JPH11224911A - 高周波集積回路装置 - Google Patents

高周波集積回路装置

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JPH11224911A
JPH11224911A JP2413698A JP2413698A JPH11224911A JP H11224911 A JPH11224911 A JP H11224911A JP 2413698 A JP2413698 A JP 2413698A JP 2413698 A JP2413698 A JP 2413698A JP H11224911 A JPH11224911 A JP H11224911A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高周波集積回路装置に関し、高周波特性の劣
化を抑制する。 【解決手段】 高周波集積回路基板1上に設けられた能
動素子4、回路パターン5,6、及び、整合素子3から
なる高周波回路を被覆する導電性キャップ2の整合素子
3の真上の位置に孔9,10を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高周波集積回路装置
に関するものであり、特に、移動体端末装置等に用いる
送信増幅器等の高周波集積回路装置における高周波特性
の劣化防止のための導電性キャップ構造に特徴のある高
周波集積回路装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より移動体端末装置としての携帯電
話の開発が活発に行われており、この様な携帯電話に使
用される高効率低歪送信増幅器としては、高周波増幅回
路が形成されているMIC(MIC:Microwav
e IC)基板に金属キャップをはめ込んでシールド性
を持たせた高周波集積回路装置(MIC)が用いられて
いる。
【0003】近年、この様な携帯電話に対する小型化・
軽量化の要求が極めて強くなってきており、それに伴っ
て、携帯電話を構成する各部品にも小型化・軽量化が要
請され、その内の高効率低歪送信増幅器等の高周波集積
回路装置に対しても小型化・軽量化が要請されている。
【0004】ここで、図5を参照して従来の高周波集積
回路装置を説明する。なお、説明を簡単にするために、
整合素子及び能動素子等は夫々1つだけ概略的に図示す
る。図5(a)及び(b)参照図5(a)は高周波集積
回路をシールドするための金属キャップ12の斜視図で
あり、また、図5(b)に示すようにMIC基板11上
には高周波集積回路を構成する整合素子13及び能動素
子14を、電極パターン15,16とアースパターン1
7,18との間に跨がるようにマウントして電気的に接
続する。なお、側面の電極パターン27はMIC基板1
1の裏側に形成されているアースとつながっており、ま
た、各電極パターン15,16及びアースパターン1
7,18等もスルーホール(図示せず)を介してMIC
基板11の裏側に形成された裏パターンと接続される。
【0005】この場合、能動素子14とは、増幅機能、
発振機能、或いは、ミキシング機能を有する高周波半導
体能動素子であり、例えば、HEMT(高電子移動度ト
ランジスタ)、MESFET、或いは、MMIC(Mo
nolithic Microwave IC)等を意
味するものであり、また、整合素子13とは、能動素子
14とソース側或いは負荷側のインピーダンスとの間に
構成される入出力整合回路であり、コンデンサ、インダ
クタンス、或いは、抵抗から構成されるものである。
【0006】図5(c)参照 図5(a)に示した金属キャップ12の側面に設けた凸
部を、図5(b)に示したMIC基板11の側面に設け
た凹部にはめ込み、半田付けすることによって高周波集
積回路装置(MIC)が完成する。なお、金属キャップ
12は、MIC基板11の側面に設けた電極パターン2
7、或いは、MIC基板11の表面の金属キャップ12
のエッジと接触する部分に設けた電極パターン(図示せ
ず)を介して半田付けすることによってアースされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、小型化・軽量
化のさらなる要請に伴い、最近では金属キャップの高さ
まで出来るだけ低いことが要求されるため、MIC基板
上に形成されている高周波回路とその上にくる金属キャ
ップまでの距離が近接することになり、それによって、
高周波特性が劣化するという問題が生ずる。
【0008】即ち、高周波領域で回路を構成する場合に
は、増幅器や発振器などの様に各機能毎に分割して構成
し、それらを別個のポート上で接続して最終的にシステ
ムとしての機能を果たすようにするが、各機能毎に分割
された高周波回路装置は各々独立した部品とするため、
金属キャップ付きのユニットとして構成されることにな
り、この金属キャップの有無によりMIC基板上の電磁
界分布に変化が生じ、高周波特性の変化を誘発する。
【0009】そして、金属キャップがない場合の高周波
特性が良好であっても、金属キャップをした場合に高周
波特性が悪くなってしまい、再度、整合回路素子を調整
しても元に戻すことができなくなる場合があり、この様
な現象を高周波特性の劣化といい、特に、入出力整合回
路を構成する整合素子において問題となる。
【0010】例えば、整合素子を構成するコンデンサの
電極等はMIC基板表面よりも金属キャップの天井に近
く位置することになり、両者の間に浮遊容量が形成され
るが、小型化・軽量化のために金属キャップの高さを低
くした場合、その浮遊容量が大きく変化するため、コン
デンサの実効容量、即ち、コンデンサ固有の容量と外部
に並列に負荷される浮遊容量との和も大きく変化するこ
とになり高周波特性に影響を与えることになる。
【0011】したがって、本発明は、高周波集積回路装
置における、高周波特性の劣化を抑制することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理的構
成の説明図であり、この図1を参照して本発明における
課題を解決するための手段を説明する。なお、図1は、
高周波集積回路装置の部分透視斜視図である。 (1)本発明は、高周波集積回路基板1、高周波集積回
路基板1上に設けられた能動素子4、回路パターン5,
6、及び、整合素子3からなる高周波回路、及び、高周
波回路を被覆する導電性キャップ2からなる高周波集積
回路装置において、少なくとも導電性キャップ2の整合
素子3の真上の位置に孔9を設けたことを特徴とする。
【0013】この様に、高周波特性に影響を受けやすい
整合素子3の真上に孔9を設けることによって、導電性
キャップ2の有無による浮遊容量の変化を少なくするこ
とができ、それによって、高周波特性の変化を抑制する
ことができる。
【0014】(2)また、本発明は、上記(1)におい
て、導電性キャップ2の少なくとも一部の能動素子4の
真上の位置にも孔10を設けたことを特徴とする。
【0015】この様に、能動素子4の一部が導電性キャ
ップ2の有無により高周波特性が変化しやすい場合に
は、当該能動素子4の真上にも孔10を設けることが望
ましい。
【0016】(3)また、本発明は、上記(1)または
(2)において、導電性キャップ2に設けた孔9,10
を絶縁性樹脂で充填したことを特徴とする。
【0017】この様に、導電性キャップ2に設けた孔
9,10を絶縁性樹脂、特に、不透明樹脂で充填するこ
とによって、高周波特性の劣化を誘発することなく、従
来のキャップと同様の外観にすることができる。
【0018】(4)本発明は、高周波集積回路基板1、
高周波集積回路基板1上に設けられた能動素子4、回路
パターン5,6、及び、整合素子3からなる高周波回
路、及び、高周波回路を被覆する導電性キャップ2から
なる高周波集積回路装置において、導電性キャップ2の
一部にスリットを設けたことを特徴とする。
【0019】この様に、導電性キャップ2の一部にスリ
ットを設けることによって、導電性キャップ2の天井部
のインピーダンス(Za )を高くすることができ、それ
によって金属キャップによる高周波特性への影響を軽減
することができる。
【0020】(5)また、本発明は、上記(4)におい
て、スリットを導電性キャップ2の周辺部に設けたこと
を特徴とする。
【0021】この様に、スリットを導電性キャップ2の
周辺部に設けることによって、導電性キャップ2の天井
部とアースとの間の距離(L)及びインピーダンス(Z
0 )を大きくすることができ、それによって導電性キャ
ップ2の天井部のインピーダンス(Za )を効果的に大
きくすることができる。
【0022】(6)また、本発明は、上記(4)または
(5)において、導電性キャップ2に設けたスリットを
絶縁性樹脂で充填したことを特徴とする。
【0023】この様に、導電性キャップ2に設けたスリ
ットを絶縁性樹脂、特に、不透明樹脂で充填することに
よって、高周波特性の劣化を誘発することなく、従来の
キャップと同様の外観にすることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】ここで、図2を参照して、本発明
の第1の実施の形態及びその変形例を説明する。なお、
説明を簡単にするために、整合素子及び能動素子等は夫
々1つだけ概略的に図示する。 図2(a)参照 図2(a)は、本発明の第1の実施の形態の高周波集積
回路装置の部分透視斜視図であり、MIC基板11側の
構成は従来の高周波集積回路装置と同様であり、MIC
基板11上には入出力整合回路を構成するコンデンサ、
インダクタンス、抵抗等からなる整合素子13、及び、
増幅機能、発振機能、或いは、ミキシング機能を有する
高周波半導体素子からなる能動素子14が、ストリップ
線路によって構成される電極パターン15,16とスル
ーホール(図示せず)を介してMIC基板11の裏側に
形成された裏パターンと接続されているアースパターン
17,18との間に跨がるようにマウントされて電気的
に接続されており、また、側面にも従来と同様にMIC
基板11の裏面に形成されたアースとつながる電極パタ
ーン(図示せず)が設けられている。
【0025】この様な構成のMIC基板11に従来とほ
ぼ同様の洋白製の金属キャップ12を、金属キャップ1
2の側面に設けた凸部が、MIC基板11の側面に設け
た凹部にはめ込まれるようにし、半田付けすることによ
って高周波集積回路装置(MIC)を作り上げることに
なるが、本発明の第1の実施の形態においては、金属キ
ャップ12の整合素子13及び高周波特性が変化しやす
い機能素子14の真上の位置に孔19,20を設けてお
く。
【0026】この場合の孔19,20の大きさは、MI
C基板11と金属キャップ12との距離に依存するもの
であるが、実用的な距離、例えば、0.7mm以下にお
いては、孔19,20に対応する整合素子13或いは機
能素子14の電極部の寸法の1〜3倍で十分な効果が得
られるものであり、例えば、整合素子を構成するコンデ
ンサの電極の大きさが0.5mm角である場合には、孔
19の直径を0.5〜1.5mmφにすれば良く、或い
は、0.5〜1.5mm角の矩形にしても良い。
【0027】本発明の第1の実施の形態においては、上
述の様な大きさの孔19,20を設けることによって、
金属キャップ12による電磁シールド効果を損なうこと
なく浮遊容量の変化を小さくすることができ、それによ
って、高周波特性の変化を軽減することができる。な
お、全ての整合素子13に対して孔19を設ける必要は
必ずしもなく、また、機能素子14に対する孔20は、
機能素子14が金属キャップ12の有無により高周波特
性にあまり影響を受けないものである場合には、必ずし
も設ける必要がない。
【0028】次に、図2(b)を参照して、本発明の第
1の実施の形態の変形例を説明する。 図2(b)参照 図2(b)は、本発明の第1の実施の形態の変形例の高
周波集積回路装置の部分透視斜視図であり、孔19,2
0に不透明な絶縁性樹脂21,22を充填した以外は、
上記の第1の実施の形態と全く同様である。
【0029】この様に、孔19,20に不透明な絶縁性
樹脂21,22を充填することによって、孔19,20
を設けない場合の金属キャップと同様の外観にすること
ができ、特に、不透明樹脂を用いることによって不所望
な光の入射を防止することができる。
【0030】次に、図3及び図4を参照して、本発明の
第2の実施の形態及びその変形例を説明する。なお、説
明を簡単にするために、整合素子及び能動素子等は夫々
1つだけ概略的に図示する。 図3(a)参照 図3(a)は、本発明の第2の実施の形態の高周波集積
回路装置の部分透視斜視図であり、上記の第1の実施の
形態と全く同様に、MIC基板11上には入出力整合回
路を構成するコンデンサ、インダクタンス、抵抗等から
なる整合素子13、及び、増幅機能、発振機能、或い
は、ミキシング機能を有する高周波半導体素子からなる
能動素子14が、ストリップ線路によって構成される電
極パターン15,16とスルーホール(図示せず)を介
してMIC基板11の裏側に形成された裏パターンと接
続されているアースパターン17,18との間に跨がる
ようにマウントされて電気的に接続されており、また、
側面にも従来と同様にMIC基板11の裏面に形成され
たアースとつながる電極パターン(図示せず)が設けら
れている。
【0031】この様な構成のMIC基板11に第1の実
施の形態と同様に洋白製の金属キャップ12を、金属キ
ャップ12の側面に設けた凸部が、MIC基板11の側
面に設けた凹部にはめ込むようにし、半田付けすること
によって高周波集積回路装置(MIC)を作り上げるこ
とになるが、本発明の第2の実施の形態においては、金
属キャップ12の4辺に沿って金属キャップ12の天井
部のインピーダンスを高くするために幅細のスリット2
3を設けておく。
【0032】この場合のスリット23の大きさは、例え
ば、幅3mm、長さ7.7mmで、MIC基板のアース
端部からの距離を5.25mmとしており、スリット2
3の大きさは所要周波数の波長の1/4であればシール
ド性が損なわれることはほとんどなく、例えばf=1G
Hzの場合には、λ/4=75mmとなるので、上記の
寸法の場合には問題にならない。
【0033】本発明の第2の実施の形態においては、上
述の様なスリット23を設けることによって、金属キャ
ップ12による電磁シールド効果を損なうことなく、金
属キャップ12の天井部のインピーダンスを高くするこ
とができ、それによって、高周波特性の劣化を軽減する
ことができるものであり、この事情を図4を参照して説
明する。
【0034】図4(a)及び(b)参照 図4は、高周波におけるアース部を境界条件とした場合
のインピーダンスを説明するための図であり、図4
(b)は図4(a)におけるC−C′を結ぶ一点鎖線に
沿った断面図である。この場合、ストリップ線路25の
幅をWとした場合、点AにおけるインピーダンスZ
a は、点Aからアース26までの距離L、及び、幅Wに
依存するストリップ線路25の特性インピーダンスZ0
に依存し、 Za =jZ0 tan(βL) で表される。なお、jは虚数であり、βは高周波の周波
数をλとした場合、β=2π/λである。
【0035】したがって、この考え方を金属キャップ1
2の天井部に適用すると、金属キャップ12の天井部の
インピーダンス(Za )を高くするためには、定性的に
はアース部からの距離を長くし、且つ、天井部とアース
部とを高いインピーダンス(Z0 )で接続すれば良いこ
とになる。
【0036】例えば、金属キャップ12のない場合のM
IC基板11の上のインピーダンスは十分高く、因に空
気中のインピーダンスは120πΩ(≒377Ω)と十
分高いものであるが、本発明の第2の実施の形態におい
てはスリット23を設けることにより、定性的には金属
キャップ12において半田付けでアースを取った部分か
ら金属キャップ12の天井部までの接続部、即ち、導電
通路の長さを長く(上記の式におけるLを大きくするこ
とに相当)且つ、幅を細く(上記の式におけるWを小さ
くしZ0 を大きくすることに相当)することができるた
め、金属キャップが無い場合の空気中のインピーダンス
に近づけることができ、それによって、高周波特性に対
する影響を低減することができる。
【0037】次に、図3(b)を参照して、本発明の第
2の実施の形態の変形例を説明する。 図3(b)参照 図3(b)は、本発明の第2の実施の形態の変形例の高
周波集積回路装置の部分透視斜視図であり、スリット2
3に不透明な絶縁性樹脂24を充填した以外は、上記の
第2の実施の形態と全く同様である。
【0038】この様に、スリット23に不透明な絶縁性
樹脂24を充填することによって、スリット23を設け
ない場合の金属キャップと同様の外観にすることがで
き、特に、不透明樹脂を用いることによって不所望な光
の入射を防止することができる。
【0039】以上、本発明の各実施の形態及び変形例を
説明してきたが、本発明は実施の形態等に記載した構成
に限られるものでなく、各種の変更が可能であり、例え
ば、第1の実施の形態の孔と第2の実施の形態のスリッ
トを組み合わせて用いても良く、また、第2の実施の形
態におけるスリットは必ずしも4つ設ける必要は無いも
のであり、或いは、一か所につき幅数本(n本)並列に
設けて、計4n本設けても良いものである。
【0040】また、金属キャップとしては洋白を用いて
いるが、洋白に限られるものでなく、各種の金属を用い
ても良いものであり、さらには、シールド効果を損なわ
ない程度の導電性を有するものであれば、金属以外の導
電性部材を用いても良いものである。
【0041】また、本発明の各実施の形態の説明におい
ては、携帯電話用高周波集積回路装置を前提に説明して
いるが、本発明は、この様な携帯電話用高周波集積回路
装置に限られるものではなく、各種の移動体端末装置に
用いられる高周波集積回路装置も対象にするものであ
り、更には、非移動型装置に用いられる高周波集積回路
装置も対象にするものである。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、金属キャップに孔或い
はスリットを設けているので、整合素子や機能素子等の
高周波回路素子が金属キャップに近接しても高周波特性
があまり変化することがないので、高周波集積回路装置
を小型化・軽量化することができ、且つ、高周波特性の
調整が容易になるので量産時におけるバラツキを小さく
することができ、それによって携帯電話等の移動体端末
装置のさらなる普及化に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成の説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態及び変形例の部分透
視斜視図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態及び変形例の部分透
視斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態における原理の説明
図である。
【図5】従来の高周波集積回路装置の分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 高周波集積回路基板 2 導電性キャップ 3 整合素子 4 能動素子 5 回路パターン 6 回路パターン 7 アースパターン 8 アースパターン 9 孔 10 孔 11 MIC基板 12 金属キャップ 13 整合素子 14 能動素子 15 電極パターン 16 電極パターン 17 アースパターン 18 アースパターン 19 孔 20 孔 21 絶縁性樹脂 22 絶縁性樹脂 23 スリット 24 絶縁性樹脂 25 ストリップ線路 26 アース 27 電極パターン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波集積回路基板、高周波集積回路基
    板上に設けられた能動素子、回路パターン、及び、整合
    素子からなる高周波回路、及び、高周波回路を被覆する
    導電性キャップからなる高周波集積回路装置において、
    少なくとも前記導電性キャップの前記整合素子の真上の
    位置に孔を設けたことを特徴とする高周波集積回路装
    置。
  2. 【請求項2】 上記導電性キャップの少なくとも一部の
    能動素子の真上の位置にも孔を設けたことを特徴とする
    請求項1記載の高周波集積回路装置。
  3. 【請求項3】 上記導電性キャップに設けた孔を、絶縁
    性樹脂で充填したことを特徴とする請求項1または2に
    記載の高周波集積回路装置。
  4. 【請求項4】 高周波集積回路基板上に設けられた能動
    素子、回路パターン、及び、整合素子からなる高周波回
    路、及び、高周波回路を被覆する導電性キャップからな
    る高周波集積回路装置において、前記導電性キャップの
    一部にスリットを設けたことを特徴とする高周波集積回
    路装置。
  5. 【請求項5】 上記スリットを導電性キャップの周辺部
    に設けたことを特徴とする請求項4記載の高周波集積回
    路装置。
  6. 【請求項6】 上記導電性キャップに設けたスリット
    を、絶縁性樹脂で充填したことを特徴とする請求項4ま
    たは5に記載の高周波集積回路装置。
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