JP2009198143A - 風向変更ユニットならびに冷凍装置の熱源ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】熱源ユニット内部から外部への空気の経路を十分に確保することができる風向変更ユニット、ならびにこれを備える冷凍装置の熱源ユニットを提供する。
【解決手段】風向変更ユニット8は、ケーシング2の内部が送風室S2と機械室S1とに分割された構造を有する室外機1において、ケーシング2の正面21から外部に吹き出される空気の方向を変更するものである。風向変更ユニット8は、第1装着部材81と第2装着部材86とを備える。第1装着部材81は、送風室S2に対応するようにケーシング2に装着され、ケーシング2からの空気の第1吹き出し開口84aを少なくとも上面84に有する。第2装着部材86は、機械室S1に対応するようにケーシング2に装着され、ケーシング2からの空気の第2吹き出し開口89aを少なくとも上面89に有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、風向変更ユニット、特にケーシングの内部が送風室と機械室とに分割された構造を有する冷凍装置の熱源ユニットにおいて、ケーシングの正面から外部に吹き出される空気の方向を変更する風向変更ユニットに関する。また、本発明は、風向変更ユニットを備えた冷凍装置の熱源ユニットに関する。
従来より、空気調和機や給湯器などの冷凍装置は、室外機やヒートポンプユニット等の室外に設置される熱源ユニットを備えている。このような熱源ユニットとしては、例えば特許文献1に開示されているように、ケーシングや熱交換器、ファン等を備えている室外機がある。特に、特許文献1には、正面吹きの室外機において、送風室に対応するケーシングの前面に静音フードを設けることで、横方向に空気が吹き出されるようにする技術が開示されている。
特開2001−108262号公報
ところで、室外機の種類によっては、ケーシング内部から外部に吹き出される空気の量が異なる。外部に吹き出される空気の量が比較的多い場合、室外機外部に空気が吹き出されるための空気経路を十分に確保する必要がある。しかしながら、特許文献1に係る室外機では、ケーシング内の空気は、横方向のみから外部に吹き出されるため、外部に吹き出される空気の量が比較的多い場合には、空気経路が十分に確保されているとは言い難い。
そこで、本発明は、熱源ユニット内部から外部への空気の経路を十分に確保することができる風向変更ユニット及びこれを備えた冷凍装置の熱源ユニットを提供することを目的とする。
発明1に係る風向変更ユニットは、ケーシングの内部が送風室と機械室とに分割された構造を有する冷凍装置の熱源ユニットにおいて、ケーシングの正面から外部に吹き出される空気の方向を変更するものである。風向変更ユニットは、第1装着部材と第2装着部材とを備える。第1装着部材は、送風室に対応するようにケーシングに装着され、ケーシングからの空気の第1吹き出し開口を少なくとも上面に有する。第2装着部材は、機械室に対応するようにケーシングに装着され、ケーシングからの空気の第2吹き出し開口を少なくとも上面に有する。
この風向変更ユニットによると、送風室だけではなく機械室に対応するケーシングの位置にも装着部材が装着される。これにより、熱源ユニットから外部に吹き出される空気は、送風室側に設けられた第1装着部材の第1吹き出し開口だけではなく機械室側に設けられた第2装着部材の第2吹き出し開口からも吹き出される。従って、空気が外部に吹き出される経路を十分に確保することができる。
発明2に係る風向変更ユニットは、発明1に係る風向変更ユニットであって、第1吹き出し開口及び第2吹き出し開口は、それぞれ第1装着部材の上面及び第2装着部材の上面にのみ形成されている。
これにより、熱源ユニットのケーシングから正面に吹き出された空気は、ケーシングの上部のみから外部に吹き出される。従って、例えばL字型の熱交換器がケーシング内部の背面から側面に沿って設置されている場合、ケーシング内部から外部に吹き出された空気は再度ケーシング内部に戻されにくくなるため、ショートサーキットが生じにくくなる。
発明3に係る風向変更ユニットは、発明1または2に係る風向変更ユニットであって、第1装着部材及び第2装着部材は、予めケーシングに設けられた前板が取り外された後にケーシングに装着される。
これにより、風向変更ユニットとケーシングとで熱源ユニットが構成されるようになる。また、前板が不要となることから、熱源ユニット内のメンテナンスを行う場合、第1装着部材及び第2装着部材をケーシングから取り外せばよい。そのため、前板がケーシングに設けられた状態で更に第1装着部材及び第2装着部材が取り付けられる場合に比して、熱源ユニットのメンテナンスを容易に行うことができる。
発明4に係る風向変更ユニットは、発明1〜3のいずれかに係る風向変更ユニットであって、第1装着部材と第2装着部材とが一体となっている。
これにより、第1装着部材及び第2装着部材を熱源ユニットのケーシングに装着する際、第1装着部材と第2装着部材とが別々である場合に比して容易に装着することができるため、作業性が向上する。
発明5に係る冷凍装置の熱源ユニットは、風向変更ユニットと、ケーシングとを備える。風向変更ユニットは、発明1〜4のいずれかに係る風向変更ユニットである。ケーシングは、風向変更ユニットにより外部に吹き出される空気の方向が変更される。そして、ケーシングには、熱交換器とファンとが収容されている。熱交換器は、空気と熱交換を行う。ファンは、熱交換器により熱交換が行われた後の空気を、第1吹き出し開口及び第2吹き出し開口に送る。
これにより、例えば正面吹き用の熱源ユニットであっても、例えば熱交換により暖められた空気を、正面ではなく上部に吹き出すことができる。
発明1に係る風向変更ユニットによると、空気が外部に吹き出される経路を十分に確保することができる。
発明2に係る風向変更ユニットによると、例えばL字型の熱交換器がケーシング内部の背面から側面に沿って設置されている場合、ケーシング内部から外部に吹き出された空気は再度ケーシング内部に戻されにくくなるため、ショートサーキットが生じにくくなる。
発明3に係る風向変更ユニットによると、前板がケーシングに設けられた状態で更に第1装着部材及び第2装着部材が取り付けられる場合に比して、熱源ユニットのメンテナンスを容易に行うことができる。
発明4に係る風向変更ユニットによると、第1装着部材及び第2装着部材を熱源ユニットのケーシングに装着する際、第1装着部材と第2装着部材とが別々である場合に比して容易に装着することができるため、作業性が向上する。
発明5に係る冷凍装置の熱源ユニットによると、例えば正面吹き用の熱源ユニットであっても、例えば熱交換により暖められた空気を、正面ではなく上部に吹き出すことができる。
以下、本発明の一実施形態に係る風向変更ユニット及びこれを備えた冷凍装置の熱源ユニットについて、図面を用いて詳細に説明する。
(1)構成
図1は、本実施形態に係る冷凍装置の熱源ユニットが採用された室外機の外観図である。図1の室外機1は、室内の壁面等に取り付けられている室内機(図示せず)と冷媒配管(図示せず)を介して接続されており、空気調和装置(冷凍装置に相当)を構成している。空気調和装置は、室内の冷房運転や暖房運転等を行うことができる。
本実施形態に係る室外機1は、図1〜図3に示すように、主として、ケーシング2、室外熱交換器3、圧縮機4、電装品ユニット5、送風部6、ベルマウス7及び風向変更ユニット8を備える。
尚、以下の説明においては、「上」、「下」、「右」、「左」、「鉛直」等の方向を示す表現を適宜用いているが、これらは、室外機1が図1に示すように室外に取り付けられ、通常使用される状態での各方向を表す。
〔ケーシング〕
ケーシング2は、図1や図2に示すように、略直方体の形状を有しており、板金及び樹脂によって形成されている。ケーシング2の内部は、図3に示すように、略鉛直に延びる仕切板2aにより機械室S1と送風室S2とに分割されている。機械室S1には、圧縮機4や電装品ユニット5が設置され、送風室S2には、室外熱交換機3や送風部6が設置されている。
そして、ケーシング2には、送風口2bと吸気口(図示せず)とが形成されている。送風口2bは、ケーシング2の正面21に形成され、図2及び図3に示すように略円形の形状を有している。送風口2bからは、空気が、ケーシング2内部から外部へと吹き出される。この空気は、やがて室外機1外部へと吹き出されるが、室外機1外部に吹き出される際には、後述する風向変更ユニット8により変更された方向へと吹き出されることになる。吸気口は、ケーシング2の背面23や、図3に示すように上面視においてケーシング2の左側面22に形成されている。
〔室外熱交換器〕
室外熱交換器3は、吸気口を介してケーシング2内に吸い込まれてきた空気と熱交換を行うためのものである。室外熱交換器3は、略L字状の形状を有しており、ケーシング2の左側面22から背面23に沿うようにして配置されている。より具体的には、室外熱交換器3は、ケーシング2の左側面22に沿って延びている第1部分3aと、ケーシング2の背面23に沿って延びている第2部分3bとを有している。言い換えると、第1部分3aは、送風部6に含まれるファン62の回転中心軸Y1に対し略平行に延びており、第2部分3bは、ファン62の回転中心軸Y1に略直交する方向に対し略平行に延びている。
このような室外熱交換器3は、長手方向両端で複数回折り返されてなる伝熱管(図示せず)と、伝熱管が挿通される複数のフィンを含むフィン部分(図示せず)とを有する。伝熱管は、冷媒配管(図示せず)と接続されており、伝熱管の内部には、冷媒配管(図示せず)内を流れる冷媒が流れている。
〔圧縮機〕
圧縮機4は、冷媒配管(図示せず)内を流れる冷媒を圧縮するためのものであって、機械室S1内に配置されている。より具体的には、圧縮機4は、機械室S1内のうち、仕切板2aの近傍であって、かつ電装品ユニット5の下側に配置されている。このような圧縮機4は、圧縮機用モータにより駆動される。
〔電装品ユニット〕
電装品ユニット5は、コンデンサやトランジスタ等の複数の電装品が実装された制御基板やリアクタ等を収納するためのものであって、機械室S1において圧縮機4の上側に配置されている。そして、電装品ユニット5内の制御基板からは、複数本のハーネスが延びている。これらのハーネスは、圧縮機4や送風部6におけるファンモータ61に駆動制御用信号等を伝送するためのものであって、電装品ユニット5から圧縮機4及びファンモータ61等にまで延びている。
〔送風部〕
送風部6は、室外熱交換器3により熱交換が行われた後の空気を、ケーシング2の送風口2bを介して風向変更ユニット8に送るためのものであって、送風室S2に設けられている。送風部6は、ファンモータ61及びファン62を有する。
ファンモータ61は、ファン62の回転駆動源であって、ケーシング2の背面23に取り付けられたファンモータ台61aに固定されている。そして、ファンモータ61の出力軸は、ファン62の回転中心軸Y1に接続されている。従って、電装品ユニット5の制御基板から出力される駆動制御用信号によりファンモータ61が回転すると、その回転はファンモータ61の出力軸を介してファン62の回転中心軸Y1に伝達されるため、ファン62は回転することができる。
ファン62は、複数枚の翼を有するプロペラファンであって、送風室S2の空気を外部に排出可能なように、ケーシング2の送風口2bに対応する位置に設けられている。ファン62は、ファンモータ61により回転することで、室外熱交換器3で熱交換された後の空気がケーシング2の正面21側に流れるように、空気の流れを生成する。
〔ベルマウス〕
ベルマウス7は、ファン62及びケーシング2の送風口2bに対応して設けられている。ベルマウス7は、ケーシング2に固定されており、ベルマウス7には、ファン62によって生成される空気の流れをケーシング2外部(具体的には、風向変更ユニット8)に案内するための開口7aが形成されている。開口7aは、ケーシング2の送風口2bとほぼ同じ大きさの略円形の形状を有している(図2)。
〔風向変更ユニット〕
風向変更ユニット8は、ケーシング2の正面21から外部に吹き出される空気の方向を変更するためのものであって、ケーシング2の正面21に装着されている。風向変更ユニット8は、第1装着部材81と第2装着部材86とを有する。
第1装着部材81は、図3に示すように、ケーシング2の正面21のうち、ケーシング2の送風室S2に対応する位置に装着されている。第1装着部材81は、図1〜図3に示すように、正面82、左側面83、上面84及び下面85を有しており、例えば板金で形成されている。より具体的には、第1装着部材81の正面82は、ケーシング2の正面21に略平行であって、左側面83は、ケーシング2の左側面22に沿って延びている。第1装着部材81の上面84及び下面85は、それぞれケーシング2の上面及び下面に略平行である。各面82〜85は、それぞれ矩形状の形状を有している。そして、第1装着部材81の上面84には、第1吹き出し開口84aが形成されている。この第1吹き出し開口84aは、ケーシング2からの空気を室外機1外部に吹き出すための開口であって、矩形状の形状を有している。第1吹き出し開口84aは、網目状の第1吹き出しグリル84bで覆われている。尚、第1吹き出しグリル84bは、例えば樹脂で形成されている。
第2装着部材86は、図3に示すように、ケーシング2の正面21のうち、ケーシング2の機械室S1に対応する位置に装着されている。第2装着部材86は、図1〜図3に示すように、正面87、背面88、上面89及び下面90を有しており、例えば板金で形成されている。より具体的には、第2装着部材86の正面87は、図3に示すように、ケーシング2の右側面24の端部24a及び第1装着部材81の正面82の右側端部82aに連結され、上面視において傾斜している。正面87は、正面視において矩形状の形状を有している。第2装着部材86の背面88は、ケーシング2の正面21のうち機械室S1に対応する部分とほぼ同じ大きさでかつ矩形状の形状を有しており、ケーシング2の正面21と略平行である。第2装着部材86の上面89及び下面90は、第1装着部材81の上面84及び下面85と同様、それぞれケーシング2の上面及び下面に略平行である。特に、第2装着部材86の上面89及び下面85は、正面87が上面視において傾斜していることから、略三角形の形状を有している。そして、第2装着部材86の上面89には、第2吹き出し開口89aが形成されている。この第2吹き出し開口89aは、第1吹き出し開口84aと同様、ケーシング2からの空気を室外機1外部に吹き出すための開口であって、網目状の第2吹き出しグリル89bで覆われている。特に、第2吹き出し開口89aは、上面89の形状に合わせて、略三角形の形状を有している。
特に、本実施形態では、第1装着部材81と第2装着部材86とは、一体となっている。そして、第1装着部材81の第1吹き出し開口84aと第2装着部材86の第2吹き出し開口89aとは、各上面84,89上において繋がって形成されている。更に、第1吹き出しグリル84bと第2吹き出しグリル89bとは、例えば樹脂で一体成型されている。
このような風向変更ユニット8では、第1及び第2装着部材81,86の各上面84,89にのみ第1及び第2吹き出し開口84a,89aがそれぞれ形成されており、第1及び第2装着部材81,86のその他の面(具体的には、正面82,87や左側面83、下面85,90)には吹き出し開口が形成されていない。従って、室外熱交換器3により熱交換が行われた後の空気は、ファン62によりケーシング2の送風口2bに送られた後、第1及び第2吹き出し開口84a,89aを介して室外機1の上部に吹き出される。即ち、本実施形態に係る風向変更ユニット8によると、空気は、室外機1の送風室S2の上部だけではなく機械室S1の上部にも吹き出される。
ここで、風向変更ユニット8のケーシング2への取り付け方について説明する。風向変更ユニット8が取り付けられる前のケーシング2には、図4に示すように、正面21に前板21aが取り付けられているが、上述した風向変更ユニット8がケーシング2に装着される際には、先ずは、前板21aが取り外される。次いで、図2に示すように、前板21aが取り外された状態のケーシング2の正面21に、風向変更ユニット8が装着される。そして、風向変更ユニット8は、例えばネジなどでケーシング2の正面21に固定される。このように、本実施形態に係る風向変更ユニット8がケーシング2に装着される際には、前板21aが不要となることから、室外機1内(特に、機械室S2の内部)のメンテナンスを行う場合には、風向変更ユニット8(具体的には、第1装着部材81及び第2装着部材86)のみをケーシング2から取り外せばよい。
(2)効果
(A)
本実施形態に係る風向変更ユニット8によると、第1装着部材81は、送風室S2に対応するケーシング2の正面21に装着され、第2装着部材86は、機械室S1に対応するケーシング2の正面21に装着されている。即ち、本実施形態に係る風向変更ユニット8によると、送風室S2だけではなく機械室S1に対応するケーシング2の位置にも装着部材が装着される。これにより、室外機1から外部に吹き出される空気は、送風室S2側に設けられた第1装着部材81の第1吹き出し開口84aだけではなく機械室S1側に設けられた第2装着部材86の第2吹き出し開口89aからも吹き出される。従って、空気が外部に吹き出される経路を十分に確保することができる。
(B)
また、本実施形態に係る風向変更ユニット8では、第1吹き出し開口84a及び第2吹き出し開口89aは、それぞれ第1及び第2装着部材81,86の各上面84,89にのみ形成されている。これにより、室外機1のケーシング2から正面21に吹き出された空気は、ケーシング2の上部のみから外部に吹き出される。従って、本実施形態のようにL字型の室外機熱交換器3がケーシング2に備えられている場合、ケーシング2から外部に吹き出された空気は再度ケーシング2内部に戻されにくくなるため、ショートサーキットが生じにくくなる。
(C)
また、本実施形態に係る風向変更ユニット8は、予めケーシング2に設けられた前板21aが取り外された後にケーシング2に装着される。これにより、風向変更ユニット8とケーシング2とで室外機1が構成されるようになる。また、前板21aが不要となることから、室外機1内のメンテナンスを行う場合、風向変更ユニット8をケーシング2から取り外せばよい。そのため、前板21aがケーシング2に設けられた状態で更に風向変更ユニット8(具体的には、第1装着部材81及び第2装着部材86)が取り付けられる場合に比して、室外機1のメンテナンスを容易に行うことができる。
(D)
また、本実施形態に係る風向変更ユニット8では、第1装着部材81と第2装着部材86とが一体となっている。これにより、第1装着部材81及び第2装着部材86を室外機1のケーシング2に装着する際、第1装着部材81と第2装着部材86とが別々である場合に比して容易に装着することができるため、作業性が向上する。
(E)
また、本実施形態に係る室外機1は、風向変更ユニット8と、ケーシング2とを備える。ケーシング2には、室外熱交換器3とファン62とが収容されている。これにより、ケーシング2の正面21に吹き出された空気は、風向変更ユニット8によりケーシング2の上部に吹き出される。
<その他の実施形態>
(a)
上記実施形態では、第1吹き出し開口84a及び第2吹き出し開口89aが、それぞれ第1装着部材81及び第2装着部材86の各上面84,89にのみ形成されている場合について説明した。しかし、吹き出し開口は、各上面84,89だけではなく、第1装着部材81の左側面83や第2装着部材86の下面90のように、その他の面に更に形成されていてもよい。これにより、空気が外部に吹き出される経路を更に確保することができる。
(b)
上記実施形態では、第1装着部材81及び第2装着部材86が、一体となっている場合について説明した。しかし、第1装着部材81及び第2装着部材86は、図5に示すように、別々に形成されていてもよい。また、第1吹き出し開口84a及び第2吹き出し開口89aそれぞれを覆っている吹き出しグリル84b,89bについても、一体成型されているのではなく、それぞれ別々に成型されていてもよい。
(c)
上記実施形態では、第2装着部材86の正面87が、図3に示すように上面視において傾斜している場合について説明した。しかし、本発明に係る第2装着部材の正面は、上面視において傾斜せず、第1装着部材の正面と同様、ケーシングの正面に略平行であってもよい。この場合、第2装着部材の上面及び下面は、第1装着部材の上面及び下面と同様、矩形状の形状となる。また、第2吹き出し開口も、第1吹き出し開口と同様、矩形状の形状を有する。
本発明の風向変更ユニットによると、空気が外部に吹き出される経路を更に確保することができるという効果を有する。従って、風向変更ユニットは、空気調和装置の室外機や給湯器のヒートポンプ型ユニット等のように、ケーシングの内部が送風室と機械室とに分割された構造を有する冷凍装置の熱源ユニットにおいて、ケーシングの正面から外部に吹き出される空気の方向を変更するためのものとして適用することができる。
本実施形態に係る室外機の外観図。 本実施形態に係る室外機の分解斜視図。 本実施形態に係る室外機内部の構造を、上から見た場合の図。 本実施形態に係る風向変更ユニットがケーシングに装着される前の、室外機の外観図。 その他の実施形態(b)に係る室外機の分解斜視図。
符号の説明
1 室外機
2 ケーシング
3 室外熱交換器
6 送風部
8 風向変更ユニット
62 ファン
81 第1装着部材
82 正面
83 左側面
84 上面
84a 第1吹き出し開口
84b 第1吹き出しグリル
85 下面
86 第2装着部材
87 正面
88 背面
89 上面
89a 第2吹き出し開口
89b 第2吹き出しグリル
90 下面

Claims (5)

  1. ケーシング(2)の内部が送風室(S2)と機械室(S1)とに分割された構造を有する冷凍装置の熱源ユニット(1)において、前記ケーシング(2)の正面(21)から外部に吹き出される空気の方向を変更する風向変更ユニット(8)であって、
    前記送風室(S2)に対応するように前記ケーシング(2)に装着され、前記ケーシング(2)からの前記空気の第1吹き出し開口(84a)を少なくとも上面(84)に有する第1装着部材(81)と、
    前記機械室(S1)に対応するように前記ケーシング(2)に装着され、前記ケーシング(2)からの前記空気の第2吹き出し開口(89a)を少なくとも上面(89)に有する第2装着部材(86)と
    を備える、風向変更ユニット(8)。
  2. 前記第1吹き出し開口(84a)及び前記第2吹き出し開口(89a)は、それぞれ前記第1装着部材(81)の上面(84)及び前記第2装着部材(86)の上面(89)にのみ形成されている、
    請求項1に記載の風向変更ユニット(8)。
  3. 前記第1装着部材(81)及び前記第2装着部材(86)は、予め前記ケーシング(2)に設けられた前板(21a)が取り外された後に前記ケーシング(2)に装着される、
    請求項1または2に記載の風向変更ユニット(8)。
  4. 前記第1装着部材(81)と前記第2装着部材(86)とが一体となっている、
    請求項1〜3のいずれかに記載の風向変更ユニット(8)。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の風向変更ユニット(8)と、
    前記風向変更ユニット(8)により外部に吹き出される前記空気の方向が変更される前記ケーシング(2)と
    を備え、
    前記ケーシング(2)には、
    前記空気と熱交換を行う熱交換器(3)と、
    前記熱交換器により熱交換が行われた後の前記空気を、前記第1吹き出し開口(84a)及び前記第2吹き出し開口(89a)に送るファン(62)と
    が収容されている、
    冷凍装置の熱源ユニット(1)。
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