JPH11237083A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH11237083A
JPH11237083A JP3733798A JP3733798A JPH11237083A JP H11237083 A JPH11237083 A JP H11237083A JP 3733798 A JP3733798 A JP 3733798A JP 3733798 A JP3733798 A JP 3733798A JP H11237083 A JPH11237083 A JP H11237083A
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Takuro Nishihara
卓郎 西原
Hiroshi Hatsutougo
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室外機から前方に吐出する吐出風の騒音低下
を図り、また風が人体に当たる不快感をなくせるよう
に、吐出風を上方へ変更できる構造を、簡単に装備でき
る室外機を得る。 【解決手段】 室外機1の風吐出面側に、風向チャンバ
21を取り囲むよう設けて、風を前方から上方へと向か
わせる風向変更装置22を、室外機1の取付けビス1
3、13を兼用して装着する。風向変更装置は室外機の
奥行きLと同程度に離して装備することで、吐出風を十
分溜める空間域Sが確保され、圧損少なくして風はスム
ーズに上方の矩形状の放出口23から吐出して、送風時
の騒音低下と、かつ人体への不快な当たりを避けること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内機と室外機と
に分離され、その室外機から吐出する熱交換後空気の吐
出騒音を低下するのに好適な構造とした空気調和機に関
する。
【0002】
【従来の技術】今日、空気調和機は、室外機と室内機と
に分離し、これら両機を冷媒配管で配管した分離型空気
調和機が広く普及している。図9に示すのはその分離型
空気調和機の室外機であり、図10はその室外機の分解
斜視図である。
【0003】同室外機1は、矩形状をした室外機ケース
2内に、コンプレッサ3と、外気との熱交換を行う室外
熱交換器4とその送風ファン5等が搭載されている。
【0004】そして、この外殻となる室外機ケース2に
は、その前後するケース面のうち、一方の面、例えば後
ケース板2Bには、その正面部と一側面にかけて開口し
て形成した外気取り入れ口6が形成され、また、この外
気取り入れ口6と対向して、他方の面すなわち前ケース
板2Aには、前記送風ファン5により取り入れた外気が
室外熱交換器4と熱交換した後に吐出される円形の外気
吐出口7が形成されている。そして、前記外気取入れ口
6は格子状のグリル孔6aからなるグリル8で覆われ、
一方、外気吐出口7は放射状とリング状に形成された多
数の開口9aからなるガード9で保護されている。な
お、11a、11bは、室外機1と室内機(図示せず)
との間を連絡する冷媒配管をつなぐためのサービスバル
ブである。
【0005】こうした構成の分離型空気調和機におい
て、冷媒の流通方向を冷媒配管の途中に設けた四方弁
(図示せず)により冷房時と暖房時に切り換え、室内熱
交換器から冷気、暖気を供給し、部屋の冷暖房を行うも
のとなっている。
【0006】ここで、空気調和機が冷暖房運転されると
き、室外機1の吐出口7からは、取り入れた外気が、室
外熱交換器4を通流する高温冷媒または低温冷媒と熱交
換し、夏場の冷房運転時には熱風がまた冬場の暖房運転
時には冷風が勢いよく吐出する。このため、吐出口7か
ら勢いよく吹き出る熱風または冷風による送風騒音が発
生するという問題がある。そして、このような吐出口7
からの送風騒音は、住居環境を悪くする問題となり、ま
た騒音が耳障りとなって、安眠妨害になったりする等の
問題がある。また、室外機1が隣家との通路に設置され
たりしている時は、通行人に熱風または冷風が当たり、
不快感を与えてしまうといった問題を生じる。
【0007】従来は、このような室外機から吐出する熱
交換後空気による騒音低減や吐出空気が吹きかかる不快
さを取り除くような手段としては、吐出口の開口部の前
面部に設けられた衝立状の風向変更装置であったり、ま
たは、鎧戸状のルーバーを設ける等の対応が例としてあ
った。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、吐出口前方に
設けられた衝立の場合は、その衝立の為に、風抵抗が大
きく、騒音が大きくなるという問題があった。また衝立
により吐出風量が大きく抑えられ、熱交換性能の低下を
引き起こす原因にもなってしまうということがあった。
また、鎧戸状のルーバーによる場合は、室外機の本体の
正面に、当初から一部品として完全に固定装着されてい
る構造のものであって、これらの装備のない既成の室外
機に簡単に追備させるというわけにはいかなっかった。
【0009】本発明は、上述の問題に鑑みなされたもの
で、簡単な構成で、空気調和機の性能を低下することな
く騒音低下を達成し、および人体に熱風や冷風があたる
のを避けられるように風向きを変更させる風向変更手段
を持ち、しかもこの風向変更手段を既成の製品に必要に
応じて容易に装備することのできるようにした空気調和
機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、室内機と室外機とに分離され、前記室外機にコンプ
レッサと室外熱交換器並びに該室外熱交換器との熱交換
空気を取り入れ送風させるための送風ファン等を搭載
し、後面に熱交換用空気の取り入れ口が形成され、前面
に熱交換後空気の吐出口が形成された空気調和機におい
て、前記室外機の前面を全幅にわたって被うように取付
けられと共に、上方に形成された吐出風送出口によっ
て、前記吐出口から前方に吹き出された吐出風を上方へ
放出させるようにする風向変更装置を具備させたもので
ある。
【0011】また、室外機の前面に取付けられる前記風
向変更装置の奥行き寸法は、吐出風を上方の前記吐出風
送出口より放出させ、かつその送風騒音を低下させる奥
行きに設定したものである。
【0012】また、風向変更装置の取付けにより前記室
外機の前面に形成される空間域の上方の吐出風送出口
は、その奥行き寸法が室外機の奥行き寸法と同程度の奥
行きで、室外機のほぼ全幅にわたるような矩形状の口部
となっていることものである。
【0013】また、風向変更装置は、正面部とその左右
の側面部と底面部とを備え、この風向変更装置の前記左
右の側面部の端部を、前記室外機の前面の左右のコーナ
ー部に当てがい、前記室外機の前面と側面とを固定する
既存のビスを共用して、風向変更装置を室外機に取付け
固定可能としたものである。
【0014】さらに、風向変更装置の左右の側面部の端
部の内側に向かい合うL状のストッパー部を一体に形成
し、これらのストッパー部が前記室外機の前面の左右の
コーナー部に当てがわれて、固定されるものである。
【0015】そして、室外機の左右のコーナー部がR状
に面取りされた構造の場合に、この両コーナー部に当て
がった風向変更装置のL状のストッパー部は、この各コ
ーナー部のすきまを解消し、室外機前方の前記空間域と
隔絶して、吐出風が前記すきまに回り込むのを防止でき
るようにしたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施態様を図面に
基づいて説明する。
【0017】図1は、本発明の風向変更装置を室外機に
取り付ける時の様相図、図2は風向変更装置を取付けた
状態の室外機の側面図、図3はその上面図である。また
図4は、その室外機の正面図であり、図5は、風向変更
装置が取付けられる前の室外機の側面図を示しており、
さらに図10は、室外機の組み立て分解図である。
【0018】各図において、室外機1の長方形状をした
室外機ケース2は、図10に示すように、ともに薄鋼板
にて形成された前ケース板2Aと後ケース板2Bと天板
2Cおよび底板2Dとから箱型に組み付けられ、そのケ
ース板が組合わされる互いの組み合わせ面に固定ネジを
締め付け固定して、組立て形成される。例えば、前ケー
ス板2Aと後ケース板2Bとが互いに端部を重合し、そ
の前面と側面との重なり部を、ビス13、13で締め付
け固定するといった具合である。ここで、該ケース2に
は、その前後する対向面のうち、後ケース板2Bに外気
取り入れ口6が形成され、前ケース板2Aに外気吐出口
7が形成されている。
【0019】すなわち、前記外気取り入れ口6は、前記
後ケース板2Bの正面部に設けた格子状の開口とその一
側面部に設けた上下2列のスリット開口とからなるグリ
ル8構造に形成されて設けられ、一方、前記外気吐出口
7はその前ケース板2Aに設けた円形の開口に形成され
て設けられている。なお、この円形の外気吐出口7に
は、カーブした放射状のスリット孔が内外二重に環状に
並ぶ孔構造を持つ円形の保護ガード9で覆い、保護して
いる。
【0020】また、前記ケース2内には、コンプレッサ
ー3が収容されるとともに、外気取り入れ口6側から外
気吐出口7の方へ向かって、室外熱交換器4と送風ファ
ン5とそのファンモータ5Mが順に並んで配設されてい
る。そして、これらコンプレッサー3、室外熱交換器4
と送風ファン5の他に、ケース2内には、ストレーナ1
3や、アキュムレータ14、キャピラリチューブ15
a,15bや、図番を付与しないが、電磁弁や逆止弁な
どの冷媒回路部品、さらにそれらの作動用のための電磁
コイルや電解コンデンサなどの電気部品が収容されると
ともに、固定ネジ、防振ゴム等の機械部品など多数の構
成部品から室外機1は成っている。
【0021】さて、空気調和機の運転時に、室外機1に
おいて、その送風ファン5が回転し、これにより、外気
が図2の矢印(白矢印)に示すように吸い込まれ、室外
熱交換器4と熱交換した空気が熱風または冷風となって
前方へ吐出される。この送風時の騒音は、かなり大きい
ものであるため、本発明では、図1に示すような形体の
風向チャンバー21を、ケース本体の吐出口面側(黒矢
印方向)に取付け可能とし、前方に吹出た空気を、上方
(白矢印)へ向かって吹き出させるようにする風向変更
装置22を設けている。
【0022】風向チャンバー21は、その形成材として
薄鋼板等を使用することが可能で、該薄鋼板を、上方
(吐出風送出口)23と室外機側とが開口し、それ以外
の部分すなわち正面部21aとその左右横の折曲された
側面部21b、21bと底面部21cとは壁部で塞いだ
全体の大きさが室外機1と見合うような形体に成形して
作られる。
【0023】この場合に、特に重要となるのは、風向チ
ャンバー21の奥行き寸法(L)で、風向チャンバー2
1が室外機1に取付けられたとき、室外機前面(前ケー
ス板)2Aと風向チャンバー21とで囲まれた空間域S
に吐出充満した吐出空気が、上方向へ放出された時の騒
音を低下できるような空間域Sとするように、その奥行
き寸法L(空間距離)が設定されていることである。こ
れにより、風向チャンバー21は、室外機前面とで囲
み、上方に矩形状の吐出風放出口23を有する空間域S
が形成されて、風向変更装置22が作られる。
【0024】そこで、奥行き寸法Lをいろいろと変えた
風向チャンバー21を、室外機1の前面部に装着して、
運転したときの騒音を測定して見ると、図8に示すよう
な騒音結果が得られた。この測定試験に用いた室外機
は、その横幅(D);800mm、高さ(H);518
mm、奥行き寸法(T);260mmの寸法をもつ大き
さのものである。また、測定ポイントは、室外機の前面
から、前方に1m離れた場所にて行った。
【0025】この実験結果から、騒音は室外機1から或
る所定空間距離(231mm)Pのときに、最低の騒音
レベル(単位44.2dB程度)となり、その所定空間
距離を中心とする若干の前後空間領域(概むね、200
mm〜300mm程度)で、騒音が低くなることが確認
された。そして、その空間距離以上に短くなる近い距離
となるに従い、あるいはそれ以上に長くなる遠い距離と
なるに従い、騒音が急に大きくなり、騒音抑止効果が低
下することが確認された。
【0026】そして、風向チャンバ21のこの231m
mという奥行き寸法Lは、室外機1の奥行き寸法T(2
60mm)に少し足りないが大きくかけ離れていないこ
とから、室外機1の奥行き寸法(本実施例室外機では2
60mm)と同程度か、ないしは或る程度の幅域を加減
した奥行き寸法(実施室外機では200mm〜300m
m程度の空間距離)を持たせた風向チャンバー21が、
適合品となる。
【0027】こうした寸法条件を満足する風向チャンバ
ー21が、室外機1の吐出口面側に取付けられて、風向
変更装置22が形成されると、該風向変更装置22の奥
行き寸法Lが室外機の奥行ほどに大きいために、空間容
積の大きい吐出風受け入れ空間Sが作られ、吐出風量の
溜めが大きいものとなる。また、風向変更装置22の吐
出風放出口23である天面の口部の開口面積が、室外機
1の全幅Dにわたっているために、吐出風の放出量が大
きくとれ、スムーズに吐出風が上方へと放出される。こ
れにより、風向チャンバー21を取り付けても、それが
吐出風量の圧損抵抗に与える影響は低く抑えられ、運転
騒音の増大は無いものとできる。
【0028】また、風向チャンバー21の正面壁21a
に風量多く当たる吐出風によって、正面方向に寄与され
る音は、風向チャンバーが後方と上方へ開放する構成に
なっていることから上方向や、反対側に引き出される為
に、風向変更装置22を取付けない場合に比べて、正面
位置の騒音は、低くなる傾向となる。
【0029】そして、風向チャンバー21を取付けると
きは、図1に示すように、室外機ケース2における前ケ
ース板2Aと後ケース板2Bとを組み付けている既存の
ビス13、13を共用使用して、取付け固定するように
している。詳しくは、前記ビス13、13を外した後の
前ケース板2Aと後ケース板2Bとの重なり合い部に、
風向チャンバー21の左右側壁21b、21bのそれぞ
れの後端縁部を当てがい、前記ビス13、13で共締め
して行うものとなっている。
【0030】そのために、風向チャンバー21の左右側
壁21b、21bの後端縁部には、その終端より少し手
前位置に内向きに突出したL字型のストッパー片25を
上下方向に延在させて一体に設けて、これによりL状に
向き合った形で存在するストッパー部26、26を形成
している。そしてこのL状のストッパー部26、26部
が、室外機1の吐出口側面(前面側面)の左右のコーナ
ー部27、27に、前面側からと左右側面側からそれぞ
れ当接するようなものとなっいる。また、このL状のス
トッパー部の26、26には、室外機1に側面方向から
当たる部分に、前記ビス13、13の取付け孔28、2
8が設けられている。
【0031】よって、この風向チャンバー21のL状の
ストッパー部26、26が、室外機1の前面側の左右の
コーナー部27、27に当たり、位置決めされる。そし
て、そのL状のストッパー部26、26の前記取付け孔
28、28と、前ケース板2Aと後ケース板2Bとのビ
ス取付け孔29、29とを一致させ、2本のビス13、
13を通してネジ込めば、風向チャンバー21は、前ケ
ース板2Aと後ケース板2Bと一緒に3者一体になって
共締めされ、簡単に取付け固定される。
【0032】このように、室外機のサイド固定用ビスを
共用使用して、風向変更装置を室外機と同位置にして固
定することができるので、部品点数は少なくなり、構造
的にも簡易になり組付け固定が容易に行えるようにな
る。また既存の製品にも、風向変更装置を容易に装着す
ることができる。
【0033】そして、風向チャンバー21を装着したと
き、図7に示す如く、L字状ストッパー部26、26が
室外機1の面取りしたコーナ部27、27に合わさるた
めに、そのR状の面取りでもってできる左右コーナ部2
7、2のすき間30、30は、解消され、その前方の吐
出風受入れ空間域Sと連通しない遮断されたものとな
る。そのため、従来のような吐出風がすき間30へ回り
込んで、発生する騒音等を無くすことができる。
【0034】また、L字状ストッパー26、26を室外
機1に当てがって仮止めできるので、組み付け時の作業
性も良くなる。さらに、上下方向に延在するL字状スト
ッパー26、26は、風向変更装置22の縦方向の強度
を補強する要素になり、構造的強度を高めた風向変更装
置と成すことができる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、室外機
の吐出側面に、その前面の全幅にわたり囲むように取付
けられた上方の開口する風向変更装置を設けるようにし
たので、前方へ吹き出た熱交換後の吐出風は上方へと変
更させられて放出され、これにより前方へ出る吐出風の
騒音は低くなり、全体の運転騒音を減らすことができ、
住環境への悪影響を抑えることができる。また、風向変
更装置の容積が大きいため、吐出時の圧損も大きくなら
ずに、スムーズに送風できる。
【0036】また、その風向変更装置の奥行き寸法が、
室外機前面との間に作られる空間域を、吐出風を十分に
溜めるような広さと成すべく寸法設定することで、吐出
風の勢いは緩和され、そしてスムーズに上方へ送出させ
るようにできる。
【0037】また、風向変更装置の奥行き寸法を室外機
の奥行きと同程度とすれば、上方に室外機の全幅にわた
るほどの矩形状の放出口が形成され、吐出風をとどこお
りなく送出して、その送風騒音の低下を果たせるので、
室外機の奥行きを目安として風向変更装置を形成すれば
よくなり、格別な困難性を伴わないで設計等が行え、簡
単に風向変更装置を設けることができる。
【0038】そして、正面部と左右の側面部と底面部と
からなる箱状をした風向変更装置の室外機の取付けに際
しては、風向変更装置の左右の側面部を、室外機の前面
の左右のコーナー部に当てがい、室外機を組付けている
ビスを共用して共締めることで取付けが行えるようにし
たので部品点数が削減でき、かつ、取付け時の作業性も
よく、既存の室外機にも簡単に装備させることができ
て、便利である。
【0039】また、風向変更装置の前記左右の側面部に
は、室外機の左右のコーナー部に当接するL状の向き合
ったストッパー部を設けてあるので、風向変更装置を室
外機に位置決めすることが簡単かつ確実にでき、正しい
装着ができるようになる。
【0040】さらに、このL状のストッパー部が、室外
機の左右のコーナー部にできるすきまを解消し、すきま
を前方の吐出風空間域と遮断するようになるので、吐出
風のすきまへの回り込みが無くなり、局所騒音を防止で
き、全体の騒音発生を減らすことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】風向変更装置の室外機への取付け方を示す様相
図である。
【図2】風向変更装置を取付けた室外機の側面図であ
る。
【図3】上記室外機の平面図である。
【図4】上記室外機の正面図である。
【図5】風向変更装置が取付けられる前の室外機の側面
図である。
【図6】風向変更装置に設けた後部のストッパー部が上
記室外機に当接して組付けられる際の様相を示す拡大図
である。
【図7】風向変更装置に設けた後部のストッパー部によ
り、吐出風が回り込む室外機の左右のコーナー部のすき
まが無くなる様相を説明する図3におけるG部拡大図で
ある。
【図8】風向変更装置を設けることによる騒音低下の効
果を試験した騒音測定図である。
【図9】室外機の正面、側面、背面および平面を示す図
である。
【図10】上記室外機の構成要素分解斜視図である。
【符号の説明】
1 室外機 2 室外機ケース 2A 前ケース板 2B 後ケース板 3 コンプレッサ 4 室外熱交換機 5 送風ファン 6 外気取り入れ口 7 吐出口 13、13 取付けビス 21 風向チャンバ 22 風向変更装置 23 吐出風放出口 26、26 ストッパー部 S 空間域 L 風向変更装置の奥行き D 室外機の全幅 H 室外機の高さ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内機と室外機とに分離され、前記室外
    機に、コンプレッサと室外熱交換器並びに該室外熱交換
    器との熱交換空気を取り入れ送風させるための送風ファ
    ン等を搭載し、後面に熱交換用空気の取り入れ口が形成
    され、前面に熱交換後空気の吐出口が形成された空気調
    和機において、 前記室外機の前面を全幅にわたって被うように取付けら
    れと共に、上方に形成された吐出風送出口によって、前
    記吐出口から前方に吹き出された吐出風を上方へ放出さ
    せるようにする風向変更装置を具備させたことを特徴と
    する空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記室外機の前面に取付けられる前記風
    向変更装置の奥行き寸法は、吐出風を上方の前記吐出風
    送出口より放出させ、かつその送風騒音を低下させる奥
    行きに設定されていることを特徴とする請求項1に記載
    の空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記風向変更装置の取付けにより前記室
    外機の前面に形成される空間域の上方の吐出風送出口
    は、その奥行き寸法が室外機の奥行き寸法と同程度の奥
    行きで、室外機のほぼ全幅にわたるような矩形状の口部
    となっていることを特徴とする前記請求項2に記載の空
    気調和機。
  4. 【請求項4】 前記風向変更装置は、正面部とその左右
    の側面部と底面部とを備え、この風向変更装置の前記左
    右の側面部の端部を、前記室外機の前面の左右のコーナ
    ー部に当てがい、前記室外機の前面と側面とを固定する
    既存のビスを共用して、風向変更装置を室外機に取付け
    固定可能としたことを特徴とする前記請求項1ないし請
    求項3のいずれかに記載の空気調和機。
  5. 【請求項5】 前記風向変更装置の左右の側面部の端部
    の内側にL状の向かい合うストッパー部を一体に形成
    し、これらのストッパー部が前記室外機の前面の左右の
    コーナー部に当てがわれて、固定されるものであること
    を特徴とする前記請求項4に記載の空気調和機。
  6. 【請求項6】 前記室外機の左右のコーナー部がR状に
    面取りされた構造の場合に、この両コーナー部に当てが
    った風向変更装置のL状のストッパー部は、この各コー
    ナー部のすきまを解消し、室外機前方の前記空間域と隔
    絶して、吐出風が前記すきまに回り込むのを防止できる
    ようにしたこと特徴とする前記請求項5に記載の空気調
    和機。
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