JPH11235950A - 自動車用進路変更表示装置 - Google Patents

自動車用進路変更表示装置

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JPH11235950A
JPH11235950A JP8015698A JP8015698A JPH11235950A JP H11235950 A JPH11235950 A JP H11235950A JP 8015698 A JP8015698 A JP 8015698A JP 8015698 A JP8015698 A JP 8015698A JP H11235950 A JPH11235950 A JP H11235950A
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JP
Japan
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turn signal
signal lamp
delay circuit
seconds
blinking
Prior art date
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Pending
Application number
JP8015698A
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English (en)
Inventor
Shiro Miyazaki
四郎 宮崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】交通法規を尊守した追い越し等を行うことので
きる、自動車用の進路変更表示装置を提供する。 【解決手段】間欠通電回路を介してターンシグナルラン
プにバッテリーより電力を供給してなる進路変更表示装
置において、別設のターンシグナルランプを遅延回路を
介して並列に接続するとともに、この別設のターンシグ
ナルランプ色を他のターンシグナルランプと別色に設け
たことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車に装備し
て使用する、進路変更表示のための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車(以下、車と略称す
る)には右左折など進路変更を他車に知らせるための表
示装置が装備されており、これはターンシグナルランプ
(俗称ウィンカー)の点滅により行われる。このターン
シグナルランプは車の前部及び後部に設けられるが、こ
のランプを点滅させるためのターンシグナルスイッチを
操作することで点滅が開始される。このターンシグナル
ランプは、レバー操作にて各ランプが同時に点滅を開始
するものであるが、本発明にて示すように、時間差を有
して2段階の点滅を行うものは見当たらない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】車が道路を走行すると
きは、交通法規の規制を受けるが、追い越しなどのとき
は3秒間のターンシグナルランプ点滅をすることになっ
ている。しかし、ターンシグナルランプの3秒間の点滅
は、運転者の感覚にて判断されるので、正確な3秒間で
はない。そのため、3秒未満の点滅ののちに追い越しを
行うことも多く、安全運転上好ましくない。本発明は、
以上のような従来からのターンシグナルランプ使用に関
わる課題を解決するために発明されたもので、上記の3
秒間を運転者が容易に認知でき、かつ他車にも知らしめ
ることで、交通ルールを尊守して安全に運転するための
装置を提供することを目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】課題を解決する手段とし
て本発明は、従来の進路変更表示装置に、遅延回路を介
して別のターンシグナルランプを併設して構成した。す
なわち、間欠通電回路を介してターンシグナルランプに
バッテリーより電力を供給してなる進路変更表示装置に
おいて、別設のターンシグナルランプを遅延回路を介し
て並列に接続するとともに、この別設のターンシグナル
ランプ色を他のターンシグナルランプと別色に設ける。
本発明は以上の構成よりなる自動車用進路変更表示装置
である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の利用に際しては、まず従
来のターンシグナルランプの近傍に別色のターンシグナ
ルランプを装備する。また運転席のメーター内における
ターンシグナルランプ表示と同様に、この別設のターン
シグナルランプ表示部分を設ける。走行中に追い越しを
行う場合、ターンシグナルスイッチを操作すると標準で
装備されている従来のターンシグナルランプが間欠通電
により点滅を開始する。この点滅を開始してから3秒後
に別設のターンシグナルランプも点滅を開始し、メータ
ー内の表示部分も点滅を開始する。この3秒の遅れは遅
延回路にてなされるものであり、別設のターンシグナル
ランプの点滅は車の運転者、他車の運転者の双方にて確
認される。この別設のターンシグナルランプの点滅開始
時は、通常のターンシグナルランプの最初の点滅より3
秒経過しているので、すみやかに追い越しを行うことが
できる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
において、1は車載のバッテリー、2はターンシグナル
スイッチ、3は黄色のターンシグナルランプA、4は間
欠通電回路、5は緑色のターンシグナルランプB、6は
遅延回路である。7および8は運転席メーター内に設け
られるターンシグナルランプ点滅表示部で、7は通常の
ターンシグナルランプ点滅、8は別設のターンシグナル
ランプ点滅を表すものである。今、ターンシグナルスイ
ッチ2をONすると、バッテリー1からの電流は間欠通
電回路4を介してターンシグナルランプのAとBへ供給
される。この電流供給にてターンシグナルランプAは点
滅を開始するが、ターンシグナルランプBへは遅延回路
6を介して電流供給がなされ、かつ遅延時間は3秒間に
設定されている。従って、ターンシグナルランプBは、
ターンシグナルランプAの点滅開始より3秒遅れて点滅
を開始する。運転者は、メーター内のターンシグナルラ
ンプ点滅表示部にて、通常のターンシグナルランプの点
滅と別設のターンシグナルランプ点滅を確認した後に、
追い越し等の動作に移ることができる。また、他車の運
転者は通常のターンシグナルランプの点滅から3秒後に
別色にて設けられた本発明によるターンシグナルランプ
の点滅を確認して、本車の追い越し開始を知ることがで
きる。以上のように、本発明によって正確な3秒間経過
後に追い越しを開始することで、交通法規に則った安全
な運転を行うことができる。
【0007】なお、ターンシグナルランプは一般的には
車の適所に設けられるランプを着色カバーで覆って構成
されており、標準色は黄色系統である。従って、本発明
はこのカバー色を緑色とすることでランプ色自体を別色
としなくとも目的を達することができる。また、本発明
にて用いる遅延回路は公知手段による種々のものが使用
可能である。なお、図示によるターンシグナルランプの
配置は一例を示すもので、この配置に限定されるもので
はない。本例では別色として緑色を使用したが、他色を
用いてもよい。以上のごとく、本発明によってターンシ
グナルランプ点滅開始後の3秒間を正しく認知して追い
越し等を行うことができる。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、通常のターンシグナル
ランプが点滅を開始してから3秒後に別色にて設けたタ
ーンシグナルランプが点滅を開始して、当該車の運転者
と他車運転者の双方に追い越し等の進路変更開始を知ら
せることができるので、交通法規を尊守した安全運転を
行う上での一助となる、有用なる装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例のターンシグナルランプの接続系統説明
【図2】従来例のターンシグナルランプの取付状態説明
【図3】本発明のターンシグナルランプの接続系統説明
【図4】本発明のターンシグナルランプの取付状態説明
【符号の説明】
1 バッテリー 2 ターンシグナルスイッチ 3 ターンシグナルランプA 4 間欠通電回路 5 ターンシグナルランプB 6 遅延回路 7 ターンシグナルランプ点滅表示部 8 ターンシグナルランプ点滅表示部 9 ヘッドライト 10 パーキングランプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】間欠通電回路を介してターンシグナルラン
    プにバッテリーより電力を供給してなる進路変更表示装
    置において、別設のターンシグナルランプを遅延回路を
    介して並列に接続するとともに、この別設のターンシグ
    ナルランプ色を他のターンシグナルランプと別色に設け
    たことを特徴とする自動車用進路変更表示装置。
JP8015698A 1998-02-19 1998-02-19 自動車用進路変更表示装置 Pending JPH11235950A (ja)

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JP8015698A JPH11235950A (ja) 1998-02-19 1998-02-19 自動車用進路変更表示装置

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Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012006573A (ja) * 2010-09-14 2012-01-12 Shogo Tsuchida 変色可能式等ウインカーランプ&フォグランプ&ブレーキランプ
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JP2017140997A (ja) * 2016-02-12 2017-08-17 トヨタ自動車株式会社 車両用走行制御装置

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