JPH11232584A - 車両用走行スケジュール管理システム - Google Patents

車両用走行スケジュール管理システム

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JPH11232584A
JPH11232584A JP3645798A JP3645798A JPH11232584A JP H11232584 A JPH11232584 A JP H11232584A JP 3645798 A JP3645798 A JP 3645798A JP 3645798 A JP3645798 A JP 3645798A JP H11232584 A JPH11232584 A JP H11232584A
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schedule
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traveling
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Hiroyuki Kurokawa
弘幸 黒川
Toyokazu Sugai
豊和 菅井
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の利用者が作成した過去のスケジュール
等に基づいた実績情報を生成して管理すると共に、実績
情報に基づいて利用者を適切に支援することができるシ
ステムを提供する。 【解決手段】 車両の位置を検出する位置検出部1と、
利用者の要求に基づいて、必要な情報を入力して走行ス
ケジュールを作成するスケジュール作成部4と、車両位
置と走行スケジュールとを送信する車両送信部7と、が
車両に搭載されている。情報処理センタには、送信され
た車両位置に基づいて車両走行状況を監視する車両監視
部11と、過去の各走行スケジュール及び各車両走行状
況に基づいた実績情報が管理されている実績情報管理部
13と、実績情報に基づいて、利用者を支援するための
支援情報を生成する支援情報生成部14と、生成された
支援情報を車両に送信する支援情報送信部15と、が含
まれている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用走行スケジ
ュールを管理するシステム、特に過去の走行スケジュー
ル等に基づいた実績情報を管理し、この実績情報に基づ
いて利用者を支援する車両用走行スケジュール管理シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、車両と情報処理センタとの間
で、移動体通信システムを利用したデータ通信が行われ
ている。この移動体通信システムの例として、情報処理
センタによる経路案内がある。即ち、車両で走行スケジ
ュールを作成すると、この走行スケジュールが情報処理
センタに送られる。そして、車両が走行を開始すると、
情報処理センタは、車両に対して走行スケジュールに従
った経路案内を行う。
【0003】この際、利用者が車両走行前にスケジュー
ルを作成する場合や、車両走行中にスケジュールを変更
する必要がある場合において、利用者が効率的にこれら
の動作を行うために、利用者を支援することが必要とさ
れる。
【0004】そこで、利用者が車両走行前にスケジュー
ルを作成する場合や、車両走行中にスケジュール変更の
必要性がある場合において、利用者を支援することがで
きる技術として、以下に示す従来技術がある。
【0005】図18は、従来の特開平8−241496
号公報による車両用スケジュール設定処理システムの構
成を示す図である。
【0006】車両には、車両位置(緯度及び経度等)を
検出する車両位置検出部31と、各種の情報を入力する
入力部33と、利用者の要求に基づいて走行スケジュー
ルを作成するスケジュール作成部34と、種々の地図デ
ータが格納されている地図データベース35と、各種の
設定や案内、地図データ等を表示する表示部36と、車
両位置や走行スケジュール等の各種情報を送信する車両
送信部37と、後述する情報処理センタから送信された
各種情報を受信する車両受信部38と、車両の各部を制
御する車両制御部39と、が搭載されている。
【0007】情報処理センタは、車両から送信された各
種の情報を受信する情報処理センタ受信部40と、送信
された車両位置に基づいて車両走行状況を監視する車両
監視部41と、上記車両位置と走行スケジュールとの照
合を行い、車両位置に対して進行方向等を示す経路誘導
情報を生成する経路誘導情報生成部42と、車両から送
信されたスケジュール作成に関する要望情報に基づい
て、スケジュール作成に必要な情報であるスケジュール
情報を生成するスケジュール情報生成部44と、上記車
両監視部41により車両の走行状況の変化が監視された
場合、後述する交通状況システムからの交通情報に基づ
いて、実行中のスケジュールへの影響度を評価する影響
度評価部45と、スケジュール情報等の各種の情報を送
信する情報処理センタ送信部43と、情報処理センタの
各部を制御する情報処理センタ制御部46と、を有す
る。
【0008】なお、情報処理センタ制御部46には、現
在の交通状況に関する情報を提供する交通状況システム
(図示せず)と、各宿泊施設や観光情報に関する情報を
提供する旅行会社システム(図示せず)と、が接続され
ている。
【0009】このように構成された車両用スケジュール
設定システムの動作について、利用者によるスケジュー
ル作成動作と、利用者によるスケジュール実行動作と、
に分けて説明する。
【0010】1)スケジュール作成動作 利用者がスケジュールに対する要望情報(スケジュール
が満たすべき条件、例えば、地域の限定等)を入力部3
3を用いて入力すると、上記要望情報は車両制御部3
9、車両送信部37を介して、情報処理センタへ送られ
る。
【0011】情報処理センタ制御部46は、上記要望情
報を情報処理センタ受信部40から、スケジュール情報
生成部44へ送る。スケジュール情報生成部44は、上
記要望情報に基づいて、要望情報に合うスケジュール情
報を生成する。この際、車両から送信された要望情報に
宿泊施設等の予約条件が含まれている場合には、スケジ
ュール情報生成部44は、情報処理センタ制御部46を
介して、その宿泊施設に空きがあるか否かを旅行会社シ
ステムにアクセスする。空きがある場合、スケジュール
情報生成部44は、上記要望情報にあう複数の候補スケ
ジュール情報を生成する。そして、複数の候補スケジュ
ール情報は、情報処理センタ制御部46、情報処理セン
タ送信部43を介して、車両へ送られる。
【0012】車両制御部39は、送信された複数の候補
スケジュール情報を表示部36に表示させる。利用者は
表示部36に表示された複数の候補スケジュール情報か
ら所望の候補スケジュール情報を選択する旨を入力部3
3により入力する。この結果、スケジュール作成部34
は、選択された候補スケジュール情報に基づいて、走行
スケジュールを作成する。そして、作成された走行スケ
ジュールは、車両制御部39、車両送信部37を介し
て、情報処理センタに送信される。上記走行スケジュー
ルは、情報処理センタ受信部40を介して、情報処理セ
ンタ制御部46へ送られる。
【0013】2)スケジュール実行動作 上述の1)のようにして、利用者が走行スケジュールを
作成した後、車両が走行を開始すると、車両位置検出部
31は一定時間毎に車両位置を検出する。そして、車両
制御部39は地図データベース35から上記車両位置と
対応する地図データを読み出すと共に、上記地図データ
を表示部36に表示させて、車両位置を地図上の位置と
して表示部36に表示させる。また、車両制御部39
は、車両が上記走行スケジュールに基づいた走行を開始
した旨を示す開始情報を車両送信部37を介して情報処
理センタに送る。
【0014】情報処理センタでは、開始情報を情報処理
センタ受信部40を介して、情報処理センタ制御部46
が受信すると、上記制御部46は各部に対して各動作を
行わせる。即ち、情報処理センタ制御部46は、車両監
視部41に、一定時間毎に送信されてくる車両位置に基
づいて、車両の走行状況の監視を開始させる。
【0015】また、情報処理センタ制御部46は、経路
誘導情報生成部42に、車両位置と走行スケジュールと
を照合させ、車両が現在位置からの進行すべき方向を示
す経路誘導情報を生成させる。この経路誘導情報は、情
報処理センタ制御部46、情報処理センタ送信部43を
介して、車両に送信される。上記経路誘導情報が車両受
信部38を介して、車両制御部39に送られると、車両
制御部39は、上記経路誘導情報に基づいて、車両現在
位置に対して進行すべき方向を示す矢印表示等を表示部
36に表示させる。
【0016】車両監視部41により監視される車両走行
状況に変化がある場合、情報処理センタ制御部46は交
通状況システムにアクセスし、このアクセス情報を影響
度評価部45に送る。影響度評価部45は、上記アクセ
ス情報に基づいて、現在の交通状況が走行スケジュール
に影響あるか否かを評価する。
【0017】影響度評価部45が影響なしと評価した場
合、上述のような走行スケジュールに従った車両の各
部、情報処理センタの各部による各動作が行われる。
【0018】一方、影響度評価部45が影響ありと評価
した場合、情報処理センタ制御部46は上記評価結果を
情報処理センタ送信部43から車両に送信する。車両で
は、上記評価結果が車両受信部38を介して車両制御部
39に送られる。車両制御部39は、上記評価結果に基
づいて、表示部36にスケジュールの見直しを進める旨
を示す表示を表示させる。利用者がスケジュールの見直
しを行う旨を示す見直し指示情報を入力部33により入
力すると、この見直し指示情報は車両制御部39、車両
送信部37を介して、情報処理センタに送られる。情報
処理センタ制御部は、上記見直し指示情報に基づいて、
スケジュール情報生成部44に現在の交通状況に合致す
る代替スケジュールに関する情報を生成させる。この代
替スケジュール情報は、情報処理センタ制御部46、情
報処理センタ送信部43を介して、車両に送信される。
上記代替スケジュール情報は、車両制御部39を介し
て、スケジュール作成部34に送られる。スケジュール
作成部34は、利用者の要求に応じて、代替スケジュー
ル情報に基づいて、代替スケジュールを作成する。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、走行スケジ
ュールや車両走行状況の記録等は、複数の利用者によ
り、過去に数多く作成されている。このため、過去の走
行スケジュール、車両走行状況記録等を分析することに
より、各経由施設の過去の混雑度の傾向や各走行経路の
過去の混雑度の傾向等を知ることができる。
【0020】しかしながら、従来においては、複数の利
用者が過去に作成したスケジュール等に基づいた分析結
果等の実績情報(各経由施設の過去の混雑傾向等)を生
成する手段がなかった。
【0021】このため、従来においては、各経由施設や
各走行経路の過去の混雑傾向等を示す実績情報を考慮し
た支援(例えば、混雑によるスケジュール変更の可能性
の低いスケジュールの提案等)を利用者に対して行うこ
とができなかった。
【0022】この結果、従来技術では、以下のような問
題点があった。例えば、スケジュールを作成する際、過
去の混雑傾向等を知ることができなかったので、混雑に
よる変更の可能性の高いスケジュールしか作成すること
ができなかった。
【0023】また、車両走行中のスケジュール実行時に
おいても、スケジュールの変更の必要がある場合、実績
情報に基づいた適切な代替スケジュールの提案を利用者
に対して行うことができなかった。例えば、従来技術で
は、ある施設Aにつながる経路aが非常に混雑している
ので、現在の交通状況から判断して、混雑していない経
路bを利用して施設Bへ行くことを提案している。しか
し、施設Bや経路bが現在よりあとの時間帯で非常に混
雑する傾向の場合、そのことを予想できない。この結
果、実際に、施設Bへ近づいたとき、経路bが混雑して
しまう場合があり、再度スケジュール変更しなければな
らない場合もある。
【0024】本発明は、以上のような問題点を解決する
ためになされたものであり、その目的は、複数の利用者
が作成した過去のスケジュール等に基づいた実績情報を
生成して管理すると共に、実績情報に基づいて利用者を
適切に支援することができるシステムを提供することに
ある。
【0025】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、第1の発明に係る車両用走行スケジュール
管理システムは、車両の位置を検出する位置検出手段
と、利用者の要求に基づいて、必要な情報を入力して走
行スケジュールを作成するスケジュール作成手段と、前
記車両位置と前記走行スケジュールとを送信する車両送
信手段と、が車両に搭載され、送信された車両位置に基
づいて車両走行状況を監視する車両監視手段と、過去の
各走行スケジュール及び各車両走行状況に基づいた実績
情報が管理されている実績情報管理手段と、この実績情
報管理手段により管理された実績情報に基づいて、利用
者を支援するための支援情報を生成する支援情報生成手
段と、この支援情報生成手段により生成された支援情報
を前記車両に送信する支援情報送信手段と、を有する情
報処理センタと、を有するものである。
【0026】第2の発明に係る車両用走行スケジュール
管理システムは、第1の発明において、前記実績情報管
理手段は、送信された走行スケジュールと、前記車両走
行状況と、を記憶する情報記憶手段と、この情報記憶手
段に記憶された過去の各車両走行状況及び各走行スケジ
ュールに基づいて実績情報を生成する実績情報生成手段
と、この実績情報生成手段により生成された実績情報を
記憶する実績情報記憶手段と、を有するものである。
【0027】第3の発明に係る車両用走行スケジュール
管理システムは、第1又は2の発明において、前記情報
処理センタは、前記車両監視手段により監視される車両
走行状況及び前記スケジュール作成手段により作成され
た走行スケジュールと、前記実績情報管理手段により管
理された実績情報と、の比較に基づいて、前記走行スケ
ジュール実行中における利用者の現在状況を評価する現
在状況評価手段を有し、前記支援情報生成手段は、前記
現在状況評価手段により評価された現在状況に基づい
て、前記支援情報を生成するものである。
【0028】第4の発明に係る車両用走行スケジュール
管理システムは、第1の発明において、前記車両には、
スケジュールに関連するスケジュール関連情報をアクセ
スする関連情報アクセス手段が搭載され、前記車両送信
手段は、前記関連情報アクセス手段によりアクセスされ
たスケジュール関連情報を送信し、前記情報処理センタ
は、送信されたスケジュール関連情報に基づいて、各ス
ケジュール関連情報のアクセス状況を監視するアクセス
状況監視手段を有し、前記実績情報管理手段により管理
される実績情報は、さらに、過去の各スケジュール関連
情報アクセス状況に基づくものである。
【0029】第5の発明に係る車両用走行スケジュール
管理システムは、第4の発明において、前記実績情報管
理手段は、送信された走行スケジュールと、前記車両走
行状況及び前記スケジュール関連情報アクセス状況と、
を記憶する情報記憶手段と、この情報記憶手段に記憶さ
れた過去の各車両走行状況、各スケジュール関連情報ア
クセス状況及び各走行スケジュールに基づいて実績情報
を生成する実績情報生成手段と、この実績情報生成手段
により生成された実績情報を記憶する実績情報記憶手段
と、を有するものである。
【0030】第6の発明に係る車両用走行スケジュール
管理システムは、第4又は5の発明において、前記情報
処理センタは、前記車両監視手段により監視される車両
走行状況、前記関連情報アクセス手段によりアクセスさ
れたスケジュール関連情報及び前記スケジュール作成手
段により作成された走行スケジュールと、前記実績情報
管理手段により管理された実績情報と、の比較に基づい
て、前記走行スケジュール実行中における利用者の現在
状況を評価する現在状況評価手段を有し、前記支援情報
生成手段は、前記現在状況評価手段により評価された現
在状況に基づいて、前記支援情報を生成するものであ
る。
【0031】第7の発明に係る車両用走行スケジュール
管理システムは、第4、5又は6のうち、いずれか1つ
の発明において、前記情報処理センタは、前記関連情報
アクセス手段により利用者がアクセスしようとする施設
と、走行スケジュールと、の比較に基づいて、前記施設
を評価する評価手段を有し、前記支援情報生成手段は、
前記評価手段による評価結果に基づいて、前記支援情報
を生成するものである。
【0032】第8の発明に係る車両用走行スケジュール
管理システムは、第7の発明において、前記評価手段
は、前記位置検出手段により検出された車両位置と、実
行中の走行スケジュールと、の比較に基づいて、現在状
況を評価し、前記支援情報生成手段は、前記評価手段に
よる評価結果に基づいて、前記支援情報を生成するもの
である。
【0033】第9の発明に係る車両用走行スケジュール
管理システムは、第2,3,5,6,7,8の発明のう
ち、いずれか1つの発明において、前記実績情報生成手
段は、過去の各走行スケジュールにそれぞれ含まれた経
由施設の数を、経由施設別にそれぞれ足し合わせた経由
施設度数を算出するものである。
【0034】第10の発明に係る車両用走行スケジュー
ル管理システムは、第2,3,5,6,7,8の発明の
うち、いずれか1つの発明において、前記実績情報生成
手段は、過去の各走行スケジュールにそれぞれ含まれた
走行経路の数を、走行経路別にそれぞれ足し合わせた走
行経路度数を算出するものである。
【0035】第11の発明に係る車両用走行スケジュー
ル管理システムは、第9の発明において、前記実績情報
生成手段は、各経由施設度数に基づいて、経由施設の過
去の混雑状況をまとめた過去施設混雑情報を生成するも
のである。
【0036】第12の発明に係る車両用走行スケジュー
ル管理システムは、第10の発明において、前記実績情
報生成手段は、各走行経路度数及び過去の各車両走行状
況に基づいて、各走行経路の過去の交通状況をまとめた
過去交通情報を生成するものである。
【0037】第13の発明に係る車両用走行スケジュー
ル管理システムは、第2,3,5,6,7,8の発明の
うち、いずれか1つの発明において、前記実績情報生成
手段は、過去の各走行スケジュールにそれぞれ含まれた
経由施設同士の組合せの数を、前記組合せ別にそれぞれ
足し合わせた経由施設組合せ度数を算出するものであ
る。
【0038】第14の発明に係る車両用走行スケジュー
ル管理システムは、第2,3,5,6,7,8の発明の
うち、いずれか1つの発明において、前記実績情報生成
手段は、過去の各走行スケジュールにそれぞれ含まれた
経由施設に対して、これに後続する後続経由施設の方向
に基づいて、前記経由施設からの進行方向を決定し、過
去の各走行スケジュールにそれぞれ含まれた経由施設と
進行方向との組合せの数を、前記組合せ別にそれぞれ足
し合わせた進行別経由施設度数を算出するものである。
【0039】第15の発明に係る車両用走行スケジュー
ル管理システムは、第2,3,5,6,7,8の発明の
うち、いずれか1つの発明において、前記実績情報生成
手段は、過去の各走行スケジュールにそれぞれ含まれた
経由施設と利用者目的との組合せの数を、前記組合せ別
にそれぞれ足し合わせた目的別経由施設組合せ度数を算
出するものである。
【0040】第16の発明に係る車両用走行スケジュー
ル管理システムは、第15の発明において、前記実績情
報生成手段は、前記目的別経由施設組合せ度数に基づい
て、各経由施設で行われるイベントの過去の混雑状況を
まとめたイベント混雑情報を生成するものである。
【0041】第17の発明に係る車両用走行スケジュー
ル管理システムは、第2,3,5,6,7,8の発明の
うち、いずれか1つの発明において、前記実績情報生成
手段は、過去の各走行スケジュール変更に対して、変更
前後の走行スケジュールに基づいて、各走行スケジュー
ル変更原因を分析した結果をまとめた変更原因分析情報
を生成するものである。
【0042】第18の発明に係る車両用走行スケジュー
ル管理システムは、第2,3,5,6,7,8の発明の
うち、いずれか1つの発明において、前記実績情報生成
手段は、過去の各車両走行状況を利用者毎に分類し、分
類された各利用者の過去の車両走行状況にそれぞれ基づ
いて分析した情報である走行分析情報を生成するもので
ある。
【0043】第19の発明に係る車両用走行スケジュー
ル管理システムは、第18の発明において、前記実績情
報生成手段は、前記各走行分析情報に基づいて、それぞ
れ、利用者の習慣的走行パターンを生成するものであ
る。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
好適な実施の形態について説明する。
【0045】実施の形態1. (1−1)車両用走行スケジュール管理システム(以
下、単に、管理システムという)の構成 図1は、実施の形態1である管理システムの構成を示す
ブロック図である。
【0046】車両には、車両の位置(緯度及び経度等)
を検出する車両位置検出部1と、時刻及び日付をカウン
トする車両時計部2と、各種の情報を入力する入力部3
と、利用者の要求に基づいて、上記入力部3により入力
されたスケジュールに必要な情報から、走行スケジュー
ルを作成するスケジュール作成部4と、種々の地図デー
タが格納されている地図データベース5と、入力におけ
る案内や地図データ等を表示する表示部6と、車両位置
や走行スケジュール等の各種情報を送信する車両送信部
7と、後述する情報処理センタから送信された各種の情
報を受信する車両受信部8と、車両各部を制御する車両
制御部9と、が搭載されている。
【0047】情報処理センタは、車両から送信された各
種の情報を受信する情報処理センタ受信部10と、送信
された車両位置に基づいて車両走行状況を監視する車両
監視部11と、車両位置と走行スケジュールとの照合を
行い、車両位置に対して進行方向等を示す経路誘導情報
を生成する経路誘導情報生成部12と、過去の各走行ス
ケジュール及び各車両走行状況に基づいた実績情報が管
理されている実績情報管理部13と、この実績情報管理
部13に管理された実績情報に基づいて、利用者を支援
するための支援情報を生成する支援情報生成部14と、
この支援情報生成部14により生成された支援情報や各
種の情報を車両に送信する情報処理センタ送信部15
(この情報処理センタ送信部15には、支援情報送信部
が含まれる)と、情報処理センタ各部を制御する情報処
理センタ制御部16と、を有する。
【0048】なお、情報処理センタ制御部16には、位
置データベース(図示せず)が接続されており、位置デ
ータベースには、複数の経由施設及び複数の走行経路の
位置データ(緯度、経路等)が格納されている。
【0049】(実績情報管理部の構成)実績情報管理部
13の構成を以下に示す。実績情報管理部13は、送信
された走行スケジュールと、車両走行状況と、を記憶す
る情報記憶部20と、この情報記憶部20に記憶された
過去の各車両走行状況及び各走行スケジュールに基づい
て、実績情報を生成する実績情報生成部21と、この実
績情報生成部21により生成された実績情報を記憶する
実績情報記憶部22と、を有する。
【0050】(1−2)管理システムの動作 管理システムの動作について、(1−2−1)利用者が
作成したスケジュールの実行中及び実行後の各部の動作
と、(1−2−2)過去の各走行スケジュール及び各車
両走行状況に基づいて、実績情報を生成、記憶する動作
と、(1−2−3)実績情報に基づいて支援情報を生
成、送信する動作と、に分けて説明する。
【0051】(1−2−1)利用者が作成したスケジュ
ールの実行中及び実行後の各部の動作 図2(a),(b)に示すフローチャート図を用いて、
利用者が作成したスケジュールの実行中及び実行後の各
部の動作について説明する。
【0052】図2(a)は、車両における動作を示すフ
ローチャート図であり(車両ステップS101からS1
08)、図2(b)は、情報処理センタにおける動作
(情報処理センタステップS201からステップS20
9)を示すフローチャート図である。
【0053】車両ステップS101では、利用者がスケ
ジュールに必要な情報を入力部3により入力すると、ス
ケジュール作成部4が上記情報に基づいて、スケジュー
ルを作成する。
【0054】(スケジュール作成動作)スケジュール作
成動作について以下に詳細に説明する。利用者がスケジ
ュールを作成する旨を入力部3により入力する。この結
果、表示部6には、スケジュールに必要な情報(以下、
スケジュール情報という)の入力を利用者に対して指示
する旨が表示される。
【0055】例えば、表示部6には、スケジュール実行
の日付け、立ち寄る経由施設、施設に立ち寄る目的、使
用する走行経路、上記経由施設に立ち寄る時間帯や上記
走行経路を走行する時間帯、利用者のID番号、等を入
力するように指示する旨が表示される。そして、利用者
が表示部6による表示の指示に従って、走行スケジュー
ルに必要な情報を入力部3に入力すると、これらの情報
は車両制御部9を介して、スケジュール作成部4へ送ら
れる。スケジュール作成部4は、送られた各情報に基づ
いて、走行スケジュールを作成する。作成された走行ス
ケジュールの一例を図3に示す。
【0056】図3においては、時間帯(9:30−1
0:30,12:00−1:00)に対して、それぞ
れ、経由施設(A寺、Bレストラン)が対応づけられて
おり、経由施設(A寺、Bレストラン)は、それぞれ、
目的(見学、食事)と対応づけられている。また、時間
帯(8:30−9:30,11:00−12:00)に
対して、それぞれ、走行経路(国道B1号線、国道B2
号線)が対応づけられている。
【0057】なお、スケジュール作成においては、後述
するように、支援情報に基づいてスケジュールを作成す
ることができる。この支援情報に基づいたスケジュール
作成動作については、後の(1−2−3)にて詳細に説
明する。
【0058】また、スケジュール作成部4により作成さ
れる走行スケジュールは、利用者ID番号と対応づけら
れる。
【0059】車両ステップS102では、スケジュール
作成部4により作成された走行スケジュールが、車両送
信部7を介して、情報処理センタに送信される。
【0060】情報処理センタステップS201では、上
記走行スケジュールは情報処理センタ制御部16に保持
される。そして、情報処理センタ制御部16は、走行ス
ケジュールを受け取った旨を示す情報を情報処理センタ
送信部15を介して車両に送信する。
【0061】車両ステップS103では、上記情報が車
両受信部8を介して、車両制御部9に送られる。この結
果、車両制御部9は、表示部6に開始情報(走行を開始
する旨を示す情報)を入力するように指示する旨を表示
させる。
【0062】車両ステップS104では、利用者は、開
始情報を入力部3により入力する。この際、開始情報に
は、上記スケジュールと対応するID番号が含まれてい
る。開始情報は、車両制御部9を介して、車両送信部7
から情報処理センタに送信される。
【0063】情報処理センタステップS202では、情
報処理センタ制御部16は、上記開始情報を情報処理セ
ンタ受信部10から受け取ると、開始情報内のID番号
と対応する走行スケジュールによる経路誘導の準備を行
う。
【0064】情報処理センタステップS203では、走
行スケジュールによる経路誘導の準備ができた旨を示す
情報を情報処理センタ送信部15から車両に送信する。
【0065】車両ステップS105では、上記情報が車
両受信部8を介して、車両制御部9に送られると、車両
制御部9は、車両側各部の動作を行わせる。なお、上記
情報が車両制御部9に送られるのは、車両走行開始時の
ときのみである。
【0066】(車両側各部の動作)車両制御部9は、車
両位置検出部1に、所定時間間隔で車両の現在位置を検
出させる。
【0067】また、車両制御部9は地図データベース5
から上記車両位置と対応する地図データを読み出すと共
に、上記地図データを表示部6に表示させて、車両位置
を地図上の位置として表示部6に表示させる。
【0068】車両ステップS106では、車両位置検出
部1により検出された車両位置等が、車両制御部9及び
車両送信部7を介して、情報処理センタへ送信される。
【0069】この際、車両位置と共に、上記所定時間間
隔も、車両送信部7を介して、情報処理センタに送信さ
れる。
【0070】なお、車両制御部9は、車両位置検出部1
から車両位置を受け取ると共に、車両位置検出部1によ
る検出時刻を車両時計部2から受け取り、検出時刻を車
両位置と対応づけて情報処理センタに送信してもよい。
車両位置と検出時刻及び日付とを対応づけた情報を図4
に示す。
【0071】情報処理センタステップS204では、車
両位置等が情報処理センタ受信部10、情報処理センタ
制御部16を介して、車両監視部11に送られる。
【0072】情報処理センタステップS205では、車
両監視部11は、送信された車両位置等に基づいて、車
両走行状況を監視する。
【0073】この車両監視部11における監視動作につ
いて以下に説明する。
【0074】車両監視部11は、前回送信された車両位
置と、今回送信された車両位置と、上記所定時間間隔
と、に基づいて、車両の走行速度を算出する。この走行
速度の算出は、車両位置情報に基づいて行うこともでき
る。即ち、車両監視部11は、車両位置情報から、所定
時間間隔を算出(前回送信された車両位置情報の検出時
間と今回送信された車両位置情報の検出時間とから算
出)し、この所定時間間隔と、前回送信された車両位置
と、今回送信された車両位置と、に基づいて、車両の走
行速度を算出する。
【0075】そして、車両監視部11は、送信された車
両位置と、算出された走行速度と、が対応づけられた車
両走行状況を監視する。上記車両走行状況は、実行中の
走行スケジュールと対応する利用者ID番号と対応づけ
られる。そして、車両監視部11は、監視した車両走行
状況を保持する。このようにして車両監視部11は、車
両走行状況を車両走行が終了するまで監視する。
【0076】情報処理センタステップS206では、経
路誘導情報生成部12は、車両位置と走行スケジュール
との照合を行い、車両位置に対して進行方向等を示す経
路誘導情報を生成する。
【0077】この経路誘導情報生成部12による生成動
作について以下に説明する。
【0078】経路誘導情報生成部12は、走行スケジュ
ールに含まれる各経由施設及び各走行経路の位置データ
を情報処理センタ制御部16を介して位置データベース
から読み出す。そして、経路誘導情報生成部12は、現
在の車両位置と、走行スケジュールに含まれる各施設及
び各走行経路の位置データと、を比較して、次の経由施
設及び次の走行経路を調べ、車両位置に対して進行方向
等を示す経路誘導情報を生成する。この経路誘導情報
は、情報処理センタ制御部16、情報処理センタ送信部
15を介して、車両に送信される。
【0079】車両ステップS107では、上記経路誘導
情報が車両受信部8を介して、車両制御部9に送られ
る。車両制御部9は、経路誘導情報に基づいて、表示部
6に経路誘導表示を行わせる。
【0080】情報処理センタステップS207では、情
報処理センタ制御部16は、走行スケジュールに従った
車両走行が完了したか否かを判定する。なお、走行スケ
ジュールが途中で変更された場合、代替スケジュールに
従った車両走行が完了したか否かを判定する。
【0081】走行スケジュールに従った車両走行が完了
した場合、情報処理センタステップS208の動作が行
われる。一方、走行スケジュールに従った車両走行が完
了していない場合、車両ステップS105の動作が再度
行われる。
【0082】情報処理センタステップS208では、情
報処理センタ制御部16は、経路誘導案内を終了する旨
を示す情報を情報処理センタ送信部15を介して、車両
に送信する。
【0083】車両ステップ108では、上記経路誘導案
内終了情報を車両受信部8を介して、車両制御部9が受
け取ると、車両各部に対して、それぞれ、動作を終了す
るように指示する。
【0084】情報処理センタステップS207では、情
報処理センタ制御部16は、実行済みの走行スケジュー
ルに対して、実行済みという旨を示す識別子を与えた
後、上記走行スケジュールを情報記憶部20に記憶させ
る。なお、情報処理センタ制御部は、途中で変更されて
完全に実行されなかった走行スケジュールに対して、一
部実行済みという旨を示す識別子を与えた後、上記走行
スケジュールを情報記憶部20に記憶させる。
【0085】また、情報処理センタ制御部16は、車両
監視部11により監視された車両走行状況に関する情報
(以下、単に車両走行状況という)を情報記憶部20に
記憶させる。
【0086】このようにして、走行スケジュール実行後
に、車両監視部11により監視された各車両走行状況が
情報記憶部20に記憶されると共に、実行済みの走行ス
ケジュールが情報記憶部20に記憶される。この結果、
情報記憶部20には、過去の走行スケジュール及び過去
の車両走行状況が記憶される。上述の動作が他の車両と
情報処理センタとの間においても行われる。
【0087】(1−2−2)次に、実績情報生成部21
が過去の各走行スケジュール、過去の各車両走行状況に
基づいて実績情報を生成し、実績情報が実績情報記憶部
20に記憶される動作について、説明する。
【0088】実績情報生成部21は、情報記憶部20に
記憶された過去の各走行スケジュール及び過去の各車両
走行状況に対して、種々の分析を行い、これらの分析に
基づいて、種々の実績情報を生成することができる。実
績情報生成部21による過去の各情報の分析動作、実績
情報生成動作について、以下の(a)から(j)におい
て説明する。
【0089】(1−2−2−1) (a)実績情報生成部21は、過去の各走行スケジュー
ルにそれぞれ含まれた経由施設の数を、経由施設別にそ
れぞれ足し合わせた経由施設度数を算出する。
【0090】また、実績情報生成部21は、過去の各ス
ケジュールにそれぞれ含まれる経由施設と時間帯との組
合せの数を、上記組合せ別にそれぞれ足しあわせた時間
帯別経由施設度数を算出することができる。
【0091】例えば、走行スケジュールX1、X
2,....XNが情報記憶部20に記憶されており、
時間帯BBでの経由施設Bの時間帯別経由施設度数を実
績情報生成部21が算出する場合、以下のように行われ
る。即ち、実績情報生成部21は、スケジュールX1、
X2,....XNを検索して、時間帯BBと対応づけ
られている経由施設Bを含むスケジュールを調べる。そ
の結果、スケジュールX3,X6、...に時間帯BB
と対応づけられている経由施設Bが含まれている場合、
実績情報生成部21は、各スケジュールX3,X
6、...にそれぞれ含まれる経由施設Bの数を足し合
わせた数を、時間帯BBでの経由施設Bの時間帯別経由
施設度数とする。
【0092】(b)実績情報生成部21は、過去の各走
行スケジュールにそれぞれ含まれた経由施設とこの経由
施設に対応する利用者目的との組合せの数を、上記組合
せ別にそれぞれ足し合わせた目的別経由施設組合せ度数
を算出することができる。
【0093】また、実績情報生成部21は、過去の各走
行スケジュールにそれぞれ含まれた経由施設と、これに
対応する目的と、時期(季節)と、の組合せの数を、上
記組合せ別にそれぞれ足し合わせた組合せ度数を算出す
ることができる。上記組合せ度数と、これに対応する経
由施設、目的、時期及び地域と、が対応づけられた実績
情報を図5に示す。
【0094】(c)実績情報生成部21は、過去の各走
行スケジュールにそれぞれ含まれた経由施設同士の組合
せの数を、前記組合せ別にそれぞれ足し合わせた経由施
設組合せ度数を算出することができる。
【0095】(d)実績情報生成部21は、各経由施設
度数に基づいて、それぞれ、各経由施設の過去の混雑状
況をまとめた過去施設混雑情報を生成することができ
る。
【0096】(e)実績情報生成部21は、過去の各走
行スケジュールにそれぞれ含まれた走行経路の数を、走
行経路別にそれぞれ足し合わせた走行経路度数を算出す
ることができる。また、実績情報生成部21は、過去の
各スケジュールにそれぞれ含まれる走行経路と時間帯と
の組合せの数を、上記組合せ別にそれぞれ足しあわせた
時間帯別走行経路度数を算出することができる。
【0097】(f)実績情報生成部21は、各走行経路
度数及び過去の各車両走行状況に基づいて、各走行経路
の過去の交通状況をまとめた過去交通情報を生成するこ
とができる。
【0098】(g)実績情報生成部21は、過去の各走
行スケジュールにそれぞれ含まれた経由施設に対して、
これに後続する後続経由施設の方向に基づいて、前記経
由施設からの進行方向を決定し、過去の各走行スケジュ
ールにそれぞれ含まれた経由施設と進行方向との組合せ
の数を、前記組合せ別にそれぞれ足し合わせた進行別経
由施設度数を算出することができる。
【0099】(h)実績情報生成部21は、各目的別経
由施設組合せ度数に基づいて、各経由施設で行われるイ
ベントの過去の混雑状況をまとめたイベント混雑情報を
生成することもできる。
【0100】例えば、実績情報生成部21は、各走行ス
ケジュールのうち、イベント参加を目的とする経由施設
を含む走行スケジュールを分析し、過去の各走行スケジ
ュールにそれぞれ含まれたイベント参加を目的とする経
由施設の数を、前記経由施設別にそれぞれ足し合わせた
イベント別経由施設度数を算出することもできる。そし
て、実績情報生成部21は、この各イベント別経由施設
度数に基づいて、各経由施設で行われるイベントの過去
の混雑状況をまとめたイベント混雑情報を生成すること
ができる。
【0101】(i)実績情報生成部21は、過去の各走
行スケジュール変更に対して、変更前後の走行スケジュ
ールに基づいて、各走行スケジュール変更原因を分析し
た結果をまとめた変更原因分析情報を生成することもで
きる。
【0102】この生成動作について以下に具体的に説明
する。実績情報生成部21が、変更前後の走行スケジュ
ール(一部実行済みの走行スケジュール及び実行済みの
走行スケジュール、但し、これらの走行スケジュールは
共に、同一の利用者ID番号と対応づけられていると共
に、同一の日付けに実行されたものである)を分析した
結果、例えば、経由施設Aに対して、特定の時間帯に他
の施設Bへの変更が数多く行われたことが判明した場
合、以下のような分析情報を生成する。
【0103】実績情報生成部21は、時間帯別経由施設
度数に基づいて、経由施設Aの上記時間帯の混雑状況を
調べることにより、例えば、施設Aが上記時間帯におい
て混雑する傾向にあることが判明した場合、実績情報生
成部21は、「施設Aの上記時間帯は変更が多く、その
原因は、上記時間帯での混雑のためである。」という旨
の分析情報を生成する。そして、実績情報生成部21
は、経由施設A以外の他の経由施設についても、上述の
ようにして、分析情報を生成する。そして、実績情報生
成部21は、これらの分析情報をまとめることにより、
変更原因分析情報を生成する。
【0104】(j)実績情報生成部21は、過去の各車
両走行状況を利用者毎に分類し、分類された各利用者の
過去の車両走行状況にそれぞれ基づいて分析した情報で
ある走行分析情報を生成する。
【0105】この走行分析情報の生成動作について以下
に説明する。実績情報生成部21は、過去の各車両走行
状況にそれぞれ対応づけられた利用者ID番号に基づい
て、過去の各車両走行状況を利用者毎に分類する。そし
て、実績情報生成部21は、分類された各利用者の過去
の車両走行状況に、基づいて、分析することにより、以
下のような走行分析情報を生成する。
【0106】走行分析情報は、例えば、利用者の車両走
行状況に基づいて、走行速度、走行経路、走行地域につ
いての分析結果が示された情報であり、この情報には、
利用者による過去の各走行経路の走行回数、各地域の走
行回数、各走行経路における平均走行速度等が含まれ
る。
【0107】そして、実績情報生成手段は、各走行分析
情報に基づいて、それぞれ、利用者の習慣的走行パター
ンを生成することもできる。習慣的走行パターンとは、
利用者が頻繁に走行する走行経路、走行する地域、これ
らの走行経路や地域での平均走行速度等のことである。
【0108】(1−2−2−2)上述した機能を有する
実績情報生成部21を利用して、スケジュール実行中に
おける実績情報を生成、記憶する動作について図6に示
すフローチャート図を用いて以下に説明する。
【0109】なお、以下の動作は、情報処理センタによ
る動作であり、図2(b)と並行して行われる。
【0110】ステップS301では、情報処理センタ制
御部は、情報記憶部20に新たな情報が記憶されたか否
かを判定する。
【0111】情報記憶部20に新たな情報が記憶された
場合、ステップS302の動作が行われる。一方、新た
な情報が記憶されない場合には、再度、ステップS30
1の動作が行われる。
【0112】ステップS302では、情報処理センタ制
御部16は、上記新たな情報が車両走行状況であるか否
かを判定する。
【0113】新たな情報が車両走行状況でない場合、ス
テップS304の動作が行われる。
【0114】新たな情報が車両走行状況である場合、ス
テップS303の動作が行われる。
【0115】ステップS303では、車両制御部は、実
績情報生成部21に、情報記憶部20に記憶された過去
の各車両走行状況に基づいて、実績情報を生成させる。
【0116】この場合、上述した(j)の動作(過去の
各車両走行状況の分析、これに基づいた実績情報の生
成)を実績情報生成部21は行う。また、実績情報生成
部21は、情報記憶部20に記憶された過去の各車両走
行状況に基づいて、各走行経路の過去の交通状況をまと
めた第1交通情報を生成する。そして、ステップS30
5の動作が行われる。
【0117】ステップS304では、車両制御部は、実
績情報生成部21に、情報記憶部20に記憶された過去
の各走行スケジュールに基づいて、実績情報を生成させ
る。
【0118】この場合、上述した(a)から(i)
((f)を除く)の動作(過去の各走行スケジュールの
分析、これに基づいた実績情報の生成)を実績情報生成
部21は行う。また、実績情報生成部21は、各走行経
路度数に基づいて、各走行経路の過去の交通状況をまと
めた第2交通情報を生成する。そして、ステップS30
5の動作が行われる。
【0119】ステップS305では、実績情報生成部2
1は、ステップS303で生成された実績情報と、この
実績情報に関連する、ステップS304で生成された実
績情報と、に基づいて、新たな実績情報を生成する。
【0120】例えば、ステップS303で生成された第
1交通情報と、ステップS305で生成された第2交通
情報と、を考慮して、各走行経路の過去の交通状況をま
とめた過去交通情報を生成する(上述した(f)の動
作)。
【0121】ステップS306では、情報処理センタ制
御部は、上述のようにして実績情報生成部21により生
成された各実績情報を実績情報記憶部22に記憶させ
る。
【0122】なお、既に記憶されていた実績情報と、新
たな実績情報と、がその内容において同一のとき、新た
な実績情報に書き換えられる。
【0123】例えば、実績情報が経由施設度数である場
合、既に記憶されていた経由施設Bの経由施設度数が1
00であり、新たな経由施設Bの経由施設度数が104
である場合、経由施設Bの経由施設度数100は、経由
施設度数104に書き換えられる。
【0124】また、実績情報生成部21が経由施設度数
等の度数を算出する場合、新たな走行スケジュールに含
まれる経由施設の数を既に記憶されている経由施設度数
に足し合わせた経由施設度数を新たな実績情報にするこ
とができる。これにより、各スケジュールにそれぞれ含
まれる経由施設の数を再度、足しあわせる手間を省略す
ることができる。
【0125】例えば、既に記憶されていた経由施設Cの
経由施設度数が200であり、新たな走行スケジュール
X、Y、Zにそれぞれ経由施設Cが含まれていた場合、
実績情報生成部21は、経由施設Cの経由施設度数20
0に走行スケジュールX、Y、Zにそれぞれ含まれる経
由施設Cの数1,1,1を足し合わせて、新たな経由施
設Cの経由施設度数を203とすることができる。
【0126】このようにして、実績情報生成部21は、
過去の各走行スケジュール及び各車両走行状況に基づい
て、実績情報を生成し、実績情報記憶部22には、上記
実績情報が記憶される。
【0127】(1−2−3)支援情報の生成、送信動作 上述のようにして生成、記憶された実績情報に基づい
て、支援情報生成部14は、支援情報を生成する。支援
情報とは、スケジュールを作成する際、適切な(例え
ば、混雑による変更の可能性が低い)スケジュールを作
成するために必要な情報であるスケジュール情報(スケ
ジュールに含まれる経由施設、走行経路、これらにそれ
ぞれ対応する時間帯等)や、走行時の注意点等を示す情
報等である。そして、これらの支援情報は、情報処理セ
ンタ送信部15(支援情報送信部)を介して、車両に送
信される。
【0128】(1−2−3−1)上述した支援情報のう
ち、先ず、スケジュール情報を生成する動作について、
図7(a)、(b)に示すフローチャート図を用いて説
明する。なお、図7(a)が車両における動作であり
(車両ステップS401からステップS403)、図7
(b)が情報処理センタにおける動作(情報処理センタ
ステップS411からステップS413)である。
【0129】車両ステップS401では、利用者が、ス
ケジュールが満たすべき条件(地域の限定、目的の限定
等)を示す情報(以下、要望情報)を入力部3により入
力する。この際、利用者の必要に応じて、複数の要望情
報(例えば、第1希望の要望情報、第2希望の要望情報
等)を入力部3により入力することができる。
【0130】車両ステップS402では、上記要望情報
は、車両制御部9、車両送信部7を介して情報処理セン
タへ送信される。
【0131】情報処理センタステップS411では、情
報処理センタ制御部16は、上記要望情報を支援情報生
成部14へ送る。
【0132】情報処理センタステップS412では、支
援情報生成部14は、上記要望情報及び実績情報に基づ
いて、スケジュール情報(支援情報)を生成する。
【0133】このスケジュール情報の生成動作について
以下に詳細に説明する。
【0134】支援情報生成部14は、要望情報に関連す
る複数の経由施設及び複数の走行経路の混雑度等を、実
績情報に基づいて調べる。また、目的の限定が特定のイ
ベント参加であるときは、上記イベントの混雑度も調べ
る。そして、支援情報生成部14は、要望情報に合致す
ると共に、混雑に巻き込まれる可能性の低いスケジュー
ル情報である候補スケジュール情報(支援情報)を複数
生成する。例えば、支援情報生成部14は、所定の時間
帯とこれに対応する経由施設(上記所定の時間帯で混雑
傾向でない)、所定の時間帯とこれに対応する走行経路
(上記所定の時間帯で混雑傾向でない)等を示す候補ス
ケジュール情報を生成する。
【0135】情報処理センタステップS413では、支
援情報生成部14は、これらの候補スケジュール情報
(支援情報)を情報処理センタ送信部15を介して車両
に送る。
【0136】車両ステップS403では、送信された支
援情報に基づいて、利用者がスケジュールを作成する。
【0137】この動作について以下に説明する。
【0138】車両制御部が表示部6に、1つの要望情報
に対して複数の候補スケジュール情報を表示させ、利用
者にいずれか1つの候補スケジュール情報を選択するよ
うに指示する旨を表示させる。なお、第1希望の要望情
報に対する候補スケジュールを表示部6に表示させると
共に、第2希望、第3希望...の要望情報に対する候
補スケジュールを表示部6に表示させることもできる。
【0139】そして、利用者が入力部3による入力操作
により所望の候補スケジュール情報を選択すると、この
所望の候補スケジュール情報がスケジュール作成部4へ
送られ、スケジュールが作成される。
【0140】このように、本実施の形態では、実績情報
に基づいたスケジュール情報(支援情報)が利用者に対
して提案される。この際、提案される支援情報は、混雑
傾向でない経由施設や走行経路を示す情報である。この
ため、利用者は、上記支援情報を利用することにより、
混雑による変更の可能性の低い走行スケジュールを作成
できる。
【0141】(1−2−3−2)スケジュール情報以外
の支援情報の生成、送信動作 支援情報生成部14は、実績情報に基づいて、各施設の
傾向、各走行経路の傾向、車両走行における一般的注意
点をまとめた支援情報を生成することができる。そし
て、情報処理センタ送信部15は、上記支援情報を車両
に送信して、車両表示部6に自動的に表示させる。
【0142】この支援情報の例として、「施設Aは時間
帯aで混雑傾向にあり、施設Bは時間帯dでやや混雑傾
向にあり、..、..、走行経路Xは時間帯cでは渋滞
等の発生は少ない。」という各施設や各走行経路の混雑
状況を示す情報がある。
【0143】また、支援情報の例として、例えば、「走
行経路Yは時間帯gでは、施設Jに向かう車両が多いた
め、大変混雑しますので、走行経路Yは上記時間帯では
使用しない方がよい。....、走行経路Zは夜間は各
車両は走行速度が高めなので、運転の際には注意した方
がよい。」という車両走行時の注意を示す情報がある。
【0144】このため、利用者は、実績情報を考慮した
支援情報を利用することにより、車両走行時の注意点、
各施設の混雑状況等を知ることができる。
【0145】本実施の形態においては、情報記憶部20
には、送信された各走行スケジュール及び各車両走行状
況が記憶される。そして、実績情報生成部21は、上記
情報記憶部20に記憶された過去の各走行スケジュール
及び各車両走行状況に基づいて、実績情報を生成する。
この際、実績情報生成部21は、過去の各走行スケジュ
ール及び各車両走行状況を種々の方法で分析することに
より、各経由施設の混雑状況、各走行経路の交通状況等
を示す実績情報を生成することができる。そして、実績
情報記憶部22には、上記実績情報が記憶される。
【0146】支援情報生成部14は、上記実績情報に基
づいて、利用者を支援するための支援情報を生成する。
例えば、支援情報生成部14は、各経由施設及び各走行
経路の混雑状況等を示す実績情報に基づいて、混雑によ
る変更の可能性の低いスケジュールの作成に必要な支援
情報を生成する。この支援情報は、情報処理センタ送信
部15を介して、車両に送信される。この結果、利用者
は、車両走行前に、支援情報に基づいて、混雑による変
更の可能性の低い走行スケジュールを作成することがで
きる。
【0147】実施の形態2.実施の形態1では、従来技
術に比べて、混雑による変更の可能性の低い走行スケジ
ュールを作成することができる。
【0148】しかし、走行スケジュールの作成の仕方は
利用者の自由であるので、適切なスケジュールの作成に
必要な支援情報が車両に送信されても、利用者が上記支
援情報に基づいて、スケジュールを作成しない場合があ
る。例えば、利用者が支援情報より、自分の要望を優先
させて、スケジュールを作成する場合である。このよう
な場合、実施の形態1では、車両走行中において、混雑
に巻き込まれる前に適切な支援を行うことができないの
で、作成した走行スケジュールに従って、走行している
と、混雑に巻き込まれる可能性がある。
【0149】従って、車両走行中において、混雑に巻き
込まれる前に適切な支援(適切なスケジュールの変更の
仕方に関する支援等)を利用者に対して行うことが必要
となる。
【0150】実施の形態2である管理システムにおいて
は、スケジュール実行時において、利用者の現在状況が
評価され、この評価結果に基づいた支援情報が生成さ
れ、混雑に巻き込まれる前に、支援情報が車両に送信さ
れる。これにより、例えば、現在状況が混雑に巻き込ま
れる可能性がある場合、混雑に巻き込まれる前に、混雑
傾向にない代替施設等を示す支援情報が車両に送信され
る。このため、混雑に巻き込まれることがないと共に、
支援情報に基づいて、利用者が代替スケジュールの生成
等の処理を適切に行うことができる。
【0151】(2−1)管理システムの構成 図8は、実施の形態2である管理システムの構成を示す
図である。図8において、図1と同一物には、同一符号
を付してその説明は省略する。
【0152】実施の形態2である管理システムにおい
て、実施の形態1である管理システムと異なる点は、情
報処理センタに現在状況評価部23が含まれている点
と、支援情報生成部14の機能が異なる点にある。
【0153】現在状況評価部23は、車両監視部11に
より監視される車両走行状況及びスケジュール作成部4
により作成された走行スケジュールと、実績情報管理部
13により管理された実績情報と、の比較に基づいて、
走行スケジュール実行中における利用者の現在状況を評
価する。
【0154】支援情報生成部14は、実施の形態1で示
した機能に加えて、以下に示す機能を有する。即ち、現
在状況評価部23により評価された現在状況に基づい
て、支援情報を生成する。
【0155】なお、本実施の形態における現在状況の評
価には、利用者が現在走行している走行経路や現在の走
行速度に関する評価(現在の走行状況の評価)と、利用
者が現在向かっている次の経由施設や次の走行経路に関
する評価と、がある。
【0156】(2−2)管理システムの動作 実施の形態2である管理システムの動作には、車両が現
在走行中の走行経路、現在の走行速度に対する評価動作
及びこれらに基づいた支援情報を生成する動作と、車両
が現在向かっている次の走行経路、次の経由施設に関す
る評価動作及びこれらに基づいた支援情報を生成する動
作と、がある。
【0157】上述した管理システムの動作について図
9、図10に示すフローチャート図を用いて以下に説明
する。以下の動作は、情報処理センタの動作であり、図
2(b)に示す情報処理センタステップS201の動作
に続いて行われる。
【0158】(2−2−1)先ず、図9に示すフローチ
ャート図により、車両が現在走行中の走行経路及び現在
の走行速度に関する評価動作と、これに基づいた支援情
報の生成動作と、について説明する。
【0159】ステップS501で、現在状況評価部23
は、現在実行中の走行スケジュールを保持する。
【0160】ステップS502で、現在状況評価部23
は、車両監視部11により監視される車両走行状況を情
報処理センタ制御部16を介して取り込む。
【0161】ステップS503では、現在状況評価部2
3は、走行スケジュール内に含まれる各経由施設及び各
走行経路の位置データを情報処理センタ制御部16を介
して、位置データベースから読み出す。
【0162】ステップS504では、現在状況評価部2
3は、車両走行状況に含まれる車両位置と、走行スケジ
ュール内に含まれる各走行経路の位置と、を比較して、
車両が現在走行している走行経路を調べる。
【0163】ステップS505で、現在状況評価部23
は、車両が現在、走行中の走行経路を評価する。
【0164】即ち、現在状況評価部23は、現在走行中
の走行経路と、実績情報記憶部22に記憶されている各
実績情報と、を比較し、現在走行中の走行経路に関する
実績情報を実績情報記憶部22から読み出す。そして、
現在状況評価部23は、上記走行経路に関する実績情報
に基づいて、現在走行中の走行経路及び現在の走行速度
を評価する。
【0165】この評価は、例えば、以下のようにして行
うことができる。
【0166】(1)現在状況評価部23は、実績情報記
憶部22から、利用者の走行分析情報を読み出す。走行
分析情報として、各走行経路での走行速度傾向がある。
そして、現在状況評価部23は、利用者の車両走行状況
に含まれる走行速度と、上記走行分析情報と、を比較し
て、現在の走行速度の評価を行う。
【0167】現在状況評価部23は、現在走行中の経路
において、現在の走行速度が走行速度傾向範囲内にある
か否かを評価する。そして、現在の走行速度が走行速度
傾向範囲内である場合には、評価A1と、現在の走行速
度が走行速度傾向範囲外である場合には、評価B1と評
価する。
【0168】(2)現在状況評価部23は、実績情報記
憶部22から、利用者の習慣走行パターンを読み出す。
習慣走行パターンには、例えば、利用者の走行頻度の高
い走行経路(習慣走行経路)がある。そして、現在状況
評価部23は、現在走行中の走行経路と、上記習慣走行
経路と、を比較して、現在走行中の走行経路が習慣走行
経路であるか否かを評価する。
【0169】そして、現在走行中の走行経路が習慣走行
経路である場合には、評価A2と、現在走行中の走行経
路が習慣走行経路でない場合には、評価B2と評価す
る。
【0170】現在状況評価部23による評価結果は、情
報処理センタ制御部16を介して支援情報生成部14へ
送られる。
【0171】そして、ステップS506では、支援情報
生成部14が上記評価結果に基づいた支援情報を生成す
る。
【0172】上記支援情報生成動作について上述した
(1)、(2)の評価と対応させて説明する。
【0173】(1)現在の走行速度が過去の走行速度傾
向範囲外である場合(評価B1)、支援情報生成部14
は、通常速度傾向範囲外であるという警告を示す情報
(支援情報)を生成する。現在の走行速度が過去の走行
速度傾向範囲内である場合(評価A1)、支援情報生成
部14は、通常速度傾向範囲内であるという旨を示す情
報(支援情報)を生成する。
【0174】(2)現在走行中の走行経路が習慣走行経
路でない場合(評価B2)、支援情報生成部14は、習
慣走行経路でないという注意情報(支援情報)を生成す
る。現在走行中の走行経路が習慣走行経路である場合
(評価A2)、支援情報生成部14は、習慣走行経路で
あるという旨を示す情報(支援情報)を生成する。
【0175】ステップS507では、これらの支援情報
は情報処理センタ送信部15を介して、車両に送信され
る。この結果、車両では、支援情報が表示部6に表示さ
れる。これにより、利用者は支援情報に基づいて、例え
ば、運転の仕方の見直しをしたり、現在走行中の経路が
習慣走行経路であるか否かを知ることができる。
【0176】情報処理センタステップS508では、情
報処理センタ制御部16は、走行スケジュールに従った
車両走行が完了したか否かを判定する。
【0177】車両走行が完了した場合、支援情報生成動
作、支援情報送信動作は終了する。一方、車両走行が完
了していない場合、ステップS502の動作が行われ
る。この際、現在状況評価部23には、走行スケジュー
ルに含まれる経由施設及び走行経路の位置データが既
に、読み込まれているので、ステップS503の動作
は、省略される。
【0178】(2−2−2)次に、車両が現在向かって
いる次の走行経路及び次の経由施設に関する評価動作及
び支援情報生成動作を図10のフローチャート図を用い
て説明する。上記動作は、図9のステップS504の動
作に続いて行われる。
【0179】ステップS511で、現在状況評価部23
は、車両が現在走行している走行経路に基づいて、現在
向かっている次の経由施設、次の走行経路を調べる。こ
の動作は、次の経由施設、次の走行経路に車両が到着す
る前であれば、いつでもよい。但し、走行スケジュール
を変更する場合、次の経由施設、次の走行経路に車両が
近づいたときに、後述する支援情報が送信されても、利
用者が走行スケジュールを変更する時間的余裕がないこ
ともあるので、次の経由施設、次の走行経路から、所定
距離以上離れたところで、次の経由施設、次の走行経路
を調べるのが好ましい。
【0180】ステップS512では、現在状況評価部2
3は、現在向かっている次の経由施設及び次の走行経路
と、実績情報記憶部20に記憶されている各実績情報
と、を比較し、上記次の経由施設に関する実績情報及び
次の走行経路に関する実績情報を、情報処理センタ制御
部を介して、読み出す。
【0181】そして、ステップS513では、現在状況
評価部23は、次の経由施設に関する実績情報及び次の
走行経路に関する実績情報に基づいて、それぞれ、現在
向かっている次の経由施設及び次の走行経路の評価を行
う。
【0182】この評価の一例を以下に示す。
【0183】(1)現在状況評価部23は、時間帯別経
由施設度数に基づいて、以下に示す評価基準に従って、
現在向かっている次の経由施設の評価を行う。
【0184】この際、時間帯別経由施設度数の評価基準
は、3段階(評価A(時間帯別経由施設度数の数値X1
(例えば度数50)以上、混雑傾向といえる)、評価B
(時間帯別経由施設度数の数値X2(例えば度数25)
から数値X1までの範囲、やや混雑傾向といえる)、評
価C(時間帯別経由施設度数の数値X2未満、空いてい
る傾向である)に分けられる。そして、現在状況評価部
23は、上記次の経由施設の時間帯別経由施設度数(こ
の時間帯はスケジュール内における次の経由施設と対応
する時間帯)と、上記3段階の評価基準と、を比較し
て、現在向かっている次の経由施設の評価を行う。
【0185】現在状況評価部23は、例えば、時間帯別
経由施設度数がY1(Y1がX1より大きい)の場合に
は、評価Aと評価する。
【0186】(2)現在状況評価部23は、時間帯別走
行経路度数に基づいて、以下に示す評価基準に従って、
現在向かっている次の走行経路の評価を行う。
【0187】この際、時間帯別走行経路度数の評価基準
は、3段階(評価A(時間帯別走行経路度数の数値Z1
以上、混雑傾向といえる)、評価B(時間帯別走行経路
度数の数値Z2からZ1、やや混雑傾向といえる)、評
価C(時間帯別走行経路度数の数値Z2以下、空いてい
る傾向である)に分けられる。そして、現在状況評価部
23は、上記次の走行経路の時間帯別走行経路度数(こ
の時間帯はスケジュール内における次の走行経路と対応
する時間帯)と、上記3段階の評価基準と、を比較し
て、現在向かっている次の走行経路の評価を行う。現在
状況評価部23は、例えば、時間帯別走行経路度数がY
2(Y2がZ1より大きい)の場合には、評価Aと評価
する。
【0188】現在状況評価部23による評価結果は情報
処理センタ制御部16を介して支援情報生成部14に送
られる。
【0189】そして、ステップS514では、支援情報
生成部14は、現在状況評価部23による評価結果に基
づいて、支援情報を生成する。
【0190】上記ステップS514の動作について上述
した(1)、(2)の評価と対応させて説明する。
【0191】(1)支援情報生成部14は、現在向かっ
ている次の経由施設の評価がA,Bの場合、次の経由施
設は混雑傾向であると判定し、代替経由施設、現在地か
ら代替施設へ行くまでの代替走行経路を実績情報に基づ
いて検索する。即ち、支援情報生成部14は、各時間帯
別経由施設度数に基づいて、次の経由施設と対応する時
間帯で混雑傾向でない経由施設(代替経由施設)、次の
走行経路と対応する時間帯で混雑傾向でない走行経路
(代替走行経路)を検索し、これらの経由施設及び走行
経路をまとめた支援情報を生成する。
【0192】現在向かっている次の経由施設の評価がC
の場合、支援情報生成部14は、現在向かっている経由
施設は空いている傾向にある旨を示す情報(支援情報)
を生成する。
【0193】(2)支援情報生成部14は、現在向かっ
ている次の走行経路の評価がA,Bの場合、車両が現在
向かっている走行経路は混雑傾向であると判定し、他の
代替走行経路を実績情報に基づいて、検索する。即ち、
支援情報生成部14は、各時間帯別走行経路度数に基づ
いて、次の走行経路と対応する時間帯で、混雑傾向にな
い走行経路を検索し、この走行経路を示す支援情報を生
成する。
【0194】現在向かっている次の走行経路の評価がC
の場合、支援情報生成部14は、現在向かっている走行
経路は空いている傾向にある旨を示す情報(支援情報)
を生成する。
【0195】そして、ステップS515では、これらの
支援情報は情報処理センタ送信部15から車両に送信さ
れる。この結果、車両では、支援情報が表示部6に表示
される。これにより、利用者は、混雑に巻き込まれる可
能性がある場合、混雑に巻き込まれる前に、上記代替施
設、代替走行経路に基づいて、混雑に巻き込まれる可能
性の低い代替スケジュールを作成することができる。
【0196】情報処理センタステップS516では、情
報処理センタ制御部は、走行スケジュールに従った車両
走行が完了したか否かを判定する。
【0197】車両走行が完了した場合、支援情報生成動
作、支援情報送信動作は終了する。一方、車両走行が完
了していない場合、ステップS511の動作が行われ
る。
【0198】本実施の形態では、走行スケジュールの実
行中において、現在の走行状況が実績情報に基づいて現
在状況評価部23により評価され、その評価結果に基づ
いた支援情報が生成され、車両に送信される。これによ
り、利用者は現在の運転の仕方がどうであるか、走行経
路は通常走行地域であるか等を把握することができる。
【0199】また、走行スケジュールの実行中、現在向
かっている次の経由施設及び次の経路が実績情報に基づ
いて現在状況評価部23に評価され、その評価に基づい
た支援情報が生成され、混雑に巻き込まれる前に、支援
情報が車両に送信される。例えば、実績情報の結果か
ら、次の経由施設が混雑傾向であると判明した場合に
は、混雑に巻き込まれる前に、混雑傾向にない代替施設
等を示す支援情報が生成され、車両に送信される。この
ため、車両が混雑に巻き込まれることがないと共に、支
援情報に基づいて、利用者は適切な代替スケジュールを
生成することができる。
【0200】実施の形態3.実施の形態3である管理シ
ステムにおいては、実績情報管理部13により管理され
る実績情報は、過去の各走行スケジュール及び各車両走
行状況と共に、各スケジュール関連情報のアクセス状況
にも基づいている。
【0201】(管理システムの構成)実施の形態3であ
る管理システムの構成を図11に示す。図11におい
て、図1と同一物には同一符号を付してその説明を省略
する。実施の形態3である管理システムは、以下に示す
点において、実施の形態1である管理システムと異な
る。
【0202】(3−1)管理システムの構成 管理システムの構成が以下のように異なる。
【0203】即ち、車両には、実施の形態1で示した構
成に加えて、スケジュールに関連するスケジュール関連
情報をアクセスする関連情報アクセス部24が搭載され
ている。このスケジュール関連情報とは、スケジュール
に含まれる経由施設に関する情報や、スケジュールに含
まれる走行経路及び経由施設の周辺にある施設に関する
情報である。
【0204】情報処理センタは、実施の形態1で示した
構成に加えて、送信されたスケジュール関連情報に基づ
いて、各スケジュール関連情報のアクセス状況を監視す
るアクセス状況監視部25を有する。また、管理システ
ムには、車両、情報処理センタ、の他に情報提供システ
ム(図示せず)が含まれる。この情報提供システムは、
各施設に関する情報を有し、車両から情報の提供を要求
された場合、要求された情報を提供する。
【0205】また、車両送信部7、情報記憶部20及び
実績情報生成部21の機能が以下のように異なる。即
ち、実施の形態1で示した機能に加えて、以下に示す機
能を有する。
【0206】車両送信部7は、関連情報アクセス部24
によりアクセスされたスケジュール情報を情報処理セン
タに送信する。情報記憶部20は、送信された走行スケ
ジュールと、前記車両走行状況及び前記スケジュール関
連情報アクセス状況と、を記憶する。実績情報生成部2
1は、情報記憶部20に記憶された過去の各車両走行状
況、各スケジュール関連情報アクセス状況及び各走行ス
ケジュールに基づいて実績情報を生成する。
【0207】(3−2)管理システムの動作 実施の形態3である管理システムの動作について、(3
−1)各スケジュール関連情報アクセス状況を記憶する
動作と、(3−2)実績情報を生成、記憶する動作と、
に分けて以下に説明する。なお、各走行スケジュールの
記憶動作、各車両走行状況の記憶動作については、実施
の形態1と同一であるので、その説明は省略する。
【0208】(3−2−1)過去の各スケジュール関連
情報アクセス状況を記憶する動作について図12
(a)、(b)に示すフローチャート図を用いて説明す
る。図12(a)が車両の動作であり(車両ステップS
601からステップS605)、図12(b)が情報処
理センタの処理(情報処理センタステップS651から
ステップS655)である。
【0209】なお、図12(a)、(b)の動作は、図
2(a)、(b)の動作と並行して行われる。
【0210】車両ステップS601では、車両制御部9
は、スケジュール関連情報のID情報が入力部3により
入力されたか否かを判定する。各スケジュール関連情報
は、各ID情報と対応づけられている。
【0211】上記ID情報が入力されなかった場合、再
度、ステップS601の動作が行われる。
【0212】上記ID情報が入力された場合、車両ステ
ップS602にて、車両制御部9は、このときの日付、
時間を車両時計部2から取り出すと共に、このときの車
両位置を車両位置検出部1から取り出す。
【0213】車両ステップS603では、関連情報アク
セス部24がID情報と対応するスケジュール関連情報
をアクセスする。このアクセス動作について以下に説明
する。
【0214】車両制御部は、関連情報アクセス部24
に、上記ID情報と対応するスケジュール関連情報をア
クセスするように指示する。この結果、関連情報アクセ
ス部24が、上記ID情報を情報提供システムに送信す
ると、情報提供システムが上記ID情報に対応するスケ
ジュール関連情報を関連情報アクセス部24に送信す
る。
【0215】車両ステップS604では、車両制御部9
が送信されたスケジュール関連情報を表示部6に表示さ
せる。また、車両制御部9は、上記スケジュール関連情
報を車両送信部7を介して、情報処理センタに送信す
る。
【0216】この際、車両制御部9は、スケジュール関
連情報と共に、関連情報アクセス部24がアクセスした
時の時間及び車両位置を情報処理センタに送信する。
【0217】情報処理センタステップS651では、送
信されたスケジュール関連情報等が、情報処理センタ受
信部10、情報処理センタ制御部16を介して、アクセ
ス状況監視部25へ送られる。
【0218】情報処理センタステップS652では、ア
クセス状況監視部25は、送信されたスケジュール関連
情報等に基づいて、各スケジュール関連情報のアクセス
状況を監視する。
【0219】この監視動作について以下に詳細に説明す
る。
【0220】アクセス状況監視部25は、送信されたス
ケジュール関連情報に対応するID情報と、アクセス時
の時間と、アクセス時の車両位置と、が対応づけられた
スケジュール関連情報アクセス状況を監視する。そし
て、アクセス状況監視部25は、監視したアクセス状況
を保持する。このようにしてアクセス状況監視部25
は、車両走行が終了するまでアクセス状況を監視する。
アクセス状況監視部25により監視されたスケジュール
関連情報アクセス状況を図13に示す。
【0221】情報処理センタステップS653では、情
報処理センタ制御部16は、走行スケジュールに従った
車両走行が完了したか否かを判定する。なお、このステ
ップS653の動作はステップS207の動作と同一で
ある。
【0222】車両走行が完了した場合、情報処理センタ
ステップS654では、情報処理センタ制御部16は、
経路誘導案内を終了する旨を示す情報を情報処理センタ
送信部15を介して、車両に送信する。なお、このステ
ップS654の動作はステップS208の動作と同一で
ある。
【0223】一方、車両走行が完了していない場合、車
両ステップS601以降の動作が再度行われる。
【0224】車両ステップS605では、上記経路誘導
案内終了情報を車両受信部8を介して、車両制御部9が
受け取ると、車両各部に対して、それぞれ、動作を終了
するように指示する。なお、このステップS605の動
作はステップS108の動作と同一である。
【0225】情報処理センタステップS655では、ア
クセス状況監視部25により監視されたスケジュール関
連情報アクセス状況が、情報記憶部20に記憶される。
【0226】(3−2−2)次に、実績情報生成部21
が過去の各走行スケジュール、過去の各車両走行状況、
各スケジュール関連情報アクセス状況に基づいて実績情
報を生成する動作について、説明する。
【0227】(3−2−2−1)実績情報生成部21
は、情報記憶部20に記憶された過去の各スケジュール
関連情報アクセス状況等に対して、分析を行い、これら
の分析に基づいて、実績情報を生成することができる。
実績情報生成部21による過去の各情報の分析動作、実
績情報生成動作について以下の(k)から(l)におい
て説明する。
【0228】なお、実施の形態1で示した(a)から
(j)の動作を行うこともできる。
【0229】(k)実績情報生成部21は、過去の各ア
クセス状況にそれぞれ含まれたID情報の数を、ID情
報別にそれぞれ足し合わせた経由施設アクセス度数を算
出する。
【0230】(l)実績情報生成部21により生成され
る過去施設混雑情報は、さらに、各経由施設アクセス度
数に基づく。即ち、実績情報生成部21は、各経由施設
度数及び各経由施設アクセス度数に基づいて、各経由施
設の混雑状況をまとめた過去施設混雑情報を生成する。
【0231】(3−2−2−2)(3−2−2−1)に
示した機能を有する実績情報生成部21を利用して、ス
ケジュール実行中における実績情報を生成、記憶する動
作について図14に示すフローチャート図を用いて以下
に説明する。
【0232】なお、以下の動作は、情報処理センタによ
る動作であり、図2(b)と並行して行われる。なお、
図6に示したステップと同一動作については、その詳細
な説明を省略する。
【0233】ステップS701では、情報処理センタ制
御部16は、情報記憶部20に新たな情報が記憶された
か否かを判定する。
【0234】情報記憶部20に新たな情報が記憶された
場合、ステップS702の動作が行われる。一方、新た
な情報が記憶されない場合には、再度、ステップS70
1の動作が行われる。
【0235】ステップS702では、情報処理センタ制
御部16は、上記新たな情報が車両走行状況であるか否
かを判定する。
【0236】上記新たな情報が車両走行状況である場
合、ステップS703の動作が行われる。一方、新たな
情報が車両走行状況でない場合、ステップS704の動
作が行われる。
【0237】ステップS703では、情報処理センタ制
御部16は、実績情報生成部21に、情報記憶部20に
記憶された過去の各車両走行状況に基づいて、実績情報
を生成させる。そして、ステップS707の動作が行わ
れる。
【0238】ステップS704では、情報処理センタ制
御部16は、上記新たな情報が走行スケジュールである
か否かを判定する。
【0239】上記新たな情報が走行スケジュールである
場合、ステップS705の動作が行われる。一方、上記
新たな情報が走行スケジュールでない場合、ステップS
706の動作が行われる。
【0240】ステップS705では、情報処理センタ制
御部16は、実績情報生成部21に、情報記憶部20に
記憶された過去の各走行スケジュールに基づいて、実績
情報を生成させる。そして、ステップS707の動作が
行われる。
【0241】ステップS706では、情報処理センタ制
御部16は、実績情報生成部21に、情報記憶部20に
記憶された過去の各スケジュール関連情報アクセス状況
に基づいて、実績情報を生成させる。この場合、上述し
た(k)の動作を実績情報生成部21は行う。そして、
ステップS707の動作が行われる。
【0242】ステップS707では、実績情報生成部2
1は、ステップS703で生成された実績情報と、ステ
ップS705で生成された実績情報と、ステップS70
6で生成された実績情報と、のうち、いずれか2つ以上
の実績情報に基づいて、新たな実績情報を生成する。
【0243】例えば、ステップS705で生成された経
由施設度数と、ステップS706で生成された経由施設
アクセス度数と、を考慮して、各経由施設の過去の混雑
状況をまとめた過去施設混雑情報を生成する(上述した
(l)の動作)。なお、実施の形態1で示した(f)の
動作もこのステップで行われる。
【0244】ステップS708では、情報処理センタ制
御部16は、上述のようにして実績情報生成部21によ
り生成された各実績情報を実績情報記憶部20に記憶さ
せる。
【0245】本実施の形態では、実績情報生成部21
は、さらに、スケジュール関連情報アクセス状況に基づ
いて、実績情報を生成する。このため、各経由施設に関
する混雑状況等を示す実績情報には、スケジュール関連
情報アクセス状況も考慮されるので、各経由施設に関す
る混雑状況を示す実績情報は、一層正確に混雑状況を示
すことができる。
【0246】実施の形態4.実施の形態4である管理シ
ステムにおいては、関連情報アクセス部24によりアク
セスされたスケジュール関連情報と、実績情報管理部1
3により管理された実績情報と、を比較することにより
利用者の現在状況を評価し、この評価に基づいて支援情
報を生成することができる。
【0247】(4−1)管理システムの構成 図15は、実施の形態4である管理システムの構成を示
す図である。なお、図11と同一物には、同一符号を付
してその説明を省略する。
【0248】実施の形態4である管理システムが実施の
形態3である管理システムと異なる点は、情報処理セン
タに現在状況評価部26が設けられている点にある。
【0249】現在状況評価部26は、車両監視部11に
より監視される車両走行状況、関連情報アクセス部24
によりアクセスされたスケジュール関連情報及びスケジ
ュール作成部4により作成された走行スケジュールと、
実績情報管理部13により管理された実績情報と、の比
較に基づいて、走行スケジュール実行中における利用者
の現在状況を評価する。
【0250】支援情報生成部14は、実施の形態3で示
した機能に加えて、以下に示す機能を有する。即ち、現
在状況評価部26により評価された現在状況に基づい
て、支援情報を生成する。
【0251】(4−2)管理システムの動作 本実施の形態における利用者の現在状況の評価には、利
用者が現在走行している走行経路や現在の走行速度(走
行状況)に関する評価と、利用者が現在向かっている次
の経由施設や次の走行経路に関する評価と、の他に、利
用者が現在アクセスしたスケジュール関連情報に関する
経由施設の評価と、がある。
【0252】利用者が現在走行状況に関する評価動作
と、これに基づく支援情報生成動作と、利用者が現在向
かっている次の経由施設や次の走行経路に関する評価動
作とこれに基づく支援情報生成動作と、については、実
施の形態2と同一であるので、その説明を省略する。
【0253】車両が走行スケジュール実行中において、
関連情報アクセス手段によりアクセスされたスケジュー
ル関連情報に関連する施設の現在状況評価部26による
評価及びこれに基づいた支援情報生成動作について図1
6に示すフローチャート図を用いて以下に説明する。
【0254】なお、以下の動作は、情報処理センタの動
作であり、図2に示す情報処理センタステップS201
の動作に続いて行われる。
【0255】ステップS801では、情報処理センタ制
御部16は、車両送信部7からスケジュール関連情報が
送信されたか否かを判定する。
【0256】スケジュール関連情報が送信された場合、
ステップS802の動作が行われる。
【0257】一方、スケジュール関連情報が送信されな
い場合、ステップS801の動作が行われる。
【0258】ステップS802では、情報処理センタ制
御部16は送信されたスケジュール関連情報を現在状況
評価部26に送信する。
【0259】ステップS803では、現在状況評価部2
6は、送信されたスケジュール関連情報と、実績情報記
憶部22に記憶されている実績情報と、を比較し、スケ
ジュール関連情報に関する施設の実績情報を情報処理セ
ンタ制御部16を介して読み出す。
【0260】そして、ステップS804では、現在状況
評価部26は、実績情報に基づいて、スケジュール関連
情報に関する施設の評価を行う。
【0261】この評価の一例を以下に示す。
【0262】現在状況評価部26は、経由施設度数に基
づいて、以下に示す評価基準に従って、スケジュール関
連情報に関する施設の評価を行う。
【0263】この際、経由施設度数の評価基準は、3段
階(評価A(経由施設度数の数値X1(例えば度数5
0)以上、混雑傾向といえる)、評価B(経由施設度数
の数値X2(例えば度数25)からX1、やや混雑傾向
といえる)、評価C(経由施設度数の数値X2以下、空
いている傾向である)に分けられる。そして、現在状況
評価部26は、スケジュール関連情報に関する施設の経
由施設度数と、上記3段階の評価基準と、を比較して、
スケジュール関連情報に関する施設の評価を行う。
【0264】現在状況評価部26は、例えば、経由施設
度数がY1(Y1がX1より大きい)の場合には、評価
Aと評価する。
【0265】そして、ステップS805では、現在状況
評価部26による評価結果が情報処理処理センタ制御部
16を介して支援情報生成部14に送られる。
【0266】ステップS806では、支援情報生成部1
4が、上記評価結果に基づいて、支援情報を生成する。
【0267】この際、支援情報生成部14は、スケジュ
ール関連情報に関する施設が実行中の走行スケジュール
内に含まれるか否かによって、異なる支援情報を生成す
る。
【0268】(1)スケジュール関連情報に関する施設
が実行中の走行スケジュール内に含まれる場合、支援情
報生成部14は、評価結果に基づいて、以下のような支
援情報を生成する。
【0269】現在状況評価部26による評価が評価Aの
場合、支援情報生成部14は、上記次の経由施設の代わ
りの代替経由施設、現在位置から代替経由施設に行くま
での代替走行経路をまとめた支援情報を生成する。支援
情報においては、代替経由施設及び代替走行経路は、混
雑傾向でない時間帯と対応づけられる。
【0270】そして、現在状況評価部26による評価が
評価Bの場合、支援情報生成部14は、上記次の経由施
設の代わりの代替経由施設に関する情報を関連情報アク
セス部24によりアクセスするように指示する旨を示す
支援情報を生成する。
【0271】そして、現在状況評価部26による評価が
評価Cの場合、支援情報生成部14は、上記次の経由施
設は若干混雑傾向にあるという旨を示す支援情報を生成
する。
【0272】そして、現在状況評価部26による評価が
評価Dの場合、次の経由施設は空いている傾向にあると
いう旨を示す支援情報を生成する。
【0273】(2)スケジュール関連情報に関する施設
が実行中の走行スケジュール内に含まれない場合、支援
情報生成部14は、評価結果に基づいて、以下のような
支援情報を生成する。
【0274】現在状況評価部26による評価が評価A、
B、Cの場合、支援情報生成部14は、上記経由施設の
混雑傾向にある旨を示す情報を生成する。
【0275】現在状況評価部26による評価が評価Dの
場合、次の経由施設は空いている傾向にあるという旨を
示す支援情報を生成する。
【0276】ステップS807では、支援情報生成部1
4により生成された支援情報が情報処理センタ制御部1
6、情報処理センタ送信部15を介して、車両に送信さ
れる。
【0277】この結果、以下に示す(1)、(2)の動
作が車両において行われる。
【0278】(1)スケジュール関連情報に関する施設
が実行中の走行スケジュール内に含まれる場合 現在状況評価部26による評価が評価Aの場合、車両制
御部9は、スケジュール作成部4に支援情報に基づい
て、スケジュール(代替スケジュール)を作成させる。
【0279】現在状況評価部26による評価が評価Bの
場合、車両制御部9は、関連情報アクセス部24に、上
記支援情報に基づいて、上記代替経由施設に関する情報
をアクセスさせる。
【0280】現在状況評価部26による評価が評価Cの
場合、車両制御部9は、表示部6に、上記支援情報に基
づいて、次の経由施設は若干混雑傾向にあるという旨を
示す表示を表示させる。なお、車両制御部9に音声出力
部(図示せず)が接続されている場合、表示部6による
表示の代わりに、音声による出力が行われてもよい。
【0281】現在状況評価部26による評価が評価Dの
場合、車両制御部9は、表示部6に、上記支援情報に基
づいて、次の経由施設は空いている傾向にあるという旨
を示す表示を表示させる。
【0282】(2)スケジュール関連情報に関する施設
が実行中の走行スケジュール内に含まれない場合 現在状況評価部26による評価が評価A、B、Cの場
合、車両制御部9は、表示部6に、上記支援情報に基づ
いて、次の経由施設は混雑傾向にあるという旨を示す表
示を表示させる。なお、車両制御部9に音声出力部が接
続されている場合、表示部6による表示の代わりに、音
声による出力を行ってもよい。
【0283】現在状況評価部26による評価が評価Dの
場合、車両制御部9は、表示部6に、上記支援情報に基
づいて、次の経由施設は空いている傾向にあるという旨
を示す表示を表示させる。
【0284】本実施の形態においては、現在状況評価部
26は、実績情報に基づいて、現在アクセスした施設の
混雑状況等について評価する。そして、支援情報生成部
14は、評価結果に基づいた支援情報を生成する。例え
ば、関連情報アクセス部24によりアクセスした情報と
対応する施設が実行中のスケジュールに含まれる場合、
実績情報から上記施設が混雑傾向であることが判明する
と、混雑傾向でない代替施設等を示す支援情報が車両に
送信される。このため、混雑に巻き込まれる前に、利用
者に対して適切な支援を行う(スケジュール作成部4が
適切な代替スケジュールを作成して利用者に提示した
り、関連情報アクセス部24が代替施設に関する情報を
アクセスする等)ことができる。
【0285】実施の形態5.図17は、実施の形態5で
ある管理システムの構成を示す図である。なお、図16
において、図15と同一物には同一符号を付してその説
明を省略する。
【0286】実施の形態5である管理システムが、実施
の形態4である管理システムと異なる点は以下に示す点
である。
【0287】実施の形態5である情報処理センタは、実
施の形態4の構成に加えて、利用者が関連情報アクセス
部24によりアクセスしようとする施設と、走行スケジ
ュールと、の比較に基づいて、アクセスしようとする施
設を評価する評価部27を有する。また、支援情報生成
部14の機能が以下のように異なる。即ち、支援情報生
成部14は、実施の形態4で示した機能に加えて、評価
部27による評価結果に基づいて、支援情報を生成す
る。
【0288】実施の形態5である管理システムの動作に
ついて以下に説明する。
【0289】利用者が先ず、関連情報アクセス部24に
よりアクセスしようとするアクセス対象施設の評価を要
求する旨を示す情報を入力部3により入力すると、この
アクセス対象施設評価要求情報は車両送信部7を介し
て、情報処理センタに送信される。
【0290】情報処理センタでは、上記アクセス対象施
設評価要求情報は、評価部27に送られる。そして、評
価部27は、上記アクセス対象施設評価要求情報に基づ
いて、上記アクセス対象施設と、走行スケジュールに含
まれる各施設と、を比較し、上記アクセス対象施設が走
行スケジュールの各経由施設のうち、いずれか1つの経
由施設に関するものであるか否かを評価する。
【0291】評価部27による評価結果は支援情報生成
部14に送られる。
【0292】評価部27による評価結果が、上記アクセ
ス対象施設が走行スケジュールの各経由施設のうち、い
ずれか1つの経由施設である場合、支援情報生成部14
は、上記アクセス対象施設に関する関連情報として、概
略情報をアクセスするように指示する旨を示す支援情報
を生成する。そして、上記支援情報は、情報処理センタ
送信部15を介して、車両に送られる。車両制御部9
は、上記支援情報に基づいて、表示部6に、上記アクセ
ス対象施設に対しては概略情報をアクセスするように指
示する旨を表示させる。
【0293】一方、評価部27による評価結果が、上記
アクセス対象施設が走行スケジュールの各経由施設のう
ち、いずれの経由施設でない場合、支援情報生成部14
は、上記アクセス対象施設に関する関連情報として、詳
細情報をアクセスするように指示する旨を示す支援情報
を生成する。そして、上記支援情報は、情報処理センタ
送信部15を介して、車両に送られる。車両制御部9
は、上記支援情報に基づいて、表示部6に、上記アクセ
ス対象施設に対しては詳細情報をアクセスするように指
示する旨を表示させる。
【0294】本実施の形態においては、利用者が現在関
連情報アクセス部24によりアクセスしようするアクセ
ス対象施設評価要求情報を入力部3により入力すると、
評価部27が上記アクセス対象施設が走行スケジュール
に含まれているか否かを評価する。そして、上記アクセ
ス対象施設が実行中の走行スケジュールに含まれている
場合には、利用者が後にアクセスすることを考慮して、
支援情報生成部14は、概略情報をアクセスするように
提案する支援情報を生成し、含まれていない場合には、
詳細情報をアクセスするように提案する支援情報を生成
する。このため、利用者によるスケジュール関連情報の
アクセス方法を適切に支援することができる。
【0295】実施の形態6.実施の形態6である評価部
27は、実施の形態5である評価部27の機能に加え
て、以下に示す機能を有する。即ち、評価部27は、車
両位置検出部1により検出された車両位置と、実行中の
走行スケジュールと、の比較に基づいて、現在状況を評
価する。支援情報生成部14は、実施の形態5である評
価部27の機能に加えて、上記現在状況に基づいて、支
援情報を生成する。
【0296】次に、管理システムの動作について説明す
る。
【0297】評価部27は、送信された車両位置と、実
行中の走行スケジュールの各経由施設の位置と、を比較
して、車両位置と次の経由施設との間の距離を算出す
る。
【0298】そして、評価部27は、以下の基準に基づ
いて評価を行う。即ち、上記距離がX1km(例えば5
km)未満で且つX2km(例えば2km)以上である
場合には、評価A、上記距離がX2kmからX3km
(例えば1km)の範囲にある場合には、評価B、上記
距離がX3km以内である場合には、評価C、という基
準に従って、評価部27は評価を行う。
【0299】そして、評価部27は、現在の車両位置と
次の経由施設との間の距離と、上記基準値と、を比較し
て、現在状況の評価を行う。
【0300】そして、評価部27による評価が評価Aの
場合、支援情報生成部14は、次の経由施設が近づいて
いる旨を示す支援情報を生成する。そして、支援情報は
情報処理センタ送信部15から車両に送られる。車両で
は、車両制御部9は、表示部6に、上記支援情報に基づ
いて、「次の経由施設まであと**kmです。」という
旨を示す表示を表示させる。
【0301】そして、評価部27による評価が評価Bの
場合、支援情報生成部14は、上記次の経由施設に関す
る情報を関連情報アクセス部24によりアクセスするよ
うに指示する旨を示す支援情報を生成する。そして、支
援情報は情報処理センタ送信部15から車両に送られ
る。車両では、車両制御部9は、関連情報アクセス部2
4に、上記支援情報に基づいて、次の経由施設やその周
辺の施設に関する情報をアクセスさせる。
【0302】そして、評価部27による評価が評価Cの
場合、支援情報生成部14は、次の経由施設が近づいて
いる旨を示す支援情報を生成する。そして、支援情報は
情報処理センタ送信部15から車両に送られる。車両制
御部9は、表示部6に、上記支援情報に基づいて、「次
の経由施設まであとわずかです。」という旨を示す表示
を表示させる。なお、車両制御部9に音声出力部が接続
されている場合、表示部6による表示の代わりに、音声
による出力を行ってもよい。
【0303】本実施の形態では、現在車両位置と、実行
中の走行スケジュールと、を比較して、現在位置の評価
が行なわれ、この評価結果に基づいて支援情報が生成さ
れる。この結果、車両では、現在車両位置に応じた支援
が利用者に対して行われる。
【0304】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び2に
記載の発明によれば、実績情報管理手段は、以下のよう
に実績情報を管理する。即ち、情報記憶手段には、送信
された各走行スケジュール及び各車両走行状が記憶され
る。そして、実績情報生成手段は、情報記憶手段に記憶
された過去の各走行スケジュール及び各車両走行状況に
基づいて、実績情報を生成する。そして、実績情報記憶
手段には、上記実績情報が記憶される。このようにし
て、実績情報は実績情報管理手段により管理される。
【0305】支援情報生成手段は、実績情報に基づい
て、利用者を支援するための支援情報を生成する。例え
ば、支援情報生成手段は、各経由施設及び各走行経路の
混雑状況等を示す実績情報に基づいて、混雑による変更
の可能性の低いスケジュールの作成に必要な支援情報を
生成する。この支援情報は、支援情報送信手段により、
車両に送信される。この結果、利用者は、車両走行前
に、支援情報に基づいて、混雑による変更の可能性の低
い走行スケジュールを作成することができる。
【0306】請求項3に記載の発明によれば、走行スケ
ジュールの実行中、現在状況(例えば、現在向かってい
る次の経由施設及び次の経路)が実績情報に基づいて現
在状況評価手段に評価され、その評価に基づいた支援情
報が生成され、混雑に巻き込まれる前に、支援情報が車
両に送信される。例えば、実績情報の結果から、次の経
由施設が混雑傾向であると判明した場合には、混雑に巻
き込まれる前に、混雑傾向にない代替施設等を示す支援
情報が生成され、車両に送信される。このため、車両が
混雑に巻き込まれることがないと共に、支援情報に基づ
いて、利用者は適切な代替スケジュールを生成すること
ができる。
【0307】請求項4及び5に記載の発明によれば、実
績情報管理手段により管理される実績情報は、過去の各
走行スケジュール及び車両走行状況に加えて、さらに、
過去の各スケジュール関連情報アクセス状況に基づいて
いる。即ち、情報記憶手段には、送信された各走行スケ
ジュール、各車両走行状及び各スケジュール関連情報ア
クセス状況が記憶される。そして、実績情報生成手段
は、過去の各走行スケジュール及び車両走行状況に加え
て、さらに、過去の各スケジュール関連情報アクセス状
況に基づいて、実績情報を生成する。そして、実績情報
記憶手段には、上記実績情報が記憶される。このように
して、実績情報は実績情報管理手段により管理される。
この結果、例えば、各経由施設に関する混雑状況等を示
す実績情報には、スケジュール関連情報アクセス状況も
考慮されるので、各経由施設に関する混雑状況を示す実
績情報は、一層正確に混雑状況を示すことができる。
【0308】請求項6に記載の発明によれば、現在状況
評価手段は、実績情報に基づいて、現在アクセスした施
設の混雑状況等についても評価することができる。そし
て、支援情報生成手段は、評価結果に基づいた支援情報
を生成する。例えば、関連情報アクセス手段によりアク
セスした情報と対応する施設が実行中のスケジュールに
含まれる場合、実績情報から上記施設が混雑傾向である
ことが判明すると、混雑傾向でない代替施設等を示す支
援情報が車両に送信される。このため、混雑に巻き込ま
れる前に、利用者に対して適切な支援を行うことができ
る。
【0309】請求項7に記載の発明によれば、評価手段
は、利用者が現在関連情報アクセス手段によりアクセス
しようする施設と、走行スケジュールと、の比較結果に
基づいて、アクセスしようとする施設を評価する。そし
て、支援情報生成手段は、上記評価結果に基づいて以下
のような支援情報を生成する。例えば、支援情報生成手
段は、上記施設が走行スケジュールに含まれている場合
には、利用者が後にアクセスすることを考慮して、概略
情報をアクセスするように提案する支援情報を生成し、
上記施設が走行スケジュールに含まれていない場合に
は、詳細情報をアクセスするように提案する支援情報を
生成する。このため、利用者によるスケジュール関連情
報のアクセス方法を適切に支援することができる。
【0310】請求項8に記載の発明によれば、評価手段
は、現在の車両位置と、実行中の走行スケジュールと、
の比較に基づいて、現在状況を評価する。そして、支援
情報生成手段は、評価結果に基づいて支援情報を生成す
る。この結果、車両では、現在の車両位置に応じた支援
が利用者に対して適切に行われる。
【0311】請求項9から請求項19に記載の発明によ
れば、実績情報生成手段は、過去の各走行スケジュール
及び各車両走行状況を種々の方法(請求項9から請求項
19に示す方法)で分析することができるので、種々の
実績情報(各経由施設の混雑状況、各走行経路の交通状
況、利用者の走行パターン等)を生成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1である管理システムの構成を示
す図である。
【図2】 実施の形態1である管理システムの動作を示
す図であり、(a)は、車両における動作を示すフロー
チャート図であり、(b)は、情報処理センタにおける
動作を示すフローチャート図である。
【図3】 実施の形態1であるスケジュール作成部によ
り作成された走行スケジュールの一例を示す図である。
【図4】 実施の形態1である車両位置情報の一例を示
す図である。
【図5】 実施の形態1である実績情報生成部により生
成された実績情報の一例を示す図である。
【図6】 実施の形態1である管理システムの動作を示
すフローチャート図である。
【図7】 実施の形態1である管理システムの動作を示
すフローチャート図である。
【図8】 実施の形態2である管理システムの構成を示
す図である。
【図9】 実施の形態2である管理システムの動作を示
すフローチャート図である。
【図10】 実施の形態2である管理システムの動作を
示すフローチャート図である。
【図11】 実施の形態3である管理システムの構成を
示す図である。
【図12】 実施の形態3である管理システムの動作を
示すフローチャート図である。
【図13】 実施の形態3であるアクセス状況監視部に
より監視されたスケジュール関連情報アクセス状況の一
例を示す図である。
【図14】 実施の形態3である管理システムの動作を
示すフローチャート図である。
【図15】 実施の形態4である管理システムの構成を
示す図である。
【図16】 実施の形態4である管理システムの動作を
示すフローチャート図である。
【図17】 実施の形態5、6である管理システムの構
成を示す図である。
【図18】 従来の車両用スケジュール設定処理システ
ムの構成を示す図である。
【符号の説明】
1,31 車両位置検出部、2 車両時計部、3,33
入力部、4,34スケジュール作成部、5,35 地
図データベース、6,36 表示部、7,37 車両送
信部、8,38 車両受信部、9,39 車両制御部、
10,40情報処理センタ受信部、11,41 車両監
視部、12,42 経路誘導情報生成部、13 実績情
報管理部、14 支援情報生成部、15 情報処理セン
タ送信部(支援情報送信部)、16,46 情報処理セ
ンタ制御部、20 情報記憶部、21 実績情報生成
部、22 実績情報記憶部、23,26 現在状況評価
部、24 関連情報アクセス部、25 アクセス状況監
視部、27 評価部、43 情報処理センタ送信部、4
4 スケジュール情報生成部、45 影響度評価部。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の位置を検出する位置検出手段と、 利用者の要求に基づいて、必要な情報を入力して走行ス
    ケジュールを作成するスケジュール作成手段と、 前記車両位置と前記走行スケジュールとを送信する車両
    送信手段と、が車両に搭載され、 送信された車両位置に基づいて車両走行状況を監視する
    車両監視手段と、 過去の各走行スケジュール及び各車両走行状況に基づい
    た実績情報が管理されている実績情報管理手段と、 この実績情報管理手段により管理された実績情報に基づ
    いて、利用者を支援するための支援情報を生成する支援
    情報生成手段と、 この支援情報生成手段により生成された支援情報を前記
    車両に送信する支援情報送信手段と、を有する情報処理
    センタと、を有することを特徴とする車両用走行スケジ
    ュール管理システム。
  2. 【請求項2】 前記実績情報管理手段は、 送信された走行スケジュールと、前記車両走行状況と、
    を記憶する情報記憶手段と、 この情報記憶手段に記憶された過去の各車両走行状況及
    び各走行スケジュールに基づいて実績情報を生成する実
    績情報生成手段と、 この実績情報生成手段により生成された実績情報を記憶
    する実績情報記憶手段と、 を有することを特徴とする請求項1に記載の車両用走行
    スケジュール管理システム。
  3. 【請求項3】 前記情報処理センタは、 前記車両監視手段により監視される車両走行状況及び前
    記スケジュール作成手段により作成された走行スケジュ
    ールと、前記実績情報管理手段により管理された実績情
    報と、の比較に基づいて、前記走行スケジュール実行中
    における利用者の現在状況を評価する現在状況評価手段
    を有し、 前記支援情報生成手段は、前記現在状況評価手段により
    評価された現在状況に基づいて、前記支援情報を生成す
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用走行
    スケジュール管理システム。
  4. 【請求項4】 前記車両には、スケジュールに関連する
    スケジュール関連情報をアクセスする関連情報アクセス
    手段が搭載され、 前記車両送信手段は、前記関連情報アクセス手段により
    アクセスされたスケジュール関連情報を送信し、 前記情報処理センタは、送信されたスケジュール関連情
    報に基づいて、各スケジュール関連情報のアクセス状況
    を監視するアクセス状況監視手段を有し、 前記実績情報管理手段により管理される実績情報は、さ
    らに、過去の各スケジュール関連情報アクセス状況に基
    づくことを特徴とする請求項1に記載の車両用走行スケ
    ジュール管理システム。
  5. 【請求項5】 前記実績情報管理手段は、 送信された走行スケジュールと、前記車両走行状況及び
    前記スケジュール関連情報アクセス状況と、を記憶する
    情報記憶手段と、 この情報記憶手段に記憶された過去の各車両走行状況、
    各スケジュール関連情報アクセス状況及び各走行スケジ
    ュールに基づいて実績情報を生成する実績情報生成手段
    と、 この実績情報生成手段により生成された実績情報を記憶
    する実績情報記憶手段と、 を有することを特徴とする請求項4に記載の車両用走行
    スケジュール管理システム。
  6. 【請求項6】 前記情報処理センタは、 前記車両監視手段により監視される車両走行状況、前記
    関連情報アクセス手段によりアクセスされたスケジュー
    ル関連情報及び前記スケジュール作成手段により作成さ
    れた走行スケジュールと、前記実績情報管理手段により
    管理された実績情報と、の比較に基づいて、前記走行ス
    ケジュール実行中における利用者の現在状況を評価する
    現在状況評価手段を有し、 前記支援情報生成手段は、前記現在状況評価手段により
    評価された現在状況に基づいて、前記支援情報を生成す
    ることを特徴とする請求項4又は5に記載の車両用走行
    スケジュール管理システム。
  7. 【請求項7】 前記情報処理センタは、 前記関連情報アクセス手段により利用者がアクセスしよ
    うとする施設と、走行スケジュールと、の比較に基づい
    て、前記施設を評価する評価手段を有し、 前記支援情報生成手段は、前記評価手段による評価結果
    に基づいて、前記支援情報を生成することを特徴とする
    請求項4、5又は6のうち、いずれか1項に記載の車両
    用走行スケジュール管理システム。
  8. 【請求項8】 前記評価手段は、前記位置検出手段によ
    り検出された車両位置と、実行中の走行スケジュール
    と、の比較に基づいて、現在状況を評価し、 前記支援情報生成手段は、前記評価手段による評価結果
    に基づいて、前記支援情報を生成することを特徴とする
    請求項7に記載の車両用走行スケジュール管理システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記実績情報生成手段は、過去の各走行
    スケジュールにそれぞれ含まれた経由施設の数を、経由
    施設別にそれぞれ足し合わせた経由施設度数を算出する
    ことを特徴とする請求項2,3,5,6,7,8のう
    ち、いずれか1項に記載の車両用走行スケジュール管理
    システム。
  10. 【請求項10】 前記実績情報生成手段は、過去の各走
    行スケジュールにそれぞれ含まれた走行経路の数を、走
    行経路別にそれぞれ足し合わせた走行経路度数を算出す
    ることを特徴とする請求項2,3,5,6,7,8のう
    ち、いずれか1項に記載の車両用走行スケジュール管理
    システム。
  11. 【請求項11】 前記実績情報生成手段は、各経由施設
    度数に基づいて、経由施設の過去の混雑状況をまとめた
    過去施設混雑情報を生成することを特徴とする請求項9
    に記載の車両用走行スケジュール管理システム。
  12. 【請求項12】 前記実績情報生成手段は、各走行経路
    度数及び過去の各車両走行状況に基づいて、各走行経路
    の過去の交通状況をまとめた過去交通情報を生成するこ
    とを特徴とする請求項10に記載の車両用走行スケジュ
    ール管理システム。
  13. 【請求項13】 前記実績情報生成手段は、過去の各走
    行スケジュールにそれぞれ含まれた経由施設同士の組合
    せの数を、前記組合せ別にそれぞれ足し合わせた経由施
    設組合せ度数を算出することを特徴とする請求項2,
    3,5,6,7,8のうち、いずれか1項に記載の車両
    用走行スケジュール管理システム。
  14. 【請求項14】 前記実績情報生成手段は、過去の各走
    行スケジュールにそれぞれ含まれた経由施設に対して、
    これに後続する後続経由施設の方向に基づいて、前記経
    由施設からの進行方向を決定し、過去の各走行スケジュ
    ールにそれぞれ含まれた経由施設と進行方向との組合せ
    の数を、前記組合せ別にそれぞれ足し合わせた進行別経
    由施設度数を算出することを特徴とする請求項2,3,
    5,6,7,8のうち、いずれか1項に記載の車両用走
    行スケジュール管理システム。
  15. 【請求項15】 前記実績情報生成手段は、過去の各走
    行スケジュールにそれぞれ含まれた経由施設と利用者目
    的との組合せの数を、前記組合せ別にそれぞれ足し合わ
    せた目的別経由施設組合せ度数を算出することを特徴と
    する請求項2,3,5,6,7,8のうち、いずれか1
    項に記載の車両用走行スケジュール管理システム。
  16. 【請求項16】 前記実績情報生成手段は、前記目的別
    経由施設組合せ度数に基づいて、各経由施設で行われる
    イベントの過去の混雑状況をまとめたイベント混雑情報
    を生成することを特徴とする請求項15に記載の車両用
    走行スケジュール管理システム。
  17. 【請求項17】 前記実績情報生成手段は、過去の各走
    行スケジュール変更に対して、変更前後の走行スケジュ
    ールに基づいて、各走行スケジュール変更原因を分析し
    た結果をまとめた変更原因分析情報を生成することを特
    徴とする請求項2,3,5,6,7,8のうち、いずれ
    か1項に記載の車両用走行スケジュール管理システム。
  18. 【請求項18】 前記実績情報生成手段は、過去の各車
    両走行状況を利用者毎に分類し、分類された各利用者の
    過去の車両走行状況にそれぞれ基づいて分析した情報で
    ある走行分析情報を生成することを特徴とする請求項
    2,3,5,6,7,8のうち、いずれか1項に記載の
    車両用走行スケジュール管理システム。
  19. 【請求項19】 前記実績情報生成手段は、前記各走行
    分析情報に基づいて、それぞれ、利用者の習慣的走行パ
    ターンを生成することを特徴とする請求項18に記載の
    車両用走行スケジュール管理システム。
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