JPH11227240A - プリンタ装置 - Google Patents
プリンタ装置Info
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- JPH11227240A JPH11227240A JP3719998A JP3719998A JPH11227240A JP H11227240 A JPH11227240 A JP H11227240A JP 3719998 A JP3719998 A JP 3719998A JP 3719998 A JP3719998 A JP 3719998A JP H11227240 A JPH11227240 A JP H11227240A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 インクシートを有効に使用できるプリンタ装
置を得る。 【解決手段】 印刷した過去印刷画像データ21を、イ
ンクシート7の印刷に用いたコマの位置に対応させて過
去印刷画像メモリ10に記憶させる過去印刷画像データ
記憶手段(9,10,13)と、印刷しようとするプリ
ント画像データ20の階調レベルと印刷に用いようとす
るインクシート7のコマに対応する上記メモリ10に書
き込まれている過去印刷画像データ21の階調レベルと
をそれぞれ対応する位置の各画素ごとに比較する比較器
11と、この比較結果に基づいて印刷可否を判定する判
定器12と、印刷可のときはインクシート7の上記コマ
で印刷を実行させ、印刷不可のときは、比較器12に印
刷しようとするプリント画像データ20と上記メモリ1
0の次の過去印刷画像データ21とを比較させる制御手
段(CPU)9とを備えた。
置を得る。 【解決手段】 印刷した過去印刷画像データ21を、イ
ンクシート7の印刷に用いたコマの位置に対応させて過
去印刷画像メモリ10に記憶させる過去印刷画像データ
記憶手段(9,10,13)と、印刷しようとするプリ
ント画像データ20の階調レベルと印刷に用いようとす
るインクシート7のコマに対応する上記メモリ10に書
き込まれている過去印刷画像データ21の階調レベルと
をそれぞれ対応する位置の各画素ごとに比較する比較器
11と、この比較結果に基づいて印刷可否を判定する判
定器12と、印刷可のときはインクシート7の上記コマ
で印刷を実行させ、印刷不可のときは、比較器12に印
刷しようとするプリント画像データ20と上記メモリ1
0の次の過去印刷画像データ21とを比較させる制御手
段(CPU)9とを備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、熱転写形または
熱昇華形のインクシートを用いるプリンタ装置に関す
る。
熱昇華形のインクシートを用いるプリンタ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図8は、プリンタ装置を示すもので、図
において、1はプリンタ装置、2は画像信号源、3はイ
ンターフェース部、4はプリント画像メモリ、5はヘッ
ド駆動部、6はサーマルヘッド、7はインクシート、8
は印刷機構部、9はCPUである。インクシート7は、
イエロ、マゼンタ、シアンの3色が繰り返し塗布された
長いシートで、その始端と終端は、それぞれロールに巻
き付けられてインクシートカセット内に収容されてお
り、使い始めは、終端側ロールに巻き取られていて、印
刷を行うたびに始端側のロールに巻き取られ、1回の印
刷は、イエロ、マゼンタ、シアンの3色に分けて行われ
る。
において、1はプリンタ装置、2は画像信号源、3はイ
ンターフェース部、4はプリント画像メモリ、5はヘッ
ド駆動部、6はサーマルヘッド、7はインクシート、8
は印刷機構部、9はCPUである。インクシート7は、
イエロ、マゼンタ、シアンの3色が繰り返し塗布された
長いシートで、その始端と終端は、それぞれロールに巻
き付けられてインクシートカセット内に収容されてお
り、使い始めは、終端側ロールに巻き取られていて、印
刷を行うたびに始端側のロールに巻き取られ、1回の印
刷は、イエロ、マゼンタ、シアンの3色に分けて行われ
る。
【0003】このような構成の従来のプリンタ装置1に
おいては、画像信号源2から入力されたイエロ、マゼン
タ、シアンの画像データは、インターフェース部3でプ
リント画像メモリ4に適した信号に変換され、プリント
画像メモリ4に書き込まれる。ヘッド駆動部5は、プリ
ント画像メモリ4に書き込まれているプリント画像デー
タに基づいてサーマルヘッド6を駆動してインクシート
7を感熱させ、印刷機構部8によって送給される図示し
ていないプリント用紙にプリント画像データを印刷す
る。CPU9は、インターフェース部3、プリント画像
メモリ4、ヘッド駆動部5および印刷機構部8の動作を
制御する。
おいては、画像信号源2から入力されたイエロ、マゼン
タ、シアンの画像データは、インターフェース部3でプ
リント画像メモリ4に適した信号に変換され、プリント
画像メモリ4に書き込まれる。ヘッド駆動部5は、プリ
ント画像メモリ4に書き込まれているプリント画像デー
タに基づいてサーマルヘッド6を駆動してインクシート
7を感熱させ、印刷機構部8によって送給される図示し
ていないプリント用紙にプリント画像データを印刷す
る。CPU9は、インターフェース部3、プリント画像
メモリ4、ヘッド駆動部5および印刷機構部8の動作を
制御する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のプリンタ装置は
以上のように構成されており、一度使用したインクシー
トは廃棄される。これは、一度使用したインクシートを
再び使用すると、前に印刷した部分のインクが印刷した
濃度分だけ失われているので、印刷する画像データの階
調で印刷できない部分が生じるためである。このため、
1部分しか使用していないインクシートでも廃棄しなけ
ればならないため、インクシートを無駄に消費し、廃棄
物を増やしてしまうという問題点があった。また、使用
済みのインクシートは、一つの画像データを印刷する部
分(以下、「コマ」という)で区分されており、各コマ
に残っている印刷跡から印刷内容を判別することができ
るので、機密保持の観点から完全な破棄処分を行う必要
があり、この破棄処分が煩わしいという問題点もあっ
た。
以上のように構成されており、一度使用したインクシー
トは廃棄される。これは、一度使用したインクシートを
再び使用すると、前に印刷した部分のインクが印刷した
濃度分だけ失われているので、印刷する画像データの階
調で印刷できない部分が生じるためである。このため、
1部分しか使用していないインクシートでも廃棄しなけ
ればならないため、インクシートを無駄に消費し、廃棄
物を増やしてしまうという問題点があった。また、使用
済みのインクシートは、一つの画像データを印刷する部
分(以下、「コマ」という)で区分されており、各コマ
に残っている印刷跡から印刷内容を判別することができ
るので、機密保持の観点から完全な破棄処分を行う必要
があり、この破棄処分が煩わしいという問題点もあっ
た。
【0005】この発明は、上記課題の解消を目的として
なされたもので、使用したインクシートに残っているイ
ンクを有効に利用できるプリンタ装置を得ることを第1
の目的とする。また、第2の目的は、使用済みのインク
シートから印刷内容が判別できないプリンタ装置を得る
ことである。
なされたもので、使用したインクシートに残っているイ
ンクを有効に利用できるプリンタ装置を得ることを第1
の目的とする。また、第2の目的は、使用済みのインク
シートから印刷内容が判別できないプリンタ装置を得る
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るプリンタ
装置は、インクシートを用いて印刷した画像データを、
当該インクシートの印刷に用いたコマの位置に対応させ
て過去印刷画像メモリに記憶させる過去印刷画像データ
記憶手段と、印刷しようとする画像データと印刷に用い
ようとするインクシートのコマに対応する上記過去印刷
画像メモリに記憶されている過去印刷画像データの階調
レベルを、それぞれ対応する位置の各画素ごとに比較す
る比較手段と、この比較結果に基づいて印刷可否を判定
する判定手段と、上記印刷可の判定がなされたときは当
該インクシートの上記コマで印刷を実行させ、印刷不可
の判定がなされたときは上記印刷しようとする画像デー
タと上記過去印刷画像メモリに記憶されている次のコマ
の過去印刷画像データとの比較を上記比較手段に実行さ
せる制御手段とを備えたものである。
装置は、インクシートを用いて印刷した画像データを、
当該インクシートの印刷に用いたコマの位置に対応させ
て過去印刷画像メモリに記憶させる過去印刷画像データ
記憶手段と、印刷しようとする画像データと印刷に用い
ようとするインクシートのコマに対応する上記過去印刷
画像メモリに記憶されている過去印刷画像データの階調
レベルを、それぞれ対応する位置の各画素ごとに比較す
る比較手段と、この比較結果に基づいて印刷可否を判定
する判定手段と、上記印刷可の判定がなされたときは当
該インクシートの上記コマで印刷を実行させ、印刷不可
の判定がなされたときは上記印刷しようとする画像デー
タと上記過去印刷画像メモリに記憶されている次のコマ
の過去印刷画像データとの比較を上記比較手段に実行さ
せる制御手段とを備えたものである。
【0007】また、過去印刷画像データ記憶手段が、画
像データの印刷を実行したとき、その印刷に用いたイン
クシートのコマに対応する過去印刷画像メモリの過去印
刷画像データを、その過去印刷画像データに上記印刷し
た画像データを加算した加算画像データに書き換えるも
のである。
像データの印刷を実行したとき、その印刷に用いたイン
クシートのコマに対応する過去印刷画像メモリの過去印
刷画像データを、その過去印刷画像データに上記印刷し
た画像データを加算した加算画像データに書き換えるも
のである。
【0008】また、制御手段が、画像データの印刷を実
行したのち、印刷に用いたインクシートを先頭のコマ位
置に戻して印刷待機状態に移行させるものである。
行したのち、印刷に用いたインクシートを先頭のコマ位
置に戻して印刷待機状態に移行させるものである。
【0009】また、印刷しようとする画像データを2値
化する手段と、過去印刷画像メモリに記憶される過去印
刷画像データを2値化して記憶させる手段とを備え、比
較手段が上記2値化された印刷しようとする画像データ
と2値化された過去印刷画像データとを比較するように
構成されているものである。
化する手段と、過去印刷画像メモリに記憶される過去印
刷画像データを2値化して記憶させる手段とを備え、比
較手段が上記2値化された印刷しようとする画像データ
と2値化された過去印刷画像データとを比較するように
構成されているものである。
【0010】また、判定手段が、比較手段の比較結果を
しきい値と比較して印刷の可否を判定するように構成さ
れているものである。
しきい値と比較して印刷の可否を判定するように構成さ
れているものである。
【0011】また、プリンタ装置が、プリンタ装置の動
作を確認するテストプリント機能、またはデジタルスチ
ルカメラに記憶された画像を確認するインデックスプリ
ント機能を備えているものである。
作を確認するテストプリント機能、またはデジタルスチ
ルカメラに記憶された画像を確認するインデックスプリ
ント機能を備えているものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明をその実施の形態
を示す図面に基づいて具体的に説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1である
プリンタ装置を示すもので、図において、1はプリンタ
装置、2は画像信号源、3はインターフェース部、4は
プリント画像メモリ、5はヘッド駆動部、6はサーマル
ヘッド、7はインクシート、8は印刷機構部、9はプリ
ンタ装置1の動作を制御するCPU、10は過去印刷画
像メモリ、11は比較器、12は判定器、13は加算画
像メモリ、17は加算器である。
を示す図面に基づいて具体的に説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1である
プリンタ装置を示すもので、図において、1はプリンタ
装置、2は画像信号源、3はインターフェース部、4は
プリント画像メモリ、5はヘッド駆動部、6はサーマル
ヘッド、7はインクシート、8は印刷機構部、9はプリ
ンタ装置1の動作を制御するCPU、10は過去印刷画
像メモリ、11は比較器、12は判定器、13は加算画
像メモリ、17は加算器である。
【0013】このように構成されたプリンタ装置1にお
いては、印刷機構部8に装着されているインクシート7
は、前回の印刷に使用されたものであっても、先頭の位
置に戻されている状態で印刷動作が開始される。以下、
実施の形態1の動作を図1および図2のフローチャート
を用いて説明する。
いては、印刷機構部8に装着されているインクシート7
は、前回の印刷に使用されたものであっても、先頭の位
置に戻されている状態で印刷動作が開始される。以下、
実施の形態1の動作を図1および図2のフローチャート
を用いて説明する。
【0014】印刷動作が開始されると、画像信号源2か
ら入力されたイエロ、マゼンタ、シアンの画像データ
は、インターフェース部3でプリント画像メモリ4に適
した信号に変換され、プリント画像メモリ4に記憶され
る。過去印刷画像メモリ10には、印刷機構部8に装着
されているインクシート7によりこれまでに印刷された
画像のデータ(以下、「過去印刷画像データ」という)
21が各コマごとに記憶されて(書き込まれて)おり、
この過去印刷画像データ21は、インクシート7の各コ
マにおける過去の印刷によって失われたインクの量と、
各コマにおける画像データを示している。
ら入力されたイエロ、マゼンタ、シアンの画像データ
は、インターフェース部3でプリント画像メモリ4に適
した信号に変換され、プリント画像メモリ4に記憶され
る。過去印刷画像メモリ10には、印刷機構部8に装着
されているインクシート7によりこれまでに印刷された
画像のデータ(以下、「過去印刷画像データ」という)
21が各コマごとに記憶されて(書き込まれて)おり、
この過去印刷画像データ21は、インクシート7の各コ
マにおける過去の印刷によって失われたインクの量と、
各コマにおける画像データを示している。
【0015】CPU9は、ステップ1において比較器1
1で、プリント画像メモリ4に記憶されているこれから
プリントを行おうとしている画像信号のプリント画像デ
ータ20の階調レベルと、過去印刷画像メモリ10に書
き込まれたデータの中で、最初に書き込まれたデータで
ある先頭(n=0番目)の過去印刷画像データ21-1の
階調レベルとの比較を行わせる。このプリント画像デー
タ20と過去印刷画像データ21の比較は、インクシー
ト7がイエロ、マゼンタ、シアンの3色に塗り分けられ
ているので、イエロ、マゼンタ、シアンの3色について
行われる。
1で、プリント画像メモリ4に記憶されているこれから
プリントを行おうとしている画像信号のプリント画像デ
ータ20の階調レベルと、過去印刷画像メモリ10に書
き込まれたデータの中で、最初に書き込まれたデータで
ある先頭(n=0番目)の過去印刷画像データ21-1の
階調レベルとの比較を行わせる。このプリント画像デー
タ20と過去印刷画像データ21の比較は、インクシー
ト7がイエロ、マゼンタ、シアンの3色に塗り分けられ
ているので、イエロ、マゼンタ、シアンの3色について
行われる。
【0016】この比較動作は、プリント画像メモリ4内
のプリント画像データ20と、過去印刷画像メモリ10
内の過去印刷画像データ21-1の同じ位置の画素の階調
レベルとを1画素ずつ順次比較することで行われる。こ
れらの画像データは、通常8bit=256階調のデー
タである。比較器11は、(過去印刷画像データ21の
階調)<(プリント画像データ20の階調)のときは数
値「1」を加算器17に出力し、これ以外のときは数値
は「0」を加算器17に出力し、加算器17は入力され
た数値を加算して判定器12に出力する。比較器11
は、1画像のデータの比較が終わると比較終了信号Aを
出力し、加算器17は加算値Mを判定器12に出力す
る。
のプリント画像データ20と、過去印刷画像メモリ10
内の過去印刷画像データ21-1の同じ位置の画素の階調
レベルとを1画素ずつ順次比較することで行われる。こ
れらの画像データは、通常8bit=256階調のデー
タである。比較器11は、(過去印刷画像データ21の
階調)<(プリント画像データ20の階調)のときは数
値「1」を加算器17に出力し、これ以外のときは数値
は「0」を加算器17に出力し、加算器17は入力され
た数値を加算して判定器12に出力する。比較器11
は、1画像のデータの比較が終わると比較終了信号Aを
出力し、加算器17は加算値Mを判定器12に出力す
る。
【0017】判定器12は、ステップ2で、インクシー
ト7のn番目のコマについて比較終了信号Aを受けたと
き加算器17から入力された加算値Mが「0」のときは
印刷可信号Bo を、「1以上の値」のときは印刷不可信
号Bn を出力する。
ト7のn番目のコマについて比較終了信号Aを受けたと
き加算器17から入力された加算値Mが「0」のときは
印刷可信号Bo を、「1以上の値」のときは印刷不可信
号Bn を出力する。
【0018】CPU9は、ステップ2で、インクシート
7のn番目のコマについて印刷不可信号Bn が出力され
ると、ステップ3において過去印刷画像データ21-1が
過去印刷画像メモリ10に書き込まれている最後の過去
印刷画像データ21e か否かを判断し、最後の過去印刷
画像データ21e でないときは、ステップ4において比
較器11でプリント画像データ20の階調レベルと過去
印刷画像メモリ10内に記憶されている次の過去印刷画
像データ21-2の階調レベルとを比較させ、その比較結
果をステップ2において判定させる。
7のn番目のコマについて印刷不可信号Bn が出力され
ると、ステップ3において過去印刷画像データ21-1が
過去印刷画像メモリ10に書き込まれている最後の過去
印刷画像データ21e か否かを判断し、最後の過去印刷
画像データ21e でないときは、ステップ4において比
較器11でプリント画像データ20の階調レベルと過去
印刷画像メモリ10内に記憶されている次の過去印刷画
像データ21-2の階調レベルとを比較させ、その比較結
果をステップ2において判定させる。
【0019】また、CPU9は、ステップ2において印
刷可信号Bo が出力されると、加算画像メモリ13にプ
リント画像データ20に過去印刷画像データ21-1を加
算した加算画像データ22を書き込み、つぎにステップ
5において過去印刷画像メモリ10内の過去印刷画像デ
ータ21-1をこの加算画像データ22に書き換え、つぎ
にステップ6においてヘッド駆動部5および印刷機構部
8を作動させて、インクシート7の印刷可と判定された
コマでプリント画像データ20の印刷を実行させ、印刷
が終わるとステップ7においてインクシート7を先頭の
コマ位置に戻して印刷動作を終了する。
刷可信号Bo が出力されると、加算画像メモリ13にプ
リント画像データ20に過去印刷画像データ21-1を加
算した加算画像データ22を書き込み、つぎにステップ
5において過去印刷画像メモリ10内の過去印刷画像デ
ータ21-1をこの加算画像データ22に書き換え、つぎ
にステップ6においてヘッド駆動部5および印刷機構部
8を作動させて、インクシート7の印刷可と判定された
コマでプリント画像データ20の印刷を実行させ、印刷
が終わるとステップ7においてインクシート7を先頭の
コマ位置に戻して印刷動作を終了する。
【0020】また、CPU9は、ステップ3において最
後の過去印刷画像データ21e のときは、ステップ8に
おいて最後の過去印刷画像データ21e の次の位置にプ
リント画像データ20を書き込み、つぎにステップ9に
おいてインクシート7の最後の過去印刷画像データ21
e に対応するコマの次の未使用のコマでプリント画像デ
ータ20を印刷し、印刷が終わるとステップ7において
インクシート7を先頭のコマ位置に戻して印刷動作を終
了する。
後の過去印刷画像データ21e のときは、ステップ8に
おいて最後の過去印刷画像データ21e の次の位置にプ
リント画像データ20を書き込み、つぎにステップ9に
おいてインクシート7の最後の過去印刷画像データ21
e に対応するコマの次の未使用のコマでプリント画像デ
ータ20を印刷し、印刷が終わるとステップ7において
インクシート7を先頭のコマ位置に戻して印刷動作を終
了する。
【0021】図3は、実施の形態1のステップ2におけ
る画像データの比較・加算・判定、およびステップ5お
よびステップ6における処理内容を示す図である。過去
印刷画像メモリ10内の1番目の画像データ21-1はプ
リント画像データ20より階調レベルの高い部分(画
素)があるので、判定部12で「印刷不可」と判定され
る。また、n番目の画像データ21n はプリント画像デ
ータ20より階調レベルの高い部分(画素)がないので
「印刷可」と判定されて印刷が実行され、過去印刷画像
メモリ10のn番目の画像データ21が加算画像データ
22に書き換えられる様子を示している。
る画像データの比較・加算・判定、およびステップ5お
よびステップ6における処理内容を示す図である。過去
印刷画像メモリ10内の1番目の画像データ21-1はプ
リント画像データ20より階調レベルの高い部分(画
素)があるので、判定部12で「印刷不可」と判定され
る。また、n番目の画像データ21n はプリント画像デ
ータ20より階調レベルの高い部分(画素)がないので
「印刷可」と判定されて印刷が実行され、過去印刷画像
メモリ10のn番目の画像データ21が加算画像データ
22に書き換えられる様子を示している。
【0022】このように、実施の形態1では、CPU
9、過去印刷画像メモリ10および加算画像メモリ13
で、インクシートを用いて印刷した画像データを、当該
インクシートの印刷に用いたコマの位置に対応させてメ
モリに記憶させる過去印刷画像データ記憶手段を構成し
ており、これにより、過去印刷画像メモリ10にはその
インクシート7の各コマで印刷した画像データを各コマ
ごとに蓄積した画像データが書き込まれる。
9、過去印刷画像メモリ10および加算画像メモリ13
で、インクシートを用いて印刷した画像データを、当該
インクシートの印刷に用いたコマの位置に対応させてメ
モリに記憶させる過去印刷画像データ記憶手段を構成し
ており、これにより、過去印刷画像メモリ10にはその
インクシート7の各コマで印刷した画像データを各コマ
ごとに蓄積した画像データが書き込まれる。
【0023】また、比較器11は、印刷しようとする画
像データ20の階調レベルと、印刷に用いようとするイ
ンクシート7のコマに対応する過去印刷画像メモリ10
に書き込まれている過去印刷画像データ21の階調レベ
ルとを、それぞれ対応する位置の各画素ごとに比較する
比較手段を構成しており、判定器12は、比較器11に
おける比較結果に基づいてそのインクシート7のコマに
よる印刷の可否を判定する判定手段を構成している。
像データ20の階調レベルと、印刷に用いようとするイ
ンクシート7のコマに対応する過去印刷画像メモリ10
に書き込まれている過去印刷画像データ21の階調レベ
ルとを、それぞれ対応する位置の各画素ごとに比較する
比較手段を構成しており、判定器12は、比較器11に
おける比較結果に基づいてそのインクシート7のコマに
よる印刷の可否を判定する判定手段を構成している。
【0024】さらに、CPU9は、印刷不可の判定がな
されたときは、印刷しようとする画像データと過去印刷
画像メモリ10に書き込まれている次の過去印刷画像デ
ータとの比較を比較器11に実行させ、印刷可の判定が
なされたときは、インクシート7の上記コマで印刷を実
行させ、印刷が終わると、インクシート7を先頭のコマ
位置に戻して印刷待機状態に移行させる制御手段を構成
している。このため、印刷開始時には、インクシート7
は先頭(1番目)のコマが印刷位置にあるので、次の画
像データを印刷するとき、改めてインクシート7の位置
設定を行う必要がなく、取扱いが容易になる。
されたときは、印刷しようとする画像データと過去印刷
画像メモリ10に書き込まれている次の過去印刷画像デ
ータとの比較を比較器11に実行させ、印刷可の判定が
なされたときは、インクシート7の上記コマで印刷を実
行させ、印刷が終わると、インクシート7を先頭のコマ
位置に戻して印刷待機状態に移行させる制御手段を構成
している。このため、印刷開始時には、インクシート7
は先頭(1番目)のコマが印刷位置にあるので、次の画
像データを印刷するとき、改めてインクシート7の位置
設定を行う必要がなく、取扱いが容易になる。
【0025】以上説明したように、この実施の形態1に
よれば、印刷しようとするプリント画像データを、残っ
ているインクで支障なく印刷できるインクシートのコマ
を選択して印刷するので、インクシートの有効利用が図
れるとともに、再使用したインクシートの印画跡は、複
数回のプリント内容が重なった形で残ることになるの
で、それぞれの印刷内容の判別は困難になり、情報漏れ
のおそれが少なくなる。
よれば、印刷しようとするプリント画像データを、残っ
ているインクで支障なく印刷できるインクシートのコマ
を選択して印刷するので、インクシートの有効利用が図
れるとともに、再使用したインクシートの印画跡は、複
数回のプリント内容が重なった形で残ることになるの
で、それぞれの印刷内容の判別は困難になり、情報漏れ
のおそれが少なくなる。
【0026】なお、一度も使用していないインクシート
を用いて印刷する場合には、1つの画像データの印刷が
終わったきにインクシートを先頭(1番目)のコマに戻
すステップ7の動作を停止させ、印刷した画像データを
逐次過去印刷画像メモリに記憶させるようにすれば、通
常のプリンタ装置と同様に印刷できるとともに、印刷し
た過去印刷画像データが過去印刷画像メモリに書き込ま
れるので、このインクシートのこの実施の形態のプリン
タ装置における再使用が可能となる。さらに、過去印刷
画像メモリに、複数のインクシートの過去印刷画像デー
タを書き込んでおき、装着されたインクシートをCPU
で判別させるか、使用者がインクシートの識別コードを
入力するように構成してもよい。
を用いて印刷する場合には、1つの画像データの印刷が
終わったきにインクシートを先頭(1番目)のコマに戻
すステップ7の動作を停止させ、印刷した画像データを
逐次過去印刷画像メモリに記憶させるようにすれば、通
常のプリンタ装置と同様に印刷できるとともに、印刷し
た過去印刷画像データが過去印刷画像メモリに書き込ま
れるので、このインクシートのこの実施の形態のプリン
タ装置における再使用が可能となる。さらに、過去印刷
画像メモリに、複数のインクシートの過去印刷画像デー
タを書き込んでおき、装着されたインクシートをCPU
で判別させるか、使用者がインクシートの識別コードを
入力するように構成してもよい。
【0027】実施の形態2.図4は、この発明の実施の
形態2を示すブロック図で、図1と同一符号はそれぞれ
同一部分または相当部分を示している。図において、1
4は第1の2階調化器で、256階調のプリント画像デ
ータ20を、例えば第1のしきい値128で2値化し、
128階調以上のデータを「1」、128階調より小さ
いデータを「0」の2階調の画像データに変換する。1
5は第2の2階調化器で、過去印刷画像メモリ10に書
き込むデータ21を第2のしきい値128で2値化し、
128階調以上のデータを「1」、128階調より小さ
いデータを「0」の2階調の画像データに変換する。加
算画像メモリ13に書き込まれる加算画像データ22
は、それぞれ2値化された2階調のプリント画像データ
20と過去印刷画像データ21を加算した2階調の画像
データとなる。
形態2を示すブロック図で、図1と同一符号はそれぞれ
同一部分または相当部分を示している。図において、1
4は第1の2階調化器で、256階調のプリント画像デ
ータ20を、例えば第1のしきい値128で2値化し、
128階調以上のデータを「1」、128階調より小さ
いデータを「0」の2階調の画像データに変換する。1
5は第2の2階調化器で、過去印刷画像メモリ10に書
き込むデータ21を第2のしきい値128で2値化し、
128階調以上のデータを「1」、128階調より小さ
いデータを「0」の2階調の画像データに変換する。加
算画像メモリ13に書き込まれる加算画像データ22
は、それぞれ2値化された2階調のプリント画像データ
20と過去印刷画像データ21を加算した2階調の画像
データとなる。
【0028】また、比較器11は、それぞれ2階調のプ
リント画像データ20の階調レベルと過去印刷画像デー
タ21の階調レベルとを比較し、(過去印刷画像データ
21の階調)<(プリント画像データ20の階調)のと
きは数値「1」を加算器17に出力し、これ以外のとき
は数値は「0」を加算器17に出力し、加算器17は入
力された数値を加算する。判定器12の動作およびCP
U9による制御動作は、図2のフローチャートと同様で
あるので、説明を省略する。
リント画像データ20の階調レベルと過去印刷画像デー
タ21の階調レベルとを比較し、(過去印刷画像データ
21の階調)<(プリント画像データ20の階調)のと
きは数値「1」を加算器17に出力し、これ以外のとき
は数値は「0」を加算器17に出力し、加算器17は入
力された数値を加算する。判定器12の動作およびCP
U9による制御動作は、図2のフローチャートと同様で
あるので、説明を省略する。
【0029】この実施の形態2によれば、実施の形態1
よりインクシート7の再利用の頻度は少なくなるが、過
去印刷画像メモリ10および加算画像メモリ13のメモ
リ容量を小さくできるとともに、比較器11および判定
器12の構成も簡単にできるので、価格の低減が図れ
る。
よりインクシート7の再利用の頻度は少なくなるが、過
去印刷画像メモリ10および加算画像メモリ13のメモ
リ容量を小さくできるとともに、比較器11および判定
器12の構成も簡単にできるので、価格の低減が図れ
る。
【0030】実施の形態3.図5は、この発明の実施の
形態3を示すブロック図で、図1と同一符号はそれぞれ
同一部分または相当部分を示している。図において、比
較器11では、実施の形態1と同様に256階調のプリ
ント画像データ20と過去印刷画像データ21が比較さ
れ、加算器17から加算値Mが判定器16に入力され
る。判定器16は、入力された加算値Mをしきい値Lと
比較して印刷の可否を判定する。このしきい値Lは、印
刷する画像の品質が低くてよいときは大きな値に設定
し、これによってインクシートの再使用の頻度が高くな
る。CPU9による制御動作は、図2のフローチャート
と同様であるので、説明を省略する。
形態3を示すブロック図で、図1と同一符号はそれぞれ
同一部分または相当部分を示している。図において、比
較器11では、実施の形態1と同様に256階調のプリ
ント画像データ20と過去印刷画像データ21が比較さ
れ、加算器17から加算値Mが判定器16に入力され
る。判定器16は、入力された加算値Mをしきい値Lと
比較して印刷の可否を判定する。このしきい値Lは、印
刷する画像の品質が低くてよいときは大きな値に設定
し、これによってインクシートの再使用の頻度が高くな
る。CPU9による制御動作は、図2のフローチャート
と同様であるので、説明を省略する。
【0031】図6は、実施の形態3の判定器16のしき
い値Lの値を変えたときの判定動作と、プリンタ装置で
印刷される画像を示す図である。図6(a)の過去印刷
画像データ21と図6(b)のプリント画像データ20
とを比較し、加算器17から判定器16に入力される加
算値Mが100であったとき、判定器16のしきい値L
をL1 =120に設定してあるときは判定器16から印
刷不可信号Bn が出力され、インクシート7の未使用の
コマで印刷される。図6(c)はこのインクシート7の
未使用のコマで印刷された画像を示している。
い値Lの値を変えたときの判定動作と、プリンタ装置で
印刷される画像を示す図である。図6(a)の過去印刷
画像データ21と図6(b)のプリント画像データ20
とを比較し、加算器17から判定器16に入力される加
算値Mが100であったとき、判定器16のしきい値L
をL1 =120に設定してあるときは判定器16から印
刷不可信号Bn が出力され、インクシート7の未使用の
コマで印刷される。図6(c)はこのインクシート7の
未使用のコマで印刷された画像を示している。
【0032】また、しきい値Lが80のときは、判定器
16から印刷可信号Bo が出力され、インクシート7の
その使用したコマで印刷が行われる。図6(d)はこの
印刷された画像を示している。この図6(d)の印刷画
像の斜線の部分は過去の印刷で残ったインクで印刷され
た部分を示しており、プリント画像データ20の本来の
濃度より薄い濃度で印刷されている。
16から印刷可信号Bo が出力され、インクシート7の
その使用したコマで印刷が行われる。図6(d)はこの
印刷された画像を示している。この図6(d)の印刷画
像の斜線の部分は過去の印刷で残ったインクで印刷され
た部分を示しており、プリント画像データ20の本来の
濃度より薄い濃度で印刷されている。
【0033】実施の形態3の比較器11における比較結
果と、印刷品質との関係を図7に示す。この図7から判
るように、比較器11における比較結果が「0」となる
のはbとdの場合で、インクシートのインク残量の変動
幅と印刷に必要なインク量を考慮すると、bの場合は薄
く印刷できるから正常に印刷できる範囲であり、dの場
合は正常に印刷できる。
果と、印刷品質との関係を図7に示す。この図7から判
るように、比較器11における比較結果が「0」となる
のはbとdの場合で、インクシートのインク残量の変動
幅と印刷に必要なインク量を考慮すると、bの場合は薄
く印刷できるから正常に印刷できる範囲であり、dの場
合は正常に印刷できる。
【0034】この実施の形態3によれば、判定器16の
しきい値Lの値を高く設定すれば、印刷画像の品質は高
くなるがインクシートの再利用の頻度は低くなり、しき
い値Lの値を低く設定すれば、印刷画像の品質は低くな
るがインクシートの再利用の頻度は高くなる。したがっ
て、印刷目的に応じたしきい値Lの値に設定すること
で、インクシートを有効に使用することができる。
しきい値Lの値を高く設定すれば、印刷画像の品質は高
くなるがインクシートの再利用の頻度は低くなり、しき
い値Lの値を低く設定すれば、印刷画像の品質は低くな
るがインクシートの再利用の頻度は高くなる。したがっ
て、印刷目的に応じたしきい値Lの値に設定すること
で、インクシートを有効に使用することができる。
【0035】なお、上記の各実施の形態では、プリンタ
装置の構成と作用を説明したが、これらのプリンタ装置
に、自己の動作確認のための印刷画像の品質を問わない
テストプリント機能や、デジタルスチルカメラの記憶内
容を確認するためのインデックスプリント機能を備えれ
ば、インクシートを有効に使用できるプリンタ装置が実
現できる。
装置の構成と作用を説明したが、これらのプリンタ装置
に、自己の動作確認のための印刷画像の品質を問わない
テストプリント機能や、デジタルスチルカメラの記憶内
容を確認するためのインデックスプリント機能を備えれ
ば、インクシートを有効に使用できるプリンタ装置が実
現できる。
【0036】また、インクシートも複数回使用すれば、
再使用できる確率が低下する。したがって、たとえば3
回以上使われたインクシートのコマ部分については、3
回目の使用後は、そのコマ部分は使用しないようにす
る。つまり、3回使用されたインクシートのコマ部分に
ついては、次回から画像データの比較には使用しないこ
ととし、3回目の印刷終了後のそのコマ部分に関する画
像データの更新はしないように設定してもよい。
再使用できる確率が低下する。したがって、たとえば3
回以上使われたインクシートのコマ部分については、3
回目の使用後は、そのコマ部分は使用しないようにす
る。つまり、3回使用されたインクシートのコマ部分に
ついては、次回から画像データの比較には使用しないこ
ととし、3回目の印刷終了後のそのコマ部分に関する画
像データの更新はしないように設定してもよい。
【0037】この発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に示すような効果を奏する。インクシ
ートを用いて印刷した画像データを、当該インクシート
の印刷に用いたコマの位置に対応させてメモリに書き込
んでおき、印刷しようとする画像データの階調レベル
と、印刷に用いようとするインクシートのコマに対応す
る上記メモリに書き込まれている過去印刷画像データの
階調レベルとを、それぞれ対応する位置の各画素ごとに
比較し、この比較結果に基づいて印刷可否を判定し、印
刷可のときは当該インクシートのコマで印刷を実行さ
せ、印刷不可のときは印刷しようとする画像データとメ
モリに書き込まれているインクシートの次のコマに対応
する過去印刷画像データとの比較を行い、印刷可のコマ
がないときは未使用のコマで印刷するように構成したの
で、インクシートの使用していない部分を有効に利用で
き、さらに再使用したインクシートからは印刷内容の判
別が難しいプリンタ装置が得られる効果がある。
ているので、以下に示すような効果を奏する。インクシ
ートを用いて印刷した画像データを、当該インクシート
の印刷に用いたコマの位置に対応させてメモリに書き込
んでおき、印刷しようとする画像データの階調レベル
と、印刷に用いようとするインクシートのコマに対応す
る上記メモリに書き込まれている過去印刷画像データの
階調レベルとを、それぞれ対応する位置の各画素ごとに
比較し、この比較結果に基づいて印刷可否を判定し、印
刷可のときは当該インクシートのコマで印刷を実行さ
せ、印刷不可のときは印刷しようとする画像データとメ
モリに書き込まれているインクシートの次のコマに対応
する過去印刷画像データとの比較を行い、印刷可のコマ
がないときは未使用のコマで印刷するように構成したの
で、インクシートの使用していない部分を有効に利用で
き、さらに再使用したインクシートからは印刷内容の判
別が難しいプリンタ装置が得られる効果がある。
【図1】 この発明の実施の形態1を示すプリンタ装置
のブロック図である。
のブロック図である。
【図2】 実施の形態1のフローチャートである。
【図3】 実施の形態1のステップ2における画像デー
タの比較・加算・判定、およびステップ5およびステッ
プ6における処理内容を示す図である。
タの比較・加算・判定、およびステップ5およびステッ
プ6における処理内容を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態2を示すプリンタ装置
のブロック図である。
のブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態3を示すプリンタ装置
のブロック図である。
のブロック図である。
【図6】 実施の形態3の判定器のしきい値Lの値を変
えたときの判定動作と、プリンタ装置で印刷される画像
を示す図である。
えたときの判定動作と、プリンタ装置で印刷される画像
を示す図である。
【図7】 実施の形態3の効果を説明する図である。
【図8】 従来のプリンタ装置を示すブロック図であ
る。
る。
1 プリンタ装置、2 画像信号源、3 インターフェ
ース部、4 プリント画像メモリ、5 ヘッド駆動部、
6 サーマルヘッド、7 インクシート、8 印刷機構
部、9 CPU、10 過去印刷画像メモリ、11 比
較器、12,16 判定器、13 加算画像メモリ、1
4,15 2階調化器、17 加算器。
ース部、4 プリント画像メモリ、5 ヘッド駆動部、
6 サーマルヘッド、7 インクシート、8 印刷機構
部、9 CPU、10 過去印刷画像メモリ、11 比
較器、12,16 判定器、13 加算画像メモリ、1
4,15 2階調化器、17 加算器。
Claims (6)
- 【請求項1】 インクシートを用いて印刷した画像デー
タを、当該インクシートの印刷に用いたコマの位置に対
応させて過去印刷画像メモリに記憶させる過去印刷画像
データ記憶手段と、 印刷しようとする画像データと印刷に用いようとするイ
ンクシートのコマに対応する上記過去印刷画像メモリに
記憶されている過去印刷画像データの階調レベルを、そ
れぞれ対応する位置の各画素ごとに比較する比較手段
と、 この比較結果に基づいて印刷可否を判定する判定手段
と、 上記印刷可の判定がなされたときは当該インクシートの
上記コマで印刷を実行させ、印刷不可の判定がなされた
ときは上記印刷しようとする画像データと上記過去印刷
画像メモリに記憶されている次のコマの過去印刷画像デ
ータとの比較を上記比較手段に実行させる制御手段とを
備えたプリンタ装置。 - 【請求項2】 過去印刷画像データ記憶手段が、画像デ
ータの印刷を実行したとき、その印刷に用いたインクシ
ートのコマに対応する過去印刷画像メモリの過去印刷画
像データを、その過去印刷画像データに上記印刷した画
像データを加算した加算画像データに書き換えることを
特徴とする請求項1記載のプリンタ装置。 - 【請求項3】 制御手段が、画像データの印刷を実行し
たのち、印刷に用いたインクシートを先頭のコマ位置に
戻して印刷待機状態に移行させることを特徴とする請求
項1記載のプリンタ装置。 - 【請求項4】 印刷しようとする画像データを2値化す
る手段と、過去印刷画像メモリに記憶される過去印刷画
像データを2値化して記憶させる手段とを備え、比較手
段が上記2値化された印刷しようとする画像データと2
値化された過去印刷画像データとを比較するように構成
されていることを特徴とする請求項1記載のプリンタ装
置。 - 【請求項5】 判定手段が、比較手段の比較結果をしき
い値と比較して印刷の可否を判定するように構成されて
いることを特徴とする請求項1記載のプリンタ装置。 - 【請求項6】 プリンタ装置の動作を確認するテストプ
リント機能、またはデジタルスチルカメラに記憶された
画像を確認するインデックスプリント機能を備えたこと
を特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項記
載のプリンタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3719998A JPH11227240A (ja) | 1998-02-19 | 1998-02-19 | プリンタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3719998A JPH11227240A (ja) | 1998-02-19 | 1998-02-19 | プリンタ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11227240A true JPH11227240A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12490915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3719998A Pending JPH11227240A (ja) | 1998-02-19 | 1998-02-19 | プリンタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11227240A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1201442A1 (en) * | 2000-10-20 | 2002-05-02 | Sharp Kabushiki Kaisha | Ink sheet type-printing apparatus |
JP2011240499A (ja) * | 2010-05-14 | 2011-12-01 | Dainippon Printing Co Ltd | 画像形成システム、および画像形成方法 |
WO2012095912A1 (ja) * | 2011-01-14 | 2012-07-19 | 三菱電機株式会社 | 印画制御装置 |
JP5465341B2 (ja) * | 2011-01-14 | 2014-04-09 | 三菱電機株式会社 | 印画制御装置 |
-
1998
- 1998-02-19 JP JP3719998A patent/JPH11227240A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1201442A1 (en) * | 2000-10-20 | 2002-05-02 | Sharp Kabushiki Kaisha | Ink sheet type-printing apparatus |
US6437814B1 (en) | 2000-10-20 | 2002-08-20 | Sharp Kabushiki Kaisha | Ink sheet type-printing apparatus |
JP2011240499A (ja) * | 2010-05-14 | 2011-12-01 | Dainippon Printing Co Ltd | 画像形成システム、および画像形成方法 |
WO2012095912A1 (ja) * | 2011-01-14 | 2012-07-19 | 三菱電機株式会社 | 印画制御装置 |
WO2012095893A1 (ja) * | 2011-01-14 | 2012-07-19 | 三菱電機株式会社 | 印画制御装置 |
JP5465341B2 (ja) * | 2011-01-14 | 2014-04-09 | 三菱電機株式会社 | 印画制御装置 |
US8780156B2 (en) | 2011-01-14 | 2014-07-15 | Mitsubishi Electric Corporation | Print control device |
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