JPH11225460A - 回転機のロータ抜き取り、挿入装置およびその方法 - Google Patents

回転機のロータ抜き取り、挿入装置およびその方法

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JPH11225460A
JPH11225460A JP2331798A JP2331798A JPH11225460A JP H11225460 A JPH11225460 A JP H11225460A JP 2331798 A JP2331798 A JP 2331798A JP 2331798 A JP2331798 A JP 2331798A JP H11225460 A JPH11225460 A JP H11225460A
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JP
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rotor
stator
suspension device
rail
shaft
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JP2331798A
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English (en)
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Shigeo Ishida
成男 石田
Katsuyuki Makino
勝幸 牧野
Kenji Matsuura
健治 松浦
Keiichi Sato
恵一 佐藤
Yoichi Takahashi
洋一 高橋
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JFE Engineering Corp
Fukuyama Kyodokiko Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
Fukuyama Kyodokiko Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転機の巻線を傷つけることなくステータか
らロータを抜取り、挿入する。 【解決手段】 ロータ10の一方側の軸10bに継ぎシ
ャフト12を装着し、回転機9をステータ用台車8に載
せる。固定側ロータ吊り装置1および移動側ロータ吊り
装置2によって継ぎシャフト12を装着したロータ10
を吊り上げて固定したまま、ステータ用台車8を移動さ
せてステータ11をロータ10から抜取る。ロータ用台
車7をロータ10の下方に移動し、固定側ロータ吊り装
置1および移動側ロータ吊り装置2により継ぎシャフト
12を装着したロータ10を吊り下げてロータ用台車7
に載せる。固定側ロータ吊り装置1および移動側ロータ
吊り装置2からロータ10および継ぎシャフト12を外
す。ステータ用台車8をロータ用台車7から遠ざけて移
動してステータ11をロータ10および継ぎシャフト1
2から引抜く。ロータ10から継ぎシャフト12を取り
外す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電動機や発電機
等の回転機、特に、小型から中型の回転機のロータ抜き
取り、挿入装置およびその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、回転機のロータ抜き取りおよび挿
入作業においては、クレーンを2台使用し、片側に継ぎ
シャフトを装着したロータ軸の両側を吊った後、クレー
ン2台を同時に操作してロータの抜き取りまたは挿入作
業を実施していた(以下、「先行技術1」という)。
【0003】しかしながら、先行技術1では、クレーン
を2台同時に安定させて操作しなければならず、操作が
極めて困難であり、継ぎシャフトを取り外す際も不安定
な状態のままで取り外し作業を実施することとなるため
回転機の巻線に傷を付ける恐れがある。また、長時間ク
レーンを占領することとなり、他作業へも影響を与える
問題があった。
【0004】実開昭59−191872号公報は、1台
のクレーンおよび台車を使用してステータ(固定子)か
らロータ(回転子)を抜き取る方法を開示する(以下、
「先行技術2」という)。先行技術2によれば、クレー
ン操作は1台で良いため、2台同時に操作するよりは作
業が容易である点が改善されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、クレー
ンを操作してロータを抜くことは変わらず、水平レベル
を保つ微調整が難しく、巻線に傷を付ける可能性が高い
といった問題がある。回転機のエアーギャップは、片側
1mm未満と狭いものが多いからである。また、台車を
クレーンで引く作業は安全性に問題があり、クレーンを
長時間占領して他の作業に使用できないことも従来と変
わらず、作業能率が悪いといった問題もある。
【0006】従って、この発明の目的は、上述の問題を
解決し、回転機の巻線を傷つけることなく短時間に効率
良く且つ容易にロータの抜き取りおよび挿入作業を実施
することができる、回転機のロータの抜き取り、挿入装
置およびその方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
回転機のステータからロータを抜き取りまたはステータ
へロータを挿入するための装置において、所定間隔を開
けて敷設された2本の平行なレールからなるロータ吊り
装置用レールと、前記ロータ吊り装置用レールの内側
に、前記ロータ吊り装置用レールの2本のレールの間隔
よりも狭い間隔を開けて前記ロータ吊り装置用レールと
平行に敷設された2本の平行なレールからなる台車用レ
ールと、継ぎシャフトが装着されたロータの一端を吊る
ための、前記ロータ吊り装置用レールの一端側に固定し
て設けられた、固定側ロータ吊り装置と、前記継ぎシャ
フトが装着された前記ロータの他端を吊るための、前記
ロータ吊り装置用レール上を移動可能な移動側ロータ吊
り装置と、前記台車用レール上を移動可能な、ロータを
載せるためのロータ用台車と、前記台車用レール上を移
動可能な、ステータを載せるためのステータ用台車とか
らなり、前記固定側ロータ吊り装置は、複数本の鉛直部
および前記鉛直部の上部を連結する水平部からなる枠体
と、前記水平部に設置された、上下方向および前記レー
ルと直交する水平方向に移動可能なロータ吊り機構とか
らなり、前記移動側ロータ吊り装置は、複数本の鉛直部
および前記鉛直部の上部を連結する水平部からなる枠体
と、前記水平部に設置された上下方向および前記レール
と直交する水平方向に移動可能なロータ吊り機構と、前
記鉛直部の下端に設けられた前記ロータ吊り装置用レー
ル上を移動するための車輪とからなることに特徴を有す
るものである。
【0008】請求項2記載の発明は、回転機のステータ
からロータを抜き取る方法において、請求項1記載の装
置を用い、ロータの一方側の軸に継ぎシャフトを装着
し、回転機をステータ用台車に載せ、固定側ロータ吊り
装置および移動側ロータ吊り装置によって前記継ぎシャ
フトを装着した前記ロータを吊り上げ、次いで、そのま
ま前記ステータ用台車を移動させてステータを前記ロー
タから抜き取り、ロータ用台車を前記ロータの下方に移
動し、前記固定側ロータ吊り装置および前記移動側ロー
タ吊り装置により前記継ぎシャフトを装着した前記ロー
タを吊り下げて前記ロータ用台車に載せ、前記固定側ロ
ータ吊り装置および前記移動側ロータ吊り装置から前記
継ぎシャフトを装着した前記ロータを外し、前記ステー
タ用台車を前記ロータ用台車から遠ざけて移動して前記
ステータを前記継ぎシャフトを装着した前記ロータから
引抜き、前記ロータから前記継ぎシャフトを取り外すこ
とに特徴を有するものである。
【0009】請求項3記載の発明は、回転機のステータ
にロータを挿入する方法において、請求項1記載の装置
を用い、ロータ用台車にロータを載せ、前記ロータの一
方側の軸に継ぎシャフトを装着し、ステータ用台車にス
テータを載せ、前記ステータ用台車を前記ロータ用台車
に近づくように移動して前記ステータを前記継ぎシャフ
トに嵌め込み、前記継ぎシャフトを装着した前記ロータ
を前記固定側ロータ吊り装置および前記移動側ロータ吊
り装置によって吊り上げ、前記ロータ用台車を前記ロー
タの下方から系外へ移動し、前記ステータ用台車を移動
させて前記ステータを前記ロータに挿入し、前記継ぎシ
ャフトを装着した前記ロータを前記固定側ロータ吊り装
置および前記移動側ロータ吊り装置から外し、前記ロー
タから前記継ぎシャフトを取り外すことに特徴を有する
ものである。
【0010】継ぎシャフトを装着したロータ(ロータお
よび継ぎシャフト)の両端部を吊るため、2機のロータ
吊り装置を、1機は地上に固定して設け、もう1機は2
本の平行なレール(以下、「吊り装置用レール」とい
う)上を移動可能に設ける。吊り装置用レールの内側
に、該吊り装置用レールと平行に2本のレール(以下、
「台車用レール」という)を敷設し、この台車用レール
上にステータ用台車およびロータ用台車を移動可能に設
ける。回転機(ステータおよびロータ)をステータ用台
車に載せる。ステータとステータ内のロータとから構成
されている回転機のロータの軸の一端に継ぎシャフトを
装着する。継ぎシャフトを装着したロータの両端部をロ
ータ吊り装置によって吊り上げる。この状態で、ステー
タ用台車を移動させてロータ用台車から遠ざけるとステ
ータがロータの軸方向に移動しステータがロータから抜
き取られる。このときは、2機の吊り装置によって吊ら
れ固定されているのでステータを継ぎシャフトを装着し
たロータから完全に切り離すことはできない。その後、
ロータ吊り装置により継ぎシャフトを装着したロータを
下げてロータ用台車上に載せ、吊り装置から継ぎシャフ
トを装着したロータを外す。外したらステータを載せた
ステータ用台車をロータおよび継ぎシャフトを載せたロ
ータ用台車から遠ざけることによりロータおよび継ぎシ
ャフトとステータとが完全に切り離される。次いで、ロ
ータから継ぎシャフトを取り外す。
【0011】本発明においては、このようにステータと
ロータおよび継ぎシャフトとが完全に切り離れてからロ
ータから継ぎシャフトを取り外すので、巻線に傷が付く
ことはない。また、クレーンをほとんどまたは全く使わ
ずに作業できるため、クレーンを使用する他の作業に影
響を与えない。ステータへロータを挿入するときは、上
記工程を逆の手順で行う。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態を図
面を参照しながら説明する。図1は、この発明の実施の
形態に係る回転機のロータ抜き取り、挿入装置を示す正
面図、図2は図1のA矢視図である。この発明の装置
は、2機のロータ吊り装置1、2、ロータ用台車7、ス
テータ用台車8、および、レール5、6とを備えてい
る。
【0013】地上には、所定間隔をあけて配された2本
の平行なレールからなる吊り装置用レール5が敷設され
ている。吊り装置用レール5の一端側にはロータ吊り装
置1が固定されて設けられている(「固定側ロータ吊り
装置」という)。固定側ロータ吊り装置1は、鉛直また
はほぼ鉛直な4本の柱(鉛直部)および鉛直部の上部を
連結する横梁(水平部)(図示せず)からなる門形の枠
体1aと、枠体1aの水平部に設置されたロータ吊り機
構3とからなっている。
【0014】レール5上にはもう1機のロータ吊り装置
2が移動可能に設けられている(「移動側ロータ吊り装
置」という)。移動側ロータ吊り装置2は、下端部に車
輪2bを有する鉛直またはほぼ鉛直な4本の柱(鉛直
部)および鉛直部の上部を連結する横梁(水平部)2c
からなる枠体2aと(図2参照)、枠体2aの水平部に
設置されたロータ吊り機構4とからなっている、移動側
ロータ吊り装置2は、吊り装置用レール5上を車輪2b
を介して移動自在である。上記の吊り機構3および4
は、吊り部3a、4aが鉛直方向に移動自在の、例え
ば、ホイストまたはチェーンブロック等からなってい
る。また、吊り機構3は門形の枠体1aを構成する前記
横梁(水平部)(図示せず)に沿ってレール5と直交す
る水平方向に移動可能であり、吊り機構4は横梁(水平
部)2cに沿ってレール5と直交する水平方向に移動可
能である。ロータ吊り装置1および2は、移動側ロータ
吊り装置2のレール5上の移動および吊り機構3および
4の移動機能によりロータ軸方向、レール5と直交する
水平方向および鉛直方向に位置調整可能であり、ロータ
10およびロータに装着された継ぎシャフト12(ロー
タ10および継ぎシャフト12)を吊り上げ自在となっ
ている。
【0015】レール5の内側には、レール5の2本のレ
ールの間隔よりも狭い間隔を開けた2本のレールからな
る台車用レール6がレール5と平行に敷設されている。
台車用レール6上には、ロータ用台車7およびステータ
用台車8が、車輪を介して移動可能に設けられている。
【0016】次に、この発明の装置によるロータの抜き
取り、挿入方法について、図面を参照して説明する。図
3〜5は、この発明の実施の形態に係る回転機のロータ
抜き取り、挿入装置を示す正面図である。
【0017】まず、ロータの抜き取りを説明する。、回
転機9は、ステータ11およびロータ10により構成さ
れる。ロータ10は、ロータコア10aと軸10bとか
らなっている(図4、5参照)。ロータ10の一方側の
軸10bに適切な径の継ぎシャフト12を装着し、回転
機9をステータ用台車6に載せる。回転機9を台車6に
載せるにはクレーンまたは人力を使用する。
【0018】次いで、レール5上を移動させてロータ吊
り装置2の位置を調整し、ロータ吊り装置1と2とによ
ってワイヤ13を介してロータ10および継ぎシャフト
12の両端部(一端はロータ軸10b、他端は継ぎシャ
フト12)を吊り上げる。ロータ軸10および継ぎシャ
フト12を吊り上げることにより該ロータ軸10および
継ぎシャフト12は固定される(図3参照)。
【0019】次いで、ロータ10および継ぎシャフト1
2を吊り上げたまま、ステータ用台車8をロータ用台車
7から遠ざかるように移動してステータ11をロータ1
0から抜き取る。次いで、ロータ用台車7をロータ10
の下方に移動してロータ10のロータコア10aをロー
タ用台車7に載せる。次いで、継ぎシャフト12を装着
したロータ10をロータ吊り装置1、2から外す(図4
参照)。
【0020】次いで、ステータ用台車8をロータ用台車
7から遠ざけてステータ11をロータ10から完全に引
き抜く(図5参照)。次いで、ロータ10から継ぎシャ
フト12を取り外す。これにより、回転機のロータ抜き
取りは完了する。
【0021】次に、ロータの挿入を説明する。ロータの
挿入は、上記のロータ抜き取りの逆の手順で行う。即
ち、まず、ステータ用台車8にステータ11を載せ、ス
テータ用台車8をロータ用台車7に近づくように移動し
てステータ11を継ぎシャフト12に挿入する。継ぎシ
ャフト12を装着したロータ10をロータ吊り装置1お
よび2によって吊り上げる。ロータ用台車7をロータ1
0の下方から系外へ移動する。ステータ用台車8を移動
させてステータ11をロータ10に挿入する。継ぎシャ
フト12を装着したロータ10をロータ吊り装置1およ
び2から外す。ロータ10から継ぎシャフト12を取り
外す。これにより、回転機のロータ挿入は完了する。
【0022】本発明において、ロータ吊り装置は2機と
も可動式(移動側ロータ吊り装置)としても良い。ま
た、ロータ用台車、ステータ用台車および移動側ロータ
吊り装置の移動方式は、レール上の移動ではなく、レー
ル無しの車輪による移動でも良い。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、回転機のロータ抜き取りおよび挿入を、巻線やその
他の部分に傷を付けることなく迅速且つ正確に実施する
ことができ、作業効率が向上し、クレーンを全くまたは
殆ど使用しないため他作業への影響もなく、かくして、
有用な効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る回転機のロータ抜
き取り、挿入装置を示す正面図である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】この発明の実施の形態に係る回転機のロータ抜
き取り、挿入装置を示す正面図である。
【図4】この発明の実施の形態に係る回転機のロータ抜
き取り、挿入装置を示す正面図である。
【図5】この発明の実施の形態に係る回転機のロータ抜
き取り、挿入装置を示す正面図である。
【符号の説明】 1:固定側ロータ吊り装置 1a:枠体 2:移動側ロータ吊り装置 2a:枠体 2b:車輪 2c:横梁(水平部) 3:固定側ロータ吊り機構 3a:吊り部 4:移動側ロータ吊り機構 4a:吊り部 5:吊り装置用レール 6:台車用レール 7:ロータ用台車 8:ステータ用台車 9:回転機(ステータとロータとが一体の状態) 10:ロータ 10a:ロータコア 10b:ロータ軸 11:ステータ 12:継ぎシャフト 13:ワイヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松浦 健治 広島県福山市鋼管町一番地 福山共同機工 株式会社内 (72)発明者 佐藤 恵一 広島県福山市鋼管町一番地 福山共同機工 株式会社内 (72)発明者 高橋 洋一 広島県福山市鋼管町一番地 福山共同機工 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転機のステータからロータを抜き取り
    またはステータへロータを挿入するための装置におい
    て、所定間隔を開けて敷設された2本の平行なレールか
    らなるロータ吊り装置用レールと、前記ロータ吊り装置
    用レールの内側に、前記ロータ吊り装置用レールの2本
    のレールの間隔よりも狭い間隔を開けて前記ロータ吊り
    装置用レールと平行に敷設された2本の平行なレールか
    らなる台車用レールと、継ぎシャフトが装着されたロー
    タの一端を吊るための、前記ロータ吊り装置用レールの
    一端側に固定して設けられた、固定側ロータ吊り装置
    と、前記継ぎシャフトが装着された前記ロータの他端を
    吊るための、前記ロータ吊り装置用レール上を移動可能
    な移動側ロータ吊り装置と、前記台車用レール上を移動
    可能な、ロータを載せるためのロータ用台車と、前記台
    車用レール上を移動可能な、ステータを載せるためのス
    テータ用台車とからなり、前記固定側ロータ吊り装置
    は、複数本の鉛直部および前記鉛直部の上部を連結する
    水平部からなる枠体と、前記水平部に設置された、上下
    方向および前記レールと直交する水平方向に移動可能な
    ロータ吊り機構とからなり、前記移動側ロータ吊り装置
    は、複数本の鉛直部および前記鉛直部の上部を連結する
    水平部からなる枠体と、前記水平部に設置された上下方
    向および前記レールと直交する水平方向に移動可能なロ
    ータ吊り機構と、前記鉛直部の下端に設けられた前記ロ
    ータ吊り装置用レール上を移動するための車輪とからな
    ることを特徴とする回転機のロータ抜き取り、挿入装
    置。
  2. 【請求項2】 回転機のステータからロータを抜き取る
    方法において、請求項1記載の装置を用い、ロータの一
    方側の軸に継ぎシャフトを装着し、回転機をステータ用
    台車に載せ、固定側ロータ吊り装置および移動側ロータ
    吊り装置によって前記継ぎシャフトを装着した前記ロー
    タを吊り上げ、次いで、そのまま前記ステータ用台車を
    移動させてステータを前記ロータから抜き取り、ロータ
    用台車を前記ロータの下方に移動し、前記固定側ロータ
    吊り装置および前記移動側ロータ吊り装置により前記継
    ぎシャフトを装着した前記ロータを吊り下げて前記ロー
    タ用台車に載せ、前記固定側ロータ吊り装置および前記
    移動側ロータ吊り装置から前記継ぎシャフトを装着した
    前記ロータを外し、前記ステータ用台車を前記ロータ用
    台車から遠ざけて移動して前記ステータを前記継ぎシャ
    フトを装着した前記ロータから引抜き、前記ロータから
    前記継ぎシャフトを取り外すことを特徴とする回転機の
    ロータ抜き取り方法。
  3. 【請求項3】 回転機のステータにロータを挿入する方
    法において、請求項1記載の装置を用い、ロータ用台車
    にロータを載せ、前記ロータの一方側の軸に継ぎシャフ
    トを装着し、ステータ用台車にステータを載せ、前記ス
    テータ用台車を前記ロータ用台車に近づくように移動し
    て前記ステータを前記継ぎシャフトに嵌め込み、前記継
    ぎシャフトを装着した前記ロータを前記固定側ロータ吊
    り装置および前記移動側ロータ吊り装置によって吊り上
    げ、前記ロータ用台車を前記ロータの下方から系外へ移
    動し、前記ステータ用台車を移動させて前記ステータを
    前記ロータに挿入し、前記継ぎシャフトを装着した前記
    ロータを前記固定側ロータ吊り装置および前記移動側ロ
    ータ吊り装置から外し、前記ロータから前記継ぎシャフ
    トを取り外すことを特徴とする回転機のロータ挿入方
    法。
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