JP2007028465A - 映像受信装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】一連の映像データを全て保存することなく、一連の映像データの中から任意に指定された保存対象が登場する直前の各映像データと共に保存対象が登場してから退場するまでの各映像データを保存できるようにする。
【解決手段】CPU1は、受信した映像データを一時記録メモリ21に順次書き込んだのち、この一時記録メモリ21の内容を順次更新しながら当該容量分の最新の映像データを一時記録メモリ21に記録保持させている過程において、一連の映像データの中から任意指定の保存対象が登場してから退場するまでの映像データを特定し、保存対象が登場する10秒前から保存対象が登場するまでの直前の各映像データを一時記録メモリ21から読み出し、この直前の各映像データと保存対象が登場してから退場するまでの各映像データをダイジェスト録画メモリ22に保存記録させる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、連続的に配信されてくる一連の映像データを受信する映像受信装置及びプログラムに関し、特に、一連の映像データの中から保存対象として任意に指定された映像シーンを特定して記録保存する映像受信装置及びプログラムに関する。
一般に、地上波デジタルテレビ放送では、映像データに関連する文字情報を当該映像データに重畳して順次配信するサイマル放送(マルチキャスト放送)が可能であり、このマルチキャスト放送を受信して録画再生するものとして、従来では、視聴者が希望するハイライトシーンのみでダイジェストを構成することにより、無駄な再生を解消するようにした録画再生装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2005−18925号公報
この特許文献の技術にあっては、指定した放送番組の映像データ(音声データを含む)を受信録画すると共に、この録画内容を再生出力する際に、録画された映像データに関連する文字情報からキーワードテーブルを生成してユーザに提示し、その中から任意に選択指定されたキーワードに対応する映像データを抽出して再生出力するようにしているため、視聴者が希望するハイライトシーンのみのダイジェストを再生出力することが可能となる。このように1番組分の映像データを全て録画することを前提としているが、例えば、大容量のハードディスクを備えた据え置き型の録画再生装置では、2〜3時間の番組でも十分に録画可能であると共に、ハイライトシーンのみを再生することで再生時間の大幅な短縮が可能となる。
ところで、電池駆動の携帯端末装置では、メモリ使用量(録画量)が制限されていたり、電池残量などの関係から長時間録画が困難であるために1番組の全録画を前提とする技術は、携帯端末装置には不向きである。また、1番組の全録画の中からキーワードに一致するハイライトシーンのみを抽出して再生するだけでは、ハイライトシーンが突然に始まることになり、視聴者に不自然さを与えたり、どのような状況からハイライトシーンが始まったのかが分からなくなるなどの問題が残る。
この発明の課題は、一連の映像データを全て保存することなく、一連の映像データの中から任意に指定された保存対象が登場する直前の各映像データと共に保存対象が登場してから退場するまでの各映像データを保存できるようにすることである。
請求項1記載の発明は、連続的に配信されてくる一連の映像データを受信する映像受信装置であって、受信した映像データを記録保持する一時記録メモリにその容量分の映像データを順次書き込んだのち、この一時記録メモリの内容を順次更新しながら当該容量分の最新の映像データを一時記録メモリに記録保持させる記録更新手段と、連続的に配信されてくる一連の映像データの中から予め任意に指定されている保存対象が登場してから退場するまでの映像データを特定する特定手段と、この特定手段によって保存対象が登場する映像データが特定された際に、この特定位置を基準としてその直前の各映像データを前記一時記録メモリから読み出し取得する取得手段と、この取得手段によって得られた直前の各映像データと前記保存対象が登場してから退場するまでの各映像データを保存記録させる保存制御手段とを具備したことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項10記載の発明)。
なお、請求項1記載の発明は次ぎのようなものであってもよい。
映像データに関連する文字情報が当該映像データに重畳されて順次配信されてくるデジタル放送を受信した際に、前記特定手段は、予め任意に指定されている保存対象を表すためのキーワードが受信した文字情報内に含まれているか否かに基づいて保存対象が登場してから退場するまでの映像データを特定する(請求項2記載の発明)。
前記特定手段は、受信した映像データを順次解析して、予め任意に指定されている保存対象を表すための特徴パターンが含まれているか否かに基づいて保存対象が登場してから退場するまでの映像データを特定する(請求項3記載の発明)。
前記取得手段は、前記一時記録メモリから直前の各映像データを読み出し取得する際に、保存対象が登場した時点から所定時間前までの各映像データを直前の映像データとして読み出し取得する(請求項4記載の発明)。
ここで、一連の映像データの中から場面が大きく変化する変化点が存在する場合に、この変化点を区切り位置として検出する検出手段を設け、前記保存対象が登場する映像データの特定位置から所定時間前までの間に、前記検出手段によって区切り位置が検出された場合に、前記取得手段は、この区切り位置から前記特定位置までの各映像データを直前の映像データとして読み出し取得するようにしてもよい(請求項5記載の発明)。
前記特定手段によって保存対象が退場した映像データが特定された際に、前記保存制御手段は、この特定位置を基準としてその直後の各映像データを記録保存させる(請求項6記載の発明)。
ここで、前記保存制御手段は、保存対象が退場した位置を基準としてその直後の各映像データを記録保存させる際に、保存対象が退場した時点から所定時間が経過するまでの各映像データを直後の映像データとして記録保存させるようにしてもよい(請求項7記載の発明)。
また、一連の映像データの中から場面が大きく変化する変化点が存在する場合に、この変化点を区切り位置として検出する検出手段を設け、前記保存対象が退場する映像データの特定位置から所定時間が経過するまでの間に、前記検出手段によって区切り位置が検出された場合に、前記保存制御手段は、前記特定位置から当該区切り位置までの各映像データを直後の映像データとして記録保存させるようにしてもよい(請求項8記載の発明)。
前記特定手段は、連続的に配信されてくる一連の映像データの中から保存対象が登場してから退場するまでの映像データを特定した後、当該保存対象が再登場する毎に映像データを特定する動作を繰り返し、前記保存制御手段は、保存対象が再登場する毎に、その直前の各映像データを保存記録させると共に保存対象が登場してから退場するまでの各映像データを保存記録させる動作を繰り返す(請求項9記載の発明)。
請求項1記載の発明によれば、受信した映像データを記録保持する一時記録メモリにその容量分の映像データを順次書き込んだのち、この一時記録メモリの内容を順次更新しながら当該容量分の最新の映像データを一時記録メモリに記録保持させている過程において、一連の映像データの中から予め任意に指定されている保存対象が登場してから退場するまでの映像データを特定すると共に、保存対象が登場する映像データが特定された際に、この特定位置を基準としてその直前の各映像データを一時記録メモリから読み出し取得し、この直前の各映像データと保存対象が登場してから退場するまでの各映像データを保存記録させるようにしたから、電池駆動の携帯端末装置にも適用可能となるほか、視聴者にとって分かり易いダイジェストを得ることが可能となる。つまり、一連の映像データを全て保存する必要はなく、一時記録メモリは小容量で足りるため電池駆動の携帯端末装置にも適用可能となるほか、一連の映像データの中から任意に指定された保存対象が登場する前の直前の各映像データを保存することができるため、視聴者に不自然さを与えることなく、どのような状況から保存対象(例えば、ハイライトシーン)が登場したのかを理解しながら視聴することが可能となる。
請求項2記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有するほか、映像データに関連する文字情報が当該映像データに重畳されて順次配信されてくるデジタル放送を受信した際に、予め任意に指定されている保存対象を表すためのキーワードが受信した文字情報内に含まれているか否かに基づいて保存対象が登場してから退場するまでの映像データを特定するようにしたから、デジタルテレビ放送(マルチキャスト放送)に適用可能となると共に、保存対象を確実に特定することが可能となる。
請求項3記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有するほか、受信した映像データを順次解析して、予め任意に指定されている保存対象を表すための特徴パターンが含まれているか否かに基づいて保存対象が登場してから退場するまでの映像データを特定するようにしたから、アナログテレビ放送にも適用可能となると共に、保存対象を確実に特定することが可能となる。
請求項4記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有するほか、一時記録メモリから直前の各映像データを読み出し取得する際に、保存対象が登場した時点から所定時間前までの各映像データを直前の映像データとして読み出し取得するようにしたから、例えば、保存対象が登場する10秒前までの各映像データを直前の映像データとすることができる。なお、所定時間をユーザ操作によって任意に設定可能としてもよい。
ここで、一連の映像データの中から場面が大きく変化する変化点が存在する場合に、この変化点を区切り位置として検出し、保存対象が登場する映像データの特定位置から所定時間前までの間に、区切り位置が有れば、この区切り位置から特定位置までの各映像データを直前の映像データとして読み出し取得するようにしたから(請求項5記載の発明)、例え、所定時間前であっても、任意指定の保存対象とは無関係のコマーシャルなどの映像データまでも保存せず、保存対象に直接関係する映像データのみを保存することが可能となる。
請求項6記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有するほか、保存対象が退場した映像データが特定された際に、この特定位置を基準としてその直後の各映像データを記録保存させるようにしたから、保存対象が退場した直後に突然に切れてしまうことはなく、保存対象の前後関係を理解しながらの視聴が可能となる。
ここで、保存対象が退場した位置を基準としてその直後の各映像データを記録保存させる際に、保存対象が退場した時点から所定時間が経過するまでの各映像データを直後の映像データとして記録保存させるようにしたから(請求項7記載の発明)、例えば、保存対象が退場してから10秒経過前までの各映像データを直後の映像データとすることができる。なお、所定時間をユーザ操作によって任意に設定可能としてもよい。
また、一連の映像データの中から場面が大きく変化する変化点が存在する場合に、この変化点を区切り位置として検出し、保存対象が退場する映像データの特定位置から所定時間が経過するまでの間に、区切り位置が有れば、特定位置から当該区切り位置までの各映像データを直後の映像データとして記録保存させるようにしたから(請求項8記載の発明)、例え、所定時間経過前であっても、任意指定の保存対象と無関係のコマーシャルなどの映像データまでも保存せず、保存対象と直接関係する映像データのみを保存することが可能となる。
請求項9記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有するほか、一連の映像データの中から保存対象が登場してから退場するまでの映像データを特定した後、当該保存対象が再登場する毎に映像データを特定する動作を繰り返すると共に、保存対象が再登場する毎に、その直前の各映像データを保存記録させると共に保存対象が登場してから退場するまでの各映像データを保存記録させる動作を繰り返すようにしたから、時間をあけて保存対象が何回も登場する場合でもその都度、その映像データを保存させることができる。
(実施例1)
以下、図1〜図8を参照して本発明の第1実施例を説明する。
この実施例は、携帯端末装置として携帯電話装置に適用した場合を例示したもので、図1は、この携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図である。
この携帯電話装置は、2つの筐体(上部筐体、下部筐体)が開閉可能に取り付けられた折り畳み自在なもので、二次電池を主電源として駆動され、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能などのほか、テレビ放送電波を受信して出力するテレビ機能を備えている。
CPU1は、記憶部2内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話装置の全体動作を制御する中央演算処理装置である。記憶部2は、不揮発性メモリ(内部メモリ)であり、例えば、フラッシュメモリなどによって構成され、プログラム領域とデータ領域とを有し、このプログラム領域には、後述する図5及び図6に示す動作手順に応じて本実施例を実現するためのプログラムが格納されている。記録メディア3は、着脱自在な可搬型メモリで、撮影画像データ、各種のデータ、プログラムを外部供給するもので、例えば、スマートメディア、ICカードなどによって構成されている。メモリ4は、ワーク領域を有する内部メモリで、例えば、DRAM(Direct Random Access Memory)、SDRAM(Synchronous DRAM)などによって構成されている。
電話通信部5は、アンテナ6に接続された送受信デュプレクサの受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調した後に、音声データを音声スピーカ7から出力させる。また、電話通信部5は、音声マイク8から入力された音声データを送信ベースバンド信号に符号化した後に、送受信デュプレクサの送信側に与えられ、アンテナ6から発信出力させる。一方、電子メール機能、インターネット接続によって電話通信部5を介して受信した表示データは、LCD(液晶表示器)などのメイン表示部9に与えられて表示出力される。メイン表示部9は、文字情報、テレビ映像、各種のメッセージなどを高品位に表示するもので、図2は、折り畳み式の装置本体を開いた状態において、メイン表示部9にテレビ映像が表示されたテレビ画面の表示例を示している。このメイン表示部9のほか、装置本体の背面部にはサブ表示部10が設けられており、現在日時、簡易なメッセージ、アイコンなどが表示される。
テレビ受信部11は、TVアンテナ12を備え、携帯電話などの携帯受信機向けの地上波デジタルテレビ放送を受信するもので、映像データに関連する文字情報を当該映像データに重畳して順次配信するサイマル放送(マルチキャスト放送)を受信可能であると共に、テレビ映像及び音声情報以外にも電子番組表(EPG)なども含めて受信可能である。ここで、映像データに関連する文字情報は、ブロードキャスト・マークアップ言語によって放送番組の各シーンの特徴的な内容をコンパクトに記述した文字コード列データである。テレビ受信部11は、専用CPU、TVアンテナ12に接続されている受信部と、受信したテレビ放送を映像信号、音声信号に分離したり、文字情報に分離する増幅分離部と、圧縮データを解凍するデコード部などを有する構成となっており、このテレビ受信部11から出力されたテレビ映像信号は、メイン表示部9から表示出力され、また、テレビ音声信号は、内蔵スピーカ13あるいはイヤホーン14から出力される。
キー操作部15は、押しボタン式の各種のキーを備え、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを行うもので、テレビ機能用としてテレビON/OFFキー、チャンネル切り替えキー、テレビ放送の録画(録音を含む)を指示する録画開始キー、録画再生の一時停止を指示する一時停止キー、録画再生を終了させる録画中止キー、音声ボリューム調整キーなどを有している。なお、テレビ機能用の各キーは、テレビ画面に並列配置された表示画面上のタッチキーであってもよい。CPU1は、キー操作部15からのキー入力信号に応じた処理を実行する。報知部16は、上述した内蔵スピーカ13を含めて、LED(発光ダイオード)、振動モータを有する構成で、電話・メール着信時には着信報知を行うほか、警告アラームなどの報知時にも駆動される。
ここで、テレビ放送番組の録画とは、映像データの録画に限らず、それに付加されている音声データの録音を含むことを意味している。また、テレビ録画機能には、比較的短時間の番組を1番組分の全て録画する“まるごと録画”と、1番組から所望するハイライトシーンとその前後の映像データを抽出して録画する“ダイジェスト録画”とを有し、ユーザ操作によって“まるごと録画”と“ダイジェスト録画”とを任意に選択可能となっている。なお、大容量の半導体メモリあるいは小型ハードディスクなどによって構成された録画用の記録メディア3が外部接続された際には、この記録メディア3に対して録画を行うようにしている。
図3は、上述したダイジェスト録画時に使用される一時記録メモリ21と、この一時記録メモリ21から転送されるダイジェスト映像を記録するダイジェスト録画メモリ22を説明するための図である。
一時記録メモリ21はメモリ4に設けられ、ダイジェスト録画メモリ22は、記録メディア3に設けられたものであるが、記憶部2に設けてもよい。一時記録メモリ21は、受信した映像データを記録保持するもので、例えば、10秒間分の映像データを記録可能な容量を有している。CPU1は、書き込みポインタWPを更新しながら一時記録メモリ21にその容量分の映像データを順次書き込むと共に、この一時記録メモリ21の内容を順次更新しながら当該容量分の最新の映像データを一時記録メモリ21に記録保持させる。
すなわち、CPU1は、ダイジェスト録画の起動に応答してテレビ受信部11から一連の映像データ(音声データを含む)を受信している状態において、書き込みポインタWPの値を更新しながら各映像データを一時記録メモリ21の先頭アドレス「0000」から最終アドレス「nnnn」に順次書き込むと共に、書き込みポインタWPが最終アドレスに達した際に、その値を先頭アドレスに戻すことによって一時記録メモリ21の内容を順次更新(上書更新)しながら当該容量分の最新の映像データを一時記録メモリ21に記録保持させる。このように最新の映像データを記憶保持させる動作を行いながらCPU1は、予め任意に指定されている保存対象を表すためのキーワード(後述する)と、受信した映像データに重畳されている文字情報とを比較し、この文字情報内に当該キーワードが含まれているか否かを判別し、キーワードが含まれている場合には、保存対象が登場してから退場するまでの映像データを特定するようにしている。
CPU1は、任意指定の保存対象が登場したことを特定した際に、この特定位置から所定時間前(例えば、10秒前)までの各映像データを直前の映像データとして一時記録メモリ21から読み出し、ダイジェスト録画メモリ22に転送して保存記録させる。すなわち、CPU1は、保存対象が登場する所定時間前に相当するアドレスを初期値として、読み出しポインタRPにセットした後、この読み出しポインタRPの値を順次更新しながら一時記録メモリ21から各映像データを直前の映像データとして読み出してダイジェスト録画メモリ22に順次転送保存させる。なお、読み出しポインタRPの更新速度は、書き込みポインタWPの更新速度に同期している。ここで、保存対象が登場してから退場するまでの各映像データをダイジェスト録画メモリ22に転送保存させると共に、保存対象が退場した時点を基準とし、この時点から所定時間(例えば、10秒)が経過するまでの各映像データを直後の映像データとしてダイジェスト録画メモリ22に転送して保存記録させるようにしている。
図4は、任意指定の保存対象が登録されるキーワードテーブル23の内容を示した図である。
このキーワードテーブル23は、記憶部2に設けられ、予め任意に指定された保存対象のキーワードを記憶管理するもので、例えば、サッカー番組の録画時に、注目選手のシュートシーンを中心に録画したい場合には、その“選手名”と“シュート”を保存対象のキーワードとして登録しておけばよい。この場合、テレビ映像データに関連する文字情報に、例えば、「‥‥A選手のシュート‥‥」の記述が含まれている場合には、保存対象が登場してから退場するまでの映像データとして、A選手がシュートしたシーンの各映像データが特定される。また、歌番組の録画時に、注目歌手を中心に録画したい場合には、その“歌手名”を保存対象のキーワードとして登録しておけばよい。なお、キーワードテーブル23は、予約録画情報が登録される予約録画テーブルを兼用したものであってもよく、予約録画テーブル内に設けられたキーワード領域内に保存対象を表すキーワードを登録するようにしてもよい。
次ぎに、この第1実施例における携帯電話装置の動作概念を図5及び図6に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。このことは後述する他の実施例においても同様であり、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施例特有の動作を実行することもできる。
図5及び図6は、任意に指定したテレビ放送番組を“ダイジェスト録画”する場合の動作を示したフローチャートであり、“ダイジェスト録画”の選択指定によって実行開始される。
先ず、CPU1は、チャンネル選択用のキーの操作によって所望するチャンネルが選択指定されると(ステップS1)、テレビ受信部11から指定チャンネルの放送番組の内容を受信すると共に(ステップS2)、キーワードテーブル23に保存対象として登録されているキーワードを読み出しておく(ステップS3)。そして、書き込みポインタWP、読み出しポインタRPをリセットした後(ステップS4)、書き込みポインタWPの値を順次更新しながら一時記録メモリ21の先頭アドレスから受信内容(映像データ・音声データ)を順次書き込む動作を開始する(ステップS5)。
このような一時書き込み動作と共にCPU1は、映像データを解析しながら場面が大きく変化するか否かをチェックし(ステップS6)、隣接フレームの比較によってフレーム全体の色変化、構図変化などによって場面が大きく変化した場合には、この変化点を区切り位置として検出し(ステップ7)、当該映像データに対応付けて区切りシーンマークを付加する(ステップS8)。なお、区切りシーンマークは、一時記録メモリ21内の映像データに対応付けて付加するようにしてもよい。また、CPU1は、映像データを受信する毎にそれに関連する文字情報内に保存対象を表すキーワードが含まれているかをチェックし、キーワード有りが検出されるまで、つまり、保存対象が登場するまで待機状態となる(ステップS9)。
ここで、保存対象が登場してキーワード有りが検出されると(ステップS9でYES)、現時点の書き込みポインタWPの10秒前の値を読み出しポインタRPの初期値としてセットする(ステップS10)。そして、書き込みポインタWPと読み出しポインタRPとの間に上述の区切りシーンマークが存在しているかをチェックし(ステップS11)、区切りシーンマークがあれば、このマーク位置を読み出しポインタRPの初期値として再セットする(ステップS12)。すなわち、保存対象の登場時から10秒前までの間に、例えば、コマーシャルなどのように場面が大きく変化しているシーンが存在していれば、この区切り位置が読み出しポインタRPにセットされる。
図7は、書き込みポインタWPと読み出しポインタRPとの関係を説明するための図である。なお、図中の数字は、一時記録メモリ21にセットされた各映像データを概念的に示すために付した秒単位の番号を示している。ここで、書き込みポインタWPの値が10秒に相当する数であれば、その10秒前の位置として、読み出しポインタRPには1秒に相当する値がセットされるが、6秒に相当する位置に区切りシーンマークが存在していれば、読み出しポインタRPには6秒に相当する値がセットされる。
この状態において、読み出しポインタRPを順次更新しながら一時記録メモリ21から各映像データを読み出し、ダイジェスト録画メモリ22に順次転送する動作を開始すると共に(図6のステップS15)、映像データに関連する文字情報内に保存対象を表すキーワードが含まれているかをチェックし、キーワード無しが検出されるまで、つまり、保存対象が退場するまで待機状態となる(ステップS16)。この場合、保存対象が登場している間、その映像データは、一時記録メモリ21から読み出されてダイジェスト録画メモリ22に順次転送される。
いま、保存対象が退場してキーワード無しが検出されると(ステップS16でNO)、現時点の書き込みポインタWPで示される映像データに対応して区切りシーンマークが付加されているかをチェックする(ステップS17)。ここで、区切りシーンマークが付加されていなければ、10秒タイマをクリアスタートさせた後(ステップS18)、タイムアップか、つまり、保存対象が退場してから10秒が経過したかをチェックする(ステップS19)。ここで、10秒経過前であれば、映像データに関連する文字情報内に保存対象を表すキーワードが含まれているかをチェックする(ステップS20)。すなわち、保存対象が退場してから10秒経過する前に再登場したかをチェックし、再登場を検出しなければ、ステップS17に戻るが、再登場を検出した場合には、上述のステップS16に戻り、保存対象が退場するまで待機状態となる。この場合、保存対象が再登場してから退場するまでの時間が10秒以上であっても、その間の各映像データは、ダイジェスト録画メモリ22に順次転送される。
いま、保存対象が退場してから10秒経過する前に区切りシーンマークを検出した場合(ステップS17でYES)あるいは10秒経過を検出した場合には(ステップS19でYES)、現在の書き込みポインタWPの値を読み出し終了位置として保持しておく(ステップS21)。この状態において読み出しポインタRPの値が当該終了位置に達するまで待機する(ステップS22)。この場合、保存対象が退場してから区切りシーンマークが検出されるまでの間あるいは保存対象が退場してから10秒経過が経過するまでの間の各映像データは、直後の映像データとしてダイジェスト録画メモリ22に順次転送される。その後、読み出しポインタRPが終了位置に達すると(ステップS22でYES)、ダイジェスト録画メモリ22への転送動作を一旦終了させる(ステップS23)。そして、放送番組の終了かをチェックし(ステップS24)、番組終了が検出されるまで図5のステップS5に戻り、受信内容を一時記録メモリ21に書き込みながら上述の動作を繰り返す。
図8は、ダイジェスト録画メモリ22に映像データが保存記録された様子を示した図で、(A)は、区切りシーンマークが検出されなかった場合を示している。この場合、保存対象が登場する10秒前から保存対象が登場するまでの直前の各映像データD1と、保存対象が登場してから退場するまでの各映像データD2と、保存対象が退場してから10秒経過するまでの直後の各映像データD3が連続的に保存記録されることになる。(B)は、保存対象が一旦退場してから10秒経過する前に保存対象が再登場した場合を示し、再登場後から退場するまでの各映像データD4が追加保存された状態となる。なお、区切りシーンマークが検出された場合には、直前の各映像データD1と直後の各映像データD3の保存時間は10秒以下となる。
以上のように、この第1実施例においてCPU1は、受信した映像データを一時記録メモリ21に順次書き込んだのち、この一時記録メモリ21の内容を順次更新しながら当該容量分の最新の映像データを一時記録メモリ21に記録保持させている過程において、一連の映像データの中から任意指定の保存対象が登場してから退場するまでの映像データを特定し、保存対象が登場する10秒前から保存対象が登場するまでの直前の各映像データを一時記録メモリ21から読み出し、この直前の各映像データと保存対象が登場してから退場するまでの各映像データをダイジェスト録画メモリ22に保存記録させるようにしたから、電池駆動の携帯端末装置にも適用可能となるほか、視聴者にとって分かり易いダイジェストを得ることが可能となる。つまり、一連の映像データを全て保存する必要はなく、一時記録メモリ21は小容量で足りるため電池駆動の携帯端末装置にも適用可能となるほか、一連の映像データの中から任意に指定された保存対象が登場する前の直前の各映像データを保存することができるため、視聴者に不自然さを与えることなく、どのような状況から保存対象(例えば、ハイライトシーン)が登場したのかを理解しながらの視聴が可能となる。
この場合、映像データに関連する文字情報が当該映像データに重畳されて順次配信されてくるデジタル放送を受信した際に、保存対象を表すためのキーワードが受信した文字情報内に含まれているか否かに基づいて保存対象が登場してから退場するまでの映像データを特定するようにしたから、デジタルテレビ放送(マルチキャスト放送)に適用可能となると共に、保存対象を確実に特定することが可能となる。また、保存対象が登場する10秒前までの間に、区切りシーンマークが有れば、この区切り位置から保存対象が登場するまでの各映像データを直前の映像データとして保存するようにしたから、例え、10秒前であっても、保存対象とは無関係のコマーシャルなどの映像データまでも保存せず、保存対象に直接関係する映像データのみを保存することが可能となる。
また、保存対象が退場した時点から10秒経過するまでの各映像データを直後の映像データとしてダイジェスト録画メモリ22に保存記録させるようにしたから、保存対象が退場した直後に突然に切れてしまうことはなく、保存対象の前後関係を理解しながらの視聴が可能となる。この場合、10秒経過前までの間に、区切りシーンマークが有れば、この区切り位置までの各映像データを直後の映像データとして保存するようにしたから、例え、10秒経過前であっても、保存対象とは無関係のコマーシャルなどの映像データまでも保存せず、保存対象に直接関係する映像データのみを保存することが可能となる。
また、保存対象が再登場する毎に、その直前の各映像データを保存記録させると共に保存対象が登場してから退場するまでの各映像データを保存記録させる動作を繰り返すようにしたから、時間をあけて保存対象が何回も登場する場合でもその都度、その映像データを保存させることができる。ここで、保存対象が一旦退場してから10秒経過する前に保存対象が再登場した場合には、再登場後から退場するまでの各映像データを引き続いて保存記録させることができる。
(実施例2)
以下、この発明の第2実施例について図9を参照して説明する。
なお、上述した第1実施例においては、映像データに関連する文字情報を配信するデジタルテレビ放送を受信した際に、キーワードテーブル23を参照し、保存対象を表すためのキーワードが受信した文字情報内に含まれているか否かに基づいて保存対象が登場してから退場するまでの映像データを特定するようにしたが、この第2実施例においては、保存対象の特徴を表現した特徴パターンを記憶管理するパターンテーブルを設け、映像データを解析しながら保存対象をパターン認識し、保存対象が登場してから退場するまでの映像データを特定するようにしたものである。
図9は、第2実施例のパターンテーブル24の内容を示した図である。
このパターンテーブル24は、記憶部2に設けられ、保存対象を表す特徴パターンとして、例えば、ユニホーム、背番号、人物の顔、船、飛行機などの特徴部分を表現したパターンデータを記憶管理するもので、CPU1は、テレビ受信部11を介して特徴パターンを受信取得してパターンテーブル24に登録するようにしている。そして、CPU1は、受信した映像データを解析しながらパターン認識を行い、パターンテーブル24に保存対象として登録されている何れか1つのパターンに特徴的に一致する場合には、映像データに保存対象が含まれていると認識するようにしている。
そして、この第2実施例においてCPU1は、上述した第1実施例でキーワードテーブル23に登録されているキーワードが受信した文字情報内に含まれていないことを条件に、パターンテーブル24を参照してパターン認識を行うようにしている。つまり、キーワード認識を行ってからパターン認識を行うようにしている。この場合、ユーザ登録したキーワードが受信した文字情報内に含まれているとは限らず、また、キーワードと完全一致するとは限らないため、このキーワード認識を補完するためにパターンテーブル24を参照してパターン認識を行うようにしている。
この場合、上述したキーワード有無の判断ステップS9でNO、ステップS15、S20でYESとなった場合に、パターンテーブル24を参照してパターン認識を行い、その結果、パターン認識によって保存対象の登場を検出した際には、ステップS9でYESと判断した場合と同様に、ステップS10に移行し、また、パターン認識によって退場を検出した際には、ステップS9でNOと判断した場合と同様に、ステップS18に移行し、また、ステップS20でNOと判断した場合と同様に、ステップS17に戻るようにすればよい。その他は、上述した図5及び図6のフローチャートと同様である。
以上のように、第2実施例においては、保存対象を表す特徴パターンが任意にパターンテーブル24に登録されている状態において、CPU1は、受信した映像データを順次解析して、予め任意に指定されている保存対象を表すための特徴パターンが含まれているか否かに基づいて保存対象が登場してから退場するまでの映像データを特定するようにしたから、アナログテレビ放送にも適用可能となると共に、保存対象を確実に特定することが可能となる。この場合、上述した第1実施例のキーワードテーブル23に登録されているキーワードが受信した文字情報内に含まれていないことを条件に、パターンテーブル24を参照してパターン認識を行うようにしたから、キーワード認識をパターン認識によって補完することができ、保存対象をより確実に特定することが可能となる。
なお、上述した第2実施例においては、テレビ受信部11を介して保存対象を表す特徴パターンを受信取得する場合を示したが、これに限らず、インターネットを介して受信取得してもよく、更には記録メディア3を介して取得するようにしてもよく、どのようにして取得するかは任意である。また、パターンテーブル24に保存対象として登録されている何れか1つのパターンに特徴的に一致するかを判別するようにしたが、複数のパターンに特徴的に一致するかを判別するようにしてもよい。
また、上述した第1及び第2実施例においては、直前及び直後の各映像データを特定するための時間として、10秒間としたが、この時間は、例えば、3秒間、5秒間など、任意であり、直前の時間と直後の時間とを異ならせてもよい。例えば、直後の時間に比べ直前の時間を長くするようにしてもよい。また、直前を特定する時間と直後を特定する時間をユーザ操作によって設定可能としてもよい。また、時間に限らず、例えば、データ量、フレーム数によって直前及び直後の各映像データを特定するようにしてもよい。
また、映像データをダイジェスト録画メモリ22に保存記録させる場合に、保存対象が登場する10秒前の各映像データと、保存対象が登場してから退場するまでの各映像データと、保存対象が退場した時点から10秒経過するまでの各映像データを連続的に並べて記録保存させるようにしたが、これらの映像データをどのようなタイミングで録画するかは任意であり、録画再生時に連続的に並べて再生出力させてもよい。
その他、テレビ機能付き携帯電話装置に限らず、例えば、テレビ機能付きPDA、電子カメラ、電子腕時計、音楽再生機などの携帯端末装置であっても同様に適用可能であるほか、もちろん、単体のテレビ受信機であってもよい。
一方、コンピュータに対して、上述した各手段を実行させるためのプログラムコードをそれぞれ記録した記録媒体(例えば、CD−ROM、フレキシブルディスク、RAMカード等)を提供するようにしてもよい。すなわち、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードを有する記録媒体であって、受信した映像データを記録保持する一時記録メモリにその容量分の映像データを順次書き込んだのち、この一時記録メモリの内容を順次更新しながら当該容量分の最新の映像データを一時記録メモリに記録保持させる機能と、連続的に配信されてくる一連の映像データの中から予め任意に指定されている保存対象が登場してから退場するまでの映像データを特定する機能と、保存対象が登場する映像データが特定された際に、この特定位置を基準としてその直前の各映像データを前記一時記録メモリから読み出し取得する機能と、取得した直前の各映像データと前記保存対象が登場してから退場するまでの各映像データを保存記録させる機能とを実現させるためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体を提供するようにしてもよい。
携帯端末装置として適用したの基本的な構成要素を示したブロック図である。 折り畳み式の装置本体を開いた状態において、メイン表示部9にテレビ映像が表示されたテレビ画面の表示例を示した図。 ダイジェスト録画時に使用される一時記録メモリ21と、この一時記録メモリ21から転送されるダイジェスト映像を記録するダイジェスト録画メモリ22を説明するための図。 任意指定の保存対象が登録されるキーワードテーブル23の内容を示した図。 任意に指定したテレビ放送番組を“ダイジェスト録画”する場合の動作を示したフローチャート。 図5に続く、フローチャート。 書き込みポインタWPと読み出しポインタRPとの関係を説明するための図。 ダイジェスト録画メモリ22に映像データが保存記録された様子を示し、(A)は、区切りシーンマークが検出されなかった場合、(B)は、保存対象が一旦退場してから10秒経過する前に保存対象が再登場した場合を示した図。 第2実施例のパターンテーブル24の内容を示した図。
符号の説明
1 CPU
2 記憶部
3 記録メディア
5 電話通信部
9 メイン表示部
11 テレビ受信部
13 内蔵スピーカ
14 イヤホーン
15 キー操作部
21 一時記録メモリ
22 ダイジェスト録画メモリ
23 キーワードテーブル
WP 書き込みポインタ
RP 読み出しポインタ

Claims (10)

  1. 連続的に配信されてくる一連の映像データを受信する映像受信装置であって、
    受信した映像データを記録保持する一時記録メモリにその容量分の映像データを順次書き込んだのち、この一時記録メモリの内容を順次更新しながら当該容量分の最新の映像データを一時記録メモリに記録保持させる記録更新手段と、
    連続的に配信されてくる一連の映像データの中から予め任意に指定されている保存対象が登場してから退場するまでの映像データを特定する特定手段と、
    この特定手段によって保存対象が登場する映像データが特定された際に、この特定位置を基準としてその直前の各映像データを前記一時記録メモリから読み出し取得する取得手段と、
    この取得手段によって得られた直前の各映像データと前記保存対象が登場してから退場するまでの各映像データを保存記録させる保存制御手段と、
    を具備したことを特徴とする映像受信装置。
  2. 映像データに関連する文字情報が当該映像データに重畳されて順次配信されてくるデジタル放送を受信した際に、前記特定手段は、予め任意に指定されている保存対象を表すためのキーワードが受信した文字情報内に含まれているか否かに基づいて保存対象が登場してから退場するまでの映像データを特定する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の映像受信装置。
  3. 前記特定手段は、受信した映像データを順次解析して、予め任意に指定されている保存対象を表すための特徴パターンが含まれているか否かに基づいて保存対象が登場してから退場するまでの映像データを特定する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の映像受信装置。
  4. 前記取得手段は、前記一時記録メモリから直前の各映像データを読み出し取得する際に、保存対象が登場した時点から所定時間前までの各映像データを直前の映像データとして読み出し取得する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の映像受信装置。
  5. 一連の映像データの中から場面が大きく変化する変化点が存在する場合に、この変化点を区切り位置として検出する検出手段を設け、
    前記保存対象が登場する映像データの特定位置から所定時間前までの間に、前記検出手段によって区切り位置が検出された場合に、前記取得手段は、この区切り位置から前記特定位置までの各映像データを直前の映像データとして読み出し取得する、
    ようにしたことを特徴とする請求項4記載の映像受信装置。
  6. 前記特定手段によって保存対象が退場した映像データが特定された際に、前記保存制御手段は、この特定位置を基準としてその直後の各映像データを記録保存させる、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の映像受信装置。
  7. 前記保存制御手段は、保存対象が退場した位置を基準としてその直後の各映像データを記録保存させる際に、保存対象が退場した時点から所定時間が経過するまでの各映像データを直後の映像データとして記録保存させる、
    ようにしたことを特徴とする請求項6記載の映像受信装置。
  8. 一連の映像データの中から場面が大きく変化する変化点が存在する場合に、この変化点を区切り位置として検出する検出手段を設け、
    前記保存対象が退場する映像データの特定位置から所定時間が経過するまでの間に、前記検出手段によって区切り位置が検出された場合に、前記保存制御手段は、前記特定位置から当該区切り位置までの各映像データを直後の映像データとして記録保存させる、
    ようにしたことを特徴とする請求項7記載の映像受信装置。
  9. 前記特定手段は、連続的に配信されてくる一連の映像データの中から保存対象が登場してから退場するまでの映像データを特定した後、当該保存対象が再登場する毎に映像データを特定する動作を繰り返し、
    前記保存制御手段は、保存対象が再登場する毎に、その直前の各映像データを保存記録させると共に保存対象が登場してから退場するまでの各映像データを保存記録させる動作を繰り返す、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の映像受信装置。
  10. コンピュータに対して、
    受信した映像データを記録保持する一時記録メモリにその容量分の映像データを順次書き込んだのち、この一時記録メモリの内容を順次更新しながら当該容量分の最新の映像データを一時記録メモリに記録保持させる機能と、
    連続的に配信されてくる一連の映像データの中から予め任意に指定されている保存対象が登場してから退場するまでの映像データを特定する機能と、
    保存対象が登場する映像データが特定された際に、この特定位置を基準としてその直前の各映像データを前記一時記録メモリから読み出し取得する機能と、
    取得した直前の各映像データと前記保存対象が登場してから退場するまでの各映像データを保存記録させる機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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