JPH11237110A - 天井埋込型空気調和機 - Google Patents
天井埋込型空気調和機Info
- Publication number
- JPH11237110A JPH11237110A JP10041804A JP4180498A JPH11237110A JP H11237110 A JPH11237110 A JP H11237110A JP 10041804 A JP10041804 A JP 10041804A JP 4180498 A JP4180498 A JP 4180498A JP H11237110 A JPH11237110 A JP H11237110A
- Authority
- JP
- Japan
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- spring
- wind direction
- direction changing
- shape memory
- memory alloy
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- Pending
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 吹出口に回動自在に軸支した風向変更板を駆
動する駆動装置を、テンションばねと形状記憶合金ばね
とこれを加熱して伸縮する熱源部とで構成することによ
り、駆動モータを使用する場合に比して化粧パネルの薄
型化を実現できるようにした天井埋込型空気調和機を提
供する。 【解決手段】 風向変更板３を駆動する駆動装置を、支
軸3aに設けられたばね掛け部3bに一端を係止して前記風
向変更板を略垂直位置に回動するように付勢するテンシ
ョンばね7aと、略水平位置に回動するように付勢する形
状記憶合金ばね7bと、同形状記憶合金ばねの近傍に設け
られ、これを加熱して伸縮させることにより、前記風向
変更板を前記テンションばねの付勢力に抗して回動させ
る熱源部７とにより構成した。
動する駆動装置を、テンションばねと形状記憶合金ばね
とこれを加熱して伸縮する熱源部とで構成することによ
り、駆動モータを使用する場合に比して化粧パネルの薄
型化を実現できるようにした天井埋込型空気調和機を提
供する。 【解決手段】 風向変更板３を駆動する駆動装置を、支
軸3aに設けられたばね掛け部3bに一端を係止して前記風
向変更板を略垂直位置に回動するように付勢するテンシ
ョンばね7aと、略水平位置に回動するように付勢する形
状記憶合金ばね7bと、同形状記憶合金ばねの近傍に設け
られ、これを加熱して伸縮させることにより、前記風向
変更板を前記テンションばねの付勢力に抗して回動させ
る熱源部７とにより構成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井埋込型空気調
和機に係わり、より詳細には、吹出口に回動自在に軸支
した風向変更板を駆動する駆動装置を、テンションばね
と形状記憶合金ばねとこれを加熱して伸縮する熱源部と
で構成することにより、駆動モータを使用する場合に比
して化粧パネルの薄型化を実現できるようにした構造に
関する。
和機に係わり、より詳細には、吹出口に回動自在に軸支
した風向変更板を駆動する駆動装置を、テンションばね
と形状記憶合金ばねとこれを加熱して伸縮する熱源部と
で構成することにより、駆動モータを使用する場合に比
して化粧パネルの薄型化を実現できるようにした構造に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の天井埋込型空気調和機は、例えば
図１と、図５とで示すように、化粧パネル１の四辺に吹
出口２を設け、同吹出口２に、支軸部４により風向変更
板３を回動自在に軸支し、同風向変更板３の隣り合う支
軸3aを、前記化粧パネル１のコーナ部1aで連結部材６に
より連結するとともに、該コーナ部1aの何れか一カ所
に、前記風向変更板３を駆動する駆動モータ7'およびそ
の駆動力を伝達する伝達部7'' からなる駆動装置を設け
た構成であった。
図１と、図５とで示すように、化粧パネル１の四辺に吹
出口２を設け、同吹出口２に、支軸部４により風向変更
板３を回動自在に軸支し、同風向変更板３の隣り合う支
軸3aを、前記化粧パネル１のコーナ部1aで連結部材６に
より連結するとともに、該コーナ部1aの何れか一カ所
に、前記風向変更板３を駆動する駆動モータ7'およびそ
の駆動力を伝達する伝達部7'' からなる駆動装置を設け
た構成であった。
【０００３】または、図６で示すように、前記風向変更
板３を、テンションばね7a' により略水平位置または略
垂直位置に回動するように付勢する一方、前記吹出口２
に、前記テンションばね7a' の付勢力に対抗して前記風
向変更板３を回動する形状記憶合金ばね7b' を設け、同
形状記憶合金ばね7b' を、前記吹出口２から送出される
吹出空気の温度により伸縮させて、前記風向変更板３を
回動するようにしていた。
板３を、テンションばね7a' により略水平位置または略
垂直位置に回動するように付勢する一方、前記吹出口２
に、前記テンションばね7a' の付勢力に対抗して前記風
向変更板３を回動する形状記憶合金ばね7b' を設け、同
形状記憶合金ばね7b' を、前記吹出口２から送出される
吹出空気の温度により伸縮させて、前記風向変更板３を
回動するようにしていた。
【０００４】しかしながら、前記駆動モータ7'および前
記伝達部7'' からなる駆動装置を設けた場合には、同駆
動装置が所定のスペースを専有することから、前記化粧
パネル１を薄型化できにくいという問題を有していた。
記伝達部7'' からなる駆動装置を設けた場合には、同駆
動装置が所定のスペースを専有することから、前記化粧
パネル１を薄型化できにくいという問題を有していた。
【０００５】または、前記テンションばね7a' および前
記形状記憶合金ばね7b' からなる駆動装置を設けた場合
には、前記駆動モータ7'および前記伝達部7'' を用いた
場合に比して前記化粧パネル１を薄型化しやすくなる反
面、前記風向変更板３を任意に回動させて風向を変更す
ることができにくいという問題を有していた。
記形状記憶合金ばね7b' からなる駆動装置を設けた場合
には、前記駆動モータ7'および前記伝達部7'' を用いた
場合に比して前記化粧パネル１を薄型化しやすくなる反
面、前記風向変更板３を任意に回動させて風向を変更す
ることができにくいという問題を有していた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑み、吹出口に回動自在に軸支した風向変
更板を駆動する駆動装置を、テンションばねと形状記憶
合金ばねとこれを加熱して伸縮する熱源部とで構成する
ことにより、駆動モータを使用する場合に比して化粧パ
ネルの薄型化を実現できるようにした天井埋込型空気調
和機を提供することを目的とする。
記の問題点に鑑み、吹出口に回動自在に軸支した風向変
更板を駆動する駆動装置を、テンションばねと形状記憶
合金ばねとこれを加熱して伸縮する熱源部とで構成する
ことにより、駆動モータを使用する場合に比して化粧パ
ネルの薄型化を実現できるようにした天井埋込型空気調
和機を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、化粧パネルの四辺に吹出口を設け、同吹出
口に、支軸部により風向変更板を回動自在に軸支し、同
風向変更板の隣り合う支軸を、前記化粧パネルのコーナ
部で連結するとともに、該コーナ部の何れか一カ所に、
前記風向変更板を駆動する駆動装置を設けてなる天井埋
込型空気調和機において、前記駆動装置を、前記風向変
更板を略水平位置に回動するように付勢するテンション
ばねと、略垂直位置に回動するように付勢する形状記憶
合金ばねと、前記熱源部とにより構成している。
決するため、化粧パネルの四辺に吹出口を設け、同吹出
口に、支軸部により風向変更板を回動自在に軸支し、同
風向変更板の隣り合う支軸を、前記化粧パネルのコーナ
部で連結するとともに、該コーナ部の何れか一カ所に、
前記風向変更板を駆動する駆動装置を設けてなる天井埋
込型空気調和機において、前記駆動装置を、前記風向変
更板を略水平位置に回動するように付勢するテンション
ばねと、略垂直位置に回動するように付勢する形状記憶
合金ばねと、前記熱源部とにより構成している。
【０００８】また、化粧パネルの四辺に吹出口を設け、
同吹出口に、支軸部により風向変更板を回動自在に軸支
し、同風向変更板の隣り合う支軸を、前記化粧パネルの
コーナ部で連結するとともに、該コーナ部の何れか一カ
所に、前記風向変更板を駆動する駆動装置を設けてなる
天井埋込型空気調和機において、前記駆動装置を、前記
支軸に設けられたばね掛け部に一端を係止して前記風向
変更板を略垂直位置に回動するように付勢するテンショ
ンばねと、略水平位置に回動するように付勢する形状記
憶合金ばねと、同形状記憶合金ばねの近傍に設けられ、
これを加熱して伸縮させることにより、前記風向変更板
を前記テンションばねの付勢力に抗して回動させる熱源
部とにより構成している。
同吹出口に、支軸部により風向変更板を回動自在に軸支
し、同風向変更板の隣り合う支軸を、前記化粧パネルの
コーナ部で連結するとともに、該コーナ部の何れか一カ
所に、前記風向変更板を駆動する駆動装置を設けてなる
天井埋込型空気調和機において、前記駆動装置を、前記
支軸に設けられたばね掛け部に一端を係止して前記風向
変更板を略垂直位置に回動するように付勢するテンショ
ンばねと、略水平位置に回動するように付勢する形状記
憶合金ばねと、同形状記憶合金ばねの近傍に設けられ、
これを加熱して伸縮させることにより、前記風向変更板
を前記テンションばねの付勢力に抗して回動させる熱源
部とにより構成している。
【０００９】また、前記形状記憶合金が、Ｎｉ−Ｔｉ合
金またはＣｕ−Ａｌ−Ｚｎ合金からなる構成となってい
る。
金またはＣｕ−Ａｌ−Ｚｎ合金からなる構成となってい
る。
【００１０】また、前記テンションばねおよび前記形状
記憶合金ばねが、捩じりコイルばねからなる構成となっ
ている。
記憶合金ばねが、捩じりコイルばねからなる構成となっ
ている。
【００１１】また、前記テンションばねおよび、または
前記形状記憶合金ばねが捩じりコイルばねからなり、前
記形状記憶合金ばねおよび、または前記テンションばね
が引っ張りコイルばねからなる構成となっている。
前記形状記憶合金ばねが捩じりコイルばねからなり、前
記形状記憶合金ばねおよび、または前記テンションばね
が引っ張りコイルばねからなる構成となっている。
【００１２】更に、前記テンションばねおよび前記形状
記憶合金ばねが、引っ張りコイルばねからなる構成とな
っている。
記憶合金ばねが、引っ張りコイルばねからなる構成とな
っている。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳細に説明する。図１と、図２と、図３（Ａ）乃
至図３（Ｄ）と、図４（Ａ）乃至図４（Ｃ）とにおい
て、１は天井埋込型空気調和機を構成し、四辺に吹出口
２を設けた化粧パネル、３は前記吹出口２に支軸部に４
より夫々回動自在に軸支された風向変更板で、前記化粧
パネル１の中央部に設けられ、内側にフィルタ９を備え
た吸込口８と前記吹出口２とを結ぶ空気通路には、ファ
ンモータ10を備えた送風ファン11と熱交換器12とが設け
られた構成となっている。前記風向変更板３の隣り合う
支軸3aは、前記化粧パネル１のコーナ部1aでユニバーサ
ルジョイントなどの連結部材６により連結されるととも
に、該コーナ部1aの何れか一カ所には、前記風向変更板
３を駆動するための後述する駆動装置が設けられてい
る。
づいて詳細に説明する。図１と、図２と、図３（Ａ）乃
至図３（Ｄ）と、図４（Ａ）乃至図４（Ｃ）とにおい
て、１は天井埋込型空気調和機を構成し、四辺に吹出口
２を設けた化粧パネル、３は前記吹出口２に支軸部に４
より夫々回動自在に軸支された風向変更板で、前記化粧
パネル１の中央部に設けられ、内側にフィルタ９を備え
た吸込口８と前記吹出口２とを結ぶ空気通路には、ファ
ンモータ10を備えた送風ファン11と熱交換器12とが設け
られた構成となっている。前記風向変更板３の隣り合う
支軸3aは、前記化粧パネル１のコーナ部1aでユニバーサ
ルジョイントなどの連結部材６により連結されるととも
に、該コーナ部1aの何れか一カ所には、前記風向変更板
３を駆動するための後述する駆動装置が設けられてい
る。
【００１４】前記風向変更板３を駆動するための駆動装
置を、図３（Ａ）で示すように、前記支軸3aに設けられ
たばね掛け部3bに一端を係止して前記風向変更板３を略
水平位置に回動するように付勢するテンションばね7a
と、略垂直位置に回動するように付勢する形状記憶合金
ばね7bと、同形状記憶合金ばね7bの近傍に設けられ、こ
れを加熱して伸縮させることにより、前記風向変更板３
を前記テンションばね7aの付勢力に抗して回動させる熱
源部７とによって構成しており、これによって、前記風
向変更板３を駆動するために、上記に説明した従来技術
のように駆動モータ7'およびその駆動力を伝達する伝達
部7'' を用いることがない構成となって、前記化粧パネ
ル１の薄型化を実現しやすくなるとともに、前記熱源部
７の発熱の有無によって前記形状記憶合金ばね7bを伸縮
させる構成であるため、前記風向変更板３を任意に回動
させて風向を変更できやすくした構造となる。なお、前
記熱源部７の発熱を「無し」にした際、前記風向変更板
３が図３（Ｃ）で示す略水平位置に付勢され、発熱を
「有り」にした際、前記風向変更板３が図３（Ｄ）で示
す略垂直位置に回動する。
置を、図３（Ａ）で示すように、前記支軸3aに設けられ
たばね掛け部3bに一端を係止して前記風向変更板３を略
水平位置に回動するように付勢するテンションばね7a
と、略垂直位置に回動するように付勢する形状記憶合金
ばね7bと、同形状記憶合金ばね7bの近傍に設けられ、こ
れを加熱して伸縮させることにより、前記風向変更板３
を前記テンションばね7aの付勢力に抗して回動させる熱
源部７とによって構成しており、これによって、前記風
向変更板３を駆動するために、上記に説明した従来技術
のように駆動モータ7'およびその駆動力を伝達する伝達
部7'' を用いることがない構成となって、前記化粧パネ
ル１の薄型化を実現しやすくなるとともに、前記熱源部
７の発熱の有無によって前記形状記憶合金ばね7bを伸縮
させる構成であるため、前記風向変更板３を任意に回動
させて風向を変更できやすくした構造となる。なお、前
記熱源部７の発熱を「無し」にした際、前記風向変更板
３が図３（Ｃ）で示す略水平位置に付勢され、発熱を
「有り」にした際、前記風向変更板３が図３（Ｄ）で示
す略垂直位置に回動する。
【００１５】また、前記風向変更板３を駆動するための
駆動装置を、図３（Ｂ）で示すように、前記風向変更板
３を略垂直位置に回動するように付勢するテンションば
ね7aと、略水平位置に回動するように付勢する形状記憶
合金ばね7bと、前記熱源部７とによって構成しており、
これによって、前記風向変更板３を駆動するために、上
記に説明したのと同様に駆動モータ7'およびその駆動力
を伝達する伝達部7'' を用いることがない構成となっ
て、前記化粧パネル１の薄型化を実現しやすくなるとと
もに、前記熱源部７の発熱の有無によって前記形状記憶
合金ばね7bを伸縮させる構成であるため、前記風向変更
板３を任意に回動させて風向を変更できやすくした構造
となる。なお、前記熱源部７の発熱を「無し」にした
際、前記風向変更板３が図３（Ｄ）で示す略垂直位置に
付勢され、発熱を「有り」にした際、前記風向変更板３
が図３（Ｃ）で示す略水平位置に回動する。
駆動装置を、図３（Ｂ）で示すように、前記風向変更板
３を略垂直位置に回動するように付勢するテンションば
ね7aと、略水平位置に回動するように付勢する形状記憶
合金ばね7bと、前記熱源部７とによって構成しており、
これによって、前記風向変更板３を駆動するために、上
記に説明したのと同様に駆動モータ7'およびその駆動力
を伝達する伝達部7'' を用いることがない構成となっ
て、前記化粧パネル１の薄型化を実現しやすくなるとと
もに、前記熱源部７の発熱の有無によって前記形状記憶
合金ばね7bを伸縮させる構成であるため、前記風向変更
板３を任意に回動させて風向を変更できやすくした構造
となる。なお、前記熱源部７の発熱を「無し」にした
際、前記風向変更板３が図３（Ｄ）で示す略垂直位置に
付勢され、発熱を「有り」にした際、前記風向変更板３
が図３（Ｃ）で示す略水平位置に回動する。
【００１６】また、前記形状記憶合金7bが、Ｎｉ−Ｔｉ
合金またはＣｕ−Ａｌ−Ｚｎ合金からなる構成としたこ
とにより、前記熱源部７の発熱の有無によって効果的に
伸縮し、前記風向変更板３を任意に回動させることがで
きる構造となる。
合金またはＣｕ−Ａｌ−Ｚｎ合金からなる構成としたこ
とにより、前記熱源部７の発熱の有無によって効果的に
伸縮し、前記風向変更板３を任意に回動させることがで
きる構造となる。
【００１７】また、前記テンションばね7aおよび前記形
状記憶合金ばね7bが、図３（Ａ）および図３（Ｂ）で示
すように捩じりコイルばねからなる構成としたことによ
り、同捩じりコイルばねの一端を前記支軸3aのばね掛け
部3bに容易に、且つ正確に係止して、前記風向変更板３
を安定した付勢力で付勢および、または回動できるよう
にした構造となる。
状記憶合金ばね7bが、図３（Ａ）および図３（Ｂ）で示
すように捩じりコイルばねからなる構成としたことによ
り、同捩じりコイルばねの一端を前記支軸3aのばね掛け
部3bに容易に、且つ正確に係止して、前記風向変更板３
を安定した付勢力で付勢および、または回動できるよう
にした構造となる。
【００１８】また、図４（Ａ）および図４（Ｂ）で示す
ように、前記テンションばね7aおよび、または前記形状
記憶合金ばね7bが捩じりコイルばねからなり、前記形状
記憶合金ばね7bおよび、または前記テンションばね7aが
引っ張りコイルばねからなる構成としたことにより、こ
れら捩じりコイルばねおよび、または引っ張りコイルば
ねの一端を前記支軸3aのばね掛け部3bに容易に、且つ正
確に係止して、前記風向変更板３を安定した付勢力で付
勢および、または回動できるようにした構造となる。
ように、前記テンションばね7aおよび、または前記形状
記憶合金ばね7bが捩じりコイルばねからなり、前記形状
記憶合金ばね7bおよび、または前記テンションばね7aが
引っ張りコイルばねからなる構成としたことにより、こ
れら捩じりコイルばねおよび、または引っ張りコイルば
ねの一端を前記支軸3aのばね掛け部3bに容易に、且つ正
確に係止して、前記風向変更板３を安定した付勢力で付
勢および、または回動できるようにした構造となる。
【００１９】更に、前記テンションばね7aおよび前記形
状記憶合金ばね7bが、図４（Ｃ）で示すように引っ張り
コイルばねからなる構成としたことにより、同引っ張り
コイルばねの一端を前記支軸3aのばね掛け部3bに容易
に、且つ正確に係止して、前記風向変更板３を安定した
付勢力で付勢および、または回動できるようにした構造
となる。
状記憶合金ばね7bが、図４（Ｃ）で示すように引っ張り
コイルばねからなる構成としたことにより、同引っ張り
コイルばねの一端を前記支軸3aのばね掛け部3bに容易
に、且つ正確に係止して、前記風向変更板３を安定した
付勢力で付勢および、または回動できるようにした構造
となる。
【００２０】以上の構成により、図１と、図２と、図３
（Ａ）乃至図３（Ｄ）と、図４（Ａ）乃至図４（Ｃ）と
で示すように、前記風向変更板３を駆動するための駆動
装置が、前記支軸3aに設けられたばね掛け部3bに一端を
係止して前記風向変更板３を略水平位置または略垂直位
置に回動するように付勢するテンションばね7aと、略垂
直位置または略水平位置に回動するように付勢する形状
記憶合金ばね7bと、同形状記憶合金ばね7bの近傍に設け
られ、これを加熱して伸縮させることにより、前記風向
変更板３を前記テンションばね7aの付勢力に抗して回動
させる熱源部７とからなる構成としたので、前記風向変
更板３を駆動するために、上記に説明した従来技術のよ
うに駆動モータ7'およびその駆動力を伝達する伝達部
7'' を用いることがない構成となって、前記化粧パネル
１の薄型化を実現しやすくなるとともに、前記熱源部７
の発熱の有無によって前記形状記憶合金ばね7bを伸縮さ
せる構成であるため、前記風向変更板３を任意に回動さ
せて風向を変更できやすくした天井埋込型空気調和機と
なる。
（Ａ）乃至図３（Ｄ）と、図４（Ａ）乃至図４（Ｃ）と
で示すように、前記風向変更板３を駆動するための駆動
装置が、前記支軸3aに設けられたばね掛け部3bに一端を
係止して前記風向変更板３を略水平位置または略垂直位
置に回動するように付勢するテンションばね7aと、略垂
直位置または略水平位置に回動するように付勢する形状
記憶合金ばね7bと、同形状記憶合金ばね7bの近傍に設け
られ、これを加熱して伸縮させることにより、前記風向
変更板３を前記テンションばね7aの付勢力に抗して回動
させる熱源部７とからなる構成としたので、前記風向変
更板３を駆動するために、上記に説明した従来技術のよ
うに駆動モータ7'およびその駆動力を伝達する伝達部
7'' を用いることがない構成となって、前記化粧パネル
１の薄型化を実現しやすくなるとともに、前記熱源部７
の発熱の有無によって前記形状記憶合金ばね7bを伸縮さ
せる構成であるため、前記風向変更板３を任意に回動さ
せて風向を変更できやすくした天井埋込型空気調和機と
なる。
【００２１】
【発明の効果】以上のように本発明によると、吹出口に
回動自在に軸支した風向変更板を駆動する駆動装置を、
テンションばねと形状記憶合金ばねとこれを加熱して伸
縮する熱源部とで構成することにより、駆動モータを使
用する場合に比して化粧パネルの薄型化を実現できるよ
うにした天井埋込型空気調和機となる。
回動自在に軸支した風向変更板を駆動する駆動装置を、
テンションばねと形状記憶合金ばねとこれを加熱して伸
縮する熱源部とで構成することにより、駆動モータを使
用する場合に比して化粧パネルの薄型化を実現できるよ
うにした天井埋込型空気調和機となる。
【図１】本発明および従来例による天井埋込型空気調和
機の断面図である。
機の断面図である。
【図２】本発明による天井埋込型空気調和機の底面を示
す図である。
す図である。
【図３】本発明による天井埋込型空気調和機の要部説明
図で、（Ａ）および（Ｂ）は捩じりコイルばねと熱源部
とからなる駆動装置を示す斜視図であり、（Ｃ）は風向
変更板が略水平位置に回動した状態を示し、（Ｄ）は略
垂直位置に回動した状態を示す。
図で、（Ａ）および（Ｂ）は捩じりコイルばねと熱源部
とからなる駆動装置を示す斜視図であり、（Ｃ）は風向
変更板が略水平位置に回動した状態を示し、（Ｄ）は略
垂直位置に回動した状態を示す。
【図４】本発明による天井埋込型空気調和機の要部説明
図で、（Ａ）および（Ｂ）は捩じりコイルばねと引っ張
りコイルばねと熱源部とからなる駆動装置を示す斜視図
であり、（Ｃ）は引っ張りコイルばねと熱源部とからな
る駆動装置を示す斜視図である。
図で、（Ａ）および（Ｂ）は捩じりコイルばねと引っ張
りコイルばねと熱源部とからなる駆動装置を示す斜視図
であり、（Ｃ）は引っ張りコイルばねと熱源部とからな
る駆動装置を示す斜視図である。
【図５】従来例による天井埋込型空気調和機の底面を示
す図である。
す図である。
【図６】従来例による天井埋込型空気調和機の要部断面
図である。
図である。
１ 化粧パネル 1a コーナ部 ２ 吹出口 ３ 風向変更板 3a 支軸 3b ばね掛け部 ４ 支軸部 ６ 連結部材 ７ 熱源部 7a テンションばね 7b 形状記憶合金ばね ８ 吸込口 ９ フィルタ 10 ファンモータ 11 送風ファン 12 熱交換器 13 断熱部材
Claims (6)
- 【請求項１】 化粧パネルの四辺に吹出口を設け、同吹
出口に、支軸部により風向変更板を回動自在に軸支し、
同風向変更板の隣り合う支軸を、前記化粧パネルのコー
ナ部で連結するとともに、該コーナ部の何れか一カ所
に、前記風向変更板を駆動する駆動装置を設けてなる天
井埋込型空気調和機において、 前記駆動装置を、前記風向変更板を略水平位置に回動す
るように付勢するテンションばねと、略垂直位置に回動
するように付勢する形状記憶合金ばねと、前記熱源部と
により構成してなることを特徴とする天井埋込型空気調
和機。 - 【請求項２】 化粧パネルの四辺に吹出口を設け、同吹
出口に、支軸部により風向変更板を回動自在に軸支し、
同風向変更板の隣り合う支軸を、前記化粧パネルのコー
ナ部で連結するとともに、該コーナ部の何れか一カ所
に、前記風向変更板を駆動する駆動装置を設けてなる天
井埋込型空気調和機において、 前記駆動装置を、前記支軸に設けられたばね掛け部に一
端を係止して前記風向変更板を略垂直位置に回動するよ
うに付勢するテンションばねと、略水平位置に回動する
ように付勢する形状記憶合金ばねと、同形状記憶合金ば
ねの近傍に設けられ、これを加熱して伸縮させることに
より、前記風向変更板を前記テンションばねの付勢力に
抗して回動させる熱源部とにより構成してなることを特
徴とする天井埋込型空気調和機。 - 【請求項３】 前記形状記憶合金が、Ｎｉ−Ｔｉ合金ま
たはＣｕ−Ａｌ−Ｚｎ合金からなることを特徴とする請
求項１または請求項２に記載の天井埋込型空気調和機。 - 【請求項４】 前記テンションばねおよび前記形状記憶
合金ばねが、捩じりコイルばねからなることを特徴とす
る請求項１乃至請求項３に記載の天井埋込型空気調和
機。 - 【請求項５】 前記テンションばねおよび、または前記
形状記憶合金ばねが捩じりコイルばねからなり、前記形
状記憶合金ばねおよび、または前記テンションばねが引
っ張りコイルばねからなることを特徴とする請求項１乃
至請求項３に記載の天井埋込型空気調和機。 - 【請求項６】 前記テンションばねおよび前記形状記憶
合金ばねが、引っ張りコイルばねからなることを特徴と
する請求項１乃至請求項３に記載の天井埋込型空気調和
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10041804A JPH11237110A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 天井埋込型空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10041804A JPH11237110A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 天井埋込型空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11237110A true JPH11237110A (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=12618530
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10041804A Pending JPH11237110A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 天井埋込型空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11237110A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL1022895C2 (nl) * | 2003-03-11 | 2004-09-14 | Inteco B V | Zelfregelende plafondconvector. |
| CN106016627A (zh) * | 2016-06-29 | 2016-10-12 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种空调面板识别装置、方法及一种空调 |
| CN106016447A (zh) * | 2016-06-02 | 2016-10-12 | 珠海格力电器股份有限公司 | 供热管网调控方法和系统 |
| WO2019061915A1 (zh) * | 2017-09-27 | 2019-04-04 | 格力电器（武汉）有限公司 | 出风口结构及空调器 |
-
1998
- 1998-02-24 JP JP10041804A patent/JPH11237110A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL1022895C2 (nl) * | 2003-03-11 | 2004-09-14 | Inteco B V | Zelfregelende plafondconvector. |
| CN106016447A (zh) * | 2016-06-02 | 2016-10-12 | 珠海格力电器股份有限公司 | 供热管网调控方法和系统 |
| CN106016447B (zh) * | 2016-06-02 | 2019-01-08 | 珠海格力电器股份有限公司 | 供热管网调控方法和系统 |
| CN106016627A (zh) * | 2016-06-29 | 2016-10-12 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种空调面板识别装置、方法及一种空调 |
| CN106016627B (zh) * | 2016-06-29 | 2018-11-02 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种空调面板识别装置、方法及一种空调 |
| WO2019061915A1 (zh) * | 2017-09-27 | 2019-04-04 | 格力电器（武汉）有限公司 | 出风口结构及空调器 |
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