JPH11226475A - 処理液吐出ノズルおよび基板処理装置 - Google Patents
処理液吐出ノズルおよび基板処理装置Info
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- JPH11226475A JPH11226475A JP10030196A JP3019698A JPH11226475A JP H11226475 A JPH11226475 A JP H11226475A JP 10030196 A JP10030196 A JP 10030196A JP 3019698 A JP3019698 A JP 3019698A JP H11226475 A JPH11226475 A JP H11226475A
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Abstract
時の衝撃による処理不良を防止することができる処理液
吐出ノズルおよびそれを備えた基板処理装置を提供する
ことである。 【解決手段】 現像液吐出ノズル10のノズル本体部2
0は上部材11、シート状パッキン13および下部材1
2をボルト14,15で接合することにより構成され
る。下部材12の下面には複数の吐出口22が設けられ
ている。下部材12の下面におけるカップ側の縁部に沿
って切り欠き凹所23が形成されている。下部材12の
下面の切り欠き凹所23をカップのテーパ部の内側縁部
の上方に位置させ、複数の吐出口22を基板の外周部と
カップのテーパ部の内側縁部との間に位置させた状態で
現像液の吐出を開始する。
Description
処理液吐出ノズルおよびそれを備えた基板処理装置に関
する。
板、フォトマスク用ガラス基板、光ディスク用基板等の
基板に所定の処理を行うために基板処理装置が用いられ
る。基板処理装置には、現像装置、塗布装置、洗浄装置
等がある。
膜に処理液として現像液を供給することにより現像処理
を行う。塗布装置では、基板の表面に処理液としてフォ
トレジスト液等の塗布液を供給することにより塗布処理
を行う。洗浄装置では、基板の表面に処理液として洗浄
液を供給することにより洗浄処理を行う。
給された処理液が周囲に飛散することを防止するために
基板の周囲を取り囲むように処理液飛散防止用のカップ
が設けられている。
構成を示す模式図である。図12の現像装置は、基板1
00を保持する基板保持部1を備える。基板保持部1
は、モータ2の回転軸3の先端部に水平に固定され、鉛
直方向の軸の周りで回転駆動される。基板保持部1に保
持された基板100の周囲を取り囲むように飛散防止用
のカップ50が設けられている。カップ50の上端部に
は、内側に傾斜したテーパ部50aが形成されている。
それにより、カップ50内に浮遊する現像液のミスト
(液体粒子)が外部に漏れ出ることが阻止される。
で回動自在に設けられたノズルアーム(図示せず)の先
端に取り付けられており、カップ50内の基板保持部1
に保持された基板100の上方位置とカップ50外の待
機位置との間で移動可能に構成されている。
カップ50外の待機位置からカップ50内の基板100
の上方位置に移動した後、基板100上の感光性膜に現
像液を供給する。供給された現像液は、基板100の回
転によって基板100の全面に塗り広げられ、感光性膜
と接触する。表面張力により基板100上に現像液を保
持した状態(液盛り)で一定時間基板100を静止させ
ることにより感光性膜の現像が行われる。現像液の供給
が終了すると、現像液吐出ノズル90はノズルアームの
回動によりカップ50内の基板100の上方位置からカ
ップ50外の待機位置に移動する。
では、回転する基板100に吐出開始時の現像液が当た
ることにより基板100上の感光性膜が大きな衝撃を受
ける。その衝撃で現像液中に気泡が生じ、感光性膜の表
面に残留する微小な気泡が現像欠陥となる場合がある。
また、吐出開始時の現像液による衝撃で感光性膜が損傷
するおそれもある。
液吐出ノズルによる現像液の吐出を開始し、現像液を吐
出しながら現像液吐出ノズルを基板上に移動させること
により、吐出開始時の現像液による衝撃が基板に加わる
ことを防止することが提案されている。
めに複数の吐出口を有する現像液吐出ノズルが提案され
ている。図13(a),(b)は複数の吐出口を有する
現像液吐出ノズルのそれぞれ正面図および底面図であ
る。図13に示すように、現像液吐出ノズル60の下面
には、複数の吐出口61が一直線状に配列されている。
本体部65は、図14に示すように、上部材62と下部
材63とを接合することにより構成される。上部材62
と下部材63との接合の際には現像液と反応する接着剤
を用いることができないため、上部材62と下部材63
との間にシート状パッキン64を挟み込んで上部材6
2、シート状パッキン64および下部材63を複数のボ
ルト66,67で接合する方法が用いられる。
近くにボルト66,67を挿入する領域が必要となるた
め、吐出口61を下部材63の下面の縁部近傍に形成す
ることができない。それにより、現像液吐出ノズル60
をカップ50のテーパ部50aの内側縁部の近くまで移
動させた場合でも、現像液吐出ノズル60の吐出口61
から吐出される現像液を基板100外に滴下することが
できない。
ることにより、基板100の外周部とテーパ部50aの
内側縁部との間の隙間を広げると、現像液吐出ノズル6
0の吐出口61を基板100の外周部とカップ50のテ
ーパ部50aの内側縁部との間に位置させることが可能
となる。しかしながら、この場合、カップ50内の現像
液のミストがカップ50外に漏れ出ることを十分に防止
することができず、カップ50の性能が損なわれること
になる。
つ処理液の吐出開始時の衝撃による処理不良を防止する
ことができる処理液吐出ノズルおよびそれを備えた基板
処理装置を提供することである。
発明に係る処理液吐出ノズルは、カップ内に保持された
基板に処理液を吐出する処理液吐出ノズルであって、下
面に処理液吐出口を有するノズル本体部を備え、処理液
吐出口が基板の外周部とカップの内側縁部との間に位置
した状態でカップの内側縁部の上方に位置するようにノ
ズル本体部の下面におけるカップ側の縁部に沿って凹所
が設けられたものである。
は、ノズル本体部の下面におけるカップ側の縁部に沿っ
て凹所が設けられているので、基板の外周部とカップの
内側縁部との間の隙間が狭い場合でも、カップの内側縁
部の上方にノズル本体部の凹所を位置させることによ
り、処理液吐出口を基板の外周部とカップの内側縁部と
の間に位置させることができる。それにより、吐出開始
時に処理液を基板の外周部とカップの内側縁部との間に
滴下することができる。
となく、吐出開始時の処理液による衝撃が基板の表面に
加わることを防止することができる。その結果、カップ
の性能を維持しつつ処理液の吐出開始時の衝撃による処
理不良を防止することが可能となる。
1の発明に係る処理液吐出ノズルの構成において、ノズ
ル本体部は、処理液入口が設けられた上部材と、処理液
吐出口が設けられた下部材と、上部材と下部材との間に
挟み込まれるシート状パッキンとを備え、下部材の下面
におけるカップ側の縁部に沿って凹所が形成され、上部
材、シート状パッキンおよび下部材が凹所の位置および
処理液吐出口よりも基板側の位置でねじ部材により接合
されたものである。
ッキンを挟んでねじ部材により接合することによりノズ
ル本体部が構成されるので、処理液と接着剤との反応の
問題が生じない。特に、凹所の位置にねじ部材が設けら
れるので、処理液吐出口が基板の外周部とカップの内側
縁部との間に位置した状態でねじ部材がカップの内側縁
部の上方に位置することになる。したがって、ねじ部材
に妨げられることなく吐出開始時に処理液を基板の外周
部とカップの内側縁部との間に滴下することが可能とな
る。
1または第2の発明に係る処理液吐出ノズルの構成にお
いて、処理液吐出口が複数の孔状吐出口であることを特
徴とする。
部との間で複数の孔状吐出口からの処理液の吐出を開始
させ、処理液を吐出しながら複数の孔状吐出口を基板の
表面に近接させた状態で処理液吐出ノズルを基板上へ移
動させることができる。したがって、基板の表面に衝撃
を与えることなく基板の表面に処理液を均一に供給する
ことができる。
1または第2の発明に係る処理液吐出ノズルの構成にお
いて、処理液吐出口がスリット状吐出口であることを特
徴とする。
部との間でスリット状吐出口からの処理液の吐出を開始
させ、処理液を吐出しながらスリット状吐出口を基板の
表面に近接させた状態で処理液吐出ノズルを基板上へ移
動させることができる。したがって、基板の表面に衝撃
を与えることなく基板の表面に処理液を均一に供給する
ことができる。
所定の処理を行う基板処理装置であって、基板を保持す
る基板保持手段と、基板保持手段に保持された基板の周
囲を取り囲むように配設されたカップと、基板保持手段
に保持された基板の上方の位置とカップ外の待機位置と
の間で移動可能に設けられ、下面に処理液を吐出する処
理液吐出口を有する処理液吐出ノズルとを備え、処理液
吐出ノズルの処理液吐出口が基板の外周部とカップの内
側縁部との間に位置した状態でカップの内側縁部の上方
に位置するように処理液吐出ノズルの下面におけるカッ
プ側の縁部に沿って凹所が設けられたものである。
板保持手段に保持された基板の周囲を取り囲むようにカ
ップが配設され、処理液吐出ノズルが基板保持手段に保
持された基板の上方の位置とカップ外の待機位置との間
で移動可能に設けられている。
ップ側の縁部に沿って凹所が設けられているので、基板
の外周部とカップの内側縁部との間の隙間が狭い場合で
も、カップの内側縁部の上方に処理液吐出ノズルの凹所
を位置させることにより、処理液吐出口を基板の外周部
とカップの内側縁部との間に位置させることができる。
それにより、吐出開始時に処理液を基板の外周部とカッ
プの内側縁部との間に滴下することができる。
となく、吐出開始時の処理液による衝撃が基板の表面に
加わることを防止することができる。その結果、カップ
の性能を維持しつつ処理液の吐出開始時の衝撃による処
理不良を防止することが可能となる。
発明に係る基板処理装置の構成において、基板保持手段
を回転駆動する駆動手段と、基板保持手段に保持された
基板の外周部とカップの内側縁部との間に処理液吐出ノ
ズルの処理液吐出口が位置する状態で処理液の吐出を開
始させ、駆動手段により基板保持手段を回転駆動しつつ
処理液吐出ノズルを基板上へ移動させる制御手段とをさ
らに備えたものである。
周部とカップの内側縁部との間に滴下した後、処理液吐
出ノズルが処理液を吐出しながら回転する基板上へ移動
する。それにより、基板の表面の全体に均一に処理液を
供給することができる。
の一例として現像装置について説明する。
の主要部の断面図、図2は図1の現像装置の平面図であ
る。
0を水平姿勢で吸引保持する基板保持部1を備える。基
板保持部1はモータ2の回転軸3の先端部に固定され、
鉛直方向の軸の周りで回転可能に構成されている。
り囲むように処理液飛散防止用のカップ4,5が配設さ
れている。カップ5は固定されており、カップ4はカッ
プ駆動部(図示せず)により上下動自在に設けられてい
る。このカップ4は、内方に傾斜するテーパ部4aと、
そのテーパ部4aの外側上方を取り囲む円筒状のスプラ
ッシュガード4bとを有する。
には待機ポット6が配置されている。また、ノズルアー
ム7がアーム駆動部8により水平面内で回動可能に設け
られている。ノズルアーム7の先端部の下面側には現像
液吐出ノズル10が取り付けられており、ノズルアーム
7の回動により現像液吐出ノズル10が矢印Rで示すよ
うにカップ4内の基板100の上方位置と待機ポット6
の位置とで移動可能となっている。
スプラッシュガード4bの部分には、現像液吐出ノズル
10の通過を可能にするように切り欠き部4cが設けら
れている。現像液吐出ノズル10には、現像液供給系
(図示せず)から処理液として現像液が供給される。
アーム駆動部8による現像液吐出ノズル10の移動、現
像液吐出ノズル10からの現像液の吐出およびカップ駆
動部によるカップ4の上下動を制御する。
0を回転させつつ現像液吐出ノズル10が基板100の
外周部とカップ4のテーパ部4aとの間の位置から回転
する基板100の中心部まで現像液を吐出しながら移動
する。
ノズル10のそれぞれ正面図、底面図および側面図であ
る。また、図4(a),(b),(c)は図3(a)の
現像液吐出ノズル10のそれぞれA−A線断面図、B−
B線断面図およびC−C線断面図である。
の外周部とカップ4のテーパ部4aの内側縁部との間に
位置する状態でカップ4側を矢印Xで示し、基板100
側を矢印Yで示す。
は、上部材11および下部材12を備え、上部材11と
下部材12とがシート状パッキン13を挟んでボルト1
4,15で接合されている。これらの上部材11、シー
ト状パッキン13および下部材12によりノズル本体部
20が構成される。
設けられ、下面には複数の吐出口22が設けられてい
る。複数の吐出口22のうち少なくとも一部の吐出口2
2は、基板100の外周部に沿うように円弧状に配列さ
れている。
側の縁部に沿って切り欠き凹所23が設けられている。
これにより、ノズル本体部20の吐出口22よりもカッ
プ4側の部分の厚みが他の部分の厚みよりも薄くなるよ
うにノズル本体部20の底面が段差状に形成されてい
る。
(a)に示すように、液入口21から現像液が導入され
る液導入部24が設けられている。図4(a),
(b),(c)に示すように、下部材12には、一端部
側から他端部側に延びる液溜まり部25、および各吐出
口22から上方に延びる管状の吐出流路27,27aが
形成されている。
出流路27aの上端は、上部材11に設けられた管状の
上部流路28を介して液溜まり部25の上端に連通して
いる。残りの複数の吐出流路27の上端は、図4
(a),(b)に示すように、斜め下方に延びる管状の
傾斜流路26を介して液溜まり部25の下端に連通して
いる。本実施例では、2つの吐出流路27aが上部流路
28を介して液溜まり部25に連通している。
像液吐出ノズル10における上部材11のそれぞれ平面
図、正面図、底面図およびD−D線断面図である。
貫通する液導入部24が形成されている。この上部材1
1の下面には、上部流路28を構成する2つの溝部28
aが形成されている。また、上部材11のカップ4側の
縁部に沿ってボルト14を挿入するための複数のねじ孔
31が形成され、基板100側の縁部に沿ってボルト1
5を挿入するための複数のねじ孔32が形成されてい
る。
(e)は現像液吐出ノズル10における下部材12のそ
れぞれ平面図、正面図、底面図、E−E線断面図および
F−F線断面図である。
は、液溜まり部25を構成する凹部25aが形成されて
いる。また、下部材12の下面には、複数の吐出口22
が形成されている。さらに、複数の吐出口22から上面
に貫通する複数の吐出流路27,27aが形成されてい
る。また、下部材12には、2つの吐出流路27aを除
く残りの吐出流路27と凹部25aの下端とを結合する
傾斜流路26が形成されている。下部材12の下面に
は、カップ4側の縁部に沿って切り欠き凹所23が形成
されている。
ルト14を挿入するための複数のねじ孔33が形成さ
れ、基板100側の縁部に沿ってボルト15を挿入する
ための複数のねじ孔34が形成されている。
る。図7に示すように、シート状パッキン13には、上
部材11の液導入部24と下部材12の凹部25aとを
連通させる連通孔36、上部材11の溝部28aと下部
材12の凹部25aとを連通させる連通孔35および上
部材11の溝部28aと下部材12の吐出流路27aと
を連通させる連通孔37が設けられている。
の縁部に沿ってボルト14を挿入するための複数のねじ
孔38が形成され、基板100側の縁部に沿ってボルト
15を挿入するための複数のねじ孔39が設けられてい
る。
2の上面との間に図7のシート状パッキン13を挟み込
んでねじ孔31,38,33にボルト14を通しかつね
じ孔32,39,34にボルト15を通して上部材1
1、シート状パッキン13および下部材12を連結する
ことにより、図4に示した液溜まり部25および上部流
路28が構成される。
段に相当し、現像液吐出ノズル10が処理液吐出ノズル
に相当し、制御部9が制御手段に相当する。
吐出口22を基板100の外周部とカップ4のテーパ部
4aの内側縁部との間に配置した場合のそれぞれ平面図
および正面図である。
は、現像液吐出ノズル10の下面のカップ4側の縁部に
沿って切り欠き凹所23が設けられているので、基板1
00の外周部とカップ4のテーパ部4aの内側縁部との
間の隙間が狭い場合でも、図9に示すように、切り欠き
凹所23をテーパ部4aの内側縁部の上部に位置させる
ことにより吐出口22を基板100の外周部とカップ4
のテーパ部4aの内側縁部との間に配置することができ
る。
が基板100の外周部に沿うように円弧状に配列されて
いるので、基板100の外周部とカップ4のテーパ部4
aとの間の隙間が狭い場合でも、図8に示すように、す
べての吐出口22を基板100の外周部とカップ4のテ
ーパ部4aの内側縁部との間に配置することが可能とな
る。
現像液の吐出開始時に、現像液を基板100とカップ4
との間の隙間に滴下し、現像液を吐出しながら現像液吐
出ノズル10を回転する基板100上へ移動させること
ができる。それにより、吐出開始時の現像液による衝撃
が基板100上の感光性膜に加わることを防止しつつ基
板100の表面の全体に現像液を均一に供給することが
できる。
を設けたり、カップ4の開口部の径を拡大する必要がな
いので、カップ4の性能を維持することができ、カップ
4内の現像液のミストがカップ4外に漏れ出ることや風
切り現象による現像むらが発生することを防止すること
ができる。これらの結果、均一な現像処理を行うことが
できる。さらに、カップ4の寸法を小さくし、現像装置
全体を小型化することも可能となる。
おいては、図4(b)に示したように、複数の吐出流路
27の上端が傾斜流路26を介して液溜まり部25の下
端に連通しているので、気泡が吐出口22から液溜まり
部25に侵入しにくくなっている。液溜まり部25に気
泡が侵入した場合には、その気泡は液溜まり部25の上
部に溜まるため、傾斜流路26を通して吐出口22から
抜けにくくなる。特に、液溜まり部25の端部および液
導入部24の付近に気泡が溜まりやすくなる。しかし、
図4(c)に示したように、液溜まり部25の端部およ
び液導入部24の付近の吐出流路27aが上部流路28
を介して液溜まり部25の上端に連通しているので、液
溜まり部25の上部に溜まった気泡を上部流路28およ
び吐出流路27aを通して吐出口22から容易に抜き出
すことができる。
した現像液を吐出することや、現像液の吐出終了時に気
泡が膨張等を起こして液垂れが発生することを防止する
ことができる。それにより、気泡の混入による現像欠陥
の発生を回避することができる。
は、複数の吐出口22の一部が基板100の外周部に沿
うように円弧状に配列されているが、複数の吐出口22
の全てを基板100の外周部に沿うように円弧状に配列
してもよい。また、複数の吐出口22の少なくとも一部
を基板100の外周部にほぼ沿うように階段状に配列し
てもよい。
装置の平面図である。図10の現像装置においては、ノ
ズルアーム7の先端部の下面側に2つの現像液吐出ノズ
ル10a,10bが取り付けられている。一方の現像液
吐出ノズル10aの下面には、基板100の一方側の外
周部に沿うように複数の吐出口22が円弧状に配列され
ている。また、他方の現像液吐出ノズル10bの下面に
は、基板100の他方側の外周部に沿うように複数の吐
出口22が円弧状に配列されている。
を使用することができる。現像液吐出ノズル10aを用
いる場合には、現像液吐出ノズル10aから現像液を吐
出しつつ、矢印R1で示すように、ノズルアーム7の先
端部を基板100の一方側の外周部から中心部へ移動さ
せ、他方の現像液吐出ノズル10bを用いる場合には、
現像液吐出ノズル10bから現像液を吐出しつつ、矢印
R2で示すように、ノズルアーム7の先端部を基板10
0の他方側の外周部から中心部へ移動させる。
の性能を維持しつつ吐出開始時の現像液による衝撃が基
板100上の感光性膜に加わることを防止し、基板10
0の表面の全体に現像液を均一に供給することができ
る。また、カップ4の寸法を小さくし、現像装置全体を
小型化することも可能となる。さらに、気泡の混入によ
る現像欠陥の発生を防止することができる。
を有する現像液吐出ノズル10,10a,10bについ
て説明したが、本発明はスリット状吐出口を有する現像
液吐出ノズルにも適用することができる。
状吐出口を有する現像液吐出ノズルのそれぞれ正面図、
底面図および側面図である。
図3の現像液吐出ノズル10と同様に、上部材11と下
部材12とを備え、上部材11と下部材12とがシート
状パッキン13を挟んでボルト14,15で接合されて
いる。
面にはスリット状吐出口40が設けられている。スリッ
ト状吐出口40は、基板100の外周部に沿うように円
弧状に形成されている。また、現像液吐出ノズル110
の下部材12の下面におけるカップ4側の縁部に沿って
切り欠き凹所23が設けられている。
分の構成は、図3の現像液吐出ノズル10の構成と同様
である。
も、スリット状吐出口40の全体を基板100の外周部
とカップ4のテーパ部4aの内側縁部との間に配置する
ことができ、吐出開始時の現像液を基板100の外周部
とカップ4のテーパ部4aの内側端部との間の隙間に滴
下することができる。
リット状吐出口40の全体が基板100の外周部に沿う
ように円弧状に形成されているが、スリット状吐出口4
0の一部を基板100の外周部に沿うように円弧状に形
成してもよい。また、スリット状吐出口40の少なくと
も一部を基板100の外周部にほぼ沿うように階段状に
形成してもよい。
出ノズルおよび現像装置に適用した場合を説明したが、
本発明は、例えばレジスト液等の塗布液を吐出する塗布
液吐出ノズルおよびそれを用いた塗布装置など、他の処
理液吐出ノズルおよびそれを用いた基板処理装置にも適
用することができる。
断面図である。
の正面図、底面図および側面図である。
−B線断面図およびC−C線断面図である。
面図、底面図およびD−D線断面図である。
面図、底面図、E−E線断面図およびF−F線断面図で
ある。
平面図である。
ップのテーパ部の内側縁部との間に配置した状態を示す
平面図である。
ップのテーパ部の内側縁部との間に配置した状態を示す
正面図である。
図である。
の正面図、底面図および側面図である。
である。
面図および底面図である。
部の内側縁部の近傍に移動させた状態を示す正面図であ
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 カップ内に保持された基板に処理液を吐
出する処理液吐出ノズルであって、下面に処理液吐出口
を有するノズル本体部を備え、前記処理液吐出口が基板
の外周部と前記カップの内側縁部との間に位置した状態
で前記カップの内側縁部の上方に位置するように前記ノ
ズル本体部の下面における前記カップ側の縁部に沿って
凹所が設けられたことを特徴とする処理液吐出ノズル。 - 【請求項2】 前記ノズル本体部は、処理液入口が設け
られた上部材と、前記処理液吐出口が設けられた下部材
と、前記上部材と前記下部材との間に挟み込まれるシー
ト状パッキンとを備え、 前記下部材の下面における前記カップ側の縁部に沿って
前記凹所が形成され、前記上部材、前記シート状パッキ
ンおよび前記下部材が前記凹所の位置および前記処理液
吐出口よりも基板側の位置でねじ部材により接合された
ことを特徴とする請求項1記載の処理液吐出ノズル。 - 【請求項3】 前記処理液吐出口が複数の孔状吐出口で
あることを特徴とする請求項1または2記載の処理液吐
出ノズル。 - 【請求項4】 前記処理液吐出口がスリット状吐出口で
あることを特徴とする請求項1または2記載の処理液吐
出ノズル。 - 【請求項5】 基板に所定の処理を行う基板処理装置で
あって、 基板を保持する基板保持手段と、 前記基板保持手段に保持された基板の周囲を取り囲むよ
うに配設されたカップと、 前記基板保持手段に保持された基板の上方の位置と前記
カップ外の待機位置との間で移動可能に設けられ、下面
に処理液を吐出する処理液吐出口を有する処理液吐出ノ
ズルとを備え、 前記処理液吐出ノズルの前記処理液吐出口が基板の外周
部と前記カップの内側縁部との間に位置した状態で前記
カップの内側縁部の上方に位置するように前記処理液吐
出ノズルの下面における前記カップ側の縁部に沿って凹
所が設けられたことを特徴とする基板処理装置。 - 【請求項6】 前記基板保持手段を回転駆動する駆動手
段と、 前記基板保持手段に保持された基板の外周部と前記カッ
プの内側縁部との間に前記処理液吐出ノズルの前記処理
液吐出口が位置する状態で処理液の吐出を開始させ、前
記駆動手段により前記基板保持手段を回転駆動しつつ前
記処理液吐出ノズルを基板上へ移動させる制御手段とを
さらに備えたことを特徴とする請求項5記載の基板処理
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10030196A JPH11226475A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 処理液吐出ノズルおよび基板処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10030196A JPH11226475A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 処理液吐出ノズルおよび基板処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11226475A true JPH11226475A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12297007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10030196A Pending JPH11226475A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 処理液吐出ノズルおよび基板処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11226475A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003518735A (ja) * | 1999-12-23 | 2003-06-10 | ラム リサーチ コーポレーション | カップ、スピン・リンス・ドライモジュール、およびスピン・リンス・ドライモジュールの中に半導体ウエハを載置するための方法 |
JP2008060294A (ja) * | 2006-08-31 | 2008-03-13 | Hitachi High-Technologies Corp | 基板処理装置、基板処理方法、及び基板の製造方法 |
JP2009231620A (ja) * | 2008-03-24 | 2009-10-08 | Sokudo Co Ltd | 基板処理装置 |
-
1998
- 1998-02-12 JP JP10030196A patent/JPH11226475A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003518735A (ja) * | 1999-12-23 | 2003-06-10 | ラム リサーチ コーポレーション | カップ、スピン・リンス・ドライモジュール、およびスピン・リンス・ドライモジュールの中に半導体ウエハを載置するための方法 |
JP2008060294A (ja) * | 2006-08-31 | 2008-03-13 | Hitachi High-Technologies Corp | 基板処理装置、基板処理方法、及び基板の製造方法 |
JP2009231620A (ja) * | 2008-03-24 | 2009-10-08 | Sokudo Co Ltd | 基板処理装置 |
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