JP2000025521A - 車両の合図表示装置 - Google Patents

車両の合図表示装置

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JP2000025521A
JP2000025521A JP19411098A JP19411098A JP2000025521A JP 2000025521 A JP2000025521 A JP 2000025521A JP 19411098 A JP19411098 A JP 19411098A JP 19411098 A JP19411098 A JP 19411098A JP 2000025521 A JP2000025521 A JP 2000025521A
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JP
Japan
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vehicle
switch
lamp
blinking
hazard
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JP19411098A
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Yukichi Hayashida
勇吉 林田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存の車両に簡単かつ低コストで配備され、
しかも運転姿勢を崩さずにスイッチ操作が行える車両の
合図表示装置を提供する。 【解決手段】 ステアリングホイール17のスイッチ手
段18を入れると、普通自動車11のバッテリ12を電
源に、ランプ制御回路13のリヤ側ランプ点滅手段14
を介してリヤ側のハザードランプ15が3回点滅する。
このように通常のランプ制御回路13を利用し、かつ前
方ランプおよびサイドランプを点滅しない構造としたの
で、既存の車両に簡単かつ低コストで設置できる。また
スイッチ手段18を、運転中に操作しやすいホイール1
7に設けたり、スイッチ手段18の入り状態をスプリン
グ20のばね力で自動解除するようにしたので、運転姿
勢を崩さずに、しかもすばやく、他車乗員に儀礼的な合
図を送れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は車両の合図表示装
置、例えば高速道路の合流地点での割り込み後、後方の
他車乗員に対して礼儀的な挨拶をするための車両の合図
表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、夜間、交差点や交通渋滞の路上
で右折しようとする車両に対して、ヘッドライトでパッ
シングを行い、道をゆずる意思を伝えると、たいていの
場合、この右折車から、何らかの手段を使って礼儀的な
挨拶を送り返してくる。このようなゆずり合いの精神、
ゆずり合うマナーによって、運転者の心地よい満足感が
得られ、運転マナーの向上、ひいては交通事故の減少に
つながるものと考えられる。ところで、最近では、車両
走行中に割り込み、または、ゆずり合いなどを行った直
後に、ハザードランプ(非常点滅表示灯)を使用して、
ゆずってくれた他車乗員に対し、このような儀礼的な挨
拶(サンキューサイン)を送ってくる車が目につく。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のハザードランプによる儀礼的な挨拶をするに
は、以下に示すような問題点があった。 (1)ハザードランプの点滅スイッチは、通常、車内前
方のダッシュパネルの中間上部に設けられている。した
がって、通常の運転姿勢では、点滅スイッチまでの距離
が遠い。これにより、この儀礼的な合図を送る際には、
一瞬ではあるが、点滅スイッチの位置を確認するため
に、前方不注意の状態になる。しかも、運転姿勢が悪く
なりやすい。
【0004】(2)儀礼的な挨拶は、ハザードランプの
2,3回の点滅が適当と思われる。したがって、運転者
はこの点滅が終了するまで、このスイッチの切り操作待
ちとなる。よって、その間は悪い姿勢のままで走行する
こととなる。その結果、例えば突発的な運転操作を余儀
なくされた場合に、俊敏な対応ができなくなるおそれが
あった。 (3)通常、この儀礼的な合図を受けとる他車は後方の
車である。このため、車両ボディの前側および両サイド
に設けられたハザードランプの一部を構成する左右の前
方ランプおよび左右のサイドランプの点滅は不要であ
る。
【0005】
【発明の目的】この発明は、既存の車両に簡単かつ低コ
ストで配備することができ、しかも運転姿勢を崩さずに
スイッチ操作することができる車両の合図表示装置を提
供することを、その目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
は、車両のリヤ側のハザードランプを所定回数だけ点滅
させるリヤ側ランプ点滅手段と、ステアリングホイール
に設けられて、前記リヤ側ランプ点滅手段をON/OF
制御させて、ハザードランプを点滅させるスイッチ手段
とを備え、前記スイッチ手段が、スイッチ入り後、スプ
リングのばね力によって自動的にスイッチ切り状態に復
帰する車両の合図表示装置である。
【0007】この車両の合図表示装置が適用される車両
の種類は限定されない。例えば、普通車,軽自動車,ト
ラックなど、路上を走行可能な車などが挙げられる。リ
ヤ側ランプ点滅手段によってリヤ側のハザードランプが
点滅される回数は限定されない。ただし1〜5回、普通
は2,3回が適当な長さで好ましい。リヤ側ランプ点滅
手段は、既存のランプ制御回路に接続することも可能で
ある。その結果、リヤ側ランプ点滅手段の接続が容易に
なる。すなわち、車両の合図表示装置の設置に際して
は、高価な別装置をあらたに設ける必要がなく、製造時
に搭載されている左右のリヤ側のハザードランプに接続
し、パーキングランプの応用方法で対応することができ
る。これにより、製造コストおよび取り付けコストが低
くなる。
【0008】前記スイッチ手段は、ステアリングホイー
ルに設けられた常開型のスイッチである。このスイッチ
手段の設置位置は限定されない。例えば、ステアリング
ホイールの中央部や、このホイールの車両直進状態での
標準的なグリップ位置を基準とした両側部などが挙げら
れる。また、スイッチ手段に組み込まれるスプリングの
種類も限定されない。例えばコイルばね、板ばねなどが
挙げられる。さらに、このスイッチの自動復帰は、スイ
ッチを入れた直後に切り状態になるようにしてもよい
し、スイッチを入れた後、所定回数のランプ点滅が終了
してから切れるようにしてもよい。
【0009】
【作用】この発明によれば、ステアリングホイールのス
イッチ手段を入れると、バッテリを電源として、リヤ側
ランプ点滅手段を介して、リヤ側のハザードランプが所
定回数だけ点滅する。このように、車両搭載されている
通常のランプ制御回路を利用し、かつボディに配された
前方ランプおよび左右のサイドランプを不要としたの
で、この発明の車両の合図表示装置を、既存の車両に簡
単かつ低コストで取り付けることができる。また、スイ
ッチ手段が、運転中に指操作がしやすいステアリングホ
イールに設けられているので、運転者の運転姿勢を崩す
ことなく、他車乗員に対して儀礼的な合図を送ることが
できる。しかも、スイッチ手段の入り状態は、スプリン
グのばね力により自動解除される。これにより、従来、
安全運転の観点から問題とされてきた、運転中、車内前
方のパネルに設置されたハザードランプのスイッチ位置
をあらためて視認しなくてもよくなる。この結果、スイ
ッチを押すときの前方不注意を回避することができる。
また、運転しづらい姿勢でスイッチ切りのタイミングを
待つ必要がなくなり、その間の、例えば突発的な運転操
作を余儀なくされた場合において、俊敏な対応をとるこ
とができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例に係る車
両の合図表示装置を説明する。図1は、この発明の一実
施例に係る車両の合図表示装置の制御系のブロック図で
ある。図2は、リヤ側のハザードランプの点滅中を示す
説明図である。図3は、ステアリングホイール上のスイ
ッチ手段の設置位置を示す平面図である。図4(a)
は、スイッチ手段のスイッチ入り操作前を示す説明図で
ある。図4(b)は、スイッチ手段のスイッチ入り操作
直後を示す説明図である。図1において、10はこの発
明の一実施例に係る車両の合図表示装置であり、この車
両の合図表示装置10は、普通自動車(車両)11(図
2参照)に搭載されたバッテリ12を電源とするランプ
制御回路13のフラッシャーユニット14に組み込まれ
て、リヤ側の左右のハザードランプ15だけを点滅させ
るリヤ側ランプ点滅手段16と、ステアリングホイール
17に設けられて、これらのリヤ側のハザードランプ1
5を点滅操作するスイッチ手段18とを備えている。
【0011】バッテリ12には、12Vの直流電気のイ
グニッション・バッテリが用いられる。フラッシャーユ
ニット14は、ランプ制御回路13に組み込まれた自動
点滅装置である。例えば、ハザードランプは1秒間隔で
点滅を繰り返す。このリヤ側ランプ点滅手段16は、リ
ヤ側に設けられた左右のハザードランプ15を3回だけ
点滅(1秒間隔)させる。この3回の点滅が他車乗員に
対する儀礼的な合図(サンキューサイン)となる。スイ
ッチ手段18は、ステアリングホイール17に取り付け
られている。また、図4に示すように、このスイッチ手
段18は、スイッチボタン19を指で押してスイッチ入
り状態とした直後に、これを開放することで、スイッチ
ボタン19の胴体部分に装着されたスプリング20のば
ね力によって、自動的にスイッチボタン19が押し上げ
られ、これによりスイッチが切り状態に復帰する。な
お、図1中、21はアースである。
【0012】次に、この車両の合図表示装置10の使用
方法を説明する。図1に示すように、例えば高速道路の
合流地点において、走行車両の流れに合流しようとする
際に割り込んだ場合には、ステアリングホイール17に
取り付けられたスイッチ手段18のスイッチボタン19
を押す。これにより、運転中の普通自動車11のバッテ
リ12を電源にして、フラッシャーユニット14のリヤ
側ランプ点滅手段16を介して、リヤ側の両ハザードラ
ンプ15が、1秒間隔で、3回だけ点滅する。なお、ス
イッチボタン19は、押した直後に指を放すと、スプリ
ング20のばね力により、自動的に上方へ押し上げら
れ、これによりスイッチが切り状態になる。
【0013】したがって、従来の一般的なハザードラン
プを使った儀礼的な挨拶の際のように、運転中の運転者
が、脇目をする恰好でダッシュパネルの中央部にあるハ
ザードランプのスイッチ位置を視認する必要がなくな
る。これは、運転中にステアリングホイール17を握っ
ている感覚で、スイッチボタン19の位置を誰にでも簡
単に割り出せるためである。このため、運転者は、それ
までの運転姿勢を崩すことなく、単に右手か左手をわず
かに動かすだけで、後方の他車乗員に対して、割り込ま
せてくれたことへの儀礼的な合図を送ることができる。
よって、この従来のハザードランプを使った儀礼的な挨
拶の表示方法の問題点である、運転中の前方不注意状態
や、運転姿勢が悪いままでスイッチの切り待ちをしなけ
ればならないことで生じる不都合などを回避することが
できる。
【0014】また、この合図表示装置10では、このよ
うに普通自動車11に通常搭載されているランプ制御回
路13を利用し、しかも例えば駐停車時など、通常のハ
ザードランプ使用時には点滅されるはずの、ボディ前側
にある前方ランプおよびボディ両側にあるサイドランプ
(ハザードランプ)を点滅させない構造としたので、こ
の合図表示装置10を既存の普通自動車11に、簡単か
つ低コストで設置することができる。また、スイッチ手
段18を、運転中に手動操作がしやすいステアリングホ
イール17に設けるようにしたので、運転者の運転姿勢
を崩さずに、この儀礼的な合図を他車乗員に送ることが
できる。
【0015】
【発明の効果】この発明によれば、このようにリヤ側の
ハザードランプを所定回数だけ点滅させるリヤ側ランプ
点滅手段と、ステアリングホイールに設けられて、リヤ
側ランプ点滅手段をON/OF制御させて、ハザードラ
ンプを点滅させるスイッチ手段とを備え、このスイッチ
手段を、スイッチ入り後、スプリングのばね力によって
自動的にスイッチ切り状態に復帰する常開型のスイッチ
としたので、既存の車両に簡単かつ低コストで配備する
ことができ、しかも運転姿勢を崩さずにスイッチ操作す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る車両の合図表示装置
の制御系のブロック図である。
【図2】リヤ側のハザードランプの点滅中を示す説明図
である。
【図3】ステアリングホイール上のスイッチ手段の設置
位置を示す平面図である。
【図4】(a)は、スイッチ手段のスイッチ入り操作前
を示す説明図である。(b)は、スイッチ手段のスイッ
チ入り操作直後を示す説明図である。
【符号の説明】 10 車両の合図表示装置、 11 普通自動車(車両)、 15 リヤ側のハザードランプ、 16 リヤ側ランプ点滅手段、 17 ステアリングホイール、 18 スイッチ手段、 20 スプリング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のリヤ側のハザードランプを所定回
    数だけ点滅させるリヤ側ランプ点滅手段と、 ステアリングホイールに設けられて、前記リヤ側ランプ
    点滅手段をON/OF制御させて、ハザードランプを点
    滅させるスイッチ手段とを備え、 前記スイッチ手段が、スイッチ入り後、スプリングのば
    ね力によって自動的にスイッチ切り状態に復帰する車両
    の合図表示装置。
JP19411098A 1998-07-09 1998-07-09 車両の合図表示装置 Pending JP2000025521A (ja)

Priority Applications (1)

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JP19411098A JP2000025521A (ja) 1998-07-09 1998-07-09 車両の合図表示装置

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Family

ID=16319097

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JP19411098A Pending JP2000025521A (ja) 1998-07-09 1998-07-09 車両の合図表示装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6684282B1 (en) * 2001-01-26 2004-01-27 Dell Products L.P. System and method for adding an internal RAID controller

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20031208

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040202