
て、一台の記録再生装置を複数の聴取者で共有する場合
のプライバシーを保護することを可能にする装置に関す
る。 【解決手段】 一台の放送番組記録再生装置を複数の利
用者が共有して希望する放送番組を記録し、利用者ID
を有する利用者個人の番組のみを再生する放送番組記録
再生方法であって、前記複数の利用者の中の個人を特定
する利用者IDを前記放送番組記録再生装置に入力し、
その利用者IDを番組(データ)及び前記番組に関する
番組情報と共に記録するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】デジタル放送を記録するデジ
タル放送番組記録再生装置において、一台の記録再生装
置を複数の聴取者で共有する場合のプライバシー(記録
内容)を保護する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の音声映像記録再生装置が開発さ
れ、記録再生可能な装置が溢れ、HDDレコーダやホー
ムサーバのような、記録メディアがリムーバブルでない
デジタル放送番組記録再生装置が一般の家庭内でも利用
される環境が出来つつある。このような環境下では、一
台のデジタル放送記録装置内に家庭内の複数の利用者の
データが混在するようになる。通常これらの記録したデ
ータは本人以外の誰でも容易に操作して視聴することが
可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のこれまでの装置
においては、利用者毎に独立して自分の嗜好情報に合っ
た番組を記録して置き、利用者本人だけが後で視聴する
ようには出来ないという課題があった。また、記録した
データを記録した本人以外の第三者が視聴出来てしま
い、また、記録したデータを記録した本人以外の第三者
が不用意に消去してしまい大変困るといった課題があっ
た。また、既に記録済みのライブラリーの中の、例えば
映画番組と同一内容の映画番組(データ)が再放送で同
じディスクに二重に記録されてしまい、ディスクの記録
領域の無駄使いになるといった課題があった。
【0004】そこで本発明は、かかる課題に鑑みてなさ
れたものであり、複数の利用者がある一台のデジタル放
送番組記録再生装置に、他に関係なく利用者自身の嗜好
情報に合った番組(データ)を検索して利用者自身の利
用IDと共に記録し、この記録された番組(データ)を
照合して自分だけが見ることが出来、また、複数の利用
者により使用されても同一番組を二重に記録してしまう
無駄のない方法(装置)を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明は、一台の放送番組記録再生装置を
複数の利用者が共有し、各利用者IDと共に各自の希望
する放送番組が記録され、その記録された放送番組のう
ち利用者IDを有する利用者個人の番組のみが再生され
る放送番組記録再生方法であって、前記複数の利用者の
中の個人を特定する利用者IDを前記放送番組記録再生
装置に入力し、その利用者IDを番組(データ)及び前
記番組に関する番組情報と共に記録するようにしたこと
を特徴とする放送番組記録再生方法を提供し、請求項2
の発明は、一台の放送番組記録再生装置を複数の利用者
が共有し、各利用者IDと共に各自の希望する放送番組
が記録され、その記録された放送番組のうち利用者ID
を有する利用者個人の番組のみが再生される放送番組記
録再生方法であって、前記複数の利用者の中の個人を特
定する利用者IDを前記放送番組記録再生装置に入力
し、その利用者IDを番組(データ)及び前記番組に関
する番組情報と共に記録し、その利用者IDに合致した
番組を再生するようにしたことを特徴とする放送番組記
録再生方法を提供し、請求項3の発明は、一台の放送番
組記録再生装置を複数の利用者が共有し、各利用者ID
と共に各自の希望する放送番組が記録され、その記録さ
れた放送番組のうち利用者IDを有する利用者個人の番
組のみが再生される放送番組記録再生方法であって、前
記複数の利用者の各自が番組の嗜好情報を前記デジタル
放送番組記録再生装置に夫々登録し、その嗜好情報に基
づいて外部から供給される放送予定の番組の中から検索
選択された番組(データ)の予約記録が各利用者毎に独
立して出来るようにしたことを特徴とする放送番組記録
再生方法を提供し、請求項4の発明は、一台の放送番組
記録再生装置を複数の利用者が共有し、各利用者IDと
共に各自の希望する放送番組が記録され、その記録され
た放送番組のうち利用者IDを有する利用者個人の番組
のみが再生される放送番組記録再生方法であって、利用
者が、入力されたその利用者の利用者IDとは別の利用
者IDを有する利用者が予め登録した番組(データ)と
同じ番組を予約記録しようとした場合、前記利用者ID
を前記別の利用者IDと自動的に共有させて同じ番組を
二重に記録しないようにしたことを特徴とする放送番組
記録再生方法を提供し、請求項5の発明は、一台の放送
番組記録再生装置を複数の利用者が共有し、各利用者I
Dと共に各自の希望する放送番組が記録され、その記録
された放送番組のうち利用者IDを有する利用者個人の
番組のみが再生される放送番組記録再生方法であって、
前記放送番組記録再生装置に利用者IDを付けずに、あ
るいは全利用者に共有されるIDを付けて番組を記録
し、前記利用者IDを有する番組(データ)は飛ばし
て、前記利用者IDを有していない番組、あるいは全利
用者に共有されるIDを有している番組を再生するよう
にしたことを特徴とする放送番組記録再生方法を提供
し、請求項6の発明は、複数の利用者が共有し、各利用
者IDと共に各自の希望する放送番組が記録され、その
記録された放送番組のうち利用者IDを有する利用者個
人の番組のみが再生される放送番組記録再生装置であっ
て、前記複数の利用者の各個人に与えられた利用者ID
が入力される利用者ID入力手段11と、供給される番
組(データ)及びその番組情報を前記利用者IDと共に
記録格納するデータ記録格納装置12と、前記利用者I
D入力手段11の出力と前記データ記録格納装置12に
記録された利用者IDの出力とが供給され両者の利用者
IDを照合する利用者ID照合装置13と、前記利用者
ID照合装置13で照合して合致した番組情報を出力す
る照合結果出力手段15と、前記データ格納装置に格納
された番組を再生出力する再生データ出力手段17とを
有して構成したことを特徴とする放送番組記録再生装置
を提供し、請求項7の発明は、請求項6に記載された放
送番組記録再生装置において、前記複数の利用者の過去
の番組情報及び予約番組情報の中に前記利用者IDを有
する利用者の予約番組情報があるかどうかを検索し、そ
の中に前記入力された利用者IDを有する利用者の予約
番組情報が発見されなかった場合にのみ、前記入力され
た利用者IDを有する利用者の予約番組情報を前記デー
タ記録格納装置12に供給する番組検索装置12B,1
4を有する構成としたことを特徴とする放送番組記録再
生装置を提供し、請求項8の発明は、請求項6に記載さ
れた放送番組記録再生装置において、前記データ記録格
納装置12は、前記利用者IDを有する利用者の嗜好情
報を入力し登録する嗜好情報登録手段12Aと、その嗜
好情報を元に、外部から供給される放送予定の番組の中
から前記利用者IDを有する利用者の前記嗜好情報に合
致する番組を検索する予約番組検索手段12Bと、その
検索で合致した番組を予約記録する予約記録手段12C
とを有して構成されていることを特徴とした放送番組記
録再生装置を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の放送番組記録再生装置の
実施形態につき、好ましい一実施例により、以下に図と
共に説明する。図1及び図2は本発明の一実施例のデジ
タル放送番組記録再生装置を示したものであり、図3は
本発明の一実施例のデジタル放送番組記録再生装置の利
用者ID照合装置の動作例を示したフローチャートであ
り、図4は本発明の一実施例のデジタル放送番組記録再
生装置の記録番組検索装置の動作を示したフローチャー
トであり、図5は本発明の一実施例のデジタル放送番組
記録再生装置の番組予約を行う際に同じ番組を重複して
記録しないようにするために使用される(番組一致の)
記録番組検索装置の動作をフローチャートで示した図で
あり、そして図6は利用者IDが番組(データ)である
記録データ及び前記番組(データ)に関する番組情報で
ある記録データ情報と共にディスク等の記録媒体に記録
されている様子を模式図的に示した図である。
【0007】本発明の一実施例のデジタル放送番組記録
再生装置について図1乃至図3と共に以下に説明する。
図1及び図2に示されるデジタル放送番組記録再生装置
は、利用者ID入力手段11、嗜好情報登録手段12A
と予約番組検索手段12Bとデータ記録格納手段12C
とを有するデータ記録格納装置12、利用者ID照合装
置13、記録番組検索装置14、照合結果出力手段1
5、再生データ選択入力手段16、及び再生データ出力
手段17とより構成されている。
【0008】図1に示されるデータ記録格納装置12
は、利用者IDを有する利用者の嗜好情報を事前に登録
する嗜好情報登録手段12Aと、このデータ記録格納装
置12により、外部から供給される放送予定の番組情報
(例えば、テレビ番組プログラム)の中から個人の嗜好
情報に合致した番組(データ)を検索する予約番組検索
手段12Bと、その検索選択されたデジタル放送番組デ
ータが図6に示されるように利用者ID、及び記録デー
タ情報(番組情報)と共に予約記録され、その記録され
た利用者ID、記録データ情報(番組情報)、及び記録
データ(番組データ)を格納するデータ記録格納手段
(予約記録手段)12Cとを有して構成されている。前
記利用者IDは番組(データ)の記録時に利用者毎に決
められたIDが入力される。
【0009】前記データ記録格納装置12が有する嗜好
情報登録手段12Aに登録される嗜好情報は、例えばス
ポーツ、ニュース、天気予報、ドラマ、経済、音楽、ク
イズ、映画、教育、技術、美術、料理、園芸、ショッピ
ング等の嗜好情報の大分類があり、さらに詳細に、例え
ば前記大分類のスポーツであれば、サッカー、野球、テ
ニス、マラソン、相撲、スキー、水泳等の詳細な分類が
なされいるものであり、モニター画面等の嗜好情報入力
手段18を構成する表示装置に掲載された嗜好分類項目
の中から希望する嗜好情報が選択されて利用者IDと共
に嗜好情報登録手段12Aに嗜好情報として登録される
ものである。この嗜好情報の入力(選択)は嗜好が変化
しない限り、一回入力するだけでよい。以上にテレビ放
送のテレビ番組の場合について説明したが、FM放送、
データ放送等のその他の場合にもそれに対応した嗜好情
報が表示装置に表示されるようにして同様に嗜好情報の
登録を行うことが出来る。
【0010】つぎに、記録された番組(データ)のタイ
トル名、副題、日時、チャンネル、記録時間、ステレオ
/モノの区別等が記録されている記録データ情報の表示
について、図1乃至図3と共に以下に説明する。図3の
フローチャートに示されているように、まずスタートし
(S21)、利用者ID入力手段11に入力された利用
者IDは利用者ID照合装置13に供給される(S2
2)。利用者ID照合装置13では、例えば記録媒体と
して図示しないディスクを有して構成されるデータ記録
格納装置12より、図6に示される利用者IDと記録デ
ータに関する記録データ情報とを順次読み出して、この
読み出された利用者IDと利用者ID入力手段11より
の利用者IDとの照合を行う(S23)。
【0011】利用者ID照合装置13での照合の結果、
入力された利用者IDとデータ格納装置12より読み出
された利用者IDとが一致した場合(S24)には、デ
ータ記録格納装置12より読み出された記録データ情報
は照合結果出力手段15を通じ利用者10に出力(表
示)される。
【0012】また、データ格納装置12より読み出され
た利用者IDが入力された利用者IDと同じでなくと
も、データ記録格納装置12より読み出された利用者I
Dが入力された利用者IDとの共有IDである場合に
は、照合結果出力手段15を通じ利用者10に出力(表
示)される(S25)。以上の動作をデータ記録格納装
置12にライブラリーとして記録格納されている全ての
番組(データ)について行うことにより、現在の利用者
IDを有する利用者10についての記録データ情報の一
覧(表)が出力される(S26、27)。
【0013】利用者10は上記照合結果出力手段15よ
りの記録データ情報の一覧の結果に基づいて、再生デー
タ選択入力手段16を通じて再生したい番組(データ)
を選択する。前記照合結果出力手段15での選択結果を
再生データ選択入力手段16に自動的に入力することで
能率を上げることも出来る。この時に選択する再生デー
タの数は一つである必要はなく、幾つ選択しても構わな
い。選択された番組情報は再生データ選択入力手段16
より次の記録番組検索装置14に供給される。
【0014】記録番組検索装置14では、入力された再
生指示番組情報に該当する番組データをデータ記録格納
装置12より検索し、再生して再生データ出力手段16
を通じて利用者10に出力する。この選択された再生デ
ータの数が複数の場合は、指示された順番に順次再生が
行われる。
【0015】このようにして各利用者は、この照合結果
出力手段15を通じて出力された利用者毎の記録データ
情報を元に好みの視聴したいデータを選択することによ
り、好みの記録データの視聴を再生データ出力手段17
を通して行うことが出来る。
【0016】一方、図4のフローチャートに示されてい
るように、照合結果出力手段15の出力の記録データ情
報の一覧を利用しないで、段階を踏まずに直接に記録番
組を再生したい場合には、まずスタートし(S31)、
個人の利用者IDを入力し(S32)、入力されている
利用者ID情報を元に記録番組検索装置14は、例え
ば、記録順の新しい順、古い順、あるいは直近で再生さ
れた後に記録されたデータ順等の一定の規則(ルール)
に基づいて(S33)、データ格納手段12Cから読み
出された記録データを検索する。
【0017】利用者IDが一致するかどうか判定のステ
ップ(S34)により検索された一致している番組(記
録データ)は、再生データ出力手段17を通じて利用者
10に出力される(S35)。また、再生中のデータは
リモコンやフロントパネルからのスキップ操作により、
任意の数だけ記録順の離れたところにある該当再生デー
タを再生する場合にも、利用者IDを識別して該当する
利用者IDを有する再生データのみを再生する(S3
5)。
【0018】このように記録データ情報の一覧から順序
を踏んで再生データを選択しなくても、自分の記録した
データを、または自分用に記録されたデータを簡単に視
聴することが出来る。
【0019】つぎに、本発明のデジタル放送番組記録再
生方法(装置)において、利用者10Aが番組の予約を
行う場合について、図4のフローチャートを示した図と
共に以下に説明する。利用者10Aの番組予約内容は記
録番組検索装置14にて、図5のフローチャートに示さ
れるように同一のデータがデータ記録格納装置12のデ
ータ記録格納手段12Cに既に過去の記録データ情報が
記録されていないかどうか、あるいは予約番組検索手段
12Bに別の利用者の予約している予約情報がないかど
うかが検索される。
【0020】すなわち、図5に示されるように、まずス
タートし(S41)、利用者IDを入力し(S42)、
番組予約情報を入力する(S43)。同じ内容の番組が
既に記録あるいは予約されていないかどうかを記録番組
検索装置14及び予約検索記録手段12Bを検索する
(S44)。番組で一致するものがなく、既に記録ある
いは予約されていない(No)場合には、番組の予約を
実行する(S45)。反対に、番組で一致するものがあ
り、記録あるいは予約されている(Yes)場合には、
番組の予約は行わないようにする(S46)。
【0021】検索の結果、過去に利用者10Aが同じデ
ータを記録していたことがわかった場合には予約手続き
は行わず、既に記録されていますとのメッセージを表示
し、利用者10Aに案内する。また、検索の結果、利用
者10Aが同一番組を既に予約している場合には新たな
予約手続は行わない。検索の結果、過去に利用者10B
が同じデータを記録していた場合には、データ格納装置
12内の該当データの利用者10Bとなっている利用者
IDを、利用者10Aと利用者10Bの共有IDに自動
的に書き換えて、利用者10Aに対してその旨のメッセ
ージを表示する。
【0022】検索の結果、利用者10Bの番組予約情報
の中に同じものがあった場合には、利用者10Bの予約
情報内の利用者IDを利用者10Aと利用者10Bの共
有IDに自動的に書き換える。このように利用者10A
と利用者10Bの共有IDに自動的に書き換えることに
より、同一番組のデータを二重に記録することを避ける
ことが出来、データ記録格納装置12のディスク等の記
録媒体の記録容量の節約を図ることが出来、効率的であ
る。
【0023】また、一台の記録再生装置を複数の利用者
が共有してデジタル放送を記録するデジタル放送番組記
録再生装置方法において、記録された番組(データ)の
利用者ID情報をその番組の記録者が無効にして、別の
利用者に視聴する権利を与えるようにすることも出来
る。このために、利用者の利用者IDを別の利用者ID
に書換えるID書換手段を記録番組検索装置14が有す
るように構成されている。
【0024】これまでは、一台の放送番組記録再生装置
を複数の利用者が共有して希望する放送番組を記録し、
利用者IDを有する利用者の番組のみを再生する放送番
組記録再生方法(装置)について説明して来たが、これ
以外に本発明の放送番組記録再生装置(方法)は、利用
者IDを有していない他の利用者が利用者IDを意識し
ないで、普通の番組の記録及び再生を行うことも出来
る。
【0025】本発明の放送番組記録再生装置を、利用者
IDなしに普通に利用する場合の一実施例の動作を、図
7のフローチャートと共に説明する。この場合には、ま
ず、前記放送番組記録再生装置に利用者IDを付けず
に、または、全利用者で共有出来るIDを付けて、番組
を記録し格納する。この番組を再生する場合には、図7
のフローチャートに示されているように、まずスタート
させ(S51)、利用者ID照合装置13では、例えば
記録媒体として図示しないディスクを有して構成される
データ記録格納装置12より、図6に示される利用者I
Dと記録データに関する記録データ情報とを順次読み出
して、この読み出された利用者IDと利用者ID入力手
段11よりの全利用者に共有される利用者IDとの照合
を行う。利用者ID入力手段11に利用者IDが入力さ
れない場合には自動的にこの状態になるように設定され
ており、利用者は利用者IDを入力する必要はない(S
52)。
【0026】利用者ID照合装置13での照合の結果、
入力された利用者IDとデータ格納装置12より読み出
された利用者IDとが一致した場合(S53)には、デ
ータ記録格納装置12より読み出された記録データ情報
は照合結果出力手段15を通じ利用者10に出力(表
示)される(S54)。
【0027】また、データ格納装置12より読み出され
た利用者IDが入力された利用者IDと同じでなくと
も、データ記録格納装置12より読み出された利用者I
Dが入力された利用者IDとの共有IDである場合に
は、照合結果出力手段15を通じ利用者10に出力(表
示)される。以上の動作をデータ記録格納装置12にラ
イブラリーとして記録格納されている全ての番組(デー
タ)について行うことにより、現在の利用者IDを有す
る利用者10についての記録データ情報の一覧(表)が
出力される(S54)。
【0028】利用者10は上記照合結果出力手段15よ
りの記録データ情報の一覧の結果に基づいて、再生デー
タ選択入力手段16を通じて再生したい番組(データ)
を選択する。前記照合結果出力手段15での選択結果を
再生データ選択入力手段16に自動的に入力することで
能率を上げることも出来る。この時に選択する再生デー
タの数は一つである必要はなく、幾つ選択しても構わな
い。
【0029】再生する場合には、利用者IDを有する番
組(データ)を悉く飛ばして、利用者IDか付いていな
いもの、または、全利用者に共有出来るIDのものを番
組の中から選び、その中から本人が記録して希望する番
組を選択して再生する。記録されている番組の、例えば
冒頭に記録されている複数利用者のIDを検出し、検出
された場合にはこの番組を再生しないで次の番組のトラ
ックに進むようにし、利用者IDを有していない番組、
または、全利用者で共有出来るIDを有している番組の
場合には、これを再生する。
【0030】あるいは記録番組検索装置14の中の利用
者ID付きの番組は悉く除去して、それ以外の番組の再
生を行うようにすればよい。このようにして、利用者I
Dを有している利用者も、利用者IDを有していない他
の利用者も、番組のプライバシーは守られないが、利用
者IDを意識することなく、普通の利用の仕方が出来
る。
【0031】
【発明の効果】以上に説明した通り、請求項1、請求項
2、及び請求項6の発明によると、利用者IDの合致し
たデータしか利用者は視聴出来ず、利用者の記録済みの
ライブラリーデータを他の利用者が視聴出来ず、複数の
利用者で使用されても、利用者個人のプライバシーを守
ることが可能となる。
【0032】また、請求項1、請求項2、請求項6、及
び請求項8の発明によると、複数の利用者が一台の記録
再生装置を共有出来るので、利用者個人専用の記録再生
装置は必要でなく、一家で一台あればよく、個人の負担
を軽減化出来、一人当りの装置の運営維持費が安価で済
む。る。
【0033】また、請求項3及び請求項8の発明による
と、事前に登録した嗜好情報を元に選択された好みに合
った番組(データ)の予約記録を、一台の記録再生装置
で各利用者夫々に対して行うことが出来る。
【0034】また、請求項4及び請求項7の発明による
と、既にデータ格納装置に格納されている記録済みの番
組(データ)と同一の番組や同一予約番組のデータを二
重に記録することを避けることが出来、データ格納装置
の記録容量の節約を行うことが出来、特に映画番組等の
長時間の再放送番組を予約する場合にはその効果は大き
い。
【0035】また、請求項5の発明によると、利用者I
Dを有する利用者以外の利用者も、利用者IDを有する
番組(データ)を飛ばして、利用者IDを有していない
番組のみを再生することが出来るので、利用者IDを有
していない利用者もこれまで通りの装置の普通の記録再
生の使い方が、番組のプライバシーは守られないが、利
用者IDを気にせずに出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の放送番組記録再生装置の記録装置部分
の一実施例を示した図である。
【図2】本発明の放送番組記録再生装置の再生装置部分
の一実施例を示した図である。
【図3】本発明の放送番組記録再生装置を構成する利用
者ID照合装置の一実施例の動作をフローチャートで示
した図である。
【図4】本発明の放送番組記録再生装置を構成する(I
D一致の)記録番組検索装置の一実施例の動作をフロー
チャートで示した図である。
【図5】本発明の放送番組記録再生装置の番組予約を行
う際に同じ番組を重複して記録しないようにするために
使用される(番組一致の)記録番組検索装置の一実施例
の動作をフローチャートで示した図である。
【図6】本発明の放送番組記録再生装置において、利用
者IDが番組(データ)である記録データ及び前記番組
に関する番組情報である記録データ情報と共に記録され
ている様子を模式図的に示した図である。
【図7】本発明の放送番組記録再生装置を、利用者ID
なしに普通に利用する場合の一実施例の動作をフローチ
ャートで示した図である。
【符号の説明】
10,10A,10B 利用者 11 利用者ID入力手段 12 データ記録格納装置 12A 嗜好情報登録手段 12B 予約番組検索手段 12C データ記録格納手段(予約記録手段) 13 利用者ID照合装置 14 記録番組検索装置(ID書換手段) 15 照合結果出力手段 16 再生データ選択入力手段 17 再生データ出力手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G06F 17/30 170 H04N 5/781 510L 340

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一台の放送番組記録再生装置を複数の利用
    者が共有し、各利用者IDと共に各自の希望する放送番
    組が記録され、その記録された放送番組のうち利用者I
    Dを有する利用者個人の番組のみが再生される放送番組
    記録再生方法であって、 前記複数の利用者の中の個人を特定する利用者IDを前
    記放送番組記録再生装置に入力し、その利用者IDを番
    組(データ)及び前記番組に関する番組情報と共に記録
    するようにしたことを特徴とする放送番組記録再生方
    法。
  2. 【請求項2】一台の放送番組記録再生装置を複数の利用
    者が共有し、各利用者IDと共に各自の希望する放送番
    組が記録され、その記録された放送番組のうち利用者I
    Dを有する利用者個人の番組のみが再生される放送番組
    記録再生方法であって、 前記複数の利用者の中の個人を特定する利用者IDを前
    記放送番組記録再生装置に入力し、その利用者IDを番
    組(データ)及び前記番組に関する番組情報と共に記録
    し、その利用者IDに合致した番組を再生するようにし
    たことを特徴とする放送番組記録再生方法。
  3. 【請求項3】一台の放送番組記録再生装置を複数の利用
    者が共有し、各利用者IDと共に各自の希望する放送番
    組が記録され、その記録された放送番組のうち利用者I
    Dを有する利用者個人の番組のみが再生される放送番組
    記録再生方法であって、 前記複数の利用者の各自が番組の嗜好情報を前記デジタ
    ル放送番組記録再生装置に夫々登録し、その嗜好情報に
    基づいて外部から供給される放送予定の番組の中から検
    索選択された番組(データ)の予約記録が各利用者毎に
    独立して出来るようにしたことを特徴とする放送番組記
    録再生方法。
  4. 【請求項4】一台の放送番組記録再生装置を複数の利用
    者が共有し、各利用者IDと共に各自の希望する放送番
    組が記録され、その記録された放送番組のうち利用者I
    Dを有する利用者個人の番組のみが再生される放送番組
    記録再生方法であって、 利用者が、入力されたその利用者の利用者IDとは別の
    利用者IDを有する利用者が予め登録した番組(デー
    タ)と同じ番組を予約記録しようとした場合、前記利用
    者IDを前記別の利用者IDと自動的に共有させて同じ
    番組を二重に記録しないようにしたことを特徴とする放
    送番組記録再生方法。
  5. 【請求項5】一台の放送番組記録再生装置を複数の利用
    者が共有し、各利用者IDと共に各自の希望する放送番
    組が記録され、その記録された放送番組のうち利用者I
    Dを有する利用者個人の番組のみが再生される放送番組
    記録再生方法であって、 前記放送番組記録再生装置に利用者IDを付けずに、あ
    るいは全利用者に共有されるIDを付けて番組を記録
    し、 前記利用者IDを有する番組(データ)は飛ばして、前
    記利用者IDを有していない番組、あるいは全利用者に
    共有されるIDを有している番組を再生するようにした
    ことを特徴とする放送番組記録再生方法。
  6. 【請求項6】複数の利用者が共有し、各利用者IDと共
    に各自の希望する放送番組が記録され、その記録された
    放送番組のうち利用者IDを有する利用者個人の番組の
    みが再生される放送番組記録再生装置であって、 前記複数の利用者の各個人に与えられた利用者IDが入
    力される利用者ID入力手段と、 供給される番組(データ)及びその番組情報を前記利用
    者IDと共に記録格納するデータ記録格納装置と、 前記利用者ID入力手段の出力と前記データ格納装置に
    記録された利用者IDの出力とが供給され両者の利用者
    IDを照合する利用者ID照合装置と、 前記利用者ID照合装置で照合して合致した番組情報を
    出力する照合結果出力手段と、 前記データ格納装置に格納された番組を再生出力する再
    生データ出力手段とを有して構成したことを特徴とする
    放送番組記録再生装置。
  7. 【請求項7】請求項6に記載された放送番組記録再生装
    置において、 前記複数の利用者の過去の番組情報及び予約番組情報の
    中に前記利用者IDを有する利用者の予約番組情報があ
    るかどうかを検索し、その中に前記入力された利用者I
    Dを有する利用者の予約番組情報が発見されなかった場
    合にのみ、前記入力された利用者IDを有する利用者の
    予約番組情報を前記データ記録格納装置に供給する番組
    検索装置を有する構成としたことを特徴とする放送番組
    記録再生装置。
  8. 【請求項8】請求項6に記載された放送番組記録再生装
    置において、 前記データ記録格納装置は、前記利用者IDを有する利
    用者の嗜好情報を入力し登録する嗜好情報登録手段と、
    その嗜好情報を元に、外部から供給される放送予定の番
    組の中から前記利用者IDを有する利用者の前記嗜好情
    報に合致する番組を検索する予約番組検索手段と、その
    検索で合致した番組を予約記録する予約記録手段とを有
    して構成されていることを特徴とした放送番組記録再生
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1320817C (zh) * 2003-05-21 2007-06-06 佳能株式会社 记录装置以及个人隐私保护方法
JP2007299152A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Sharp Corp コンテンツ管理装置及びコンテンツ管理方法
JP2009545218A (ja) * 2006-07-26 2009-12-17 ジェムアルト エスアー ローカル電子サービスガイド生成を使用する放送システム
JP2013128295A (ja) * 2013-01-11 2013-06-27 Thomson Licensing デジタル・ビデオ・レコーダーのためのユーザー・メッセージ・システムおよび方法
US10027939B2 (en) 2006-06-12 2018-07-17 Thomson Licensing Dtv User message system and method for digital video recorder

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