JP2000009341A - 天井埋込形空気調和機 - Google Patents

天井埋込形空気調和機

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JP2000009341A
JP2000009341A JP10172644A JP17264498A JP2000009341A JP 2000009341 A JP2000009341 A JP 2000009341A JP 10172644 A JP10172644 A JP 10172644A JP 17264498 A JP17264498 A JP 17264498A JP 2000009341 A JP2000009341 A JP 2000009341A
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JP
Japan
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shape memory
spring
memory alloy
tension spring
wind direction
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JP10172644A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Gunji
義浩 郡司
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吹出口に回動自在に軸支した風向変更板を駆
動する駆動装置を、テンションばねと複数の形状記憶合
金ばねとこれを加熱して伸縮する複数の熱源部とで構成
することにより、駆動モータを使用する場合に比して化
粧パネルの薄型化を実現でき、かつ風向変更板を任意の
角度に回動できるようにした天井埋込型空気調和機を提
供する。 【解決手段】 風向変更板3を駆動する駆動装置を、支
軸3aに設けられたばね掛け部3bに一端を係止して前記風
向変更板を回動するように付勢するテンションばね7a
と、同テンションばね7aに対して逆方向に回動するよう
に付勢する複数の形状記憶合金ばね7b1、7b2、7b3
と、同形状記憶合金ばねの近傍に設けられ、これを加熱
して伸縮させることにより、前記風向変更板を前記テン
ションばねの付勢力に抗して回動させる複数の熱源部7d
1、7d2、7d3とにより構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井埋込形空気調
和機に係わり、より詳細には、吹出口に回動自在に軸支
した風向変更板を駆動する駆動装置の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の天井埋込形空気調和機は、例えば
図1と、図5とで示すように、化粧パネル1の四辺に吹
出口2を設け、同吹出口2に、支軸部4により風向変更
板3を回動自在に軸支し、同風向変更板3の隣り合う支
軸3aを、前記化粧パネル1のコーナ部1aで連結部材6に
より連結するとともに、該コーナ部1aの何れか一カ所
に、前記風向変更板3を駆動する駆動モータ7'およびそ
の駆動力を伝達する伝達部7'' からなる駆動装置を設け
た構成であった。
【0003】または、図6で示すように、前記風向変更
板3を、テンションばね7a' により略水平位置または略
垂直位置に回動するように付勢する一方、前記吹出口2
に、前記テンションばね7a' の付勢力に対抗して前記風
向変更板3を回動する形状記憶合金ばね7b' を設け、同
形状記憶合金ばね7b' を、前記吹出口2から送出される
吹出空気の温度により伸縮させて、前記風向変更板3を
回動するようにしていた。
【0004】しかしながら、前記駆動モータ7'および前
記伝達部7'' からなる駆動装置を設けた場合には、同駆
動装置が所定のスペースを専有することから、前記化粧
パネル1を薄型化できにくいという問題を有していた。
【0005】または、前記テンションばね7a' および前
記形状記憶合金ばね7b' からなる駆動装置を設けた場合
には、前記駆動モータ7'および前記伝達部7'' を用いた
場合に比して前記化粧パネル1を薄型化しやすくなる反
面、前記風向変更板3を任意の角度に回動させて風向を
変更することができにくいという問題を有していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑み、吹出口に回動自在に軸支した風向変
更板を駆動する駆動装置を、テンションばねと形状記憶
合金ばねとこれを加熱して伸縮する熱源部とで構成する
ことにより、駆動モータを使用する場合に比して化粧パ
ネルの薄型化を実現できるとともに、風向変更板を任意
の角度に回動させることができる天井埋込形空気調和機
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、化粧パネルの
四辺に吹出口を設け、同吹出口に、支軸部により風向変
更板を回動自在に軸支し、同風向変更板の隣り合う支軸
を、前記化粧パネルのコーナ部で連結するとともに、該
コーナ部の何れか一カ所に、前記風向変更板を駆動する
駆動装置を設けてなる天井埋込形空気調和機において、
前記駆動装置を、前記支軸に設けられたばね掛け部に一
端を係止して前記風向変更板を回動するように付勢する
テンションばねと、同テンションばねに対して逆方向に
回動するように付勢する直列に連結された複数の形状記
憶合金ばねと、同複数の形状記憶合金ばねの夫々の近傍
に設けられ、これを加熱して伸縮させることにより、前
記風向変更板を前記テンションばねの付勢力に抗して多
段階に回動させる複数の熱源部とにより構成している。
【0008】また、前記複数の形状記憶合金ばねを、前
記支軸に回動自在に挿通した連結板を介して連結してな
る構成となっている。
【0009】また、前記形状記憶合金が、Ni−Ti合
金またはCu−Al−Zn合金からなる構成となってい
る。
【0010】また、前記テンションばねおよび、または
前記形状記憶合金ばねが、捩じりコイルばねからなる構
成となっている。
【0011】更に、前記テンションばねおよび、または
前記形状記憶合金ばねが、引っ張りコイルばねからなる
構成となっている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳細に説明する。図1と、図2と、図3(A)乃
至図3(C)と、図4(A)乃至図4(C)とにおい
て、1は天井埋込形空気調和機を構成し、四辺に吹出口
2を設けた化粧パネル、3は前記吹出口2に支軸部に4
より夫々回動自在に軸支された風向変更板で、前記化粧
パネル1の中央部に設けられ、内側にフィルタ9を備え
た吸込口8と前記吹出口2とを結ぶ空気通路には、ファ
ンモータ10を備えた送風ファン11と熱交換器12とが設け
られた構成となっている。前記風向変更板3の隣り合う
支軸3aは、前記化粧パネル1のコーナ部1aでユニバーサ
ルジョイントなどの連結部材6により連結されるととも
に、該コーナ部1aの何れか一カ所には、前記風向変更板
3を駆動するための後述する駆動装置が設けられてい
る。
【0013】前記風向変更板3を駆動するための駆動装
置を、図3で示すように、前記支軸3aに設けられたばね
掛け部3bに一端を係止して前記風向変更板3を略水平位
置に回動するように付勢するテンションばね7aと、略垂
直位置に回動するように付勢する前記支軸3aに回動自在
に挿入された連結板13にばね腕7cを係止することにより
直列に連結した三つの形状記憶合金ばね7b1、7b2、7b
3と、同三つの形状記憶合金ばね7b1、7b2、7b3の近
傍に設けられ、これを加熱して伸縮させることにより、
前記風向変更板3を前記テンションばね7aの付勢力に抗
して多段階に回動させる三つの熱源部7d1、7d2、7d3
とによって構成しており、これによって、前記風向変更
板3を駆動するために、上記に説明した従来技術のよう
に駆動モータ7'およびその駆動力を伝達する伝達部7''
を用いることがない構成となって、前記化粧パネル1の
薄型化を実現しやすくなるとともに、前記三つの熱源部
7d1、7d2、7d3の発熱の有無によって前記形状記憶合
金ばね7b1、7b2、7b3を伸縮させる構成であるため、
前記三つの熱源部7d1、7d2、7d3の発熱を、一つ、二
つ、三つと加熱する数を増やしてゆくと、前記テンショ
ンばね7aの付勢力に抗する力が三段階に変化するため、
前記風向変更板3を三段階の角度回動させることがで
き、風向を三段階に変えることができる構造となる。
【0014】なお、上記実施例とは逆に、前記テンショ
ンばね7aが付勢する方向が前記風向変更板3を略垂直位
置に回動する方向で、前記三つの形状記憶合金ばね7b
1、7b2、7b3が付勢する方向が前記風向変更板3を略
水平位置に回動する方向であっても、上記同様の効果を
得ることができる。
【0015】また、前記複数の形状記憶合金ばねを、前
記連結板を介して連結することにより、前記三つの熱源
部7d1、7d2、7d3の熱が隣接する形状記憶合金ばねに
作用することを防止し、確実に多段階に作動させること
ができる。
【0016】また、前記形状記憶合金7b1、7b2、7b3
が、Ni−Ti合金またはCu−Al−Zn合金からな
る構成としたことにより、前記熱源部7の発熱の有無に
よって効果的に伸縮し、前記風向変更板3を任意に回動
させることができる構造となる。
【0017】また、前記テンションばね7aおよび前記形
状記憶合金ばね7b1、7b2、7b3が、図3(A)および
図3(B)で示すように捩じりコイルばねからなる構成
としたことにより、同捩じりコイルばねの一端を前記支
軸3aのばね掛け部3bに容易に、且つ正確に係止して、前
記風向変更板3を安定した付勢力で付勢および、または
回動できるようにした構造となる。
【0018】また、図4(A)および図4(B)で示す
ように、前記テンションばね7aおよび、または前記形状
記憶合金ばね7b1、7b2、7b3が捩じりコイルばねから
なり、前記形状記憶合金ばね7b1、7b2、7b3および、
または前記テンションばね7aが引っ張りコイルばねから
なる構成としたことにより、これら捩じりコイルばねお
よび、または引っ張りコイルばねの一端を前記支軸3aの
ばね掛け部3bに容易に、且つ正確に係止して、前記風向
変更板3を安定した付勢力で付勢および、または回動で
きるようにした構造となる。
【0019】更に、前記テンションばね7aおよび前記形
状記憶合金ばね7b1、7b2、7b3が、図4(C)で示す
ように引っ張りコイルばねからなる構成としたことによ
り、同引っ張りコイルばねの一端を前記支軸3aのばね掛
け部3bに容易に、且つ正確に係止して、前記風向変更板
3を安定した付勢力で付勢および、または回動できるよ
うにした構造となる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によると、吹出口に
回動自在に軸支した風向変更板を駆動する駆動装置を、
テンションばねと形状記憶合金ばねとこれを加熱して伸
縮する熱源部とで構成することにより、駆動モータを使
用する場合に比して化粧パネルの薄型化を実現できるよ
うにした天井埋込形空気調和機となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明および従来例による天井埋込形空気調和
機の断面図である。
【図2】本発明による天井埋込形空気調和機の底面を示
す図である。
【図3】本発明による天井埋込形空気調和機の要部説明
図で、(A)は捩じりコイルばねと熱源部とからなる駆
動装置を示す斜視図であり、(B)は風向変更板が略水
平位置に回動した状態を示し、(C)は略垂直位置に回
動した状態を示す。
【図4】本発明による天井埋込形空気調和機の要部説明
図で、(A)および(B)は捩じりコイルばねと引っ張
りコイルばねと熱源部とからなる駆動装置を示す斜視図
であり、(C)は引っ張りコイルばねと熱源部とからな
る駆動装置を示す斜視図である。
【図5】従来例による天井埋込形空気調和機の底面を示
す図である。
【図6】従来例による天井埋込形空気調和機の要部断面
図である。
【符号の説明】
1 化粧パネル 1a コーナ部 2 吹出口 3 風向変更板 3a 支軸 3b ばね掛け部 4 支軸部 6 連結部材 7a テンションばね 7b1、7b2、7b3 形状記憶合金ばね 7d1、7d2、7d3 熱源部 8 吸込口 9 フィルタ 10 ファンモータ 11 送風ファン 12 熱交換器 13 連結板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧パネルの四辺に吹出口を設け、同吹
    出口に、支軸部により風向変更板を回動自在に軸支し、
    同風向変更板の隣り合う支軸を、前記化粧パネルのコー
    ナ部で連結するとともに、該コーナ部の何れか一カ所
    に、前記風向変更板を駆動する駆動装置を設けてなる天
    井埋込形空気調和機において、 前記駆動装置を、前記支軸に設けられたばね掛け部に一
    端を係止して前記風向変更板を回動するように付勢する
    テンションばねと、同テンションばねに対して逆方向に
    回動するように付勢する直列に連結された複数の形状記
    憶合金ばねと、同複数の形状記憶合金ばねの夫々の近傍
    に設けられ、これを加熱して伸縮させることにより、前
    記風向変更板を前記テンションばねの付勢力に抗して多
    段階に回動させる複数の熱源部とにより構成してなるこ
    とを特徴とする天井埋込形空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記複数の形状記憶合金ばねを、前記支
    軸に回動自在に挿通した連結板を介して連結してなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の天井埋込形空気調和
    機。
  3. 【請求項3】 前記形状記憶合金が、Ni−Ti合金ま
    たはCu−Al−Zn合金からなることを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の天井埋込形空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記テンションばねおよび、または前記
    形状記憶合金ばねが、捩じりコイルばねからなることを
    特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の天井埋込形空
    気調和機。
  5. 【請求項5】 前記テンションばねおよび、または前記
    形状記憶合金ばねが、引っ張りコイルばねからなること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の天井埋込形
    空気調和機。
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