JP2017130994A - 回転電機分解装置および回転電機分解方法 - Google Patents

回転電機分解装置および回転電機分解方法 Download PDF

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【課題】回転電機一体構造体の分解に必要となる空間を従来より低減させる。【解決手段】実施形態によれば、回転電機分解装置100は、ロータシャフト11と回転子鉄心を有する回転子10と、固定子20と、固定子20を固定支持する固定子枠30とが一体となった回転電機一体構造体50の分解に用いる。回転電機分解装置100は、長手方向に延びて互いに平行に同一の高さ方向の位置に水平に配された2本のレール111と、固定子枠30の支持脚31を支持し、2本のレール111上をそれぞれ摺動しながら移動可能に形成された2組の可動板120と、ロータシャフト11の両端を支持する2つのロータシャフト支持台131、132を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、回転電機の分解装置および分解方法に関する。
回転電機は、回転軸方向に延びたロータシャフトおよびロータシャフトの径方向外側に設けられた回転子鉄心を有する回転子と、回転子鉄心の径方向外側に設けられた円筒状の固定子鉄心と固定子鉄心の径方向の内面に形成された複数のスロット内に配された固定子コイルを有する固定子とを備える。
回転子鉄心の径方向の外面とこれに対向する固定子鉄心の径方向の内面との間には、ギャップが形成されている。回転電機の運転状態において、固定子コイルにより形成される磁力は、回転子鉄心の内部に浸透するが、ギャップの寸法が大きいと、磁気抵抗が大きくなり十分な強度の磁場が得られなくなる。したがって、製作誤差、熱膨張等を考慮して必要なギャップ寸法を確保した上で、ギャップ寸法はできるだけ小さくすることが望ましい。
特開2012−161212号公報 実公平6−9569号公報
回転電機の回転子と固定子間のギャップは、前記のように極力短い寸法としていることから、回転電機の回転子および固定子を点検する場合、回転子鉄心の径方向の外面あるいは固定子鉄心の径方向の内面の表面観察の検査であっても、このギャップを利用して検査用器具等を挿入して検査を実施することは現実的に困難である。このため、回転電機の回転子および固定子を点検する場合には、回転子鉄心が固定子鉄心に対して軸方向の外側にある状態とする必要がある。
特許文献1では、固定子で回転子の荷重を一端受けた後に、荷重を上方からの回転子の吊り下げに移行して回転子を引き抜く方法が示されている。特許文献2では、90度回転可能な固定子受け台と、アライメントに垂直方向にレールを設けて引き抜きスペースが過大に長くならないような技術が示されている。
しかしながら、いずれにしても、回転子鉄心を固定子鉄心に対して軸方向の外側にあるように回転子を引き抜くためには、分解のためのスペースとして、そのロータシャフトの長さに加えて回転軸方向に、回転子鉄心の長さに相当する長さのスペースが必要となる。
本発明は上記のような問題を解決するためになされたものであり、回転電機一体構造体を分解する場合に、必要となる空間を従来より低減させることを目的とする。
ここで、回転電機一体構造体とは、ケーシング等が除去された状態で、固定子が回転子鉄心の径方向外側に存在して全体が一体で取り扱いうる状態の回転子および固定子の総称として用いるものとする。
上述の目的を達成するため、本発明は、水平に延びたロータシャフトと前記ロータシャフトの径方向外側に設けられた回転子鉄心を有する回転子と前記回転子の径方向外側に配された円筒状の固定子と前記固定子の外側に設けられて前記固定子を固定支持する固定子枠とが一体となった回転電機一体構造体の分解に用いる回転電機分解装置であって、長手方向に延びて互いに平行に同一の高さ方向の位置に水平に配された2本のレールと、前記固定子枠の支持脚を支持し、前記2本のレール上をそれぞれ摺動しながら移動可能に形成された2組の可動板と、前記ロータシャフトの両端を支持する2つのロータシャフト支持台と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、回転電機の構成要素のうち水平に延びたロータシャフトと前記ロータシャフトの径方向外側に設けられた回転子鉄心を有する回転子と前記回転子の径方向外側に配された円筒状の固定子と前記固定子の外側に設けられて前記固定子を固定支持する固定子枠とが一体となった回転電機一体構造体の分解に用いる回転電機分解方法であって、前記回転電機の結合対象機器とのカップリングを切り離すカップリング切り離しステップと、固定子枠の支持脚が可動板上となるように回転電機一体構造体を搭載する搭載ステップと、前記ロータシャフトの両端をそれぞれロータシャフト支持台で支持するロータ支持ステップと、回転子の露出状態への移行を可能とするための障害物の取り外しを含む移動準備作業を行う移動準備ステップと、前記固定子を内蔵した状態の前記固定子枠を搭載した状態で、前記回転子鉄心が前記固定子から露出するまで可動板を回転軸方向に移動する引き抜きステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、回転電機一体構造体を分解する場合に、必要となる空間を従来より低減させることができる。
実施形態に係る回転電機分解装置および回転電機一体構造体を示す、回転電機分解装置の側面図および回転電機の一部側断面図である。 実施形態に係る回転電機分解装置および回転電機の正面図である。 実施形態に係る回転電機分解装置のレールおよび可動板を示す斜視図である。 実施形態に係る回転電機分解装置のレールおよび可動板の変形例を示す斜視図である。 実施形態に係る回転電機分解装置上で回転電機の回転子が露出した状態を示す回転電機分解装置の側面図および回転電機一体構造体の一部側断面図である。 実施形態に係る回転電機分解装置および回転電機一体構造体を示す図5のVI−VI線矢視図である。 実施形態に係る回転電機分解方法の手順を示すフロー図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る回転電機分解装置および回転電機分解方法について説明する。
図1は、実施形態に係る回転電機分解装置および回転電機一体構造体を示す、回転電機分解装置の側面図および回転電機の一部立断面図である。また、図2は、回転電機分解装置および回転電機一体構造体の正面図である。
まず、分解の対象としている回転電機一体構造体50について説明する。回転電機一体構造体50は、ロータシャフト11と回転子鉄心12を有する回転子10と、回転子鉄心12の径方向周囲に配された固定子鉄心21および固定子鉄心21を貫通する固定子巻線22を有する固定子20、および固定子枠30の全体が一体となった状態の構造体である。
すなわち、回転電機の分解の過程で、まず、回転電機の据付け場所(図示せず)において、たとえば、図示しないケーシングなどの取り外しの可能な部材を撤去し、また、結合対象の機器との結合を切り離す。その後に、回転子10と固定子20の全体を一体となって単独で取り扱いのできる状態のものを、たとえばクレーン等で吊り下げながら、回転電機分解装置100まで移動し、回転電機分解装置100上に搭載する。この際の単独に一体で取り扱いのできるものを、回転電機一体構造体50と呼ぶこととしている。
固定子枠30は、径方向の両側に設けられた2つの支持脚31を有する。支持脚31はそれぞれ、回転子10の据付け場所においては、基礎(図示せず)の上に、たとえば基礎側の図示しないスタッドボルトにナットで固定されている。支持脚31の底部は平面状に形成されている。
回転電機分解装置100は、2本の水平方向に延びるレール111、このレール111上を移動可能な可動板120、2つのロータシャフト支持台131、132、回転子鉄心支持台135(図5)、およびこれらを支持する架構101を有する。
架構101は、鉛直方向に延びて互いに平行に配された棒状の複数の縦フレーム102と、レール111が延びる方向(以下、長手方向ともいう。)に延びて互いに平行に配された棒状の複数の横フレーム103とを有し、これらが互いに結合して全体の剛性が確保されている。なお、縦フレーム102が鉛直方向、横フレーム103が水平方向の場合を例にとって示したが、これに限定されない。剛性が確保されれば、それぞれの方向に対して若干の角度を有していてもよいし、あるいは、斜め方向のものがあってもよい。なお、レール111を支持する部分は、レール111が水平に設置されるように形成されている。
架構101は、全体としては、回転電機一体構造体50が搭載された際に回転電機一体構造体50の軸方向となる方向、したがって長手方向に延びている。架構101は、長手方向に延びて鉛直方向に拡がった2つの側部101aと、この2つの側部101aを互いに連結する水平で長手方向に垂直な方向に設けられた連結部101bを有する。側部101aおよび連結部101bはそれぞれ、構成要素として縦フレーム102および横フレーム103を有する。
図3は、実施形態に係る回転電機分解装置のレールおよび可動板を示す斜視図である。レール111は、側部101aのそれぞれの最上部に設けられている。2本のレール111の上面は、同一水平面内となるように形成されている。レール111の上面には、長手方向に沿って突起部ガイド溝111aが形成されている。
各レール111の上面には、2枚の可動板120が設置されている。各可動板120は、底板121および2枚の側板122を有する。可動板120は、底板121がレール111の上面に接するように設置されている。また、側板122は、底板121の辺部から鉛直上方および長手方向に延びるように底板121に取り付けられている。
側板はそれぞれ2つの場合を示したが、1つあるいは3つ以上でもよい。また、底板と別の部材である側板が、底板に取り付けられている場合を例に説明したが、1枚の板を90度に折り曲げて、底板と側板を形成することでもよい。
底板121の底部には、下方に向かって突起部121aが形成されている。突起部121aは、長手方向に沿って延びており、レール111の上面の突起部ガイド溝111aに緩く嵌合しレール111上を長手方向に移動可能に形成されている。
底部121には、固定子枠30の支持脚31が可動板120上にあるときに、支持脚31を固定するための結合孔123が形成されている。結合孔123は、据付け場所における支持脚31の固定のためのスタッドボルトに相当するボルトをねじ込むためのめねじが形成されており、据付け場所における固定と同様の方法で支持脚31を可動板120に固定可能である。また、側板122にも、結合孔124が形成されている。
可動板120は、それぞれのレール111上に1組ずつ設けられている。1組中の可動板120の数は、図1に示すように2つである。ただし、2つに限定されず、全体の荷重のバランス、移動時の動的なバランス等から数を設定すればよい。
可動板120の移動のための手段として、たとえば、レールの端部に巻き取り装置(図示せず)を設けて、それぞれの可動板120にワイヤを結合させてもよい。あるいは、搭載されている固定子枠30を巻き取り装置で長手方向に牽引することでもよい。
図4は、レールおよび可動板の変形例を示す斜視図である。各可動板120aは、長手方向に垂直な方向の外側と内側にそれぞれ2つの車輪125a、125bを有する。側板122aは、底板121の底部より低い高さ位置まで下方に延びており、外側の車輪125aは、側板122aのこの延びている領域に支持されている。また、側板122aが設けられていない側の底板121の側部にも下方に延びる支持板126が取り付けられている。内側の車輪125bは、支持板126により支持されている。
レール112には、外側の車輪125aおよび内側の車輪125bが長手方向に回転移動を可能とする車輪ガイド溝112aが形成されている。
ロータシャフト支持台131は、回転電機一体構造体50のロータシャフト11の一方の端部である第1カップリング41を搭載可能に形成されている。すなわち、ロータシャフト支持台131の上面は、円板形状である第1カップリング41が、ころがらず、かつずれないように形成されている。具体的には、その上面に、第1カップリング41の軸方向位置に対応して、かつ円板の半径よりも大きな曲率半径の溝(図示せず)が形成されている。この結果、第1カップリング41はロータシャフト支持台131上に安定して位置決めされる。
同様に、ロータシャフト支持台132は、回転電機一体構造体50のロータシャフト11の他方の端部である第2カップリング42を搭載可能に形成されている。すなわち、ロータシャフト支持台132は、円板形状である第2カップリング42が、ころがらず、かつずれないように形成されている。具体的には、その上面に、第2カップリング42の軸方向位置に対応して、かつ第2カップリング42の円板の半径よりも大きな曲率半径の溝(図示せず)が形成されている。この結果、第2カップリング42はロータシャフト支持台132上に安定して位置決めされる。
なお、ロータシャフト支持台131およびロータシャフト支持台132は、長手方向に移動可能に構成されている。また、ロータシャフト支持台131およびロータシャフト支持台132の上面の高さ方向の位置は、調節可能に構成されている。
図5は、実施形態に係る回転電機分解装置上で回転電機の回転子が露出した状態を示す回転電機分解装置の側面図および回転電機一体構造体の一部立断面図である。また、図6は、実施形態に係る回転電機分解装置および回転電機一体構造体を示す図5のVI−VI線矢視図である。
回転子鉄心支持台135は、回転子鉄心12を下方から支持する平板状の支持台135aを有する。また、回転子鉄心支持台135は、架構101の2つの側部101aのそれぞれに支持される2つの脚部135bを有する。回転子鉄心支持台135は、直接には、回転子鉄心12から荷重が伝達されるが、ロータシャフト11の重量も含めて支持可能な容量を有する。
図7は、実施形態に係る回転電機分解方法の手順を示すフロー図である。
まず、回転電機の図示しないケーシングの取り外し、結合対象機器との第1カップリング41および第2カップリング42での切り離しなどの、移動準備を行う(ステップS01)。ここで、結合対象機器は、回転電機がたとえば電動機の場合であれば駆動対象機器、たとえば発電機であれば原動機である。この段階で、回転電機は、回転電機一体構造体50の状態となる。
なお、移動準備としては、回転電機分解装置100が回転電機の分解場所に常設されていない場合は、回転電機分解装置100を回転電機の分解場所まで移動することも含まれる。
次に、回転電機一体構造体50を回転電機分解装置100上に搭載する(ステップS02)。この際、回転電機一体構造体50の固定子枠30の2つの支持脚31の底部が、それぞれ可動板120上にあるようにする。支持脚31と可動板120とは、結合孔123、124を用いて、ボルト・ナット(図示せず)で結合される。なお、状況によって、ワイヤ等で結合することでもよい。
次に、回転電機一体構造体50のロータシャフト11の両端である第1カップリング41をロータシャフト支持台131で、また第2カップリング42をロータシャフト支持台132で支持するように、ロータシャフト支持台131およびロータシャフト支持台132の高さを調節する(ステップS03)。
回転電機一体構造体50においては、ステップS02の段階では、ロータシャフト11および回転子鉄心12の荷重は、固定子鉄心21により支持されている。ロータシャフト支持台131およびロータシャフト支持台132の高さの調節は、回転子鉄心12が固定子鉄心21上に載っている状態から、回転子鉄心12が固定子鉄心21から僅かに離れるまで行う。この段階で、固定子鉄心21と回転子鉄心12間のギャップが周方向全体に形成された状態となる。
次に、回転子10と固定子20の相対位置を変更可能なように、たとえば、内扇などの付属物のような障害となる物を取り外し、相対位置の移動の準備を行う(ステップS04)。
次に、固定子20を内蔵した固定子枠30を搭載した状態で、回転子鉄心12が固定子20から露出、具体的には固定子鉄心21から露出するまで、全ての可動板120を長手方向、すなわち軸方向に移動させる(ステップS05)。全ての可動板120は、同じ方向に同じ移動速度で移動させる。これは、たとえば、固定子枠30を牽引することでも可能である。
回転子10は、ロータシャフト11の両端でロータシャフト支持台131およびロータシャフト支持台132上に搭載され、支持されている。この状態で可動板120に搭載された固定子20を内蔵する固定子枠30が軸方向に移動すると、固定子20と回転子10とは、長手方向に互いにずれて、回転子鉄心12が、固定子鉄心21から露出することになる。
回転子鉄心12が、固定子鉄心21から露出する状態となったら、回転子鉄心支持台135を設置し、回転子鉄心支持台135により回転子鉄心21を直接支持する(ステップS06)。
この状態において、回転電機の保守補修を実施する(ステップS07)。すなわち、固定子鉄心21から露出する状態となれば、回転子鉄心12の径方向外側の表面、および固定子鉄心21の径方向内側の表面に外部からアクセスすることが可能となる。ここで、保守補修とは、状態確認、点検、部品・部材の交換、部分的な修理等を言う。
保守補修を終了したら、復旧を行う(ステップS08)。復旧では、分解までの手順の逆の手順を行う。
回転子鉄心を固定子鉄心から露出させるためには、従来は、回転子を軸方向に移動させて、固定子から引き抜く方法であった。このため、ロータシャフトを少なくとも固定子鉄心の長さは軸方向に移動させる必要があり、保守点検場所のスペースはこの分を確保する必要があった。
さらに、ロータシャフトのように長尺の構造物を、固定子鉄心の中心軸を軸を合わせながら正確に移動させるためには、たとえば複数個所でロータを吊って、確認しながらロータシャフトを移動させるため、多くの労力と時間を要する作業であった。
一方、本実施形態は、回転電機一体構造体の分解において、固定子側を長手方向に移動させる方式である。固定子側の移動は、ロータシャフトの軸方向の長さの範囲内で行われるため、ロータシャフトの長さを超えてスペースを必要とすることがない。したがって、必要となる空間を従来より低減させることができる。
また、固定子鉄心21を移動させるために、レール上を移動する可動板を用いることから、作業の上での労力が軽減され作業時間も短縮できる。また、安定したレール上を移動するので、万が一の回転子鉄心と固定子鉄心との接触の生ずる可能性も大幅に低減でき、作業品質の向上を図ることができる。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態を説明したが、実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。さらに、実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…回転子、11…ロータシャフト、12…回転子鉄心、20…固定子、21…固定子鉄心、22…固定子巻線、30…固定子枠、31…支持脚、41…第1カップリング、42…第2カップリング、50…回転電機一体構造体、100…回転電機分解装置、101…架構、101a…側部、101b…連結部、102…縦フレーム、103…横フレーム、111…レール、111a…突起部ガイド溝、112…レール、112a…車輪ガイド溝、120、120a…可動板、121…底板、121a…突起部、122、122a…側板、123、124…結合孔、125a、125b…車輪、126…支持板、131、132…ロータシャフト支持台、135…回転子鉄心支持台、135a…支持台、135b…脚部

Claims (8)

  1. 水平に延びたロータシャフトと前記ロータシャフトの径方向外側に設けられた回転子鉄心を有する回転子と前記回転子の径方向外側に配された円筒状の固定子と前記固定子の外側に設けられて前記固定子を固定支持する固定子枠とが一体となった回転電機一体構造体の分解に用いる回転電機分解装置であって、
    長手方向に延びて互いに平行に同一の高さ方向の位置に水平に配された2本のレールと、
    前記固定子枠の支持脚を支持し、前記2本のレール上をそれぞれ摺動しながら移動可能に形成された2組の可動板と、
    前記ロータシャフトの両端を支持する2つのロータシャフト支持台と、
    を備えることを特徴とする回転電機分解装置。
  2. 前記レールのそれぞれには、長手方向に突起部ガイド溝が形成され、
    前記可動板には、前記突起部ガイド溝に対応する突起部が形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転電機分解装置。
  3. 前記レールのそれぞれには、長手方向に平行な2本の車輪ガイド溝が形成され、
    前記可動板は、前記車輪ガイド溝に対応する位置にそれぞれ車輪を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転電機分解装置。
  4. 前記可動板は、前記固定子枠の径方向への移動を防止する側板を有することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の回転電機分解装置。
  5. 前記可動板には、前記固定子枠を固定可能な結合孔が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の回転電機分解装置。
  6. 前記回転子鉄心が前記固定子から露出した状態で前記回転子を支持する回転子鉄心支持台をさらに有することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の回転電機分解装置。
  7. 回転電機の構成要素のうち水平に延びたロータシャフトと前記ロータシャフトの径方向外側に設けられた回転子鉄心を有する回転子と前記回転子の径方向外側に配された円筒状の固定子と前記固定子の外側に設けられて前記固定子を固定支持する固定子枠とが一体となった回転電機一体構造体の分解に用いる回転電機分解方法であって、
    前記回転電機の結合対象機器とのカップリングを切り離すカップリング切り離しステップと、
    固定子枠の支持脚が可動板上となるように回転電機一体構造体を搭載する搭載ステップと、
    前記ロータシャフトの両端をそれぞれロータシャフト支持台で支持するロータ支持ステップと、
    回転子の露出状態への移行を可能とするための障害物の取り外しを含む移動準備作業を行う移動準備ステップと、
    前記固定子を内蔵した状態の前記固定子枠を搭載した状態で、前記回転子鉄心が前記固定子から露出するまで可動板を回転軸方向に移動する引き抜きステップと、
    を有することを特徴とする回転電機分解方法。
  8. 前記引き抜きステップの後に、回転子鉄心支持台を設置して前記回転子の荷重を受ける回転子支持ステップをさらに有することを特徴とする請求項7に記載の回転電機分解方法。
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