JP2004103191A - コンテンツ記録再生装置 - Google Patents
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Abstract
【構成】正規の録画指示がなされてない状態でもリングファイルを形成して一時的な録画を行う常時録画機能、および正規の録画指示によって録画を行う正規録画機能を備え、さらに記録媒体に画像データを記録すると同時に再生を行うコンテンツ記録再生装置において、常時録画によって記録された画像データの一部を正規録画のよって作成された画像データに結合する。
【効果】機器の内部処理時間の影響によって、オペレータが所望する録画範囲に対して正規録画画像データの不足している部分に、常時録画の画像データから不足分を補うことができる。よって、オペレータの所望する範囲全てを含む画像データを作成することができる。
【選択図】 図1
【効果】機器の内部処理時間の影響によって、オペレータが所望する録画範囲に対して正規録画画像データの不足している部分に、常時録画の画像データから不足分を補うことができる。よって、オペレータの所望する範囲全てを含む画像データを作成することができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、コンテンツ記録再生装置に関し、特にたとえばハードディスクビデオレコーダに適用され、記録媒体へのコンテンツの記録と並行して当該記録媒体からコンテンツを再生する、コンテンツ記録再生装置に関する。
【0002】
【従来技術】
従来のこの種のコンテンツ記録再生装置では、電源が投入されると、所望のチャンネルのコンテンツが記録媒体のテンポラリ領域に記録され、同時に当該コンテンツがテンポラリ領域から再生されていた。さらに、テンポラリ領域へ記録中に記録操作が行われると、コンテンツの記録先がテンポラリ領域から正規領域に変更され、記録操作後に取り込まれたコンテンツが正規に記録媒体に保存されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来技術では、記録媒体から書き込まれたコンテンツがモニタやスピーカから出力されるまでに内部の再生処理分の時間差があったため、記録操作が行われた時点に内部で再生処理されていた再生部分は、すでにテンポラリ領域に存在していた。よって、当該再生部分は後で別のコンテンツによって上書きされてしまうという問題があった。
【0004】
それゆえに、この発明の主たる目的は、録画指示がなされた時点で再生処理されていた部分コンテンツを保護することができる、コンテンツ記録再生装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、連続して取り込まれる所望のコンテンツを記録指示に関係なく記録媒体に記録する記録手段、記録手段の記録と並行して記録媒体から所望コンテンツを再生する再生手段、所望コンテンツのうち記録指示に先立つ特定タイミングよりも前に記録されたコンテンツに上書き許可を設定する第1設定手段、および所望コンテンツのうち特定タイミング以降に記録されたコンテンツに上書き禁止を設定する第2設定手段を備える、コンテンツ記録再生装置である。
【0006】
【作用】
記録手段は、連続して取り込まれる所望のコンテンツを記録指示に関係なく記録媒体に記録する。再生手段は、記録手段の記録と並行して記録媒体から所望コンテンツを再生する。第1設定手段は、所望コンテンツのうち記録指示に先立つ特定タイミングよりも前に記録されたコンテンツに上書き許可を設定する。第2設定手段は、特定タイミング以降に記録されたコンテンツに上書き禁止を設定する。
【0007】
好ましい局面では、記録手段は、記録指示に先立って取り込まれたコンテンツを記録媒体に形成された第1ファイルに書き込む第1ファイル書込手段、および記録指示以降に取り込まれたコンテンツを前記記録媒体に形成された第2ファイルに書き込む第2ファイル書き込み手段を含む。このとき、第1設定手段は、上書き許可に対応する第1識別子を前記第1ファイルに割り当てる第1識別子割り当て手段を含む。さらに、第2設定手段は、上書き禁止に対応する第2識別子を第2ファイルに割り当てる第2識別子割り当て手段、および特定タイミング以降に第1ファイルに書き込まれた部分コンテンツを前記第2ファイルに転送する転送手段を含む。
【0008】
他の好ましい局面では、所望コンテンツが複数のブロックによって形成されており、特定タイミングは記録指示が与えられた時点の再生部分を含む特定ブロックの端部の記録タイミングである。
【0009】
さらに他の好ましい局面では、特定ブロックの端部とは特定ブロックの先頭である。
【0010】
またさらに他の好ましい局面では、記録手段は、記録媒体への記録に先立って所望コンテンツを第1バッファメモリに一時的に格納する第1格納手段を含む。また、再生手段は、記録媒体から再生された所望コンテンツを出力に先立って一時的に第2バッファメモリに格納する第2格納手段を含む。
【0011】
【発明の効果】
この発明によれば、第2設定手段によって上書き禁止を設定することにより、記録指示がなされたときに既にテンポラリ領域に記録されている所望コンテンツを保護することができる。さらに、保護した所望コンテンツを記録指示がなされてから記録された正規記録コンテンツに結合することにより、記録指示がなされたときに既にテンポラリ領域に記録されていた所望コンテンツを含む記録コンテンツを作成することができる。
【0012】
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0013】
【実施例】
図1を参照して、この実施例のハードディスクビデオレコーダ10は、アナログ受信機12を含む。アナログ受信機12は、アンテナ(図示せず)から高周波テレビジョン信号を受け、所望のチャネルのコンポジットのビデオ信号およびオーディオ信号を出力する。コンポジットビデオ信号はNTSCデコーダ14に与えられ、オーディオ信号はオーディオA/D変換器18に与えられる。
【0014】
NTSCデコーダ14は、与えられたコンポジットビデオ信号をデコードしてビデオデータを出力する。一方、オーディオA/D変換器18はオーディオ信号にA/D変換を施してオーディオデータを出力する。
【0015】
ビデオデータおよびオーディオデータはそれぞれ、MPEGエンコーダ44を形成するMPEGビデオエンコーダ16およびMPEGオーディオエンコーダ20に与えられる。これにより、ビデオデータはMPEGビデオエンコーダ16によってビデオPESに変換され、オーディオデータはMPEGオーディオエンコーダ20によってオーディオPESに変換される。
【0016】
マルチプレクサ22は、MPEGビデオエンコーダ16およびMPEGオーディオエンコーダ20から出力されたビデオPESおよびオーディオPESを多重してMPEG−PSを生成し、生成したMPEG−PSをMPEGバッファ24を介してHDD(Hard Disk Drive)26に与える。HDD26は、MPEG−PSが格納されたMPEGファイルを内蔵型のハードディスク28上に作成する。こうして、所望の番組の映像と音声とがハードディスク28に記録される。なお、放送される番組やハードディスク28に形成されるMPEGファイルは、“コンテンツ”と定義してもよい。
【0017】
HDD26によって、ハードディスク28に記録されたMPEGファイルからMPEG−PSが再生されると、当該MPEG−PSはMPEGデコーダ46を形成するMPEGバッファ30を介してデマルチプレクサ32に与えられる。デマルチプレクサ32は、与えられたMPEG−PSからビデオPESおよびオーディオPESを抽出し、ビデオPESをMPEGビデオデコーダ34に、オーディオPESをMPEGオーディオデコーダ38にそれぞれ与える。
【0018】
MPEGビデオデコーダ34は、与えられたビデオPESをデコードしてビデオデータを生成し、生成したビデオデータをNTSCエンコーダ36に与える。ビデオデータは、NTSCエンコーダ36によってコンポジットビデオ信号に変換され、変換されたコンポジットビデオ信号はテレビモニタ42に出力される。この結果、所望の番組の再生映像が、テレビモニタ42に表示される。
【0019】
MPEGオーディオデコーダ38は、与えられたオーディオPESをデコードしてオーディオデータを生成する。生成されたオーディオデータはオーディオD/A変換器40によってアナログオーディオ信号に変換され、変換されたオーディオ信号はテレビモニタ42に出力される。この結果、所望の番組の再生音声が、テレビモニタ42のスピーカから出力される。
【0020】
この実施例のハードディスクビデオレコーダ10は、オペレータの録画指示に従って録画をする正規録画機能の他、オペレータの録画指示の出てないときに録画する常時録画機能を有する。常時録画機能をオン状態にすると、電源の投入と同時に番組録画(常時録画)が開始される。常時録画時にハードディスク28上に作成される常時録画MPEGファイル100(図3)には、ファイル名“RINGBUFF.mpg”が割り当てられる。
【0021】
ただし、常時録画によって作成されるMPEGファイルのサイズは予め規定されており、取り込まれたMPEG−PSのサイズがこの規定サイズを超えると、先行するMPEG−PSは、後続のMPEG−PSによって上書きされる。つまり、MPEG−PSのサイズが規定サイズを超えた時点で、MPEGファイルはいわゆるリングファイルとなる。
【0022】
図2および図3を参照して、常時録画が行われている途中で録画開始キー54が操作されると、CPU50は、録画開始キー54が操作されたタイミングにテレビモニタ42によって出力されているフレームA(録画開始点フレーム)の時間情報(録画開始点時間情報)を取得する。
【0023】
録画開始点時間情報の取得が完了すると、常時録画を停止し、正規録画を開始する。常時録画を停止すると“RINGBUFF.mpg”100をクローズする。また、正規録画を開始すると“SAN****.mpg”というファイル名の正規録画MPEGファイルを作成する。ここで、この時点で作成した正規録画MPEGファイルを補完前正規録画MPEGファイル104とする。正規録画は、録画開始キー54が操作された時にエンコードされたフレームBから記録を開始する。したがって、補完前正規録画MPEGファイル104(SAN****.mpg)の先頭フレームBは、録画開始点フレームAからMPEG再生処理分遅れたフレームとなる。
【0024】
正規録画を開始した後に録画停止キー56が操作されると、常時録画MPEGファイル“RINGBUFF.mpg”100の中から録画開始点時間情報により録画開始点フレームAをサーチし、“RINGBUFF.mpg”の先頭からのオフセット110を取得する。図4に示すように、オフセット110は、録画開始点フレームより前で、かつ最も近いGOP(Group of Picture)の先頭にあるシーケンスヘッダの位置に設定される。これによって、後述のMPEGデータの切り出しが容易なる。録画開始点フレームAまでのオフセット110を取得すると、常時録画MPEGファイル“RINGBUFF.mpg”100のオフセット110以降のMPEGデータを切り取り、補完前正規録画MPEGファイル104の先頭に結合する。これにより、録画開始フレームAを含む補完正規録画MPEGファイル106ができる。
【0025】
補完正規録画MPEGファイル106の作成が完了されると再び常時録画が開始される。なお、補完正規録画MPEGファイル106の作成処理は、正規録画処理および常時録画処理と独立しているため、正規録画処理および常時録画処理と同時に処理してもよい。
【0026】
CPU50は、電源の投入によってシステム全体が起動したとき、ROM52に記憶された制御プログラムに基づいて、図5〜図8に示すフロー図を処理する。まず、図5を参照して、ステップS1では常時録画MPEGファイル100を作成するとともに、作成されたファイルをオープンする。具体的には、ファイル名が“RINGBUFF.mpg”というMPEGファイルをハードディスク28上に新規に作成し、作成したMPEGファイルをオープンする。 次にステップS3では、ステップS1にて作成された“RINGBUFF.mpg”100をオープンし、“RINGBUFF.mpg”100の先頭からの再生を開始する。
【0027】
次のステップS5では、入力したアナログ画像である放送番組をMPEGエンコーダにてMPEGデータにエンコードし、MPEG−PSを生成する。生成されたMPEG−PSは、ステップS1で作成した“RINGBUFF.mpg”100に記録される。また、ステップS7ではステップS5にて”RINGBUFF.mpg”100に記録しているMPEGデータを読み出し、順次再生する。よって、ステップS5とステップS7で同時録画再生を実現している。次のステップS9では、録画開始キー54の操作による割り込みを監視しており、録画開始キー54の割り込みがなければステップS5の番組録画およびステップS7の再生を継続し、録画開始キー54の割り込みがあればステップS11の常時録画停止処理に移る。
【0028】
ステップS11では、図6に示すステップS121〜S125の常時録画停止処理ルーチンを行う。まず、ステップS121で録画開始キー54による割り込みが入った時点の録画開始点時間情報を取得する。次にステップS123でMPEGエンコーダ44をストップし、S125で常時録画MPEGファイル“RINGBUFF.mpg”100をクローズする。“RINGBUFF.mpg”100をクローズするとメイン処理に戻り、ステップS13で再生を停止する。
【0029】
次に、ステップS15にて正規録画を開始する。正規録画を開始すると図7に示すステップS131〜S133の手順を踏んで正規録画が開始される。正規録画開始処理について述べると、ステップS131で補完前正規録画MPEGファイル“SAN****.mpg”104をオープンして、ステップS133でMPEGエンコーダ44をスタートさせ、メイン処理に戻る。正規録画が開始されると、ステップS17で“SAN****.mpg”104に記録している内容についての再生が開始される。
【0030】
次に、ステップS19の正規録画処理とステップS21の再生処理を行う。つまり、録画開始キー54の操作後に生成されたMPEG−PSは、ステップS19の正規録画処理によって“SAN****.mpg”104に記録され、ステップS21の再生処理によって“SAN****.mpg”104から再生される。次のステップS23で、録画停止キー56による割り込みを監視する。ステップS23で録画停止キー56の割り込みがなければ、ステップS19の正規録画処理およびステップS21の再生処理を継続する。一方、ステップS23で録画停止キーの割り込みが入ると、ステップS25の正規録画停止処理へと移行する。
【0031】
正規録画停止処理は図8のステップS141〜S147で示すように処理される。まず、ステップS141でMPEGエンコーダ44を停止し、次にステップS143で補完前正規録画MPEGファイル“SAN****.mpg”104をクローズする。補完前正規録画MPEGファイル104のクローズが終了すると、ステップS145で、ステップS121にて取得した録画開始点時間情報より常時録画MPEGファイル“RINGBUFF.mpg”100の中の録画開始点フレームをサーチして、常時録画MPEGファイル“RINGBUFF.mpg”100の先頭フレームからのオフセット110を取得する。オフセット110は、次のステップS147での切り出し処理を効率よく行うために、録画開始点フレームから遡って最も近いシーケンスヘッダの位置となるようにする。これによって、切り出し処理はGOP単位で行われる。次にステップS147では、オフセット110以降を切り出して、切り出したものを“SAN****TMP.mpg”というファイル名の一時ファイル102にする。“SAN****TMP.mpg”102への切り出しが完了したら、ステップS149およびステップS151の処理を実行し、補完前正規録画MPEGファイル“SAN****.mpg”104の先頭に“SAN****TMP.mpg”102を追加する。これによって、補完正規録画MPEGファイル106が作成され、よって、“SAN***TMP.mpg”は補完正規録画MPEGファイル106の一部となるため、以降、常時録画によって上書きされることはない。
【0032】
補完前正規録画MPEGファイル104に“SAN****TMP.mpg”102を結合するときの具体的な方法は、以下のようにファイルシステムを更新することにより実現する。まずステップS149で、“SAN****TMP.mpg”102、“SAN****.mpg”104の順で連続しかつ1つのファイルとなるように、ファイル名を“SAN****CMB.mpg”として、ファイルシステムを再構築する。ファイルシステムの再構築が完了したら、ステップS151でファイル名を“SAN****CMB.mpg”から“SAN****.mpg”に変更する。これにより、補完前正規録画MPEGファイル“SAN****.mpg”104は、先頭に“SAN****.TMP.mpg”102を追加結合し、補完正規録画MPEGファイル“SAN****.mpg”106となる。
【0033】
正規録画停止処理が完了すると処理はステップS1に戻り、再び常時録画および常時録画している内容の再生を開始する。
【0034】
以上の説明から分かるように、録画開始キー54が操作されたタイミングに表示モニタに表示されているフレームを含むMPEGファイルが作成される。つまり、オペレータが表示モニタで確認したフレーム以降の画像データについて欠落のない記録コンテンツを作成することができる。
【0035】
なお、この実施例では、オフセット110の位置を録画開始点フレーム以前で最も近いシーケンスヘッダの位置としたが、録画開始点フレームの以前および以降を問わず、録画開始点フレームから最も近いシーケンスヘッダの位置をオフセットとしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】録画開始点フレームと正規録画MPEGファイル先頭フレームを示す図解図である。
【図3】補完正規録画ファイルの作成処理を示す図解図である。
【図4】オフセット位置を示す図解図である。
【図5】図1実施例の動作の一部を示すフロー図である。
【図6】図1実施例の動作のその他の一部を示すフロー図である。
【図7】図1実施例の動作のその他の一部を示すフロー図である。
【図8】図1実施例の動作のその他の一部を示すフロー図である。
【符号の説明】
10…ハードディスクビデオレコーダ
11…アナログ受信機
13…MPEGビデオエンコーダ
15…MPEGオーディオエンコーダ
18…HDD
22…MPEGビデオデコーダ
24…MPEGオーディオエンコーダ
26…テレビモニタ
44…MPEGエンコーダ
46…MPEGデコーダ
【発明の属する技術分野】
この発明は、コンテンツ記録再生装置に関し、特にたとえばハードディスクビデオレコーダに適用され、記録媒体へのコンテンツの記録と並行して当該記録媒体からコンテンツを再生する、コンテンツ記録再生装置に関する。
【0002】
【従来技術】
従来のこの種のコンテンツ記録再生装置では、電源が投入されると、所望のチャンネルのコンテンツが記録媒体のテンポラリ領域に記録され、同時に当該コンテンツがテンポラリ領域から再生されていた。さらに、テンポラリ領域へ記録中に記録操作が行われると、コンテンツの記録先がテンポラリ領域から正規領域に変更され、記録操作後に取り込まれたコンテンツが正規に記録媒体に保存されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来技術では、記録媒体から書き込まれたコンテンツがモニタやスピーカから出力されるまでに内部の再生処理分の時間差があったため、記録操作が行われた時点に内部で再生処理されていた再生部分は、すでにテンポラリ領域に存在していた。よって、当該再生部分は後で別のコンテンツによって上書きされてしまうという問題があった。
【0004】
それゆえに、この発明の主たる目的は、録画指示がなされた時点で再生処理されていた部分コンテンツを保護することができる、コンテンツ記録再生装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、連続して取り込まれる所望のコンテンツを記録指示に関係なく記録媒体に記録する記録手段、記録手段の記録と並行して記録媒体から所望コンテンツを再生する再生手段、所望コンテンツのうち記録指示に先立つ特定タイミングよりも前に記録されたコンテンツに上書き許可を設定する第1設定手段、および所望コンテンツのうち特定タイミング以降に記録されたコンテンツに上書き禁止を設定する第2設定手段を備える、コンテンツ記録再生装置である。
【0006】
【作用】
記録手段は、連続して取り込まれる所望のコンテンツを記録指示に関係なく記録媒体に記録する。再生手段は、記録手段の記録と並行して記録媒体から所望コンテンツを再生する。第1設定手段は、所望コンテンツのうち記録指示に先立つ特定タイミングよりも前に記録されたコンテンツに上書き許可を設定する。第2設定手段は、特定タイミング以降に記録されたコンテンツに上書き禁止を設定する。
【0007】
好ましい局面では、記録手段は、記録指示に先立って取り込まれたコンテンツを記録媒体に形成された第1ファイルに書き込む第1ファイル書込手段、および記録指示以降に取り込まれたコンテンツを前記記録媒体に形成された第2ファイルに書き込む第2ファイル書き込み手段を含む。このとき、第1設定手段は、上書き許可に対応する第1識別子を前記第1ファイルに割り当てる第1識別子割り当て手段を含む。さらに、第2設定手段は、上書き禁止に対応する第2識別子を第2ファイルに割り当てる第2識別子割り当て手段、および特定タイミング以降に第1ファイルに書き込まれた部分コンテンツを前記第2ファイルに転送する転送手段を含む。
【0008】
他の好ましい局面では、所望コンテンツが複数のブロックによって形成されており、特定タイミングは記録指示が与えられた時点の再生部分を含む特定ブロックの端部の記録タイミングである。
【0009】
さらに他の好ましい局面では、特定ブロックの端部とは特定ブロックの先頭である。
【0010】
またさらに他の好ましい局面では、記録手段は、記録媒体への記録に先立って所望コンテンツを第1バッファメモリに一時的に格納する第1格納手段を含む。また、再生手段は、記録媒体から再生された所望コンテンツを出力に先立って一時的に第2バッファメモリに格納する第2格納手段を含む。
【0011】
【発明の効果】
この発明によれば、第2設定手段によって上書き禁止を設定することにより、記録指示がなされたときに既にテンポラリ領域に記録されている所望コンテンツを保護することができる。さらに、保護した所望コンテンツを記録指示がなされてから記録された正規記録コンテンツに結合することにより、記録指示がなされたときに既にテンポラリ領域に記録されていた所望コンテンツを含む記録コンテンツを作成することができる。
【0012】
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0013】
【実施例】
図1を参照して、この実施例のハードディスクビデオレコーダ10は、アナログ受信機12を含む。アナログ受信機12は、アンテナ(図示せず)から高周波テレビジョン信号を受け、所望のチャネルのコンポジットのビデオ信号およびオーディオ信号を出力する。コンポジットビデオ信号はNTSCデコーダ14に与えられ、オーディオ信号はオーディオA/D変換器18に与えられる。
【0014】
NTSCデコーダ14は、与えられたコンポジットビデオ信号をデコードしてビデオデータを出力する。一方、オーディオA/D変換器18はオーディオ信号にA/D変換を施してオーディオデータを出力する。
【0015】
ビデオデータおよびオーディオデータはそれぞれ、MPEGエンコーダ44を形成するMPEGビデオエンコーダ16およびMPEGオーディオエンコーダ20に与えられる。これにより、ビデオデータはMPEGビデオエンコーダ16によってビデオPESに変換され、オーディオデータはMPEGオーディオエンコーダ20によってオーディオPESに変換される。
【0016】
マルチプレクサ22は、MPEGビデオエンコーダ16およびMPEGオーディオエンコーダ20から出力されたビデオPESおよびオーディオPESを多重してMPEG−PSを生成し、生成したMPEG−PSをMPEGバッファ24を介してHDD(Hard Disk Drive)26に与える。HDD26は、MPEG−PSが格納されたMPEGファイルを内蔵型のハードディスク28上に作成する。こうして、所望の番組の映像と音声とがハードディスク28に記録される。なお、放送される番組やハードディスク28に形成されるMPEGファイルは、“コンテンツ”と定義してもよい。
【0017】
HDD26によって、ハードディスク28に記録されたMPEGファイルからMPEG−PSが再生されると、当該MPEG−PSはMPEGデコーダ46を形成するMPEGバッファ30を介してデマルチプレクサ32に与えられる。デマルチプレクサ32は、与えられたMPEG−PSからビデオPESおよびオーディオPESを抽出し、ビデオPESをMPEGビデオデコーダ34に、オーディオPESをMPEGオーディオデコーダ38にそれぞれ与える。
【0018】
MPEGビデオデコーダ34は、与えられたビデオPESをデコードしてビデオデータを生成し、生成したビデオデータをNTSCエンコーダ36に与える。ビデオデータは、NTSCエンコーダ36によってコンポジットビデオ信号に変換され、変換されたコンポジットビデオ信号はテレビモニタ42に出力される。この結果、所望の番組の再生映像が、テレビモニタ42に表示される。
【0019】
MPEGオーディオデコーダ38は、与えられたオーディオPESをデコードしてオーディオデータを生成する。生成されたオーディオデータはオーディオD/A変換器40によってアナログオーディオ信号に変換され、変換されたオーディオ信号はテレビモニタ42に出力される。この結果、所望の番組の再生音声が、テレビモニタ42のスピーカから出力される。
【0020】
この実施例のハードディスクビデオレコーダ10は、オペレータの録画指示に従って録画をする正規録画機能の他、オペレータの録画指示の出てないときに録画する常時録画機能を有する。常時録画機能をオン状態にすると、電源の投入と同時に番組録画(常時録画)が開始される。常時録画時にハードディスク28上に作成される常時録画MPEGファイル100(図3)には、ファイル名“RINGBUFF.mpg”が割り当てられる。
【0021】
ただし、常時録画によって作成されるMPEGファイルのサイズは予め規定されており、取り込まれたMPEG−PSのサイズがこの規定サイズを超えると、先行するMPEG−PSは、後続のMPEG−PSによって上書きされる。つまり、MPEG−PSのサイズが規定サイズを超えた時点で、MPEGファイルはいわゆるリングファイルとなる。
【0022】
図2および図3を参照して、常時録画が行われている途中で録画開始キー54が操作されると、CPU50は、録画開始キー54が操作されたタイミングにテレビモニタ42によって出力されているフレームA(録画開始点フレーム)の時間情報(録画開始点時間情報)を取得する。
【0023】
録画開始点時間情報の取得が完了すると、常時録画を停止し、正規録画を開始する。常時録画を停止すると“RINGBUFF.mpg”100をクローズする。また、正規録画を開始すると“SAN****.mpg”というファイル名の正規録画MPEGファイルを作成する。ここで、この時点で作成した正規録画MPEGファイルを補完前正規録画MPEGファイル104とする。正規録画は、録画開始キー54が操作された時にエンコードされたフレームBから記録を開始する。したがって、補完前正規録画MPEGファイル104(SAN****.mpg)の先頭フレームBは、録画開始点フレームAからMPEG再生処理分遅れたフレームとなる。
【0024】
正規録画を開始した後に録画停止キー56が操作されると、常時録画MPEGファイル“RINGBUFF.mpg”100の中から録画開始点時間情報により録画開始点フレームAをサーチし、“RINGBUFF.mpg”の先頭からのオフセット110を取得する。図4に示すように、オフセット110は、録画開始点フレームより前で、かつ最も近いGOP(Group of Picture)の先頭にあるシーケンスヘッダの位置に設定される。これによって、後述のMPEGデータの切り出しが容易なる。録画開始点フレームAまでのオフセット110を取得すると、常時録画MPEGファイル“RINGBUFF.mpg”100のオフセット110以降のMPEGデータを切り取り、補完前正規録画MPEGファイル104の先頭に結合する。これにより、録画開始フレームAを含む補完正規録画MPEGファイル106ができる。
【0025】
補完正規録画MPEGファイル106の作成が完了されると再び常時録画が開始される。なお、補完正規録画MPEGファイル106の作成処理は、正規録画処理および常時録画処理と独立しているため、正規録画処理および常時録画処理と同時に処理してもよい。
【0026】
CPU50は、電源の投入によってシステム全体が起動したとき、ROM52に記憶された制御プログラムに基づいて、図5〜図8に示すフロー図を処理する。まず、図5を参照して、ステップS1では常時録画MPEGファイル100を作成するとともに、作成されたファイルをオープンする。具体的には、ファイル名が“RINGBUFF.mpg”というMPEGファイルをハードディスク28上に新規に作成し、作成したMPEGファイルをオープンする。 次にステップS3では、ステップS1にて作成された“RINGBUFF.mpg”100をオープンし、“RINGBUFF.mpg”100の先頭からの再生を開始する。
【0027】
次のステップS5では、入力したアナログ画像である放送番組をMPEGエンコーダにてMPEGデータにエンコードし、MPEG−PSを生成する。生成されたMPEG−PSは、ステップS1で作成した“RINGBUFF.mpg”100に記録される。また、ステップS7ではステップS5にて”RINGBUFF.mpg”100に記録しているMPEGデータを読み出し、順次再生する。よって、ステップS5とステップS7で同時録画再生を実現している。次のステップS9では、録画開始キー54の操作による割り込みを監視しており、録画開始キー54の割り込みがなければステップS5の番組録画およびステップS7の再生を継続し、録画開始キー54の割り込みがあればステップS11の常時録画停止処理に移る。
【0028】
ステップS11では、図6に示すステップS121〜S125の常時録画停止処理ルーチンを行う。まず、ステップS121で録画開始キー54による割り込みが入った時点の録画開始点時間情報を取得する。次にステップS123でMPEGエンコーダ44をストップし、S125で常時録画MPEGファイル“RINGBUFF.mpg”100をクローズする。“RINGBUFF.mpg”100をクローズするとメイン処理に戻り、ステップS13で再生を停止する。
【0029】
次に、ステップS15にて正規録画を開始する。正規録画を開始すると図7に示すステップS131〜S133の手順を踏んで正規録画が開始される。正規録画開始処理について述べると、ステップS131で補完前正規録画MPEGファイル“SAN****.mpg”104をオープンして、ステップS133でMPEGエンコーダ44をスタートさせ、メイン処理に戻る。正規録画が開始されると、ステップS17で“SAN****.mpg”104に記録している内容についての再生が開始される。
【0030】
次に、ステップS19の正規録画処理とステップS21の再生処理を行う。つまり、録画開始キー54の操作後に生成されたMPEG−PSは、ステップS19の正規録画処理によって“SAN****.mpg”104に記録され、ステップS21の再生処理によって“SAN****.mpg”104から再生される。次のステップS23で、録画停止キー56による割り込みを監視する。ステップS23で録画停止キー56の割り込みがなければ、ステップS19の正規録画処理およびステップS21の再生処理を継続する。一方、ステップS23で録画停止キーの割り込みが入ると、ステップS25の正規録画停止処理へと移行する。
【0031】
正規録画停止処理は図8のステップS141〜S147で示すように処理される。まず、ステップS141でMPEGエンコーダ44を停止し、次にステップS143で補完前正規録画MPEGファイル“SAN****.mpg”104をクローズする。補完前正規録画MPEGファイル104のクローズが終了すると、ステップS145で、ステップS121にて取得した録画開始点時間情報より常時録画MPEGファイル“RINGBUFF.mpg”100の中の録画開始点フレームをサーチして、常時録画MPEGファイル“RINGBUFF.mpg”100の先頭フレームからのオフセット110を取得する。オフセット110は、次のステップS147での切り出し処理を効率よく行うために、録画開始点フレームから遡って最も近いシーケンスヘッダの位置となるようにする。これによって、切り出し処理はGOP単位で行われる。次にステップS147では、オフセット110以降を切り出して、切り出したものを“SAN****TMP.mpg”というファイル名の一時ファイル102にする。“SAN****TMP.mpg”102への切り出しが完了したら、ステップS149およびステップS151の処理を実行し、補完前正規録画MPEGファイル“SAN****.mpg”104の先頭に“SAN****TMP.mpg”102を追加する。これによって、補完正規録画MPEGファイル106が作成され、よって、“SAN***TMP.mpg”は補完正規録画MPEGファイル106の一部となるため、以降、常時録画によって上書きされることはない。
【0032】
補完前正規録画MPEGファイル104に“SAN****TMP.mpg”102を結合するときの具体的な方法は、以下のようにファイルシステムを更新することにより実現する。まずステップS149で、“SAN****TMP.mpg”102、“SAN****.mpg”104の順で連続しかつ1つのファイルとなるように、ファイル名を“SAN****CMB.mpg”として、ファイルシステムを再構築する。ファイルシステムの再構築が完了したら、ステップS151でファイル名を“SAN****CMB.mpg”から“SAN****.mpg”に変更する。これにより、補完前正規録画MPEGファイル“SAN****.mpg”104は、先頭に“SAN****.TMP.mpg”102を追加結合し、補完正規録画MPEGファイル“SAN****.mpg”106となる。
【0033】
正規録画停止処理が完了すると処理はステップS1に戻り、再び常時録画および常時録画している内容の再生を開始する。
【0034】
以上の説明から分かるように、録画開始キー54が操作されたタイミングに表示モニタに表示されているフレームを含むMPEGファイルが作成される。つまり、オペレータが表示モニタで確認したフレーム以降の画像データについて欠落のない記録コンテンツを作成することができる。
【0035】
なお、この実施例では、オフセット110の位置を録画開始点フレーム以前で最も近いシーケンスヘッダの位置としたが、録画開始点フレームの以前および以降を問わず、録画開始点フレームから最も近いシーケンスヘッダの位置をオフセットとしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】録画開始点フレームと正規録画MPEGファイル先頭フレームを示す図解図である。
【図3】補完正規録画ファイルの作成処理を示す図解図である。
【図4】オフセット位置を示す図解図である。
【図5】図1実施例の動作の一部を示すフロー図である。
【図6】図1実施例の動作のその他の一部を示すフロー図である。
【図7】図1実施例の動作のその他の一部を示すフロー図である。
【図8】図1実施例の動作のその他の一部を示すフロー図である。
【符号の説明】
10…ハードディスクビデオレコーダ
11…アナログ受信機
13…MPEGビデオエンコーダ
15…MPEGオーディオエンコーダ
18…HDD
22…MPEGビデオデコーダ
24…MPEGオーディオエンコーダ
26…テレビモニタ
44…MPEGエンコーダ
46…MPEGデコーダ
Claims (5)
- 連続して取り込まれる所望のコンテンツを記録指示に関係なく記録媒体に記録する記録手段、
前記記録手段の記録と並行して前記記録媒体から前記所望コンテンツを再生する再生手段、
前記所望コンテンツのうち前記記録指示に先立つ特定タイミングよりも前に記録されたコンテンツに上書き許可を設定する第1設定手段、および
前記所望コンテンツのうち前記特定タイミング以降に記録されたコンテンツに上書き禁止を設定する第2設定手段を備える、コンテンツ記録再生装置。 - 前記記録手段は、前記記録指示に先立って取り込まれたコンテンツを前記記録媒体に形成された第1ファイルに書き込む第1ファイル書込手段、および前記記録指示以降に取り込まれたコンテンツを前記記録媒体に形成された第2ファイルに書き込む第2ファイル書込手段を含み、
前記第1設定手段は前記上書き許可に対応する第1識別子を前記第1ファイルに割り当てる第1識別子割り当て手段を含み、
前記第2設定手段は、前記上書き禁止に対応する第2識別子を前記第2ファイルに割り当てる第2識別子割り当て手段、および前記特定タイミング以降に前記第1ファイルに書き込まれた部分コンテンツを前記第2ファイルに転送する転送手段を含む、請求項1記載のコンテンツ記録再生装置。 - 前記所望コンテンツは複数のブロックによって形成され、
前記特定タイミングは前記記録指示が与えられた時点の再生部分を含む特定ブロックの端部の記録タイミングである、請求項1または2記載のコンテンツ記録再生装置。 - 前記端部は前記特定ブロックの先頭である、請求項3のコンテンツ記録再生装置。
- 前記記録手段は前記記録媒体への記録に先立って前記所望コンテンツを第1バッファメモリに一時的に格納する第1格納手段を含み、
前記再生手段は前記記録媒体から再生された前記所望コンテンツを出力に先立って一時的に第2バッファメモリに格納する第2格納手段を含む、請求項1ないし4のいずれかに記載のコンテンツ記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002267620A JP2004103191A (ja) | 2002-09-13 | 2002-09-13 | コンテンツ記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2002267620A JP2004103191A (ja) | 2002-09-13 | 2002-09-13 | コンテンツ記録再生装置 |
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JP2004103191A true JP2004103191A (ja) | 2004-04-02 |
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ID=32266061
Family Applications (1)
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JP2002267620A Withdrawn JP2004103191A (ja) | 2002-09-13 | 2002-09-13 | コンテンツ記録再生装置 |
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JP (1) | JP2004103191A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007028465A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd | 映像受信装置及びプログラム |
-
2002
- 2002-09-13 JP JP2002267620A patent/JP2004103191A/ja not_active Withdrawn
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