JPH11234664A - 衛星信号受信装置 - Google Patents
衛星信号受信装置Info
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- JPH11234664A JPH11234664A JP4877598A JP4877598A JPH11234664A JP H11234664 A JPH11234664 A JP H11234664A JP 4877598 A JP4877598 A JP 4877598A JP 4877598 A JP4877598 A JP 4877598A JP H11234664 A JPH11234664 A JP H11234664A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブロック信号を周波数変換しつつ、周波数の
有効利用を図る。 【解決手段】 周波数帯が少なくとも一部重複している
静止衛星からの複数のＣＳ信号の第１中間周波信号のう
ち、予め定められた複数のものがチャンネル配列変換装
置６、８、10にそれぞれ供給される。チャンネル配列変
換装置６、８、10が、それぞれに入力された複数の第１
中間周波信号を、予め定めたブロック周波数帯内の非重
複の周波数の信号に個別に変換し、これら信号の集合体
であるブロック信号を出力する。チャンネル配列変換装
置８、10に対応してブロックコンバータ18、20が設けら
れ、これらに対応するチャンネル配列変換装置８、10か
らのブロック信号を周波数変換する。ブロックコンバー
タ18、20から出力される周波数変換後の各ブロック信号
の周波数帯が非重複である。ブロックコンバータ18、20
からの周波数変換後の各ブロック信号と、チャンネル配
列変換装置６のブロック信号とを混合して混合部22から
出力する。
有効利用を図る。 【解決手段】 周波数帯が少なくとも一部重複している
静止衛星からの複数のＣＳ信号の第１中間周波信号のう
ち、予め定められた複数のものがチャンネル配列変換装
置６、８、10にそれぞれ供給される。チャンネル配列変
換装置６、８、10が、それぞれに入力された複数の第１
中間周波信号を、予め定めたブロック周波数帯内の非重
複の周波数の信号に個別に変換し、これら信号の集合体
であるブロック信号を出力する。チャンネル配列変換装
置８、10に対応してブロックコンバータ18、20が設けら
れ、これらに対応するチャンネル配列変換装置８、10か
らのブロック信号を周波数変換する。ブロックコンバー
タ18、20から出力される周波数変換後の各ブロック信号
の周波数帯が非重複である。ブロックコンバータ18、20
からの周波数変換後の各ブロック信号と、チャンネル配
列変換装置６のブロック信号とを混合して混合部22から
出力する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信衛星のような
静止衛星から送信されている信号を受信する装置に関す
る。
静止衛星から送信されている信号を受信する装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】通信衛星を利用して、いわゆるＣＳ放送
が行われている。ＣＳ放送では、１基の通信衛星から、
垂直偏波で複数の信号を送信すると共に、これら垂直偏
波の信号と周波数が重複する複数の水平偏波の信号を送
信することによって、電波の有効利用を図っている。
が行われている。ＣＳ放送では、１基の通信衛星から、
垂直偏波で複数の信号を送信すると共に、これら垂直偏
波の信号と周波数が重複する複数の水平偏波の信号を送
信することによって、電波の有効利用を図っている。
【０００３】このようなＣＳ放送の各垂直及び水平偏波
の信号を、例えば共同受信施設のヘッドエンドにおいて
受信して、周波数が互いに重複しないように周波数変換
し、この変換後の各信号を、ＢＳ放送信号やＶＨＦ及び
ＵＨＦのテレビジョン放送信号と混合して、1 本の伝送
ラインを介して各端末に伝送することが行われている。
の信号を、例えば共同受信施設のヘッドエンドにおいて
受信して、周波数が互いに重複しないように周波数変換
し、この変換後の各信号を、ＢＳ放送信号やＶＨＦ及び
ＵＨＦのテレビジョン放送信号と混合して、1 本の伝送
ラインを介して各端末に伝送することが行われている。
【０００４】この垂直及び水平偏波の信号の周波数変換
は、次のように行われている。1 台のブロックコンバー
タを使用して、例えば一連の垂直偏波の信号（ブロック
信号）を周波数変換する。他のブロックコンバータを使
用して、一連の水平偏波の信号（ブロック信号）を周波
数変換する。
は、次のように行われている。1 台のブロックコンバー
タを使用して、例えば一連の垂直偏波の信号（ブロック
信号）を周波数変換する。他のブロックコンバータを使
用して、一連の水平偏波の信号（ブロック信号）を周波
数変換する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ブロックコン
バータに入力される各ブロック信号は、一連の垂直偏波
及び水平偏波の信号であるので、例えば数１００ＭＨｚ
と広帯域である。従って、ブロック信号内に含まれてい
る各垂直偏波または水平偏波の信号に隣接する信号や雑
音を除去できない。それゆえに、周波数変換後のブロッ
ク信号に基づく高調波歪み信号等が、周波数変換後の他
のブロック信号の周波数帯に存在しないように、周波数
変換後のブロック信号間に、比較的大きなガードバンド
を設けなければならなかった。そのため、周波数の有効
利用が図れていなかった。
バータに入力される各ブロック信号は、一連の垂直偏波
及び水平偏波の信号であるので、例えば数１００ＭＨｚ
と広帯域である。従って、ブロック信号内に含まれてい
る各垂直偏波または水平偏波の信号に隣接する信号や雑
音を除去できない。それゆえに、周波数変換後のブロッ
ク信号に基づく高調波歪み信号等が、周波数変換後の他
のブロック信号の周波数帯に存在しないように、周波数
変換後のブロック信号間に、比較的大きなガードバンド
を設けなければならなかった。そのため、周波数の有効
利用が図れていなかった。
【０００６】本発明は、ブロック信号を周波数変換した
場合でも、周波数の有効利用が図れる衛星信号の受信装
置を提供することを目的とする。
場合でも、周波数の有効利用が図れる衛星信号の受信装
置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
めに、請求項１記載の発明は、周波数帯が少なくとも一
部重複している静止衛星からの複数の衛星信号のうち、
予め定められた複数のものが入力される複数のチャンネ
ル配列変換装置を含み、前記各チャンネル配列変換装置
は、これに入力された複数の前記衛星信号を、予め定め
たブロック周波数帯内の非重複の周波数の信号に、個別
に変換した信号の集合体であるブロック信号を出力する
チャンネル配列変換装置群と、前記各チャンネル配列変
換装置に対応して設けられ、対応するチャンネル配列変
換装置からのブロック信号を周波数変換する複数のブロ
ックコンバータを含み、前記各ブロックコンバータから
出力される周波数変換後の各ブロック信号の周波数帯が
非重複であるブロックコンバータ群と、前記各ブロック
コンバータからの周波数変換後の各ブロック信号を混合
して出力する混合部とを、有している。静止衛星は、１
基に限らず複数基であってもよい。衛星信号とは、静止
衛星から送信される信号そのものの他に、この信号をア
ンテナで受信し、コンバータによって中間周波信号に変
換したものであってもよい。チャンネル配列変換装置と
しては、例えば入力された衛星信号を周波数変換するコ
ンバータを複数台含み、各コンバータは、周波数変換す
る衛星信号の周波数を任意に選択可能であって、また周
波数変換後の周波数を任意に変更可能に局部発振信号の
周波数が変更可能であって、周波数変換後の信号が隣接
する信号に影響を受けてなく、高調波歪み信号を発生し
ないように狭帯域のフィルタを含むものとすることがで
きる。ブロックコンバータは、比較的広帯域の信号を周
波数変換するものとすることができる。
めに、請求項１記載の発明は、周波数帯が少なくとも一
部重複している静止衛星からの複数の衛星信号のうち、
予め定められた複数のものが入力される複数のチャンネ
ル配列変換装置を含み、前記各チャンネル配列変換装置
は、これに入力された複数の前記衛星信号を、予め定め
たブロック周波数帯内の非重複の周波数の信号に、個別
に変換した信号の集合体であるブロック信号を出力する
チャンネル配列変換装置群と、前記各チャンネル配列変
換装置に対応して設けられ、対応するチャンネル配列変
換装置からのブロック信号を周波数変換する複数のブロ
ックコンバータを含み、前記各ブロックコンバータから
出力される周波数変換後の各ブロック信号の周波数帯が
非重複であるブロックコンバータ群と、前記各ブロック
コンバータからの周波数変換後の各ブロック信号を混合
して出力する混合部とを、有している。静止衛星は、１
基に限らず複数基であってもよい。衛星信号とは、静止
衛星から送信される信号そのものの他に、この信号をア
ンテナで受信し、コンバータによって中間周波信号に変
換したものであってもよい。チャンネル配列変換装置と
しては、例えば入力された衛星信号を周波数変換するコ
ンバータを複数台含み、各コンバータは、周波数変換す
る衛星信号の周波数を任意に選択可能であって、また周
波数変換後の周波数を任意に変更可能に局部発振信号の
周波数が変更可能であって、周波数変換後の信号が隣接
する信号に影響を受けてなく、高調波歪み信号を発生し
ないように狭帯域のフィルタを含むものとすることがで
きる。ブロックコンバータは、比較的広帯域の信号を周
波数変換するものとすることができる。
【０００８】請求項１記載の発明によれば、チャンネル
配列変換装置に入力された複数の衛星信号は、広帯域の
ブロック信号に変換される。これらブロック信号を構成
している複数の信号は、チャンネル配列変換装置によっ
て周波数変換されているので、隣接する信号の影響を受
けていない。これらブロック信号が、各ブロックコンバ
ータによって周波数変換され、周波数帯域が非重複であ
る信号とされる。従って、１本の伝送ラインによって全
ての信号を大きなガードバンドを設けなくても、伝送で
きる。
配列変換装置に入力された複数の衛星信号は、広帯域の
ブロック信号に変換される。これらブロック信号を構成
している複数の信号は、チャンネル配列変換装置によっ
て周波数変換されているので、隣接する信号の影響を受
けていない。これらブロック信号が、各ブロックコンバ
ータによって周波数変換され、周波数帯域が非重複であ
る信号とされる。従って、１本の伝送ラインによって全
ての信号を大きなガードバンドを設けなくても、伝送で
きる。
【０００９】請求項２記載の発明は、請求項１記載の衛
星信号受信装置において、前記チャンネル配列変換装置
群に、前記混合部に直接に前記ブロック信号を供給する
チャンネル変換装置を設けてあるものである。
星信号受信装置において、前記チャンネル配列変換装置
群に、前記混合部に直接に前記ブロック信号を供給する
チャンネル変換装置を設けてあるものである。
【００１０】請求項２記載の発明によれば、１つのチャ
ンネル配列変換装置のブロック信号がそのまま混合部に
供給される。無論、このブロック信号の周波数帯は、ブ
ロックコンバータから出力される信号とは周波数帯が非
重複である。従って、周波数の有効利用が図れる。
ンネル配列変換装置のブロック信号がそのまま混合部に
供給される。無論、このブロック信号の周波数帯は、ブ
ロックコンバータから出力される信号とは周波数帯が非
重複である。従って、周波数の有効利用が図れる。
【００１１】請求項３記載の発明は、請求項１記載の衛
星信号受信装置において、前記各ブロック周波数帯は、
前記各チャンネル配列変換装置に共通に設定されている
ものである。
星信号受信装置において、前記各ブロック周波数帯は、
前記各チャンネル配列変換装置に共通に設定されている
ものである。
【００１２】請求項３記載の発明によれば、各チャンネ
ル配列変換装置がそれぞれ出力する信号の周波数帯であ
るブロック周波数帯が共通であるので、各チャンネル配
列変換装置の構成は、ほぼ同様な構成のものを使用する
ことができる。
ル配列変換装置がそれぞれ出力する信号の周波数帯であ
るブロック周波数帯が共通であるので、各チャンネル配
列変換装置の構成は、ほぼ同様な構成のものを使用する
ことができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】本発明の１実施の形態の衛星信号
受信装置は、図１に示すように、衛星通信受信用アンテ
ナ２を有している。このアンテナ２は、１基の通信衛星
が送信している複数の水平偏波及び垂直偏波の衛星通信
信号を受信する。図２に示すように、水平偏波信号の周
波数帯は、互いの周波数帯が重ならないように選択され
ている。垂直偏波信号の周波数帯も、互いの周波数帯が
重ならないように選択されている。但し、水平偏波信号
と垂直偏波信号とは、周波数帯が一部重なっている。な
お、図２では、水平偏波信号と垂直偏波信号の一部のみ
を示してある。
受信装置は、図１に示すように、衛星通信受信用アンテ
ナ２を有している。このアンテナ２は、１基の通信衛星
が送信している複数の水平偏波及び垂直偏波の衛星通信
信号を受信する。図２に示すように、水平偏波信号の周
波数帯は、互いの周波数帯が重ならないように選択され
ている。垂直偏波信号の周波数帯も、互いの周波数帯が
重ならないように選択されている。但し、水平偏波信号
と垂直偏波信号とは、周波数帯が一部重なっている。な
お、図２では、水平偏波信号と垂直偏波信号の一部のみ
を示してある。
【００１４】これら垂直偏波及び水平偏波信号は、例え
ば合計２６波ある。これらは、衛星通信受信用アンテナ
２に付属するコンバータ４によって、衛星信号、例えば
１ＧＨｚ帯の垂直及び水平第１中間周波信号に周波数変
換されている。これら垂直及び水平第１中間周波信号の
うち選択された１０波が、チャンネル配列変換装置６に
供給されている。また、残りの垂直及び水平第１中間周
波信号のうち選択された１０波が、チャンネル配列変換
装置８に供給されている。さらに、残りの６波の垂直及
び水平第１中間周波信号がチャンネル配列変換装置１０
に供給されている。これらチャンネル配列変換装置６、
８、１０が、チャンネル配列変換装置群を構成してい
る。
ば合計２６波ある。これらは、衛星通信受信用アンテナ
２に付属するコンバータ４によって、衛星信号、例えば
１ＧＨｚ帯の垂直及び水平第１中間周波信号に周波数変
換されている。これら垂直及び水平第１中間周波信号の
うち選択された１０波が、チャンネル配列変換装置６に
供給されている。また、残りの垂直及び水平第１中間周
波信号のうち選択された１０波が、チャンネル配列変換
装置８に供給されている。さらに、残りの６波の垂直及
び水平第１中間周波信号がチャンネル配列変換装置１０
に供給されている。これらチャンネル配列変換装置６、
８、１０が、チャンネル配列変換装置群を構成してい
る。
【００１５】チャンネル配列変換装置６は、入力された
１０波の水平及び垂直第１中間周波信号を個別にそれぞ
れ指定された第２中間周波信号に周波数変換するよう
に、１０個の周波数変換装置６ａ乃至６ｊを有してい
る。
１０波の水平及び垂直第１中間周波信号を個別にそれぞ
れ指定された第２中間周波信号に周波数変換するよう
に、１０個の周波数変換装置６ａ乃至６ｊを有してい
る。
【００１６】これら周波数変換装置６ａ乃至６ｊは、い
ずれも混合部１２と周波数可変の局部発振部１４とを有
している。更に、隣接する周波数帯の水平及び水平第１
中間周波信号を除去することができる狭帯域のフィル
タ、例えばＳＡＷフィルタ１６を備えている。図１に
は、ＳＡＷフィルタ１６は、各周波数変換装置６ａ乃至
６ｊの出力側のみに示してあるが、出力側だけでなく入
力側にも設けることができる。
ずれも混合部１２と周波数可変の局部発振部１４とを有
している。更に、隣接する周波数帯の水平及び水平第１
中間周波信号を除去することができる狭帯域のフィル
タ、例えばＳＡＷフィルタ１６を備えている。図１に
は、ＳＡＷフィルタ１６は、各周波数変換装置６ａ乃至
６ｊの出力側のみに示してあるが、出力側だけでなく入
力側にも設けることができる。
【００１７】従って、各周波数変換装置６ａ乃至６ｊの
出力信号は、隣接する周波数帯の水平及び垂直第１中間
周波信号の影響を受けていない。これら各周波数変換装
置６ａ乃至６ｊの出力信号は、１３６０ＭＨｚ乃至１６
６０ＭＨｚとなるように、各局部発振部１４の発振周波
数が選択されている。これら各周波数変換装置６ａ乃至
６ｊの出力信号が、まとまって１つのブロック信号を形
成している。
出力信号は、隣接する周波数帯の水平及び垂直第１中間
周波信号の影響を受けていない。これら各周波数変換装
置６ａ乃至６ｊの出力信号は、１３６０ＭＨｚ乃至１６
６０ＭＨｚとなるように、各局部発振部１４の発振周波
数が選択されている。これら各周波数変換装置６ａ乃至
６ｊの出力信号が、まとまって１つのブロック信号を形
成している。
【００１８】他のチャンネル配列変換装置８及び１０
も、周波数変換装置６ａ乃至６ｊと同様に構成された１
０台及び６台の周波数変換装置を含んでいる。チャンネ
ル配列変換装置８も、１３６０ＭＨｚ乃至１６６０ＭＨ
ｚのブロック信号を発生し、チャンネル配列変換装置１
０は、１３６０ＭＨｚ乃至１５４０ＭＨｚのブロック信
号を発生する。これら３つのブロック信号は、その周波
数帯が少なくとも１３６０ＭＨｚ乃至１５４０ＭＨｚに
おいて共通している。
も、周波数変換装置６ａ乃至６ｊと同様に構成された１
０台及び６台の周波数変換装置を含んでいる。チャンネ
ル配列変換装置８も、１３６０ＭＨｚ乃至１６６０ＭＨ
ｚのブロック信号を発生し、チャンネル配列変換装置１
０は、１３６０ＭＨｚ乃至１５４０ＭＨｚのブロック信
号を発生する。これら３つのブロック信号は、その周波
数帯が少なくとも１３６０ＭＨｚ乃至１５４０ＭＨｚに
おいて共通している。
【００１９】チャンネル配列変換装置８のブロック信号
は、ブロックコンバータ１８に供給されている。チャン
ネル配列変換装置１０のブロック信号は、ブロックコン
バータ２０に供給されている。これらブロックコンバー
タ１８、２０がブロックコンバータ群を構成している。
ブロックコンバータ１８、２０は、それぞれ入力された
ブロック信号を、周波数変換する１台の混合部と、周波
数可変の１台の局部発振部とを有するものである。
は、ブロックコンバータ１８に供給されている。チャン
ネル配列変換装置１０のブロック信号は、ブロックコン
バータ２０に供給されている。これらブロックコンバー
タ１８、２０がブロックコンバータ群を構成している。
ブロックコンバータ１８、２０は、それぞれ入力された
ブロック信号を、周波数変換する１台の混合部と、周波
数可変の１台の局部発振部とを有するものである。
【００２０】ブロックコンバータ１８は、入力された１
３６０ＭＨｚから１６６０ＭＨｚのブロック信号を１６
６０ＭＨｚから１９６０ＭＨｚの周波数に周波数変換す
る。ブロックコンバータ２０は、入力された１３６０Ｍ
Ｈｚから１５４０ＭＨｚのブロック信号を、１９６０Ｍ
Ｈｚ乃至２１４０ＭＨｚの周波数に変換する。
３６０ＭＨｚから１６６０ＭＨｚのブロック信号を１６
６０ＭＨｚから１９６０ＭＨｚの周波数に周波数変換す
る。ブロックコンバータ２０は、入力された１３６０Ｍ
Ｈｚから１５４０ＭＨｚのブロック信号を、１９６０Ｍ
Ｈｚ乃至２１４０ＭＨｚの周波数に変換する。
【００２１】これらブロックコンバータ１８、２０の出
力信号と、チャンネル配列変換装置６のブロック信号
と、図示していないコンバータ付き衛星放送受信用アン
テナから供給された１ＧＨｚ帯の衛星放送の第１中間周
波信号（この第１中間周波信号の周波数帯は、１３６０
ＭＨｚよりも低い周波数帯である。）と、同じく図示し
ていないＶＨＦ帯及びＵＨＦ帯アンテナで受信されたＶ
ＨＦ帯及びＵＨＦ帯の地上波テレビジョン放送信号と
が、混合部２２に供給され、ここで混合されて、図示し
ていない伝送線路を介して共同受信施設の各端末に伝送
される。
力信号と、チャンネル配列変換装置６のブロック信号
と、図示していないコンバータ付き衛星放送受信用アン
テナから供給された１ＧＨｚ帯の衛星放送の第１中間周
波信号（この第１中間周波信号の周波数帯は、１３６０
ＭＨｚよりも低い周波数帯である。）と、同じく図示し
ていないＶＨＦ帯及びＵＨＦ帯アンテナで受信されたＶ
ＨＦ帯及びＵＨＦ帯の地上波テレビジョン放送信号と
が、混合部２２に供給され、ここで混合されて、図示し
ていない伝送線路を介して共同受信施設の各端末に伝送
される。
【００２２】この混合部２２から出力される信号は、１
３６０ＭＨｚから２１４０ＭＨｚの周波数帯を含み、こ
の中に垂直及び水平第１中間周波信号を、それぞれ周波
数帯が非重複な状態に周波数変換した合計２６波の信号
が含まれている。
３６０ＭＨｚから２１４０ＭＨｚの周波数帯を含み、こ
の中に垂直及び水平第１中間周波信号を、それぞれ周波
数帯が非重複な状態に周波数変換した合計２６波の信号
が含まれている。
【００２３】しかも、各ブロックコンバータ１８、２０
に供給されるブロック信号は、チャンネル配列変換装置
８、１０から供給されたものであり、各ブロック信号を
構成している各第２中間周波信号は、いずれも隣接する
第１中間周波信号の影響を受けないように各チャンネル
配列変換装置８、１０によって周波数変換して得たもの
である。
に供給されるブロック信号は、チャンネル配列変換装置
８、１０から供給されたものであり、各ブロック信号を
構成している各第２中間周波信号は、いずれも隣接する
第１中間周波信号の影響を受けないように各チャンネル
配列変換装置８、１０によって周波数変換して得たもの
である。
【００２４】従って、ブロック信号を周波数変換したも
のであるブロックコンバータ１８の出力信号は、チャン
ネル配列変換装置６の出力であるブロック信号や、ブロ
ックコンバータ２０の出力であるブロック信号や、衛星
放送の第１中間周波信号の周波数帯内に位置するよう
な、高調波歪み信号を含んでいない。同様にブロックコ
ンバータ２０の出力信号も、チャンネル配列変換装置６
の出力であるブロック信号や、ブロックコンバータ１８
の出力であるブロック信号や、衛星放送の第１中間周波
信号の周波数帯内に位置するような、高調波歪み信号を
含んでいない。
のであるブロックコンバータ１８の出力信号は、チャン
ネル配列変換装置６の出力であるブロック信号や、ブロ
ックコンバータ２０の出力であるブロック信号や、衛星
放送の第１中間周波信号の周波数帯内に位置するよう
な、高調波歪み信号を含んでいない。同様にブロックコ
ンバータ２０の出力信号も、チャンネル配列変換装置６
の出力であるブロック信号や、ブロックコンバータ１８
の出力であるブロック信号や、衛星放送の第１中間周波
信号の周波数帯内に位置するような、高調波歪み信号を
含んでいない。
【００２５】よって、衛星放送の第１中間周波信号、チ
ャンネル配列変換装置６の出力信号及びブロックコンバ
ータ１８、２０の出力信号の間に、図３（ａ）に示すよ
うに小さな（数ＭＨｚ）ガードバンドを設けるだけでよ
く、周波数帯の有効利用が図れる。図３（ｂ）は、比較
のために、垂直及び水平第１中間周波信号を３つのブロ
ックに分けて、ブロックコンバータによって周波数変換
した場合の周波数変換後の周波数配列を示したもので、
高調波歪み信号が、他のブロックに存在しないように各
ブロックの間に数十ＭＨｚのガードバンドが設けられて
おり、周波数の有効利用が図れていない。
ャンネル配列変換装置６の出力信号及びブロックコンバ
ータ１８、２０の出力信号の間に、図３（ａ）に示すよ
うに小さな（数ＭＨｚ）ガードバンドを設けるだけでよ
く、周波数帯の有効利用が図れる。図３（ｂ）は、比較
のために、垂直及び水平第１中間周波信号を３つのブロ
ックに分けて、ブロックコンバータによって周波数変換
した場合の周波数変換後の周波数配列を示したもので、
高調波歪み信号が、他のブロックに存在しないように各
ブロックの間に数十ＭＨｚのガードバンドが設けられて
おり、周波数の有効利用が図れていない。
【００２６】上記の実施の形態の衛星受信装置は、１基
の通信衛星からの水平及び垂直偏波の衛星通信信号を受
信する場合のものであるので、１台の衛星通信受信用ア
ンテナ２のみを使用している。しかし、複数基の通信衛
星からの水平及び垂直偏波の衛星信号のうちから、任意
に選択した複数の水平及び垂直偏波の衛星通信信号を、
複数のチャンネル配列変換装置でブロック信号にそれぞ
れ変換し、これらブロック信号を複数のブロックコンバ
ータでブロック変換する場合には、図４に示すように、
各通信衛星からのＣＳ放送信号受信専用のアンテナ２
ａ、２ｂを設ければよい。
の通信衛星からの水平及び垂直偏波の衛星通信信号を受
信する場合のものであるので、１台の衛星通信受信用ア
ンテナ２のみを使用している。しかし、複数基の通信衛
星からの水平及び垂直偏波の衛星信号のうちから、任意
に選択した複数の水平及び垂直偏波の衛星通信信号を、
複数のチャンネル配列変換装置でブロック信号にそれぞ
れ変換し、これらブロック信号を複数のブロックコンバ
ータでブロック変換する場合には、図４に示すように、
各通信衛星からのＣＳ放送信号受信専用のアンテナ２
ａ、２ｂを設ければよい。
【００２７】この場合、受信する信号の数に応じた台数
のチャンネル配列変換装置２４を設ければよい。各チャ
ンネル配列変換装置２４の出力信号は、ほぼ同一の周波
数帯とする。そして、１台のチャンネル配列変換装置２
４の出力信号以外のチャンネル配列変換装置２４の出力
信号を、複数のブロックコンバータ２６においてそれぞ
れ非重複の周波数帯のブロック信号に周波数変換する。
これらブロック信号と、残りのチャンネル配列変換装置
２４の出力信号と、衛星放送第１中間周波信号と、ＶＨ
Ｆ及びＵＨＦのテレビジョン放送信号とが、混合部２８
によって混合される。
のチャンネル配列変換装置２４を設ければよい。各チャ
ンネル配列変換装置２４の出力信号は、ほぼ同一の周波
数帯とする。そして、１台のチャンネル配列変換装置２
４の出力信号以外のチャンネル配列変換装置２４の出力
信号を、複数のブロックコンバータ２６においてそれぞ
れ非重複の周波数帯のブロック信号に周波数変換する。
これらブロック信号と、残りのチャンネル配列変換装置
２４の出力信号と、衛星放送第１中間周波信号と、ＶＨ
Ｆ及びＵＨＦのテレビジョン放送信号とが、混合部２８
によって混合される。
【００２８】無論、ＣＳ放送信号受信専用のアンテナ２
ａ、２ｂに代えて、１台で複数のＣＳ放送信号を受信で
きるマルチビームアンテナを使用することもできる。
ａ、２ｂに代えて、１台で複数のＣＳ放送信号を受信で
きるマルチビームアンテナを使用することもできる。
【００２９】
【発明の効果】以上のように、請求項１記載の発明によ
れば、チャンネル配列変換装置に入力された複数の衛星
信号を周波数変換した広帯域のブロック信号を構成して
いる複数の信号は、チャンネル配列変換装置によってそ
れぞれ個別に周波数変換されているので、隣接する信号
の影響を受けていない。従って、これらブロック信号
が、各ブロックコンバータによって纏めて周波数変換さ
れても、他のブロックコンバータからの出力信号に影響
を与えることがなく、各ブロック信号の間に大きなガー
ドバンドを設けなくてもよい。
れば、チャンネル配列変換装置に入力された複数の衛星
信号を周波数変換した広帯域のブロック信号を構成して
いる複数の信号は、チャンネル配列変換装置によってそ
れぞれ個別に周波数変換されているので、隣接する信号
の影響を受けていない。従って、これらブロック信号
が、各ブロックコンバータによって纏めて周波数変換さ
れても、他のブロックコンバータからの出力信号に影響
を与えることがなく、各ブロック信号の間に大きなガー
ドバンドを設けなくてもよい。
【００３０】請求項２記載の発明によれば、１つのチャ
ンネル配列変換装置のブロック信号が、その周波数帯を
他のブロックコンバータから出力される信号と非重複と
され、出力され、混合部に供給されているので、さらに
周波数帯の有効利用が図られている。
ンネル配列変換装置のブロック信号が、その周波数帯を
他のブロックコンバータから出力される信号と非重複と
され、出力され、混合部に供給されているので、さらに
周波数帯の有効利用が図られている。
【００３１】請求項３記載の発明によれば、各チャンネ
ル配列変換装置がそれぞれ出力するブロック信号の周波
数帯であるブロック周波数帯が共通であるので、各チャ
ンネル配列変換装置の構成は、ほぼ同様な構成のものを
使用することができ、この衛星放送受信装置の構成を簡
略化することができる。
ル配列変換装置がそれぞれ出力するブロック信号の周波
数帯であるブロック周波数帯が共通であるので、各チャ
ンネル配列変換装置の構成は、ほぼ同様な構成のものを
使用することができ、この衛星放送受信装置の構成を簡
略化することができる。
【図１】本発明の第１の実施の形態の衛星信号受信装置
のブロック図である。
のブロック図である。
【図２】図１の衛星信号受信装置に入力されるＣＳ放送
信号の周波数配列図である。
信号の周波数配列図である。
【図３】図１の衛星信号受信装置の混合器及び従来の衛
星信号受信装置から出力される信号の周波数配列図であ
る。
星信号受信装置から出力される信号の周波数配列図であ
る。
【図４】本発明の第２の実施の形態の衛星信号受信装置
のブロック図である。
のブロック図である。
２ ２ａ ２ｂ 衛星通信受信用アンテナ ６ ８ １０ ２４ チャンネル配列変換装置 １８ ２０ ２６ ブロックコンバータ ２２ ２８ 混合器
Claims (3)
- 【請求項１】 周波数帯が少なくとも一部重複している
静止衛星からの複数の衛星信号のうち、予め定められた
複数のものが入力される複数のチャンネル配列変換装置
を含み、前記各チャンネル配列変換装置が、入力された
複数の前記衛星信号を、予め定めたブロック周波数帯内
の非重複の周波数の信号に、個別に変換した信号の集合
体であるブロック信号を出力する、チャンネル配列変換
装置群と、 前記各チャンネル配列変換装置に対応して設けられ、対
応するチャンネル配列変換装置からのブロック信号を周
波数変換する複数のブロックコンバータを含み、前記各
ブロックコンバータから出力される周波数変換後の各ブ
ロック信号の周波数帯が非重複であるブロックコンバー
タ群と、 前記各ブロックコンバータからの周波数変換後の各ブロ
ック信号を混合して出力する混合部とを、有する衛星信
号受信装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の衛星信号受信装置におい
て、前記チャンネル配列変換装置群に、前記混合部に直
接に前記ブロック信号を供給するチャンネル変換装置を
設けてある衛星信号受信装置。 - 【請求項３】 請求項１記載の衛星信号受信装置におい
て、前記各ブロック周波数帯は、前記各チャンネル配列
変換装置に共通に設定されている衛星信号受信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4877598A JPH11234664A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 衛星信号受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4877598A JPH11234664A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 衛星信号受信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11234664A true JPH11234664A (ja) | 1999-08-27 |
Family
ID=12812649
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4877598A Pending JPH11234664A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 衛星信号受信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11234664A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005303748A (ja) * | 2004-04-13 | 2005-10-27 | Maspro Denkoh Corp | 共同受信システム |
| CN103684520A (zh) * | 2013-12-06 | 2014-03-26 | 浙江中星光电子科技有限公司 | 一种应用于船载双向通信天线的卫星中频信号转换装置 |
-
1998
- 1998-02-12 JP JP4877598A patent/JPH11234664A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005303748A (ja) * | 2004-04-13 | 2005-10-27 | Maspro Denkoh Corp | 共同受信システム |
| CN103684520A (zh) * | 2013-12-06 | 2014-03-26 | 浙江中星光电子科技有限公司 | 一种应用于船载双向通信天线的卫星中频信号转换装置 |
| CN103684520B (zh) * | 2013-12-06 | 2016-08-17 | 浙江中星光电子科技有限公司 | 一种应用于船载双向通信天线的卫星中频信号转换装置 |
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Legal Events
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