JPH11231926A - 制御装置の診断方法 - Google Patents

制御装置の診断方法

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JPH11231926A
JPH11231926A JP3552798A JP3552798A JPH11231926A JP H11231926 A JPH11231926 A JP H11231926A JP 3552798 A JP3552798 A JP 3552798A JP 3552798 A JP3552798 A JP 3552798A JP H11231926 A JPH11231926 A JP H11231926A
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JP
Japan
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shift register
input
contents
controller
data bus
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JP3552798A
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Inventor
Hiroshi Sewai
裕志 瀬和居
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マスタ・スレーブ相互の異常のみならず、デ
ータバスの異常を検出し得る診断方法を提供する。 【解決手段】 入出力モジュール2の共有メモリに、デ
ータバスと同ビット数のセルを持つシフトレジスタ24
を設け、コントローラ1が一定時間毎にシフトレジスタ
24を1ビットシフトし、その記憶内容をシフトレジス
タ不変検出部13に記憶し、入出力モジュール2も一定
時間毎にシフトレジスタの内容を1ビットシフトし、そ
の内容をシフトレジスタ不変検出部25に記憶し、コン
トローラ1、入出力モジュール2はいずれもシフト操作
する前に、前回の記憶データと今回のシフトレジスタ2
4の内容を比較し、内容に変化がなければ相手方が異常
であると判定し、エラー出力17、29を出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、工業プラント等
の制御を行うプロセス制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プロセス制御装置には、図1に示すよう
に、1台以上のコントローラ1と、1台以上の入出力モ
ジュール2(入出力装置)と、がデータバス3で接続さ
れてなるものがある。このプロセス制御装置では、コン
トローラ1がデータバス3に対するマスタ、入出力モジ
ュール2がスレーブの関係にある。コントローラ1、入
出力モジュール2ともデータバス3に対するインタフェ
ース4、共有メモリ5を有し、コントローラ1はさらに
データバスコントローラ6を有する。
【0003】コントローラ1と入出力モジュール2の間
では、入出力モジュール2上の共有メモリ5に対し、コ
ントローラ1が読書きを行う態様で、データの授受を行
う。また、コントローラ1自身、入出力モジュール2自
身の故障に関しては、各々の装置内の自己診断機能によ
り検出しているが、相互間の故障情報を授受する目的
で、従来はコントローラ1が入出力モジュール2の共有
メモリ5内の特定の領域に一定値をプリセットし、入出
力モジュール2がプリセット値をデクリメントし、コン
トローラ1はプリセット値が不変の場合、入出力モジュ
ール2はプリセット値が0になれば、相手装置が異常で
あると判定するようにしている。
【0004】この相互診断方法は、図3に示す機能回路
で行っている。コントローラ1はクロック源1からのパ
ルスによる一定周期Tで、入出力モジュール2内の共有
メモリ内に設けられたカウンタ24aに所定値Vをプリ
セットする。入出力モジュール2はクロック源21から
のパルスによる一定周期t(t≦T)でカウンタ24a
をデクリメントする。時間がT経過した後、コントロー
ラ1は入出力モジュール2のカウンタ24aを参照し、
その内容が変化していれば、カウンタ不変検出部13a
で、再度カウンタ24aをプリセットする。一定時間T
e にわたり、カウンタ24aが内容Vで不変なら入出力
モジュール2に異常が発生したと判断し、タイマ15の
出力によりフリップフロップ16をセットし、エラー出
力17を出す。
【0005】一方、入出力モジュール2では、一定時間
V×tにわたり、カウンタ24aがプリセットされず、
カウンタ24aがデクリメントにより0となり、カウン
タ0検出部25aの出力によりフリップフロップ26を
セットし、コントローラ1に異常が発生したと判断し、
エラー出力29を出す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のプロセ
ス制御装置では、コントローラと入出力モジュール間の
相互診断を十分に行えるが、図4に示すように、データ
バス3上のデータD0 、……、D7 の特定ビット(例え
ばD3 )が0となる障害が発生する場合には、相互診断
の機能が果たせなくなる。例えば、プリセットする所定
値Vが10(ビットパターン00001010)の場
合、データバス3上のD3 に障害があり、0となってい
れば、カウンタ23には2(ビットパターン00000
010)がプリセットされる。この時、入出力モジュー
ルに異常が発生していても、コントローラは入出力モジ
ュールのカウンタから2を読出すことにより、カウンタ
不変検出部は変化を検出し、入出力モジュールの異常を
検出できないという問題がある。
【0007】この発明は上記問題点に着目してなされた
ものであって、データバス上での障害がある場合でも、
相互診断の可能な制御装置の診断方法を提供することを
目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の制御装置の診
断方法は、少なくとも1台のコントローラと、1台以上
の入出力装置がデータバスを介して接続され、かつデー
タバスに対する共有メモリを有し、前記コントローラ及
び入出力装置はマスタ、スレーブの機能を持つ構成とす
る制御装置において、マスタとスレーブの間で相互に相
手方を診断する方法であって、スレーブの共有メモリ
に、データバスと同ビット数のセルを持ち、唯一のビッ
トセルが「1」となるシフトレジスタを設け、マスタは
一定時間毎に前記シフトレジスタを1ビットシフトし、
そのシフトレジスタの記憶内容自身のワークメモリ内に
記憶しておき、スレーブは、一定時間毎に前記シフトレ
ジスタの内容を1ビットシフトし、その内容を自身のワ
ークメモリ内に記憶しておき、マスタ及びスレーブは、
いずれもシフトレジスタをシフト操作する前に、自身の
ワークメモリに記憶する前回のシフトレジスタデータ
と、今回のシフトレジスタを比較し、内容に変化があれ
ば相手側が正常であるとし、内容に変化がなければ相手
側が異常であると判定し、かつシフトレジスタの
「1」、「0」のチェックにより、データバスの正常/
異常を診断する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態により、この発
明をさらに詳細に説明する。以下で説明するこの発明の
一実施形態プロセス制御装置も、基本的には図1に示す
ように、コントローラ1と入出力モジュール2がデータ
バス3で接続され、コントローラ1及び入出力モジュー
ル2には、それぞれ共有メモリ5を有し、コントローラ
1がマスタとして入出力モジュール2がスレーブとして
動作し、コントローラ1からはデータバスコントローラ
6により、他の共有メモリ5に対し、読み/書きが行え
る。
【0010】図2は、この実施形態プロセス制御装置の
相互診断の機能構成を示すブロック図である。コントロ
ーラ1は、周期Tのクロックパルスを発生するクロック
源11と、このクロック源11の出力を入力の一端に受
けるアンドゲート12と、後述する入出力モジュール2
のシフトレジスタ24の不変を検出するシフトレジスタ
不変検出部13と、このシフトレジスタ不変検出部13
の不変出力「1」を反転して、アンドゲート12の他端
入力端に加えるノット回路14と、シフトレジスタ不変
検出回路13の不変検出出力「1」を受けて、時間Te
後にタイムアップ出力を出すタイマ15と、タイマ15
の出力でセットされるフリップフロップ16と、エラー
出力部17を備えている。
【0011】また、入出力モジュール2は、一定周期t
毎のクロックパルスを出力するクロック源21と、クロ
ック源21よりのクロックパルスを入力の一端に受ける
アンドゲート22と、コントローラ1のアンドゲート1
2よりの信号とアンドゲート22よりの信号を入力に受
けるオアゲート23と、データバスと同一長(同一ビッ
ト数)のシフトセル数を持ち、通常は唯一のセルの内容
が「1」となり、オアゲート23よりの信号で1セルだ
けシフトするシフトレジスタ24と、このシフトレジス
タ24の不変を検出するシフトレジスタ不変検出部25
と、ノット回路26と、タイマ27と、フリップフロッ
プ28と、エラー出力29とを備えている。
【0012】なお、データバス3に接続される入出力モ
ジュールが複数個(n個)ある場合には、コントローラ
1内にアンドゲート12、シフトレジスタ不変検出部1
3、ノット回路14、タイマ15、フリップフロップ1
6、エラー出力部17からなるスレーブ判定部をn個設
けることになる。ここでは説明の簡便上、コントローラ
が1台、入出力モジュールが1台の場合を示している。
【0013】コントローラ1は、自身のワークメモリエ
リア内に、すなわちシフトレジスタ不変検出部13にシ
フトレジスタ24と同一サイズの格納領域を設ける。そ
して、コントローラ1はクロック源11よりの一定周期
Tのクロックパルスをアンドゲート12、オアゲート2
3を経て、入出力モジュール2のシフトレジスタ24を
1ビットシフトする。このシフトレジスタ23の内容を
自身のワークメモリエリア(シフトレジスタ不変検出部
13)に記憶する。
【0014】一方、入出力モジュール2は、クロック源
21よりのクロックパルスにより、やはり一定周期t毎
にシフトレジスタ24の内容を1ビットシフトし、自身
のワークメモリエリア(シフトレジスタ不変検出部2
5)に記憶する。コントローラ1、入出力モジュール2
とも、入出力モジュール2上のシフトレジスタ30の内
容をシフトする前に、自身のワークメモリエリア上(シ
フトレジスタ不変検出部13、25)の過去(前回)の
レジスタデータを、今回のシフトレジスタ24のデータ
と比較する。コントローラ1では、入出力モジュール2
のシフトレジスタ24の内容と、自身のワークメモリエ
リア内の過去(前回)のレジスタ内容を比較し(シフト
レジスタ不変検出部23)し、シフトによりシフトレジ
スタ24の内容が変化しておれば、次のクロックをアン
ドゲート12より出力するのを許可する。しかし、入出
力モジュール2のクロックにより、シフトレジスタ24
がシフトされていない場合は不変であり、タイマ15を
起動し、不変の状態がTe 続くと、タイマ15のタイム
アップでフリップフロップ16をセットし、入出力モジ
ュール2の異常を示すエラー出力17を出す。入出力モ
ジュール2が異常で、例えばクロック源21からのクロ
ックパルスがシフトレジスタ23に加えられず、シフト
されていない場合は、前回コントローラ1のワークメモ
リに記憶しているデータと変わらず不変であり、前記動
作となる。
【0015】また、入出力モジュール2では、一定周期
tでシフトレジスタ24の内部データと1サイクル前の
データをシフトレジスタ不変検出部25で比較し、変化
が見られれば、自らのレジスタデータを1ビットシフト
する。しかし、一定時間teにわたり、データが不変の
場合は、タイマ27のタイムアップでフリップフロップ
28をセットし、エラー出力29により、コントローラ
1に異常が発生したことを出力する。例えば、コントロ
ーラ1が異常で、アンドゲート12からオアゲート23
を介して、クロックパルスが加えられず、シフトレジス
タ24がシフトされないと、入出力モジュール2のシフ
トレジスタ不変検出部28では、前回記憶してある内容
と、今回シフトレジスタ23から取込むデータが変わら
ず不変であり、前記動作となる。
【0016】また、コントローラ1、入出力モジュール
2ともシフトレジスタの内容と過去のデータを比較する
際、データとして許されない内容を読出した時、例え
ば、図5の(a)に示すように、どのビットもONされ
ていない場合や、図5の(b)のように、2ビット以上
ONされている時には、データバスそのものに障害が発
生したものと判断する。この診断はシフトレジスタ不変
検出部13、25でなされる。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、データバス上の全ビ
ットを使用して故障検出を行うので、コントローラ、入
出力装置のみの異常だけではなく、コントローラ、入出
力装置間のデータバスの異常も検出することが可能とな
り、他にデータバスのチェック手段を要しないので、装
置全体として簡便で、信頼性の高い制御装置を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態プロセス制御装置の機器
構成を示すブロック図である。
【図2】同実施形態プロセス制御装置のコントローラと
入出力モジュールの内部機能構成を示すブロック図であ
る。
【図3】従来のプロセス制御装置のコントローラと入出
力モジュールの機能構成を示すブロック図である。
【図4】データバスの障害が生じた場合を説明する図で
ある。
【図5】図2のプロセス制御装置において、データバス
に障害が生じた場合に、シフトレジスタに起こり得る内
容例を示す図である。
【符号の説明】
1 コントローラ 2 入出力モジュール 13 シフトレジスタ不変検出部 17 エラー出力部 24 シフトレジスタ 25 シフトレジスタ不変検出部 29 エラー出力部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1台のコントローラと、1台以
    上の入出力装置がデータバスを介して接続され、かつデ
    ータバスに対する共有メモリを有し、前記コントローラ
    及び入出力装置はマスタ、スレーブの機能を持つ構成と
    する制御装置において、マスタとスレーブの間で相互に
    相手方を診断する方法であって、 スレーブの共有メモリに、データバスと同ビット数のセ
    ルを持ち、唯一のビットセルが「1」となるシフトレジ
    スタを設け、 マスタは一定時間毎に前記シフトレジスタを1ビットシ
    フトし、そのシフトレジスタの記憶内容自身のワークメ
    モリ内に記憶しておき、 スレーブは、一定時間毎に前記シフトレジスタの内容を
    1ビットシフトし、その内容を自身のワークメモリ内に
    記憶しておき、 マスタ及びスレーブは、いずれもシフトレジスタをシフ
    ト操作する前に、自身のワークメモリに記憶する前回の
    シフトレジスタデータと、今回のシフトレジスタを比較
    し、内容に変化があれば相手側が正常であるとし、内容
    に変化がなければ相手側が異常であると判定し、かつシ
    フトレジスタの「1」、「0」のチェックにより、デー
    タバスの正常/異常を診断するようにしたことを特徴と
    する制御装置の診断方法。
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