JPH1122658A - スクロール型圧縮機 - Google Patents
スクロール型圧縮機Info
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- JPH1122658A JPH1122658A JP9179611A JP17961197A JPH1122658A JP H1122658 A JPH1122658 A JP H1122658A JP 9179611 A JP9179611 A JP 9179611A JP 17961197 A JP17961197 A JP 17961197A JP H1122658 A JPH1122658 A JP H1122658A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C17/00—Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing
- F01C17/06—Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements
- F01C17/066—Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements with an intermediate piece sliding along perpendicular axes, e.g. Oldham coupling
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
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- F01C21/00—Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
- F01C21/10—Outer members for co-operation with rotary pistons; Casings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/02—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
- F04C18/0207—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
- F04C18/0215—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form where only one member is moving
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 重量が軽く、生産性が良く、低コストなスク
ロール型圧縮機を提供すること。 【解決手段】 ハウジング本体２１、及びハウジングフ
ロント部２２を有するハウジング２と、オルダムリング
６とを含むスクロール型圧縮機１において、ハウジング
フロント部２２が、鉄系材料よりも比重の軽い非鉄系材
料から成り、ハウジングフロント部２２の可動スクロー
ル部材５に対向する面に、鉄系材料から成り、可動スク
ロール部材５に作用するスラスト荷重を受け止めるスラ
スト受け７が設けられ、スラスト受け７にオルダムリン
グ６の第２のキー６３を摺動自在に受け入れる第２のキ
ー溝７１が形成されていることを特徴とする。
ロール型圧縮機を提供すること。 【解決手段】 ハウジング本体２１、及びハウジングフ
ロント部２２を有するハウジング２と、オルダムリング
６とを含むスクロール型圧縮機１において、ハウジング
フロント部２２が、鉄系材料よりも比重の軽い非鉄系材
料から成り、ハウジングフロント部２２の可動スクロー
ル部材５に対向する面に、鉄系材料から成り、可動スク
ロール部材５に作用するスラスト荷重を受け止めるスラ
スト受け７が設けられ、スラスト受け７にオルダムリン
グ６の第２のキー６３を摺動自在に受け入れる第２のキ
ー溝７１が形成されていることを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、空調装置
に使用されるスクロール型圧縮機に属する。
に使用されるスクロール型圧縮機に属する。
【０００２】
【従来の技術】図５は従来のスクロール型圧縮機の一例
の縦断面図である。図５を参照して、従来のスクロール
型圧縮機１は、一端が開口したハウジング本体２１、及
びこのハウジング本体２１の一端開口面に取り付けられ
たハウジングフロント部２２を有するハウジング２と、
このハウジング２内に回転自在に設けられた回転軸３
と、ハウジング２内に固定された固定スクロール部材４
と、第１のキー溝（図示せず）を有し、ハウジング２内
で固定スクロール部材４に噛み合わされ、且つ回転軸３
に連結されてこの回転軸３の回転中心軸を中心にして旋
回運動を行う可動スクロール部材５と、前記第１のキー
溝に摺動自在に嵌入される第１のキー（図示せず）、及
びこの第１のキーの延在方向に対して直交する方向に延
在する第２のキー６３を有し、前記旋回運動の際の可動
スクロール部材５の自転を阻止するためのオルダムリン
グ６とを含んでいる。
の縦断面図である。図５を参照して、従来のスクロール
型圧縮機１は、一端が開口したハウジング本体２１、及
びこのハウジング本体２１の一端開口面に取り付けられ
たハウジングフロント部２２を有するハウジング２と、
このハウジング２内に回転自在に設けられた回転軸３
と、ハウジング２内に固定された固定スクロール部材４
と、第１のキー溝（図示せず）を有し、ハウジング２内
で固定スクロール部材４に噛み合わされ、且つ回転軸３
に連結されてこの回転軸３の回転中心軸を中心にして旋
回運動を行う可動スクロール部材５と、前記第１のキー
溝に摺動自在に嵌入される第１のキー（図示せず）、及
びこの第１のキーの延在方向に対して直交する方向に延
在する第２のキー６３を有し、前記旋回運動の際の可動
スクロール部材５の自転を阻止するためのオルダムリン
グ６とを含んでいる。
【０００３】尚、ハウジングフロント部には、略板状の
ものと、略漏斗状のものとがあり、略板状のものをフロ
ントエンドプレートと称し、略漏斗状のものをフロント
ハウジングと称し、これらの総称をハウジングフロント
部と言うことにする。
ものと、略漏斗状のものとがあり、略板状のものをフロ
ントエンドプレートと称し、略漏斗状のものをフロント
ハウジングと称し、これらの総称をハウジングフロント
部と言うことにする。
【０００４】図５に示すスクロール型圧縮機１の場合、
ハウジングフロント部２２として、フロントエンドプレ
ートが用いられ、このフロントエンドプレート２２に、
軸挿通部２０がボルト９により取り付けられている。
ハウジングフロント部２２として、フロントエンドプレ
ートが用いられ、このフロントエンドプレート２２に、
軸挿通部２０がボルト９により取り付けられている。
【０００５】そして、この従来のスクロール型圧縮機１
の場合、ハウジングフロント部２２は、可動スクロール
部材５に作用するスラスト荷重を直接受け止めるように
成っているため、その材料として耐摩耗性の高い鉄系材
料、例えば、鉄、鉄の合金、鋳鉄、鋳鉄の合金等が用い
られている。一般的に、ハウジングフロント部２２は、
先ず、鋳造によりハウジングフロント部素材を形成し、
このフロントハウジング部素材を切削加工で仕上げ加工
することにより形成される。
の場合、ハウジングフロント部２２は、可動スクロール
部材５に作用するスラスト荷重を直接受け止めるように
成っているため、その材料として耐摩耗性の高い鉄系材
料、例えば、鉄、鉄の合金、鋳鉄、鋳鉄の合金等が用い
られている。一般的に、ハウジングフロント部２２は、
先ず、鋳造によりハウジングフロント部素材を形成し、
このフロントハウジング部素材を切削加工で仕上げ加工
することにより形成される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
スクロール型圧縮機では、ハウジングフロント部の材料
として、鉄系材料が用いられているので、重量が重く成
ると言う問題がある。
スクロール型圧縮機では、ハウジングフロント部の材料
として、鉄系材料が用いられているので、重量が重く成
ると言う問題がある。
【０００７】また、ハウジングフロント部の材料とし
て、鉄系材料が用いられているので、加工を行い難く、
従って、生産性が悪く、コストがかさむという問題もあ
る。
て、鉄系材料が用いられているので、加工を行い難く、
従って、生産性が悪く、コストがかさむという問題もあ
る。
【０００８】それ故に、本発明の課題は、重量が軽く、
生産性が良く、低コストなスクロール型圧縮機を提供す
ることにある。
生産性が良く、低コストなスクロール型圧縮機を提供す
ることにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明によ
れば、一端が開口したハウジング本体、及び該ハウジン
グ本体の一端開口面に取り付けられたハウジングフロン
ト部を有するハウジングと、該ハウジング内に回転自在
に設けられた回転軸と、前記ハウジング内に固定された
固定スクロール部材と、第１のキー溝を有し、前記ハウ
ジング内で前記固定スクロール部材に噛み合わされ、且
つ前記回転軸に連結されて該回転軸の回転中心軸を中心
にして旋回運動を行う可動スクロール部材と、前記第１
のキー溝に摺動自在に嵌入される第１のキー、及び該第
１のキーの延在方向に対して直交する方向に延在する第
２のキーを有し、前記旋回運動の際の前記可動スクロー
ル部材の自転を阻止するためのオルダムリングとを含む
スクロール型圧縮機において、前記ハウジングフロント
部が、鉄系材料よりも比重の軽い非鉄系材料から成り、
該ハウジングフロント部の前記可動スクロール部材に対
向する面に、鉄系材料から成り、前記可動スクロール部
材に作用するスラスト荷重を受け止めるスラスト受けが
設けられ、該スラスト受けに前記第２のキーを前記直交
する方向で摺動自在に受け入れる第２のキー溝が形成さ
れていることを特徴とするスクロール型圧縮機が得られ
る。
れば、一端が開口したハウジング本体、及び該ハウジン
グ本体の一端開口面に取り付けられたハウジングフロン
ト部を有するハウジングと、該ハウジング内に回転自在
に設けられた回転軸と、前記ハウジング内に固定された
固定スクロール部材と、第１のキー溝を有し、前記ハウ
ジング内で前記固定スクロール部材に噛み合わされ、且
つ前記回転軸に連結されて該回転軸の回転中心軸を中心
にして旋回運動を行う可動スクロール部材と、前記第１
のキー溝に摺動自在に嵌入される第１のキー、及び該第
１のキーの延在方向に対して直交する方向に延在する第
２のキーを有し、前記旋回運動の際の前記可動スクロー
ル部材の自転を阻止するためのオルダムリングとを含む
スクロール型圧縮機において、前記ハウジングフロント
部が、鉄系材料よりも比重の軽い非鉄系材料から成り、
該ハウジングフロント部の前記可動スクロール部材に対
向する面に、鉄系材料から成り、前記可動スクロール部
材に作用するスラスト荷重を受け止めるスラスト受けが
設けられ、該スラスト受けに前記第２のキーを前記直交
する方向で摺動自在に受け入れる第２のキー溝が形成さ
れていることを特徴とするスクロール型圧縮機が得られ
る。
【００１０】請求項２記載の発明によれば、前記スラス
ト受けが、前記ハウジング本体の前端部内周面と嵌合す
るようになっていることを特徴とする請求項１記載のス
クロール型圧縮機が得られる。
ト受けが、前記ハウジング本体の前端部内周面と嵌合す
るようになっていることを特徴とする請求項１記載のス
クロール型圧縮機が得られる。
【００１１】請求項３記載の発明によれば、前記ハウジ
ングの径方向における前記ハウジングフロント部と前記
スラスト受けとの接合部分に、空所が設けられているこ
とを特徴とする請求項２記載のスクロール型圧縮機が得
られる。
ングの径方向における前記ハウジングフロント部と前記
スラスト受けとの接合部分に、空所が設けられているこ
とを特徴とする請求項２記載のスクロール型圧縮機が得
られる。
【００１２】請求項４記載の発明によれば、前記ハウジ
ングフロント部が、前記ハウジング本体の前端部内周面
と嵌合するようになっており、前記スラスト受けが、前
記ハウジング本体の内周面から離隔していることを特徴
とする請求項１記載のスクロール型圧縮機が得られる。
ングフロント部が、前記ハウジング本体の前端部内周面
と嵌合するようになっており、前記スラスト受けが、前
記ハウジング本体の内周面から離隔していることを特徴
とする請求項１記載のスクロール型圧縮機が得られる。
【００１３】請求項５記載の発明によれば、前記ハウジ
ングフロント部と前記スラスト受けとの接合部分近傍
に、テーパー部が設けられていることを特徴とする請求
項４記載のスクロール型圧縮機が得られる。
ングフロント部と前記スラスト受けとの接合部分近傍
に、テーパー部が設けられていることを特徴とする請求
項４記載のスクロール型圧縮機が得られる。
【００１４】請求項６記載の発明によれば、前記ハウジ
ングフロント部と前記スラスト受けとが鋳ぐるみにより
接合されていることを特徴とする請求項１乃至請求項５
のいずれか一つの請求項に記載のスクロール型圧縮機が
得られる。
ングフロント部と前記スラスト受けとが鋳ぐるみにより
接合されていることを特徴とする請求項１乃至請求項５
のいずれか一つの請求項に記載のスクロール型圧縮機が
得られる。
【００１５】
【発明の実施の形態】図１は本発明の第１の実施形態に
よるスクロール型圧縮機の縦断面図、図２は図１に示す
スクロール型圧縮機のオルダムリングを示し、（ａ）は
正面図、（ｂ）は平面図、図３は図１に示すスクロール
型圧縮機の回転阻止機構部を示し、（ａ）は側方から見
た構成図、（ｂ）は上方から見た構成図である。
よるスクロール型圧縮機の縦断面図、図２は図１に示す
スクロール型圧縮機のオルダムリングを示し、（ａ）は
正面図、（ｂ）は平面図、図３は図１に示すスクロール
型圧縮機の回転阻止機構部を示し、（ａ）は側方から見
た構成図、（ｂ）は上方から見た構成図である。
【００１６】図１乃至図３を参照して、本実施形態のス
クロール型圧縮機１は、ハウジング２と、回転軸３と、
固定スクロール部材４と、可動スクロール部材５と、オ
ルダムリング６と、スラスト受け７とを含んで構成され
ている。
クロール型圧縮機１は、ハウジング２と、回転軸３と、
固定スクロール部材４と、可動スクロール部材５と、オ
ルダムリング６と、スラスト受け７とを含んで構成され
ている。
【００１７】ハウジング２は、一端が開口した略カップ
状のハウジング本体２１と、このハウジング本体２１の
一端開口面に取り付けられた略漏斗状のフロントハウジ
ング（ハウジングフロント部の一形態）２２とで構成さ
れている。このフロントハウジング２２は、シム２３を
介在させてボルト２４によりハウジング本体２１の一端
開口面に取り付けられている。フロントハウジング２２
の一端側（可動スクロール部材５に対向する側）の部分
には、第１の段部２２ａ、第２の段部２２ｂが形成され
ている。更に、フロントハウジング２２には、第２の段
部２２ｂを取り囲むように環状凹部２２ｃが形成されて
いる。
状のハウジング本体２１と、このハウジング本体２１の
一端開口面に取り付けられた略漏斗状のフロントハウジ
ング（ハウジングフロント部の一形態）２２とで構成さ
れている。このフロントハウジング２２は、シム２３を
介在させてボルト２４によりハウジング本体２１の一端
開口面に取り付けられている。フロントハウジング２２
の一端側（可動スクロール部材５に対向する側）の部分
には、第１の段部２２ａ、第２の段部２２ｂが形成され
ている。更に、フロントハウジング２２には、第２の段
部２２ｂを取り囲むように環状凹部２２ｃが形成されて
いる。
【００１８】ハウジング２の径方向において、フロント
ハウジング２２の第１の段部２２ａの外周面とスラスト
受け７の内周面との間に空所Ａができるように、第１の
段部２２ａは、その外周部分に、角部を除去することに
より構成された除去部２２ｅを有している。同様に、ハ
ウジング２の径方向において、フロントハウジング２２
の環状凹部２２ｃの外側内周面とスラスト受け７の外周
面との間に空所Ｂができるように、環状凹部２２ｃは、
その外側部分に、角部を除去することにより構成された
除去部２２ｄを有している。
ハウジング２２の第１の段部２２ａの外周面とスラスト
受け７の内周面との間に空所Ａができるように、第１の
段部２２ａは、その外周部分に、角部を除去することに
より構成された除去部２２ｅを有している。同様に、ハ
ウジング２の径方向において、フロントハウジング２２
の環状凹部２２ｃの外側内周面とスラスト受け７の外周
面との間に空所Ｂができるように、環状凹部２２ｃは、
その外側部分に、角部を除去することにより構成された
除去部２２ｄを有している。
【００１９】ハウジング本体２１の材料としては、鉄系
材料よりも比重の軽い非鉄系材料、例えば、アルミ、ア
ルミ合金、マグネシウム、マグネシウム合金等が用いら
れる。同様に、フロントエンドプレート２２の材料とし
ては、鉄系材料よりも比重の軽い非鉄系材料が用いられ
る。
材料よりも比重の軽い非鉄系材料、例えば、アルミ、ア
ルミ合金、マグネシウム、マグネシウム合金等が用いら
れる。同様に、フロントエンドプレート２２の材料とし
ては、鉄系材料よりも比重の軽い非鉄系材料が用いられ
る。
【００２０】尚、ハウジングとしては、筒状のハウジン
グ本体、即ち、両端が開口したハウジング本体と、この
ハウジング本体の一端開口面に取り付けられるハウジン
グフロント部と、ハウジング本体の他端面に取り付けら
れるシリンダヘッドとから成るものでも、勿論、構わな
い。また、本実施形態では、ハウジングフロント部とし
てフロントハウジングを用いたが、この代わりに、略板
状のフロントエンドプレートに、軸挿通部を取り付けた
ものでも良い。この場合、フロントエンドプレートの材
料としては、フロントハウジング２２と同様に、鉄系材
料よりも比重の軽い非鉄系材料が用いられる。また、軸
挿通部の材料としては、本発明の課題からして、鉄系材
料よりも比重の軽い非鉄系材料が適する。
グ本体、即ち、両端が開口したハウジング本体と、この
ハウジング本体の一端開口面に取り付けられるハウジン
グフロント部と、ハウジング本体の他端面に取り付けら
れるシリンダヘッドとから成るものでも、勿論、構わな
い。また、本実施形態では、ハウジングフロント部とし
てフロントハウジングを用いたが、この代わりに、略板
状のフロントエンドプレートに、軸挿通部を取り付けた
ものでも良い。この場合、フロントエンドプレートの材
料としては、フロントハウジング２２と同様に、鉄系材
料よりも比重の軽い非鉄系材料が用いられる。また、軸
挿通部の材料としては、本発明の課題からして、鉄系材
料よりも比重の軽い非鉄系材料が適する。
【００２１】回転軸３は、小径部３１と、大径部３２
と、クランクピン部３３とを有している。この回転軸３
は、フロントハウジング２２に設けられたボールベアリ
ング２５，２６を介してフロントハウジング２２に支持
され、ハウジング２内で回転自在と成っており、この先
端部は、フロントハウジング２２を通じて、ハウジング
２の外部へ突出している。このハウジング２から突出し
た部分は、フロントハウジング２２に取り付けられた電
磁クラッチ（図示せず）に連結されている。そして、こ
の電磁クラッチを介して、回転軸３は、外部駆動源（図
示せず）、例えば、エンジンにより駆動される。クラン
クピン部３３には、偏心ブッシュ３４が回転自在に装着
されている。
と、クランクピン部３３とを有している。この回転軸３
は、フロントハウジング２２に設けられたボールベアリ
ング２５，２６を介してフロントハウジング２２に支持
され、ハウジング２内で回転自在と成っており、この先
端部は、フロントハウジング２２を通じて、ハウジング
２の外部へ突出している。このハウジング２から突出し
た部分は、フロントハウジング２２に取り付けられた電
磁クラッチ（図示せず）に連結されている。そして、こ
の電磁クラッチを介して、回転軸３は、外部駆動源（図
示せず）、例えば、エンジンにより駆動される。クラン
クピン部３３には、偏心ブッシュ３４が回転自在に装着
されている。
【００２２】固定スクロール部材４は、略円板状の第１
の板体４１と、この第１の板体４１の一面に設けられた
第１のうず巻体４２とから成る。第１の板体４１には、
吐出孔４１ａが形成されている。固定スクロール部材４
は、ボルト４３によりハウジング２内に固定され、この
固定スクロール部材４の第１の板体４１とフロントハウ
ジング２２との間には、取込空間２７が構成され、第１
の板体４１とハウジング本体２１の底部との間に吐出室
２８が構成されている。
の板体４１と、この第１の板体４１の一面に設けられた
第１のうず巻体４２とから成る。第１の板体４１には、
吐出孔４１ａが形成されている。固定スクロール部材４
は、ボルト４３によりハウジング２内に固定され、この
固定スクロール部材４の第１の板体４１とフロントハウ
ジング２２との間には、取込空間２７が構成され、第１
の板体４１とハウジング本体２１の底部との間に吐出室
２８が構成されている。
【００２３】可動スクロール部材５は、略円板状の第２
の板体５１と、この第２の板体５１の一面に設けられた
第２のうず巻体５２とから成る。第２の板体５１には、
後述するオルダムリング６の第１のキー６２をその延在
方向で摺動自在に受け入れる第１のキー溝５１ａが形成
されている。また、第２の板体５１の他面には、ボス部
５１ｂが形成されている。可動スクロール部材５は、ハ
ウジング２内で固定スクロール部材４に噛み合わされて
いる。また、可動スクロール部材５のボス部５１ｂ内に
は、回転軸３に取り付けられた偏心ブッシュ３４が挿入
されており、これにより、回転軸３と可動スクロール部
材５とが連結され、回転軸３が回転すると、可動スクロ
ール部材５は、回転軸３の回転中心軸を中心にして旋回
運動を行うように成っている。
の板体５１と、この第２の板体５１の一面に設けられた
第２のうず巻体５２とから成る。第２の板体５１には、
後述するオルダムリング６の第１のキー６２をその延在
方向で摺動自在に受け入れる第１のキー溝５１ａが形成
されている。また、第２の板体５１の他面には、ボス部
５１ｂが形成されている。可動スクロール部材５は、ハ
ウジング２内で固定スクロール部材４に噛み合わされて
いる。また、可動スクロール部材５のボス部５１ｂ内に
は、回転軸３に取り付けられた偏心ブッシュ３４が挿入
されており、これにより、回転軸３と可動スクロール部
材５とが連結され、回転軸３が回転すると、可動スクロ
ール部材５は、回転軸３の回転中心軸を中心にして旋回
運動を行うように成っている。
【００２４】オルダムリング６は、リング状部６１と、
このリング状部６１の厚さ方向一端面から僅かに平行に
離れた平面上に有り、リング状部６１の第１の径方向
（図２（ａ）上、左右方向）に沿って延在し、リング状
部６１に連結された第１のキー６２と、リング状部６１
と同一平面上に有り、第１の径方向と直交するリング状
部６１の第２の径方向（図２（ａ）上、上下方向）に沿
って延在し、リング状部６１に連設された第２のキー６
３とを有している。オルダムリング６は、可動スクロー
ル部材５及びスラスト受け７と係合し、可動スクロール
部材５が旋回運動を行う際に生じる自転（可動スクロー
ル部材５の中心点を回転中心とする回転）を阻止する。
第１のキー６２は、可動スクロール部材５の第１のキー
溝５１ａ内にその延在方向に沿って摺動自在に嵌入され
る。第２のキー６３は、後述するスラスト受け７の第２
のキー溝７１内に摺動自在に嵌入される。
このリング状部６１の厚さ方向一端面から僅かに平行に
離れた平面上に有り、リング状部６１の第１の径方向
（図２（ａ）上、左右方向）に沿って延在し、リング状
部６１に連結された第１のキー６２と、リング状部６１
と同一平面上に有り、第１の径方向と直交するリング状
部６１の第２の径方向（図２（ａ）上、上下方向）に沿
って延在し、リング状部６１に連設された第２のキー６
３とを有している。オルダムリング６は、可動スクロー
ル部材５及びスラスト受け７と係合し、可動スクロール
部材５が旋回運動を行う際に生じる自転（可動スクロー
ル部材５の中心点を回転中心とする回転）を阻止する。
第１のキー６２は、可動スクロール部材５の第１のキー
溝５１ａ内にその延在方向に沿って摺動自在に嵌入され
る。第２のキー６３は、後述するスラスト受け７の第２
のキー溝７１内に摺動自在に嵌入される。
【００２５】スラスト受け７は、略リング状であり、鉄
系材料、例えば、鉄、鉄の合金、鋳鉄、鋳鉄の合金等か
ら成り、フロントハウジング２２の可動スクロール部材
５に対向する面に取り付けられ、可動スクロール部材５
に作用するスラスト荷重を受け止める。このスラスト受
け７には、オルダムリング６の第２のキー６３を上述の
第２の径方向で摺動自在に受け入れる第２のキー溝７１
が形成されている。また、スラスト受け７の一端側（フ
ロントハウジング２２に対向する側）の部分には、環状
凸部７２が形成されている。この環状凸部７２は、フロ
ントハウジング２２の第２の段部２２ｂを取り囲み、そ
の内側面で第２の段部２２ｂと密着している。また、こ
の環状凸部７２の先端部は、フロントハウジング２２の
環状凹部２２ｃ内に嵌入している。また、スラスト受け
７の外周面は、ハウジング本体２１の内周面に僅かの隙
間を開けて対向するようになっており、このスラスト受
け７の外周面には、環状溝７３が形成され、この環状溝
７３内には、シール材７４が配置されている。
系材料、例えば、鉄、鉄の合金、鋳鉄、鋳鉄の合金等か
ら成り、フロントハウジング２２の可動スクロール部材
５に対向する面に取り付けられ、可動スクロール部材５
に作用するスラスト荷重を受け止める。このスラスト受
け７には、オルダムリング６の第２のキー６３を上述の
第２の径方向で摺動自在に受け入れる第２のキー溝７１
が形成されている。また、スラスト受け７の一端側（フ
ロントハウジング２２に対向する側）の部分には、環状
凸部７２が形成されている。この環状凸部７２は、フロ
ントハウジング２２の第２の段部２２ｂを取り囲み、そ
の内側面で第２の段部２２ｂと密着している。また、こ
の環状凸部７２の先端部は、フロントハウジング２２の
環状凹部２２ｃ内に嵌入している。また、スラスト受け
７の外周面は、ハウジング本体２１の内周面に僅かの隙
間を開けて対向するようになっており、このスラスト受
け７の外周面には、環状溝７３が形成され、この環状溝
７３内には、シール材７４が配置されている。
【００２６】本実施形態の場合、フロントハウジング２
２とスラスト受け７との接合は、鋳ぐるみにより行われ
ている。即ち、先ず、予めスラスト受け７を、鋳造或い
は鍛造等により形成し、このスラスト受け７に仕上げ加
工を施さないまま、フロントハウジング２２を成形する
ための金型内に入れ、このスラスト受け７を配置した金
型を用いてフロントハウジング２２を鋳造することによ
り、フロントハウジング２２とスラスト受け７とを接合
するように成っている。この鋳ぐるみの後に、フロント
ハウジング２２及びスラスト受け７の可動スクロール部
材５に対向する面、並びにスラスト受け７の外周面及び
内周面を切削工具より仕上げ加工するように成ってい
る。この際、鉄系材料よりも比重の軽い非鉄系材料専用
の切削工具と、鉄系材料専用の切削工具とを使い分けた
方が、切削時間の短縮化及び切削工具の長寿命化にとっ
て大変有利であるが、本実施形態の場合、上述のように
フロントハウジング２２とスラスト受け７との間には、
空所Ａ，Ｂが有るので、この部分で、切削工具を取り替
えることができ、しかも、仕上げ加工のやり残しも生じ
ない。勿論、空所Ａ，Ｂ内は、仕上げ加工する必要はな
い。
２とスラスト受け７との接合は、鋳ぐるみにより行われ
ている。即ち、先ず、予めスラスト受け７を、鋳造或い
は鍛造等により形成し、このスラスト受け７に仕上げ加
工を施さないまま、フロントハウジング２２を成形する
ための金型内に入れ、このスラスト受け７を配置した金
型を用いてフロントハウジング２２を鋳造することによ
り、フロントハウジング２２とスラスト受け７とを接合
するように成っている。この鋳ぐるみの後に、フロント
ハウジング２２及びスラスト受け７の可動スクロール部
材５に対向する面、並びにスラスト受け７の外周面及び
内周面を切削工具より仕上げ加工するように成ってい
る。この際、鉄系材料よりも比重の軽い非鉄系材料専用
の切削工具と、鉄系材料専用の切削工具とを使い分けた
方が、切削時間の短縮化及び切削工具の長寿命化にとっ
て大変有利であるが、本実施形態の場合、上述のように
フロントハウジング２２とスラスト受け７との間には、
空所Ａ，Ｂが有るので、この部分で、切削工具を取り替
えることができ、しかも、仕上げ加工のやり残しも生じ
ない。勿論、空所Ａ，Ｂ内は、仕上げ加工する必要はな
い。
【００２７】図４は本発明の第２の実施形態によるスク
ロール型圧縮機の縦断面図である。本実施形態のスクロ
ール型圧縮機１は、第１の実施形態と略同構成であるの
で、第１の実施形態と同様な構成部分については、第１
の実施形態と同じ参照番号を付してその説明を省略し、
第１の実施形態と構成の異なる部分についてのみ説明す
る。
ロール型圧縮機の縦断面図である。本実施形態のスクロ
ール型圧縮機１は、第１の実施形態と略同構成であるの
で、第１の実施形態と同様な構成部分については、第１
の実施形態と同じ参照番号を付してその説明を省略し、
第１の実施形態と構成の異なる部分についてのみ説明す
る。
【００２８】本実施形態のスクロール型圧縮機１の場
合、フロントハウジング２２は、ハウジング本体２１の
内周面に嵌合する環状凸部２２ｆを有しているが、第１
の実施形態のように、第１の段部２２ａ、第２の段部２
２ｂ、環状凹部２２ｃを有していない。環状凸部２２ｆ
の外周面には、環状溝２２ｇが形成され、この環状溝２
２ｇ内にシール材２７が配置されている。また、環状凸
部２２ｆのスラスト受け側端部の外周部には、切欠き部
２２ｈが形成されている。以上のようにフロントハウジ
ング２２を構成することにより、第１の実施形態よりも
更にスラスト受け７を小型化することができる。
合、フロントハウジング２２は、ハウジング本体２１の
内周面に嵌合する環状凸部２２ｆを有しているが、第１
の実施形態のように、第１の段部２２ａ、第２の段部２
２ｂ、環状凹部２２ｃを有していない。環状凸部２２ｆ
の外周面には、環状溝２２ｇが形成され、この環状溝２
２ｇ内にシール材２７が配置されている。また、環状凸
部２２ｆのスラスト受け側端部の外周部には、切欠き部
２２ｈが形成されている。以上のようにフロントハウジ
ング２２を構成することにより、第１の実施形態よりも
更にスラスト受け７を小型化することができる。
【００２９】本実施形態の場合、スラスト受け７の環状
凸部７２は、フロントハウジング２２の切欠き部２２ｈ
に嵌合するように成っており、また、このスラスト受け
７の外周面は、ハウジング本体２１の内周面から離隔す
るように成っており、第１の実施形態のように、シール
材７３を配するための環状溝７３が形成されていない。
勿論、これは、フロントハウジング２２に環状凸部２２
ｆが形成され、この環状凸部２２ｆに形成された環状溝
２２ｇ内にシール材２７が配置されているので、必要無
いためである。
凸部７２は、フロントハウジング２２の切欠き部２２ｈ
に嵌合するように成っており、また、このスラスト受け
７の外周面は、ハウジング本体２１の内周面から離隔す
るように成っており、第１の実施形態のように、シール
材７３を配するための環状溝７３が形成されていない。
勿論、これは、フロントハウジング２２に環状凸部２２
ｆが形成され、この環状凸部２２ｆに形成された環状溝
２２ｇ内にシール材２７が配置されているので、必要無
いためである。
【００３０】本実施形態も、第１の実施形態と同様に、
フロントハウジング２２とスラスト受け７とは鋳ぐるみ
により接合されているが、本実施形態の場合、第１の実
施形態の空所Ａ，Ｂの代わりに、フロントハウジング２
２とスラスト受け７との接合部分の近傍において、フロ
ントハウジング２２にテーパー部２２ｉ，２２ｊが形成
されている。このテーパー部２２ｉ，２２ｊには、バリ
が発生することがなく、仕上げ加工を施す必要が無い。
このため、テーパー部２２ｉ，２２ｊによって、ハウジ
ング２の径方向及び回転軸３の軸方向の両方向で、フロ
ントハウジング２２の仕上げ加工を施す部分と、スラス
ト受け７の仕上げ加工を施す部分とを引き離すことがで
き、従って、このテーパー部２２ｉ，２２ｊの所で、切
削工具を取り替えることができるように成っている。
フロントハウジング２２とスラスト受け７とは鋳ぐるみ
により接合されているが、本実施形態の場合、第１の実
施形態の空所Ａ，Ｂの代わりに、フロントハウジング２
２とスラスト受け７との接合部分の近傍において、フロ
ントハウジング２２にテーパー部２２ｉ，２２ｊが形成
されている。このテーパー部２２ｉ，２２ｊには、バリ
が発生することがなく、仕上げ加工を施す必要が無い。
このため、テーパー部２２ｉ，２２ｊによって、ハウジ
ング２の径方向及び回転軸３の軸方向の両方向で、フロ
ントハウジング２２の仕上げ加工を施す部分と、スラス
ト受け７の仕上げ加工を施す部分とを引き離すことがで
き、従って、このテーパー部２２ｉ，２２ｊの所で、切
削工具を取り替えることができるように成っている。
【００３１】
【発明の効果】本発明のスクロール型圧縮機は、ハウジ
ングフロント部の可動スクロール部材の対向する面に鉄
系材料から成るスラスト受けを設けたので、ハウジング
フロント部を、鉄系材料よりも比重の軽い非鉄系材料で
構成することができるため、従来よりも軽量化すること
ができ、また、ハウジングフロント部を鉄系材料よりも
比重の軽い非鉄系材料で構成できるので、その加工を容
易に行うことができ、この結果、製造コストを低減する
こともできる。
ングフロント部の可動スクロール部材の対向する面に鉄
系材料から成るスラスト受けを設けたので、ハウジング
フロント部を、鉄系材料よりも比重の軽い非鉄系材料で
構成することができるため、従来よりも軽量化すること
ができ、また、ハウジングフロント部を鉄系材料よりも
比重の軽い非鉄系材料で構成できるので、その加工を容
易に行うことができ、この結果、製造コストを低減する
こともできる。
【図１】本発明の第１の実施形態によるスクロール型圧
縮機の縦断面図である。
縮機の縦断面図である。
【図２】図１に示すスクロール型圧縮機のオルダムリン
グを示し、（ａ）は正面図、（ｂ）は平面図である。
グを示し、（ａ）は正面図、（ｂ）は平面図である。
【図３】図１に示すスクロール型圧縮機の回転阻止機構
部を示し、（ａ）は側方から見た構成図、（ｂ）は上方
から見た構成図である。
部を示し、（ａ）は側方から見た構成図、（ｂ）は上方
から見た構成図である。
【図４】本発明の第２の実施形態によるスクロール型圧
縮機の縦断面図である。
縮機の縦断面図である。
【図５】従来のスクロール型圧縮機の一例の縦断面図で
ある。
ある。
１ スクロール型圧縮機 ２ ハウジング ３ 回転軸 ４ 固定スクロール部材 ５ 可動スクロール部材 ６ オルダムリング ７ スラスト受け ２１ ハウジング本体 ２２ フロントハウジング ２２ａ 第１の段部 ２２ｂ 第２の段部 ２２ｃ 環状凹部 ２２ｄ 除去部 ２２ｅ 除去部 ２２ｆ 環状凸部 ２２ｇ 環状溝 ２２ｈ 切欠き部 ２２ｉ テーパー部 ２２ｊ テーパー部 ４１ 第１の板体 ４２ 第１のうず巻体 ５１ 第２の板体 ５１ａ 第１のキー溝 ５２ 第２のうず巻体 ６１ リング状部 ６２ 第１のキー ６３ 第２のキー ７１ 第２のキー溝 ７２ 環状凸部 ７３ 環状溝 ７４ シール材
Claims (6)
- 【請求項１】 一端が開口したハウジング本体、及び該
ハウジング本体の一端開口面に取り付けられたハウジン
グフロント部を有するハウジングと、該ハウジング内に
回転自在に設けられた回転軸と、前記ハウジング内に固
定された固定スクロール部材と、第１のキー溝を有し、
前記ハウジング内で前記固定スクロール部材に噛み合わ
され、且つ前記回転軸に連結されて該回転軸の回転中心
軸を中心にして旋回運動を行う可動スクロール部材と、
前記第１のキー溝に摺動自在に嵌入される第１のキー、
及び該第１のキーの延在方向に対して直交する方向に延
在する第２のキーを有し、前記旋回運動の際の前記可動
スクロール部材の自転を阻止するためのオルダムリング
とを含むスクロール型圧縮機において、 前記ハウジングフロント部が、鉄系材料よりも比重の軽
い非鉄系材料から成り、該ハウジングフロント部の前記
可動スクロール部材に対向する面に、鉄系材料から成
り、前記可動スクロール部材に作用するスラスト荷重を
受け止めるスラスト受けが設けられ、該スラスト受けに
前記第２のキーを前記直交する方向で摺動自在に受け入
れる第２のキー溝が形成されていることを特徴とするス
クロール型圧縮機。 - 【請求項２】 前記スラスト受けが、前記ハウジング本
体の前端部内周面と嵌合するようになっていることを特
徴とする請求項１記載のスクロール型圧縮機。 - 【請求項３】 前記ハウジングの径方向における前記ハ
ウジングフロント部と前記スラスト受けとの接合部分
に、空所が設けられていることを特徴とする請求項２記
載のスクロール型圧縮機。 - 【請求項４】 前記ハウジングフロント部が、前記ハウ
ジング本体の前端部内周面と嵌合するようになってお
り、前記スラスト受けが、前記ハウジング本体の内周面
から離隔していることを特徴とする請求項１記載のスク
ロール型圧縮機。 - 【請求項５】 前記ハウジングフロント部と前記スラス
ト受けとの接合部分近傍に、テーパー部が設けられてい
ることを特徴とする請求項４記載のスクロール型圧縮
機。 - 【請求項６】 前記ハウジングフロント部と前記スラス
ト受けとが鋳ぐるみにより接合されていることを特徴と
する請求項１乃至請求項５のいずれか一つの請求項に記
載のスクロール型圧縮機。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9179611A JPH1122658A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | スクロール型圧縮機 |
| EP98112384A EP0889241A1 (en) | 1997-07-04 | 1998-07-03 | Scroll-type fluid displacement apparatus and method for manufacturing such apparatus |
| US09/110,250 US6139292A (en) | 1997-07-04 | 1998-07-06 | Scroll-type fluid displacement apparatus including oldham coupling mechanism and method for manufacturing such apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9179611A JPH1122658A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | スクロール型圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1122658A true JPH1122658A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16068785
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9179611A Pending JPH1122658A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | スクロール型圧縮機 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6139292A (ja) |
| EP (1) | EP0889241A1 (ja) |
| JP (1) | JPH1122658A (ja) |
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| JP2007198330A (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-09 | Hitachi Ltd | スクロール圧縮機の製造方法 |
| US9890439B2 (en) | 2014-07-30 | 2018-02-13 | Fritz Winter Eisengiesserei Gmbh & Co. Kg | Method for casting cast parts |
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| JP3933492B2 (ja) | 2002-02-19 | 2007-06-20 | サンデン株式会社 | スクロール型圧縮機 |
| JP2005282495A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Anest Iwata Corp | スクロール流体機械 |
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-
1997
- 1997-07-04 JP JP9179611A patent/JPH1122658A/ja active Pending
-
1998
- 1998-07-03 EP EP98112384A patent/EP0889241A1/en not_active Ceased
- 1998-07-06 US US09/110,250 patent/US6139292A/en not_active Expired - Lifetime
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| US6139292A (en) | 2000-10-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060223 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060301 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060628 |