JPH11198719A - 自動車の方向転換指示及びユーターン指示の区別装置 - Google Patents
自動車の方向転換指示及びユーターン指示の区別装置Info
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- JPH11198719A JPH11198719A JP10299357A JP29935798A JPH11198719A JP H11198719 A JPH11198719 A JP H11198719A JP 10299357 A JP10299357 A JP 10299357A JP 29935798 A JP29935798 A JP 29935798A JP H11198719 A JPH11198719 A JP H11198719A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】左折・右折や方向転換とユーターンとが同時に
行える車線で発生される各種の交通事故を予防すること
ができる自動車の方向転換指示及びユーターン指示の区
別装置を提供すること。 【解決手段】方向指示灯リレー(50)に内設されたＩＣチ
ップに、方向転換用コンデンサー(C1)と、前記方向転換
用コンデンサー(C1)よりも抵抗値が低く、かつ、ユータ
ーン表示スイッチ(70)と連結されたユーターン用コンデ
ンサー(C2)とを設け、方向指示レバー(20)を操作して、
方向転換用コンデンサー(C1)を介して左右方向指示灯(8
0)(90)を点滅させた際に、ユーターン表示スイッチ(70)
をＯＮ作動させることにより、前記ユーターン用コンデ
ンサー(C2)を介して方向指示灯(80)(90)の点滅周期を増
速させ、方向指示灯(80)(90)の点滅周期の違いにより方
向転換指示とユーターン指示とを区別可能とした。
行える車線で発生される各種の交通事故を予防すること
ができる自動車の方向転換指示及びユーターン指示の区
別装置を提供すること。 【解決手段】方向指示灯リレー(50)に内設されたＩＣチ
ップに、方向転換用コンデンサー(C1)と、前記方向転換
用コンデンサー(C1)よりも抵抗値が低く、かつ、ユータ
ーン表示スイッチ(70)と連結されたユーターン用コンデ
ンサー(C2)とを設け、方向指示レバー(20)を操作して、
方向転換用コンデンサー(C1)を介して左右方向指示灯(8
0)(90)を点滅させた際に、ユーターン表示スイッチ(70)
をＯＮ作動させることにより、前記ユーターン用コンデ
ンサー(C2)を介して方向指示灯(80)(90)の点滅周期を増
速させ、方向指示灯(80)(90)の点滅周期の違いにより方
向転換指示とユーターン指示とを区別可能とした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の方向転換
指示及びユーターン指示の区別装置に関するものであ
る。
指示及びユーターン指示の区別装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、一般の自動車（以下、単に「車」
という）の前後左右側には、車の左折・右折方向あるい
は進行車線の変更を前後方の車などから確認できるよう
に方向指示灯を設置してこれを点滅させるようにしてい
る。
という）の前後左右側には、車の左折・右折方向あるい
は進行車線の変更を前後方の車などから確認できるよう
に方向指示灯を設置してこれを点滅させるようにしてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
方向指示灯は、例えば、主に右回転とユーターンとを同
時に行うことのできる車線においては、右回転をしよう
とするのかユーターンをしようとするのかがはっきり区
別できず、各種の交通事故を起す主な原因になってい
た。
方向指示灯は、例えば、主に右回転とユーターンとを同
時に行うことのできる車線においては、右回転をしよう
とするのかユーターンをしようとするのかがはっきり区
別できず、各種の交通事故を起す主な原因になってい
た。
【０００４】以下上記問題点について具体的に述べると
次の通りである。
次の通りである。
【０００５】即ち、方向指示灯は、主に前方の車が後続
の車にどの方向に方向転換をしようとするのかを方向転
換を行う前にあらかじめ知らせてやるものであるが、こ
のような方向指示灯は、右折とユーターンとが同時に行
える車道上では前方の車が右折しようとするのか或いは
ユーターンをしようとするのかがはっきりしないため、
後続車は前の車が方向転換するのを十分に見届けられる
まで待って確認しなければならず、運行上の不便が多か
ったばかりでなく、もし不注意でもあった場合には、ユ
ーターンする車と右折しようとする後続の車とが接触或
いは衝突する事故が発生するおそれがある。
の車にどの方向に方向転換をしようとするのかを方向転
換を行う前にあらかじめ知らせてやるものであるが、こ
のような方向指示灯は、右折とユーターンとが同時に行
える車道上では前方の車が右折しようとするのか或いは
ユーターンをしようとするのかがはっきりしないため、
後続車は前の車が方向転換するのを十分に見届けられる
まで待って確認しなければならず、運行上の不便が多か
ったばかりでなく、もし不注意でもあった場合には、ユ
ーターンする車と右折しようとする後続の車とが接触或
いは衝突する事故が発生するおそれがある。
【０００６】そこで、このような事故を予防するため
に、通常、右折とユーターンとが同時に行われる車線で
は、ユーターン地点を路面上に表示線で表示したりして
いる。
に、通常、右折とユーターンとが同時に行われる車線で
は、ユーターン地点を路面上に表示線で表示したりして
いる。
【０００７】しかし、この場合、ユーターン表示線の上
でユーターンを待機している車があると、後続の右折し
ようとする車はユーターン表示上で待機している車を追
い越し、再び右折車線に再進入しなければならないの
で、このような車線変更の際に後方の走行車と接触する
おそれがあり、重大な人命事故を誘発することになる。
でユーターンを待機している車があると、後続の右折し
ようとする車はユーターン表示上で待機している車を追
い越し、再び右折車線に再進入しなければならないの
で、このような車線変更の際に後方の走行車と接触する
おそれがあり、重大な人命事故を誘発することになる。
【０００８】このような問題点を防止するために、右折
の方向表示とユーターン表示とを区別し、後続車が容易
に確かめられるようにする手段が要求されている。
の方向表示とユーターン表示とを区別し、後続車が容易
に確かめられるようにする手段が要求されている。
【０００９】本発明は、上記課題を解決することのでき
る自動車の方向転換指示及びユーターン指示の区別装置
を提供することを目的としている。
る自動車の方向転換指示及びユーターン指示の区別装置
を提供することを目的としている。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、左右方向指示灯及び方向指示灯リレーな
どと連結された接点端子を方向指示灯スイッチに内設
し、方向指示レバーの操作によって前記方向指示灯を点
滅可能に構成した自動車の方向指示器構造において、前
記方向指示灯リレーに内設されたＩＣチップに、方向転
換用コンデンサーと、前記方向転換用コンデンサーより
も抵抗値が低く、かつ、ユーターン表示スイッチと連結
されたユーターン用コンデンサーとを設け、方向指示レ
バーを操作して、方向転換用コンデンサーを介して左右
方向指示灯を点滅させた際に、ユーターン表示スイッチ
をＯＮ作動させることにより、前記ユーターン用コンデ
ンサーを介して方向指示灯の点滅周期を増速させ、方向
指示灯の点滅周期の違いにより方向転換指示とユーター
ン指示とを区別可能とした。
に、本発明は、左右方向指示灯及び方向指示灯リレーな
どと連結された接点端子を方向指示灯スイッチに内設
し、方向指示レバーの操作によって前記方向指示灯を点
滅可能に構成した自動車の方向指示器構造において、前
記方向指示灯リレーに内設されたＩＣチップに、方向転
換用コンデンサーと、前記方向転換用コンデンサーより
も抵抗値が低く、かつ、ユーターン表示スイッチと連結
されたユーターン用コンデンサーとを設け、方向指示レ
バーを操作して、方向転換用コンデンサーを介して左右
方向指示灯を点滅させた際に、ユーターン表示スイッチ
をＯＮ作動させることにより、前記ユーターン用コンデ
ンサーを介して方向指示灯の点滅周期を増速させ、方向
指示灯の点滅周期の違いにより方向転換指示とユーター
ン指示とを区別可能とした。
【００１１】例えば、通常の車の方向指示灯において、
方向指示灯の点滅周期（速度）を２段階に調節できるよ
うに構成し、通行車両が方向転換の表示をしているかユ
ーターンの表示をしているかを後続の車がはっきり認知
できるようにすることによって、右折とユーターンとが
同時に行われる車線などにおいて発生しがちの各種の交
通事故を有効に防止することができる。
方向指示灯の点滅周期（速度）を２段階に調節できるよ
うに構成し、通行車両が方向転換の表示をしているかユ
ーターンの表示をしているかを後続の車がはっきり認知
できるようにすることによって、右折とユーターンとが
同時に行われる車線などにおいて発生しがちの各種の交
通事故を有効に防止することができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【００１３】図１は本発明に係る自動車の方向転換指示
及びユーターン指示の区別装置の望ましい一例として示
した概略的な全体構成回路図であり、図２、図３は本発
明の作用状態を示した説明図である。
及びユーターン指示の区別装置の望ましい一例として示
した概略的な全体構成回路図であり、図２、図３は本発
明の作用状態を示した説明図である。
【００１４】本発明は、左右方向指示灯(80)(90)及び方
向指示灯リレー(50)などと連結された接点端子(30,30a,
30b)を方向指示灯スイッチ(10)に内設し、方向指示レバ
ー(20)の操作によって前記方向指示灯(80)(90)を点滅可
能に構成した自動車の方向指示器構造において、前記方
向指示灯リレー(50)に内設されたＩＣチップに、方向転
換用コンデンサー(C1)と、前記方向転換用コンデンサー
(C1)よりも抵抗値が低く、かつ、ユーターン表示スイッ
チ(70)と連結されたユーターン用コンデンサー(C2)とを
設け、方向指示レバー(20)を操作して、方向転換用コン
デンサー(C1)を介して左右方向指示灯(80)(90)を点滅さ
せた際に、ユーターン表示スイッチ(70)をＯＮ作動させ
ることにより、前記ユーターン用コンデンサー(C2)を介
して方向指示灯(80)(90)の点滅周期を増速させ、方向指
示灯(80)(90)の点滅周期の違いにより方向転換指示とユ
ーターン指示とを区別可能としたものである。
向指示灯リレー(50)などと連結された接点端子(30,30a,
30b)を方向指示灯スイッチ(10)に内設し、方向指示レバ
ー(20)の操作によって前記方向指示灯(80)(90)を点滅可
能に構成した自動車の方向指示器構造において、前記方
向指示灯リレー(50)に内設されたＩＣチップに、方向転
換用コンデンサー(C1)と、前記方向転換用コンデンサー
(C1)よりも抵抗値が低く、かつ、ユーターン表示スイッ
チ(70)と連結されたユーターン用コンデンサー(C2)とを
設け、方向指示レバー(20)を操作して、方向転換用コン
デンサー(C1)を介して左右方向指示灯(80)(90)を点滅さ
せた際に、ユーターン表示スイッチ(70)をＯＮ作動させ
ることにより、前記ユーターン用コンデンサー(C2)を介
して方向指示灯(80)(90)の点滅周期を増速させ、方向指
示灯(80)(90)の点滅周期の違いにより方向転換指示とユ
ーターン指示とを区別可能としたものである。
【００１５】本実施の形態では、車の方向指示灯(80)(9
0)の点滅周期（速度）を２段階に調節できる手段を設
け、方向指示灯(80)(90)の点滅速度を異にすることによ
って、方向指示灯(80)(90)の点滅周期（速度）の区別に
より方向転換表示とユーターン表示とが区別されるよう
にしている。
0)の点滅周期（速度）を２段階に調節できる手段を設
け、方向指示灯(80)(90)の点滅速度を異にすることによ
って、方向指示灯(80)(90)の点滅周期（速度）の区別に
より方向転換表示とユーターン表示とが区別されるよう
にしている。
【００１６】即ち、方向指示レバー(20)を方向指示灯ス
イッチ(10)に結合し、同方向指示灯スイッチ(10)内に
は、前後左右側の方向指示灯(80)(90)と方向指示灯リレ
ー(50)及び自動車の電源（バッテリー）(60)と回線連結
された接点端子(30,30a,30b)とを各々内設し、前記方向
指示レバー(20)の連結端子(40)との接点により左右側の
方向指示灯(80)(90)が任意自在に点滅されるように構成
し、かかる構成において、方向指示灯リレー(50)にユー
ターン表示スイッチ(70)を連結している。
イッチ(10)に結合し、同方向指示灯スイッチ(10)内に
は、前後左右側の方向指示灯(80)(90)と方向指示灯リレ
ー(50)及び自動車の電源（バッテリー）(60)と回線連結
された接点端子(30,30a,30b)とを各々内設し、前記方向
指示レバー(20)の連結端子(40)との接点により左右側の
方向指示灯(80)(90)が任意自在に点滅されるように構成
し、かかる構成において、方向指示灯リレー(50)にユー
ターン表示スイッチ(70)を連結している。
【００１７】以下にその構成をさらに詳述する。
【００１８】図１〜図３に示すように、方向指示灯スイ
ッチ(10)と連結される方向指示灯リレー(50)は、内部に
ＩＣチップと連結された方向転換用コンデンサー(C1)
(4.7цF/50V)を配設しており、方向指示灯スイッチ(10)
に結合された方向指示レバー(20)の連結端子(40)が、方
向指示灯スイッチ(10)の左右の方向指示灯(80)(90)と連
結された接点端子(30,30a,30b)に任意自在に接点される
ことによって、車の前後左右側に設けた方向指示灯(80)
(90)を点滅作動する。
ッチ(10)と連結される方向指示灯リレー(50)は、内部に
ＩＣチップと連結された方向転換用コンデンサー(C1)
(4.7цF/50V)を配設しており、方向指示灯スイッチ(10)
に結合された方向指示レバー(20)の連結端子(40)が、方
向指示灯スイッチ(10)の左右の方向指示灯(80)(90)と連
結された接点端子(30,30a,30b)に任意自在に接点される
ことによって、車の前後左右側に設けた方向指示灯(80)
(90)を点滅作動する。
【００１９】方向指示灯(80)(90)の点滅周期（速度）
は、方向転換用コンデンサー(C1)の抵抗値によって決定
されるもので、前記方向指示灯(80)(90)の点滅周期は、
通常、分当たり60〜120 回に規正されている。このよう
な方向指示灯(80)(90)の構成と作用は一般的なものであ
る。
は、方向転換用コンデンサー(C1)の抵抗値によって決定
されるもので、前記方向指示灯(80)(90)の点滅周期は、
通常、分当たり60〜120 回に規正されている。このよう
な方向指示灯(80)(90)の構成と作用は一般的なものであ
る。
【００２０】そして、前記方向指示灯リレー(50)のＩＣ
チップ端子(4) に、別個、ユーターン用コンデンサー(C
2)を付設して、同ユーターン用コンデンサー(C2)とＩＣ
チップ端子(6) とを連結するユーターン表示スイッチ(7
0)を設けている。
チップ端子(4) に、別個、ユーターン用コンデンサー(C
2)を付設して、同ユーターン用コンデンサー(C2)とＩＣ
チップ端子(6) とを連結するユーターン表示スイッチ(7
0)を設けている。
【００２１】即ち、ＩＣチップ端子(4) に、方向転換用
コンデンサー(C1)より抵抗値の低いユーターン用コンデ
ンサー(C2)(3.3цF/50V)を連結してユーターン表示スイ
ッチ(70)と接続するとともに、前記ユーターン用コンデ
ンサー(C2)とユーターン表示スイッチ(70)の接続線上
に、前記方向転換用コンデンサー(C1)を経由してＩＣチ
ップ端子(6) に連結される回線を増設し、同回線を、さ
らにユーターン表示スイッチ(70)に接続している。
コンデンサー(C1)より抵抗値の低いユーターン用コンデ
ンサー(C2)(3.3цF/50V)を連結してユーターン表示スイ
ッチ(70)と接続するとともに、前記ユーターン用コンデ
ンサー(C2)とユーターン表示スイッチ(70)の接続線上
に、前記方向転換用コンデンサー(C1)を経由してＩＣチ
ップ端子(6) に連結される回線を増設し、同回線を、さ
らにユーターン表示スイッチ(70)に接続している。
【００２２】また、前記ＩＣチップ端子(4) には、ユー
ターン用コンデンサー(C2)と直列に接続される回線を連
結してユーターン表示スイッチ(70)と接続している。
ターン用コンデンサー(C2)と直列に接続される回線を連
結してユーターン表示スイッチ(70)と接続している。
【００２３】以上のように構成したことにより、例え
ば、右側の方向指示灯(90)が点灯された状態でユーター
ン表示スイッチ(70)をＯＮにすると、右側の方向指示灯
(90)の点滅周期が速くなり、当該車両がユーターンしよ
うとすることを表示することができる。
ば、右側の方向指示灯(90)が点灯された状態でユーター
ン表示スイッチ(70)をＯＮにすると、右側の方向指示灯
(90)の点滅周期が速くなり、当該車両がユーターンしよ
うとすることを表示することができる。
【００２４】即ち、右折する場合などにおいて、車を右
方に回転させたい時には、方向指示レバー(20)を作動し
通常のように右回転の接点端子(30,30b)を接点すること
によって、同接点端子(30b) と連結された方向指示灯リ
レー(50)のＩＣチップと方向転換用コンデンサー(C1)を
経由して電源が右側の方向指示灯(90)に伝達され、右側
の方向指示灯(90)が所定周期（ほぼ60〜80回位）に点滅
作動されるようになる。なお、このような方向指示灯(9
0)の点滅作動は一般的なものである。
方に回転させたい時には、方向指示レバー(20)を作動し
通常のように右回転の接点端子(30,30b)を接点すること
によって、同接点端子(30b) と連結された方向指示灯リ
レー(50)のＩＣチップと方向転換用コンデンサー(C1)を
経由して電源が右側の方向指示灯(90)に伝達され、右側
の方向指示灯(90)が所定周期（ほぼ60〜80回位）に点滅
作動されるようになる。なお、このような方向指示灯(9
0)の点滅作動は一般的なものである。
【００２５】上記の如く、ただ右回転などの方向転換や
右折だけを行う時には前述した方法にて右回転の方向指
示灯(90)を点滅し後方の車がこれを認知することのでき
るようにするのであるが、ユーターンを行おうとする時
には、上記のように方向指示レバー(20)を作動し右回転
の方向指示灯(90)を点灯させた状態でさらにユーターン
表示スイッチ(70)を作動し、右回転の方向指示灯(90)の
点滅周期をより速くすることにより、これを通してユー
ターン表示であることを区別できるようにしている。
右折だけを行う時には前述した方法にて右回転の方向指
示灯(90)を点滅し後方の車がこれを認知することのでき
るようにするのであるが、ユーターンを行おうとする時
には、上記のように方向指示レバー(20)を作動し右回転
の方向指示灯(90)を点灯させた状態でさらにユーターン
表示スイッチ(70)を作動し、右回転の方向指示灯(90)の
点滅周期をより速くすることにより、これを通してユー
ターン表示であることを区別できるようにしている。
【００２６】即ち、右回転の方向指示灯(90)が点滅作動
した状態で、図３のようにユーターン表示スイッチ(70)
をＯＮにすると、ＩＣチップの端子(4) から方向転換用
コンデンサー(C1)へ供給される電源がユーターン表示ス
イッチ(70)と連結されたユーターン用コンデンサー(C2)
側に伝達され、前記方向転換用コンデンサー(C1)とは通
電が切れることになり、結果的に、単なる方向転換の時
に連結される前記方向転換用コンデンサー(C1)よりも低
い抵抗値のユーターン用コンデンサー(C2)とユーターン
表示スイッチ(70)とが連結されることによって、右回転
の方向指示灯(90)の点滅周期が倍以上（ほぼ分当たり12
0 回位）にも速くなるのである。
した状態で、図３のようにユーターン表示スイッチ(70)
をＯＮにすると、ＩＣチップの端子(4) から方向転換用
コンデンサー(C1)へ供給される電源がユーターン表示ス
イッチ(70)と連結されたユーターン用コンデンサー(C2)
側に伝達され、前記方向転換用コンデンサー(C1)とは通
電が切れることになり、結果的に、単なる方向転換の時
に連結される前記方向転換用コンデンサー(C1)よりも低
い抵抗値のユーターン用コンデンサー(C2)とユーターン
表示スイッチ(70)とが連結されることによって、右回転
の方向指示灯(90)の点滅周期が倍以上（ほぼ分当たり12
0 回位）にも速くなるのである。
【００２７】従って、後続車など、他の車の運転者は当
該の車の方向指示灯(90)の点滅周期を見て右への方向転
換をしようとするのか、ユーターンをしようとするのか
をたやすく確認できるようになる。
該の車の方向指示灯(90)の点滅周期を見て右への方向転
換をしようとするのか、ユーターンをしようとするのか
をたやすく確認できるようになる。
【００２８】以上のように、本発明では、方向指示灯(9
0)の点滅周期を異にしたので、右回転などの単なる方向
転換とユーターン運行とを明らかに区別できる。
0)の点滅周期を異にしたので、右回転などの単なる方向
転換とユーターン運行とを明らかに区別できる。
【００２９】なお、本実施の形態では、右側の方向指示
灯(90)の場合を例にとって説明したが、左側の方向指示
灯(80)にこれを適用することができ、その場合、構成と
作用効果などは同じである。
灯(90)の場合を例にとって説明したが、左側の方向指示
灯(80)にこれを適用することができ、その場合、構成と
作用効果などは同じである。
【００３０】また、前記方向指示灯リレー(50)と連結さ
れるユーターン表示スイッチ(70)は、いかなる形態のも
のでもよいが、例えば、押しボタンなどの一般的スイッ
チング手段を方向指示レバー(20)上に設置すると、使い
勝手が良好となって望ましいといえる。
れるユーターン表示スイッチ(70)は、いかなる形態のも
のでもよいが、例えば、押しボタンなどの一般的スイッ
チング手段を方向指示レバー(20)上に設置すると、使い
勝手が良好となって望ましいといえる。
【００３１】
【発明の効果】本発明は、以上のような形態で実施され
るものであり、簡便な構成と作動方法によって方向指示
灯の点滅周期を２段階に異ならせ、左右回転の方向転換
とユーターン方向転換を区別できるようにすることがで
きる。
るものであり、簡便な構成と作動方法によって方向指示
灯の点滅周期を２段階に異ならせ、左右回転の方向転換
とユーターン方向転換を区別できるようにすることがで
きる。
【００３２】特に、主に右回転とユーターンが同時にな
されるため、車道で発生しがちな各種の交通事故を予防
し、交通安全の一助となるばかりでなく、数々の利点及
び効果が得られる。
されるため、車道で発生しがちな各種の交通事故を予防
し、交通安全の一助となるばかりでなく、数々の利点及
び効果が得られる。
【図１】本発明に係る自動車の方向転換指示及びユータ
ーン指示の区別装置の一例として示した概略的な全体構
成回路である。
ーン指示の区別装置の一例として示した概略的な全体構
成回路である。
【図２】同区別装置の作用状態を示した要部抜粋回路構
成図である。
成図である。
【図３】同区別装置の作用状態を示した要部抜粋回路構
成図である。
成図である。
10 方向指示灯スイッチ 20 方向指示レバー 30,30a,30b 接点端子 40 連結端子 50 方向指示灯リレー 60 電源（バッテリー） 70 ユーターン表示スイッチ 80 左側の方向指示灯 90 右側の方向指示灯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 姜 正南 大韓民国釜山光域市機長郡鐵馬面松亭理 420番地
Claims (1)
- 【請求項１】左右方向指示灯(80)(90)及び方向指示灯リ
レー(50)などと連結された接点端子(30,30a,30b)を方向
指示灯スイッチ(10)に内設し、方向指示レバー(20)の操
作によって前記方向指示灯(80)(90)を点滅可能に構成し
た自動車の方向指示器構造において、 前記方向指示灯リレー(50)に内設されたＩＣチップに、 方向転換用コンデンサー(C1)と、 前記方向転換用コンデンサー(C1)よりも抵抗値が低く、
かつ、ユーターン表示スイッチ(70)と連結されたユータ
ーン用コンデンサー(C2)とを設け、 方向指示レバー(20)を操作して、方向転換用コンデンサ
ー(C1)を介して左右方向指示灯(80)(90)を点滅させた際
に、ユーターン表示スイッチ(70)をＯＮ作動させること
により、前記ユーターン用コンデンサー(C2)を介して方
向指示灯(80)(90)の点滅周期を増速させ、 方向指示灯(80)(90)の点滅周期の違いにより方向転換指
示とユーターン指示とを区別可能としたことを特徴とす
る自動車の方向転換指示及びユーターン指示の区別装
置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1997-30802 | 1997-10-24 | ||
| KR2019970030802U KR19980059190U (ko) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | 자동차의 방향전환지시 및 유턴지시 구별장치 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11198719A true JPH11198719A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=19513277
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10299357A Pending JPH11198719A (ja) | 1997-10-24 | 1998-10-21 | 自動車の方向転換指示及びユーターン指示の区別装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11198719A (ja) |
| KR (1) | KR19980059190U (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102730119A (zh) * | 2012-06-27 | 2012-10-17 | 何林 | 摩托车电瓶车方向灯闪烁提示器 |
| US9643533B1 (en) | 2015-11-25 | 2017-05-09 | Max Houss | Signal U-turn |
| CN108608935A (zh) * | 2018-04-19 | 2018-10-02 | 吉林大学 | 一种基于碰撞检测模型的智能车换道转向灯控制方法 |
| KR102004658B1 (ko) * | 2018-05-29 | 2019-07-26 | 신동민 | 자동차 유턴 표시 장치 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101416565B1 (ko) * | 2012-10-26 | 2014-08-06 | (주)로이전자 | 비상등 점멸용 가변형 릴레이회로 |
-
1997
- 1997-10-24 KR KR2019970030802U patent/KR19980059190U/ko not_active Application Discontinuation
-
1998
- 1998-10-21 JP JP10299357A patent/JPH11198719A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102730119A (zh) * | 2012-06-27 | 2012-10-17 | 何林 | 摩托车电瓶车方向灯闪烁提示器 |
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| WO2017091240A1 (en) * | 2015-11-25 | 2017-06-01 | Houss Max | Signal u-turn |
| CN108608935A (zh) * | 2018-04-19 | 2018-10-02 | 吉林大学 | 一种基于碰撞检测模型的智能车换道转向灯控制方法 |
| KR102004658B1 (ko) * | 2018-05-29 | 2019-07-26 | 신동민 | 자동차 유턴 표시 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR19980059190U (ko) | 1998-10-26 |
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