JPH11227996A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPH11227996A
JPH11227996A JP2801298A JP2801298A JPH11227996A JP H11227996 A JPH11227996 A JP H11227996A JP 2801298 A JP2801298 A JP 2801298A JP 2801298 A JP2801298 A JP 2801298A JP H11227996 A JPH11227996 A JP H11227996A
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JP
Japan
Prior art keywords
roll paper
paper
machine glazed
transport path
glazed paper
Prior art date
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Pending
Application number
JP2801298A
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English (en)
Inventor
Kazumi Kotani
和己 小谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
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  • Replacement Of Web Rolls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロール紙搬送経路が全開放自在なフルオープ
ンタイプのプリンタにおいて、ロール紙のセット容易性
等を維持しつつ、セットされるロール紙の挙動を正規位
置に規制する。 【解決手段】 例えばロール紙10aの紙幅内両側部に
向けて突出してロール紙10aの両側部の浮き上がりを
抑える突起28a,28bをロール紙搬送経路6の被開
放側となる部材23に備えることで、ロール紙搬送経路
6を全開放させてロール紙10aをロール紙搬送経路6
上にセットすれば、その両側部は突起28a,28bに
より浮き上がりが抑えられる。よって、ロール紙10a
はフリー状態とはならず浮き等の挙動が規制されたセッ
ト状態となり、紙送り時のスキュー、ジャム等の発生が
抑制される。ロール紙10bの場合には突起28a,2
8c、ロール紙10cの場合には突起28a,28dが
用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、POS端末等で用
いられるレシート/ジャーナルプリンタ等のようにロー
ル紙に対して印字を行うプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のプリンタでは、ロール
紙のロール体をホッパ内に収納セットした後、そのロー
ル紙先端側を搬送ローラ対、印字部等を通して搬送経路
中にセットすることで印字可能としている。このような
ロール紙の搬送経路に対するセット操作や、ジャムが生
じた場合のジャム処理を容易にするため、搬送経路を全
開放し得るフルオープンタイプのものが提案されてい
る。即ち、ケース等がクラムシェル型の開閉自在な構造
とされ、搬送経路を境として搬送ローラ対や印字部も2
分されて、ロール体をホッパ内に収納セットした後、単
に搬送経路に沿ってロール紙を引き出し、上部ケース側
を閉じるだけで搬送経路中にセットできるようにしたも
のである。これにより、ジャム処理が容易なこともわか
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
フルオープンタイプのプリンタにあっては、セット操作
等が容易な分、フルオープン状態で搬送経路上にセット
されたロール紙はフリー状態若しくはそれに近い状態に
ある。このため、搬送経路に対するロール紙のセット状
態が正規のセット位置に対して不確定となりやすく、搬
送経路面からの浮きや曲がり等を生ずることが多々あ
り、そのまま閉じてセットしても、セット後の印字搬送
に際してスキューやジャム等のトラブルの原因となる。
特に、レシート/ジャーナルプリンタのように搬送経路
が並設されている構造のものでは、片方、例えばレシー
ト用紙の交換のみを行う場合でもフルオープン状態によ
り他方、例えばジャーナル用紙に浮き等による用紙ずれ
を生じてしまう懸念がある。また、この種のプリンタで
は、ユーザによって用いるロール紙の紙幅が異なるのが
一般的であり、これらの全ての紙幅に対処し得るように
搬送経路の幅が広めに形成されているので、ロール紙の
紙幅方向の位置決めも不確定となりやすく、印字の片寄
り等を生じやすい。
【0004】そこで、本発明は、ロール紙搬送経路が全
開放自在に形成されたフルオープンタイプのプリンタに
おいて、ロール紙のセット容易性等を維持しつつ、セッ
トされるロール紙の挙動を正規位置に規制することがで
き、スキュー、ジャム等の発生を未然に抑制し得るプリ
ンタを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ロール紙に対して印字を行う印字部を中間に含むロール
紙搬送経路が全開放自在に形成されたプリンタにおい
て、前記ロール紙の紙幅内両側部に向けて突出して前記
ロール紙の両側部の浮き上がりを抑える突起を前記ロー
ル紙搬送経路の被開放側に備えた。従って、ロール紙搬
送経路を全開放させてロール紙をロール紙搬送経路上に
セットすれば、その両側部は突起により浮き上がりが抑
えられるので、フリー状態とはならず浮き等の挙動が規
制されたセット状態となり、紙送り時のスキュー、ジャ
ム等の発生が抑制される。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載のプ
リンタにおいて、レシート用のロール紙に対するロール
紙搬送経路とジャーナル用のロール紙に対するロール紙
搬送経路とが一体に全開放自在に並設されている。従っ
て、2つのロール紙搬送経路が並設されているレシート
/ジャーナルプリンタに適用すれば、片方のロール紙の
みの交換セットのためにロール紙搬送経路を全開放させ
ても、他方のロール紙の両側部は突起により浮き上がり
が抑えられたままの状態を維持するので、浮き等の挙動
を生じない。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載のプリンタにおける突起は、ロール紙の紙幅を規制す
るガイド部材に設けられている。従って、ロール紙の紙
幅方向の正規位置への位置決めとともにその両側部の浮
き上がりを抑制できる。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項3記載のプ
リンタにおいて、複数のガイド部材が、各種紙幅に対応
する位置に薄肉部により連結されて形成されている。従
って、用いるロール紙の紙幅に対応させてその紙幅方向
の正規位置への位置決めを行えるとともに、その紙幅内
に存在して不要となるガイド部材に関しては薄肉部を利
用して折り曲げ等により除去することで対処でき、よっ
て、各種紙幅のロール紙に対して共通に製造し出荷等の
段階で紙幅仕様を設定することができる。
【0009】請求項5記載の発明は、請求項3記載のプ
リンタにおけるガイド部材は、各種紙幅に対応する位置
に対して着脱自在に取付けられる。従って、用いるロー
ル紙の紙幅が異なる場合でもその紙幅に対応した位置に
ガイド部材を取付けるだけで簡単に対処でき、よって、
各種紙幅のロール紙に対して一対のガイド部材のみで対
処することができ、無駄がない。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
ないし図5に基づいて説明する。本実施の形態のプリン
タは、例えば、POS端末中に内蔵されるレシート/ジ
ャーナルプリンタ1に適用されている。このレシート/
ジャーナルプリンタ1は、図1に示すように、下部フレ
ーム2に対して上部フレーム3を支点4を中心に開閉回
動自在に連結してなるクラムシェル構造のもので、図2
(a)に示すように上部フレーム3を開放させることに
よりロール紙搬送経路5,6を全開放し得るフルオープ
ンタイプとされている。
【0011】即ち、このようなレシート/ジャーナルプ
リンタ1は、手前側から見て、左側がレシートプリンタ
領域、右側がジャーナルプリンタ領域として2分され並
設されている。下部フレーム2内のレシートプリンタ領
域にはレシート用のロール紙7を収納するホッパ(図示
せず)が設けられており、このホッパより手前側に向け
てレシート送りローラ8(図3参照)、プラテン9等を
経て所定の屈曲されたレシート用の前記ロール紙搬送経
路5の下部側が形成され、POS端末表面に露出するレ
シート発行口(図示せず)に連続している。同様に、下
部フレーム2内のジャーナルプリンタ領域にはジャーナ
ル用のロール紙10を収納するホッパ(図示せず)が設
けられており、このホッパより手前側に向けてジャーナ
ル送りローラ11(図3参照)、プラテン9等を経て所
定の屈曲されたジャーナル用の前記ロール紙搬送経路6
の下部側が形成され、ジャーナル窓(図示せず)を経て
巻取リール12等による巻取装置13に連続している。
ここに、プラテン9はレシートプリンタ領域からジャー
ナルプリンタ領域に渡って連続して形成されたもので、
このプラテン9と、前記上部フレーム3側に設けられて
プラテン9上を左右に移動するインクヘッド14とによ
り印字部15が構成されている。
【0012】前記インクヘッド14は前記上部フレーム
3側においてガイドレール16とキャリアシャフト17
とにガイドされて左右方向に往復自在なキャリア18に
搭載されており、前述した上部フレーム3のオープン時
には、図2(a)に示すように、この上部フレーム3と
ともに開放されてプラテン9上面、即ち、ロール紙搬送
経路5,6を全開放させるものである。なお、送りロー
ラ8,11に各々対向するピンチローラ(図示せず)も
上部フレーム3側に設けられており、上部フレーム3の
オープン時にはこの上部フレーム3とともに開放されて
送りローラ8,11上面、即ち、ロール紙搬送経路5,
6を全開放させる。ちなみに、特に図示しないが、上部
フレーム3には正逆転自在なキャリアモータも搭載され
ており、このキャリアモータにより回転駆動されるキャ
リアベルトが左右方向に渡って掛け渡され、このキャリ
アベルトの一部にキャリア18が連結されることによ
り、キャリアモータの駆動に従いキャリア18も左右方
向に往復する構造である。これにより、インクヘッド1
4がプラテン9上にて各々ローラ対により手前側に向け
て搬送されるロール紙7,10に対してシリアル印字動
作を行い得ることになる。
【0013】なお、本実施の形態のレシート/ジャーナ
ルプリンタ1には、レシート発行後の領収書を伝票とし
てシート紙19に印字し得る伝票印字機能が付加されて
いる。この伝票印字機能はレシートプリンタ領域とジャ
ーナルプリンタ領域との全域に渡って印字部15を共用
するもので、詳細は省略するが、図2(b)に示すよう
に水平方向手前側から挿入セットされたシート紙19を
印字部15に送り込んで印字に供するとともに印字後に
は逆転してそのシート紙19を水平方向手前側に戻すシ
ート紙用の搬送系を備えている。
【0014】つづいて、印字部15よりも紙搬送方向下
流側付近におけるロール紙搬送経路5,6の構造につい
て、図3等を参照して説明する。まず、印字部15に対
してはプラテン9として機能する平坦部21を有すると
ともにこの平坦部21に連続して屈曲された所定のロー
ル紙搬送経路5,6を形成するように下部側に屈曲され
た搬送ガイド部22を有するガイドフレーム23が取付
部24を介して下部フレーム2にねじ止めされている。
全開放時に被開放側となるこの搬送ガイド部22には、
レシートプリンタ領域にあっては4つのガイド部材25
a〜25dが一体に形成されており、ジャーナルプリン
タ領域にあっては4つのガイド部材26a〜26dが一
体に形成されている。
【0015】例えば、ガイド部材26a〜26dについ
て説明すると、3種類のロール紙幅を想定したもので、
ガイド部材26aは中央寄り片側基準の基準ガイドとし
て機能し、ガイド部材26bはガイド部材26aとの間
で最小紙幅のロール紙10aの両側位置を規制する位置
に設けられ、ガイド部材26cはガイド部材26aとの
間で中位の紙幅のロール紙10bの両側位置を規制する
位置に設けられ、ガイド部材26dはガイド部材26a
との間で最大紙幅のロール紙10cの両側位置を規制す
る位置に設けられている。ここに、最大紙幅より小さい
紙幅用の2つのガイド部材26b,26cは、図4に示
すように薄肉部27によりガイドフレーム23に一体に
連結されており、この薄肉部27で折り曲げることによ
り容易に脱自在とされている。さらに、これらのガイド
部材26aにはロール紙搬送経路6領域側に向けて突出
させた突起28aが一体に形成され、ガイド部材26b
〜26dには突起28aに対向する向き、位置に各々突
起28b〜28dが一体に形成されている。これらの突
起28a〜28dは何れも半球状であって搬送ガイド部
22面からあまり離れていない位置に形成され、かつ、
その突出量は図5に示すようにロール紙10a(ロール
紙10b,10cも同様)をそのまま上方から挿入し得
る程度とされている。
【0016】ガイド部材25a〜25d側についても全
く同様であり、ガイド部材26a〜26dとは対称構造
とされている。即ち、ガイド部材25aが基準ガイドと
して機能し、ガイド部材25b〜25dが3種類の紙幅
位置に対応させて設けられ、ガイド部材25b,25c
が薄肉部により脱自在な構成とされ、かつ、各々のガイ
ド部材25a〜25dに突起29a〜29dが一体に形
成されている。
【0017】何れにしても、これらのガイド部材25a
〜25d,26a〜26dはプラテン9より低い搬送ガ
イド部22に形成されているので、シート紙19に印字
する伝票印字機能に支障を来すことはない。
【0018】このような構成において、例えば、最小紙
幅のロール紙10aを用いる機種のプリンタとして、こ
のロール紙10aをセットする場合を考える。まず、図
2(a)に示すように上部フレーム3を開放させてロー
ル紙搬送経路6をフルオープン状態とする。このとき、
ロール紙搬送経路5も同時にフルオープン状態となる。
そこで、ロール紙10aのロール体をホッパ内に収納さ
せて後、そのロール紙10aの先端側をロール紙搬送経
路6に沿って引き出して巻取リール12側に装填して巻
取搬送可能な状態にセットする。このようなロール紙1
0aのセットに際して、印字部15より下流側部分では
ガイド部材26a,26b間を通るようにセットするこ
とで、ロール紙10aの両側はガイド部材26a,26
bにより規制される正規位置にセットされ、左右ずれを
生ずることはない。この際、ガイド部材26a,26b
間において図5に示すようにロール紙10aをそのまま
搬送ガイド部22面側に押し込むようにすれば、ロール
紙10aはガイド部材26a,26bの突起28a,2
8bを乗り越えてこれらの突起28a,28bの下部位
置にセットされる。これにより、ロール紙10aの両側
部が突起28a,28bにより抑えられる状態となっ
て、搬送ガイド部22面からの浮き上がりが防止され
る。即ち、ロール紙10aのセットに際してロール紙搬
送経路6がフルオープン状態であるが、ロール紙10a
はガイド部材26a,26b及び突起28a,28bに
よりその挙動が規制される状態にセットされるので、フ
リー状態による弊害を生ずることはない。よって、この
ようにロール紙10aをセットし、上部フレーム3側を
閉じて印字動作を行わせる際に、ロール紙10aはスキ
ューを生ずることなく正規位置に沿って搬送されること
になり、ジャムの発生も抑制し得ることになる。また、
突起28a,28bを有していても差し込むような操作
は要せず上側から押し込むようにすればよいのでロール
紙10aのセット性、即ち、フルオープンタイプの利点
が損なわれることはない。
【0019】ところで、レシート/ジャーナルプリンタ
1においては、ロール紙10aのセットのためにロール
紙搬送経路6をフルオープン状態にすると、ロール紙搬
送経路5側も同時にフルオープン状態となり、ロール紙
7側がフリー状態になる懸念があるが、ロール紙7側に
関してもそのセットに際して、例えば、ガイド部材25
a,25b及び突起29a,29bによりその挙動が規
制される状態とされているのでフルオープン状態となっ
ても影響を受けず、浮き上がり等の防止が維持される。
【0020】また、中位の紙幅のロール紙10bを用い
るユーザ向けのプリンタとする場合を考える。このよう
なプリンタとする場合、ガイド部材26a,26c及び
突起28a,28cを利用してロール紙10bの挙動を
規制することになる。よって、その紙幅内に存在するガ
イド部材26bは不要かつ邪魔となるので、このガイド
部材26bを除去した仕様で出荷すればよい。この場
合、ガイド部材26bは薄肉部27で一体に連結されて
いるだけであるので、薄肉部27で折り曲げ、或いは、
カッタで切断する等の操作をするだけで簡単に除去でき
る。最大紙幅のロール紙10cを用いるユーザ向けのプ
リンタとする場合にも同様であり、ガイド部材26b,
26cが不要かつ邪魔となるので、これらのガイド部材
26b,26cを除去した仕様で出荷すればよい。逆に
いえば、3種類の紙幅を考慮したプリンタを製造する上
で、製造段階では、これらの3種類の紙幅に対して共通
な構造として製造した後、出荷先の要望に応じてその出
荷段階(或いは、出荷先)でその紙幅仕様を設定すれば
よく、製造工程の共通化及び共通化に伴うコストダウン
を図れる。
【0021】本発明の第二の実施の形態を図6及び図7
に基づいて説明する。前記実施の形態で示した部分と同
一部分は同一符号を用いて示し、説明も省略する。本実
施の形態では、例えば、ガイド部材26b,26cに代
えて着脱自在な1つのガイド部材26eが用いられてい
る。即ち、ガイドフレーム23においてガイド部材26
b,26cが設けられていた位置には、薄肉状とされた
取付部31b,31cが形成されており、ガイド部材2
6eはこれらの取付部31b又は31cに対して屈曲係
止片32により着脱自在かつ幅方向に倒れないように取
付けられる弾性力を有する構成とされている。このガイ
ド部材26eには突起28eが形成されている。なお、
全ての紙幅に共通なガイド部材26a及び最大紙幅用の
ガイド部材26dは前記実施の形態の構成のままであ
る。レシートプリンタ領域側に関してもガイド部材25
b,25cに代えて、同様な構成とされる。
【0022】このような構成によれば、ガイド部材26
eを取付部31bに取付ければ、前記実施の形態におけ
るガイド部材26a,26bの組合せによる構成と同一
機能が確保され、ガイド部材26eを取付部31cに取
付ければ、前記実施の形態におけるガイド部材26a,
26cの組合せによる構成と同一機能が確保され、ガイ
ド部材26eを取付けなければ、ガイド部材26a,2
6dの組合せによる機能が確保される。よって、本実施
の形態によれば、用いるロール紙10の紙幅が異なる場
合でもその紙幅に対応した位置の取付部31b,31c
にガイド部材26eを取付け、或いは、全く取付けない
ことにより簡単に対処できる。よって、各種紙幅のロー
ル紙10に対してガイド部材26eのみで対処すること
ができ、無駄がない。さらには、ユーザ側において紙幅
仕様が変更された場合にも、ガイド部材26eの位置変
更で簡単に対応することができる。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ロール紙
の両側部紙幅内に向けて突出してロール紙の両側部の浮
き上がりを抑える突起をロール紙搬送経路の被開放側に
備えているので、ロール紙搬送経路を全開放させてロー
ル紙を被開放側のロール紙搬送経路上にセットすれば、
その両側部の浮き上がりを突起により抑えることがで
き、よって、ロール紙搬送経路が全開放状態でもロール
紙はフリー状態とはならず浮き等の挙動が規制されたセ
ット状態とすることができ、紙送り時のスキュー、ジャ
ム等の発生を未然に抑制することができる。
【0024】請求項2記載の発明によれば、レシート用
のロール紙に対するロール紙搬送経路とジャーナル用の
ロール紙に対するロール紙搬送経路とが一体に全開放自
在に並設されているレシート/ジャーナルプリンタに適
用したので、片方のロール紙のみの交換セットのために
ロール紙搬送経路を全開放させても、他方のロール紙の
両側部は突起により浮き上がりを抑えられたままの状態
に維持することができ、浮き等の挙動を防止することが
できる。
【0025】請求項3記載の発明によれば、突起がロー
ル紙の紙幅を規制するガイド部材に設けられているの
で、ロール紙の紙幅方向の正規位置への位置決めととも
にその両側部の浮き上がりを抑制することができる。
【0026】請求項4記載の発明によれば、各々突起を
有する複数のガイド部材が各種紙幅に対応する位置に薄
肉部により連結されて形成されているので、用いるロー
ル紙の紙幅に対応させてその紙幅方向の正規位置への位
置決めを行えるとともに、その紙幅内に存在して不要と
なるガイド部材に関しては薄肉部を利用して折り曲げ、
切断等により除去することで対処でき、よって、各種紙
幅のロール紙に対して共通に製造し出荷等の段階で紙幅
仕様を設定することができる。
【0027】請求項5記載の発明によれば、突起を有す
るガイド部材が、各種紙幅に対応する位置に対して着脱
自在に取付けられるようにしたので、用いるロール紙の
紙幅が異なる場合でもその紙幅に対応した位置にガイド
部材を取付けるだけで簡単に対処することができ、よっ
て、各種紙幅のロール紙に対して一対のガイド部材のみ
で無駄なく対処することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示すレシート/ジ
ャーナルプリンタの概略斜視図である。
【図2】そのフルオープン状態、及び、伝票印字状態を
示す概略斜視図である。
【図3】要部を拡大して示す斜視図である。
【図4】ガイド部材部分を示す断面図である。
【図5】ロール紙のセットの様子を示す平面図である。
【図6】本発明の第二の実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図7】ガイド部材の取付け状態を示す断面図である。
【符号の説明】
5,6 ロール紙搬送経路 7,10 ロール紙 15 印字部 25a〜25d,26a〜26e ガイド部材 27 薄肉部 28a〜28d,29a〜29d 突起

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール紙に対して印字を行う印字部を中
    間に含むロール紙搬送経路が全開放自在に形成されたプ
    リンタにおいて、前記ロール紙の両側部紙幅内に向けて
    突出して前記ロール紙の両側部の浮き上がりを抑える突
    起を前記ロール紙搬送経路の被開放側に備えたことを特
    徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 レシート用のロール紙に対するロール紙
    搬送経路とジャーナル用のロール紙に対するロール紙搬
    送経路とが一体に全開放自在に並設されていることを特
    徴とする請求項1記載のプリンタ。
  3. 【請求項3】 突起は、ロール紙の紙幅を規制するガイ
    ド部材に設けられていることを特徴とする請求項1又は
    2記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】 複数のガイド部材が、各種紙幅に対応す
    る位置に薄肉部により連結されて形成されていることを
    特徴とする請求項3記載のプリンタ。
  5. 【請求項5】 ガイド部材は、各種紙幅に対応する位置
    に対して着脱自在に取付けられることを特徴とする請求
    項3記載のプリンタ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007126241A (ja) * 2005-11-02 2007-05-24 Fujifilm Corp 画像記録装置

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