JPH11224238A - スケジュール管理装置 - Google Patents

スケジュール管理装置

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Publication number
JPH11224238A
JPH11224238A JP2355898A JP2355898A JPH11224238A JP H11224238 A JPH11224238 A JP H11224238A JP 2355898 A JP2355898 A JP 2355898A JP 2355898 A JP2355898 A JP 2355898A JP H11224238 A JPH11224238 A JP H11224238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time zone
display
time
bar
schedule
Prior art date
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Pending
Application number
JP2355898A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Ozaki
祐二 尾崎
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2355898A priority Critical patent/JPH11224238A/ja
Publication of JPH11224238A publication Critical patent/JPH11224238A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 すでに入力されたスケジュール関連情報を操
作者に分かり易い状態で表示するとともに、すでに入力
済みのスケジュールを容易に修正する。 【解決手段】 表示部に表示されるカレンダ51上には
入力されたスケジュールが表示可能である。カレンダ5
1上の所定の日付53が特定されたとき、表示部には特
定された日付に対する時間帯表示バー54が表示され
る。該時間帯表示バー54上には、スケジュールが表示
可能である。時間帯表示バー54上の所定の時間帯55
が指定されたとき、表示部には特定された日付および時
間帯のスケジュール関連情報が表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペンやマウスなど
の入力装置および表示装置を有する電子手帳、パーソナ
ルコンピュータ、ワークステーション、オフィスプロセ
ッサ、大型コンピュータなどの電子機器に用いられるス
ケジュール管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術のスケジュール管理装置を用い
た電子手帳の例が、特開昭63−80362号公報に開
示されている。該公報の電子手帳は、スケジュールの開
始時刻および終了時刻を入力する入力手段と、これらの
時刻を記憶する記憶手段とを有し、さらに記憶された時
刻を読出し、予め定められた時間幅で量子化し、時間軸
に合わせてバーグラフ状に表示するものである。
【0003】また、従来技術であるスケジュールデータ
の表示方法の例が、特開平1−292287号公報に開
示されている。該公報の表示方法では、表示画面上に2
つの表示窓を作成し、一方の表示窓にはカレンダアプリ
ケーションによるデータが、他方の表示窓にはこれとは
別のアプリケーションによるデータがそれぞれ表示され
る。一方の表示窓には、1日における空き時間および塞
がり時間が分かるようにして、すでに入力済みのスケジ
ュールデータが表示される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した2つの従来技
術はいずれも、すでに入力済みのスケジュールを表示す
る技術に関するものである。
【0005】本発明の目的は、入力されたスケジュール
関連情報を操作者に分かり易い状態で表示するととも
に、容易に編集することができるスケジュール管理装置
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、スケジ
ュールに関連する情報を入力する入力手段と、日付毎の
時間軸を有するカレンダを設定して表示する表示手段
と、入力されたスケジュール関連情報を記憶する記憶手
段と、を備えるスケジュール管理装置において、前記カ
レンダ上の所定の日付が特定されたとき、該日付に対す
る時刻毎の時間軸を有する時間帯表示バーを設定して前
記表示手段に表示する時間帯表示バー表示処理手段と、
前記時間帯表示バー上の所定の時刻が特定されたとき、
特定された前記日付および時刻で記憶されたスケジュー
ル関連情報を前記記憶手段から読出して前記表示手段に
表示するデータ表示処理手段とを含むことを特徴とする
スケジュール管理装置である。
【0007】本発明に従えば、入力されたスケジュール
関連情報は表示手段に表示され、また記憶手段に記憶さ
れる。表示手段にはカレンダが表示され、該カレンダ上
には入力されたスケジュールの日付が表示可能である。
カレンダ上の所定の日付が指定されたとき、表示手段に
は指定された日付に対する時間帯表示バーが表示され
る。該時間帯表示バー上には、スケジュールの時間帯が
表示可能である。時間帯表示バー上の所定の時間帯が指
定されたとき、表示手段には指定された日付および時間
帯で記憶されたスケジュール関連情報が表示される。し
たがって、操作者はスケジュールを容易に把握し、確認
したりすることができる。
【0008】また第2の本発明は、入力されたスケジュ
ール関連情報に対して重要度を設定する重要度設定処理
手段と、前記データ表示処理手段によって表示されるス
ケジュール関連情報の表示色を該情報の重要度に応じて
設定する色調設定処理手段とを含むことを特徴とする。
【0009】本発明に従えば、第1発明において、入力
され記憶されるスケジュール関連情報には重要度が設定
され、時間帯表示バーに対する所定の操作によって表示
されるスケジュール関連情報の色が該重要度によって決
定される。したがって、操作者はスケジュールとともに
その重要度を容易に把握できる。
【0010】また第3の本発明は、前記時間帯表示バー
表示処理手段によって表示される時間帯表示バーの位置
を前記カレンダ上の特定された日付の表示位置に応じて
設定する時間帯表示バー位置設定処理手段を含むことを
特徴とする。
【0011】本発明に従えば、第1発明において、表示
される時間帯表示バーの位置はカレンダ上の指定された
日付の表示位置に応じて設定される。たとえば、カレン
ダ上の指定された日付の表示位置に近接した位置に設定
される。したがって、操作者はスケジュールを把握し易
くなる。
【0012】また第4の本発明は、前記データ表示処理
手段によって表示されるスケジュール関連情報の文字サ
イズおよび行数を該情報の量に応じて設定する表示文字
設定処理手段を含むことを特徴とする。
【0013】本発明に従えば、第1発明において、表示
されるスケジュール関連情報の文字サイズおよび行数
は、記憶されたスケジュール関連情報量に応じて設定さ
れる。たとえば、量が比較的多いときには小さい文字サ
イズや多い行数が設定され、量が比較的少ないときには
大きい文字サイズや少ない行数が設定される。したがっ
て、すべてのスケジュール関連情報を表示することがで
き、操作者はスケジュールを一見するだけで容易に把握
できる。
【0014】また第5の本発明は、前記時間帯表示バー
表示処理手段によって表示される時間帯表示バーの時間
帯の範囲を前記カレンダ上の特定された日付で記憶され
るスケジュール関連情報の時間帯に応じて設定する時間
帯表示バー範囲設定処理手段を含むことを特徴とする。
【0015】本発明に従えば、第1発明において、表示
される時間帯表示バーの時間帯の範囲はカレンダ上の指
定された日付で記憶されるスケジュール関連情報の時間
帯に応じて設定される。たとえば、記憶されるスケジュ
ール関連情報の時間帯を少なくとも含む時間帯範囲が設
定される。したがって、記憶されたスケジュール関連情
報の時間帯は確実に表示され、操作者はスケジュールの
時間帯を一見するだけで容易に把握できる。
【0016】また第6の本発明は、前記時間帯表示バー
表示処理手段によって表示される時間帯表示バーの単位
時間当たりの幅を前記カレンダ上の特定された日付で記
憶されるスケジュール関連情報の時間帯に応じて設定す
る時間帯表示バー幅設定処理手段を含むことを特徴とす
る。
【0017】本発明に従えば、第1発明において、表示
される時間帯表示バーの単位時間当たりの幅はカレンダ
上の指定された日付で記憶されるスケジュールの時間帯
に応じて設定される。たとえば、記憶されるスケジュー
ル関連情報の時間帯が少なくとも表示されるような幅が
設定される。したがって、記憶されたスケジュール関連
情報の時間帯は確実に表示され、操作者はスケジュール
の時間帯を一見するだけで容易に把握できる。
【0018】また第7の本発明は、前記時間帯表示バー
表示処理手段によって表示される時間帯表示バー上に記
憶されたスケジュール関連情報の時間帯を表示し、該時
間帯に対する予め定められる操作が行われたときに該時
間帯を変更する時間帯変更処理手段を含むことを特徴と
する。
【0019】本発明に従えば、第1発明において、表示
された時間帯表示バーには記憶されたスケジュール関連
情報の時間帯が表示され、該時間帯に対して予め定めら
れる操作、たとえば時間帯を特定した後、他の時間帯を
特定する操作を行うことによって、時間帯を変更するこ
とができる。
【0020】また第8の本発明は、前記時間帯表示バー
表示処理手段によって表示される時間帯表示バー上に記
憶されたスケジュール関連情報の時間帯を表示し、該時
間帯の開始時刻または終了時刻に対する予め定められる
操作が行われたときに該開始時刻または終了時刻を変更
する時刻変更処理手段を含むことを特徴とする。
【0021】本発明に従えば、第1発明において、表示
された時間帯表示バーには記憶されたスケジュール関連
情報の時間帯が表示され、該時間帯の開始時刻または終
了時刻に対して予め定められる操作、たとえば開始時刻
または終了時刻を特定した後、他の時刻を特定する操作
を行うことによって、開始時刻または終了時刻を変更す
ることができる。
【0022】また第9の本発明は、前記時間帯表示バー
表示処理手段によって表示される時間帯表示バー上に記
憶されたスケジュール関連情報の時間帯を表示し、該時
間帯の開始時刻または終了時刻に対する予め定められる
操作が行われたときに該時間帯のスケジュール関連情報
を削除するデータ削除処理手段を含むことを特徴とす
る。
【0023】本発明に従えば、第1発明において、表示
された時間帯表示バーには記憶されたスケジュール関連
情報の時間帯が表示され、該時間帯の開始時刻または終
了時刻に対して予め定められる操作、たとえば記憶され
た開始時刻を特定した後記憶された終了時刻以降の時刻
を特定する操作を行うこと、あるいは記憶された終了時
刻を特定した後記憶された開始時刻以前の時刻を特定す
る操作を行うことによって、スケジュールを削除するこ
とができる。
【0024】また第10の本発明は、前記時間帯表示バ
ー表示処理手段によって表示される時間帯表示バー上に
記憶されたスケジュール関連情報の時間帯を表示し、該
時間帯に対する予め定められる操作が行われたときに該
時間帯を移動または複写するための第2の時間帯表示バ
ーを設定して前記表示手段に表示する第2の時間帯表示
バー表示処理手段を含むことを特徴とする。
【0025】本発明に従えば、第1発明において、表示
された時間帯表示バーには記憶されたスケジュール関連
情報の時間帯が表示され、該時間帯に対して予め定めら
れる操作、たとえば時間帯を予め定められる期間以上特
定する操作を行うことによって、時間帯を移動または複
写するための第2の時間帯表示バーが表示される。した
がって、操作者は該第2時間帯表示バーを用いて、第1
時間帯表示バーに表示された記憶された時間帯を容易に
変更することができる。
【0026】また第11の本発明は、前記第2の時間帯
表示バー表示処理手段によって表示される時間帯表示バ
ーを前記カレンダ上の特定された日付の表示位置近傍に
設定して表示する第2時間帯表示バー位置設定処理手段
を含むことを特徴とする。
【0027】本発明に従えば、第10発明において、第
2時間帯表示バーの表示位置は、前記カレンダ上の指定
された日付近傍の位置に設定される。したがって、操作
者の時間帯変更操作の利便性が向上する。
【0028】また第12の本発明は、前記時間帯表示バ
ー表示処理手段によって表示される時間帯表示バー上に
記憶されたスケジュール関連情報の時間帯を表示し、該
時間帯に対する予め定められる操作が行われたときに時
間帯を移動または複写して入力するための時間帯入力バ
ーを設定して前記表示手段に表示する時間帯入力バー表
示処理手段を含むことを特徴とする。
【0029】本発明に従えば、第1発明において、表示
された時間帯表示バーには記憶されたスケジュール関連
情報の時間帯が表示され、該時間帯に対して予め定めら
れる操作、たとえば時間帯を予め定められる期間以上特
定した後、前記カレンダ上の異なる日付を特定する操作
を行うことによって、時間帯表示バーに加えて時間帯入
力バーが表示される。したがって、操作者は時間帯入力
バーを用いて時間帯を入力することができる。
【0030】また第13の本発明は、前記時間帯表示バ
ー表示処理手段によって表示される時間帯表示バー上に
記憶されたスケジュール関連情報の時間帯を表示し、該
時間帯に対する予め定められる操作が行われたときに前
記カレンダの表示範囲を拡大するカレンダ表示範囲拡大
処理手段を含むことを特徴とする。
【0031】本発明に従えば、第10発明において、時
間帯表示バーには記憶されたスケジュール関連情報の時
間帯が表示され、該時間帯に対して予め定められる操
作、たとえば時間帯を予め定められる期間以上特定する
操作が行われたとき、カレンダの表示範囲が拡大され
る。たとえば、1カ月間から2カ月以上の複数月間に表
示範囲が拡大される。したがって、操作者は拡大された
カレンダを見ながら時間帯を容易に変更することができ
る。
【0032】また第14の本発明は、前記時間帯表示バ
ー表示処理手段によって表示される時間帯表示バー上に
記憶されたスケジュール関連情報の時間帯を表示し、該
時間帯に対する予め定められる操作が行われたときであ
って、特定された日付が月の開始日であったときに先月
度のカレンダを表示する元データ登録日付による先月度
カレンダ表示処理手段を含むことを特徴とする。
【0033】本発明に従えば、第10発明において、時
間帯表示バーには記憶されたスケジュール関連情報の時
間帯が表示され、該時間帯に対して予め定められる操
作、たとえば時間帯を予め定められる期間以上特定する
操作が行われたときであって、最初に特定された日付が
月の開始日であったときには、先月度のカレンダが表示
される。したがって、操作者は先月度のカレンダを見な
がら時間帯を容易に変更することができる。
【0034】また第15の本発明は、前記時間帯表示バ
ー表示処理手段によって表示される時間帯表示バー上に
記憶されたスケジュール関連情報の時間帯を表示し、該
時間帯に対する予め定められる操作が行われたときであ
って、特定された日付が月の終了日であったときに来月
度のカレンダを表示する元データ登録日付による来月度
カレンダ表示処理手段を含むことを特徴とする。
【0035】本発明に従えば、第10発明において、時
間帯表示バーには記憶されたスケジュール関連情報の時
間帯が表示され、該時間帯に対して予め定められる操
作、たとえば時間帯を予め定められる期間以上特定する
操作が行われたときであって、最初に特定された日付が
月の終了日であったときには、来月度のカレンダが表示
される。したがって、操作者は来月度のカレンダを見な
がら時間帯を容易に変更することができる。
【0036】また第16の本発明は、前記時間帯表示バ
ー表示処理手段によって表示される時間帯表示バー上に
記憶されたスケジュール関連情報の時間帯を表示し、予
め定められる操作が行われたときに先月度のカレンダを
表示する先月度カレンダ表示処理手段を含むことを特徴
とする。
【0037】本発明に従えば、第10発明において、時
間帯表示バーには記憶されたスケジュール関連情報の時
間帯が表示され、予め定められる操作、たとえば時間帯
を予め定められる期間以上特定した後予め定められる表
示領域を特定する操作が行われたときには、先月度のカ
レンダが表示される。したがって、操作者は先月度のカ
レンダを見ながら時間帯を容易に変更することができ
る。
【0038】また第17の本発明は、前記時間帯表示バ
ー表示処理手段によって表示される時間帯表示バー上に
記憶されたスケジュール関連情報の時間帯を表示し、予
め定められる操作が行われたときに来月度のカレンダを
表示する来月度カレンダ表示処理手段を含むことを特徴
とする。
【0039】本発明に従えば、第10発明において、時
間帯表示バーには記憶されたスケジュール関連情報の時
間帯が表示され、予め定められる操作、たとえば時間帯
を予め定められる期間以上特定した後、予め定められる
表示領域を特定する操作が行われたときには、来月度の
カレンダが表示される。したがって、操作者は来月度の
カレンダを見ながら時間帯を容易に変更することができ
る。
【0040】また第18の本発明は、前記表示手段に表
示されたカレンダに対する予め定められる操作が行われ
たときに、現在日付を抽出し、その日付で記憶されてい
るスケジュール関連情報を前記記憶手段から読出し、前
記カレンダに代わって時間帯表示バーを設定して前記表
示手段に表示する本日データの時間帯表示バー表示処理
手段を含むことを特徴とする。
【0041】本発明に従えば、第1発明において、表示
されたカレンダに対する予め定められる操作、たとえば
予め定められる表示領域を特定する操作が行われたとき
には、本日のスケジュール関情報が時間帯表示バー上に
表示される。時間帯表示バーは前記カレンダに代わって
表示される。したがって、操作者は本日のスケジュール
を把握することができる。
【0042】また第19の本発明は、前記本日データの
時間帯表示バー表示処理手段によって表示された時間帯
表示バーに対する予め定められる操作が行われたときに
スケジュール関連情報を修正するための修正画面を前記
表示手段に表示するスケジュール起動処理手段を含むこ
とを特徴とする。
【0043】本発明に従えば、第18発明において、表
示された時間帯表示バーに対する予め定められる操作、
たとえば表示された時間帯をダブルクリックによって特
定する操作が行われたときには、スケジュール関連情報
を修正するための修正画面が表示される。したがって、
操作者は修正画面を用いてスケジュールを容易に修正す
ることができる。
【0044】また第20の本発明は、前記本日データの
時間帯表示バー表示処理手段による時間帯表示バーの表
示時に、表示される時間帯表示バーの日付を所定時間が
経過する毎に更新する日付更新処理手段を含むことを特
徴とする。
【0045】本発明に従えば、第18発明において、所
定時間が経過する毎に、表示される時間帯表示バーの日
付が更新される。したがって、操作者はスケジュールを
順次的に容易に把握することができる。
【0046】また第21の本発明は、前記本日データの
時間帯表示バー表示処理手段による時間帯表示バーの表
示時に、現在時刻を抽出し、表示された時間帯表示バー
上の該時刻の位置に所定の時刻報知部を設定して表示す
る現在時刻表示処理手段を含むことを特徴とする。
【0047】本発明に従えば、第18発明において、現
在時刻が時間帯表示バー上に表示される。したがって、
操作者は現在時刻を容易に把握することができる。
【0048】また第22の本発明は、前記本日データの
時間帯表示バー表示処理手段による時間帯表示バーの表
示時に、現在時刻を抽出し、該時刻よりも以前と以降と
のスケジュール関連情報の時間帯の表示色を異なる色に
設定する色分表示処理手段を含むことを特徴とする。
【0049】本発明に従えば、第18発明において、時
間帯表示バー上の時間帯が現在時刻の前後で異なる色で
表示される。したがって、操作者は現在時刻を境にスケ
ジュールを容易に把握することができる。
【0050】また第23の本発明は、前記本日データの
時間帯表示バー表示処理手段による時間帯表示バーの表
示時に、現在時刻を抽出し、該時刻を基準に予め定めら
れる長さの時間帯表示バーを常に表示する時間帯表示バ
ー開始時刻設定処理手段を含むことを特徴とする。
【0051】本発明に従えば、第18発明において、現
在時刻を基準、たとえば開始時刻として、予め定められ
る長さの時間帯表示バーが常に表示される。したがっ
て、操作者は時間が経過するに連れて更新されるスケジ
ュールの表示によって、予定されているスケジュールを
容易に把握することができる。
【0052】また第24の本発明は、前記時間帯変更処
理手段による時間帯変更時または前記時刻変更処理手段
による時刻変更時に、時間帯表示バーの単位時間当たり
の幅を縮小して該時間帯表示バーの開始時刻から終了時
刻までの時間帯を拡大する幅変更処理手段を含むことを
特徴とする。
【0053】本発明に従えば、第7または8発明におい
て、時間帯または時刻変更時に、時間帯表示バーの単位
時間当たりの幅が縮小され、該時間帯表示バーの開始時
刻から終了時刻までの時間帯が拡大して表示される。し
たがって、操作者の時間帯または時刻変更操作が容易と
なる。
【0054】また第25の本発明は、前記幅変更処理手
段によって時間帯表示バーの幅を変更したときにさらな
る時間帯表示バーを一時的に表示する時間帯表示バーの
一時表示処理手段を含むことを特徴とする。
【0055】本発明に従えば、第24発明において、時
間帯表示バーの時間帯拡大処理時に、さらなる時間帯表
示バーが一時的に表示される。したがって、操作者は一
時的な該バーを用いて時間帯または時刻を容易に変更す
ることができる。
【0056】また第26の本発明は、スケジュールに関
連する情報を入力する入力手段と、入力されたスケジュ
ール関連情報を表示する表示手段と、入力されたスケジ
ュール関連情報を記憶する記憶手段と、を備えるスケジ
ュール管理装置において、スケジュールの時間帯を入力
するための時刻毎の時間軸を有する時間帯入力バーを設
定して前記表示手段に表示する時間帯入力バー表示設定
処理手段と、前記時間帯入力バー表示設定処理手段によ
る時間帯入力バーの表示時に、該時間帯入力バー上の時
間帯に対する予め定められる操作が行われたときに記憶
されたスケジュール関連情報を前記記憶手段から読出し
て前記表示手段に表示するデータ表示処理手段とを含む
ことを特徴とするスケジュール管理装置である。
【0057】本発明に従えば、入力されたスケジュール
関連情報は表示されまた記憶される。表示手段には時間
帯入力バーが表示される。該時間帯入力バーには、入力
され記憶されたスケジュール関連情報の時間帯が表示さ
れる。該時間帯入力バー上の時間帯に対する予め定めら
れる操作、たとえば時間帯を予め定められる期間以上特
定する操作が行われたときには、記憶されたスケジュー
ル関連情報が読出され、表示される。したがって、操作
者は記憶されたスケジュールを参照しながら、時間帯入
力バーを用いてスケジュールを容易に入力することがで
きる。
【0058】また第27の本発明は、前記時間帯入力バ
ー表示設定処理手段による時間帯入力バーの表示時に、
該時間帯入力バー上の時間帯に対する予め定められる操
作が行われたときに入力中のデータを一時的に保存する
データ一時保存処理手段と、前記予め定められる操作が
行われたときにスケジュール関連情報を修正する修正画
面を前記表示手段に表示する修正画面表示処理手段とを
含むことを特徴とする。
【0059】本発明に従えば、第26発明において、表
示される時間帯入力バー上の時間帯に対する予め定めら
れる操作、たとえば時間帯をダブルクリックなどによっ
て特定する操作が行われたときには、入力中のスケジュ
ール関連情報が一時的に保存されるとともに、スケジュ
ール関連情報を修正する修正画面が表示される。したが
って、操作者は入力中のスケジュールを消すことなく記
憶されたスケジュールを容易に修正することができる。
【0060】また第28の本発明は、前記時間帯入力バ
ー表示設定処理手段による時間帯入力バーの表示時に、
該時間帯入力バー上の時間帯に対する予め定められる操
作が行われたときに該時間帯を変更する時間帯変更処理
手段を含むことを特徴とする。
【0061】本発明に従えば、第26発明において、表
示される時間帯入力バー上の時間帯に対する予め定めら
れる操作、たとえば時間帯を予め定められる期間以上特
定した後、他の時間帯を特定する操作が行われたときに
は、スケジュール関連情報の時間帯が変更される。した
がって、操作者は記憶されたスケジュールの時間帯を容
易に変更できる。
【0062】また第29の本発明は、前記時間帯入力バ
ー表示設定処理手段による時間帯入力バーの表示時に、
該時間帯入力バー上の時間帯の開始時刻または終了時刻
に対する予め定められる操作が行われたときに該開始時
刻または終了時刻を変更する時刻変更処理手段を含むこ
とを特徴とする。
【0063】本発明に従えば、第26発明において、表
示される時間帯入力バー上の時間帯の開始時刻または終
了時刻に対する予め定められる操作、たとえば時刻を予
め定められる期間以上特定した後、他の時刻を特定する
操作が行われたときには、スケジュール関連情報の時間
帯の開始時刻または終了時刻が変更される。したがっ
て、操作者は記憶されたスケジュールの時間帯の開始時
刻または終了時刻を容易に変更できる。
【0064】また第30の本発明は、前記時間帯入力バ
ー表示設定処理手段による時間帯入力バーの表示時に、
該時間帯入力バー上の時間帯の開始時刻または終了時刻
に対する予め定められる操作が行われたときに該時間帯
のスケジュール関連情報を削除する時間帯削除処理手段
を含むことを特徴とする。
【0065】本発明に従えば、第26発明において、表
示される時間帯入力バー上の時間帯の開始時刻または終
了時刻に対する予め定められる操作、たとえば開始時刻
を予め定められる期間以上特定した後、終了時刻以降の
時刻を特定する操作、あるいは終了時刻を予め定められ
る期間以上特定した後、開始時刻以前の時刻を特定する
操作が行われたときには、スケジュール関連情報が削除
される。したがって、操作者は記憶されたスケジュール
を容易に削除できる。
【0066】
【発明の実施の形態】図1は 本発明の第1実施形態で
あるスケジュール管理装置32の電気的構成を示すブロ
ック図である。スケジュール管理装置32は、入力部1
と、LCD(液晶表示装置)などで実現される表示部2
と、ROM(リードオンリメモリ)やRAM(ランダム
アクセスメモリ)などで実現される記憶部3と、複数の
処理部4〜30と、CPU(中央演算処理装置)などで
実現される制御部31とを含んで構成される。
【0067】入力部1は、スケジュールに関連する情報
を入力する。スケジュール関連情報とは、いつ、どこ
で、何があるか、また出席者や詳細内容などを示す情報
である。入力部1は、タブレットおよび入力ペンで実現
される。あるいは公知の技術であるマウスやキーボード
で実現してもかまわないが、本実施形態ではタブレット
と入力ペンで実現した例について説明する。タブレット
の入力面は透光性を有し、該入力面には予め定められる
直交座標が設定されている。タブレットは、入力ペンで
入力面が指示されると、指示されて特定された座標点を
表す座標点信号を出力する。タブレットの入力方式とし
ては、抵抗膜方式、静電誘導方式、電磁誘導方式などの
公知の技術のうちのいずれか1つが採用される。出力さ
れた座標点信号は、A/D(アナログ/デジタル)変換
されて制御部31に与えられ、制御部31によって表示
部2、記憶部3および各処理部4〜30に与えられる。
【0068】表示部2の表示面には予め定められる直交
座標が設定されており、少なくとも日付毎の時間軸を有
するカレンダを設定して表示する。また、表示面上には
前記入力面が重畳される。表示面と入力面との直交座標
同士を互いに対応付けておくことによって、たとえばカ
レンダ上の所定の日を特定することができる。記憶部3
は、入力されたスケジュール関連情報を記憶するととも
に、予め定められる動作プログラムや該動作のための各
種設定条件などを記憶する。制御部31は、記憶部3に
記憶された動作プログラムや設定条件に従って装置全体
の動作を統括的に制御する。スケジュール管理装置32
は、各処理部4〜30を用いて第1〜第25の動作を実
行する。
【0069】まず、時間帯表示バー表示処理部4と時間
帯表示バーのデータ表示処理部5とを用いた第1の動作
について説明する。第1動作は、入力されているスケジ
ュール関連情報の表示に関する。
【0070】表示部2には、たとえば図2に示されるよ
うなカレンダ51が表示される。該カレンダ51は、6
週分の日付によって1カ月分の日付を表すものである。
カレンダ51では、スケジュールがすでに入力されてい
る日付53が分かるように表示される。たとえば、1日
(日付)に「7月度」というスケジュールの名称が表示
される。またたとえば、1日(日付)の欄が他の日付の
欄とは異なる属性で表示される。
【0071】時間帯表示バーの表示処理部4はカレンダ
51上の所定の日付、すなわちスケジュールがすでに入
力されている日付53が入力ペン52で指示されて特定
されたとき、図3(A)に示されるような日付53に対
する時刻毎の時間軸を有する時間帯表示バー54を設定
して前記カレンダ51と併せて表示部2に表示する。該
時間帯表示バー54は、7時から19時までの時間帯を
表すものである。時間帯表示バー54では、スケジュー
ルがすでに入力されている時間帯55が分かるように表
示される。たとえば、9時から12時までの時間帯55
が他の時間帯とは異なる属性で表示される。またたとえ
ば、9時から12時までの時間帯55に「7月度 商品
企画会議」というスケジュールの名称が表示される。
【0072】時間帯表示バーのデータ表示処理部5は時
間帯表示バー54上の所定の時間帯、すなわちスケジュ
ールがすでに入力されている時間帯55が入力ペン52
で指示されたまま固定されて特定されたとき、図3
(B)に示されるような日付53および時間帯55で記
憶されたスケジュール関連情報を記憶部3から読出し、
表示部2のデータ表示部56内に表示する。
【0073】図4は、時間帯表示バーの表示処理部4の
時間帯表示バー54の表示動作を示すフローチャートで
ある。ステップa1で該処理部4のアルゴリズムの実行
が開始されると、ステップa2でカレンダ51上の日付
53が特定されたかどうかを判断する。日付53が特定
されたステップa3では、該日付53に対する時間帯表
示バー54を設定して表示し、ステップa4で表示動作
を終了する。日付53が特定されなかったときにはその
ままステップa4に進む。
【0074】図5は、時間帯表示バーのデータ表示処理
部5のスケジュール関連情報の表示動作を示すフローチ
ャートである。ステップa5で該処理部5のアルゴリズ
ムの実行が開始されると、ステップa6で時間帯表示バ
ー54上の時間帯55が特定されたかどうかを判断す
る。時間帯55が特定されたステップa7では、データ
表示部56を設定し、特定された日付53および時間帯
55で記憶されたスケジュール関連情報を読出して該表
示部56に表示し、ステップa6に戻る。時間帯55が
特定されなかったステップa8では、データ表示部56
の設定を解消してスケジュール関連情報の表示を消去
し、ステップa9に進んで表示動作を終了する。このよ
うに第1動作によれば、操作者は表示されたカレンダ5
1によって1カ月間のスケジュールを容易に把握でき、
また表示された時間帯表示バー54によって1日間のス
ケジュールを容易に把握でき、さらにスケジュール関連
情報を容易に把握できる。
【0075】次に、前記処理部4,5に加えて、重要度
設定処理部6と重要度による色調設定処理部7とを用い
た第2の動作について説明する。第2の動作は、入力さ
れているスケジュール関連情報の表示色に関する。重要
度設定処理部6は、入力されたスケジュール関連情報に
対して重要度を設定する。重要度による色調設定処理部
7は、前記処理部5によって表示されるスケジュール関
連情報の表示色を前記重要度設定処理部6によって設定
された重要度に応じて設定する。
【0076】図6(A)は、重要度による色調設定動作
を説明するための図である。重要度による色調設定処理
部7は、色調設定部57、設定確定部58および設定中
止部59を表示部2に表示する。色調設定部57を用い
て重要度と色調とが互いに対応付けられて設定され、該
設定は設定確定部58を入力ペン52で指示することに
よって確定され、設定中止部59を指示することによっ
て中止される。たとえば、最重要、A、BおよびCの4
段階の重要度に対して、互いに異なる赤、緑、青および
黒の色調が設定される。
【0077】図6(B)は、スケジュールに対する重要
度設定動作を説明するための図である。重要度設定処理
部6は、重要度設定部63を表示部2に表示する。な
お、スケジュール管理装置1はスケジュール関連情報の
入力時において、スケジュールの日付を設定する日付設
定部60、時間帯を設定する時間帯設定部61およびそ
れ以外の情報を設定する情報設定部62を表示部2に表
示し、前記重要度設定部63はこれらの設定部60〜6
2と併せて表示される。重要度設定部63は、設定部6
0〜62を用いて入力されたスケジュール関連情報に対
する重要度を設定する。たとえば、最重要、A、Bおよ
びCの4段階の重要度を設定するための4つの領域63
a〜63dの中のいずれか1領域を入力ペン52で指示
することによって、重要度が設定される。本実施形態で
は、最重要が設定されている。
【0078】カレンダ51上の日付53が特定されたと
き、図7(A)に示されるような時間帯表示バー54が
表示される。また、時間帯表示バー54上の時間帯55
が特定されたとき、図7(B)に示されるようなデータ
表示部56が表示される。データ表示部56にはスケジ
ュール関連情報が表示される。このとき、該スケジュー
ル関連情報は最重要と設定されているので赤で表示され
る。
【0079】図8は、重要度設定処理部6の重要度の設
定動作を示すフローチャートである。ステップa10で
該処理部6のアルゴリズムの実行が開始されると、ステ
ップa11で最重要の領域63aが入力ペン52で指示
されたかどうかを判断する。指示されたときのステップ
a12では、入力されたスケジュールの重要度を最重要
に設定してステップa13に進み、設定動作を終了す
る。領域63aが指示されなかったときには、ステップ
a14に進む。ステップa14では、重要度Aの領域6
3bが入力ペン52で指示されたかどうかを判断する。
指示されたときのステップa15では、入力されたスケ
ジュールの重要度をAに設定してステップa13に進
む。領域63bが指示されなかったときにはステップa
16に進む。
【0080】ステップa16では、重要度Bの領域63
cが入力ペン52で指示されたかどうかを判断する。指
示されたときのステップa17では、入力されたスケジ
ュールの重要度をBに設定してステップa13に進む。
領域63cが指示されなかったときにはステップa18
に進む。ステップa18では、重要度Cの領域63dが
入力ペン52で指示されたかどうかを判断する。指示さ
れたときのステップa19では、入力されたスケジュー
ルの重要度をCに設定してステップa13に進む。領域
63dが指示されなかったときにはそのままステップa
13に進む。
【0081】図9は、重要度による色調設定処理部7の
色調設定動作を示すフローチャートである。ステップa
20で該処理部7のアルゴリズムの実行が開始される
と、ステップa21では特定されたスケジュールの重要
度を獲得する。次のステップa22では、獲得した重要
度に対して設定された色調を表示部2に設定してステッ
プa23に進み、設定動作を終了する。このように第2
動作によれば、操作者はスケジュールとともにその重要
度を容易に把握できる。
【0082】次に、前記処理部4,5に加えて、時間帯
表示バーの位置設定処理部8を用いた第3の動作につい
て説明する。第3の動作は、時間帯表示バー54の表示
位置に関する。時間帯表示バー54がカレンダ51と併
せて表示部2に表示されるとき、時間帯表示バーの位置
設定処理部8は該バー54の位置を規制する。すなわ
ち、図10(A)に示されるように特定された日付53
が第1〜第5週目であったときにはその直下に表示し、
図10(B)に示されるように第6週目であったときに
はその直上に表示する。このように位置設定処理部8
は、日付53の近傍に時間帯表示バー54を設定し表示
する。
【0083】図11は、時間帯表示バーの位置設定処理
部8の設定動作を示すフローチャートである。ステップ
a24で該処理部8のアルゴリズムの実行が開始される
と、ステップa25で特定された日付53が第何週目で
あるかを獲得する。次にステップa26では、第6週目
でないかどうかを判断する。第6週目でなかったとき、
すなわち第1〜第5週目であったときにはステップa2
7に進み、日付53の直下に時間帯表示バー54を表示
してステップa28に進み、設定動作を終了する。第6
週目であったときにはステップa29に進み、日付53
の直上に時間帯表示バー54を表示してステップa28
に進む。このように第3動作によれば、操作者はスケジ
ュールを把握し易くなる。
【0084】次に、前記処理部4,5とに加えて、表示
文字の設定処理部9を用いた第4の動作について説明す
る。第4の動作は、データ表示部56内のスケジュール
関連情報の文字サイズおよび行数に関する。スケジュー
ル関連情報が表示されるデータ表示部56が設定される
とき、表示文字の設定処理部9は該スケジュール関連情
報の文字サイズおよび行数を規制する。すなわち、デー
タ量が比較的少ないときには図12(A)に示されるよ
うに大きい文字サイズおよび少ない行数を設定し、デー
タ量が比較的多いときには図12(B)に示されるよう
に小さい文字サイズおよび多い行数を設定する。このよ
うに表示文字の設定処理部9は、データ表示部56内に
表示されるスケジュール関連情報の文字サイズおよび行
数をそのデータ量に応じて設定する。具体的には、スケ
ジュール関連情報が1行のデータであるかどうか、およ
び該情報の文字数が予め定められる文字数以下であるか
どうかを判断して、表示条件を設定する。
【0085】図13は、表示文字の設定処理部9の設定
動作を示すフローチャートである。ステップa30で該
処理部9のアルゴリズムの実行が開始されると、ステッ
プa31で、スケジュール関連情報が1行のデータであ
るかどうかを判断する。1行のデータであったときには
ステップa32に進み、1行のデータではなかったとき
にはステップa34に進む。ステップa32では、スケ
ジュール関連情報の文字数が予め定められる文字数X
1、すなわち大きな文字サイズで1行に表示可能な最大
字数X1以下であるかどうかを判断する。以下であった
ときにはステップa33に進み、以下ではなかったとき
にはステップa34に進む。ステップa33では、文字
サイズを比較的大きいサイズに設定してステップa35
に進む。ステップa34では、文字サイズを比較的小さ
いサイズに設定してステップa35に進む。ステップa
35では、スケジュール関連情報の行数およびサイズに
応じたデータ表示部56の大きさおよび位置を設定して
ステップa36に進み、設定動作を終了する。このよう
に第4動作によれば、すべてのスケジュール関連情報を
表示することができ、操作者はスケジュールを一見する
だけで容易に把握できる。
【0086】次に、前記処理部4,5とに加えて、時間
帯表示バーの範囲設定処理部10を用いた第5の動作に
ついて説明する。第5の動作は、時間帯表示バー54の
表示範囲に関する。時間帯表示バー54が表示されると
き、時間帯表示バーの範囲設定処理部10は該時間帯表
示バー54の時間帯の範囲をカレンダ51上の日付53
で記憶されるスケジュール関連情報の時間帯に応じて設
定する。すなわち、図14(A)に示されるように10
時から12時までの時間帯55と13時から14時まで
の時間帯55とにスケジュールが設定されているとき、
少なくともこれらの時間帯55を含む9時(表示開始時
刻)から15時(表示終了時刻)までの比較的短い時間
帯表示バー54を設定する。また、図14(B)に示さ
れるように8時から12時までの時間帯55と15時か
ら18時までの時間帯55とにスケジュールが設定され
ているとき、少なくともこれらの時間帯55を含む7時
(表示開始時刻)から19時(表示終了時刻)までの比
較的長い時間帯表示バー54を設定する。
【0087】なお、第5動作では、表示面および入力面
の直交座標上の表示開始時刻の設定位置は予め定められ
ている。また、時間帯表示バー54の最小限度の時間幅
X2も予め定められている。したがって、入力されたス
ケジュールの時間帯によって時間帯表示バー54の長さ
は異なることとなる。
【0088】図15は、時間帯表示バーの範囲設定処理
部10の設定動作を示すフローチャートである。ステッ
プa37で該処理部10のアルゴリズムの実行が開始さ
れると、ステップa38では、日付53のスケジュール
中の最も時刻の早い開始時刻を獲得し、それよりも1時
間だけ早い時刻を時間帯表示バー54の表示開始時刻に
設定する。次にステップa39では、日付53のスケジ
ュール中の最も時刻の遅い終了時刻を獲得し、それより
も1時間だけ遅い時刻を時間帯表示バー54の表示終了
時刻に設定する。次にステップa40に進み、表示開始
時刻および表示終了時刻が存在するかどうかを判断す
る。存在するときにはステップa41に進み、(表示終
了時刻)−(表示開始時刻)の値が、時間帯表示バー5
4の最小限度の時間幅X2よりも小さいかどうかを判断
する。小さいときにはステップa42に進み、(表示開
始時刻+時間幅X2)の値を表示終了時刻に設定し直
す。そしてステップa43に進む。ステップa41で小
さくなかったときにはそのままステップa43に進む。
【0089】ステップa43では、設定された表示開始
時刻および表示終了時刻の時間帯表示バー54を表示し
てステップa44に進み、設定動作を終了する。ステッ
プa40で、表示開始時刻および表示終了時刻が存在し
なかったときにはステップa45に進み、時間帯表示バ
ー54を表示しないようにしてステップa44に進む。
このように第5動作によれば、スケジュールの時間帯は
確実に表示されるので、操作者は該時間帯を一見するだ
けで容易に把握できる。
【0090】次に、前記処理部4,5とに加えて、時間
帯表示バー表示時の単位時間当たりの幅設定処理部11
を用いた第6の動作について説明する。第6の動作は、
時間帯表示バー54の単位時間当たりの時間幅X2に関
する。時間帯表示バー54が表示されるとき、時間帯表
示バー表示時の単位時間当たりの幅設定処理部11は該
バー54の単位時間当たりの時間幅X2をカレンダ51
上の特定された日付53で記憶されるスケジュール関連
情報の時間帯に応じて設定する。すなわち、図16
(A)に示されるように10時から12時までの時間帯
55と13時から14時までの時間帯55とにスケジュ
ールが設定されているとき、少なくともこれらの時間帯
55を含む9時(表示開始時刻)から15時(表示終了
時刻)までの時間帯表示バー54を設定する。また、図
16(B)に示されるように8時から12時までの時間
帯55と15時から18時までの時間帯55とにスケジ
ュールが設定されているとき、少なくともこれらの時間
帯55を含む7時(表示開始時刻)から19時(表示終
了時刻)までの比較的長い時間帯表示バー54を設定す
る。ここで、表示面および入力面の直交座標上の表示開
始時刻の設定位置とともに表示終了時刻の設定位置は予
め定められている。また、時間帯表示バー54の最小限
度の時間幅X2は可変に設定されている。したがって、
時間帯表示バー54の長さは、スケジュールの時間帯に
よらず同一となる。
【0091】図17は、時間帯表示バー表示時の単位時
間当たりの幅設定処理部11の設定動作を示すフローチ
ャートである。ステップa450で該処理部11のアル
ゴリズムの実行が開始されると、ステップa46では、
前記ステップa38,a39と同様にして時間帯表示バ
ー54の表示開始時刻および表示終了時刻を獲得する。
次にステップa47に進み、表示開始時刻および表示終
了時刻が存在するかどうかを判断する。存在するときに
はステップa48に進み、時間帯表示バー54の幅/
(表示終了時刻−表示開始時刻)の値を単位時間当たり
の時間幅X2に設定してステップa49に進み、設定動
作を終了する。ステップa47で、表示開始時刻および
表示終了時刻が存在しなかったときにはステップa50
に進み、時間帯表示バー54を表示しないようにしてス
テップa49に進む。このように第6動作によれば、ス
ケジュールの時間帯は確実に表示されるので、操作者は
該時間帯を一見するだけで容易に把握できる。
【0092】次に、前記処理部4,5に加えて、時間帯
表示バーの時間帯変更処理部12を用いた第7の動作に
ついて説明する。第7の動作は、時間帯表示バー54を
用いた時間帯の変更に関する。時間帯表示バー54には
時間帯55が表示されている。時間帯表示バーの時間帯
変更処理部12は、該時間帯55に対する予め定められ
る操作が行われたとき、該時間帯55を変更する。すな
わち、図18(A)に示されるように入力ペン52で時
間帯55を指示し、図18(B)に示されるように所望
の時間帯まで指示したまま移動し、図18(C)に示さ
れるように指示を止めることによって、時間帯55が変
更される。
【0093】図19は、時間帯表示バーの時間帯変更処
理部12の変更動作を示すフローチャートである。ステ
ップa51で該処理部12のアルゴリズムの実行が開始
されると、ステップa52では、時間帯表示バー54の
時間帯55を入力ペン52で指示した状態が、予め定め
られる期間X3だけ経過したかどうかを判断する。経過
したときにはステップa53に進み、入力ペン52によ
る指示が止められていないかどうかを判断する。止めら
れていないとき、すなわち入力ペン52で指示したまま
スライドあるいは固定しているときにはステップa54
に進み、入力ペン52で指示された位置に時間帯を移動
し表示する。そしてステップa53に戻る。ステップa
53で入力ペン52による指示が止められていたとき、
すなわち入力ペン52による指示を離したときにはステ
ップa55に進み、離した位置における時間帯を獲得す
る。そしてステップa56に進み、獲得した時間帯を更
新して記憶するとともに表示する。そしてステップa5
7に進み、変更動作を終了する。このように第7動作に
よれば、入力されたスケジュールの時間帯を容易に変更
することができる。
【0094】次に、前記処理部4,5に加えて、時間帯
表示バーの開始時刻および終了時刻の変更処理部13を
用いた第8の動作について説明する。第8の動作は、時
間帯表示バー54を用いた時間帯の開始時刻および終了
時刻の変更に関する。時間帯表示バー54には、スケジ
ュールの時間帯55が表示されている。時間帯表示バー
の開始時刻および終了時刻変更処理部13は、該時間帯
55の開始時刻に対する予め定められる操作が行われた
とき、該時間帯55の開始時刻を変更し、また該時間帯
55の終了時刻に対する予め定められる操作が行われた
とき、該時間帯55の終了時刻を変更する。
【0095】すなわち、図20(A)に示されるように
入力ペン52で時間帯55の開始時刻55aを指示し、
図20(B)に示されるように所望の開始時刻55aま
で指示したまま移動し、図20(C)に示されるように
指示を止めることによって、時間帯55の開始時刻55
aが変更される。同様にして、入力ペン52で時間帯5
5の終了時刻55bを指示し、所望の終了時刻55bま
で指示したまま移動し、指示を止めることによって、時
間帯55の終了時刻55bが変更される。
【0096】図21は、時間帯表示バーの開始時刻およ
び終了時刻変更処理部13の変更動作を示すフローチャ
ートである。ステップa58で該処理部13のアルゴリ
ズムの実行が開始されると、ステップa59では、時間
帯表示バー54の時間帯55の開始時刻55aまたは終
了時刻55bを入力ペン52で指示した状態が、予め定
められる期間X4だけ経過したかどうかを判断する。経
過したときにはステップa60に進み、入力ペン52に
よる指示が止められていないかどうかを判断する。止め
られていないときにはステップa61に進み、入力ペン
52で指示された位置に開始時刻または終了時刻を移動
し表示する。そしてステップa60に戻る。ステップa
60で入力ペン52による指示が止められていたときに
はステップa62に進み、離した位置における開始時刻
または終了時刻を獲得する。そしてステップa63に進
み、獲得した開始時刻または終了時刻を更新して記憶す
るとともに表示する。そしてステップa64に進んで、
動作を終了する。ステップa59で期間X4が経過して
いないときはステップa64に進む。このように第8動
作によれば、入力されたスケジュールの時間帯の開始時
刻または終了時刻を容易に変更することができる。
【0097】次に、前記処理部4,5に加えて、時間帯
表示バーのデータ削除処理部14を用いた第9の動作に
ついて説明する。第9の動作は、時間帯表示バー54を
用いたスケジュールの時間帯の削除に関する。時間帯表
示バー54には、スケジュールの時間帯55が表示され
ている。時間帯表示バーのデータ削除処理部14は、該
時間帯55の開始時刻55aまたは終了時刻55bに対
する予め定められる操作が行われたとき、スケジュール
を削除する。
【0098】すなわち、図22(A)に示されるように
入力ペン52で時間帯55の開始時刻55aを指示し、
図22(B)に示されるように終了時刻55b以降の時
刻まで指示したまま移動し、指示を止めることによっ
て、スケジュールが削除される。同様にして、入力ペン
52で時間帯55の終了時刻55bを指示し、開始時刻
55a以前の時刻まで指示したまま移動し、指示を止め
ることによってもスケジュールを削除することができ
る。
【0099】図23は、時間帯表示バーのデータ削除処
理部14の削除動作を示すフローチャートである。ステ
ップa65で該処理部14のアルゴリズムの実行が開始
されると、ステップa66では、時間帯表示バー54の
時間帯55の開始時刻55aまたは終了時刻55bを入
力ペン52で指示した状態が予め定められる期間X5だ
け経過したかどうかを判断する。経過したときにはステ
ップa67に進み、入力ペン52による指示が止められ
ていないかどうかを判断する。止められていないときに
は、止められるまでこの判断を繰返す。入力ペン52に
よる指示が止められていたときにはステップa68に進
み、(終了時刻)−(開始時刻)の値が0よりも小さい
かどうかを判断する。小さいときにはステップa69に
進み、スケジュールを削除してステップa70に進み、
削除動作を終了する。ステップa68で小さくなかった
ときにはそのままステップa70に進み終了する。ステ
ップa66で入力ペン52で指示した状態が予め定めら
れる期間X5だけ経過していないときにはステップa7
0に進む。このように第9動作によれば、入力されたス
ケジュールを容易に削除することができる。
【0100】次に、前記処理部4,5に加えて、データ
移動、複写における時間帯表示バー表示処理部15を用
いた第10の動作について説明する。第10の動作は、
時間帯表示バー54を第1として、第2の時間帯表示バ
ーを用いたスケジュールの日付および時間帯の移動に関
する。時間帯表示バー54にはスケジュールの時間帯5
5が表示されている。データ移動、複写における時間帯
表示バー表示処理部15は、該時間帯55に対する予め
定められる操作が行われたとき、スケジュール関連情報
の日付および時間帯を移動または複写するための第2の
時間帯表示バー64を設定して表示部2に表示する。
【0101】すなわち、図24(A)に示されるように
入力ペン52で第1時間帯表示バー54の時間帯55を
指示し、指示したままカレンダ51の所望の日付まで移
動する。すると、図24(B)に示されるように時間帯
55の表示が移動してカレンダ51上に表示されるとと
もに、第2の時間帯表示バー64が表示される。そし
て、指示したまま時間帯55を第2時間帯表示バー64
の所望の時間帯まで移動し、指示を止める。すると、図
24(C)に示されるように日付53および時間帯55
が移動される。
【0102】図25は、データ移動、複写における時間
帯表示バー表示処理部15のデータ移動動作を示すフロ
ーチャートである。ステップa71で該処理部15のア
ルゴリズムの実行が開始されると、上述したように入力
ペン52で第1時間帯表示バー54の時間帯55を指示
し、指示したままカレンダ51の所望の日付まで移動し
て、その日付を入力ペン52で指示し固定した状態が、
予め定められる期間X6だけ経過したかどうかを、ステ
ップa72では判断する。経過したときにはステップa
73に進んで第2時間帯表示バー64を表示し、ステッ
プa74に進む。ステップa74では、入力ペン52に
よる指示が止められていないかどうかを判断する。止め
られていないとき、すなわち指示したまま第2時間帯表
示バー64の所望の時間帯55まで移動するなど、入力
ペン52で指示したままスライドあるいは固定している
ときには、指示が止められるまでステップa73,a7
4の動作を繰返す。入力ペン52による指示が止められ
ていたとき、すなわち入力ペン52による指示を離した
ときにはステップa75に進み、第2時間帯表示バー6
4を消去する。
【0103】そしてステップa76に進み、指示を離す
直前の入力ペン52の指示位置が第2時間帯表示バー6
4内にあったかどうかを判断する。あったときにはステ
ップa77に進み、スケジュールの日付および時間帯を
移動して設定し、ステップa78に進む。第2時間帯表
示バー64内になかったときにはそのままステップa7
8に進む。ステップa78では、第1時間帯表示バー5
4の表示内容を更新してステップa79に進み、移動動
作を終了する。ステップa72で期間X6が経過してい
ないときにはステップa79に進む。このように第10
動作によれば、操作者は、第2の時間帯表示バー64を
用いてスケジュールの日付および時間帯を容易に移動す
ることができる。
【0104】次に、前記処理部4,5,15に加えて、
データ移動、複写における時間帯表示バー位置設定処理
部16を用いた第11の動作について説明する。第11
の動作は、第2の時間帯表示バー64の表示位置に関す
る。第2の時間帯表示バー64が表示されているとき、
データ移動、複写における時間帯表示バー位置設定処理
部16は該バー64の表示位置を予め定められる操作に
応じて設定する。
【0105】すなわち、図26(A)に示されるように
入力ペン52で第1時間帯表示バー54の時間帯55を
指示し、指示したままカレンダ51の所望の日付まで移
動すると、図26(B)に示されるように移動したカレ
ンダ51上の位置に第2の時間帯表示バー64が表示さ
れる。続いて、指示したまま時間帯55を第2時間帯表
示バー64の所望の時間帯まで移動し、指示を止めるこ
とによって、日付53および時間帯55が移動される。
【0106】図27は、データ移動、複写における時間
帯表示バー位置設定処理部16の位置設定動作を示すフ
ローチャートである。ステップa80で該処理部16の
アルゴリズムの実行が開始されると、ステップa81で
入力ペン52で指示された位置の高さ、すなわちカレン
ダ51上の日付の位置を獲得する。具体的には、図26
(A)に示されるように画面左右方向にX軸が設定さ
れ、上下方向にY軸が設定され、X軸方向に1週間分の
日付が配列されるとともに、図示してはいないがY軸方
向に複数週分の日付が配列されるとき、入力ペン52で
指示した位置のY座標が獲得される。次にステップa8
2で、時間帯表示バー54の表示位置の高さと獲得した
高さとを位置合わせして第2時間帯表示バー64を表示
する。そしてステップa83に進み、位置設定動作を終
了する。このように第11動作によれば、第2の時間帯
表示バー64の表示位置は、指示した日付に近接した位
置に設定される。したがって、操作者の時間帯変更操作
の利便性が向上する。
【0107】次に、前記処理部4,5に加えて、データ
移動、複写における時間帯入力バー表示処理部17を用
いた第12の動作について説明する。第12の動作は、
時間帯入力バーを表示してのスケジュールの複写に関す
る。データ移動、複写における時間帯入力バー表示処理
部17は、時間帯表示バー54の時間帯55に対する予
め定められる操作に応じて、スケジュール関連情報を複
写するための時間帯入力バー65を設定する。
【0108】すなわち、図28(A)に示されるように
入力ペン52で第1時間帯表示バー54の時間帯55を
指示し、指示したままカレンダ51の所望の日付まで移
動し、指示を止め、日付を特定する。すると図28
(B)に示されるように、時間帯入力バー65が表示さ
れる。表示された時間帯入力バー65上の所定の時間帯
を指示し特定することによって、特定した日付の特定し
た時間帯にスケジュールが複写される。
【0109】図29は、データ移動、複写における時間
帯入力バー表示処理部17の表示動作を示すフローチャ
ートである。ステップa84で該処理部17のアルゴリ
ズムの実行が開始されると、上述したように入力ペン5
2で第1時間帯表示バー54の時間帯55を指示し、指
示したままカレンダ51の所望の日付まで移動して、そ
の日付を入力ペン52で指示し固定した状態が、予め定
められる期間X7だけ経過したかどうかを、ステップa
85では判断する。経過したときにはステップa86に
進み、入力ペン52による指示が止められていないかど
うかを判断する。止められていないときには、指示が止
められるまでこの判断動作を繰返す。入力ペン52によ
る指示が止められていたときにはステップa87に進
み、時間帯入力バー65を表示する。そしてステップa
88に進み、表示動作を終了する。ステップa85で期
間X7が経過していないときにはステップa88に進
む。このように第12動作によれば、操作者は時間帯入
力バー65を用いて、時間帯を複写することができる。
【0110】次に、前記処理部4,5,15に加えて、
表示範囲拡大処理部18を用いた第13の動作について
説明する。第13の動作は、第1時間帯表示バー54と
第2時間帯表示バー64とを用いたスケジュールの日付
および時間帯の変更時のカレンダ51の表示範囲の拡大
に関する。時間帯表示バー54には、スケジュールの時
間帯55が表示されている。表示範囲拡大処理部18
は、該時間帯55に対する予め定められる操作が行われ
たとき、カレンダ51の表示範囲を拡大する。
【0111】すなわち、図30(A)に示されるように
入力ペン52で時間帯表示バー54の時間帯55を指示
し、指示を保持すると、図30(B)に示されるように
カレンダ51の表示範囲が拡大されたカレンダ66が前
記カレンダ51に代わって表示される。そして、指示し
たまま変更したい日付まで移動する。
【0112】図31は、表示範囲拡大処理部18の拡大
処理動作を示すフローチャートである。ステップa89
で該処理部18のアルゴリズムの実行が開始されると、
上述したように入力ペン52で第1時間帯表示バー54
の時間帯55を指示し固定した状態が予め定められる期
間X8だけ経過したかどうかを、ステップa90では判
断する。経過したときにはステップa91に進み、入力
ペン52による指示が止められていないかどうかを判断
する。止められていないときには、ステップa92に進
み、広範囲なカレンダ66をカレンダ51に代わって表
示する。そしてステップa91に戻る。入力ペン52に
よる指示が止められていたときにはステップa93に進
み、カレンダ66に代わってカレンダ51を表示してス
テップa94に進み、拡大処理動作を終了する。ステッ
プa90で期間X8が経過していないときには、ステッ
プa94に進む。このように第13動作によれば、時間
帯表示バー54に表示された時間帯55に対して予め定
められる操作が行われたとき、カレンダの表示範囲が拡
大される。たとえば、1カ月間から2カ月以上の複数月
間に表示範囲が拡大される。したがって、操作者は拡大
されたカレンダを見ながらスケジュールを容易に変更す
ることができる。
【0113】次に、前記処理部4,5,15に加えて、
元データの登録日付による先月度カレンダの表示処理部
19を用いた第14の動作について説明する。第14の
動作は、時間帯表示バー54,64を用いたスケジュー
ルの日付および時間帯の変更における先月度カレンダの
表示に関する。時間帯表示バー54にはスケジュールの
時間帯55が表示されている。元データの登録日付によ
る先月度カレンダの表示処理部19は、該時間帯55に
対する予め定められる操作が行われたとき、カレンダ5
1に加えて先月度カレンダ67を表示する。すなわち、
図32(A)に示されるように入力ペン52で時間帯表
示バー54の時間帯55を指示し、指示を保持する。す
ると図32(B)に示されるように、カレンダ51に加
えて先月度カレンダ67が表示される。
【0114】図33は、元データの登録表示による先月
度カレンダの表示処理部19の表示動作を示すフローチ
ャートである。ステップa95で該処理部19のアルゴ
リズムの実行が開始されると、上述したように入力ペン
52で時間帯表示バー54の時間帯55を指示し固定し
た状態が予め定められる期間X9だけ経過したかどうか
を、ステップa96では判断する。経過したときにはス
テップa97に進み、入力ペン52による指示が止めら
れていないかどうかを判断する。止められていないとき
には、ステップa98に進み、特定された日付が月の第
1週目の日付であるかどうかを判断する。第1週目の日
付であったときにはステップa99に進み、先月度カレ
ンダ67をカレンダ51に加えて表示してステップa9
7に戻る。第1週目の日付ではなかったときにはステッ
プa100に進み、先月度カレンダ67を消去し、ステ
ップa101に進んで表示動作を終了する。またステッ
プa96で期間X9が経過していないとき、およびステ
ップa97で入力ペン52による指示が止められたとき
にはステップa101に進む。
【0115】このように第14動作によれば、時間帯表
示バー54に表示された時間帯55に対して予め定めら
れる操作が行われたときであって、最初に特定された日
が月の開始日であったときには、先月度のカレンダ67
が追加して表示される。したがって、操作者は先月度の
カレンダ67を見ながらスケジュールを容易に変更する
ことができる。
【0116】次に、前記処理部4,5,15に加えて、
元データの登録日付による来月度カレンダの表示処理部
20を用いた第15の動作について説明する。第15の
動作は、時間帯表示バー54,64を用いたスケジュー
ルの日付および時間帯の変更における、来月度カレンダ
の表示の制御に関する。時間帯表示バー54にはスケジ
ュールの時間帯55が表示されている。元データの登録
日付による来月度カレンダの表示処理部20は、該時間
帯55に対する予め定められる操作が行われたとき、カ
レンダ51に加えて来月度カレンダ68を表示する。す
なわち、図34(A)に示されるように入力ペン52で
時間帯表示バー54の時間帯55を指示し、指示を保持
する。すると図34(B)に示されるように、カレンダ
51に加えて来月度カレンダ68が表示される。
【0117】図35は、元データの登録表示による来月
度カレンダの表示処理部20の表示動作を示すフローチ
ャートである。ステップa102で該処理部20のアル
ゴリズムの実行が開始されると、上述したように入力ペ
ン52で時間帯表示バー54の時間帯55を指示し固定
した状態が予め定められる期間X10だけ経過したかど
うかを、ステップa103では判断する。経過したとき
にはステップa104に進み、入力ペン52による指示
が止められていないかどうかを判断する。止められてい
ないときには、ステップa105に進み、特定された日
付が月の最終週目の日付であるかどうかを判断する。最
終週目の日付であったときにはステップa106に進
み、来月度カレンダ68をカレンダ51に加えて表示し
てステップa104に戻る。最終週目の日付ではなかっ
たときにはステップa107に進み、来月度カレンダ6
8を消去し、ステップa108に進んで表示動作を終了
する。またステップa103で期間X10が経過してい
ないときおよびステップa104で入力ペン52による
指示が止められたときにはステップa108に進む。
【0118】このように第15動作によれば、時間帯表
示バー54に表示された時間帯55に対して予め定めら
れる操作が行われたときであって、最初に特定された日
が月の最終日であったときには、来月度のカレンダ68
が追加して表示される。したがって、操作者は来月度の
カレンダ68を見ながらスケジュールの時間帯を容易に
変更することができる。
【0119】次に、前記処理部4,5,15に加えて、
入力装置の位置による先月度カレンダの表示処理部21
を用いた第16の動作について説明する。第16の動作
は、第14動作と同様に先月度カレンダの表示に関する
が、特に入力ペン52の指示位置への表示に関する。時
間帯表示バー54にはスケジュールの時間帯55が表示
されている。入力装置の位置による先月度カレンダの表
示処理部21は、該時間帯55に対する予め定められる
操作が行われたとき、カレンダ51に加えて先月度カレ
ンダ67を表示する。すなわち、図36(A)に示され
るように入力ペン52で時間帯表示バー54の時間帯5
5を指示し、指示したまま予め定められる位置に移動す
る。すると、図36(B)に示されるようにその位置に
カレンダ51に加えて先月度カレンダ67が表示され
る。
【0120】図37は、入力装置による先月度カレンダ
の表示処理部21の表示動作を示すフローチャートであ
る。ステップa109で該処理部21のアルゴリズムの
実行が開始されると、上述したように入力ペン52で時
間帯表示バー54の時間帯55を指示し、予め定められ
るY1領域で固定した状態が予め定められる期間X11
だけ経過したかどうかを、ステップa110では判断す
る。なお、Y1領域とは、カレンダ51の比較的上方の
領域である。期間X11が経過したときにはステップa
111に進み、入力ペン52による指示が止められてい
ないかどうかを判断する。止められていないときには、
ステップa112に進み、入力ペン52で指示された位
置がカレンダ51のY1領域内にあるかどうかを判断す
る。該領域内にあるときにはステップa113に進み、
指示された該領域近傍に先月度カレンダ67をカレンダ
51に加えて表示してステップa111に戻る。ステッ
プa111で指示が止められていたときおよびステップ
a112で指示位置が前記領域内にないときにはステッ
プa114に進み、先月度カレンダ67を消去し、ステ
ップa115に進んで表示動作を終了する。またステッ
プa110で期間X11が経過していないときにはステ
ップa115に進む。このように第16動作によれば、
第14動作と同様に操作者は先月度のカレンダ67を見
ながらスケジュールの時間帯を容易に変更することがで
きる。
【0121】次に、前記処理部4,5,15に加えて、
入力装置の位置による来月度カレンダの表示処理部22
を用いた第17の動作について説明する。第17の動作
は、第15動作と同様に来月度カレンダの表示に関する
が、特に入力ペン52の指示位置への表示に関する。時
間帯表示バー54にはスケジュールの時間帯55が表示
されている。入力装置の位置による来月度カレンダの表
示処理部22は、該時間帯55に対する予め定められる
操作が行われたとき、カレンダ51に加えて来月度カレ
ンダ68を表示する。すなわち、図38(A)に示され
るように入力ペン52で時間帯表示バー54の時間帯5
5を指示し、指示したまま予め定められる位置に移動す
る。すると、図38(B)に示されるように、カレンダ
51に加えて来月度カレンダ68がその位置に表示され
る。
【0122】図39は、入力装置による来月度カレンダ
の表示処理部22の表示動作を示すフローチャートであ
る。ステップa116で該処理部22のアルゴリズムの
実行が開始されると、上述したように入力ペン52で時
間帯表示バー54の時間帯55を指示し予め定められる
Y2領域で固定した状態が予め定められる期間X12だ
け経過したかどうかを、ステップa117では判断す
る。なお、Y2領域とはカレンダ51の比較的下方の領
域である。期間X12が経過したときにはステップa1
18に進み、入力ペン52による指示が止められていな
いかどうかを判断する。止められていないときには、ス
テップa119に進み、入力ペン52で指示された位置
がカレンダ51のY2領域内にあるかどうかを判断す
る。該領域内にあるときにはステップa120に進み、
指示された該領域近傍に来月度カレンダ68をカレンダ
51に加えて表示してステップa118に戻る。ステッ
プa118で指示が止められていたときおよびステップ
a119で指示位置が前記領域内にないときにはステッ
プa121に進み、来月度カレンダ68を消去し、ステ
ップa122に進んで表示動作を終了する。またステッ
プa117で期間X12が経過していないときにはステ
ップa122に進む。このように第15動作によれば、
第18動作と同様に操作者は、来月度のカレンダ68を
見ながらスケジュールの時間帯を容易に変更することが
できる。
【0123】次に、前記処理部4,5に加えて、本日デ
ータの時間帯表示バーの表示処理部23を用いた第18
の動作について説明する。第18の動作は、本日付けで
入力されているスケジュールの表示に関する。なお、第
18動作の実行のためにスケジュール管理装置32は現
在時刻や日付を計時可能に構成される。
【0124】表示部2には図40(A)に示されるよう
なカレンダ51が表示される。また、本日データの表示
を指定するための操作部69が設けられている。該操作
部69が入力ペン52で指示されたとき、本日データの
時間帯表示バーの表示処理部23は現在日付を獲得し、
図40(B)に示されるような該日付に対する時刻毎の
時間軸を有する時間帯表示バー70を設定し、その他の
データが表示される領域71とともに表示部2に表示す
る。時間帯表示バー70および領域71は、カレンダ5
1に代わって表示される。時間帯表示バー70では、第
1動作で説明したように本日のスケジュールの時間帯7
2が分かるように表示される。
【0125】図41は、本日データの時間帯表示バーの
表示処理部23の時間帯表示バー570の表示動作を示
すフローチャートである。ステップa123で該処理部
23のアルゴリズムの実行が開始されると、ステップa
124で、入力されているスケジュールがあるかどうか
を判断する。あるときにはステップa125に進み、そ
のスケジュールが本日のスケジュールであるかどうかを
判断する。本日のスケジュールであったときにはステッ
プa126に進み、時間帯表示バー70を表示し、スケ
ジュールの時間帯72を表示してステップa124に戻
る。ステップa125で本日のスケジュールではなかっ
たときにはそのままステップa124に戻る。ステップ
a124で入力されているスケジュールがなかったとき
にはステップa127に進む。このように第18動作に
よれば、操作者は本日のスケジュールを把握できる。
【0126】次に、前記処理部4,5,23に加えて、
スケジュールの起動処理部24を用いた第19の動作に
ついて説明する。第19の動作は、本日付けで入力され
ているスケジュールの起動および修正に関する。図42
(A)に示されるような時間帯表示バー70の時間帯7
2を、たとえば入力ペン52を用いてダブルクリックな
どで指示し保持すると、スケジュール起動処理部24は
スケジュールを起動し、図42(B)に示されるような
本日スケジュールを修正するための画面73を領域71
内に表示する。
【0127】図43は、スケジュールの起動処理部24
のの動作を示すフローチャートである。ステップa12
8で該処理部24のアルゴリズムの実行が開始される
と、ステップa129で時間帯表示バー70の時間帯7
2が入力ペン52を用いてダブルクリックされたかどう
かを判断する。ダブルクリックされたときにはステップ
a130に進み、スケジュールを起動してステップa1
31に進む。ステップa131では、スケジュールが入
力ペン52で指示されているかどうかを判断する。指示
されているときにはステップa132に進み、指示され
ているスケジュールを修正するために修正画面73を表
示してステップa133に進み、動作を終了する。ステ
ップa129でダブルクリックされなかったときおよび
ステップa131でスケジュールが指示されていなかっ
たときにはステップa133に進む。このように第19
動作によれば、操作者は修正画面73を用いてスケジュ
ールを容易に修正することができる。
【0128】次に、前記処理部4,5,23に加えて、
本日データの時間帯表示バーの周期的な更新処理部25
を用いた第20の動作について説明する。第20の動作
は、時間帯表示バー70上に表示されたスケジュールの
周期的な更新に関する。図44(A)に示されるような
時間帯表示バー70が表示されているとき、本日データ
の時間帯表示バーの周期的な更新処理部25は、所定時
間が経過する毎に、該時間帯表示バー70の日付を更新
する。したがって、所定時間が経過すると図44(B)
に示されるような次の日付のスケジュールが表示され
る。
【0129】図45は、本日データの時間帯表示バーの
周期的な更新処理部25の動作を示すフローチャートで
ある。ステップa134で該処理部25のアルゴリズム
の実行が開始されると、ステップa135で予め定めら
れる所定時間が経過したかどうかまたはスケジュールが
更新されたかどうかを判断する。判断が肯定であったと
きにはステップa136に進み、時間帯表示バー70の
表示を更新してステップa135に戻る。ステップa1
35の判断が否定であったときにはそのままステップa
135に戻る。このように第20動作によれば、所定時
間が経過する毎に、表示される時間帯表示バー70の日
付が更新されるので、操作者はスケジュールを順次的に
容易に把握することができる。
【0130】次に、前記処理部4,5,23に加えて、
本日データの時間帯表示バーの現在時刻の表示処理部2
6を用いた第21の動作について説明する。第21の動
作は、時間帯表示バー70上への現在時刻の表示に関す
る。図46(A)に示されるような時間帯表示バー70
が表示されているとき、本日データの時間帯表示バーの
現在時刻の表示処理部26は、現在時刻を抽出し、前記
時間帯表示バー70上の現在時刻の位置に所定の現在時
刻報知バー74を設定して表示する。現在時刻報知バー
74は、図46(B)に示されるように時刻の経過に従
って移動して表示される。
【0131】図47は、本日データの時間帯表示バーの
現在時刻表示処理部26の動作を示すフローチャートで
ある。ステップa137で該処理部26のアルゴリズム
の実行が開始されると、ステップa138で現在時刻を
獲得する。次にステップa139では、獲得した現在時
刻が時間帯表示バー70の表示開始時刻から表示終了時
刻までの間にあるかどうかを判断する。あるときにはス
テップa140に進んで、現在時刻報知バー74を時間
帯表示バー70上の獲得した時刻の位置に表示してステ
ップa138に戻る。ステップa139で現在時刻が表
示開始時刻から表示終了時刻までの間になかったときに
はステップa141に進み、現在時刻報知バー74の表
示を消去して、ステップa138に戻る。このように第
21動作によれば、操作者は現在時刻を容易に把握する
ことができる。
【0132】次に、前記処理部4,5,23に加えて、
本日データの時間帯表示バーの現在時刻による色分表示
処理部27を用いた第22の動作について説明する。第
22の動作は、時間帯表示バー70上への現在時刻の表
示に関するが、前記第21動作とは異なる表示に関す
る。図48(A)に示されるような時間帯表示バー70
が表示されているときに、本日データの時間帯表示バー
の現在時刻による色分表示処理部27は、第21動作と
同様に現在時刻を抽出し、現在時刻報知バー74を表示
する。さらに、図48(B)に示されるように現在時刻
報知バー74が時刻の経過に従って移動して表示される
とき、該処理部27は時間帯表示バー70内の時間帯7
2の表示色を規制する。すなわち、過去の領域75aと
未来の領域75bとを異なる色で表示する。
【0133】図49は、本日データの時間帯表示バーの
色分表示処理部27の動作を示すフローチャートであ
る。ステップa142で該処理部27のアルゴリズムの
実行が開始されると、ステップa143で現在時刻を獲
得する。次にステップa144では、本日のデータの中
に獲得した現在時刻よりも過去のスケジュールがあるか
どうかを判断する。あるときにはステップa145に進
んで、時間帯表示バー70の時間帯72の過去の領域7
5aを予め設定した色調で表示する。そしてステップa
146に進む。ステップa144で過去のスケジュール
がなかったときにはそのままステップa146に進む。
【0134】ステップa146では、本日のスケジュー
ルの中に獲得した現在時刻よりも未来のスケジュールが
あるかどうかを判断する。あるときにはステップa14
7に進んで、時間帯表示バー70の時間帯72の未来の
領域75bを前記過去の領域75aとは異なる予め設定
した色調で表示する。そしてステップa143に戻る。
ステップa146で未来のスケジュールがなかったとき
にはそのままステップa143に戻る。このように第2
2動作によれば、操作者は現在時刻を境界にスケジュー
ルを容易に把握することができる。
【0135】次に、前記処理部4,5,23に加えて本
日データの時間帯表示バーの開始時刻設定処理部28を
用いた第23の動作について説明する。第23の動作
は、時間帯表示バー70上へのスケジュールの表示に関
する。図50(A)に示されるような時間帯表示バー7
0が表示されているときに、本日データの時間帯表示バ
ーの開始時刻設定処理部28は現在時刻を抽出し、その
時刻を基準に予め定められる長さの時間帯表示バー70
を設定して常に表示する。すなわち、図50(B)に示
されるように現在時刻の経過に伴って時間帯表示バー7
0の表示内容が変化する。
【0136】図51は、本日データの時間帯表示バーの
開始時刻設定処理部28の動作を示すフローチャートで
ある。ステップa148で該処理部28のアルゴリズム
の実行が開始されると、ステップa149で現在時刻を
獲得する。次にステップa150では、時間帯表示バー
70の表示開始時刻を(現在時刻)−X13の位置に設
定する。なお、X13とは現在時刻から過去にさかのぼ
ったスケジュールを表示するための画面上の予め定めら
れる長さである。次にステップa151では、時間帯表
示バー70の表示終了時刻を(表示開始時刻)+Y1の
位置に設定する。なお、Y1とはスケジュールを表示す
るための画面上の予め定められる長さである。そしてス
テップa152に進み、時間帯表示バー70の表示内容
を更新してステップa149に戻る。
【0137】このように第23動作によれば、操作者は
時間が経過するに連れて更新されるスケジュールの表示
によって、予定されているスケジュールを容易に把握す
ることができる。
【0138】次に、前記処理部4,5と第7動作で用い
た時間帯表示バーの時間帯変更処理部12とに加えて、
時刻変更時の単位時間当たりの幅設定処理部29を用い
た第24の動作について説明する。第24の動作は、時
間帯変更時に用いる時間帯表示バー54の単位時間当た
りの幅の設定に関する。時間帯表示バー54には、スケ
ジュールの時間帯55が表示されている。時間帯表示バ
ーの時間帯変更処理部12は、該時間帯55に対する予
め定められる操作が行われたときに該時間帯55を変更
する。ここで、時刻変更時の単位時間当たりの幅設定処
理部29は、図52(A)に示されるように入力ペン5
2で時間帯55を指示し保持すると、図52(B)に示
されるように時間帯表示バー54の単位時間当たりの幅
を縮小して該バー54の表示開始時刻から表示終了時刻
までの時間帯を拡大する。たとえば、初期に9時から1
5時までの時間帯で時間帯表示バー54が設定されてい
るとき、6時から10時までと14時から18時までの
時間帯の幅が縮小されて、6時から18時までの時間帯
の時間帯表示バー54に変更される。
【0139】図53は、時刻変更時の単位時間当たりの
幅設定処理部29の設定動作を示すフローチャートであ
る。ステップa153で該処理部29のアルゴリズムの
実行が開始されると、ステップa154では、時間帯表
示バー54の時間帯55を入力ペン52で指示した状態
が予め定められる期間X14だけ経過したかどうかを判
断する。経過したときにはステップa155に進み、入
力ペン52による指示が止められていないかどうかを判
断する。止められていないときにはステップa156に
進み、時間帯表示バー54の単位時間当たりの幅を縮小
して該バー54の表示開始時刻から表示終了時刻までの
時間帯を拡大し表示する。そしてステップa155に戻
る。ステップa155で入力ペン52による指示が止め
られていたときにはステップa157に進み、時間帯表
示バー54の縮小された単位時間当たりの幅を元に戻し
て表示し、ステップa158に進んで設定動作を終了す
る。ステップa154で、入力ペン52で指示した状態
が予め定められる期間X14だけ経過していないときに
はステップa158に進む。
【0140】このように第24動作によれば、時間帯変
更時に、時間帯表示バー54の単位時間当たりの幅が縮
小され、該時間帯表示バー54の表示開始時刻から表示
終了時刻までの時間帯が拡大して表示される。したがっ
て、操作者の時間帯変更操作が容易となる。
【0141】なお、第24動作では、時刻変更時の単位
時間当たりの幅設定処理部29を第7動作で用いた時間
帯表示バーの時間帯変更処理部12とともに用いる例に
ついて説明したが、該処理部29を第8動作で用いた時
間帯表示バーの開始時刻および終了時刻の変更処理部1
3とともに用いる例も本発明の範囲に属するものであ
る。これによれば、開始時刻または終了時刻の変更時
に、時間帯表示バー54の単位時間当たりの幅が縮小さ
れ、該時間帯表示バー54の表示開始時刻から表示終了
時刻までの時間帯が拡大して表示される。したがって、
操作者の時刻変更操作が容易となる。
【0142】次に、前記処理部4,5,29と、第7動
作で用いた時間帯表示バーの時間帯変更処理部12また
は第8動作で用いた時間帯表示バーの開始時刻および終
了時刻の変更処理部13とに加えて、表示不可時間につ
いての時間帯表示バーの一時表示処理部30を用いた第
25の動作について説明する。第25の動作は、時間帯
表示バー54の単位時間当たりの幅設定時における時間
帯表示バーの一時表示に関する。時間帯表示バー54に
はスケジュールの時間帯55が表示されている。時間帯
表示バーの時間帯変更処理部12は、該時間帯55に対
する予め定められる操作が行われたとき、該時間帯55
を変更する。時刻変更時の単位時間当たりの幅設定処理
部29は、図54(A)に示されるように入力ペン52
で時間帯55を指示し保持すると、図52(B)と同様
の図54(B)に示されるように時間帯表示バー54の
単位時間当たりの幅を縮小して該バー54の表示開始時
刻から表示終了時刻までの時間帯を拡大する。
【0143】ここで、表示不可時間についての時間帯表
示バーの一時表示処理部30は、時間帯表示バー76
a,76bを一時的に表示する。時間帯表示バー76
a,76bのうちの一方の時間帯表示バー76aは0時
から5時までのバーであり、他方の時間帯表示バー76
bは19時から24時までのバーである。図54(C)
に示されるように入力ペン52を指示したまま時間帯表
示バー76a,76bの所望の時間帯まで移動し、該時
間帯を特定することによって、図54(D)に示される
ように時間帯が変更される。
【0144】図55は、表示不可時間についての時間帯
表示バーの一時表示処理部30の設定動作を示すフロー
チャートである。ステップa159で該処理部30のア
ルゴリズムの実行が開始されると、ステップa160で
は、時間帯表示バー54の時間帯55、開始時刻または
終了時刻を入力ペン52で指示した状態が、予め定めら
れる期間X15だけ経過したかどうかを判断する。経過
したときにはステップa161に進み、入力ペン52に
よる指示が止められていないかどうかを判断する。止め
られていないときにはステップa162に進み、ステッ
プa162では、時刻変更時の単位時間当たりの幅設定
処理部29によって設定した表示開始時刻よりも以前の
時間帯があれば、その時間帯の時間帯表示バー76aを
一時的に表示する。次にステップa163では、前記処
理部29によって設定した表示終了時刻よりも以降の時
間帯があれば、その時間帯の時間帯表示バー76bを一
時的に表示する。そしてステップa161に戻る。
【0145】ステップa161で入力ペン52による指
示が止められていたときにはステップa164に進み、
時間帯表示バー76a,76bの表示を消去して、ステ
ップa165に進み、設定された時間帯を獲得して、時
間帯表示バー54の表示内容を更新し、ステップa16
6に進んで動作を終了する。ステップa160で、時間
帯表示バー54の時間帯55を入力ペン52で指示した
状態が予め定められる期間X15だけ経過していないと
きにはステップa166に進む。このように第25動作
によれば、操作者は一時的な該バー76a,76bを用
いて時間帯、開始時刻または終了時刻を容易に変更する
ことができる。
【0146】図56は 本発明の第2実施形態であるス
ケジュール管理装置44の電気的構成を示すブロック図
である。スケジュール管理装置44は、入力部33と、
LCDなどで実現される表示部34と、ROMやRAM
などで実現される記憶部35と、複数の処理部36〜4
2と、CPUなどで実現される制御部43とを含んで構
成される。入力部1と同様にして実現される入力部33
は、スケジュール関連情報を入力する。タブレットから
の座標点信号は制御部43に与えられ、表示部34、記
憶部35および各処理部36〜42に与えられる。表示
部34は、入力されたスケジュール関連情報を表示し、
記憶部35は記憶する。記憶部35は、また、予め定め
られる動作プログラムや該動作のための各種設定条件な
どを記憶し、制御部43は該動作プログラムや設定条件
に従って装置全体の動作を統括的に制御する。スケジュ
ール管理装置44は、各処理部36〜42を用いて第1
〜第5の動作を実行する。
【0147】まず、時間帯入力バーの表示処理部36と
時間帯入力バーのデータ表示処理部37とを用いた第1
の動作について説明する。第1の動作は、すでに入力さ
れているスケジュールの表示に関する。
【0148】表示部34には図57(A)に示されるよ
うに時間帯入力バー81、スケジュールの日付を設定す
るための日付設定部83、スケジュールの重要度を設定
するための重要度設定部84、設定確定部85および設
定中止部86などが表示される。時間帯入力バーの表示
処理部36は、スケジュールの時間帯を入力するための
時刻毎の時間軸を有する時間帯入力バー81を表示し、
該バー81には入力されたスケジュールの時間帯82が
表示される。なお、日付設定部83は日付設定部60と
同様であり、重要度設定部84は重要度設定部63と同
様であり、設定確定部85は設定確定部58と同様であ
り、設定中止部86は設定部中止部59と同様である。
【0149】時間帯入力バーの表示処理部37は、図5
7(B)に示されるように時間帯入力バー81上の所定
の時間帯、すなわちスケジュールがすでに入力されてい
る時間帯82が入力ペン52で指示されて固定されて特
定されたとき、図57(C)に示されるような本日の日
付および時間帯82で記憶されたスケジュール関連情報
を記憶部35から読出し、表示部34に設定されたデー
タ表示部88内に表示する。
【0150】図58は、時間帯入力バーの表示処理部3
6の時間帯入力バー81の表示動作を示すフローチャー
トである。ステップb1で該処理部36のアルゴリズム
の実行が開始されると、ステップb2で記憶されたスケ
ジュールがあるかどうかを判断する。あるときにはステ
ップb3に進み、ないときにはステップb5に進む。ス
テップb3では、本日の日付のスケジュールがあるかど
うかを判断する。あるときにはステップb4に進み、そ
のスケジュールの時間帯を有する時間帯入力バー81を
表示して、ステップb2に戻る。ステップb3で本日の
日付のスケジュールがなかったときにはそのままステッ
プb2に戻る。ステップb5では、時間帯入力バー81
を表示してステップb6に進み、表示動作を終了する。
【0151】図59は、時間帯入力バーのデータ表示処
理部37のデータ表示部88の表示動作を示すフローチ
ャートである。ステップb7で該処理部37のアルゴリ
ズムの実行が開始されると、ステップb8で時間帯入力
バー81上の所定の時間帯、すなわちすでに入力されて
いる時間帯82が特定されたかどうかを判断する。時間
帯82が特定されたステップb9では、データ表示部8
8を設定して本日の日付および時間帯82で記憶された
スケジュール関連情報を表示し、ステップb8に戻る。
時間帯82が特定されなかったステップb10では、デ
ータ表示部88の設定を解消して表示を消去し、ステッ
プb11に進んで表示動作を終了する。このように第2
実施形態の第1動作によれば、操作者は記憶されたスケ
ジュールを参照しながら、時間帯入力バー81を用いて
新たなスケジュールを容易に入力することができる。
【0152】次に、前記処理部36,37に加えて、デ
ータの一時保存処理部38と時間帯入力バーによる修正
画面の表示処理部39とを用いた第2の動作について説
明する。第2の動作は、スケジュール入力中におけるす
でに入力されているスケジュールの修正に関する。表示
部34には図60(A)に示されるように時間帯入力バ
ー81、日付設定部83、重要度設定部84、設定確定
部85および設定中止部86などが表示される。時間帯
入力バー81にはすでに入力されているスケジュールの
時間帯82aが表示され、また入力中のスケジュールの
時間帯82bが表示されている。ここで、図60(B)
に示されるように時間帯82aを入力ペン87で指示し
続けると、データの一時保存処理部38は入力中のスケ
ジュールを一時的に保存する。また、時間帯入力バーに
よる修正画面の表示処理部39は図60(C)に示され
るようにデータ表示部88を表示する。データ表示部8
8には時間帯82aのスケジュール関連情報が表示され
る。
【0153】図61は、データの一時保存処理部38の
データ保存動作および時間帯入力バーによる修正画面の
表示処理部39の表示動作を示すフローチャートであ
る。ステップb12で各処理部36〜39のアルゴリズ
ムの実行が開始されると、ステップb13で時間帯入力
バー81上の時間帯82がダブルクリックなどで特定さ
れたかどうかを判断する。時間帯82が特定されたステ
ップb14では、入力中のスケジュールがあるかどうか
を判断する。あるときにはステップb15に進み、該ス
ケジュールを一時的に保存してステップb16に進む。
ステップb14で入力中のスケジュールがないときには
そのままステップb16に進む。ステップb16では、
時間帯82のスケジュール関連情報を記憶部35から読
出し、データ表示部88に表示する。そしてステップb
17に進み、動作を終了する。ステップb13で時間帯
82が特定されなかったときにはステップb17に進
む。このように第2動作によれば、操作者は入力中のス
ケジュールを消すことなく記憶されたスケジュールを容
易に修正することができる。
【0154】次に、前記処理部36,37と加えて、時
間帯入力バーによる登録済みデータの時間帯変更処理部
40を用いた第3の動作について説明する。第3の動作
は、スケジュール入力中におけるすでに入力されている
スケジュールの時間帯の変更に関する。表示部34には
図62(A)に示されるように時間帯入力バー81、日
付設定部83、重要度設定部84、設定確定部85およ
び設定中止部86などが表示される。時間帯入力バー8
1にはすでに入力されたスケジュールの時間帯82aお
よび入力中のスケジュールの時間帯82bが表示されて
いる。ここで、時間帯82aを入力ペン87で指示した
まま所望の時間帯まで移動すると、時間帯入力バーによ
る登録済みデータの時間帯変更処理部40は図62
(B)に示されるように時間帯82aを移動し、データ
表示部88を表示する。データ表示部88には時間帯8
2aのスケジュール関連情報が表示される。そして、指
示を止めると、図62(C)に示されるように、変更後
の時間帯82aが確定され表示される。
【0155】図63は、時間帯入力バーによる登録済み
データの時間帯変更処理部40の変更動作を示すフロー
チャートである。ステップb18で該処理部40のアル
ゴリズムの実行が開始されると、ステップb19で入力
ペン87で時間帯入力バー81上の時間帯82aが指定
されて特定されたまま予め定められる時間固定されてい
るかどうかを判断する。固定されたいたときのステップ
b20では、特定された時間帯82aのスケジュールの
時間帯の表示状態を切替え、移動可能とする。そしてス
テップb21に進み、入力ペンが離れていないかどうか
を判断する。離れていなかったときのステップb22で
は、入力ペン87で指定される位置に時間帯82aを移
動して表示し、ステップb21に戻る。入力ペン87が
離れていたときのステップb23では、時間帯82aの
表示状態を元に戻し、変更後の位置に固定して表示す
る。そしてステップb24に進み、動作を終了する。ス
テップb19で入力ペン87で時間帯入力バー81上の
時間帯82aが指定されて特定されたまま予め定められ
る時間固定されていなかったときにはステップb24に
進む。このように第3動作によれば、操作者は容易にス
ケジュールの時間帯を変更できる。
【0156】次に、前記処理部36,37に加えて時間
帯入力バーによる登録済みデータの開始時刻、終了時刻
変更処理部41を用いた第4の動作について説明する。
第4の動作は、スケジュール入力中におけるすでに入力
されているスケジュールの開始時刻、終了時刻の変更に
関する。表示部34には図64(A)に示されるように
時間帯入力バー81、日付設定部83、重要度設定部8
4、設定確定部85および設定中止部86などが表示さ
れる。時間帯入力バー81にはすでに入力されたスケジ
ュールの時間帯82aおよび入力中のスケジュールの時
間帯82bが表示されている。ここで、時間帯82aの
開始時刻を入力ペン87で指示したまま所望の時刻まで
移動すると、時間帯入力バーによる登録済みデータの開
始時刻、終了時刻変更処理部41は図64(B)に示さ
れるように時間帯82aの開始時刻を移動し、データ表
示部88を表示する。データ表示部88には時間帯82
aのスケジュール関連情報が表示される。そして、指示
を止めると、図64(C)に示されるように変更後の時
間帯82aの開始時刻が確定され表示される。同様にし
て、終了時刻も変更可能である。
【0157】図65は、時間帯入力バーによる登録済み
データの開始時刻、終了時刻変更処理部41の変更動作
を示すフローチャートである。ステップb25で該処理
部41のアルゴリズムの実行が開始されると、ステップ
b26で入力ペン87で時間帯入力バー81上の時間帯
82aの開始時刻または終了時刻が指定されて特定され
たまま予め定められる時間固定されているかどうかを判
断する。固定されていたときのステップb27では、特
定された開始時刻または終了時刻のスケジュールの時間
帯の表示状態を切替え、移動可能とする。そしてステッ
プb28に進み、入力ペンが離れていないかどうかを判
断する。離れていなかったときのステップb29では、
入力ペン87で指定される位置に時間帯82aの開始時
刻または終了時刻を移動して表示し、ステップb28に
戻る。入力ペン87が離れていたときのステップb30
では、時間帯82aの表示状態を元に戻し、開始時刻ま
たは終了時刻を変更後の位置に固定して表示する。そし
てステップb31に進み動作を終了する。ステップb2
6で入力ペン87で時間帯入力バー81上の時間帯82
aの開始時刻または終了時刻が指定されて特定されたま
ま予め定められる時間固定されていなかったときにはス
テップb31に進む。このように第4動作によれば、操
作者は容易にスケジュールの開始時刻または終了時刻を
変更できる。
【0158】次に、前記処理部36,37に加えて、時
間帯入力バーのデータ削除処理部42を用いた第5の動
作について説明する。第5の動作は、スケジュール入力
中におけるすでに入力されているスケジュールの削除に
関する。表示部34には図66(A)に示されるように
時間帯入力バー81、日付設定部83、重要度設定部8
4、設定確定部85および設定中止部86などが表示さ
れる。時間帯入力バー81にはすでに入力されたスケジ
ュールの時間帯82aおよび入力中のスケジュールの時
間帯82bが表示されている。ここで、図66(B)に
示されるように時間帯82aの開始時刻89aを入力ペ
ン87で指示したまま該時間帯82aの終了時刻89b
よりも以降の時刻まで移動する。このとき、データ表示
部88が表示され、該表示部88には時間帯82aのス
ケジュール関連情報が表示される。そして、指示を止め
ると、図66(C)に示されるようにスケジュールが削
除される。終了時刻89bを特定して、開始時刻89a
よりも以前の時刻まで移動することによってもスケジュ
ールを削除することができる。
【0159】図67は、時間帯入力バーのデータ削除処
理部42の削除動作を示すフローチャートである。ステ
ップb32で該処理部42のアルゴリズムの実行が開始
されると、ステップb33で入力ペン87で時間帯入力
バー81上の時間帯82aの開始時刻89aまたは終了
時刻89bが指定されて特定されたまま予め定められる
時間固定されているかどうかを判断する。固定されたい
たときのステップb34では、特定された開始時刻89
aまたは終了時刻89bのスケジュールの時間帯の表示
状態を切替え、移動可能とする。そしてステップb35
に進み、入力ペンが離れていないかどうかを判断する。
離れていなかったときのステップb36では、入力ペン
87で指定される位置に時間帯82aの開始時刻89a
または終了時刻89bを移動して表示し、ステップb3
5に戻る。入力ペン87が離れていたときのステップb
37では、(終了時刻89b)−(開始時刻89a)が
0よりも小さいかどうかを判断する。小さいときのステ
ップb38では特定されたスケジュールを削除してステ
ップb39に進み、動作を終了する。小さくなかったと
きにはステップb39に進み、そのまま動作を終了す
る。このように第5動作によれば、操作者は容易にスケ
ジュールを削除できる。
【0160】
【発明の効果】以上のように第1の本発明によれば、表
示されたカレンダ上の所定の日付が特定されたとき、該
日付に対する時間帯表示バーを表示し、時間帯表示バー
上の所定の時刻が特定されたとき、該日付および時刻で
記憶されたスケジュール関連情報を表示するようにした
ので、操作者はスケジュール関連情報を容易に把握でき
る。
【0161】また第2の本発明によれば、第1発明にお
いて、スケジュールの重要度に応じた色でスケジュール
関連情報を表示するようにしたので、操作者はスケジュ
ールの重要度を容易に把握できる。
【0162】また第3の本発明によれば、第1発明にお
いて、時間帯表示バーの表示位置をカレンダ上の指定さ
れた日付の表示位置に応じて設定するようにしたので、
操作者はスケジュールを把握し易くなる。
【0163】また第4の本発明によれば、第1発明にお
いて、表示されるスケジュール関連情報の文字サイズお
よび行数をスケジュール関連情報量に応じて設定するよ
うにしたので、すべてのスケジュール関連情報を表示す
ることができ、操作者は該スケジュール関連情報を一見
するだけで容易に把握できる。
【0164】また第5の本発明によれば、第1発明にお
いて、表示される時間帯表示バーの時間帯の範囲を特定
された日付で記憶されるスケジュールの時間帯に応じて
設定するようにしたので、スケジュールの時間帯を確実
に表示できる。
【0165】また第6の本発明によれば、第1発明にお
いて、表示される時間帯表示バーの単位時間当たりの幅
を特定された日付で記憶されるスケジュールの時間帯に
応じて設定するようにしたので、スケジュールの時間帯
を確実に表示できる。
【0166】また第7の本発明によれば、第1発明にお
いて、スケジュールの時間帯を時間帯表示バーに表示
し、該時間帯に対して予め定められる操作を行うことに
よって時間帯を変更することができる。
【0167】また第8の本発明によれば、第1発明にお
いて、スケジュールの時間帯を時間帯表示バーに表示
し、該時間帯の開始時刻または終了時刻に対して予め定
められる操作を行うことによって開始時刻または終了時
刻を変更することができる。
【0168】また第9の本発明によれば、第1発明にお
いて、スケジュールの時間帯を表示時間帯表示バーに表
示し、該時間帯の開始時刻または終了時刻に対して予め
定められる操作を行うことによってスケジュールを削除
することができる。
【0169】また第10の本発明によれば、第1発明に
おいて、スケジュールの時間帯を時間帯表示バーに表示
し、該時間帯に対して予め定められる操作を行うことに
よって時間帯を移動または複写するための第2の時間帯
表示バーを表示するようにしたので、操作者は第2の時
間帯表示バーを用いて第1の時間帯表示バーに表示され
る記憶された時間帯を容易に変更することができる。
【0170】また第11の本発明によれば、第10発明
において、第2の時間帯表示バーの表示位置を第1の時
間帯表示バーに対する操作に応じた位置に設定するよう
にしたので、操作者の時間帯変更操作の利便性が向上す
る。
【0171】また第12の本発明によれば、第1発明に
おいて、スケジュールの時間帯を時間帯表示バーに表示
し、該時間帯に対して予め定められる操作を行うことに
よって時間帯入力バーを表示するようにしたので、操作
者は時間帯入力バーを用いて時間帯を入力することがで
きる。
【0172】また第13の本発明によれば、第10発明
において、スケジュールの時間帯を時間帯表示バーに表
示し、該時間帯に対して予め定められる操作を行うこと
によってカレンダの表示範囲を拡大するようにしたの
で、操作者は拡大されたカレンダを見ながら記憶された
時間帯を容易に変更することができる。
【0173】また第14または15の本発明によれば、
第10発明において、スケジュールの時間帯を時間帯表
示バーに表示し、該時間帯に対して予め定められる操作
を行ったときに先月度または来月度のカレンダを表示す
るようにしたので、操作者は該カレンダを見ながらスケ
ジュールの時間帯を容易に変更することができる。
【0174】また第16または17の本発明によれば、
第10発明において、スケジュールの時間帯を時間帯表
示バーに表示し、予め定められる操作を行ったときに先
月度または来月度のカレンダを表示するようにしたの
で、操作者は該カレンダを見ながら記憶された時間帯を
容易に変更することができる。
【0175】また第18の本発明によれば、第1発明に
おいて、カレンダに対する予め定められる操作が行われ
たときに、現在日付を抽出し、該日付のスケジュールを
読出し、時間帯表示バーをカレンダに代わって表示する
ようにしたので、操作者は本日のスケジュールを把握す
ることができる。
【0176】また第19の本発明によれば、第18発明
において、時間帯表示バーに対する予め定められる操作
が行われたときにスケジュールを修正するための修正画
面を表示するようにしたので、操作者は該修正画面を用
いてスケジュールを容易に修正することができる。
【0177】また第20の本発明によれば、第18発明
において、所定時間が経過する毎に、表示される時間帯
表示バーの日付を更新するようにしたので、操作者はス
ケジュールを順次的に容易に把握することができる。
【0178】また第21の本発明によれば、第18発明
において、現在時刻を抽出し、時間帯表示バー上の現在
時刻の位置に所定の時刻報知手段を表示するようにした
ので、操作者は現在時刻を容易に把握することができ
る。
【0179】また第22の本発明によれば、第18発明
において、現在時刻を抽出し、その時刻よりも以前と以
降とのスケジュールの時間帯を異なる色調で表示するよ
うにしたので、操作者は現在時刻を境界としてスケジュ
ールを容易に把握することができる。
【0180】また第23の本発明によれば、第18発明
において、現在時刻を抽出し、その時刻を基準に予め定
められる時間帯の時間帯表示バーを常に表示するように
したので、操作者は時間が経過するに連れて更新される
スケジュールの表示によって予定されているスケジュー
ルを容易に把握することができる。
【0181】また第24の本発明によれば、第7または
8発明において、時間帯変更時または時刻変更時に、時
間帯表示バーの単位時間当たりの幅を縮小し、該時間帯
表示バーの開始時刻から終了時刻までの時間帯を拡大し
て表示するようにしたので、操作者の時間帯または時刻
変更操作が容易となる。
【0182】また第25の本発明によれば、第24発明
において、さらなる時間帯表示バーを一時的に表示する
ようにしたので、操作者は該バーを用いて時間帯または
時刻を容易に変更することができる。
【0183】また第26の本発明によれば、表示された
時間帯入力バー上の時間帯に対する予め定められる操作
が行われたときに、記憶されたスケジュールを読出し表
示するようにしたので、操作者は記憶されたスケジュー
ルを参照しながら時間帯入力バーを用いて新たなスケジ
ュールを容易に入力することができる。
【0184】また第27の本発明によれば、第26発明
において、時間帯入力バー上の時間帯に対する予め定め
られる操作が行われたときには、入力中のスケジュール
を一時的に保存するとともに、スケジュールの修正画面
を表示するようにしたので、操作者は入力中のスケジュ
ールを消すことなく、スケジュールを容易に修正するこ
とができる。
【0185】また第28の本発明によれば、第26発明
において、時間帯入力バー上の時間帯に対する予め定め
られる操作が行われたときに、スケジュールの時間帯を
変更するようにしたので、操作者は容易にスケジュール
の時間帯を変更できる。
【0186】また第29の本発明によれば、第26発明
において、時間帯入力バー上の時間帯の開始時刻または
終了時刻に対する予め定められる操作が行われたとき
に、スケジュールの時間帯の開始時刻または終了時刻を
変更するようにしたので、操作者は容易にスケジュール
の時間帯の開始時刻または終了時刻を変更できる。
【0187】また第30の本発明によれば、第26発明
において、時間帯入力バー上の時間帯の開始時刻または
終了時刻に対する予め定められる操作が行われたとき
に、スケジュールを削除するようにしたので、操作者は
容易にスケジュールを削除できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態であるスケジュール管理
装置32の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】スケジュール管理装置32の第1動作を説明す
るためのカレンダ51を示す図である。
【図3】スケジュール管理装置32の第1動作を説明す
るための図であり、図3(A)は時間帯表示バー54を
示す図であり、図3(B)はデータ表示部56を示す図
である。
【図4】第1動作に関連する時間帯表示バーの表示処理
部4の時間帯表示バー54の表示動作を示すフローチャ
ートである。
【図5】第1動作に関連する時間帯表示バーのデータ表
示処理部5のデータ表示部56の表示動作を示すフロー
チャートである。
【図6】第2動作を説明するための図であり、図6
(A)は重要度による色調設定動作を説明するための図
であり、図6(B)はスケジュールに対する重要度設定
動作を説明するための図である。
【図7】第2動作を説明するための図であり、図7
(A)は時間帯表示バー54を示す図であり、図7
(B)はデータ表示部56を示す図である。
【図8】第2動作に関連する重要度設定処理部6の重要
度の設定動作を示すフローチャートである。
【図9】第2動作に関連する重要度による色調設定処理
部7の色調設定動作を示すフローチャートである。
【図10】第3動作を説明するためのカレンダ51およ
び時間帯表示バー54を示す図である。
【図11】第3動作に関連する時間帯表示バーの位置設
定処理部8の設定動作を示すフローチャートである。
【図12】第4動作を説明するためのカレンダ51およ
び時間帯表示バー54を示す図である。
【図13】第4動作に関連する表示文字の設定処理部9
の設定動作を示すフローチャートである。
【図14】第5動作を説明するためのカレンダ51およ
び時間帯表示バー54を示す図である。
【図15】第5動作に関連する時間帯表示バーの範囲設
定処理部10の設定動作を示すフローチャートである。
【図16】第6動作を説明するためのカレンダ51およ
び時間帯表示バー54を示す図である。
【図17】第6動作に関連する時間帯表示バー表示時の
単位時間当たりの幅設定処理部11の設定動作を示すフ
ローチャートである。
【図18】第7動作を説明するためのカレンダ51およ
び時間帯表示バー54を示す図である。
【図19】第7動作に関連する時間帯表示バーの時間帯
変更処理部12の変更動作を示すフローチャートであ
る。
【図20】第8動作を説明するためのカレンダ51およ
び時間帯表示バー54を示す図である。
【図21】第8動作に関連する時間帯表示バーの開始時
刻および終了時刻変更処理部13の変更動作を示すフロ
ーチャートである。
【図22】第9動作を説明するためのカレンダ51およ
び時間帯表示バー54を示す図である。
【図23】第9動作に関連する時間帯表示バーのデータ
削除処理部14の削除動作を示すフローチャートであ
る。
【図24】第10動作を説明するためのカレンダ51お
よび時間帯表示バー54を示す図である。
【図25】第10動作に関連するデータ移動、複写にお
ける時間帯表示バー表示処理部15のデータ変更動作を
示すフローチャートである。
【図26】第11動作を説明するためのカレンダ51お
よび時間帯表示バー54を示す図である。
【図27】第11動作に関連するデータ移動、複写にお
ける時間帯表示バー位置設定処理部16の位置設定動作
を示すフローチャートである。
【図28】第12動作を説明するためのカレンダ51お
よび時間帯表示バー54を示す図である。
【図29】第12動作に関連するデータ移動、複写にお
ける時間帯入力バー表示処理部17の表示動作を示すフ
ローチャートである。
【図30】第13動作を説明するためのカレンダ51,
66および時間帯表示バー54を示す図である。
【図31】第13動作に関連する表示範囲拡大処理部1
8の拡大処理動作を示すフローチャートである。
【図32】第14動作を説明するためのカレンダ51,
67および時間帯表示バー54を示す図である。
【図33】第14動作に関連する元データの登録表示に
よる先月度カレンダの表示処理部19の表示動作を示す
フローチャートである。
【図34】第15動作を説明するためのカレンダ51,
68および時間帯表示バー54を示す図である。
【図35】第15動作に関連する元データの登録表示に
よる来月度カレンダの表示処理部20の表示動作を示す
フローチャートである。
【図36】第16動作を説明するためのカレンダ51,
67および時間帯表示バー54を示す図である。
【図37】第16動作に関連する入力装置による先月度
カレンダの表示処理部21の表示動作を示すフローチャ
ートである。
【図38】第17動作を説明するためのカレンダ51,
68および時間帯表示バー54を示す図である。
【図39】第17動作に関連する入力装置による来月度
カレンダの表示処理部22の表示動作を示すフローチャ
ートである。
【図40】第18動作を説明するためのカレンダ51お
よび時間帯表示バー70を示す図である。
【図41】第18動作に関連する本日データの時間帯表
示バーの表示処理部23の時間帯表示バー70の表示動
作を示すフローチャートである。
【図42】第19動作を説明するための時間帯表示バー
70および修正画面73を示す図である。
【図43】第19動作に関連するスケジュールの起動処
理部24のの動作を示すフローチャートである。
【図44】第20動作を説明するための時間帯表示バー
70を示す図である。
【図45】第20動作に関連する本日データの時間帯表
示バーの周期的な更新処理部25の動作を示すフローチ
ャートである。
【図46】第21動作を説明するための時間帯表示バー
70を示す図である。
【図47】第21動作に関連する本日データの時間帯表
示バーの現在時刻表示処理部26の動作を示すフローチ
ャートである。
【図48】第22動作を説明するための時間帯表示バー
70を示す図である。
【図49】第22動作に関連する本日データの時間帯表
示バーの色分表示処理部27の動作を示すフローチャー
トである。
【図50】第23動作を説明するための時間帯表示バー
70を示す図である。
【図51】第23動作に関連する本日データの時間帯表
示バーの開始時刻設定処理部28の動作を示すフローチ
ャートである。
【図52】第24動作を説明するためのカレンダ51お
よび時間帯表示バー54を示す図である。
【図53】第24動作に関連する時刻変更時の単位時間
当たりの幅設定処理部29の設定動作を示すフローチャ
ートである。
【図54】第25動作を説明するためのカレンダ51お
よび時間帯表示バー54,76a,76bを示す図であ
る。
【図55】第25動作に関連する表示不可時間について
の時間帯表示バーの一時表示処理部30の設定動作を示
すフローチャートである。
【図56】本発明の第2実施形態であるスケジュール管
理装置44の電気的構成を示すブロック図である。
【図57】スケジュール管理装置44の第1動作を説明
するための時間帯入力バー81およびデータ表示部88
を示す図である。
【図58】第1動作に関連する時間帯入力バーの表示処
理部36の時間帯入力バー81の表示動作を示すフロー
チャートである。
【図59】第1動作に関連する時間帯入力バーのデータ
表示処理部37のデータ表示部88の表示動作を示すフ
ローチャートである。
【図60】第2動作を説明するための時間帯入力バー8
1およびデータ表示部88を示す図である。
【図61】第2動作に関連するデータの一時保存処理部
38のデータ保存動作および時間帯入力バーによる修正
画面の表示処理部39の表示動作を示すフローチャート
である。
【図62】第3動作を説明するための時間帯入力バー8
1およびデータ表示部88を示す図である。
【図63】第3動作に関連する時間帯入力バーによる登
録済みデータの時間帯変更処理部40の変更動作を示す
フローチャートである。
【図64】第4動作を説明するための時間帯入力バー8
1およびデータ表示部88を示す図である。
【図65】第4動作に関連する時間帯入力バーによる登
録済みデータの開始時刻、終了時刻変更処理部41の変
更動作を示すフローチャートである。
【図66】第5動作を説明するための時間帯入力バー8
1およびデータ表示部88を示す図である。
【図67】第5動作に関連する時間帯入力バーのデータ
削除処理部42の削除動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1,33 入力部 2,34 表示部 3,35 記憶部 4 時間帯表示バーの表示処理部 5 時間帯表示バーのデータ表示処理部 6 重要度設定処理部 7 重要度による色調設定処理部 8 時間帯表示バーの位置設定処理部 9 表示文字の設定処理部 10 時間帯表示バーの範囲設定処理部 11 時間帯表示バー表示時の単位時間当たりの幅設定
処理部 12 時間帯表示バーの時間帯変更処理部 13 時間帯表示バーの開始時刻、終了時刻の変更処理
部 14 時間帯表示バーのデータ削除処理部 15 データ移動、複写における時間帯表示バー表示処
理部 16 データ移動、複写における時間帯表示バー位置設
定処理部 17 データ移動、複写における時間帯入力バー表示処
理部 18 表示範囲拡大処理部 19 元データの登録日付による先月度カレンダの表示
処理部 20 元データの登録日付による来月度カレンダの表示
処理部 21 入力装置の位置による先月度カレンダの表示処理
部 22 入力装置の位置による来月度カレンダの表示処理
部 23 本日データの時間帯表示バーの表示処理部 24 スケジュールの起動処理部 25 本日データの時間帯表示バーの周期的な更新処理
部 26 本日データの時間帯表示バーの現在時刻の表示処
理部 27 本日データの時間帯表示バーの現在時刻による色
分表示処理部 28 本日データの時間帯表示バーの開始時刻設定処理
部 29 時刻変更時の単位当たりの幅設定処理部 30 表示不可時間についての時間帯表示バーの一時表
示処理部 31,43 制御部 32,44 スケジュール管理装置 36 時間帯入力バーの表示処理部 37 時間帯入力バーのデータ表示処理部 38 データの一時保存処理部 39 時間帯入力バーによる修正画面の表示処理部 40 時間帯入力バーによる登録済みデータの時間帯変
更処理部 41 時間帯入力バーによる登録済みデータの開始時
刻、終了時刻の変更処理部 42 時間帯入力バーのデータ削除処理部 51,66,67,68 カレンダ 52,87 入力ペン 54,64,70,76a,76b 時間帯表示バー 55 時間帯 56,88 データ表示部 65,81 時間帯入力バー

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スケジュールに関連する情報を入力する
    入力手段と、 日付毎の時間軸を有するカレンダを設定して表示する表
    示手段と、 入力されたスケジュール関連情報を記憶する記憶手段
    と、を備えるスケジュール管理装置において、 前記カレンダ上の所定の日付が特定されたとき、該日付
    に対する時刻毎の時間軸を有する時間帯表示バーを設定
    して前記表示手段に表示する時間帯表示バー表示処理手
    段と、 前記時間帯表示バー上の所定の時刻が特定されたとき、
    特定された前記日付および時刻で記憶されたスケジュー
    ル関連情報を前記記憶手段から読出して前記表示手段に
    表示するデータ表示処理手段とを含むことを特徴とする
    スケジュール管理装置。
  2. 【請求項2】 入力されたスケジュール関連情報に対し
    て重要度を設定する重要度設定処理手段と、 前記データ表示処理手段によって表示されるスケジュー
    ル関連情報の表示色を該情報の重要度に応じて設定する
    色調設定処理手段とを含むことを特徴とする請求項1記
    載のスケジュール管理装置。
  3. 【請求項3】 前記時間帯表示バー表示処理手段によっ
    て表示される時間帯表示バーの位置を前記カレンダ上の
    特定された日付の表示位置に応じて設定する時間帯表示
    バー位置設定処理手段を含むことを特徴とする請求項1
    記載のスケジュール管理装置。
  4. 【請求項4】 前記データ表示処理手段によって表示さ
    れるスケジュール関連情報の文字サイズおよび行数を該
    情報の量に応じて設定する表示文字設定処理手段を含む
    ことを特徴とする請求項1記載のスケジュール管理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記時間帯表示バー表示処理手段によっ
    て表示される時間帯表示バーの時間帯の範囲を前記カレ
    ンダ上の特定された日付で記憶されるスケジュール関連
    情報の時間帯に応じて設定する時間帯表示バー範囲設定
    処理手段を含むことを特徴とする請求項1記載のスケジ
    ュール管理装置。
  6. 【請求項6】 前記時間帯表示バー表示処理手段によっ
    て表示される時間帯表示バーの単位時間当たりの幅を前
    記カレンダ上の特定された日付で記憶されるスケジュー
    ル関連情報の時間帯に応じて設定する時間帯表示バー幅
    設定処理手段を含むことを特徴とする請求項1記載のス
    ケジュール管理装置。
  7. 【請求項7】 前記時間帯表示バー表示処理手段によっ
    て表示される時間帯表示バー上に記憶されたスケジュー
    ル関連情報の時間帯を表示し、該時間帯に対する予め定
    められる操作が行われたときに該時間帯を変更する時間
    帯変更処理手段を含むことを特徴とする請求項1記載の
    スケジュール管理装置。
  8. 【請求項8】 前記時間帯表示バー表示処理手段によっ
    て表示される時間帯表示バー上に記憶されたスケジュー
    ル関連情報の時間帯を表示し、該時間帯の開始時刻また
    は終了時刻に対する予め定められる操作が行われたとき
    に該開始時刻または終了時刻を変更する時刻変更処理手
    段を含むことを特徴とする請求項1記載のスケジュール
    管理装置。
  9. 【請求項9】 前記時間帯表示バー表示処理手段によっ
    て表示される時間帯表示バー上に記憶されたスケジュー
    ル関連情報の時間帯を表示し、該時間帯の開始時刻また
    は終了時刻に対する予め定められる操作が行われたとき
    に該時間帯のスケジュール関連情報を削除するデータ削
    除処理手段を含むことを特徴とする請求項1記載のスケ
    ジュール管理装置。
  10. 【請求項10】 前記時間帯表示バー表示処理手段によ
    って表示される時間帯表示バー上に記憶されたスケジュ
    ール関連情報の時間帯を表示し、該時間帯に対する予め
    定められる操作が行われたときに該時間帯を移動または
    複写するための第2の時間帯表示バーを設定して前記表
    示手段に表示する第2の時間帯表示バー表示処理手段を
    含むことを特徴とする請求項1記載のスケジュール管理
    装置。
  11. 【請求項11】 前記第2の時間帯表示バー表示処理手
    段によって表示される時間帯表示バーを前記カレンダ上
    の特定された日付の表示位置近傍に設定して表示する第
    2時間帯表示バー位置設定処理手段を含むことを特徴と
    する請求項10記載のスケジュール管理装置。
  12. 【請求項12】 前記時間帯表示バー表示処理手段によ
    って表示される時間帯表示バー上に記憶されたスケジュ
    ール関連情報の時間帯を表示し、該時間帯に対する予め
    定められる操作が行われたときに時間帯を移動または複
    写して入力するための時間帯入力バーを設定して前記表
    示手段に表示する時間帯入力バー表示処理手段を含むこ
    とを特徴とする請求項1記載のスケジュール管理装置。
  13. 【請求項13】 前記時間帯表示バー表示処理手段によ
    って表示される時間帯表示バー上に記憶されたスケジュ
    ール関連情報の時間帯を表示し、該時間帯に対する予め
    定められる操作が行われたときに前記カレンダの表示範
    囲を拡大するカレンダ表示範囲拡大処理手段を含むこと
    を特徴とする請求項10記載のスケジュール管理装置。
  14. 【請求項14】 前記時間帯表示バー表示処理手段によ
    って表示される時間帯表示バー上に記憶されたスケジュ
    ール関連情報の時間帯を表示し、該時間帯に対する予め
    定められる操作が行われたときであって、特定された日
    付が月の開始日であったときに先月度のカレンダを表示
    する元データ登録日付による先月度カレンダ表示処理手
    段を含むことを特徴とする請求項10記載のスケジュー
    ル管理装置。
  15. 【請求項15】 前記時間帯表示バー表示処理手段によ
    って表示される時間帯表示バー上に記憶されたスケジュ
    ール関連情報の時間帯を表示し、該時間帯に対する予め
    定められる操作が行われたときであって、特定された日
    付が月の終了日であったときに来月度のカレンダを表示
    する元データ登録日付による来月度カレンダ表示処理手
    段を含むことを特徴とする請求項10記載のスケジュー
    ル管理装置。
  16. 【請求項16】 前記時間帯表示バー表示処理手段によ
    って表示される時間帯表示バー上に記憶されたスケジュ
    ール関連情報の時間帯を表示し、予め定められる操作が
    行われたときに先月度のカレンダを表示する先月度カレ
    ンダ表示処理手段を含むことを特徴とする請求項10記
    載のスケジュール管理装置。
  17. 【請求項17】 前記時間帯表示バー表示処理手段によ
    って表示される時間帯表示バー上に記憶されたスケジュ
    ール関連情報の時間帯を表示し、予め定められる操作が
    行われたときに来月度のカレンダを表示する来月度カレ
    ンダ表示処理手段を含むことを特徴とする請求項10記
    載のスケジュール管理装置。
  18. 【請求項18】 前記表示手段に表示されたカレンダに
    対する予め定められる操作が行われたときに、現在日付
    を抽出し、その日付で記憶されているスケジュール関連
    情報を前記記憶手段から読出し、前記カレンダに代わっ
    て時間帯表示バーを設定して前記表示手段に表示する本
    日データの時間帯表示バー表示処理手段を含むことを特
    徴とする請求項1記載のスケジュール管理装置。
  19. 【請求項19】 前記本日データの時間帯表示バー表示
    処理手段によって表示された時間帯表示バーに対する予
    め定められる操作が行われたときにスケジュール関連情
    報を修正するための修正画面を前記表示手段に表示する
    スケジュール起動処理手段を含むことを特徴とする請求
    項18記載のスケジュール管理装置。
  20. 【請求項20】 前記本日データの時間帯表示バー表示
    処理手段による時間帯表示バーの表示時に、表示される
    時間帯表示バーの日付を所定時間が経過する毎に更新す
    る日付更新処理手段を含むことを特徴とする請求項18
    記載のスケジュール管理装置。
  21. 【請求項21】 前記本日データの時間帯表示バー表示
    処理手段による時間帯表示バーの表示時に、現在時刻を
    抽出し、表示された時間帯表示バー上の該時刻の位置に
    所定の時刻報知部を設定して表示する現在時刻表示処理
    手段を含むことを特徴とする請求項18記載のスケジュ
    ール管理装置。
  22. 【請求項22】 前記本日データの時間帯表示バー表示
    処理手段による時間帯表示バーの表示時に、現在時刻を
    抽出し、該時刻よりも以前と以降とのスケジュール関連
    情報の時間帯の表示色を異なる色に設定する色分表示処
    理手段を含むことを特徴とする請求項18記載のスケジ
    ュール管理装置。
  23. 【請求項23】 前記本日データの時間帯表示バー表示
    処理手段による時間帯表示バーの表示時に、現在時刻を
    抽出し、該時刻を基準に予め定められる長さの時間帯表
    示バーを常に表示する時間帯表示バー開始時刻設定処理
    手段を含むことを特徴とする請求項18記載のスケジュ
    ール管理装置。
  24. 【請求項24】 前記時間帯変更処理手段による時間帯
    変更時または前記時刻変更処理手段による時刻変更時
    に、時間帯表示バーの単位時間当たりの幅を縮小して該
    時間帯表示バーの開始時刻から終了時刻までの時間帯を
    拡大する幅変更処理手段を含むことを特徴とする請求項
    7または8記載のスケジュール管理装置。
  25. 【請求項25】 前記幅変更処理手段によって時間帯表
    示バーの幅を変更したときにさらなる時間帯表示バーを
    一時的に表示する時間帯表示バーの一時表示処理手段を
    含むことを特徴とする請求項24記載のスケジュール管
    理装置。
  26. 【請求項26】 スケジュールに関連する情報を入力す
    る入力手段と、 入力されたスケジュール関連情報を表示する表示手段
    と、 入力されたスケジュール関連情報を記憶する記憶手段
    と、を備えるスケジュール管理装置において、 スケジュールの時間帯を入力するための時刻毎の時間軸
    を有する時間帯入力バーを設定して前記表示手段に表示
    する時間帯入力バー表示設定処理手段と、 前記時間帯入力バー表示設定処理手段による時間帯入力
    バーの表示時に、該時間帯入力バー上の時間帯に対する
    予め定められる操作が行われたときに記憶されたスケジ
    ュール関連情報を前記記憶手段から読出して前記表示手
    段に表示するデータ表示処理手段とを含むことを特徴と
    するスケジュール管理装置。
  27. 【請求項27】 前記時間帯入力バー表示設定処理手段
    による時間帯入力バーの表示時に、該時間帯入力バー上
    の時間帯に対する予め定められる操作が行われたときに
    入力中のデータを一時的に保存するデータ一時保存処理
    手段と、 前記予め定められる操作が行われたときにスケジュール
    関連情報を修正する修正画面を前記表示手段に表示する
    修正画面表示処理手段とを含むことを特徴とする請求項
    26記載のスケジュール管理装置。
  28. 【請求項28】 前記時間帯入力バー表示設定処理手段
    による時間帯入力バーの表示時に、該時間帯入力バー上
    の時間帯に対する予め定められる操作が行われたときに
    該時間帯を変更する時間帯変更処理手段を含むことを特
    徴とする請求項26記載のスケジュール管理装置。
  29. 【請求項29】 前記時間帯入力バー表示設定処理手段
    による時間帯入力バーの表示時に、該時間帯入力バー上
    の時間帯の開始時刻または終了時刻に対する予め定めら
    れる操作が行われたときに該開始時刻または終了時刻を
    変更する時刻変更処理手段を含むことを特徴とする請求
    項26記載のスケジュール管理装置。
  30. 【請求項30】 前記時間帯入力バー表示設定処理手段
    による時間帯入力バーの表示時に、該時間帯入力バー上
    の時間帯の開始時刻または終了時刻に対する予め定めら
    れる操作が行われたときに該時間帯のスケジュール関連
    情報を削除する時間帯削除処理手段を含むことを特徴と
    する請求項26記載のスケジュール管理装置。
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