JPH11233925A - プリント配線板 - Google Patents

プリント配線板

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JPH11233925A
JPH11233925A JP2948398A JP2948398A JPH11233925A JP H11233925 A JPH11233925 A JP H11233925A JP 2948398 A JP2948398 A JP 2948398A JP 2948398 A JP2948398 A JP 2948398A JP H11233925 A JPH11233925 A JP H11233925A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lands
land
adjacent
width
wiring board
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2948398A
Other languages
English (en)
Inventor
Kotaro Takigami
耕太郎 滝上
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2948398A priority Critical patent/JPH11233925A/ja
Publication of JPH11233925A publication Critical patent/JPH11233925A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品実装用ランドにスルーホールが形成さ
れ、スルーホールのつば部の幅がランドの幅よりも広
く、ランドピッチが狭い場合でも、ランド間の半田ブリ
ッジを防止することが可能なプリント配線板。 【解決手段】 隣接するスルーホール3のつば部4の両
方に重ねて、あるいは、両方のつば部4を含み両方のラ
ンド2にも重ねてレジスト膜6を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は部品実装用のランド
がスルーホールを有する場合に、ランドピッチが狭くて
も、ランド間の半田ブリッジを防止することが可能なプ
リント配線板に関する。
【0002】
【従来の技術】図5及び図6を参照して、従来のプリン
ト配線板を説明する。
【0003】図5に示すプリント配線板10には、部品
実装用のランド2内にスルーホール3が形成されてい
る。レジスト膜5は、隣接する複数のランド2を全て避
けて、形成されている。
【0004】この種のスルーホール3はIVH(Inner V
ia Hole:インナー・バイア・ホール)と称されている。
ランド2が表面実装形部品の実装用である場合は、適宜
な材料がスルーホール3に埋め込まれる。
【0005】図6に示すプリント配線板20では、高密
度実装化のためにランド2のピッチが狭くなり、スルー
ホール3のつば部4がランド2からはみ出して形成され
ている。即ち、ランド隣接方向の寸法に関して、つば部
4の幅がランド2の幅よりも広くなっている。レジスト
膜5は、ランド2はもとより、つば部4も全て避けて形
成されている。
【0006】図6において、例えば、ランドピッチpは
0.5mm、ランド2の幅は0.25mm、つば部4の
幅(直径)は0.4mm、ランド2の間隔aは0.25
mm、つば部4同士の間隔(以下、つば部間隔と呼ぶ)
bは0.1mmとされる。
【0007】スルーホール3のつば部4がランド2から
はみ出る理由は、ランドピッチpに応じてランド幅を狭
くすることは可能であるが、スルーホール3の大きさ、
従ってつば部4の直径を小さくすることは困難なためで
ある。なお、図5に示すようにランド幅が十分広い場合
は、スルーホール3のつば部はランド2と一体化し、区
別することができない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図6に示すプリント配
線板20では、ランド間隔aに対してつば部間隔bが極
めて狭いため、各ランド2に部品を実装すると、隣接す
るつば部4間に半田ブリッジが生じ易い。この半田ブリ
ッジはランドピッチpが狭いほど、生じ易い。
【0009】従って、本発明の課題は、部品実装用のラ
ンドがスルーホールを有する場合に、ランドピッチが狭
くても、半田ブリッジを防止することが可能なプリント
配線板を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1に係る発明のプリント配線板は、部品実装用に隣接
して形成されたランドと、各ランドに形成されたスルー
ホールを備え、ランド隣接方向の寸法に関して、スルー
ホールのつば部の幅がランドの幅よりも広いプリント配
線板において、隣接するランドのつば部の両方に重なっ
てレジスト膜が形成されていることを特徴とするもので
ある。
【0011】また、請求項2に係る発明のプリント配線
板は、前記レジスト膜が隣接するランドの両方にも重な
って形成されていることを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4に基づいて、本
発明の実施の形態に係るプリント配線板を説明する。
【0013】図1及び図2に示す各例のプリント配線板
1は、部品実装用のランド2を複数隣接して形成し、更
に、各ランド2にスルーホール3を形成したものであ
り、ランド隣接方向の寸法に関して、スルーホール3の
つば部4の幅がランド2の幅よりも広くなっている。こ
れら各例のプリント配線板1では、各スルーホール3が
ランド隣接方向に沿う直線上に形成されており、従っ
て、つば部4同士は真横に隣接している。
【0014】そして、図1に示すプリント配線板1で
は、隣接するランド2のつば部4の両方に一部重ねて、
レジスト膜5を形成してある。これにより、つば部間隔
(つば部4同士の間隔)bよりも広い幅cで、ランド2
間にレジスト膜6が形成される。
【0015】従って、つば部間隔bがランド2の間隔a
より幾ら狭くても、ランド2間に幅cが広いレジスト膜
6が存在するため、部品を実装した場合につば部4間、
ひいてはランド2間に半田ブリッジは生じ難い。
【0016】例えば、図1において、ランドピッチpは
0.5mm、ランド幅は0.25mm、つば部幅(つば
部4の直径)は0.4mm、ランド間隔aは0.25m
m、つば部間隔bは0.1mmであるのに対し、レジス
ト塗布誤差0.05mmを考慮して、ランド2間のレジ
スト膜6の幅cを0.2mmとされる。
【0017】次に、図2に示すプリント配線板1では、
図1のように隣接するつば部4に重ねるだけでなく、隣
接するランド2の両方にも一部重ねて、レジスト膜5を
形成してある。これにより、ランド2の間隔aよりも広
い幅cで、ランド2間にレジスト膜6が形成される。
【0018】従って、つば部間隔bのみならず、ランド
2の間隔aが幾ら狭くても、ランド2間に幅cが広いレ
ジスト膜6が存在するため、各ランド2に部品を実装し
た場合につば部4間はもとより、ランド2間にも半田ブ
リッジは生じ難い。
【0019】例えば、図2において、ランドピッチpは
0.5mm、ランド幅は図1より広い0.35mm、つ
ば部幅(つば部4の直径)は0.4mm、ランド間隔a
は図1より狭い0.15mm、つば部間隔bは0.1m
mであるのに対し、レジスト膜6の幅cを0.25mm
とされる。
【0020】本発明は、図1及び図2に示した各例に限
らず、隣接するランドのつば部同士が真横に位置してい
ないプリント基板をも対象としたものである。このよう
な場合の例を図3及び図4に基づいて説明する。
【0021】図3及び図4に示す各例のプリント配線板
1は、基本的には、部品実装用のランド2を複数隣接し
て形成し、各ランド2にスルーホール3を形成したもの
であり、ランド隣接方向の寸法に関して、スルーホール
3のつば部4の幅がランド2の幅よりも広くなってい
る。その上、図3及び図4に示すプリント配線板1で
は、隣接するスルーホール3がランド隣接方向に沿う直
線上からずれて千鳥状に位置するように各スルーホール
3を形成してあり、従って、隣接するランド2のつば部
4同士はランド隣接方向に関して真横には位置せず、い
わゆる千鳥状に位置している。このような千鳥状の配置
により、図1や図2に示したものに比べて、ランドピッ
チpを狭く、あるいは、ランド間隔aを狭くすることが
可能である。図3及び図4中、符号dは隣接するスルー
ホール3間のランド隣接方向と直角な方向における間隔
を示し、符号eはランド2とそれに隣接するつば部4間
の間隔を示す。
【0022】そして、図3に示すプリント基板1におい
ては、隣接するランド2のつば部4の両方に一部重ね
て、レジスト膜5を形成してある。これにより、ランド
2とそれに隣接するつば部4間の間隔eよりも広い幅c
で、ランド2間にレジスト膜6が形成される。
【0023】従って、ランド2とそれに隣接するつば部
4間の間隔eがランド2間の間隔aより幾ら狭くても、
ランド2間に広い幅cのレジスト膜6が存在するため、
部品を実装した場合にも、ランド2とそれに隣接するつ
ば部4間はもとより、つば部4間にも、ランド2間にも
半田ブリッジは生じ難い。
【0024】例えば、図3において、ランドピッチpは
0.45mm、ランド幅は0.25mm、つば部幅(つ
ば部4の直径)は0.4mm、ランド間隔aは0.2m
m、ランド2とそれに隣接するつば部4間の間隔eは
0.125mmであるのに対し、レジスト塗布誤差0.
05mmを考慮して、ランド2間のレジスト膜6の幅c
を0.2mmとされる。あるいは、ランドピッチpは
0.35mm、ランド幅は0.1mm、つば部幅(つば
部4の直径)は0.4mm、ランド間隔aは0.25m
m、ランド2とそれに隣接するつば部4間の間隔eは
0.1mmであるのに対し、レジスト塗布誤差0.05
mmを考慮して、ランド2間のレジスト膜6の幅cを
0.2mmとされる。
【0025】次に、図4に示すプリント配線板1では、
図3のように隣接するつば部4に重ねるだけでなく、隣
接するランド2の両方にも一部重ねて、レジスト膜5を
形成してある。これにより、ランド2の間隔aよりも広
い幅cで、ランド2間にレジスト膜6が形成される。
【0026】従って、ランド2とそれに隣接するつば部
4間の間隔eのみならず、つば部間隔、あるいは、ラン
ド2間の間隔aが幾ら狭くても、ランド2間に広い幅c
のレジスト膜6が存在するため、各ランド2に部品を実
装した場合にランド2とそれに隣接するつば部4間はも
とより、つば部4間、ランド2間にも半田ブリッジは生
じ難い。
【0027】例えば、図4において、ランドピッチpは
0.45mm、ランド幅は0.3mm、つば部幅(つば
部4の直径)は0.4mm、ランド間隔aは0.15m
m、ランド2とつば部4間の間隔eは0.1mmである
のに対し、レジスト膜6の幅cを0.25mmとされ
る。
【0028】
【発明の効果】本発明のプリント配線板によれば、部品
実装用のランドにスルーホールが形成され、スルーホー
ルのつば部の幅がランドの幅よりも広く、ランドピッチ
が狭い場合でも、隣接するランドのつば部の両方に重な
って、あるいは、両方のつば部を含み両方のランドにも
重なってレジスト膜が形成されているため、ランド間の
半田ブリッジを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るプリント配線板を示
す図。
【図2】本発明の実施の形態に係る他のプリント配線板
を示す図。
【図3】本発明の実施の形態に係る他のプリント配線板
を示す図。
【図4】本発明の実施の形態に係る他のプリント配線板
を示す図。
【図5】従来のプリント配線板を示す図。
【図6】従来のプリント配線板を示す図。
【符号の説明】
1 プリント配線板 2 ランド 3 スルーホール 4 つば部 5 レジスト膜 6 ランド間のレジスト膜 a ランド間隔 b つば部間隔 c ランド間のレジスト膜の幅 d 隣接スルーホールのランド隣接方向と直角な方向に
おける間隔 e ランドとそれに隣接するつば部間の間隔 p ランドピッチ 10、20 従来のプリント配線板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品実装用に隣接して形成されたランド
    と、各ランドに形成されたスルーホールを備え、ランド
    隣接方向の寸法に関して、スルーホールのつば部の幅が
    ランドの幅よりも広いプリント配線板において、隣接す
    るランドのつば部の両方に重なってレジスト膜が形成さ
    れていることを特徴とするプリント配線板。
  2. 【請求項2】 前記レジスト膜が隣接するランドの両方
    にも重なって形成されていることを特徴とする請求項1
    に記載のプリント配線板。
JP2948398A 1998-02-12 1998-02-12 プリント配線板 Withdrawn JPH11233925A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2948398A JPH11233925A (ja) 1998-02-12 1998-02-12 プリント配線板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2948398A JPH11233925A (ja) 1998-02-12 1998-02-12 プリント配線板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11233925A true JPH11233925A (ja) 1999-08-27

Family

ID=12277339

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2948398A Withdrawn JPH11233925A (ja) 1998-02-12 1998-02-12 プリント配線板

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JP (1) JPH11233925A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8604357B2 (en) 2008-07-15 2013-12-10 Nec Corporation Wiring board having via and method forming a via in a wiring board

Cited By (1)

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Date Code Title Description
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Effective date: 20050510