JPH11235677A - 打ち込み装置 - Google Patents

打ち込み装置

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JPH11235677A
JPH11235677A JP10354645A JP35464598A JPH11235677A JP H11235677 A JPH11235677 A JP H11235677A JP 10354645 A JP10354645 A JP 10354645A JP 35464598 A JP35464598 A JP 35464598A JP H11235677 A JPH11235677 A JP H11235677A
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JP
Japan
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guide cylinder
driving device
driving
housing
lever arm
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Application number
JP10354645A
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English (en)
Inventor
Norbert Pfister
プフィスター ノルベルト
Mario Grazioli
グラツィオーリ マリオ
Gebhard Gantner
ガントナー ゲープハルト
Peter Goepfert
ゲプフェルト ペーター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hilti AG
Original Assignee
Hilti AG
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C1/00Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
    • B25C1/08Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by combustion pressure
    • B25C1/10Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by combustion pressure generated by detonation of a cartridge
    • B25C1/14Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by combustion pressure generated by detonation of a cartridge acting on an intermediate plunger or anvil

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐久性に優れた復帰素子を具え、確実かつ簡
便に作動可能とした固定素子打ち込み装置を提案する。 【解決手段】 釘状の固定素子を硬質基盤に打ち込むた
めの打ち込み装置は、ハウジング(10)と、ガイドシ
リンダ(20)と、ガイドシリンダ(20)内で軸線方
向に変位可能な推進ピストン(40)と、復帰素子(5
0)とを具える。復帰素子(50)は、ハウジング(1
0)と協働する軸(61)を中心として旋回可能である
と共に、推進ピストン(40)の打ち込み方向側係合面
(43)と協働する第1レバーアーム(51)を具え
る。ガイドシリンダ(20)は、ばね(28)のばね力
に抗して、ハウジング(10)に対し打ち込み方向とは
逆方向に変位可能である。復帰素子(50)は、ガイド
シリンダ(20)と協働する第2レバーアーム(52)
を具える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、釘状の固定素子を硬質基盤に打
ち込むための打ち込み装置に関し、特に、ハウジング
と、ガイドシリンダと、ガイドシリンダ内で軸線方向に
変位可能な推進ピストンと、復帰素子とを具え、該復帰
素子はハウジングと協働する軸を中心として旋回可能で
あると共に、推進ピストンの打ち込み方向側係合面と協
働するレバーアームを有する打ち込み装置に関するもの
である。
【0002】
【背景技術】火薬力作動型の打ち込み装置は、現在、コ
ンクリート、岩石、鋼材等の硬質基盤に釘状の固定素子
を打ち込むために使用するものである。この種の打ち込
み装置は、例えばドイツ特許出願公開第1812207
号公報に開示されており、ハウジングと、少なくとも部
分的にハウジング内に配置したガイドシリンダと、ガイ
ドシリンダ内に配置されて軸線方向に変位可能な推進ピ
ストンとを具え、該推進ピストンは固定素子の打ち込み
工程に際し、固定素子と直接的に協働する。打ち込み工
程後に、推進ピストンはレバー形状の復帰素子により初
期位置まで後退可能とし、前記復帰素子は旋回可能とし
てハウジングと結合している。復帰素子は、ガイドシリ
ンダの側方開口を通過してガイドシリンダに突出すると
共に、推進ピストンの打ち込み方向側係合面と協働す
る。復帰素子の旋回可能な担持は、孔の形状とする復帰
素子の支持箇所を介して実現し、前記孔には打ち込み方
向に対して垂直に延在するハウジングに配置した軸が突
出する。圧縮ばねとして復帰素子と協働するばね素子
は、ハウジングと、復帰素子における打ち込み方向側の
当接面とに支持する。
【0003】打ち込み工程に際して、推進ピストンは高
速度で打ち込み方向に変位する。この高い作動速度によ
って、少なくとも推進ピストンの係合面に接する復帰素
子は極度の加速度と荷重に曝される。本体長が大きいた
め、復帰素子は大きな質量を有する。この質量により、
復帰素子が打ち込み方向側のストッパーに乗り上げる度
に、全体の打ち込み装置は大きく振動する。ストッパー
は緩衝特性を有する材料から形成されているが、復帰素
子の運動エネルギーの僅かな部分しか抑制されないた
め、装置のあらゆる関係部材における早期の摩耗及び損
傷が不可避である。
【0004】
【発明の課題】本発明の課題は、耐久性に優れる復帰素
子を具え、確実かつ簡便に作動可能とした打ち込み装置
を提案することにある。
【0005】
【課題の解決手段】この課題を解決するため、本発明
は、ハウジングと、ガイドシリンダと、ガイドシリンダ
内で軸線方向に変位可能な推進ピストンと、復帰素子と
を具え、該復帰素子はハウジングと協働する軸を中心と
して旋回可能であると共に、推進ピストンの打ち込み方
向側における係合面と協働するレバーアームを具える打
ち込み装置において、ガイドシリンダはハウジングに対
して打ち込み方向とは逆方向にばねの力に抗して変位可
能であること、並びに、復帰素子はガイドシリンダと協
働する第2レバーアームを具えることを特徴とするもの
である。
【0006】本発明による打ち込み装置は、その基盤に
対する押圧工程に際し、ガイドシリンダがハウジングに
対し打ち込み方向とは逆方向に変位すると共に復帰素子
を旋回することにより、推進ピストンの係合面と協働可
能とした復帰レバーのレバーアームは、常に遅くとも解
除位置における打ち込み工程の開始直前に軸線方向の運
動領域外に位置する。前記運動領域では、推進ピストン
の頭部が推進ピストンの軸線方向変位に際して往復運動
を行う。ガイドシリンダと協働する復帰素子の第2レバ
ーアームを用いることにより、ハウジングとガイドシリ
ンダとの間における相対運動を復帰素子の旋回運動に変
換することができる。その結果、打ち込み工程の進行中
に、推進ピストンの高速がレバーアームと復帰素子とに
伝達されることを阻止する。
【0007】ガイドシリンダとハウジングとの間におけ
る相対運動を復帰素子の旋回運動へ変換するために、第
2レバーアームは、ガイドシリンダに設けたプロファイ
ルと協働するプロファイルを具えるのが有利である。
【0008】製造技術上の理由から、第2レバーアーム
のプロファイルを1本の制御曲線から、また、ガイドシ
リンダに設けたプロファイルを1個の制御カムから形成
するのが有利である。
【0009】ガイドシリンダとハウジングとの間におけ
る相対運動を復帰素子の旋回運動へ可能な限り遊びを少
なくして変換するために、第2レバーアームのプロファ
イルとガイドシリンダのプロファイルとを歯状に形成す
るのが有利である。
【0010】第2レバーアームのプロファイルがガイド
シリンダのプロファイルと協働する際に、別のレバーア
ームとガイドシリンダとの間には形状結合が生ずる。別
のレバーアームが打ち込み工程の直前まで解除位置へ旋
回可能となるように、この形状結合は打ち込み装置の押
圧位置に達する直前に解消される。この形状結合の解消
は、ガイドシリンダのプロファイルがラッチに配置さ
れ、そのラッチが支持ばねの力に抗して旋回し得るよう
にガイドシリンダと結合するのが有利である。このラッ
チの旋回は、ラッチに配置にしたカムによって制御さ
れ、該カムはハウジングと結合した制御輪郭と協働す
る。
【0011】打ち込み工程の直前に、第2レバーアーム
が打ち込み方向側の解除位置へ自動的に旋回するが、こ
の旋回はハウジングと復帰素子との間で作用するばね素
子の力によって実現するのが有利である。
【0012】復帰素子と協働するばね素子を、軸を包囲
するねじりコイルばねとして形成するのが有利であり、
それにより第2レバーアームと協働するばね素子が、ハ
ウジング内における別の可動部材に衝突することを回避
する。
【0013】復帰素子のレバーアームは、解除位置にお
いて部分的にガイドシリンダの内部スペースに突出する
と共に、推進ピストンの軸線方向延長部にも突出する。
推進ピストンをガイドシリンダから取り外す際に、推進
ピストンは打ち込み方向でのみガイドシリンダから取り
外し可能であるため、レバーアームはガイドシリンダの
内部スペースには確実に突出しない。全体の復帰素子が
ハウジングに対し、打ち込み方向に対してほぼ垂直に変
位することにより、レバーアームはガイドシリンダから
確実に取り外される。この目的のため、前記の軸はガイ
ドシリンダに対して変位可能な支持アームに設けるのが
有利である。
【0014】
【実施の形態】以下、本発明を図示の好適な実施形態に
ついて更に具体的に説明する。
【0015】図1に示した打ち込み装置におけるハウジ
ング10は、グリップ11および作動スイッチ12を有
し、一連のカートリッジを担持したフィードベルト(図
示せず)を搬送するための搬送チャンネル13が設けら
れている。ハウジング10内にはガイドシリンダ20を
配置する。ガイドシリンダ20は、ハウジング10から
打ち込み方向側に突出すると共に、ハウジング10に対
して軸線方向に変位可能である。打ち込み方向側に位置
するガイドシリンダ20の端部には、ガイド部材30が
接続する。ガイドシリンダ20の内部スペース22には
推進ピストン40が配置されている。推進ピストン40
は、シャフト42と、シャフト42から半径方向に突出
する頭部41とから構成される。推進ピストン40は、
打ち込み工程の完了後に復帰素子50によりガイドシリ
ンダ20内で初期位置まで復帰変位可能である。復帰素
子50は、軸61を中心として旋回可能に支持する。推
進ピストン40が初期位置まで復帰変位すると、復帰素
子50のレバーアーム51が打ち込み方向側に位置する
推進ピストン40の係合面43と協働する。
【0016】図2〜図5に示すように、レバー50を支
持する軸61は、ハウジング10に対して旋回可能な支
持アーム60の一部を構成する。ガイドシリンダ20の
内部スペース22に突出するレバーアーム51は外方に
旋回可能であるため、推進ピストン40をガイドシリン
ダ20から打ち込み方向に取り外すことができる。支持
アーム60は、回転軸受14を介して、ハウジング10
に旋回可能に結合する。
【0017】ガイドシリンダ20は、ハウジング10に
対し、ばね28のばね力に抗して打ち込み方向とは逆方
向に変位可能である。打ち込み方向と反対側に位置する
ガイドシリンダ20の端部領域には、カートリッジの受
座21が設けられている。受座21は、接続チャンネル
を介してガイドシリンダ20の内部スペース22と連通
している。
【0018】復帰素子50は、第1レバーアーム51と
は別の第2レバーアーム52を具える。第2レバーアー
ム52は、外周に歯状プロファイル54を有する扇形ア
ームとして構成されている。両レバーアーム51,52
の間には、ばね素子53によって包囲された中空円筒形
状部分が形成される。ばね素子53は、ねじりコイルば
ねとして形成され、その一端はレバーアーム51,52
の一方と、他端は支持アーム60のストッパーと協働す
る。中空円筒形状部分は、例えば、一方の支持アーム5
1,52の側面から突出させることができる。
【0019】ガイドシリンダ20はラッチ23と協働
し、ラッチ23は打ち込み方向に対して平行に延在する
と共に他方のレバーアーム52と同じ平面上で軸24を
中心として旋回可能とされている。ラッチ23は、プロ
ファイル54と形状結合する歯状の対応プロファイル2
6を有する領域を具える。ラッチ23と協働する支持ば
ね27は、第2レバーアーム52に対してラッチ23を
押し付けるため、対応プロファイル26は第2レバーア
ーム52のプロファイル54に突出する。ラッチ23に
配置したピン状のカム25は、ハウジング10に対して
ガイドシリンダ20が変位する際に、打ち込み方向に沿
って支持アーム60の制御輪郭62に乗り上げるなら
ば、支持ばね27の力に抗してラッチ23を変位するこ
とができる。このようなラッチ23の変位に際して、対
応プロファイル26とプロファイル54とは嵌合から解
除される。
【0020】以下、打ち込み工程について説明する。
【0021】図2に示すように、打ち込み装置は基盤に
対する押圧状態から解放されている。復帰素子50は解
除位置を占めると共に、第1レバーアーム51は推進ピ
ストン40における打ち込み方向側係合面43に接す
る。推進ピストン40は、ガイドシリンダ20に対して
中間位置を占める。対応プロファイル26とプロファイ
ル54とは、互いに形状結合する。
【0022】打ち込み工程を実行可能とするために、ガ
イド部材30の中心孔31には固定素子(図示せず)を
装着する。次に、ガイド部材30を具えた打ち込み装置
を基盤(図示せず)に対して押圧する。その際、ガイド
シリンダ20は、ハウジング10に対して打ち込み方向
とは逆方向で図3に示す点火準備の完了したポジション
に変位する。この変位に際して、第2レバーアーム52
のプロファイル54は、打ち込み方向とは逆方向に移動
する対応プロファイル26に展開する。その結果、全体
の復帰素子50が旋回し、ばね素子53が緊張されると
共に、推進ピストン40はガイドシリンダ20内の初期
位置に変位する。
【0023】ハウジング10に対してガイドシリンダ2
0が軸線方向に変位する端部の直前では、ラッチ23に
配置したピン形状のカム25が支持アーム60の制御輪
郭62に乗り上げると共に、ラッチ23を第2レバーア
ーム52から持ち上げるため、プロファイル54と対応
プロファイル26とは、もはや形状結合を生じない。予
め緊張されたばね素子53は、直ちに復帰素子50を解
除位置へ旋回させる。この解除位置において、第1レバ
ーアーム51は頭部41における軸線方向の移動領域の
外側に位置する。すなわち、推進ピストン40は打ち込
み工程に際して、第1レバーアーム51と衝突すること
ができる。
【0024】ガイドシリンダ20がハウジング10に対
して変位する際に、カートリッジ受座21はカートリッ
ジ(図示せず)を把持し、安全機構(図示せず)を介し
て、作動のための着火機構(図示せず)が作動スイッチ
によって起動される。
【0025】図4は、固定素子(図示せず)を装着した
打ち込み装置を示している。ラッチ23は第2レバーア
ーム52によって持ち上げられ、推進ピストン40の打
ち込み方向側の端部は、ガイド部材30の打ち込み方向
側の端部と同じ平面上に位置する。推進ピストン40
は、ガイドシリンダ20に対して最終位置にある。
【0026】打ち込み装置を基盤から持ち上げる際に、
ばね28はガイドシリンダ20をハウジング10に対し
て打ち込み方向に変位させる。その際、推進ピストン4
0の係合面43は第1レバーアーム51と接触し、打ち
込み方向で更に変位することが阻止される。ガイドシリ
ンダ20の軸線方向変位の端部では、打ち込み装置が図
2に示す停止位置を占める。
【0027】図5に示す支持アーム60は開放位置にあ
る。支持アーム60により旋回可能に支持された復帰素
子50の第1レバーアーム51は、もはやガイドシリン
ダ20の内部スペース22に突出しない。
【0028】打ち込み装置は、旋回可能な支持アーム6
0を具えない構成とすることも可能である。この場合、
復帰素子50を旋回可能に支持するための軸61は、ハ
ウジング10の一部として形成する。
【0029】図6及びに図示した打ち込み装置は、グリ
ップ111と作動スイッチ112とを有するハウジング
110を具える。ハウジング110内にはガイドシリン
ダ120を配置し、ガイドシリンダ120はハウジング
110に対し、ばね128のばね力に抗して打ち込み方
向とは逆方向に変位可能である。ガイドシリンダ120
には、中心孔131を有するガイド部材130が打ち込
み方向で接続する。打ち込み方向とは反対側に位置する
ガイドシリンダ120の端部には、カートリッジ受座1
21を具える。ガイドシリンダ120の内部スペース1
22に推進ピストン140を配置する。推進ピストン1
40は、シャフト142と、シャフト142から半径方
向に突出した頭部141とから構成される。
【0030】ハウジング110は、復帰素子150を旋
回可能に支持するための軸161を有する。復帰素子1
50は第1および第2レバーアーム151,152を具
える。第1レバーアーム151は、推進ピストン140
の打ち込み方向側係合面143と協働する。第2レバー
アーム152は、制御曲線形状とするプロファイル15
4を有する。このプロファイル154は、全方向で閉鎖
した長手方向スリットから形成される。制御カム形状と
した対応プロファイル126は前記の長手方向スリット
内に突出する。ガイドシリンダ120の一部である制御
カムが、ガイドシリンダ120から側方に突出する支持
アーム160に配置されている。支持アーム160はハ
ウジング110の側方貫通開口を通過する。レバーアー
ム152は、ばね素子153としての引張りばねと協働
する。
【0031】図6は、基盤(図示せず)に対する非押圧
状態での打ち込み装置を示している。推進ピストン14
0は着火準備が完了した初期位置にある。制御カムは、
軸161に接近した長手方向スリットの端部に接する。
【0032】打ち込み装置を基盤に押圧すると、ガイド
シリンダ120は、打ち込み装置が押圧位置に達するま
で、ハウジング110に対して打ち込み方向とは逆方向
に変位する。ガイドシリンダ120の変位に際して、制
御カムは第2レバーアーム152の制御曲線に沿って摺
動する。その際、復帰素子150が旋回することによ
り、第1レバーアーム151は推進ピストン140の係
合面143から持ち上がり、復帰素子150が解除位置
に達するまで打ち込み方向に移動する。この解除位置に
おいて、第1レバーアーム151は推進ピストン140
の頭部141における移動領域の外側に位置する。制御
カムは、軸161から遠く離れた長手方向スリットの端
部に接する。
【0033】カートリッジ受座121に装填されたカー
トリッジ(図示せず)に着火すると、推進ピストン14
0は打ち込み方向に加速され、ガイド部材130の中心
孔131に装着した固定素子(図示せず)を基盤中に打
ち込む。この打ち込み工程の後、推進ピストン140は
図7に示した位置で停止する。次に、打ち込み装置を基
盤から持ち上げる際に、ばね128がガイドシリンダ1
20を再びハウジング110に対して打ち込み方向に変
位させる。その際、制御カムは制御曲線に沿って摺動
し、復帰素子150を軸161を中心として旋回させ
る。第1レバーアーム151は、再び推進ピストン14
0の係合面143と協働し、図6に示すように、推進ピ
ストン140をガイドシリンダ120に対して初期位置
に変位させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による打ち込み装置を停止位置
において示す略図である。
【図2】図2は、図1に示した打ち込み装置の一部分を
破断して示す拡大断面図であり、2腕のレバーは解除位
置を占めると共に、推進ピストンはガイドシリンダに対
して中間位置を占めている。
【図3】図3は、押圧された打ち込み装置の一部分を破
断して示す拡大断面図であり、復帰素子は作動位置を占
めると共に、推進ピストンはガイドシリンダに対して初
期位置を占めている。
【図4】図4は、押圧された打ち込み装置の一部分を破
断して示す拡大断面図であり、復帰素子は解除位置を占
めると共に、推進ピストンはガイドシリンダに対して最
終位置を占めている。
【図5】図5は、押圧を緩めた打ち込み装置の一部分を
破断して示す拡大断面図であり、復帰素子は解除位置を
占めると共に、支持アームは外へ旋回し、推進ピストン
はガイドシリンダに対して中間位置を占めている。
【図6】図6は、本発明による別の打ち込み装置の一部
分を拡大して示す略図であり、打ち込み装置は押圧から
解放され、復帰素子は作動位置を占めている。
【図7】図7は、図6に示した打ち込み装置の一部分を
押圧された状態として示す拡大図であり、復帰素子は解
除位置を占めている。
【符号の説明】
10,110 ハウジング 11,111 グリップ 20,120 ガイドシリンダ 21, 121 カートリッジ受座 23 ラッチ 26, 126 プロファイル 28, 128 ばね 40, 140 推進ピストン 43, 143 係合面 50, 150 復帰素子 51,151 第1レバーアーム 52, 152 第2レバーアーム 53, 153 ばね素子 54, 154 プロファイル 61, 161 軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲープハルト ガントナー オーストリア国 6710 ネンツィング ブ ラガデッラ 27 (72)発明者 ペーター ゲプフェルト スイス国 8914 オイグスト シュタイネ ンシュトゥッキヴェーク (番地なし)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】釘状の固定素子を硬質基盤に打ち込むため
    の打ち込み装置であって、ハウジング(10,110)
    と、ガイドシリンダ(20,120)と、ガイドシリン
    ダ(20,120)内で軸線方向に変位可能な推進ピス
    トン(40,140)と、復帰素子(50,150)と
    を具え、該復帰素子はハウジング(10,110)と協
    働する軸(61,161)を中心として旋回可能である
    と共に、推進ピストン(40,140)の打ち込み方向
    側における係合面(43,143)と協働する第1レバ
    ーアーム(51,151)を具えるものにおいて、ガイ
    ドシリンダ(20,120)はハウジング(10,11
    0)に対して打ち込み方向とは逆方向にばね(28,1
    28)の力に抗して変位可能であること、並びに、復帰
    素子(50,150)はガイドシリンダ(20,12
    0)と協働する第2レバーアーム(52,152)を具
    えることを特徴とする打ち込み装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の打ち込み装置において、前
    記第2レバーアーム(52,154)は、ガイドシリン
    ダ(20,120)に設けたプロファイル(26,12
    6)と協働するプロファイル(54,154)を具える
    ことを特徴とする打ち込み装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の打ち込み装置において、第
    2レバーアーム(52,154)のプロファイル(15
    4)を制御曲線として、ガイドシリンダ(20,12
    0)のプロファイル(126)を制御カムとして、それ
    ぞれ形成したことを特徴とする打ち込み装置。
  4. 【請求項4】請求項2記載の打ち込み装置において、第
    2レバーアーム(52,154)のプロファイル(5
    4)と、ガイドシリンダ(20,120)のプロファイ
    ル(26)を、それぞれ歯状に形成したことを特徴とす
    る打ち込み装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の打ち込み装置において、ガ
    イドシリンダ(20,120)のプロファイル(26)
    をラッチ(23)に配置し、該ラッチは支持ばね(2
    7)の力に抗して旋回し得るようにガイドシリンダ(2
    0)と結合したことを特徴とする打ち込み装置。
  6. 【請求項6】請求項1〜5の何れか一項に記載の打ち込
    み装置において、ハウジング(10)と復帰素子(5
    0,150)との間にばね素子(53,153)を配置
    し、該ばね素子のばね力により第1レバーアーム(5
    1,151)を打ち込み方向に移動させることを特徴と
    する打ち込み装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の打ち込み装置において、前
    記ばね素子(53)は軸(61)を包囲するねじりコイ
    ルばねとして形成されたこと特徴とする打ち込み装置。
  8. 【請求項8】請求項1〜7の何れか一項に記載の打ち込
    み装置において、前記軸(61)は、ガイドシリンダ
    (20)に対して変位可能な支持アーム(60)に設け
    たことを特徴とする打ち込み装置。
JP10354645A 1997-12-12 1998-12-14 打ち込み装置 Pending JPH11235677A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19755407:5 1997-12-12
DE19755407A DE19755407B4 (de) 1997-12-12 1997-12-12 Setzgerät

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