JP4225085B2 - ネット販売管理装置およびプログラム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、実際の店舗での実取引を管理する実店舗販売管理装置にネットワークを介して接続され、実店舗側から依頼されたネットショップを運営管理するネット販売管理装置に関し、また、実店舗販売管理装置とネット販売管理装置との間を仲介してネット販売の支援を行うネット販売支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネットを介して各種の商品を販売するネットショップ(仮想店舗)と、商品の購入申込を行う顧客側のユーザ端末との間でインターネットを介して双方向通信を行なう電子商取引は、自宅等のユーザ端末から何時でも自由に所望する商品を購入することができ、購入商品に対する決済も銀行口座からの自動引き落としが可能な為に、仮想店舗の集合である仮想的な商店街に相当するショッピングモール等が益々普及している。
ところで、実店舗側に設置されている販売管理装置としてのパーソナルコンピュータ(店舗PC)には、店舗で商取引される販売対象商品毎にその商品情報を記憶管理すると共に、売上情報や顧客情報を記憶管理し、キー入力された注文内容に基づいて売上情報や顧客情報を更新したり、この売上情報や顧客情報に基づいて各種の伝票を発行する等の販売管理を行う販売管理システム(業務アプリケーション)が構築されている。このようなシステム環境の店舗PCを使用してネットショップを構築する場合には、市販されているホームページ作成支援ソフトを購入したり、専門業者にその構築を依頼するようにしていた。
【0003】
この場合、市販のホームページ作成支援ソフトを使用してネットショップを構築する為には、PCを十分使いこなすことができることを前提とする他に、ホームページの作成に関する高度な知識が要求される為、一般の店舗経営者や店員にとっては、その構築は困難となり、また、専門業者に依頼すると、構築費用が膨大なものとなる為、ネット販売を希望していても、それを容易に実現することはできなかった。
従来においては、個々の小売企業が共同してWebサイトを運営し、商品情報の共有化、在庫情報の共有化、顧客サービスの共有化することによって仮想店舗の構築を低コストで実現するようにした仮想店舗システムが知られている(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−049771号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した仮想店舗システムのように、個々の小売企業が共同してWebサイトを運営するものにあっては、商品情報、在庫情報、顧客サービスの共有化を前提としている為、各小売企業毎に独自のネット販売を企画することができないという問題を生じる。
ところで、一般的に、ショッピングモールを運営管理する会社毎に、各種の商品情報をどのような形式で展示するかの展示形式が大きく相違している為、例えば、複数のショッピングモールに対して自店舗用のネットショップを開設しようとした場合、各ショッピングモール毎にその展示形式に合ったホームページを作成しなければならず、店舗側に大きな負担をかけてしまう。
【0006】
他方、ショッピングモールから注文を受けた場合、実店舗側において既存の販売管理システムに対してネットショップの販売管理も行わせる為には、ネットショップ側から注文情報を取り寄せて、通常のキー操作手順にしたがってネット販売の各注文情報をキー入力するようにしているが、実店舗において実取引される通常の注文内容をキー入力する作業に慣れているオペレータにとっては、特殊なネット販売の注文情報をキー入力することは、作業効率が悪く、入力ミスを誘発し易い等の問題もあった。
そこで、本出願人は先に、実際の店舗での実取引を管理する実店舗用の販売管理装置において、自店舗用のネットショップを構築する為に、実店舗で商取引される販売対象商品群の中から任意に選択した商品に関する情報を掲載した商品案内ページを作成してアップロードしたり、また、ネットショップ側で商品注文された注文情報に基づいて実店舗側の売上情報を更新することによって、ネットショップの構築とネット販売の管理を既存の販売管理システムに対して連携可能とした技術を提案した(発明の名称:販売管理装置、特願2001−278200)。
【0007】
第1の発明の課題は、ネットショップを運営管理するネット販売管理装置において、実店舗販売管理装置との間でネットショップの構築とネット販売の管理を連携可能とする他、自己が運営管理するネットショップ以外の他のネットショップ側に対しても連携可能とするネット販売管理装置を提供できるようにすることである。
第2の発明の課題は、実際の店舗での実取引を管理する実店舗販売管理装置とネットショップを運営管理するネット販売管理装置との間を仲介してネット販売を支援するネット販売支援装置において、実店舗側が希望した任意のネットショップ側と実店舗側との間でネットショップの構築とネット販売の管理を連携可能とするネット販売支援装置を提供できるようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のネット販売管理装置は、実際の店舗での実取引を管理する実店舗販売管理装置にネットワークを介して接続され、自己が運営管理するネットショップ用の展示形式にしたがって作成された内容の商品展示情報を展示開設すると共に、他のネットショップ側に対してもネットワークを介して接続されたネット販売管理装置であって、自己が運営管理するネットショップ以外で他の複数の各ネットショップと実店舗販売管理装置との対応関係を実店舗販売管理装置毎に定義する情報を登録する他、他のネットショップ側で行われる商品の展示形式をネットショップ毎に定義する情報を登録するショップ登録定義ファイルを記憶する記憶手段と、実店舗販売管理装置側で注文情報を処理する処理形式と他のネットショップ側で注文情報を処理する処理形式との対応をネットショップ毎に記憶管理する注文データ定義ファイルを記憶する記憶手段と、自己が運営管理するネットショップ以外の他のネットショップ側に対しても実店舗側からネット販売の出品依頼を受けた場合に、当該他のネットショップ側で行われる商品の展示形式を前記ショップ登録定義ファイルより参照して、実店舗側から自己宛に作成された前記商品展示情報報をこの依頼先向けの展示形式に合った情報に変換して当該他のネットショップ側へ送信する第1の制御手段と、
前記他のネットショップ側からネット注文情報を受けた場合に、実店舗側で注文情報を処理する処理形式を前記注文データ定義ファイルより参照して、このネット注文情報を実店舗用の処理形式に合った情報に変換して当該実店舗側へ送信する第2の制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0009】
したがって、請求項第1、3記載の発明は、自己が運営管理するネットショップ(例えば、ショッピングモール)以外の他のネットショップ(例えば、ショッピングモール)側に対しても実店舗側からネット販売の出品依頼を受けた場合に、当該他のネットショップ側で行われる商品の展示形式を参照し、実店舗側から自己宛に作成された商品展示情報をこの依頼先向けの展示形式に合った情報に変換して当該他のネットショップ側へ送信し、他のネットショップ側からネット注文情報を受けた場合に、実店舗側で注文情報を処理する処理形式を参照し、このネット注文情報を実店舗用の処理形式に合った情報に変換して当該実店舗側へ送信するようにしたから、実店舗側との間でネットショップの構築およびネット販売の管理を自己が運営管理するネットショップ以外の他のネットショップ側に対しても連携可能となり、実店舗側においては、商品の展示形式がネットショップ毎に異なる場合でも、展示形式毎にネットショップを構築する必要がなくなり、また、ネット注文情報の形式がネットショップ毎に異なる場合でも、ネット販売の注文を実店舗側の取引と同様に取り扱うことができ、更に、実店舗側の既存の販売管理システムを変更することなく、ネット販売を新たな販売手段として容易に追加することが可能となる他、複数のネットショップの開設によって更なる販売促進を期待することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図44を参照してこの発明の一実施形態を説明する。
図1は、この実施形態における販売管理ネットワークシステムの全体構成を示したブロック図である。
この販売管理ネットワークシステム(広域通信システム)は、複数のショッピングモールサイト1を中核とし、この各ショッピングモールサイト1には、その会員ユーザ(ネット出店者)である実際の店舗(実店舗)内に設置されている店舗端末2がネットワーク網(インターネット)3を介して接続されていると共に、ショッピングモールの一般顧客であるユーザ端末(商品購入者端末)4がネットワーク網3を介して接続されているシステム環境となっている。
【0015】
ショッピングモールサイト1は、ネットショップ(仮想店舗)の集合である仮想的な商店街(ショッピングモール)を運営管理する為のネット販売管理装置である。なお、インターネット上に存在する複数のショッピングモールサイト1のうち、この実施形態固有のショッピングモールサイト1を“仲介サイト1”と称するが、特に、他のショッピングモールサイト1と区別する必要がない場合には、仲介サイト1を含めてショッピングモールサイト1と総称するものとする。
【0016】
店舗端末2は、実際の店舗での実取引を管理する実店舗販売管理装置であり、ショッピングモールサイト1へ出品する為のネット販売対象商品(ネットショップへの販売品)を実店舗で商取引される販売対象商品群の中から任意に選択指定された場合に、このネット販売対象の商品に関する情報が掲載されていると共に仲介サイト独自の展示形式にしたがった内容の商品展示情報、つまり、ネットショップ用の商品案内ページ(HTMLのWebページ)を作成して仲介サイト1へアップロードするようにしている。また、店舗端末2は、仲介サイト1側で商品注文された注文内容に基づいて実店舗用(実取引用)の売上情報や顧客情報等を更新するようにしている。
【0017】
仲介サイト1は、この実施形態における各実店舗側が日常、専用的に使用する為のショッピングモールサイトであり、実店舗側で仲介サイト用として作成された商品案内ページを開設することによって当該店舗対応のネットショップを出店して運営管理する他に、このネットショップで販売された商品のネット注文情報を実店舗側の処理形式に合った情報に変換して当該実店舗側の店舗端末2へ送信する機能と、この実店舗側と他のショッピングモールサイト1との間を仲介してネット販売の支援を行う仲介機能を有している。
【0018】
すなわち、仲介サイト1には、自己が運営管理するショッピングモール以外の他のショッピングモールサイト1に対しても実店舗側からネット販売の出品依頼を受けた場合に、当該他のショッピングモールサイト1側で行われる商品の展示形式を参照し、実店舗側から自己宛に出品依頼された商品案内ページをこの依頼先向けの展示形式に合った商品案内ページに変換して当該他のショッピングモールサイト1側へ送信する仲介機能と、ショッピングモールサイト1側からネット注文情報を受けた場合に、実店舗側で注文情報を処理する処理形式を参照し、このネット注文情報を実店舗用の処理形式に合った情報に変換して当該実店舗側の店舗端末2へ送信する仲介機能とを有している。
【0019】
図2は、店舗端末2の基本的なシステム概要や仲介サイト1を説明する為のブロック図である。
店舗端末2は、店舗内に設置されているパーソナルコンピュータ(店舗PC)であり、この店舗端末2には、店舗で商取引される販売対象商品毎にその商品情報を記憶管理すると共に、売上情報や顧客情報等を記憶管理し、キー入力された注文情報(伝票データ)に基づいて各種の販売管理を行う既存の販売管理システム21が構築されている。つまり、販売管理システム21は、各種のマスタファイル、伝票処理用のファイル等を運用管理し、注文業務、入金管理、請求業務、出荷業務等の一連の業務を行う通常の業務アプリケーションであり、売上データの入力、伝票発行、データ管理、データ活用等の販売管理一般の処理機能を有している。
【0020】
この販売管理システム21側には、その基本的なデータファイルとして、後述する商品ジャンル別の複数の商品MT(マスタ)ファイルF1、伝票明細・伝票合計ファイルF2、得意先マスタファイルF3、届け先マスタファイルF4が設けられている。なお、マスタファイルとは、トランザクションファイルに対する概念であるが、この実施形態においては、単に基本的なファイルであることを示し、トランザクション的な使い方をする場合があるファイル(例えば、得意先マスタファイルF3、届け先マスタファイルF4)を含めてマスタファイルと称する(以下、同様)。
【0021】
また、店舗端末2には、上述した既存の販売管理システム21の他に、この実施形態特有のネットショップ構築・運用システム22が追加構成されている。
このネットショップ構築・運用システム22は、ネットショップの構築とネット販売の管理を行うもので、このシステム22を備えた店舗端末2は、「ネットショップ出店者用のPC」としても機能するようになる。
ネットショップ構築・運用システム22は、ネットショップ構築AP(アプリケーション)22aとネット販売入力AP22bとに大別されており、既存の販売管理システム21と連携し合っている。なお、販売管理システム21との連携には、「商品マスタ連携」と「注文トランザクション連携」とがある。
【0022】
「商品マスタ連携」は、販売管理システム21側の商品マスタファイルF1を参照して、ネットショップ陳列用の各商品に関する情報を生成し、ショッピングモールサイト1へアップロードすることを意味し、ネットショップ側の商品と商品マスタファイルF1内の商品との整合性を保持している。
「注文トランザクション連携」は、ネットショップ側の注文情報(注文トランザクション)を取得し、販売管理システム21への注文情報として入力することによって各種の業務処理を行うことを意味し、注文業務、入金管理、請求業務、顧客管理、出荷業務等の一連の業務をネット販売の注文情報に応じて処理するようにしている。
【0023】
ネットショップを新規に構築する際に、そのオペレータは、ネットショップ構築AP22aを起動させることにより商品案内ページの構成を任意に定義したり、商品案内ページ内に掲載する商品情報やその配列状態を任意に設定し、この商品案内ページの構成(HTML)や商品案内ページ内に掲載する商品情報(商品画像を含む)を格納した各種ファイル群Fを仲介サイト1へアップロードさせることによって所望するネットショップ構築情報を店舗別格納領域E内に構築するようにしている。ここで、ネットショップ構築AP22aは、ネットショップ定義モジュールM1、ネット商品登録モジュールM2、ネット商品陳列モジュールM3に大別されている。ネットショップ定義モジュールM1は、ネットショップの構造、つまり、複数の商品案内ページ毎にそのページデザイン等の構成を任意に定義する為のモジュールである。
【0024】
ネット商品登録モジュールM2は、販売管理システム21側の商品マスタファイルF1に格納されている各種商品の中からネット販売として出品する為の対象候補となる商品が任意に選択指定された場合に、その商品に関する情報を連動商品マスタファイルF5に登録する為のモジュールである。連動商品マスタファイルF5は、ネット販売の対象候補となる商品群を記憶管理するネット販売用の商品マスタファイルである。
ネット商品陳列モジュールM3は、連動商品マスタファイルF5内に登録されている出品候補群の中から任意の商品をネット販売の対象商品として選択可能であると共に、選択された商品に関する情報を商品案内ページ内に配置する為の陳列状態を任意に設定可能なモジュールである。
【0025】
ネットショップ構築・運用システム22を構成するネット販売入力AP22bは、ネット注文情報取得モジュールM5、ネット注文入力モジュールM6を有ししている。
ネット注文情報取得モジュールM5は、仲介サイト1や他のショッピングモールサイト1側で商品注文されたネットショップ対応の注文情報ファイルOFから読み出されたネット販売の注文情報を受信取得して、連動売上明細ファイルF6に蓄積する為のモジュールである。なお、ネット販売の注文情報としては、注文商品に関する情報、注文者に関する情報、配送先(届け先)に関する情報を含むが、これらを合わせて注文情報と称する。
【0026】
連動売上明細ファイルF6は、ショッピングモールサイト1側の注文情報ファイルOFの内容を一次記憶保持するもので、ネット注文入力モジュールM6は、連動売上明細ファイルF6の内容(ネット販売の注文情報)を1伝票単位で読み出して、伝票明細・伝票合計ファイルF2へ格納したり、注文者に関する情報を抽出して得意先マスタファイルF3へ格納すると共に得意先別の売上実績を更新し、また、届け先に関する情報を抽出して届け先マスタファイルF4へ格納すると共に得意先別・届け先別の売上実績を更新する等の処理を行う為のモジュールである。
【0027】
仲介サイト1には、ネットショップ対応の注文情報ファイルOFが設けられている他、ショップ登録定義ファイルSRと注文データ定義ファイルORが設けられている。このショップ登録定義ファイルSRは、自己が運営管理するショッピングモール以外で他の複数の各ショッピングモールと実店舗との対応関係を実店舗毎に定義する情報を登録する他、各ショッピングモール側で行われる商品の展示形式をショッピングモール毎に定義する情報を登録する為のファイルである。なお、実店舗に対応する複数の他のショッピングモールは、その実店舗側から出品(出店)予定の候補として事前に指定されたものであり、仲介サイト1は、この指定に基づいて実店舗対応のショップ登録定義ファイルSRを生成する。
【0028】
図3は、ショップ登録定義ファイルSRの構成を説明する為の図である。
ショップ登録定義ファイルSRは、自己が運営管理するショッピングモール以外で他の複数の各ショッピングモールと実店舗との対応関係を示す情報として、図3(A)に示すように、実店舗毎に、その「店舗識別情報」に対応してその店舗が専用的に使用する仲介サイト1をアクセスする為の「店舗の仲介サイトへのアクセスID」が記憶されている他、各ショッピングモール毎に、そのショッピングモールへ出店するか否かの出店有無を示す「ショッピングモール出店」、ショッピングモールをアクセスする際のアドレスを示す「アドレス」、その「アクセスID」および「パスワード」を記憶する構成となっている。
【0029】
また、ショップ登録定義ファイルSRは、各ショッピングモール側で行われる商品の展示形式(出店ルール)を示す為の情報として、図3(B)に示すように、ショッピングモール毎に、例えば、HTML文、論理情報等を示す「出店データ形式」、トップページ、商品ページ、お店紹介等に関する「アップロード形式」、頁構造等に関する規約の「ショップ構造規格」、買い物カゴ機能等の「機能利用I/F」、商品情報等の「情報格納形式」が定義されている。
【0030】
注文データ定義ファイルORは、実店舗側で注文情報を処理する処理形式(連動売上明細ファイルF6のレコード形式)とショッピングモール側で注文情報を処理する処理形式(モール固有のレコード形式)との対応をショッピングモール毎に記憶管理するもので、ショッピングモールサイト1側でネット注文情報を受けた場合に、このネット注文情報を実店舗側で注文情報を処理する実店舗用の処理形式に変換する際に使用される。
図4は、注文データ定義ファイルORの構成を説明する為の図であり、この注文データ定義ファイルORは、ショッピングモールサイト1側でのネット注文情報に含まれている各フィールドが実店舗側の連動売上明細ファイルF6のどの項目に対応しているかを項目毎に定義する為に、連動売上明細ファイルF6側の「項目名」とネット注文情報の「対応フィールドNo」の他、「データ変換形式」を有する構成となっている。なお、「データ変換形式」は、コード変換、桁数の変更等が必要な項目に対応して登録されてものである。
【0031】
図5は、ネットショップ構築AP22aを構成するネットショップ定義モジュールM1、ネット商品登録モジュールM2、ネット商品陳列モジュールM3の動作概念を説明する為の図である。
ネットショップ定義モジュールM1が起動されると店舗端末2は、Webページ数等のネットショップの構造や各ページ毎に、ページ種、それに掲載される最大商品数等を定義してショップ構造定義ファイルF11に格納したり、各ページ毎にそのデザイン(背景画像、ボタン等のページ構成要素やそれらのレイアウト等)を定義してHTMLファイルF12に格納する。HTMLファイルF12は、ハイパーテキストマークアップ言語で作成されたファイルであり、ショップ構造定義のページ数に対応して複数のページからなる。
なお、図36(B)は、ショップ構造定義ファイルF11に格納されるデータを入力設定する為のショップ構造定義画面を示したもので、その詳細については後述する。
【0032】
ネット商品登録モジュールM2が起動されると店舗端末2は、販売管理システム21側に設けられている商品ジャンルに対応づけられている複数の商品マスタファイルF1の一覧を表示させ、このマスタ一覧の中から所望する商品ジャンルの商品マスタファイルF1が任意に選択指定されると、選択された商品マスタファイルF1の内容を一覧表示させ、この商品一覧の中から任意の商品が選択指定されると、その商品に関する情報を連動商品マスタファイルF5に登録する。つまり、選択された商品マスタファイルF1をソースとして、その商品マスタファイルF1内の各種商品の中からネット販売の出品候補となる商品が任意に選択指定された場合に、選択された商品情報の中からネット販売に必要な情報を取出して連動商品マスタファイルF5に登録すると共に、ネット販売用として入力された固有の情報を連動商品マスタファイルF5に登録する。
【0033】
この場合、商品マスタファイルF1と連動商品マスタファイルF5とは商品コード等によって関連づけられている。また、商品マスタファイルF1に登録されていない商品、つまり、実店舗で取り扱っていない新規商品であっても、ネット販売の対象候補として連動商品マスタファイルF5に登録することができるが、新規商品を登録した場合には、それを商品マスタファイルF1にも追加登録することによって商品マスタファイルF1と連動商品マスタファイルF5との整合性を保持するようにしている。
【0034】
また、商品マスタファイルF1と連動商品マスタファイルF5との整合性を保持する為の手段として、商品マスタファイルF1の内容を修正する場合に、その修正対象として指定された商品が仲介サイト1側へ送信した商品(ネット販売中の商品)であるかを判別し、ネット販売中の商品であれば、修正警告のメッセージを表示するようにしている。
この場合、修正実行の指示を受けたことを条件として、商品マスタファイルF1の更新に連動して当該商品に対応する連動商品マスタファイルF5の内容を更新する。更に、商品マスタファイルF1の内容を削除する場合にも、その削除対象として指定された商品がネット販売中の商品であれば、その商品に対応する商品マスタファイルF1の内容を削除することを禁止するメッセージを表示するようにしている。
【0035】
図6(A)は、商品マスタファイルF1のレコード構成を示したもので、各商品レコードは、「商品コード」、「商品名」、「商品分類」、「JANコード」、「販売価格」等の各種項目を有している。
図6(B)は、連動商品マスタファイルF5のレコード構成を示したもので、各ネット商品レコードは、「商品コード」、「商品名」、‥‥、「販売価格」、「画像番号」、「商品説明」、「配送料金」等の各種項目を有している。なお、「商品コード」、「商品名」、‥‥、「販売価格」は、商品マスタファイルF1から取得した情報であるが、「画像番号」、「商品説明」、「配送料金」等は、商品マスタファイルF1には存在していないネット商品固有の情報である。また、連動商品マスタファイルF5には、それと連携する商品マスタファイルF1の名称が「ソースマスタ名」として付加されている。
【0036】
また、ネット商品登録モジュールM2にしたがって店舗端末2は、画像選択モジュールM21を起動させ、画像候補ファイルF7の内容を一覧表示させる。画像候補ファイルF7は、予め各種の商品毎に撮影された商品画像を画像番号に対応して、1商品ファイル形式で記憶管理するファイルである。店舗端末2は、画像一覧の中から任意の商品画像が選択指定されると、選択された画像番号をその商品に関する情報として連動商品マスタファイルF5へ格納する。
【0037】
ネット商品陳列モジュールM3の起動によって店舗端末2は、ショップ構造定義ファイルF11の内容を一覧表示させる。なお、図41は、ショップ構造定義ファイルF11の内容を表示したネット商品陳列<ページ一覧>画面を例示したもので、その詳細については後述する。
そして、店舗端末2は、このページ一覧の中から任意のページが選択された場合に、商品陳列定義ファイルF31をアクセスし、選択ページ対応の定義内容(最初は未定義)を表示出力させる。
図7は、商品陳列定義ファイルF31の構成を示した図で、複数ページに対応してそのページ内に配置する商品とその配置順を定義するもので、各ページ対応の定義内容は、「ページ番号」、「商品コード(1)」、「商品コード(2)」、‥‥を記憶する構成となっている。また、図42は、選択ページ対応の陳列商品登録画面を例示したもので、その詳細については後述する。
【0038】
また、ネット商品陳列モジュールM3にしたがって店舗端末2は、連動商品マスタファイルF5をアクセスし、商品一覧画面を表示させる。なお、図43は、連動商品マスタファイルF5の商品一覧画面を例示したもので、その詳細については後述する。
この商品一覧の中から任意の商品がネット陳列対象として選択された場合には、その商品コードを商品陳列定義ファイルF31の選択ページ内に配置する。なお、ネット陳列対象商品を任意に選択する操作(品揃え操作)を行った後に、その陳列配置の順番を任意に変更する操作(並べ替え操作)が行われると、ネット商品陳列モジュールM3にしたがって店舗端末2は、商品陳列定義ファイルF31の選択ページの内容を指定された順番に並び替える編集処理を行う。そして、ネット商品陳列モジュールM3は、頁生成モジュールM31を起動させる。
【0039】
頁生成モジュールM31にしたがって店舗端末2は、連動商品マスタファイルF5、画像候補ファイルF7、商品陳列定義ファイルF31の内容を参照して、ネット画像ファイルF32、ネット商品マスタファイルF33、HTMLファイルF12をページ毎に作成する。すなわち、商品陳列定義ファイルF31の内容をページ単位毎に解析し、その定義内容にしたがって連動商品マスタファイルF5から読み出した商品情報をネット商品マスタファイルF33にセットすると共に、その商品に対応する画像を画像候補ファイルF7から読み出してネット画像ファイルF32にセットし、更に、ショップ構造定義ファイルF11、商品陳列定義ファイルF31の内容をページ単位毎にHTMLファイルF12にセットするようにしている。
なお、図6(C)は、連動商品マスタファイルF5から読み出された商品情報(ネット商品レコード)がネット商品マスタファイルF33にそのままセットされることを示したものである。
【0040】
図8は、ネットショップ構築によって得られた各種の情報が仲介サイト1側へアップロードされる様子を示した図である。
すなわち、アップロードモジュールM4は、頁生成モジュールM31によって生成されたネット画像ファイルF32、ネット商品マスタファイルF33、HTMLファイルF12を対応づけて、仲介サイト1へアップロードする為のモジュールである。この場合、仲介サイト1は、各店舗端末2から送信されて来たネットショップ構築情報を記憶管理する。
【0041】
図9は、仲介サイト1側において、店舗別にネットショップ構築情報を記憶管理する店舗別格納領域Eの内容を示した図である。
この店舗別格納領域Eは、各ネットショップ毎に、その識別情報(店舗番号)に対応して、HTMLファイルF12、ネット商品マスタファイルF33、ネット画像ファイルF32を記憶管理する構成となっている。仲介サイト1は、商品購入者端末4からアクセスされたネットショップに対応する店舗別格納領域Eの内容を読み出し、顧客向けの商品案内ページを作成して要求元の商品購入者端末4へ送信する。
【0042】
図10(A)は、仲介サイト1側に設けられている店舗管理テーブルTの内容を示し、「店舗番号」に対応して、店舗端末2を呼び出す為の「ショップ出店者PCのアクセス情報」を記憶管理する構成となっている。すなわち、ショッピングモールの会員である店舗端末(ショップ出店者PC)2を識別する為の「店舗番号」に対応して、その「ショップ出店者PCのアクセス情報」として、店舗端末2の電話番号等を記憶する構成となってあり、仲介サイト1は、店舗対応の注文情報ファイルOF内の注文レコードを店舗端末2へ送信する際に、店舗管理テーブルTから「ショップ出店者PCのアクセス情報」を読み出すようにしている。
【0043】
図10(B)は、注文情報ファイルOFのレコード構成を示した図で、注文レコードは、「商品コード」、「商品名」、「数量」、「価格」、「合計金額」、「注文者名」、「住所」、「電話番号」、「メールアドレス」、「会員ID」、「届け先名」、「届け先住所」、「届け先電話番号」等の各項目からなる。なお、「商品コード」、「商品名」、「数量」、「価格」、「合計金額」は商品注文に関する情報を示し、「注文者名」、「住所」、「電話番号」、「メールアドレス」、「会員ID」は、ネット販売の購入者(顧客)に関する情報を示し、「届け先名」、「届け先住所」、「届け先電話番号」は、注文商品を第三者に配達依頼する場合の届け先に関する情報を示している。ここで、仲介サイト1は、商品購入者端末4から注文を受け付ける毎に、その購入者に対して注文内容を問い合わせ、これによって作成された注文レコードを注文情報ファイルOFに格納するようにしている。
【0044】
図11は、販売管理システム21側に設けられている各種ファイルと、ネットショップ構築・運用システム22側に設けられている各種ファイルを一覧的に示した図である。
伝票明細・伝票合計ファイルF2は、上述した注文情報ファイルOFのレコードの各項目と同様の項目を含む伝票明細レコードや注文毎に合計した伝票合計レコードを記憶管理するファイルである。ここで、ネット販売入力AP22bにしたがって店舗端末2は、連動売上明細ファイルF6から1伝票毎にネット販売の注文情報を取得して伝票明細・伝票合計ファイルF2に格納する。その後、販売管理システム21にしたがって店舗端末2は、この伝票明細・伝票合計ファイルF2の内容に基づいて納品書、振込依頼書、宅配伝票、注文明細日報等を作成して印刷出力する伝票発行処理や各種の伝票管理処理等を行う。
【0045】
また、図11は、ネットショップ構築・運用システム22において、そのネットショップ構築AP22a側に上述した連動商品マスタファイルF5、画像候補ファイルF7、ショップ構造定義ファイルF11、商品陳列定義ファイルF31、HTMLファイルF12が設けられていることを示し、また、仲介サイト1へアップロードされる各種のファイルとしてネット商品マスタファイルF33、ネット画像ファイルF32、HTMLファイルF12が設けられていることを示している。更に、ネット販売入力AP22b側には、上述した連動売上明細ファイルF6の他に、連動得意先マスタファイルF8、連動届け先マスタファイルF9が設けられていることを示している。
【0046】
図12(A)は、得意先マスタファイルF3、(B)は、連動得意先マスタファイルF8のレコード構成を示した図である。
得意先マスタファイルF3は、得意先毎に、「得意先コード」、「得意先名」、「住所」、「電話番号」、‥‥「売上累計金額」、「得意先ランク」の各項目を有する得意先レコードを記憶管理するもので、「売上累計金額」は、得意先別の売上実績であり、「得意先ランク」は、この売上実績に応じて区分されたランクを示している。
【0047】
ここで、ネット販売入力AP22bにしたがって店舗端末2は、連動売上明細ファイルF6から1伝票毎にネット販売の注文情報を取得し、その得意先情報が得意先マスタファイルF3内に登録済みであるかを判別し、登録済みであれば、得意先マスタファイルF3内の当該する「売上累計金額」のみを更新するが、未登録であれば、連動売上明細ファイルF6から取得したネット販売の注文情報の中から得意先に関する情報を抽出して得意先マスタファイルF3に登録すると共に、得意先マスタファイルF3内の当該する「売上累計金額」を更新するようにしている。
【0048】
連動得意先マスタファイルF8は、ネット販売を利用した得意先毎に「得意先コード」、「メールアドレス」、「売上累計ポイント」の各項目を有する連動得意先レコードを記憶管理するネット販売用の得意先マスタである。ネット販売入力AP22bにしたがって店舗端末2は、連動売上明細ファイルF6から取得したネット販売の注文情報の中から得意先に関する情報を抽出し、一定の条件で連動得意先マスタファイルF8に登録したり、当該する「売上累計ポイント」を更新するようにしている。
【0049】
図13(A)は、届け先マスタファイルF4、(B)は、連動届け先マスタファイルF9のレコード構成を示した図である。
届け先マスタファイルF4は、「得意先コード」、「届け先コード」、「届け先名」、「届け先住所」、「届け先電話番号」、「届け先累計金額」の各項目を有する届け先レコードを記憶管理するもので、「届け先累計金額」は、例えば、得意先であるA社が届け先であるB社に対して商品の配送依頼を行った場合に、A社がB社宛に送った現時点までの売上実績である。
【0050】
ここで、ネット販売入力AP22bにしたがって店舗端末2は、連動売上明細ファイルF6から1伝票毎にネット販売の注文情報を取得すると共に、その中から抽出した得意先コード、届け先コードが届け先マスタファイルF4内に登録済みであるかを判別し、登録済みであれば、届け先マスタファイルF4内の当該する「売上累計金額」のみを更新するが、未登録であれば、連動売上明細ファイルF6から取得したネット販売の注文情報の中から得意先コード、届け先に関する情報を抽出して届け先マスタファイルF4に登録すると共に、届け先マスタファイルF4内の当該する「売上累計金額」を更新するようにしている。
【0051】
連動届け先マスタファイルF9は、ネット販売を利用した得意先が注文商品を第三者宛に配送すべきことを依頼した場合に、その得意先、届け先に対応して、「得意先コード」、「届け先コード」、「届け先名」を記憶管理するネット販売用の届け先マスタである。ネット販売入力AP22bにしたがって店舗端末2は、連動売上明細ファイルF6から取得したネット販売の注文情報の中から届け先に関する情報を抽出し、一定の条件で連動届け先マスタファイルF9に登録するようにしている。
【0052】
図14は、仲介サイト1の基本的な構成要素を示したブロック図である。
CPU101は、記憶装置102内のオペレーティングシステムや各種アプリケーションソフトにしたがってこの仲介サイト1の全体動作を制御する中央演算処理装置である。記憶装置102は、オペレーティングシステムや各種アプリケーションソフトの他、上述した各種のファイル等が格納され、磁気的、光学的、半導体メモリ等やその駆動系を有している。この記録装置102はハードディスク等の固定的なメモリに限らず、CD−RO、DVD等の着脱自在な記憶媒体を装着可能な構成であってもよい。この記憶装置102内のプログラムやデータは、必要に応じてRAM(例えば、スタティックRAM)103にロードされたり、RAM103内のデータが記憶装置にセーブされる。更に、CPU101は通信装置104を介して他の電子機器のプログラム/データを直接アクセスして使用したり、他の電子機器から通信装置104を介してダウンロード受信することもできる。一方、CPU101にはその入出力周辺デバイスである通信装置104、入力装置105、表示装置106がバスラインを介して接続されており、入出力プログラムにしたがってCPU101はそれらの動作を制御する。
【0053】
次に、この実施形態における販売管理ネットワークシステムの動作アルゴリズムを図15〜図35に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作を逐次実行する。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードにしたがった動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体の他、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施形態特有の動作を実行することもできる。
【0054】
図15〜図26は、ネットショップ構築・運用システム22を構成するネットショップ構築AP22aの起動に応じた店舗端末2の動作を示したフローチャートである。なお、図15〜図26のうち、図15〜図19は、ネットショップを新規構築する場合の動作を示した一連のフローチャートであり、また、図20〜図26は、ネットショップを新規構築した後において、そのショップ内容を変更する場合の動作を示したフローチャートであり、特に、図20および図21は、連動商品マスタの変更、図22および図23は、陳列定義の変更(ネット販売中の商品変更)、図24〜図26は、商品マスタファイルF1の変更に応じた動作を示したフローチャートである。
【0055】
図27および図30は、仲介サイト1側における特有な動作を示したフローチャートであり、図28および図29は、商品購入者端末4からのアクセスに応じたショッピングモールサイト1側の動作を示したフローチャートである。
図31〜図33は、ネットショップ構築・運用システム22を構成するネット販売入力AP22bに応じた店舗端末2の動作を示したフローチャートである。図34、図35は、販売管理システム21に応じた店舗端末2の動作を示したフローチャートである。
【0056】
先ず、図15〜図19を参照して、ネットショップを新規に構築する場合の動作を説明する。
この場合、ネットショップ構築AP22aの起動が指定されると、CPU201は、トップページ画面を表示出力させる(ステップA1)。このトップページ画面には、「1:ネットショップ新規生成」、「ネットショップの変更」の各メニュー項目を有し、その何れかのメニュー項目が選択されると(ステップA2)、選択項目の判別を行う(ステップA3)。
【0057】
いま、「1:ネットショップ新規生成」のメニュー項目が選択された場合には、ネットショップ定義モジュールM1が起動され、一連の作業手順を示す作業手順画面が表示出力される(ステップA4)。
図36(A)は、この作業手順画面を示し、この作業手順画面には、「1:ショップ構造定義」、「2:ネット商品登録」、「3:ネット商品陳列」、「4:サイトアップロード」の作業手順が一覧表示されていると共に、「スタート」ボタンが配置されている。なお、以下の処理は、この作業手順にしたがって順次実行される。
【0058】
ここで、オペレータは作業手順画面の内容を確認した後に、「スタート」ボタンを操作すると(ステップA5)、ショップ構造定義画面が表示される(ステップA6)。
図36(B)は、このショップ構造定義画面を示し、このショップ構造定義画面には、ページ毎に、「ページ種」、「選択」、「ページタイトル」、「最大商品数」の定義項目を有している。この「ページ種」の項目には、1ページ目、2ページ目‥‥に対応して、「表紙」、「お店紹介」、「商品一覧(1)」、「商品一覧(2)」、‥‥が予め固定的に順次表示されているもので、「ページ種」に対応する「選択」の項目位置に“チェック”を記入することによってその「ページ種」を選択指定するようにしている。「最大商品数」は、選択ページ内に配置する最大商品数を示している。
【0059】
このショップ構造定義画面内において、「選択」の項目位置に“チェック”を記入して必要ページを任意に選択した後(ステップA7)、その選択ページに対応して「ページタイトル」、「最大商品数」を入力設定すると(ステップA8)、ショップ構造定義画面の内容は、ショップ構造定義ファイルF11に格納される(ステップA9)。その後、上述のようにして選択した各ページ毎に、そのページデザイン(背景画像、タイトル画像、ボタン等のページ構成要素やそれらのレイアウト)を設定入力すると(ステップA10)、設定されたページデザインは、各ページに対応してHTMLファイルF12に格納される(ステップA11)。
【0060】
このようにして予め用意されているページ種を任意に選択指定することによって複数ページからなるショップ構造を任意に設定する他、各ページの基本的な構成内容を任意に設定する作業を行ってHTMLファイルF12が生成されると、ネット商品登録モジュールM2が起動される。
すると、図14のステップA12に移り、商品ジャンル別に用意されている各種の商品マスタファイルF1がアクセスされ、そのマスタ一覧メニューが表示出力される。このマスタ一覧メニューの中から任意の商品マスタが選択指定されると(ステップA13)、選択マスタの名称を連動商品マスタファイルF5のソースファイル名として記憶する処理を行った後(ステップA14)、新規ネット商品登録画面を表示させる(ステップA15)。
【0061】
図37は、この新規ネット商品登録のベース画面を示している。
この新規ネット商品登録画面は、その画面内に入力したデータを連動商品マスタファイルF5へ出品候補として登録する為の登録画面である。この登録ベース画面内の「商品コード」、「商品名」、「商品名2」、「税抜税込区分」‥‥の各項目は、商品マスタファイルF1に記憶されていない商品を連動商品マスタファイルF5に登録する場合に、商品マスタファイルF1に対して新規登録される項目データである。また、上述した「商品コード」、「商品名」の他に、「販売価格」、「商品説明」、「備考1」‥‥の各項目は、連動商品マスタファイルF5へ登録される項目データである。
【0062】
また、この登録ベース画面には、商品画像が貼り付けられる画像表示領域が設けられていると共に、各種のファンクションボタンが配置されている。このファンクションボタンのうち、「処理区分」のボタン(図中、右上)は、連動商品マスタファイルF5の内容を変更する際に、“追加”、“訂正”、“削除”の処理を選択指定するものである。なお、画面下部に設けられているボタンメニュー内に配置されている各種のボタンについては図示省略する。
【0063】
このような新規ネット商品登録画面が表示されている状態において、次のステップA16は、選択マスタからの読み込みかを判別する。つまり、上述のステップA13で選択された商品マスタファイルF1から情報を読み込んで、連動商品マスタファイルF5へ登録する場合か、選択マスタに記憶されていない商品を連動商品マスタファイルF5に登録する場合かの判別を行う。いま、選択マスタから情報を読み込んで連動商品マスタファイルF5へ登録することが指定された場合には、上述のステップA14で記憶したソースファイル名を取得し、このソースファイル名によって指定される商品マスタファイルF1をアクセスして、その商品一覧画面を表示出力させる(ステップA17)。
【0064】
図38は、選択マスタ(商品マスタファイルF1)の商品一覧画面を示した図である。
この商品一覧画面は、一連番号に対応して各商品毎に「商品名」、「商品コード」を一覧表示するもので、その中からネット出品候補の商品を任意に選択指定すると(ステップA18)、選択された商品に対応する商品情報が商品マスタファイルF1から読み出され、その中から必要項目のデータ(商品コード、商品名、価格)が抽出されて、図37の新規ネット商品登録画面内の対応項目位置にコピー表示される(ステップA19)。
【0065】
一方、選択マスタに記憶されていない商品を連動商品マスタファイルF5に登録する場合には(ステップA16)、図37の新規ネット商品登録画面内において、必要項目のデータ(商品コード、商品名、価格)を手入力したのち(ステップA20)、ソースファイル名によって指定される商品マスタファイルF1対応の新規商品登録画面を表示出力させる(ステップA21)。このソースマスタ対応の新規商品登録画面は、図示しないが、商品マスタファイルF1を構成する商品レコードの各項目を登録対象とする登録画面であり、上述した新規ネット商品登録画面内に入力した項目データを読み出して、この登録画面内の対応項目位置にコピー表示する(ステップA22)。そして、ソースマスタ対応の登録画面内に他の必要項目のデータを手入力する(ステップA23)。
このようにしてソースマスタ対応の登録画面に入力した各項目データに基づいて商品レコードを生成し、この商品レコードをソースファイル名によって指定される商品マスタファイルF1へ追加登録する(ステップA24)。そして、新規ネット商品登録画面を再表示させる(ステップA25)。
【0066】
次に、ネット商品登録モジュールM2は、画像選択モジュールM21を起動し、画像候補ファイルF7の内容を一覧表示させる(図17のステップA26)。図39は、この画像一覧画面を示し、この画面内には、予め各種の商品に対応して撮影された商品画像が一覧表示されている。この画像一覧の中から任意の商品画像が選択指定されると、画像選択モジュールM21の制御によって、画像候補ファイルF7から選択された画像番号を取得してネット商品登録モジュールM2へ送られると共に、この画像番号がその商品に関する情報として連動商品マスタファイルF5へ格納される(ステップA27)。更に、選択画像は、図37の新規ネット商品登録画面内において、その画像表示領域に貼り付けられる(ステップA28)。
【0067】
この状態において、新規ネット商品登録画面内に他の必要項目のデータ(商品説明等)を入力すると、入力されたデータはその登録画面内の対応する項目位置に表示される(ステップA29)。ここで、必要項目のデータを全て入力し終わり、確定操作が行われると(ステップA30)、新規ネット商品登録画面内のデータに基づいて商品レコードが生成され、この生成レコードが連動商品マスタファイルF5へ登録される(ステップA31)。そして、次のステップA32では登録処理の終了指示の有無を判別し、終了指示があるまで図16のステップA15に戻り、以下、上述の動作を商品単位毎に繰り返す(ステップA15〜A32)。
【0068】
ここで、登録終了の指示を受けた場合には(ステップA32)、ネット商品登録モジュールM2は、ネット商品陳列モジュールM3を起動させる。すると、図18のステップA33に移り、ネット商品陳列モジュールM3にしたがって店舗端末2は、ショップ構造定義ファイルF11の内容を読み込み、この構造定義の内容にしたがってネット商品陳列<ページ一覧>を表示させる(ステップA34)。
図41は、このネット商品陳列<ページ一覧>画面を示したもので、この一覧画面内には、ショップ構造を定義する各ページ毎に、一連の「ページ番号」、「ページ種類」、「選択」、「ページタイトル」、「最大商品数」の定義内容が一覧表示される。
【0069】
このネット商品陳列<ページ一覧>画面内において、任意のページを選択指定すると(ステップA35)、選択ページに基づいて商品陳列定義ファイルF31内の該当ページがアクセスされ、そのページの定義内容に基づいて選択ページ対応の陳列商品登録画面が表示出力されると共に(ステップA36)、連動商品マスタファイルF5内の商品一覧画面が表示出力される(ステップA37)。
図42は、この選択ページ対応の陳列商品登録画面を示したもので、この登録画面内には、その「ページ番号」が表示されると共に、その選択ページ内に配置される各種の商品情報がその陳列順に表示される。すなわち、商品毎にその陳列順を示す「番号」、「商品名」、「商品コード」が一覧表示されるが、ネットショップの新規構築時には、商品陳列定義ファイルF31内にはデータが記憶されていないので、その登録画面には、商品に関する情報は表示されず、空白のままとなっている。
【0070】
図43は、連動商品マスタファイルF5の商品一覧画面を示したもので、この商品一覧画面は、一連番号に対応して各商品毎に「商品名」、「商品コード」を一覧表示するもので、その中から任意の商品を陳列対象として選択指定すると(ステップA38)、選択商品に対応する商品情報が連動商品マスタファイルF5から読み出されて、選択ページ対応の陳列商品登録画面内に追加表示される(ステップA39)。
ここで、最初に選択した商品は、陳列商品登録画面内の先頭位置(陳列番号“1”で示される位置)に表示される。このような陳列対象選択操作を1商品毎に順次行うと、陳列商品登録画面内には選択された順序にしたがってその商品に関する情報が順次配置表示される。
【0071】
これによって陳列対象商品を全て選択し終わると(ステップA40)、今回設定した陳列状態の変更指示を受け付け(ステップA41)、変更指示が有れば、陳列商品登録画面内の商品配置を変更操作に応じて指定された順に変更する処理を行う(ステップA42)。この場合、陳列商品登録画面内において、変更対象の商品名とその配置位置を指定して、その指定商品を指定位置に配置し直す変更操作を行うと、陳列商品登録画面の内容は、指定通りの配置順に変更される。そして、変更終了が指示されると(ステップA43)、陳列商品登録画面内の各商品コードをその順番通りに読み出して、当該ページ対応の商品陳列定義ファイルF31に格納する(ステップA44)。そして、全ページ分の処理が終了したかをチェックし(ステップA45)、未処理ページがあれば、次の未処理ページを選択した後、ネット商品陳列<ページ一覧>画面を表示させる為にステップちあうに戻り、以下、上述の動作を全ページ分繰り返す結果、図7に示す商品陳列定義ファイルF31が生成される。
【0072】
これによって全ページ分の商品陳列定義ファイルF31が生成されると、ネット商品陳列モジュールM3は、頁生成モジュールM31を起動させる。すると、図17のステップA46に移り、商品陳列定義ファイルF31の各ページのうち、その先頭から1ページ分を指定する。
そして、指定ページ対応の商品陳列定義ファイルF31から「商品コード」を順次読み出して、この「商品コード」に基づいて連動商品マスタファイルF5をアクセスすると共に、その商品に関する情報(ネット商品レコード)を連動商品マスタファイルF5から取得してネット商品マスタファイルF33へ格納する(ステップA47)。
【0073】
次に、連動商品マスタファイルF5から取得したネット商品レコード内の「画像番号」に基づいて画像候補ファイルF7をアクセスし、該当する商品画像を読み出してネット画像ファイルF32に格納する(ステップA48)。このようなネット商品やネット画像の格納処理は、指定ページ内の全商品分に対して行われる(ステップA47〜A49)。
そして、1ページ分の格納処理が終了すると(ステップA49)、指定ページに基づいてHTMLファイルF12をアクセスし、指定ページ対応のHTMLページを読み出し(ステップA50)、このHTMLページ内において、商品陳列定義ファイルF31の対応ページに設定されている商品陳列定義の順序に各商品コードを貼り付けることによって商品陳列定義を含めたHTMLページを作成し、これをHTMLファイルF12へ再格納する処理を行う(ステップA51)。
【0074】
このようにして指定ページに対応するネット商品マスタファイルF33、ネット画像ファイルF32、HTMLファイルF12を生成する処理が終わると、商品陳列定義ファイルF31に定義されている全ページ分の生成処理が終了したかをチェックするが(ステップA52)、いま、先頭ページ分の生成処理が終了した場合であるから、ステップA46に戻り、2ページ目を指定した後、2ページ目に対応するネット商品マスタファイルF33、ネット画像ファイルF32、HTMLファイルF12を生成する処理が実行される(ステップA47〜A51)。
【0075】
この結果、全ページ分の生成処理が終了すると(ステップA52)、頁生成モジュールM31は、アップロードモジュールM4を起動させる。すると、全ページ分のネット商品マスタファイルF33、ネット画像ファイルF32、HTMLファイルF12がネットショップ構築情報として仲介サイト1へアップロードされる(ステップA53)。
なお、仲介サイト1は、店舗端末2から送信されて来たネットショップ構築情報を店舗別格納領域E内に設定することにより、当該店舗対応のネットショップが構築される。この場合、店舗端末2から送信されて来たネットショップ構築情報は、自己が運営管理するショッピングモール対応の展示形式となっているので、このネットショップ構築情報にしたがって当該実店舗対応のネットショップを開設することができる。
【0076】
このようにしてネットショップを構築した後において、そのネットショップの内容を変更する為に、上述したトップページ画面内の「ネットショップの変更」がメニュー選択された場合には(図15のステップA1〜A3)、ネットショップ変更処理に移る(図20〜図26)。
先ず、「ネットショップの変更」のメニュー項目が選択されると、ネット商品登録モジュールM2が起動される。すると、変更メニュー画面が表示出力される(図20のステップA60)。
図44(A)は、この変更メニュー画面を示したもので、このメニュー画面には、「連動商品マスタ変更」、「陳列定義変更」、「商品マスタ変更」、「終了」の各メニュー項目が表示される。
【0077】
「連動商品マスタ変更」は、連動商品マスタファイルF5内に出品候補として格納されているネット商品レコードを変更する処理を指示する為のメニュー項目であり、「陳列定義変更」は、商品陳列定義ファイルF31内にネット販売中の商品として格納されている商品レコードを変更する処理を指示する為のメニュー項目であり、「商品マスタ変更」は、商品マスタファイルF1に格納されている商品レコードを変更する処理を指示する為のメニュー項目である。「終了」は変更処理の終了を指示する項目である。
このような変更メニュー画面の中から任意のメニュー項目が選択されると(ステップA61)、選択項目の判別が行われる(ステップA62)。
【0078】
いま、「連動商品マスタ変更」を実行する為にそのメニュー項目が選択されると(ステップA61、A62)、連動商品マスタファイルF5をアクセスしておくと共に(ステップA63)、変更処理区分の選択を受け付け可能な状態とする(ステップA64)。ここで、変更処理区分として「追加」、「修正」、「削除」の中から任意の区分を選択指定すると、その選択区分を判別する(ステップA65)。
ここで、連動商品マスタファイルF5に新たな商品を追加する場合には、変更処理区分として「追加」を選択する。すると、図37のネット商品登録画面を表示させると共に(ステップA66)、ソースファイル名によって指定される商品マスタファイルF1をアクセスして、図38の商品一覧画面を表示出力させる(ステップA67)。
【0079】
この商品一覧画面の中からネット出品候補として追加する商品を任意に選択指定すると(ステップA68)、選択商品に対応する商品情報が商品マスタファイルF1から読み出され、その中から必要項目のデータが抽出されて、新規ネット商品登録画面内の対応項目位置にコピー表示される(ステップA69)。
次に、ネット商品登録モジュールM2によって画像選択モジュールM21が起動される。すると、画像候補ファイルF7がアクセスされ、図39で示したような画像一覧画面が表示される(ステップA70)。
この画像一覧画面の中から追加対象の商品画像が選択指定されると、選択された画像番号を取得し(ステップA71)、また、選択画像は、図37のネット商品登録画面内において、その画像表示領域に貼り付けられる(ステップA72)。
【0080】
次に、ネット商品登録画面内に他の必要項目のデータ(商品説明等)を入力すると、入力されたデータはその登録画面内の対応する項目位置に表示される(ステップA73)。ここで、必要項目のデータを全て入力し終わり、確定操作が行われると(ステップA74)、ネット商品登録画面内のデータに基づいて商品レコードが生成され、この生成レコードが連動商品マスタファイルF5へ追加登録される(ステップA75)。そして、次のステップA76では追加終了指示の有無を判別し、終了指示が有るまでステップA66に戻り、以下、上述の動作を繰り返す。
【0081】
また、連動商品マスタファイルF5内の商品情報を変更する場合には、変更処理区分として「修正」を選択する(図21のステップA77)。すると、図43に示したような連動商品マスタファイルF5内の商品一覧が表示される(ステップA78)。この商品一覧画面の中から修正対象の商品が選択されると(ステップA79)、その商品対応のネット商品レコードを読み出し、ネット商品登録画面内にその商品レコードの内容を表示出力させる(ステップA80)。
【0082】
この選択商品対応のネット商品登録画面内において、その項目や商品画像の修正操作が行われると、それに応じて登録画面内の対応データが修正される(ステップA81)。そして、選択商品のデータ修正が終わると(ステップA82)、その商品に基づいて連動商品マスタファイルF5内の該当するネット商品レコードがアクセスされ、その修正データに基づいてネット商品レコード内の対応データが更新される(ステップA83)。そして、次のステップA84では終了指示の有無を判別し、終了指示が有るまでステップA78に戻り、以下、上述の動作を繰り返す。
【0083】
また、変更処理区分として「削除」が選択指定されると(図21のステップA77)、連動商品マスタファイルF5内の商品一覧が表示される(ステップA85)。この商品一覧画面の中から削除対象の商品が選択されると(ステップA86)、選択商品に基づいて商品陳列定義ファイルF31をアクセスし、該当商品の「商品コード」を検索すると共に、該当商品の有無を判別する(ステップA87、A88)。つまり、削除対象として選択された商品がネット販売中の商品かを判別する。ここで、該当商品の「商品コード」が商品陳列定義ファイルF31内に記憶されていれば、削除対象として選択された商品はネット販売中の商品であるので、その旨をオペレータに報知する為に削除警告のメッセージを表示出力する(ステップA89)。
【0084】
この警告メッセージを表示した後において、削除の実行要求を受けた場合には(ステップA90)、商品陳列定義ファイルF31内の該当する商品コードを削除して、当該商品をネット販売の対象商品から外すと共に(ステップA91)、連動商品マスタファイルF5内の該当する商品レコードを削除する(ステップA92)。なお、警告メッセージ後に、削除の実行がキャンセルされた場合には、上述のステップA90、A91の削除処理は実行されない。そして、次のステップA93では削除終了指示の有無を判別し、終了指示が有るまでステップA85に戻り、以下、上述の動作を繰り返す。
なお、上述のような連動商品マスタファイルF5の「追加」、「修正」、「削除」の処理中において、その終了が指示されるた場合には(ステップA76、A84、A93)、図20のステップA60に戻り、変更メニュー画面が再表示される
【0085】
次に、ネット販売中の商品を変更(陳列定義変更)する場合の動作を図22および図23を参照して説明する。
この場合には、図44(A)で示した変更メニュー画面の中から「陳列定義変更」のメニュー項目を選択指定すると、ネット商品陳列モジュールM3が起動される。これによって図22のステップA100に移り、ショップ構造定義ファイルF11の内容を読み込み(ステップA101)、この構造定義の内容にしたがってネット商品陳列<ページ一覧>を表示させる(ステップA102)。このネット商品陳列<ページ一覧>画面内において、変更対象のページを選択指定すると(ステップA103)、選択ページに基づいて商品陳列定義ファイルF31内の該当ページがアクセスされ、そのページの定義内容に基づいて選択ページ対応の商品登録画面(図42参照)が表示出力される(ステップA104)。
【0086】
そして、処理区分選択を受け付け(ステップA105)、処理区分として「追加」、「移動」、「削除」、「他ページ」、「終了」の何れが選択されたかを判別する(ステップA106)。いま、ネット販売中の商品として新たな商品を追加する場合には、処理区分として「追加」を選択すると、連動商品マスタファイルF5が読み出され(ステップA107)、その商品一覧画面(図43参照)が表示出力される(ステップA108)。この商品一覧画面の中から追加対象の商品を選択すると(ステップA109)、図42の陳列商品登録画面内に選択商品に関する情報が追加挿入される(ステップA110)。そして、次のステップA111では追加終了指示の有無を判別し、終了指示が有るまでステップA108に戻り、以下、上述の動作を繰り返した後、この終了指示に応答して陳列商品登録画面内に追加された商品コードをそのページ対応の商品陳列定義ファイルF31に追加登録する(ステップA112)。その後、ステップA105に戻り、処理区分の選択可能状態となる。
【0087】
また、ネット販売中の商品の陳列順序を変更する場合には、処理区分として「移動」を選択する(図23のステップA113)。ここで、商品名の順序変更操作を行うと、陳列商品登録画面の内容は、指定通りの配置順に変更される(ステップA114)。このような変更処理は、移動終了が指示されるまで繰り返される。ここで、移動終了が指示されると(ステップA115)、変更された商品名の順番でそのページ対応の商品陳列定義ファイルF31の内容を更新した後(ステップA116)、処理区分の選択可能状態となる(図22のステップA105)。
【0088】
また、ネット販売中の商品をその対象外とする場合には、処理区分として「削除」を選択する(図23のステップA117)。そして、陳列商品登録画面の中から削除対象の商品を選択すると(ステップA118)、商品陳列定義ファイルF31内の該当する商品コードを削除して、当該商品がネット販売の対象商品から外される(ステップA119)。このような削除処理は、削除終了が指示されるまで繰り返される。ここで、削除終了が指示されると(ステップA120)、処理区分の選択可能状態となる(図22のステップA105)。
【0089】
このようにして1ページ分の変更処理を行った後は、「陳列定義変更」の終了が選択されるまで(図23のステップA121)、ページ単位毎に上述した陳列定義の変更処理を実行可能とする為に、図22のステップA102に戻り、ネット商品陳列画面を表示させた後、次の変更対象ページの選択を受け付ける。以下、選択ページ毎に上述の変更動作をページ単位毎に繰り返す。
ここで、「陳列定義変更」の終了が選択された場合には(図23のステップA121)、上述した図19の各処理が順次実行される。
【0090】
つまり、商品陳列定義ファイルF31の1ページ分を指定し(ステップA46)、この指定ページ対応の商品陳列定義ファイルF31から対応商品のネット商品レコードを連動商品マスタファイルF5から取得してネット商品マスタファイルF33へ格納すると共に(ステップA47)、連動商品マスタファイルF5から取得したネット商品レコード内の「画像番号」に基づいて画像候補ファイルF7から該当する商品画像を読み出してネット画像ファイルF32に格納する(ステップA48)。
1ページ分の格納処理が終了すると、商品陳列定義の順序にしたがって各商品コードを貼り付けたHTMLページを作成し、これをHTMLファイルF12へ再格納する(ステップA51)。その後、全ページ分の生成処理が終了すると、ネット商品マスタファイルF33、ネット画像ファイルF32、HTMLファイルF12を仲介サイト1へアップロードする(ステップA53)。
【0091】
次に、図24〜図26を参照して商品マスタファイルF1の内容を変更する場合の動作を説明する。
上述した変更メニュー画面の中から「商品マスタ」の項目が選択されると(図24のステップA121)、ネット商品登録モジュールM2が起動される。すると、商品ジャンル別に用意されている各種の商品マスタファイルF1をアクセスし、そのマスタ一覧メニューを表示出力させる(ステップA122)。このマスタ一覧メニューの中から任意の商品マスタが選択指定されると(ステップA123)、選択された商品マスタファイルF1をアクセスしておくと共に(ステップA124)、処理区分の選択を受け付け可能な状態とする(ステップA125)。
ここで、処理区分として「追加」、「修正」、「削除」の中から任意の区分を選択指定すると、その選択区分を判別する(ステップA126)。
【0092】
ここで、商品マスタファイルF1に新たな商品を追加する場合には、処理区分として「追加」を選択する。すると、商品マスタ用の新規商品登録画面が表示出力される(ステップA127)。この状態において、この新規商品登録画面内に必要な項目のデータを入力した後(ステップA128)、入力確定操作を行うと(ステップA129)、新規商品登録画面内の入力データに基づいて商品レコードが生成され、この生成レコードが商品マスタファイルF1内に新たな商品情報として追加登録される(ステップA130)。そして、処理終了が指示されるまで他の新規商品の追加登録処理が繰り返される(ステップA127〜A131)。
【0093】
また、商品マスタファイルF1内に登録されている商品情報を修正する為に、処理区分として「修正」が選択指定されると(図25のステップA132)、商品マスタファイルF1内の各商品を一覧表示させる(ステップA133)。この商品一覧画面の中から修正対象の商品が選択されると(ステップA134)、選択商品に基づいて商品陳列定義ファイルF31をアクセスし、該当商品の「商品コード」を検索すると共に該当商品の有無を判別する(ステップA135、A136)。つまり、修正対象として選択された商品がネット販売中の商品かを判別する。ここで、該当商品の「商品コード」が商品陳列定義ファイルF31内に記憶されていれば、修正対象として選択された商品はネット販売中の商品であるので、その旨をオペレータに報知する為に修正警告のメッセージを表示出力する(ステップA137)。
【0094】
この警告メッセージを表示した後において、修正の実行要求を受け付け(ステップA138)、その実行要求が無ければ、選択商品の修正処理をキャンセルする為にステップA145に移るが、修正の実行要求を受けた場合あるいは商品陳列定義ファイルF31内に該当する商品コードが記憶されていない場合(ネット販売中の商品ではない場合)には、選択商品対応の商品登録画面を表示出力させる(ステップA139)。この商品登録画面内に表示されている商品データのうち、修正対象の項目が指定されてそのデータの修正操作が行われると(ステップA140)、その商品コードに基づいて商品マスタファイルF1内の該当レコードを検索し、その商品レコードの内容を修正データに基づいて更新する(ステップA141)。
【0095】
そして、商品マスタファイルF1の修正に連動して連動商品マスタファイルF5の内容を更新する為に、その商品コードに基づいて連動商品マスタファイルF5を検索し、該当する商品コードが有るかを判別し(ステップA142、A143)、該当コードが無ければ、ステップA145に移るが、該当する商品コードが有れば、連動商品マスタファイルF5内のネット商品レコードの内容を修正データに基づいて更新する(ステップA144)。この場合、修正対象として選択された商品がネット販売中の商品であれば、ネット商品マスタファイルF33内の該当するネット商品レコードの内容を修正データに基づいて更新する処理も合わせて行われる。そして、ステップA145に進み、処理終了が指示されたかを判別し、終了指示があるまでステップA133に戻って以下、上述の動作を繰り返す。
【0096】
また、商品マスタファイルF1内に登録されている商品情報を削除する為に、処理区分として「削除」が選択指定されると(図26のステップA150)、商品マスタファイルF1内の各商品を一覧表示させる(ステップA151)。この商品一覧画面の中から削除対象の商品が選択されると(ステップA152)、選択商品に基づいて商品陳列定義ファイルF31をアクセスし、該当商品の「商品コード」を検索すると共に該当商品の有無を判別する(ステップA152、A153)。ここで、該当商品の「商品コード」が商品陳列定義ファイルF31内に記憶されていれば、削除対象として選択された商品はネット販売中の商品である為に商品情報の削除を禁止する旨を示す削除禁止メッセージを表示出力する(ステップA159)。
【0097】
一方、削除対象として選択された商品がネット販売中の商品で無ければ(ステップA153)、その商品コードに基づいて商品マスタファイルF1内の該当レコードを検索し、その商品レコード削除する(ステップA154)。そして、商品マスタファイルF1の削除に連動して連動商品マスタファイルF5の対応する商品レコードを削除する為に、その商品コードに基づいて連動商品マスタファイルF5を検索し、該当する商品コードが有るかを判別し(ステップA155、A156)、該当コードが無ければ、ステップA150に移るが、該当する商品コードが有れば、連動商品マスタファイルF5内の該当するネット商品レコードを削除する(ステップA157)。そして、ステップA158に進み、処理終了が指示されたかを判別し、終了指示があるまでステップA150に戻り、以下、上述の動作を繰り返す。
【0098】
なお、商品マスタファイルF1に対する「追加」、「修正」、「削除」の処理中において、処理終了が指示された場合には(ステップA131、A145、A158)、図20のステップA60に戻り、上述した変更メニュー画面が再表示される。
この変更メニュー画面内において、「終了」のメニュー項目が選択された場合には、図24のステップA121でそのことが検出され、ネットショップ構築AP22aにしたがって動作は、この時点で終了となる。
【0099】
一方、仲介サイト1側における本実施形態固有な動作を図27および図28を参照して説明する。
図27は、実店舗側から仲介サイト1以外の他のショッピングモールに対してもネットショップの出店希望の依頼を受けた場合に、仲介サイト1内のネットショップ構築情報をその依頼先である他のショッピングモールサイト1へアップロードして登録する場合のショップ登録処理を示したフローチャートである。
先ず、仲介サイト1は、店舗端末2から他のショッピングモールサイト1へのアップロード要求を受けた場合(ステップX1)、ショップ登録定義ファイルSRをアクセスし、依頼元店舗対応の定義情報(店舗とショッピングモールとの対応関係を示す情報)の中から出店依頼された依頼先対応の定義情報(アドレス、ID、パスワード)を読み出し(ステップX2)、この定義情報に基づいて依頼先のショッピングモールサイト1を指定する(ステップX3)。
【0100】
そして、仲介サイト1内に設定されている当該店舗対応のネットショップ構築情報、つまり、この実店舗側から自己宛に作成されたネットショップ展示用の商品展示情報(ネット商品マスタファイルF33、ネット画像ファイルF32、HTMLファイルF12)を読み出すと共に、ショップ登録定義ファイルSRをアクセスし、指定モール対応の定義情報(展示形式)を読み出し、仲介サイト用のネットショップ構築情報(ネット商品マスタファイルF33、ネット画像ファイルF32、HTMLファイルF12)を当該指定モールサイトの展示形式に合わせた情報に変換して指定モール向けのネットショップ構築情報を生成する(ステップX4)。
【0101】
これによって生成された指定モール向けのネットショップ構築情報を指定ショッピングモールサイト1へアップロード送信する(ステップX5)。ここで、出店希望の他のショッピングモールが複数指定されている場合には、指定されたモール数分のアップロード処理が完了するまで(ステップX6)、上述の動作が繰り返される(ステップX3〜X6)。
なお、指定モールサイト1側では、仲介サイト1からアップロードされたネットショップ構築情報を設定することにより、当該店舗対応のネットショップが開設されて運営管理される。
【0102】
次に、商品購入者端末4がショッピングモールサイト1をアクセスした場合の動作を図28および図29を参照して説明する。
商品購入者端末4からのアクセスに応答してショッピングモールサイト1は、各ネットショップの案内を掲載したトップページを要求元の端末へ送信した後(ステップB1)、ユーザが希望するネットショップの選択要求の待ち状態となる(ステップB2)。ここで、商品購入者端末4から選択要求を受け付けると、そのネットショップに対応して設定されているHTMLファイルF12、ネット画像ファイルF32、ネット商品マスタファイルF33を参照して、当該ネットショップ対応の商品案内ページを作成する処理を行なう。
なお、図40は、商品案内ページの作成処理状態を示したもので、(A)は、HTMLファイルF12、ネット画像ファイルF32、ネット商品マスタファイルF33に基づいて作成された商品案内ページの具体例を示し、(B)は、HTMLファイルF12を構成する1ページ分の内容を示した図である。
【0103】
先ず、ショッピングモールサイト1は、選択されたネットショップに対応付られているHTMLファイルF12をアクセスし、その先頭のHTMLページを指定すると共に(ステップB3)、指定したHTMLページ内に設定されている各商品コードに基づいてネット商品マスタファイルF33をアクセスし、各商品コードに該当する「画像番号」を取得する(ステップB4)。このようにしてネット商品マスタファイルF33から取得した各「画像番号」に基づいてネット画像ファイルF32をアクセスし、該当する商品画像を読み出すと共に(ステップB5)、指定HTMLページ内において、各商品コードの対応位置に商品画像を貼り付ける(ステップB6)。
【0104】
更に、指定したHTMLページ内に設定されている各商品コードに基づいてネット商品マスタファイルF33をアクセスし、各商品コードから「商品名」、「価格」、「商品説明」を読み出し(ステップB7)、指定HTMLページ内において、各商品コードの対応位置に、この「商品名」、「価格」、「商品説明」を貼り付けた内容の商品案内ページを作成する(ステップB8)。これによって商品案内ページは、その「ページタイトル」の他、各商品画像が一覧配置され、更に各画像の下側には「商品名」、「価格」、「商品説明」が配置されたページ内容となり、このようにして作成された商品案内ページは、要求元である商品購入者端末4へ送信される(ステップB9)。
【0105】
ショッピングモールサイト1は、商品案内ページを送信した後、その商品購入者端末4からの要求待ちとなる(図29のステップB10)。ここで、商品購入者端末4からの要求を受け付けると、その要求は他のページ要求か(ステップB11)、商品を購入する為の商品選択の要求かを判別する(ステップB13)。
いま、他のページ要求を受け付けた場合には(ステップB11)、要求されたページを指定した後(ステップB12)、図28のステップB4に戻り、HTMLファイルF12内から要求ページに対応するHTMLページを指定し、このHTMLページに基づいて商品案内ページを作成する処理を行う。
【0106】
また、購入対象の商品が選択された場合には(ステップB13)、選択商品の商品コードに基づいてネット商品マスタファイルF33をアクセスし、その商品レコードから「商品名」、「価格」を取得し、この「商品名」、「価格」を挿入した注文ページを作成して要求元の商品購入者端末4へ送信する(ステップB16)。
図44(B)は、この注文ページの画面を示した図で、この注文ページ画面には、選択した「ネットショップ名」、「商品名」、「価格」が表示される他に、注文者が入力する為の入力項目として、「数量」、「注文者名」、「住所」、「電話番号」、「メールアドレス」、「届け先名」、「届け先住所」、‥‥が設けられている。
【0107】
この注文ページを受信した商品購入者端末4側において、注文ページ画面内に必要項目のデータが記入されてショッピングモールサイト1へ返信されて来ると、ショッピングモールサイト1は、商品購入者端末4からの注文データのレコードを受信すると共に(ステップB17)、この注文レコードを注文情報ファイルOFに格納する(ステップB18)。その後、商品購入者端末4からの要求待ち状態となる(ステップB10)。
【0108】
ここで、終了要求を受信した場合には(ステップB13)、注文情報ファイルOFをアクセスして注文レコードの有無をチェックし、注文レコードが有れば(ステップB14)、全ての注文レコードを各ネットショップ毎に読み出して、対応する店舗端末(ショップ出品者PC)2あるいは仲介サイト1へ送信する(ステップB15)。この場合、ショッピングモールサイト1が仲介サイト1であれば、ネットシ注文レコードを店舗端末2へ送信するが、仲介サイト1以外のショッピングモールサイト1であれば、注文レコードを仲介サイト1に対して送信する。
【0109】
図30は、仲介サイト1がネット販売の注文レコードを店舗端末2へ送信する場合の動作を示したフローチャートである。
先ず、仲介サイト1は、自己が運営管理するショッピングモールへの注文レコードを店舗端末2へ送信する際に、注文データ定義ファイルORをアクセスして自モール対応の定義情報を読み出し(ステップY1)、この定義情報にしたがって注文レコードの内容を実店舗側の処理形式(連動売上明細ファイルF6のレコード形式)に変換して実店舗向けの注文レコードを生成する(ステップY2)。この場合、1店舗分として複数の注文レコードが有る場合には、1レコード毎に全ての注文レコードを実店舗側の処理形式に変換する動作が繰り返される(ステップY2、Y3)。これによって変換された各注文レコードは、店舗端末2(ショップ出品者PC)へ送信される(ステップY4)。
【0110】
同様に、他の何れかのショッピングモールサイト1から送信されて来た注文レコードを受信した場合には、注文データ定義ファイルORをアクセスして、そのモール対応の定義情報を読み出し(ステップY5)、受信したネットシ注文レコードの内容をこの定義情報にしたがって実店舗側の処理形式に変換して実店舗向けの注文レコードを生成する動作を注文レコード毎に繰り返した後(ステップY2、Y3)、各注文レコードを店舗端末2へ送信する(ステップY4)。
ここで、店舗端末2側では、仲介サイト1から注文レコードを受信すると、ネット注文情報取得モジュールM5を起動させ、受信レコードを連動売上明細ファイルF6に格納する。
【0111】
図31は、店舗端末2側において、オペレータからの要求に応じてネット販売入力AP22bが起動された場合の動作を示したフローチャートである。
先ず、店舗端末2は、連動売上明細ファイルF6をアクセスし、その先頭から1レコード分のデータを読み出し(ステップC1)、この連動売上明細レコードに基づいて得意先登録処理を行う(ステップC2)。
この得意先登録処理は、ネット販売による新たな顧客(得意先)をネット販売用の連動得意先マスタファイルF8に登録すると共に、販売管理システム21側の得意先マスタファイルF3に登録する登録処理を行うと共に、得意先マスタファイルF3と連動得意先マスタファイルF8との整合性を保持するようにしたものである。
【0112】
図32は、この得意先登録処理を詳述したフローチャートである。
先ず、ネット販売入力AP22bにしたがって店舗端末2は、連動売上明細ファイルF6から読み出したレコード内から「メールアドレス」を取得し、この「メールアドレス」に基づいて連動得意先マスタファイルF8内の該当レコード内容をチェックし、該当する「メールアドレス」を持った得意先が登録済みであるかをチェックする(ステップD1)。つまり、ネット販売の固有のデータである「メールアドレス」をキーとして、連動得意先マスタファイルF8を検索し、同一の「メールアドレス」が登録されているかを判別することによって、以前にネット販売を1度でも利用したことがある得意先かを判別する。
【0113】
この結果、連動得意先マスタファイルF8内に同一の「メールアドレス」が登録されていない場合には(ステップD2)、今回始めてネット販売の利用顧客であるので、連動売上明細ファイルF6から読み出したレコード内から「得意先名」および「電話番号」を取得し、この「得意先名」、「電話番号」に基づいて販売管理システム21側の得意先マスタファイルF3内の該当レコード内容をチェックし、この「得意先名」、「電話番号」を持った得意先が登録済みであるかを調べる(ステップD3)。つまり、得意先を特定可能な「得意先名」、「電話番号」をキーとして、得意先マスタファイルF3を検索し、同一の「得意先名」、「電話番号」が登録されているかを判別することによって、以前に実店舗販売やネット販売を1度でも利用したことがある得意先(既存得意先)かを判別する。
【0114】
ここで、登録済みではなければ(ステップD4)、実店舗販売やネット販売を利用したことがない新規顧客であるので、ステップD5に移り、「新たな得意先コード」を生成する。そして、生成した「得意先コード」と連動売上明細レコード内から取得した「メールアドレス」とを連動得意先マスタファイルF8に新規レコードとして追加登録すると共に(ステップD6)、この「得意先コード」と連動売上明細レコード内から取得した該当情報(得意先名、住所等の他、メールアドレスを含む)とを得意先マスタファイルF3に新規レコードとして追加登録する(ステップD7)。
【0115】
また、連動得意先マスタファイルF8内に同一の「メールアドレス」が登録済みであれば(ステップD2)、ネット販売を利用したことがある既存得意先であるから、ステップD8に移り、連動得意先マスタファイルF8から該当する「得意先コード」を読み出す。そして、この「得意先コード」に基づいて販売管理システム21側の得意先マスタファイルF3を検索し、この得意先レコード内から「住所」、「電話番号」、「メールアドレス」を読み出すと共に、連動売上明細レコード内から「住所」、「電話番号」、「メールアドレス」を読み出し、これらを対応づけて比較表示する(ステップD11)。
【0116】
すなわち、得意先に関する情報のうち「住所」、「電話番号」、「メールアドレス」は変更される可能性が有るデータである為に、今回のネット販売利用時の内容と既登録内容とを比較表示させることによってオペレータに既登録内容を訂正更新する必要性があるかを問い合わせる。ここで、更新要求を受けた場合には(ステップD12)、連動売上明細レコードの「住所」、「電話番号」、「メールアドレス」に基づいて得意先マスタファイルF3内の該当レコード内容を訂正更新する処理が行われる(ステップD13)。
【0117】
また、得意先マスタファイルF3内に同一の「得意先名」、「電話番号」が登録されている場合には(ステップD4)、既存得意先ではあるが、今回始めてネット販売を利用した顧客であるので、ステップD9に移り、得意先マスタファイルF3から「得意先コード」を読み出す。そして、この「得意先コード」と連動売上明細レコードの「メールアドレス」とを連動得意先マスタファイルF8に新規レコードとして追加登録する(ステップD10)。その後、上述した「住所」、「電話番号」、「メールアドレス」の比較表示を行い(ステップD11)、更新要求を受けた場合には(ステップD12)、得意先マスタファイルF3内の該当レコード内容を訂正更新する(ステップD13)。
【0118】
このような得意先登録処理が終了すると、図31のステップC3に進み、連動売上明細レコードから「合計金額」を取得すると共に、連動売上明細レコードの「商品コード」に基づいて得意先マスタファイルF3をアクセスし、連動売上明細レコードから取得した「合計金額」を得意先マスタファイルF3の該当レコード内の「売上累計金額」に加算更新する。更に、連動得意先マスタファイルF8の該当レコード内の「売上累計ポイント」をプラス“1”する更新処理を行う(ステップC4)。
その後、届け先登録処理を行う(ステップC5)。この届け先登録処理は、ネット販売によって顧客が購入した商品を第三者宛に配送すべきことが指定されている場合に、その届け先情報をネット販売用の連動届け先マスタファイルF9に登録すると共に、販売管理システム21側の届け先マスタファイルF4に登録する登録処理を行うと共に、届け先マスタファイルF4と連動届け先マスタファイルF9との整合性を保持するようにしたものである。
【0119】
図33は、この届け先登録処理を詳述したフローチャートである。
なお、この届け先登録処理は、上述した図31で示した得意先登録処理と基本的に同様である為、以下、この届け先登録処理の特徴部分を中心に説明するものとする。
先ず、上述した得意先登録処理で得られた「得意先コード」を取得すると共に、この「得意先コード」と、連動売上明細レコード内から取得した「届け先名」とを一組として、この「得意先コード」および「届け先名」が連動届け先マスタファイルF9に登録済みであるかをチェックする(ステップE1、E2)。
【0120】
いま、「得意先コード」および「届け先名」が連動届け先マスタファイルF9に登録されていなければ(ステップE2)、その既存得意先が指定した今回の届け先は、ネット販売による届け先として今回始めての場合であるから、ステップE3に移り、この「得意先コード」と連動売上明細レコード内の「届け先名」および「電話番号」が届け先マスタファイルF4内に登録済みかをチェックする(ステップE3、E4)。ここで、同一の「得意先コード」、「届け先名」、「電話番号」が届け先マスタファイルF4内に登録済みであれば、既存得意先が過去に商品の配送を依頼したことがある届け先(既存届け先)に対して再び商品の配送を依頼した場合であるが、登録済みでなければ、過去に商品の配送を依頼したことがない新規な届け先に対する配送依頼である。
【0121】
また、新規な届け先であれば、「新たな届け先コード」を生成する(ステップE5)。そして、「得意先コード」、「新たな届け先コード」、連動売上明細レコード内から取得した「届け先名」とを連動届け先マスタファイルF9に新規レコードとして追加登録すると共に(ステップE6)、この「得意先コード」、「新たな届け先コード」と、連動売上明細内から取得した該当情報(得意先名、得意先住所等)とを届け先マスタファイルF4に新規レコードとして追加登録する(ステップE7)。
【0122】
ネット販売を利用した既存得意先が過去に商品の配送を依頼したことがある既存届け先に対して今回のネット販売の利用時にも再び商品の配送を依頼した場合には(ステップE2)、連動届け先マスタファイルF9から該当する「届け先コード」を読み出す(ステップE8)。そして、この「得意先コード」、「届け先コード」に該当する届け先マスタファイルF4内の「住所」、「電話番号」と連動売上明細レコード内の「住所」、「電話番号」とを比較表示した後(ステップE11)、オペレータからの更新要求を受けた場合には(ステップE12)、連動売上明細レコード内の「住所」、「電話番号」に基づいて届け先マスタファイルF4内の該当レコードを訂正更新する(ステップE13)。
【0123】
一方、届け先マスタファイルF4内に同一の「得意先コード」、「届け先名」、「電話番号」が登録済みであれば(ステップE4)、既存得意先が過去に商品の配送を依頼したことがある既存届け先に対して、今回始めてのネット販売による配送依頼の場合であるから、ステップE9に移り、届け先マスタファイルF4から該当する「届け先コード」を読み出す。そして、この「得意先コード」、「届け先コード」と連動売上明細レコード内の「届け先名」とを連動届け先マスタファイルF9に新規レコードとして追加登録する(ステップE10)。その後、上述した「住所」、「電話番号」、の比較表示を行い(ステップE11)、更新要求を受けた場合には(ステップE12)、届け先マスタファイルF4内の該当レコード内容を訂正更新する(ステップE13)。
【0124】
このような届け先登録処理が終了すると、図31のステップC6に進み、連動売上明細レコードから「合計金額」を取得すると共に、連動売上明細レコードの「商品コード」に基づいて届け先マスタファイルF4をアクセスし、連動売上明細レコードから取得した「合計金額」を届け先マスタファイルF4の該当レコード内の「届け先別累計金額」に加算更新する。更に、連動売上明細レコードの内容に基づいて伝票明細・伝票合計ファイルF2対応の伝票レコードを作成し(ステップC7)、この伝票レコードを伝票明細・伝票合計ファイルF2に追加登録する(ステップC8)。
このようにして1レコード分の処理が終了すると、連動売上明細ファイルF6内に未処理のレコードが有るかを判別し(ステップC9)、未処理レコードが有れば、ステップC1に戻り、未処理レコードを読み出して、以下、上述の動作を繰り返す。
【0125】
図34は、実店舗販売の注文業務において、販売管理システム21の起動に応じて実行開始される店舗端末2の動作を示したフローチャートである。
先ず、店舗端末2は、販売管理システム21にしたがって売上伝票フォームを読み出して表示出力させた状態において(ステップF1)、販売商品に関する伝票データ(商品コード、数量、得意先コード、届け先コード等)が入力されると(ステップF2)、入力された伝票データに基づいて伝票レコードを作成して(ステップF3)、伝票明細・伝票合計ファイルF2に追加登録する(ステップF4)。
【0126】
ここで、予め指定されている伝票即時処理/バッチ処理の指定状態を判別し(ステップF5)、伝票即時処理が指定されている場合には、作成した伝票レコードに基づいて注文業務用の各種伝票(納品書、振り込み依頼書、宅配伝票等)を印刷する処理を行うと共に(ステップF6)この伝票レコードに基づいて他の業務用の各種伝票管理処理を行う(ステップF7)。
そして、作成した伝票レコード内から「得意先コード」を取得し、この「得意先コード」に基づいて得意先マスタファイルF3を検索し、該当する得意先レコードを読み出すと共に(ステップF8)、伝票レコード内から取得した「合計金額」を得意先レコード内の「売上累計金額」に加算して「売上累計金額」の更新を行う(ステップF9)。
【0127】
次に、伝票レコード内に「届け先コード」が含まれている場合には(ステップF10)、伝票レコードから「得意先コード」、「届け先コード」を取得し、この「得意先コード」、「届け先コード」に基づいて届け先マスタファイルF4を検索して、該当する届け先レコードを読み出すと共に(ステップF11)、伝票レコード内から取得した「合計金額」を届け先レコード内に「届け先別累計金額」に加算して「届け先別累計金額」の更新を行う(ステップF12)。
なお、上述のステップF5でバッチ処理が指定されている場合には、得意先マスタファイルF3内の「売上累計金額」を更新する処理が行われる(ステップF8、F9)。また、伝票レコード内に「届け先コード」が含まれている場合には(ステップF10)、届け先マスタファイルF4の「届け先別累計金額」を更新する処理が行われる(ステップF11、F12)。
【0128】
図35はオペレータからのバッチ処理要求を受けた場合あるいはネット注文入力モジュールM6からの伝票処理要求を受けた場合に、販売管理システム21が起動されて実行開始される店舗端末2の動作を示したフローチャートである。
先ず、伝票明細・伝票合計ファイルF2をアクセスして、未処理の伝票レコードを読み出し(ステップG1)、この伝票レコードに基づいて注文業務用の各種伝票印刷を実行すると共に(ステップG2)、伝票レコードに基づいて他の業務用の各種伝票管理処理を実行する(ステップG3)。
そして、伝票明細・伝票合計ファイルF2内に未処理の伝票レコードが有るかを調べ(ステップG4)、有れば、ステップG1に戻り、未処理レコードに基づいて伝票印刷・管理処理を行う(ステップG2、G3)。
【0129】
以上のように、この実施形態における店舗端末2には、既存の販売管理システム21の他に、ネットショップ構築・運用システム22が構築されており、実店舗で商取引される販売対象商品群の中からネット販売対象商品が任意に選択指定された場合には、この選択商品に関する情報を掲載した内容の商品案内ページを作成して仲介サイト1側へ送信し、また、仲介サイト1側で注文された注文情報を受信し、この注文情報に基づいて伝票明細・伝票合計ファイルF2の内容を更新するようにしたから、既存の実店舗用の販売管理システム21を変更することなく、ネットショップ構築・運用システム22を販売管理システム21に対して容易に連携させることができ、これによってネット販売を新たな販売手段として容易に追加することが可能となる。
【0130】
ネットショップ構築AP22aは、ネットショップ定義モジュールM1、ネット商品登録モジュールM2、ネット商品陳列モジュールM3に大別した構成となっており、ネットショップの新規構築時には、一連の作業内容を順次案内し、この一連の作業によって生成されたネットショップ構築情報を仲介サイト1側へアップロードするようにしたから、新規構築に伴う一連の作業を効率良く行うことが可能となり、PCを十分使いこなせないユーザやWebページの知識を持たないユーザ(ロースキルユーザ)であっても、店舗独自のネットショップを容易に構築することが可能となる。この場合、一連の作業を3段階に分けることによって、各段階毎に必要最小限のスキルを持った担当者が作業を分担して行うこともできる。また、商品の入れ替えや陳列状態の変更をロースキルユーザであっても容易に行うことができるので、その作業を頻繁に行うことが可能となり、品揃えや陳列状態を常にベストな状態に保つことができ、タイミング遅れによって販売の機会を逃すこともなくなる。更に、ネット注文情報を手入力するという負担をかけず、転記ミス等もなく、ネット販売の受注を確実に処理することができる。
【0131】
一方、仲介サイト1にあっては、この実店舗側で実取引される販売対象商品群の中からネット販売対象として選択された商品に関する情報が掲載されると共に自己が運営管理するショッピングモール用の展示形式にしたがって作成された内容の商品展示情報(ネットショップ構築情報)を店舗端末2から受信取得して当該ネットショップを開設し、かつ、このネットショップで販売された商品のネット注文情報を実店舗用の処理形式に合った情報に変換して当該店舗端末2へ送信する他に、自己が運営管理するショッピングモール以外の他のショッピングモール側に対しても実店舗側からネット販売の出品依頼を受けた場合に、ショップ登録定義ファイルSRを参照し、実店舗側(店舗端末2)から自己宛に作成されたネットショップ構築情報をこの依頼先向けの展示形式に変換して当該他のショッピングモールサイト1へ送信し、また、他のショッピングモールサイト1からネット注文情報を受けた場合に、注文データ定義ファイルORを参照し、このネット注文情報を実店舗用の処理形式に変換して店舗端末2へ送信するようにしたから、実店舗側との間でネットショップの構築およびネット販売の管理を自己が運営管理するショッピングモール以外の他のショッピングモール側に対しても連携可能となる。
【0132】
したがって、実店舗側においては、商品の展示形式がショッピングモール毎に異なる場合でも、展示形式毎にネットショップを構築する必要がなくなり、また、ネット注文情報の形式がショッピングモール毎に異なる場合でも、ネット販売の注文を実店舗側の取引と同様に取り扱うことができ、更に、実店舗側の既存の販売管理システムを変更することなく、ネット販売を新たな販売手段として容易に追加することが可能となる他、複数のネットショップの開設によって更なる販売促進を期待することができる。
【0133】
この場合、ショップ登録定義ファイルSRには、実店舗と複数の他のショッピングモールとの対応関係が定義され、また、注文データ定義ファイルORには、実店舗と各ショッピングモールとの対応関係が定義されているので、実店舗毎に、出品候補として予め登録しておいた複数のネットショップの中から希望するネットショップを任意に選択指定することができ、また、出品依頼先として選択したネットショップでのネット販売が芳しくない場合には、他のネットショップへの変更も容易に行うことができる等、実情に即した対応が可能となる。
【0134】
なお、上述した実施形態の仲介サイト1は、そのサイト自身もショッピングモールを運営管理する場合を例示したが、ショッピングモールサイト1と店舗端末2との間を単に仲介してネット販売の支援サービスを提供するようにした仲介サイト(ネット販売支援装置)であってもよい。
この場合のネット販売支援装置も、基本的には上述した実施形態の仲介サイト1と同様であり、ショッピングモールを運営管理する機能以外は、上述した実施形態と同様に実現可能である。
【0135】
すなわち、この仲介サイト(ネット販売支援装置)内に、各ショッピングモール側で行われる商品の展示形式をショッピングモール毎に記憶管理するショップ登録定義ファイルSRを設ける他、実店舗側で注文情報を処理する処理形式とショッピングモール側で注文情報を処理する処理形式を記憶管理する注文データ定義ファイルORを設ける。そして、何れかのショッピングモールへの出品依頼を実店舗側から受けた場合に、出品依頼先として指定されたショッピングモールを選択すると共に、この実店舗側で実取引される販売対象商品群の中からネット販売対象として出品依頼された商品に関する情報を前記選択モール向けの展示形式に合った展示情報(ネットショップ構築情報)に変換して当該ショッピングモールサイト1へ送信する機能と、ショッピングモール側からネット注文情報を受けた場合に、その商品のネット販売を依頼した依頼元の実店舗と当該ショッピングモールとの処理形式を参照し、ネット注文情報を実店舗用の処理形式に合った情報に変換して当該店舗端末2へ送信する機能を設ければよい。
【0136】
この場合、店舗端末2側では、何れかのショッピングモールへの出店依頼を仲介サイト(ネット販売支援装置)に対して要求する際、実店舗側で実取引される販売対象商品群の中からネット販売対象の商品を任意に選択し、この商品名、商品画像等を記述した一覧表を仲介サイト(ネット販売支援装置)へ送信するようにしてもよい。ここで、ネット販売支援装置は、出店依頼されたモールの展示形式を参照して、指定モール向けのネットショップ構築情報を生成して当該指定モールサイトへ送信すればよい。
【0137】
このように構成された仲介サイト(ネット販売支援装置)においても、上述した実施形態と同様に、実店舗側が希望した任意のネットショップ側と実店舗側との間でネットショップの構築とネット販売の管理の連携が可能となり、実店舗側においては、商品の展示形式がネットショップ毎に異なる場合でも、展示形式毎にネットショップを構築する必要がなくなり、また、ネット注文情報の形式がネットショップ毎に異なる場合でも、ネット販売の注文を実店舗側の取引と同様に取り扱うことができ、更に、実店舗側における既存の販売管理システムを変更することなく、ネット販売を新たな販売手段として容易に追加することが可能となる。
【0138】
なお、上述した実施形態のショップ登録定義ファイルSRは、実店舗と他の複数のショッピングモールとの対応関係を予め実店舗毎に定義するようにしたが、実店舗毎に他の複数のショッピングモールとの対応関係を予め登録しておかなくてもよく、また、ショップ登録定義ファイルSRは、各ショッピングモールをアクセスする為の「アドレス」、「アクセスID」、「パスワード」を記述した一覧表と、各ショッピングモールサイト1側の展示形式(出店ルール)を記述した一覧表であってもよい。
更に、仲介サイト1は、他のショッピングモール側に対してもネット販売の出品依頼を受けた場合に、そのショッピングモールサイト1をアクセスしてその展示形式を受信取得するようにしてもよい。つまり、ショッピングモールの展示形式をその都度、受信取得するようにしてもよい。
【0139】
また、上述した実施形態の注文データ定義ファイルORは、実店舗側で注文情報を処理する処理形式(連動売上明細ファイルF6のレコード形式)とショッピングモール側で注文情報を処理する処理形式(モール固有のレコード形式)との対応をショッピングモール毎に記憶管理するようにしたが、それらを別個に記憶管理しておき、仲介サイト1が実店舗側の処理形式とショッピングモール側の処理形式とを項目毎に比較することによってネット注文レコードを実店舗用の注文形式に変換するようにしてもよい。
【0140】
仲介サイト1は、店舗端末2からの送信要求に応答してネット販売の注文情報を一括して店舗端末2へ送信するようにしてもよい。
また、店舗端末2は、ネット販売の注文が発生する毎に、その注文情報を取り込んで、リアルタイムにネット注文入力処理を行うようにしてもよい。
また、実店舗としては、文具店、鮮魚店等の小規模な個人商店に限らず、例えば、ディスカウントショップ、コンビニエンスストア、スーパーマーケット等の大規模な企業店舗であってもよく、更に、所謂、カタログ通信販売を行う店舗であってもよい。更に、実店舗が取り扱う商品としては、有形な商品に限らず、音楽コンテンツ、画像コンテンツ、文書コンテンツ等の無形商品を販売対象としてもよく、このような無形商品をネットショップでも販売対象とするようにしてもよい。
【0141】
また、上述した仲介サイト(ネット販売管理装置あるいはネット販売支援装置) は、スタンド・アローン・タイプに限らず、その各構成要素が2以上の筐体に物理的に分離され、通信回線やケーブル等の有線伝送路あるいは電波、マイクロウエーブ、赤外線等の無線伝送路を介してデータを送受信する分散型のシステムを構成するものであってもよい。
【0142】
一方、コンピュータに対して、上述した各手段を実行させるためのプログラムコードをそれぞれ記録した記録媒体(例えば、CD−ROM、フロッピィデスク、RAMカード等)を提供するようにしてもよい。
すなわち、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードを有する記録媒体であって、実店舗側で実取引される販売対象商品群の中からネット販売対象として選択された商品に関する情報が掲載されていると共に自己が運営管理するネットショップ用の展示形式にしたがって作成された内容の商品展示情報を実店舗側から受信取得して当該実店舗対応のネットショップを開設し、かつ、このネットショップで販売された商品のネット注文情報を実店舗用の処理形式に変換して実店舗側へ送信する機能と、自己が運営管理するネットショップ以外の他のネットショップ側に対しても実店舗側からネット販売の出品依頼を受けた場合に、当該他のネットショップ側で行われる商品の展示形式を参照し、実店舗側から自己宛に作成された商品展示情報をこの依頼先向けの展示形式に合った情報に変換して当該他のネットショップ側へ送信する機能と、前記他のネットショップ側からネット注文情報を受けた場合に、実店舗側で実取引を処理する処理形式を参照し、このネット注文情報を実店舗用の処理形式に合った情報に変換して当該実店舗側へ送信する機能とを実現させるためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体を提供するようにしてもよい。
【0143】
【発明の効果】
本発明によれば、自己が運営管理するネットショップ以外の他のネットショップ側に対しても実店舗側からネット販売の出品依頼を受けた場合に、当該他のネットショップ側で行われる商品の展示形式を参照し、実店舗側から自己宛に作成された商品展示情報を元にして他のネットショップへの展示も行なうことができるので、自己が運営管理するネットショップ以外への実店舗側からの出品依頼に迅速に対応でき、実店舗側においては、特定のネットショップ向けに商品展示情報を構築するだけでよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】販売管理ネットワークシステムの全体構成を示したブロック図。
【図2】店舗端末2の基本的なシステム概要を説明する為のブロック図。
【図3】仲介サイト1に設けられているショップ登録定義ファイルSRの構成を説明する為の図。
【図4】仲介サイト1に設けられている注文データ定義ファイルORの構成を説明する為の図。
【図5】ネットショップ構築AP22aを構成するネットショップ定義モジュールM1、ネット商品登録モジュールM2、ネット商品陳列モジュールM3の動作概念を説明する為の図。
【図6】(A)は、商品マスタファイルF1のレコード構成を示した図、(B)は、連動商品マスタファイルF5のレコード構成を示した図。
【図7】商品陳列定義ファイルF31の構成を示した図。
【図8】ネットショップ構築によって得られた各種の情報が仲介サイト1側へアップロードされる様子を示した図。
【図9】仲介サイト1側において、店舗別にネットショップ構築情報を記憶管理する店舗別格納領域Eの内容を示した図。
【図10】(A)は、仲介サイト1側に設けられている店舗管理テーブルTの内容を示した図、(B)は、注文情報ファイルOFのレコード構成を示した図。
【図11】販売管理システム21側に設けられている各種ファイルと、ネットショップ構築・運用システム22側に設けられている各種ファイルを一覧的に示した図。
【図12】(A)は、得意先マスタファイルF3、(B)は、連動得意先マスタファイルF8のレコード構成を示した図。
【図13】(A)は、届け先マスタファイルF4、(B)は、連動届け先マスタファイルF9のレコード構成を示した図。
【図14】仲介サイト12の基本的な構成要素を示したブロック図。
【図15】ネットショップ構築・運用システム22を構成するネットショップ構築AP22aの起動に応じた店舗端末2の動作を示したフローチャート。
【図16】図15に続く、ネットショップ構築時の動作を示したフローチャート。
【図17】図16に続く、ネットショップ構築時の動作を示したフローチャート。
【図18】図17に続く、ネットショップ構築時の動作を示したフローチャート。
【図19】図18に続く、ネットショップ構築時の動作を示したフローチャート。
【図20】図15に続く、ネットショップ構築時の動作を示したフローチャート。
【図21】図20に続く、ネットショップ構築時の動作を示したフローチャート。
【図22】図20に続く、ネットショップ構築時の動作を示したフローチャート。
【図23】図22に続く、ネットショップ構築時の動作を示したフローチャート。
【図24】図22に続く、ネットショップ構築時の動作を示したフローチャート。
【図25】図24に続く、ネットショップ構築時の動作を示したフローチャート。
【図26】図25に続く、ネットショップ構築時の動作を示したフローチャート。
【図27】実店舗側から仲介サイト1以外の他のショッピングモールに対してもネットショップの出店希望の依頼を受けた場合に、仲介サイト1内のネットショップ構築情報をその依頼先である他のショッピングモールサイト1へアップロードして登録する場合のショップ登録処理を示したフローチャート。
【図28】商品購入者端末4からのアクセスに応じたショッピングモールサイト1側の動作を示したフローチャート。
【図29】図28に続く、ショッピングモールサイト1側の動作を示したフローチャート。
【図30】仲介サイト1がネット販売の注文レコードを店舗端末2へ送信する場合の動作を示したフローチャート。
【図31】ネットショップ構築・運用システム22を構成するネット販売入力AP22bに応じた店舗端末2の動作を示したフローチャート。
【図32】図31に示した得意先登録処理を詳述したフローチャート。
【図33】図31に示した届け先登録処理を詳述したフローチャート。
【図34】販売管理システム21に応じた店舗端末2の動作を示したフローチャート。
【図35】販売管理システム21に応じて伝票バッチ処理を行う場合における店舗端末2の動作を示したフローチャート。
【図36】(A)は、作業手順画面を示した図、(B)は、ショップ構造定義画面を示し図。
【図37】新規ネット商品登録のベース画面を示した図。
【図38】選択マスタ(商品マスタファイルF1)の商品一覧画面を示した図。
【図39】画像一覧画面を示した図。
【図40】商品案内ページの作成処理状態を示したもので、(A)は、作成された商品案内ページの具体例を示し、(B)は、HTMLファイルF12を構成する1ページ分の内容を示した図。
【図41】ネット商品陳列<ページ一覧>画面を示し図。
【図42】選択ページ対応の陳列商品登録画面を示した図。
【図43】連動商品マスタファイルF5の商品一覧画面を示した図。
【図44】(A)は、この変更メニュー画面を示した図、(B)は、この注文ページの内容を示した図。
【符号の説明】
1 ショッピングモールサイト(仲介サイト)
2 店舗端末
3 ネットワーク網
4 商品購入者端末
21 販売管理システム
22 ネットショップ構築・運用システム
F1 商品マスタファイル
F6 連動売上明細ファイル
F11 ショップ構造定義ファイル
F12 HTMLファイル
F31 商品陳列定義ファイル
F32 ネット画像ファイル
F33 ネット商品マスタファイル
M4 アップロードモジュール
M5 ネット注文情報取得モジュール
M6 ネット注文入力モジュール
OF 注文情報ファイル
SR ショップ登録定義ファイル
OR 注文データ定義ファイル

Claims (3)

  1. 実際の店舗での実取引を管理する実店舗販売管理装置にネットワークを介して接続され、自己が運営管理するネットショップ用の展示形式にしたがって作成された内容の商品展示情報を展示開設すると共に、他のネットショップ側に対してもネットワークを介して接続されたネット販売管理装置であって、
    自己が運営管理するネットショップ以外で他の複数の各ネットショップと実店舗販売管理装置との対応関係を実店舗販売管理装置毎に定義する情報を登録する他、他のネットショップ側で行われる商品の展示形式をネットショップ毎に定義する情報を登録するショップ登録定義ファイルを記憶する記憶手段と、
    実店舗販売管理装置側で注文情報を処理する処理形式と他のネットショップ側で注文情報を処理する処理形式との対応をネットショップ毎に記憶管理する注文データ定義ファイルを記憶する記憶手段と、
    自己が運営管理するネットショップ以外の他のネットショップ側に対しても実店舗側からネット販売の出品依頼を受けた場合に、当該他のネットショップ側で行われる商品の展示形式を前記ショップ登録定義ファイルより参照して、実店舗側から自己宛に作成された前記商品展示情報報をこの依頼先向けの展示形式に合った情報に変換して当該他のネットショップ側へ送信する第1の制御手段と、
    前記他のネットショップ側からネット注文情報を受けた場合に、実店舗側で注文情報を処理する処理形式を前記注文データ定義ファイルより参照して、このネット注文情報を実店舗用の処理形式に合った情報に変換して当該実店舗側へ送信する第2の制御手段と、
    を具備したことを特徴とするネット販売管理装置。
  2. 前記第1の制御手段は、
    前記実店舗販売管理装置から他のネットショップへのアップロード要求を受けた場合に、前記ショップ登録定義ファイルを読み出し、要求元の実店舗販売管理装置と出店先ネットショップとの定義情報の中から出店要求された定義情報に基づいて要求されたネットショップを指定する手段と、
    前記実店舗販売管理装置から自己宛に作成されたネットショップ展示用の商品展示情報を読み出すと共に、前記ショップ登録定義ファイルより前記出店先ネットショップの展示形式を読み出し、自己宛のネット商品マスタファイル、ネット画像ファイル、HTMLファイルを出店先ネットショップの展示形式に合わせた情報に変換する手段と
    を具備し、前記変換された商品展示情報を前記指定されたネットショップへアップロードする請求項1記載のネット販売管理装置。
  3. コンピュータ
    自己が運営管理するネットショップ以外で他の複数の各ネットショップと実店舗販売管理装置との対応関係を実店舗販売管理装置毎に定義する情報を登録する他、他のネットショップ側で行われる商品の展示形式をネットショップ毎に定義する情報を登録するショップ登録定義ファイルを記憶する記憶手段、
    実店舗販売管理装置側で注文情報を処理する処理形式と他のネットショップ側で注文情報を処理する処理形式との対応をネットショップ毎に記憶管理する注文データ定義ファイルを記憶する記憶手段、
    自己が運営管理するネットショップ以外の他のネットショップ側に対しても実店舗側からネット販売の出品依頼を受けた場合に、当該他のネットショップ側で行われる商品の展示形式を前記ショップ登録定義ファイルより参照して、実店舗側から自己宛に作成された前記商品展示情報報をこの依頼先向けの展示形式に合った情報に変換して当該他のネットショップ側へ送信する第1の制御手段、
    前記他のネットショップ側からネット注文情報を受けた場合に、実店舗側で注文情報を処理する処理形式を前記注文データ定義ファイルより参照して、このネット注文情報を実店舗用の処理形式に合った情報に変換して当該実店舗側へ送信する第2の制御手段
    として機能させるためのプログラム。
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