JP5630845B2 - 端末装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、端末装置及びプログラムに係わり、詳しくはコンテンツを表示手段に表示させる端末装置及びそのためのプログラムに関する。
従来、携帯電話機などの端末装置には、放送局から放送波によって送信されるコンテンツ(例えば、テレビジョン番組やコマーシャル放送(CM)など)を受信して表示する機能や、コンテンツ(動画など)を提供する装置から送信されるコンテンツを通信網を介して受信して表示する機能が搭載されているものがある。
上述した複数のコンテンツにおいては、各コンテンツの品質は様々である。たとえば、放送波によって送信されるコンテンツにおいては、デジタル放送による送信とアナログ放送による送信、デジタル放送の広い帯域を使用した送信(例えば、フルセグ放送)と狭い帯域を使用した送信(例えば、1セグ放送)などのように、異なった品質のコンテンツが送信される。
また、コンテンツを提供する装置(例えば、ネットワークを使用した動画配信局の装置)から送信されるコンテンツにおいては、高速通信回線を使用した送信と低速通信回線を使用した送信などのように、異なった品質のコンテンツが送信される。
このような背景下、従来の端末装置として、例えば特許文献1にはデジタル放送受信装置が開示されている。この装置は、低品質のデジタル放送を受信中に、受信感度が改善したときや、コマーシャル放送の開始や終了があったときには、より高品質なデジタル放送に切り替える機能を有している。
特開2005−277873
しかしながら、このような従来のデジタル放送受信装置にあっては、受信感度やコマーシャル放送の切替えに応じてコンテンツの品質を制御することはできるが、コンテンツに含まれる視覚情報、すなわち映像や文字などのユーザの視覚によって認識可能な情報に応じて適切に制御することができないという問題点があった。
例えば、端末装置の画面上にサイズの小さい文字がたくさん表示されるようなコンテンツの場合には、低品質のコンテンツを受信して表示する方の制御を行っていれば、画面に表示する際にこれらの文字がはっきりと表示されないという問題点があった。
前述のデジタル放送受信装置では、このコンテンツをはっきりと表示させるために高品質で表示させようとする場合、ユーザ操作によって高品質のコンテンツに切り替える必要があり、この操作はユーザにとって煩雑であった。特に、コンテンツの表示途中(再生途中)で何回も切り替えなければならない場合には煩雑さが増すという欠点があった。
そこで本発明は、ユーザの煩雑な操作を必要とすることなく、画面に表示されるコンテンツの品質を当該コンテンツに含まれる視覚情報に応じて適切に制御することのできる端末装置及びそのためのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載に記載の発明は、視覚情報を含むコンテンツを表示手段に表示させる端末装置であって、前記表示手段に表示されるコンテンツに含まれる特定オブジェクトのサイズを抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出された前記特定オブジェクトのサイズが所定のサイズよりも小さい場合に前記表示手段に表示されるコンテンツの品質として所定の品質よりも高品質を選択し、所定のサイズよりも大きい場合には前記表示手段に表示されるコンテンツの品質として所定の品質よりも低品質を選択する選択手段と、異なる品質の複数のコンテンツを記憶する記憶手段と、前記選択手段によって選択された品質のコンテンツを、前記記憶手段に記憶されている異なる品質の複数のコンテンツの中から読み出し、該読み出したコンテンツを前記表示手段に表示させる制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の端末装置において、前記抽出手段は、前記表示手段に表示されるコンテンツに含まれる特定オブジェクトの数を抽出することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の端末装置において、前記選択手段は、前記抽出手段によって抽出された前記特定オブジェクトの数が所定の数よりも多い場合に、前記表示手段に表示されるコンテンツの品質として所定の品質よりも高品質を選択することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の端末装置において、前記抽出手段は、前記表示手段に表示されるコンテンツの視覚情報画像認識して前記特定オブジェクトのサイズを抽出することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1記載の端末装置において、前記抽出手段は、前記表示手段に表示されるコンテンツに関する情報が含まれるコンテンツ情報から前記特定オブジェクトのサイズを抽出することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、視覚情報を含むコンテンツを表示手段に表示させる端末装置であって、前記表示手段に表示されるコンテンツに含まれる特定オブジェクトのサイズを抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出された前記特定オブジェクトのサイズが、所定のサイズよりも小さい場合には前記表示手段に表示されるコンテンツの品質として所定の品質よりも高品質を選択し、所定のサイズよりも大きい場合には前記表示手段に表示されるコンテンツの品質として所定の品質よりも低品質を選択する選択手段と、コンテンツを受信する受信手段と、前記選択手段によって選択された品質のコンテンツを、前記受信手段によって受信させ、該受信した品質のコンテンツを前記表示手段に表示させる制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の端末装置において、前記受信手段は、品質の異なる複数のコンテンツを受信し、前記制御手段は、前記選択手段によって選択された品質のコンテンツを、前記受信手段によって受信された前記品質の異なる複数のコンテンツの中から取得して、該取得したコンテンツを前記表示手段に表示させることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項6又は7の何れかに記載の端末装置において、前記受信手段は、放送局から放送波によって送信されるコンテンツを受信することを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項6又は7の何れかに記載の端末装置において、前記受信手段は、コンテンツを提供する装置から配信されるコンテンツを通信網を介して受信することを特徴とする。
請求項10記載の発明は、視覚情報を含むコンテンツを表示画面に表示する端末装置に搭載されるコンピュータに、前記表示画面に表示されるコンテンツに含まれる特定オブジェクトのサイズを抽出する抽出ステップと、前記抽出ステップで抽出された前記特定オブジェクトのサイズが、所定のサイズよりも小さい場合には前記表示画面に表示されるコンテンツの品質として所定の品質よりも高品質を選択し、所定のサイズよりも大きい場合には前記表示画面に表示されるコンテンツの品質として所定の品質よりも低品質を選択する選択ステップと、異なる品質の複数のコンテンツをメモリに記憶しておき、前記選択ステップで選択された品質のコンテンツを、前記メモリに記憶されている異なる品質の複数のコンテンツの中から読み出し、該読み出したコンテンツを前記表示画面に表示させる制御ステップとを実行させることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの煩雑な操作を必要とすることなく、表示されるコンテンツの品質をそのコンテンツに含まれる視覚情報に応じて適切に制御することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
A.構成
(1)システム構成
図1は、本発明の実施形態である携帯電話機10が備える主要機能の概要を説明するためのシステム構成図である。
図1において、携帯電話機10(端末装置に相当)は、移動無線通信機能及びメール送受信機能を備える。移動無線通信機能を用いて通話する場合、携帯電話機10は、位置登録している基地局BSを介して発信側の交換機SWに発呼する。発信側の交換機SWは、発呼に応じて、無線通信網RN中に設けられる加入者登録サーバ(不図示)から問い合せた着番号(加入者番号)及び位置登録情報に基づき着信側の交換機SWを呼び出す。着信側の交換機SWは、着信側の基地局BSを介して着信側の携帯電話機10(不図示)を呼び出し、これに応じて着信側が着呼応答すると、発信側の交換機SWと着信側の交換機SWとのリンクが確立して通話可能になる。
メール送受信機能を用いて携帯電話機10から送信されるメールは、基地局BS、交換機SWおよび無線通信網RN中に設けられるゲートウェイサーバ(不図示)を経てインターネット11に接続されているメールサーバ(不図示)に伝送される。メールサーバは、上述とは逆の経路で宛先のメールアドレスを有する携帯電話機10にメールを送るようになっている。
携帯電話機10は、また、無線通信網RNに接続されているインターネット11(通信網に相当)を介して複数のサーバとの間で情報転送が可能になっている。なお、インターネット11には多数のサーバが接続されているが、ここでは動画配信サーバ12のみを示している。動画配信サーバ12は視覚情報(映像又は文字)と音声を含む各種動画(コンテンツ)をハードディスクなどに保存しており、インターネット11を介してアクセスする端末に対して動画をストリーミング配信又はダウンロードするようになっている。動画配信サーバ12は、回線のスピードの別等に応じ、筋立てが同一の動画について異なる品質のデータファイルを用意している。動画配信サーバ12は、コンテンツを提供する装置を構成する。
また、携帯電話機10は、テレビ局30(放送局)の放送信号(テレビ番組の放送)を受信して出力する機能を備えている。放送信号はテレビ局30に接続される送信基地局31の送信アンテナ(図示略)から無線電波形式で放射される。この場合、送信基地局31はテレビ番組を、フルセグメントの高品質の放送と1セグメントの低品質の放送とを帯域幅の異なる放送波で送信する。ここで、フルセグ放送とは、ISDB−T規格下での12セグメントの放送領域を使用してコンテンツを送信する場合をいい、一般的に画質も音声も高品質である。対し、1セグ放送とは、同規格下での1セグメントの放送領域だけを使用してコンテンツを送信する場合をいい、一般的に画質も音声も低品質である。当然ながら、本発明は、DVB等の他の規格で放送される場合であっても適用可能である。
以上のように、系統の異なる各種基地局から携帯電話機10に対し、視覚情報を含む品質の異なる複数のコンテンツが各系統毎に送信されるシステムとなっている。
(2)携帯電話機10の構成
次に、図2を参照して携帯電話機10の構成を説明する。
図2において、携帯電話機10は内部にCPU(中央制御部)100を備えており、CPU100は、操作部107等から供給される信号に応じて各部の動作を制御する。特に、CPU100は、所定の条件に応じて品質の異なるテレビ番組又は動画の受信を切り替えるようにテレビ放送通信部104又は無線通信部103を制御し、これに応じて表示部106を制御する。
ROM101は、プログラムエリア及びデータエリアを備える。ROM101のプログラムエリアには、CPU100により実行される各種プログラムが記憶される。ここでいう各種プログラムには、上述の各種機能の他、後述するメインルーチン、テレビ機能処理、品質選択処理、テレビ番組制御処理、動画機能処理、動画制御処理、再生処理、及びコンテンツ制御処理を行うアプリケーションプログラムが含まれる。ROM101のデータエリアには、所定のプログラムにより参照される制御データの他、例えば図5、図6に示すような品質選択のための各種パラメータなどの基本情報が格納される。
RAM102は、ワークエリアとして使用されるもので、CPU100が制御動作を行う場合のデータの一時記憶や、図3、図4に示すようなテレビ番組、配信動画に関する情報、及び図5、図6に示すような制御パラメータなどの一時記憶を行う。
この場合、CPU100はROM101から各種パラメータなどの基本情報を読み出してRAM102上にデータエリアを展開し、展開した状態は図2に示すようになる。したがって、RAM102は図2に示すように、テレビ番組記憶部102a、配信動画記憶部102b、抽出方法記憶部102c、品質条件記憶部102dのエリアを有して、各エリアに必要な情報を格納する。
CPU100は、ROM101に格納されている各種プログラムに基づいて装置各部の動作を制御するとともに、RAM102をワークエリアとして使用する。
ここで、CPU100、ROM101及びRAM102は、抽出手段、選択手段、制御手段の機能を実現する。
RAM102の記憶部について詳述すると、テレビ番組記憶部102aは図3に示すようにテレビ番組に関する情報及び実データとして番組のコンテンツを記憶しており、テレビ番組に必要な情報として、例えば番組ID、タイトル(番組名)、放送日時、番組情報、実データ(高品質、低品質)の各項目を格納する。実データは実際に放送されたコンテンツである。実データの区分で高品質とは、フルセグメントで送信されてくる品質の番組をいい、低品質とは、1セグメントで送信されてくる品質の番組をいう。また、番組情報とは、テレビ番組における出演者や番組内で表示されるテロップなどのオブジェクト情報のことであり、高品質と低品質で別々の番組情報となっている構成でもよい。
以上のように、テレビ番組記憶部102aは、異なる品質のコンテンツを記憶することが可能な構成となっている。
配信動画記憶部102bは図4に示すように配信動画に関する情報及び実データとして配信動画のコンテンツを記憶しており、配信動画に必要な情報として、動画ID、タイトル(動画名)、配信日時、動画情報、実データ(高品質、低品質)の各項目を格納する。実データは実際に配信された動画のコンテンツである。
なお、実データの区分で高品質とは、放送がフルセグメントで送信されてくる場合と同様に高い品質の動画をいい、低品質とは、放送が1セグメントで送信されてくる場合と同様に低い品質の動画をいう。動画情報とは、配信動画における出演者や動画内で表示されるテロップなどのオブジェクト情報のことであり、高品質と低品質で別々の動画情報となっている構成でもよい。
以上のように、配信動画記憶部102bは、異なる品質のコンテンツを記憶することが可能な構成となっている。
テレビ番組記憶部102a及び配信動画記憶部102bは、記憶手段を構成する。
抽出方法記憶部102cは図5に示すように、テレビ番組や配信動画のコンテンツから特定の視覚情報を抽出するための抽出方法を格納している。ここでは、特定の視覚情報として図6に即して後述する文字(文字サイズ、文字数)と顔(顔サイズ、顔の数)を想定し、これらの視覚情報を抽出するための方法として文字認識、顔認識、番組情報、動画情報というパラメータを用いる。設定フラグは「1」あるいは「0」の値をとり、設定フラグ=「1」のときは図5に示す抽出方法を適用して抽出を行い、設定フラグ=「0」のときは抽出を行わないことに対応している。
図5に示す例では、文字認識、顔認識のときは設定フラグ=「1」であるから、テレビ番組や配信動画のコンテンツに含まれている文字や顔を、文字認識処理又は顔認識処理によって抽出される。
抽出方法の設定は、ユーザが操作部107を操作して行うが、それ以外にROM101に基本情報として予め設定しておいてもよい。
なお、設定フラグを設定する場合、図5に示す抽出方法のうちの1つだけ「1」でもよいし、あるいは抽出方法のうち両方が「1」であるようにしてもよい。
品質条件記憶部102dは図6に示すように、テレビ番組や配信動画のコンテンツに含まれる特定の視覚情報に対して品質を選択するための品質条件の情報を格納している。特定の視覚情報としては文字サイズ、文字数、顔サイズ、顔の数というパラメータがあり、各パラメータが、例えば文字サイズであれば所定の長さ(cm)未満の場合に高品質を選択するような抽出方法とする。また、文字数であれば所定の文字数よりも多い場合に高品質を選択し、顔サイズであれば所定の長さ(cm)未満の場合に高品質を選択し、顔の数であれば所定の個数よりも多い場合に高品質を選択するような抽出方法とする。
なお、品質条件の内容は図6に示す例に限るものではなく、その他の品質条件を採用してもよいのは勿論である。
設定フラグは「1」あるいは「0」の値をとり、設定フラグ=「1」の品質条件は適用され、設定フラグ=「0」の品質条件は適用されないことに対応している。なお、設定フラグを設定する場合、図6に示す視覚情報のうちの1つだけ「1」でもよいし、あるいは視覚情報のうち複数が「1」であるようにしてもよい。品質条件の設定は、ユーザが操作部107を操作して行うが、それ以外にROM101に基本情報として予め設定しておいてもよい。
図2に戻り、携帯電話機10の構成についてさらに説明を続ける。図2において、無線通信部103は、データ通信時にはCPU100の制御の下にアンテナANT1を介して基地局BSとデータの授受を行う。たとえば、携帯電話機10は、動画配信サーバ12から送信(動画配信)されるコンテンツを、インターネット網11及び無線通信網RNを介して、基地局BSから受信する。無線通信部103は、また、音声通話時にはアンテナANT1を介して受信復調した音声データをCPU100に出力する一方、CPU100から供給される音声データを変調して得た送信信号を高周波増幅してアンテナANT1から送出する。
テレビ放送通信部104は、CPU100から与えられる選局指示に従い、アンテナANT2を介して放送波によって送信されるテレビ放送信号を受信復調し、これにより得られる受信信号(テレビ受信時は映像/テレビ音声データ)をCPU100に出力する。なお、テレビ放送通信部104はフルセグメントで送信されてくる高品質の放送と、1セグメントで送信されてくる低品質の放送とをほぼ同時に受信する。
これら無線通信部103とテレビ放送通信部104は、受信手段を構成する。
音声信号処理部105は、スピーカSP及びマイクMICを備え、CPU100から供給される音声データを音声信号にD/A変換してスピーカSPから発音させたり、マイクMICから出力される音声信号を音声データにA/D変換してCPU100に供給したりする。また、音声信号処理部105では、テレビ放送通信部104が受信動作中の場合、CPU100から供給されるテレビ音声データをD/A変換した後に増幅してスピーカSPから放音する。
表示部106は、たとえば、表示ドライバとバックライトを備えるカラー液晶パネルにより構成される。表示ドライバは、CPU100の制御の下、CPU100から視覚情報を含む表示データ(コンテンツ)を受け取り、表示データを表示部106に表示する。例えば、メールの送受信の画面や受信した放送画面、動画配信画面を表示したり、その他に必要な画面(ユーザによる設定画面など)の各種情報を表示部106に表示したりする。一方、バックライトは、CPU100の制御の下、不図示の電源回路から電源の供給を受け、表示部106を照射する。
操作部107は、パワーをオン/オフする電源スイッチ、通話開始/終了時に操作されるオフフック/オンフックスイッチ、ダイヤルスイッチと兼用の文字入力スイッチ等の各種操作キーの他、アラーム、アドレス帳、図5の抽出方法、図6の抽出条件などを設定するための各種操作ボタン等を有し、これらキーやボタンの操作に応じた信号を発生してCPU100に出力する。
RTC108は、時刻計時やタイマ割込みに用いるリアルタイムクロックを発生する。
報知部109は、サウンドスピーカ110、LED111及び振動モータ112を備えている。CPU100の制御の下、サウンドスピーカ110は報知のために必要な音声や信号音を発生させ、LED111は各種報知のために点灯し又は点滅する。また、振動モータ112はCPU100からの振動発生指令信号に基づいて振動発生部(図示略)を振動させ、これによって携帯電話機10が振動する。
B.実施形態の動作
次に、上述した実施形態の動作について説明する。
(1)メインルーチン
図7は、本実施形態による携帯電話機10のメインルーチンの動作を説明するためのフローチャートである。以下の処理は、CPU100によって実行される(サブルーチンも同様)。
まず、CPU100は、携帯電話機10の電源につきオン操作がされたか否かを判別する(ステップS1)。電源オンの操作がされなければ、このステップに待機し、オン操作がされればステップS2に進んで、待受処理を行う。待受処理は、各種操作を受入れることを可能にしたり、着信などの待受けを可能にしたりする処理である。
次いで、ステップS3で設定操作が行われたか否かを判別し、設定操作が行われたときは設定処理を行う(ステップS4)。設定処理としては、テレビ番組や配信動画のコンテンツから特定の視覚情報を抽出するための抽出方法の設定(図5参照)、テレビ番組や配信動画のコンテンツに含まれる特定の視覚情報に対して品質を選択するための品質条件の設定(図6参照)、メールの設定、アドレス帳の設定などの携帯電話機10に関する各種の設定がある。設定処理は、ユーザが操作部107を操作した場合の信号に基づいて行われる。ステップS4の設定処理を終わると、ステップS3に戻る。
ステップS3で設定操作が行われていないときは、テレビ機能の起動操作が行われたか否かを判別する(ステップS5)。テレビ機能の起動操作とは、送信基地局31を介して送信されるテレビ局30からのテレビ放送を受信する機能を発揮させるためにユーザが操作部107を操作するものである。テレビ機能の起動操作が行われていれば、ステップS6に進んでテレビ機能処理のサブルーチンを実行する。テレビ機能処理の詳細は図8に示すサブルーチンで後述する。テレビ機能処理を終了すると、ステップS3に戻る。
一方、ステップS5でNOのときは、動画機能起動操作が行われたか否かを判別する(ステップS7)。動画機能の起動操作とは、動画配信サーバ12からの配信動画を受信する機能を発揮させるためにユーザが操作部107を操作するものである。動画機能の起動操作が行われていれば、ステップS8に進んで動画機能処理のサブルーチンを実行する。動画機能処理の詳細は図12に示すサブルーチンで後述する。動画機能処理を終了すると、ステップS3に戻る。
ステップS7でNOのときは、再生操作が行われたか否かを判別する(ステップS9)。再生操作とは、RAM102のテレビ番組記憶部102a及び配信動画記憶部102bに記憶しておいたコンテンツを再生するためにユーザが操作部107を操作するものである。再生操作が行われていれば、ステップS10に進んで再生処理のサブルーチンを実行する。再生処理の詳細は図14に示すサブルーチンで後述する。再生処理を終了すると、ステップS3に戻る。
ステップS9でNOのときは、電源オフ操作が行われたか否かを判別する(ステップS11)。電源オフ操作とは、携帯電話機10の電源スイッチをオフするためにユーザが操作部107を操作するものである。電源オフ操作が行われていれば、ステップS12に進んで電源オフ処理を実行する。これにより、携帯電話機10の電源が切られてCPU100の処理は終了する。電源オフ処理を終了すると、メインルーチンは終了する。
一方、電源オフ操作が行われていなければ、ステップS13でその他の操作が行われているか否かを判別する。その他の操作とは、例えば、発信操作(電話による通話など)、メールの作成や送信などのユーザ操作である。その他の操作が行われていれば、操作内容に応じたその他の処理を行う(ステップS14)。その他の処理を終了すると、ステップS3に戻る。また、ステップS13でその他の操作が行われていなときは、直ちにステップS3に戻る。
(2)テレビ機能処理
図8は、テレビ機能処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
テレビ機能処理では、CPU100は、まず、チャンネル設定処理を行う(ステップS21)。これは、前回表示部106に表示していたチャンネル(つまり前回の受信チャンネル)を自動で設定するものである。次いで、ステップS22に進み、チャンネル設定処理にて設定したチャンネルのテレビ番組の受信を開始する。この処理では、設定されたチャンネルのフルセグメントで送信されてくる高品質の放送と、1セグメントで送信されてくる低品質の放送とをテレビ放送通信部104を介してほぼ同時に受信する。ただし、表示部106に表示するのは、何れか1つの品質の放送となる。なお、受信するときに上述したように高品質と低品質の両方の放送を同時に受信するのではなく、例えば前回表示していた品質の放送というように、どちらか一方に決めて受信するようにしてもよい。
次いで、ステップS23に進んで品質選択処理のサブルーチンを実行する。品質選択処理は高品質又は低品質の何れの放送を選択するかを選択するための処理であり、その詳細は図9に示すサブルーチンで後述する。なお、品質選択処理の前にステップS22で受信したテレビ番組を表示部106に表示開始させる表示開始処理を行ってもよいが、本実施形態では後述するテレビ番組制御処理のサブルーチンを介して表示を開始するようにしている(ステップS74、77、84、87)。
品質選択処理を経ると、次いで、ステップS24でテレビ番組制御処理のサブルーチンを実行する。テレビ番組制御処理とは、図9の品質選択処理において選択された高品質と低品質の別に応じた所定の処理であり、その詳細については図10及び図11に示すサブルーチンで後述する。
次いで、ステップS25で録画操作がなされたかどうかを判断する。すなわち、ユーザ操作として受信するテレビ番組を録画する旨の録画操作がなされたかどうかを判断する。録画操作が行われた場合、ステップS26に進み低品質と高品質の両方のテレビ番組を取得し、さらにステップS27に進んでこれらのテレビ番組をテレビ番組記憶部102aに記憶して、ステップS23に戻る。
他方、録画操作が行われていない場合、ステップS28でチャンネル切替操作がなされたかどうかを判断する。すなわち、ユーザ操作として受信するチャンネルを切り替える旨の切替操作がなされたかどうかを判断する。切替操作がなされた場合、ステップS29で切り替えられたチャンネルに設定する処理を行い、さらにステップS30に進んで設定されたチャンネルのテレビ番組を受信するように切り替える。新たな設定チャンネルでの受信は、直前まで表示していた品質で行われる。
ステップS28の切替操作がなされなかった場合、ステップS31でテレビ機能終了操作がなされたかどうかをさらに判断する。すなわち、ユーザ操作として、テレビ番組を受信して表示するテレビ機能を終了する旨の操作がなされたかどうかを判断する。テレビ機能終了操作がなされた場合、テレビ番組の受信を終了し(ステップS32)、表示を終了し(ステップS33)、図7のメインルーチンに処理を戻す。
他方、テレビ機能終了操作がなされていない場合、ステップS34に進んでその他の操作がなされたかどうかを判断する。ここにいうその他の操作とは、たとえば、品質切替操作や音量設定操作などのユーザ操作である。これらの各種操作がなされればその操作に応じた処理をステップS35で行い、ステップS23に戻る。なされなければステップS23に直ちに戻る。
(3)品質選択処理
図9は、先述の品質選択処理(ステップS23)のサブルーチンを示すフローチャートである。
品質選択処理では、CPU100はまず、図5の抽出方法テーブルの読出しをステップS41で行い、次に「文字認識、顔認識によって抽出」というパラメータに設定フラグ1が立てられているかどうかをステップS42で判断する。
「文字認識、顔認識によって抽出」=1の場合、さらに図6の品質条件テーブルをステップS43で読み出し、各視覚情報に対して設定フラグ1が立てられているかどうかを判断する。
ステップS44において、「文字サイズ」という視覚情報に対して設定フラグ1が立てられているかどうかを判断する。フラグ1が立てられている場合、文字認識処理により文字サイズを抽出する(ステップS45)。具体的には、受信しているテレビ番組の表示部106にこれから表示する表示内容又は表示部106に現在表示中の表示内容に対して、たとえば所定の文字パターンと照合を行うことにより文字を認識し、認識された文字のサイズを抽出する。ステップS45において、初回処理時には未だ表示が開始されていないので、正確にはこれから表示する表示内容に対してステップS45の処理が行われる。これに対して、後に続くテレビ番組制御処理のステップS74、S77、S84又はS87を経て、品質選択処理への2度目のループに入った場合には、これから表示する表示内容又は現在表示中の表示内容に対してステップS45の処理が行われる。
なお、品質選択処理は、テレビ機能処理だけでなく、後述する動画機能処理と再生処理にも付随する処理である。これらの後述処理の場合には、文字サイズを抽出する基礎は、ストリーミング再生している動画又は記憶後に再生しているテレビ番組若しくは動画となる。以下でも同様である。
ステップS45で文字サイズを抽出した場合又はステップS44で「文字サイズ」=1でない場合、CPU100は、ステップS46で「文字数」という視覚情報に対して設定フラグ1が立てられているかどうかを判断する。フラグ1が立てられている場合、先と同様にこれから表示する表示内容又は現在表示中の表示内容に対して、文字認識処理を行って文字数を抽出する(ステップS47)。
ステップS47で文字数を抽出した場合又はステップS46で「文字数」=1でない場合、ステップS48で「顔サイズ」という視覚情報に対して設定フラグ1が立てられているかどうかを判断する。フラグ1が立てられている場合、顔認識で顔サイズを抽出する(ステップS49)。具体的には、所定の顔パターンと照合を行うことにより顔を認識し、認識された顔のサイズを抽出する。
ステップS49で顔サイズを抽出した場合又はステップS48で「顔サイズ」=1でない場合、ステップS50で「顔の数」という視覚情報に対して設定フラグ1が立てられているかどうかを判断する。フラグ1が立てられている場合、顔認識で顔の数を抽出する(ステップS51)。すなわち、顔を認識し、認識した顔がいくつあるかをカウントすることにより顔の数を抽出する。
以上のように、CPU100は、表示部106に表示されるコンテンツに対して文字認識や顔認識といった画像認識処理を行い、これらの処理を通じて特定のオブジェクトのサイズ(文字サイズ、顔サイズ)又は数(文字数、顔の数)を特定の視覚情報として抽出する。
ステップS51で顔の数を抽出した場合、ステップS50で「顔の数」=1でない場合又はステップS42で「文字認識、顔認識によって抽出」=1でない場合、「番組情報、動画情報から抽出」というパラメータに設定フラグ1が立てられているかどうかをステップS52で判断する。
「番組情報、動画情報から抽出」=1の場合、さらに図6の品質条件テーブルをステップS53で読み出し、各視覚情報に対して設定フラグ1が立てられているかどうかを判断する。
まず、ステップS54において、「文字サイズ」という視覚情報に対して設定フラグ1が立てられているかどうかを判断する。フラグ1が立てられている場合、表示部106に、これから表示する表示内容又は現在表示中の表示内容に関する番組情報/動画情報から文字サイズを抽出する(ステップS55)。具体的には、図3のテレビ番組テーブルの番組情報(テレビ番組の場合)又は図4の配信動画テーブルの動画情報(配信動画の場合)から、文字サイズ情報を抽出する。
ステップS55で文字サイズを抽出した場合又はステップS54で「文字サイズ」=1でない場合、CPU100は、ステップS56で「文字数」という視覚情報に対して設定フラグ1が立てられているかどうかを判断する。フラグ1が立てられている場合、先と同様にこれから表示する表示内容又は現在表示中の表示内容に関する番組情報又は動画情報から、文字数を抽出する(ステップS57)。
ステップS57で文字数を抽出した場合又はステップS56で「文字数」=1でない場合、ステップS58で「顔サイズ」という視覚情報に対して設定フラグ1が立てられているかどうかを判断する。フラグ1が立てられている場合、番組情報又は動画情報から、顔サイズを抽出する(ステップS59)。
ステップS59で顔サイズを抽出した場合又はステップS58で「顔サイズ」=1でない場合、ステップS60で「顔の数」という視覚情報に対して設定フラグ1が立てられているかどうかを判断する。フラグ1が立てられている場合、番組情報又は動画情報から顔の数を抽出する(ステップS61)。
以上のように、CPU100は、表示部106に表示されるコンテンツに関する情報が含まれているコンテンツ情報(番組情報、動画情報)から、特定の視覚情報(文字サイズ、文字数、顔サイズ、顔の数)を抽出する。
ステップS61で顔の数を抽出した場合、ステップS60で「顔の数」=1でない場合又はステップS52で「番組情報、動画情報から抽出」=1でない場合、抽出された視覚情報が対応する品質条件の内容を満たすかどうかをステップS62で判断し、満たす場合は高品質を満たさない場合は低品質をそれぞれ選択する(ステップS63、S64)。
具体的には、抽出された視覚情報が特定オブジェクトのサイズ(文字サイズ、顔サイズ)である場合、図6の品質条件テーブルに条件内容として規定された所定のサイズ未満であるかどうかを判断し、所定サイズ未満であるときにYESと、所定サイズ以上であればNOとステップS62で判断する。
これに対し、抽出された視覚情報が特定オブジェクトの数(文字数、顔の数)である場合、品質条件テーブルに規定された所定の数よりも多い場合かどうかを判断し、所定数よりも多いときにYESと、所定数以下であればNOとステップS62で判断する。
抽出された視覚情報が複数ある場合には、何れか1つの視覚情報が対応する品質条件の内容を満たすときに「YES」(満たす)と判断するのが望ましい。
高品質か低品質かがステップS63、S64で選択されると、品質選択処理のサブルーチンを終えて処理をテレビ機能処理に戻す。
以上のように、CPU100は、抽出した特定の視覚情報に基づいて、表示部106に表示されるコンテンツの品質を選択する。抽出した特定の視覚情報が、特定オブジェクトのサイズであればこれが所定のサイズよりも小さいかどうかを判断し、特定オブジェクトの数であればこれが所定の数よりも多いかどうかを判断することにより、高品質か低品質かを選択する。
(4)テレビ番組制御処理
図10及び図11は、先述のテレビ番組制御処理(ステップS24)のサブルーチンの一例をそれぞれに示すフローチャートである。図10のサブルーチンについて説明した後、図11のサブルーチンについて説明する。
(4.1)第1例
図10において、CPU100は先ず、ステップS71で高品質が選択されたかどうかを判断する。これにより、図9の品質選択処理において高品質が選択されたか低品質が選択されたかが判別される。
ステップS71においてYESの場合(つまり、高品質が選択された場合)、続いてステップS72において高品質のテレビ番組を表示中かどうかを判断する。
ステップS72においてYESの場合、格別の処理を行わずに図8のテレビ機能処理のルーチンに戻る。
ステップS72においてNOの場合、すなわち低品質のテレビ番組を表示中か又は何も表示していない場合、ステップS73で高品質のテレビ番組の取得を開始し、ステップS74で取得したテレビ番組の表示を開始する。ここで、高品質のテレビ番組の「取得」を開始するとは、受信中のフルセグ放送(高品質)のテレビ番組とワンセグ放送(低品質)のテレビ番組から、フルセグ放送のテレビ番組の取得を開始することを意味する。ステップS74の後、図8のテレビ機能処理のルーチンに戻る。
他方、ステップS71においてNOの場合(つまり、低品質が選択された場合)、続いてステップS75において低品質のテレビ番組を表示中かどうかを判断する。ステップS75においてYESの場合は格別の処理を行わずに図8のテレビ機能処理のルーチンに戻り、ステップS75においてNOの場合は、ステップS76で低品質のテレビ番組の取得を開始し、ステップS77で取得したテレビ番組の表示を開始した後、図8のテレビ機能処理のルーチンに戻る。なお、ステップS72又はS75における初回判断時にはテレビ番組は未だ表示されていないので、その時にはステップS72又はS75における判断は常にNOとなる。
このように、CPU100は、品質選択処理のステップS63、S64によって選択された品質のコンテンツを、テレビ放送通信部104によって受信されたコンテンツの中から取得する。すなわち、受信した複数の品質のコンテンツの中から選択された品質のコンテンツを取得する。そして、その取得したコンテンツを表示部106に表示させる。
(4.2)第2例
先に説明したように、図11もテレビ番組制御処理(ステップS24)のサブルーチン例である。図11が図10と異なるのは、フルセグ放送(高品質)とワンセグ放送(低品質)を同時受信するのでなく、これらを択一的に切り替えて受信するという点である。
すなわち、図10のルーチンにおいては、テレビ放送通信部104がフルセグ放送(高品質)とワンセグ放送(低品質)を同時受信するという前提の下、何れか一方を選択して取得するという着想に即してルーチンを具体化した。これに対し、図11のルーチンにおいては、テレビ放送通信部104がフルセグ放送(高品質)とワンセグ放送(低品質)を同時受信するのでなく一方のみを択一的に切り替えて受信するという構成を想定し、この構成に即してルーチンを開示するものである。
具体的には、CPU100は、ステップS81で高品質が選択されたかどうかを判断する。
ステップS81でYESの場合もNOの場合も、続いて高品質又は低品質のテレビ番組を表示中かどうかを判断する(ステップS82、S85)。
ステップS82、S85の判断に応じて、ステップS83、S86では高品質又は低品質のテレビ番組の受信を開始し、ステップS84、S87ではこれらに応じて表示が開始される。ステップS82又はS85の初回判断時は常にNOとなること、ステップS72又はS75の場合と同様である。
このように、CPU100は、品質選択処理のステップS63、S64によって選択された品質のコンテンツをテレビ放送通信部104によって受信させる。すなわち、選択された品質のコンテンツのみを受信するようにテレビ放送通信部104を制御する。そして、その受信したコンテンツを表示部106に表示させる。
(5)動画機能処理
図12は、動画機能処理(ステップS8)のサブルーチンを示すフローチャートである。
動画機能処理では、受信しようとする動画を指定する動画指定操作をユーザがステップS91で行った後、CPU100は、そのユーザ操作に応じてストリーミング再生操作の指示が出されたのか、それともダウンロード操作の指示が出されたのかをステップS92又はS104で判断する。ストリーミングかダウンロードかの受信形式の指示が出されるまでは(ステップS92とS104でNO)、CPU100はステップS92に待機する。
ステップS92でYESの場合(ユーザ操作としてストリーミング再生操作が行われた場合)、ユーザは、受信する品質を指定する操作をステップS93で行う。たとえば、操作画面に表示される高画質か低画質かの選択画面ないしプルダウンメニューを介して品質指定の指示を出す。1秒当たりのデータ量やフレーム数等のパラメータを個別に決定することにより品質を指定してもよい。
CPU100は、このユーザ操作がなされた後、ステップS94で指定された品質の動画の受信を開始し、ステップS94−2で受信された動画の表示を開始する。本実施形態では、先のテレビ機能処理と異なり表示開始処理を品質選択処理の前に行うようにしたが、テレビ機能処理と同様に表示開始処理を後述する動画制御処理においてのみ行うようにしてもよい。
これに続いて、ステップS95で先に説明した品質選択処理を行い、さらにステップ96で動画制御処理を行う。動画制御処理は簡単に言えば、先のテレビ番組制御処理の動画版であり、詳細には図13を用いて後述する。
ステップS96に続いて、CPU100は、ユーザ操作として動画切替操作がなされたかどうかをステップS97で判断する。動画切替操作とは、ストリーミング再生する動画を切り替える操作をいう。
この動画切替操作がなされた場合、ステップS98で切り替えられた動画を受信して、ステップS95に戻る。
他方、動画切替操作がなされていない場合、ステップS99で動画機能終了操作がなされたか否かを判断し、なされていない場合にはステップS102でその他の操作がなされたか否かを判断する。ここでいうその他の操作とは、ユーザ操作としての品質切替操作や音量設定操作をいう。その他の操作が行われていれば、操作内容に応じたその他の処理を行う(ステップS103)。その他の処理を終了すると、ステップS95に戻る。また、ステップS102でその他の操作が行われていなときは、直ちにステップS95に戻る。
ステップS99の動画機能終了操作がなされた場合、動画の受信を終了し(ステップS100)、表示を終了し(ステップS101)、メインルーチンに処理を戻す。
ステップS104でYESの場合(ダウンロード操作が行われた場合)、CPU100は、低品質と高品質の動画を受信し(ステップS105)、受信した動画を配信動画記憶部102bに記憶し(ステップS106)、メインルーチンに処理を戻す。
(6)動画制御処理
図13は、動画制御処理(ステップS96)のサブルーチンを示すフローチャートである。
動画制御処理は言わばテレビ番組制御処理の動画版であるが、テレビ番組がフルセグとワンセグの両方でサイマル放送されているのに対して、動画のストリーミング配信は通常は要求された品質の動画のみを配信するという相違がある。そこで、この相違に応じて、動画制御処理は、テレビ番組制御処理の第2例に相当する処理内容となる。
すなわち、CPU100は、ステップS111において高品質が選択されたかどうかを判断する。
ステップS111でYESの場合、高品質の動画を受信中かどうかを判断する(ステップS112)。ステップS112でYESの場合は直ちに、NOの場合は高品質の動画の受信を開始し(ステップS113)、表示を開始してから(ステップS114)、動画機能処理のルーチンに処理を戻す。
他方、ステップS111でNOの場合、低品質の動画を受信中かどうかを判断する(ステップS115)。ステップS115でYESの場合は直ちに、NOの場合は低品質の動画の受信を開始し(ステップS116)、表示を開始してから(ステップS117)、動画機能処理のルーチンに処理を戻す。
このように、CPU100は、品質選択処理のステップS63、S64によって選択された品質のコンテンツを無線通信部103によって受信させる。すなわち、選択された品質のコンテンツのみを受信するように無線通信部103を制御する。そして、その受信したコンテンツを表示部106に表示させる。
(7)再生処理
図14は、再生処理(ステップS10)のサブルーチンを示すフローチャートである。再生処理とは、概略、ステップS27又はS106で記憶されたテレビ番組又は動画を読み出して再生する処理である。
先ず、ユーザは、ステップS121で再生すべきコンテンツを指定する操作をする。すなわち、テレビ番組記憶部102aに記憶されているテレビ番組及び配信動画記憶部102bに記憶されている動画の中から、再生するコンテンツを指定する操作をする。
ユーザは、また、低品質で再生するのか高品質で再生するのかの指定操作をステップS122で行う。
CPU100は、これらのユーザ操作に応じ、ステップS123において、品質指定操作によって指定された品質の、再生コンテンツ指定操作で指定されたコンテンツを読み出し、読み出したコンテンツの表示を開始する(ステップS123−2)。表示開始処理は、テレビ機能処理における場合と同様に、コンテンツ制御処理においてのみ行うようにしてもよい。
続いて、CPU100は、ステップS124で品質選択処理を行い(図9を参照。)、ステップS125でコンテンツ制御処理を行う。ここに、コンテンツ制御処理とは、品質選択処理の処理内容に応じて所定の制御を行う処理をいい、詳細は図15に即して後述する。
次に、ユーザ操作としてコンテンツ切替操作がなされたかどうかをステップS126で判断する。コンテンツ切替操作とは、再生するコンテンツを切り替える操作をいう。
このコンテンツ切替操作がなされた場合、ステップS127で切り替えられたコンテンツを読み出して、ステップS124に戻る。
他方、コンテンツ切替操作がなされていない場合、ステップS128で再生終了操作がなされたか否かを判断し、なされていない場合にはステップS131でその他の操作がなされたか否かを判断する。ここでいうその他の操作とは、ユーザ操作としての品質切替操作や音量設定操作をいう。その他の操作が行われていれば、操作内容に応じたその他の処理を行う(ステップS132)。その他の処理を終了すると、ステップS124に戻る。また、ステップS131でその他の操作が行われていなときは、直ちにステップS124に戻る。
ステップS128の再生終了操作がなされた場合、コンテンツの読出しを終了し(ステップS129)、表示を終了し(ステップS130)、メインルーチンに処理を戻す。
(8)コンテンツ制御処理
図15は、コンテンツ制御処理(ステップS125)のサブルーチンを示すフローチャートである。
CPU100は、先ず、ステップS141において高品質が選択されたかどうかを判断する。
ステップS141でYESの場合、高品質のコンテンツを読出中かどうかを判断する(ステップS142)。ステップS142でYESの場合は直ちに、NOの場合は高品質のコンテンツの読出しを開始し(ステップS143)、表示を開始してから(ステップS144)、再生処理のルーチンに処理を戻す。
他方、ステップS141でNOの場合、低品質のコンテンツを読出中かどうかを判断する(ステップS145)。ステップS145でYESの場合は直ちに、NOの場合は低品質のコンテンツの読出しを開始し(ステップS146)、表示を開始してから(ステップS147)、再生処理のルーチンに処理を戻す。
このように、CPU100は、品質選択処理のステップS63、S64によって選択された品質のコンテンツを、テレビ番組記憶部102a又は配信動画記憶部102bに記憶されているコンテンツの中から読み出し、その読み出したコンテンツを表示部106に表示させる。
以上で説明した本発明の一実施形態によれば、視覚情報を含むコンテンツを表示部106に表示させる携帯電話機10(CPU100)は、表示部106に表示されるコンテンツから特定の視覚情報を抽出し、抽出された特定の視覚情報に基づいて表示部106に表示されるコンテンツの品質を選択し、選択された品質のコンテンツを表示部106に表示させる構成となっている。
したがって、ユーザの煩雑な操作を必要とすることなく、表示されるコンテンツの品質をそのコンテンツに含まれる視覚情報に応じて適切に制御することができる。
この他、たとえば、以下の(a)〜(k)の効果も奏することができる。
(a)表示されるコンテンツの品質を、そのコンテンツに含まれる特定オブジェクトのサイズに応じて適切に制御することができる。たとえば、コンテンツに含まれる文字のサイズや出演者の顔のサイズに応じて、品質を制御することができる。
(b)コンテンツに含まれる特定オブジェクトのサイズが小さい場合に、より高品質のコンテンツを表示させることによってその特定オブジェクトをより明瞭に表示させることができる。
(c)表示されるコンテンツの品質を、そのコンテンツに含まれる特定オブジェクトの数に応じて適切に制御することができる。たとえば、コンテンツに含まれる文字の数や出演者の顔の数に応じて、品質を制御することができる。
(d)コンテンツに含まれる特定オブジェクトの数が多い場合に、より高品質のコンテンツを表示させることによってその特定オブジェクトをより明瞭に表示させることができる。
(e)コンテンツの視覚情報から画像認識することによって特定の視覚情報を抽出するようにしたので、コンテンツに関する情報が含まれるコンテンツ情報を持たないコンテンツであっても、特定の視覚情報を抽出することができる。
(f)コンテンツに関する情報が含まれるコンテンツ情報から特定の視覚情報を抽出するようにしたので、画像認識のような高度な処理を行う必要が無い。
(g)選択された品質のコンテンツを受信して表示させるようにしたので、不要な品質のコンテンツを受信することを防止できる。
(h)品質の異なるコンテンツを受信し、受信されたコンテンツの中から、選択された品質のコンテンツを取得して表示させるようにしたので、受信するコンテンツの品質の切り替え処理が不要となる。
(i)放送波によって送信されるコンテンツについて、表示されるコンテンツの品質をそのコンテンツに含まれる視覚情報に応じて適切に制御することができる。
(j)コンテンツ提供装置から送信されるコンテンツについて、表示されるコンテンツの品質をそのコンテンツに含まれる視覚情報に応じて適切に制御することができる。
(k)記憶されているコンテンツについて、表示されるコンテンツの品質をそのコンテンツに含まれる視覚情報に応じて適切に制御することができる。
本発明の上記実施形態は、最良の実施形態としての単なる一例に過ぎず、本発明をより良く理解することができるようにするために述べられたに止まる。当業者であれば理解できるように、上記実施形態については様々の変形実施形態が考えられる。
たとえば、端末装置は携帯電話機に限らない。パーソナルコンピュータ、PDA、デジタルカメラ、音楽プレイヤ、携帯ゲーム機などの任意の端末装置で良い。
また、テレビ放送をワンセグとフルセグとしたが、これらの品質の組合せに限らず、デジタル放送とアナログ放送など、任意の異なる品質の組み合わせで良い。
また、コンテンツの品質選択処理は逐次行うようにしているが、簡易的に表示開始時のみ行うようにしても良いし、所定時間(たとえば、1分)ごとに行うようにしても良い。さらにはそのタイミングをユーザが指定できるようにしても良い。また、表示開始時に、そのコンテンツの全てのコンテンツ情報から特定の視覚情報を抽出して、一括で品質選択処理を行うようにしても良い。
また、抽出方法や品質条件については、複数の項目からユーザが任意に設定(選択)できるようにしているが、簡易的に1つの項目に固定しても良い。
また、コンテンツはテレビ番組や動画に限らない。たとえば電子書籍などのように、視覚情報を含む任意のコンテンツで良い。
また、品質条件において、文字サイズや顔サイズの内容を「**cm(センチメートル)」として表示される際の実際の長さとしているが、センチメートルやミリメートルなどの実際の長さに限らない。実際の面積でも良いし、「画面の大きさの何パーセント」というように画面に対する割合でも良いし、「**ピクセル」というように表示される画素数でも良い。サイズを表すことが可能である限り、任意の条件で良い。
発明者も出願人も、これらの他の実施形態ないし変形実施形態について、特許請求の範囲から排除する意図を有せず、添付の特許請求の範囲によって保護されることを求める。
図1は、本発明の実施形態である携帯電話機10が有する機能の概要を説明するためのシステム構成図である。 図2は、携帯電話機10の構成を示すブロック図である。 図3は、RAM102のテレビ番組記憶部102aに記憶されるテレビ番組テーブルの構成例である。 図4は、RAM102の配信動画記憶部102bに記憶される配信動画テーブルの構成例である。 図5は、RAM102の抽出方法記憶部102cに記憶される抽出方法テーブルの構成例である。 図6は、RAM102の品質条件記憶部102dに記憶される品質条件テーブルの構成例である。 図7は、メインルーチンの動作を示すフローチャートである。 図8は、テレビ機能処理の動作を示すフローチャートである。 図9は、品質選択処理の動作を示すフローチャートである。 図10は、テレビ番組制御処理の動作を示すフローチャートである。 図11は、テレビ番組制御処理(変形例)の動作を示すフローチャートである。 図12は、動画機能処理の動作を示すフローチャートである。 図13は、動画制御処理の動作を示すフローチャートである。 図14は、再生処理の動作を示すフローチャートである。 図15は、コンテンツ制御処理の動作を示すフローチャートである。
10 携帯電話機(端末装置)
100 中央制御部(CPU)(抽出手段、選択手段、制御手段)
101 ROM(抽出手段、選択手段、制御手段)
102 RAM(抽出手段、選択手段、制御手段)
103 無線通信部(受信手段)
104 テレビ放送通信部(受信手段)
106 表示部(表示手段)

Claims (10)

  1. 視覚情報を含むコンテンツを表示手段に表示させる端末装置であって、
    前記表示手段に表示されるコンテンツに含まれる特定オブジェクトのサイズを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出された前記特定オブジェクトのサイズが、所定のサイズよりも小さい場合には前記表示手段に表示されるコンテンツの品質として所定の品質よりも高品質を選択し、所定のサイズよりも大きい場合には前記表示手段に表示されるコンテンツの品質として所定の品質よりも低品質を選択する選択手段と、
    異なる品質の複数のコンテンツを記憶する記憶手段と、
    前記選択手段によって選択された品質のコンテンツを、前記記憶手段に記憶されている異なる品質の複数のコンテンツの中から読み出し、該読み出したコンテンツを前記表示手段に表示させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする端末装置。
  2. 前記抽出手段は、前記表示手段に表示されるコンテンツに含まれる特定オブジェクトの数を抽出することを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  3. 前記選択手段は、前記抽出手段によって抽出された前記特定オブジェクトの数が所定の数よりも多い場合に、前記表示手段に表示されるコンテンツの品質として所定の品質よりも高品質を選択することを特徴とする請求項記載の端末装置。
  4. 前記抽出手段は、前記表示手段に表示されるコンテンツの視覚情報画像認識して前記特定オブジェクトのサイズを抽出することを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  5. 前記抽出手段は、前記表示手段に表示されるコンテンツに関する情報が含まれるコンテンツ情報から前記特定オブジェクトのサイズを抽出することを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  6. 視覚情報を含むコンテンツを表示手段に表示させる端末装置であって、
    前記表示手段に表示されるコンテンツに含まれる特定オブジェクトのサイズを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出された前記特定オブジェクトのサイズが、所定のサイズよりも小さい場合には前記表示手段に表示されるコンテンツの品質として所定の品質よりも高品質を選択し、所定のサイズよりも大きい場合には前記表示手段に表示されるコンテンツの品質として所定の品質よりも低品質を選択する選択手段と、
    コンテンツを受信する受信手段と、
    前記選択手段によって選択された品質のコンテンツを、前記受信手段によって受信させ、該受信した品質のコンテンツを前記表示手段に表示させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする端末装置。
  7. 前記受信手段は、品質の異なる複数のコンテンツを受信し、
    前記制御手段は、前記選択手段によって選択された品質のコンテンツを、前記受信手段によって受信された前記品質の異なる複数のコンテンツの中から取得して、該取得したコンテンツを前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項6記載の端末装置。
  8. 前記受信手段は、放送局から放送波によって送信されるコンテンツを受信することを特徴とする請求項6又は7の何れかに記載の端末装置。
  9. 前記受信手段は、コンテンツを提供する装置から配信されるコンテンツを通信網を介して受信することを特徴とする請求項6又は7の何れかに記載の端末装置。
  10. 視覚情報を含むコンテンツを表示画面に表示する端末装置に搭載されるコンピュータに、
    前記表示画面に表示されるコンテンツに含まれる特定オブジェクトのサイズを抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップで抽出された前記特定オブジェクトのサイズが、所定のサイズよりも小さい場合には前記表示画面に表示されるコンテンツの品質として所定の品質よりも高品質を選択し、所定のサイズよりも大きい場合には前記表示画面に表示されるコンテンツの品質として所定の品質よりも低品質を選択する選択ステップと、
    異なる品質の複数のコンテンツをメモリに記憶しておき、前記選択ステップで選択された品質のコンテンツを、前記メモリに記憶されている異なる品質の複数のコンテンツの中から読み出し、該読み出したコンテンツを前記表示画面に表示させる制御ステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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