JP2547628B2 - リールとコイル補助移送装置との間のコイルの移送方法及びそれに使用するパレット - Google Patents

リールとコイル補助移送装置との間のコイルの移送方法及びそれに使用するパレット

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JP2547628B2 JP63283775A JP28377588A JP2547628B2 JP 2547628 B2 JP2547628 B2 JP 2547628B2 JP 63283775 A JP63283775 A JP 63283775A JP 28377588 A JP28377588 A JP 28377588A JP 2547628 B2 JP2547628 B2 JP 2547628B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ストリツプ処理設備の巻出リールや巻取リ
ールに付属して設けられるコイルカー及びコイル補助移
送装置を使用して一層効率良く、また直径の小さなコイ
ルの場合にも実施することの出来るリールとコイル補助
移送装置との間のコイルの移送方法及びそれに使用する
パレツトに関するものである。
〔従来の技術〕
ストリツプ処理設備、例えばスリツター設備における
巻出リールや巻取リール(以下、単にリールと総称す
る)にコイルを装着したり抜き出したりするのにはコイ
ルカーが使用されており、コイルカーからライン外側の
領域におけるコイルの移送及びコイルカーへのコイルの
脱着には通常クレーンが使用されているが、クレーン待
ちによる作業中断をなくすためにクレーンを使用しない
で脱着可能であり一時的な置場ともなり得る補助コイル
カー等のコイル補助移送装置へ一旦コイルを移載してコ
イルのコイルカー上での停留によるストリツプ処理ライ
ンの稼働率低下を防止するためのコイルの移送方法が採
用されている。
以下に、図面により前記従来の移送方法を説明する。
第5図はストリツプ処理工程の両端におけるコイルカ
ーの配置状態を示す概略説明図、第6図はコイル補助移
送装置の1例にコイルカーよりコイルを移載する途中の
状態を示す拡大説明図、第7図はコイル補助移送装置の
他の例にコイルカーよりコイルを移載し終つた直後の状
態を示す拡大説明図、第8図はリールとコイルカーのコ
イル受台と第6図のコイル補助移送装置の位置関係を示
す平面説明図である。
第5図に示す如く、ストリツプ2″が走行しながら処
理されるストリツプ処理工程の両端におけるリール1と
のコイル2′の脱着のために、コイルカー3が設置され
ている。コイルカー3は、第6,7図に示す如く頂部に上
下動可能で上面がコイル2′を安定して載置することの
出来る形状の例えばV形状のコイル受台3aを備えてお
り、両側の車輪3bによりリール1の位置に通じる軌条4
をリール1の軸と同方向に水平移動する。この軌条4は
通常図示する如く床面Lよりも低く敷設されていて、コ
イルカー3のコイル受台3a以外の部分は床面Lより突出
することなく移動するようになつている。
コイル補助移送装置5は、第6,7図に示す如くその両
側のコイル受枠5aによりコイルカー3を跨いで床面Lに
接地している。この接地は、コイル補助移送装置5が第
6図に示す如き補助コイルカーの場合はコイル受枠5aに
取り付けられている車輪5b及び軌条6を介してなされて
おり、コイル補助移送装置5が第7図に示す如きコイル
スキツドの場合はコイル受枠5a自体で接地している。コ
イル補助移送装置5はそのコイル受枠5a間に、第8図に
示す如くリール向き開口部5aaと、コイルカー3のコイ
ル受台3aの幅w1よりも広い幅w2の上向き開口部5abとを
有している。
前記の如き装置を使用して第5図の如く巻取側のリー
ル1で巻き取られたコイル2′をコイルカー3により巻
取側のリール1から抜き出してコイル補助移送装置5に
移載する場合を例として、コイル2′のリール脱着とリ
ール1とコイル補助移送装置5との間のコイル2′の移
送方法を次に説明する。
引き抜くべきコイル2′が装着されているリール1の
直下にコイルカー3を移動せしめ、コイルカー3のコイ
ル受台3aを上方に移動させて第6図に示す如くコイル
2′を下方からコイル受台3a上に支持せしめ、その状態
でコイルカー3を水平移動させてリール1からコイル
2′を引き抜く。コイル2′を引き抜いた後は、コイル
受台3aの上面を第6図に示す如くコイル補助移送装置5
の上向き開口部5abの上面よりも高い位置に突出せしめ
た状態でコイル2′を支持したコイルカー3のコイル受
台3aをリール向き開口部5aaを通して移動させ(逆にコ
イル補助移送装置5を移動させても良い)、第8図に示
すコイル受台3aと破線で示すコイル補助移送装置5との
位置関係の如く上向き開口部5abにコイル受台3aを位置
させ、しかる後にコイルカー3のコイル受台3aを下降さ
せて第7図に示す如くコイル2′をコイル補助移送装置
5の両コイル受枠5a上間に移載するのである。上記方法
を逆に行えば、コイル2′をコイル補助移送装置5から
コイルカー3を経てリール1に装着することが出来る。
しかしながら、このようにしてコイル補助移送装置5
を使つてコイル2′のコイルカー3上での停留を防止す
るコイルの移送方法には次のような欠点があつた。
先ず、コイル2′の巻径がコイル補助移送装置5の上
向き開口部5abの幅w2よりも小さい小径コイル(巻厚が
例えば100mm以下)の場合は、この小径コイルが上向き
開口部5abを通り抜けて下降するためコイル補助移送装
置5を使用することが出来ない。そのためこのような場
合にはクレーンを使用せざるを得ず、クレーン待ちが発
生した場合はストリツプ処理の停止時間が長くなつて作
業能率を低下させていた。
またストリツプの板厚が非常に薄い場合に、コイル巻
芯として使用されている鉄製のスリーブについても、コ
イル補助移送装置5を使用出来ずにクレーンによらざる
を得ない事情は前記小径コイルと全く同様であつた。
また、コイル2′は巻状態の緩みを防止するためバン
ドをその外周に巻き付けて結束しているが、この結束は
巻き取つた後のリール1上でか又はリール1から移載さ
れたコイルカー3上で行つているのであるが、いずれの
場合にしろ結束作業が完了するまでは次のコイル2′を
ストリツプ処理工程にかけるためのリール1やコイルカ
ー3を使用する諸作業が行えないため、生産能力の向上
には障害となつていた。この事情はコイルの巻径の大小
に拘わらず発生していた。
また、狭幅にスリツトしたストリツプのコイル2′の
場合、コイルカー3及びコイル補助移送装置5間の移載
時や移送時にコイル2′が転倒する危険もあつた。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は前記従来技術の欠点を解消し、コイルカーと
コイル補助移送装置とを使用して作業効率良く安全に、
そして小径コイルの場合でもクレーン等を使用しないで
コイルのリールの脱着,リールとコイル補助移送装置と
の間のコイルの移送及びコイルの結束を可能とさせるこ
とを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕 本発明者は種々検討した結果、コイル補助移送装置と
両側のコイル受枠上間に載置可能なパレツトを使用する
ことによつて前記課題を達成出来ることを究明して本発
明を成した。
以下、本発明に係るリールとコイル補助移送装置との
間のコイルの移送方法及びそれに使用するパレツトを図
面によつて詳細に説明する。
第1図は、本発明方法の1実施状態の説明図、第2図
は本発明方法の他の実施状態の一部を省略して示す説明
図、第3図は本発明に係るパレツトの1実施例を説明す
るための斜視図、第4図は第3図中のA部の拡大断面図
である。
本発明に係るパレツト7は、第1図及び第2図に示す
如く、その幅Wがコイル補助移送装置5のコイル受枠5a
間の上向き開口部5abの幅w2よりも低く、底面が第1図
に示す如くコイルカー3のコイル受台3a上面に安定して
載置出来る形状、例えば図例の如くコイル受台3aの上面
がV形状である場合にはそれとほぼ合致したV形状とな
つている。そしてその両側縁部7aは水平な底面を有して
いて、第1図及び第2図に示す如くコイル補助移送装置
5のコイル受枠5aの水平な面に安定して載置される。パ
レツト7の上面には、その軸方向が側縁部7aと平行にな
るように載置された状態におけるコイル2の軸方向と直
角に第3図及び第4図に示す如く複数条のバンド通し溝
7bを設けてあるので、後記するようにコイル2の結束に
好都合である。また第3図に示す如く、パレツト7の両
側縁部7aにコイル転倒防止用のポール8を嵌入するため
の嵌入穴7aaをスリツトコイルの幅に合わせて選択出来
るように複数個設けておくと、後記するように幅狭にス
リツトしたコイル2の両平面をこの嵌入穴7aaに嵌入し
て直立させたコイル転倒防止用のポール8で挟持するこ
とが出来て転倒防止に好都合である。パレツト7の長さ
はコイル2の最大長さより若干、例えば100mm程度長い
のが好ましい。またその幅Wの大きさはどの程度が適当
かについては、取り扱うコイル2の幅によつて若干異な
る。コイル2が狭幅にスリツトされ且つ巻径が通常の大
きさである場合に第2図に示す如くポール8を嵌入穴7a
aに嵌入して直立させて転倒防止作用を行わせるために
は、幅Wに密接に関連する両側縁部7a間の距離は大き過
ぎないことが必要であつて、コイル補助移送装置5の上
向き開口部5abの幅w2よりも通常50〜200mm程度大きいこ
とが好ましい。そしてそのようなコイル用パレツト7の
側縁部7aがコイル補助移送装置5のコイル受枠5aの水平
な面に安定に載置されるための前記水平な面として、例
えば第2図に示す如き形状のL型溝5acをコイル補助移
送装置5の面コイル受枠5aに新たに設けておくのが好ま
しい。取り扱うコイル2が幅広か狭幅でも小径である場
合は転倒の恐れがないためポール8を直立させる必要が
ないから両側縁部7a間の距離に前記のような制約はな
く、従つて第1図に示す如く従来のコイル補助移送装置
5をそのまま使用して両コイル受枠5aの上面5adに載置
するような両側縁部7a間の距離の大きいパレツト7であ
つても差し支えない。コイル2の幅の大小いずれの場合
にも適用出来るためには、第2図に例示した如く両側縁
部7a間の距離が大き過ぎず、且つ嵌入穴7aaの穿設され
ているコイル用パレツト7が好ましい。
次に、前記の如き構造の本発明に係るパレツト7を使
用して実施する本発明方法を説明する。
前記従来技術について説明した場合と同様に、コイル
2をリール1からコイル補助移送装置5に移載する場合
について説明する。
引き抜くべきコイル2が装着されているリール1の直
下に、コイルカー3をそのコイル受台3aの上にパレツト
7を載置した状態(この状態を可能とさせるには当然な
がらコイル受台3aの上面は上向き開口部5abよりも高い
位置い突出している)で移動させ、コイル受台3aを上方
に移動させてコイル2をパレツト7により下方から支持
した状態(以下、コイル・パレツト支持状態と言うこと
がある)とならしめ、この状態のままで前記従来技術の
場合と同様にコイル受台3aの上下動及び水平移動により
コイル2を支持したパレツト7をコイルカー3のコイル
受台3a及びコイル補助移送装置5のコイル受枠5aに移載
するのである。すなわち、コイル・パレツト支持状態の
ままコイルカー3を水平移動させてリール1からコイル
2を引き抜く。コイル2を引き抜いた後は、コイル・パ
レツト支持状態のまま積載したコイルカー3をコイル補
助移送装置5の上向き開口部5abにまで移動させてコイ
ル受台3aを下降させ、第1図及び第2図に示す如くコイ
ル・パレツト支持状態のままパレツト7を両側のコイル
受枠5a上間に載置することにより、コイル2をコイル補
助移送装置5に移載するのである。
以上のコイル2の移載において、パレツト7にバンド
通し溝7bが設けられていることにより、コイル補助移送
装置5に移載してからコイル2の結束を行うことが出来
るのでコイル2をリール1から抜き出したら直ちにコイ
ル補助移送装置5に移載することにより、それだけリー
ル1やコイルカー3を次工程のために早く使用すること
が出来る。そしてコイル補助移送装置5上のコイルは手
空きのときに結束すれば良い。また、そのコイル2が狭
幅のスリツトコイルであるときは、パレツト7として更
に側縁部7aに嵌入穴7aaを有するものを使用してポール
8をこの嵌入穴7aaに嵌入して直立させることによりコ
イル2が転倒する危険をなくして移送,移載することが
出来る。また、コイル2が小径コイルである場合でも、
コイル補助移送装置5に積載することが出来、従つてク
レーン待ちによるリール1やコイルカー3の待期時間を
なくすことが出来る。
前記説明のコイル2の移載の手順を逆に行えば、コイ
ル2をコイル補助移送装置5からリール1に移送して装
着することが出来る。
〔実施例〕
既存のスリツターラインを使用して本発明方法を実施
した。この巻取リール側には、従来のコイル補助移送装
置として補助コイルカーが設置されていたが、補助コイ
ルカー上でのコイルの結束や小径コイルを補助コイルカ
ーのコイル受枠上間に積載することが出来なかつたため
のクレーン待ちによる時間ロスがあつて、スリツト作業
の中断がしばしばあり、また狭幅にスリツトしたコイル
の移載,移動時には転倒させないための極度な注意を必
要としていた。
そこで第2図及び第3図と同様のパレツト7と改良し
た補助コイルカーとを設置して使用したところ、前記問
題はすべて解消し、スリツターの作業能率が約10%向上
した。
〔発明の効果〕
以上詳述した如き本発明に係るリールとコイル補助移
送装置との間のコイルの移送方法を実施することにより
以下に述べる効果が得られる。
(a)直径がコイル補助移送装置のコイル受枠の上向き
開口部より狭い小径コイルでも下からパレツトで支持し
た状態のままでコイル補助移送装置に積載することが出
来るので、クレーン待ちによる作業の中断が全くなく、
ストリツプ処理設備の作業作業能率の向上が図れる。
(b)パレツトにバンド通し溝が設けられていることに
より、コイルの結束がコイル補助移送装置に積載した状
態で行うことが出来るため、コイルの巻上り後にリール
上やコイルカー上で結束することなく直ちにコイル補助
移送装置に移載してストリツプ処理設備の空き時間をな
くし、作業能率の向上が図れる。
(c)パレツトとして側縁部に嵌入穴を有するものとこ
の嵌入穴に嵌入して直立されるポールとを使用してパレ
ツト上のコイルの転倒を防止することにより、転倒し易
いスリツトコイルのリールからのコイルカーによる抜出
し,コイル補助移送装置への移載,移動を安全に実施す
ることが出来る。
更に本発明に係るパレツトは、簡単な構造で安価に且
つ容易に製作出来、しかも上記の利点を有する本発明方
法の実施に使用するものであり、このように本発明は種
々の利点を有していて、その工業的価値の非常に大きな
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の1実施状態の説明図、第2図は本
発明方法の他の実施状態の一部を省略して示す説明図、
第3図は本発明に係るパレツトの1実施例を説明するた
めの斜視図、第4図は第3図中のA部の拡大断面図であ
り、第5図はストリツプ処理工程の両端におけるコイル
カーの配置状態を示す概略説明図、第6図はコイル補助
移送装置の1例にコイルカーよりコイルを移載する途中
の状態を示す拡大説明図、第7図はコイル補助移送装置
の他の例にコイルカーよりコイルを移載し終つた直後の
状態を示す拡大説明図、第8図はリールとコイルカーの
コイル受台と第6図のコイル補助移送装置の位置関係を
示す平面説明図である。 図面中 1……リール 2……コイル 2′……コイル 2″……ストリツプ 3……コイルカー 3a……コイル受台 3b……車輪 4……軌条 5……コイル補助移送装置 5a……コイル受枠 5aa……リール向き開口部 5ab……上向き開口部 5ac……L型溝 5ad……上面 5b……車輪 6……軌条 7……パレツト 7a……側縁部 7aa……嵌入穴 7b……バンド通し溝 8……ポール L……床面 w1……コイル受台の幅 w2……上向き開口部の幅 W……パレツトの幅

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下動可能なコイル受台(3a)を備えてお
    りリール(1)位置に通じる軌条(4)上を水平移動す
    るコイルカー(3)を、前記軌条(4)を跨いで接地し
    ている両側のコイル受枠(5a)間にリール向き開口部
    (5aa)と前記コイルカー(3)のコイル受台(3a)の
    幅(w1)よりも広い幅(w2)の上向き開口部(5ab)と
    を有するコイル補助移送装置(5)と前記リール(1)
    位置との間を移動させ、両場所のそれぞれにおけるコイ
    ルカー(3)のコイル受台(3a)の上下動及び水平移動
    によりコイル(2)をコイル受台(3a)又はコイル受枠
    (5a)に積載してリール脱着及びリール(1)とコイル
    補助移送装置(5)との間の移送を行うに当り、コイル
    補助移送装置(5)のコイル受枠(5a)間の上向き開口
    部(5ab)の幅(w2)よりも幅(W)が広くそれに支持
    されるコイル(2)の軸方向と直角に複数状のバンド通
    し溝(7b)を有するパレツト(7)を使用して該パレツ
    ト(7)によりコイル(2)を下方から支持した状態と
    しその状態のままでコイルカー(3)のコイル受台(3
    a)の上下動及び水平移動によりコイル受台(3a)及び
    コイル受枠(5a)にコイル(2)をパレツト(7)と共
    に積載しコイル(2)がパレツト(7)に支持された状
    態のままコイル補助移送装置(5)に積載されていると
    きに前記バンド通し溝(7b)を通したバンドでコイル
    (2)の結束を行うことを特徴とするリールとコイルの
    補助移送装置との間のコイルの移送方法。
  2. 【請求項2】移送対象のコイル(2)が狭幅にスリツト
    されたコイルである場合において、パレツト(7)とし
    てその両側縁部(7a)に嵌入穴(7aa)を有するパレツ
    トを使用してコイル(2)がパレツト(7)に支持され
    た状態でポール(8)を前記嵌入穴(7aa)に嵌入して
    直立させることによりコイル(2)の転倒を防止する請
    求項1に記載のリールとコイル補助移送装置との間のコ
    イルの移送方法。
  3. 【請求項3】直径がコイル補助移送装置(5)のコイル
    受枠(5a)間の上向き開口部(5ab)の幅(w2)よりも
    小さい小径コイルを移送対象のコイル(2)とする請求
    項1又は2に記載のリールとコイル補助移送装置との間
    のコイルの移送方法。
  4. 【請求項4】直径がコイル補助移送装置(5)のコイル
    受枠(5a)間の上向き開口部(5ab)の幅(w2)よりも
    小さいスリーブを移送対象のコイル(2)とする請求項
    1に記載のリールとコイル補助移送装置との間のコイル
    の移送方法。
  5. 【請求項5】上下動可能なコイル受台(3a)を備えてお
    りリール(1)位置に通じる軌条(4)上を水平移動す
    るコイルカー(3)を、前記軌条(4)を跨いで接地し
    ている両側のコイル受枠(5a)間にリール向き開口部
    (5aa)と前記コイルカー(3)のコイル受台(3a)の
    幅(w1)よりも広い幅(w2)の上向き開口部(5ab)と
    を有するコイル補助移送装置(5)と前記リール(1)
    位置との間を移動させて両場所のそれぞれにおけるコイ
    ルカー(3)のコイル受台(3a)の上下動及び水平移動
    によりコイル(2)をコイル受台(3a)又はコイル受枠
    (5a)に積載してリール脱着及びリール(1)とコイル
    補助移送装置(5)との間の移送を行うための、前記コ
    イル補助移送装置(5)の上向き開口部(5ab)の幅(w
    2)よりも広い幅(w)を有してコイルカー(3)のコ
    イル受台(3a)に安定して載置可能な形状の底面に有
    し、その上面に支持されるコイル(2)の軸方向と直角
    に複数条のバンド通し溝(7b)が設けられていることを
    特徴とするパレツト(7)。
  6. 【請求項6】底面形状がV型である請求項5に記載のパ
    レツト(7)。
  7. 【請求項7】その上面に支持されるコイル(2)の軸方
    向と平行なパレツト(7)の側縁部(7a)にコイル転倒
    防止用のポール(8)を嵌入して直立させるための複数
    個の嵌入穴(7aa)が設けられている請求項5又は6に
    記載のパレツト(7)。
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