JP2009217452A - 電子商取引におけるサーバ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】サーバ装置にかかる負荷を低減しつつ、利用者に対して購買意欲を掻き立てる程の割安感を与える表示態様で商品情報を表示させることができるサーバ装置を提供する。
【解決手段】サーバ装置は、通信網を介して端末装置からアクセスがあった場合、商品データベースから商品情報を抽出し、商品販売画面G6を生成して端末装置に送信する。特別割引販売として指定された期間中である場合、サーバ装置は、商品データベースに格納された特別割引販売情報に含まれる各段階の割引情報を読み出し、商品販売画面G6において、割引販売の段階ごとの割引情報表示欄81,82,83を併せて表示すると共に、これら割引情報表示欄81,82,83のうちのいずれかに対して現在の割引販売状態であることを示す装飾表示84を付加するように構成される。
【選択図】図8

Description

本発明は、インターネットなどの通信網を介して接続される端末装置に対して商品の販売に関する情報を提供して電子商取引を行うためのサーバ装置に関する。
近年、インターネットなどの通信網を介して商品の販売に関する情報をWebサイトなどで提供する電子商取引が普及している。このような電子商取引システムにおいて、商品の出展者は店舗を構える必要がなく、経費を抑えることができるので、一般的な店舗での小売販売価格に比べて安価に商品を提供することができる。この場合、一般的な店舗での小売販売価格を例えば参考価格などと表示し、電子商取引におけるWebサイト上での販売価格と対比して表示することにより、利用者に対して店舗販売よりも安価であることを印象づけることができる。
ところで、商品の出展者がWebサイト上に商品情報を掲載しても期待した売れ行きを示さないような場合には、販売価格を更に安価に設定し、Webサイトを更新することが行われる。しかし、この場合、利用者は更新前の販売価格を把握しているとは限らず、参考価格と現時点での販売価格とを対比できるだけであるので、一定の値頃感は受けるものの、購買意欲が掻き立てられる程の割安感は得られない。そのうえ、商品の出展者は販売価格を更に安価に設定する都度、Webサイトの更新操作を逐次行わなければならなくなり、出展者の手間が増すという問題がある。
従来、上記のような出展者の手間を低減するために、電子商取引システムにおいてサーバ装置が、商品の販売時間と商品の残数とに基づいて販売価格を逐次下げていき、その時点での販売価格を表示するようにした技術が公知である(例えば特許文献1)。この特許文献1には、サーバ装置が、販売時間の残り時間と商品の残数に基づいて商品の販売価格を下げていく割合を調整しながら、逐次演算処理を行うことによってその時点での販売価格を算出し、商品の販売価格を表示させる技術が開示されている。
特開2002−269381号公報
しかしながら、上記特許文献1においても、利用者が表示画面から確認できる情報は参考価格と現時点の販売価格だけであるので、これらを対比することにより一定の値頃感は得られるものの、販売が開始されてからどの程度価格が低下したのかを把握することができず、購買意欲が掻き立てられる程の割安感は得られない。そのため、従来の電子商取引システムでは、十分な販売促進効果が得られないという問題があった。
また上記特許文献1では、販売時間の残り時間が僅かとなった時点にアクセスが集中し、サーバ装置の負荷が一時的に極めて高くなる可能性がある。特に、特許文献1の場合には、サーバ装置が常時演算処理を行いながらその時点での販売価格を算出する必要があるため、サーバ装置は通常のアクセス状態でもかなり高負荷な状態であるが、販売時間終了の間際になってアクセスが集中すると、それにより最悪の場合、サーバ装置がダウンする可能性があり、利用者においては商品を購入することができず、出展者においては商品を販売することができないことが生じる。このように従来の電子商取引システムは、サーバ装置にかかる負荷が著しく高く、安定したサービスを継続して提供することができないという問題がある。
そこで本発明は、上記従来の問題点を解決することを目的としてなされたものであり、サーバ装置にかかる負荷を低減しつつ、利用者に対して購買意欲を掻き立てる程の割安感を与える表示態様で商品情報を表示し、商品の販売促進効果を向上させることができる電子商取引システムにおけるサーバ装置を提供するものである。
上記目的を達成するため、請求項1にかかる発明が解決手段として採用したところは、通信網を介して接続される端末装置に対して商品の販売に関する情報を提供して電子商取引を行うサーバ装置であって、商品の販売価格及び在庫数を含む基本販売情報と、前記販売価格から更に割引した価格で指定期間中割引販売を行うための特別割引販売情報とを関連づけた商品情報を記憶する商品データベースと、前記商品データベースから商品情報を抽出し、当該商品情報に基づいて商品の販売価格及び在庫数を含む商品販売画面を生成して前記端末装置に対して送信する商品販売画面出力手段と、を備え、前記特別割引販売情報には、少なくとも初期割引情報と最終割引情報の2段階の割引情報が含まれており、前記初期割引情報は、初期割引販売を行う期間情報と前記販売価格より低額の初期割引販売価格とを含み、前記最終割引情報は、最終割引販売を行う期間情報と前記初期割引販売価格より更に低額の最終割引販売価格とを含む情報であり、前記商品販売画面出力手段は、前記指定期間中である場合、前記特別割引販売情報に含まれる前記初期割引情報と前記最終割引情報を読み出し、前記商品販売画面において、初期割引販売の期間と初期割引販売価格とを含む初期割引情報表示欄と、最終割引販売の期間と最終割引販売価格とを含む最終割引情報表示欄とを併せて表示すると共に、前記初期割引情報表示欄及び前記最終割引情報表示欄のうちのいずれかに対して現在の割引販売状態であることを示す装飾表示を付加する構成とした点にある。
上記構成によれば、商品の割引販売が行われる指定された期間中である場合、サーバ装置から端末装置に送信される商品販売画面には、初期割引販売の期間と初期割引販売価格とを含む初期割引情報表示欄と、最終割引販売の期間と最終割引販売価格とを含む最終割引情報表示欄とが併せて表示されると共に、初期割引情報表示欄及び最終割引情報表示欄のうちのいずれかに対して現在の割引販売状態であることを示す装飾表示が付加されるので、端末装置の利用者は、初期段階の割引販売情報と最終段階の割引販売情報とを同時に視認することができる。
また請求項2にかかる発明が解決手段として採用したところは、通信網を介して接続される端末装置に対して商品の販売に関する情報を提供して電子商取引を行うサーバ装置であって、商品の販売価格及び在庫数を含む基本販売情報と、前記販売価格から更に割引した価格で指定期間中割引販売を行うための特別割引販売情報とを関連づけた商品情報を記憶する商品データベースと、時刻をカウントする時計回路と、前記時計回路の時刻に基づいて、前記特別割引販売情報を適宜更新する特別割引販売情報管理手段と、前記商品データベースから商品情報を抽出し、当該商品情報に基づいて商品の販売価格及び在庫数を含む商品販売画面を生成して前記端末装置に対して送信する商品販売画面出力手段と、を備え、前記特別割引販売情報には、少なくとも初期割引情報と最終割引情報の2段階の割引情報が含まれており、前記初期割引情報は、初期割引販売を行う期間情報と前記販売価格より低額の初期割引販売価格とを含み、前記最終割引情報は、最終割引販売を行う期間情報と前記初期割引販売価格より更に低額の最終割引販売価格とを含む情報であり、前記特別割引販売情報管理手段は、前記指定期間中である場合には前記時計回路のカウント動作に連動して前記初期割引情報に含まれる期間情報をディクリメントし、初期割引販売の期間終了後、前記最終割引情報に含まれる期間情報をディクリメントするように構成され、前記商品販売画面出力手段は、前記指定期間中である場合、前記特別割引販売情報に含まれる前記初期割引情報と前記最終割引情報を読み出し、前記商品販売画面において、初期割引販売の期間と初期割引販売価格とを含む初期割引情報表示欄と、最終割引販売の期間と最終割引販売価格とを含む最終割引情報表示欄とを併せて表示すると共に、前記初期割引情報表示欄及び前記最終割引情報表示欄のうちのいずれかに対して現在の割引販売状態であることを示す装飾表示を付加する構成とした点にある。
このような構成においても、商品の割引販売が行われる指定された期間中である場合、サーバ装置から端末装置に送信される商品販売画面には、初期割引販売の期間と初期割引販売価格とを含む初期割引情報表示欄と、最終割引販売の期間と最終割引販売価格とを含む最終割引情報表示欄とが併せて表示されると共に、初期割引情報表示欄及び最終割引情報表示欄のうちのいずれかに対して現在の割引販売状態であることを示す装飾表示が付加されるので、端末装置の利用者は、初期段階の割引販売情報と最終段階の割引販売情報とを同時に視認することができる。特に、この構成の場合には、特別割引販売情報管理手段が時計回路のカウント動作に連動して商品情報に含まれる特別割引販売情報を更新することにより、割引販売の段階をリアルタイムで管理できるようになっている。そしてサーバ装置が商品販売画面を生成する際には、リアルタイムで更新される特別割引情報を読み出して画面内に配置するだけでよいので、サーバ装置の負荷が軽減される。
また請求項3にかかる発明が解決手段として採用したところは、請求項2の発明において、前記特別割引販売情報には更に中間割引情報が含まれており、該中間割引情報は、中間割引販売を行う期間情報と、前記初期割引販売価格より低額、かつ前記最終割引販売価格より高額の中間割引販売価格とを含む情報であり、前記特別割引販売情報管理手段は、前記指定期間中である場合には前記時計回路のカウント動作に連動して前記初期割引情報に含まれる期間情報をディクリメントし、初期割引販売の期間終了後に前記中間割引情報に含まれる期間情報をディクリメントし、更に中間割引販売の期間終了後に前記最終割引情報に含まれる期間情報をディクリメントするように構成され、前記商品販売画面出力手段は、前記指定期間中である場合、前記特別割引販売情報に含まれる前記初期割引情報と前記中間割引情報と前記最終割引情報とを読み出し、前記商品販売画面において、初期割引販売の期間と初期割引販売価格とを含む初期割引情報表示欄と、中間割引販売の期間と中間割引販売価格とを含む中間割引情報表示欄と、最終割引販売の期間と最終割引販売価格とを含む最終割引情報表示欄とを併せて表示すると共に、前記初期割引情報表示欄、前記中間割引情報表示欄及び前記最終割引情報表示欄のうちいずれか一つに対して現在の割引販売状態であることを示す装飾表示を付加する構成とした点にある。
この場合、割引販売状態は、時計回路のカウント動作に連動して少なくとも3段階で変化することになる。尚、中間割引販売の段階を更に複数段階に分割することにより、割引販売を4段階以上に設定することもできる。
また請求項4にかかる発明が解決手段として採用したところは、請求項2又は3の発明において、前記商品データベースに記憶される商品情報を登録する商品情報登録手段を更に備えると共に、前記特別割引販売情報には最終割引販売の終了日時が含まれており、前記商品情報登録手段は、前記特別割引販売情報を書き換えることにより割引販売の再設定を行う際、書き換え前の前記特別割引販売情報から最終割引販売の終了日時を取得すると共に、前記時計回路から現在時刻を取得し、前回の最終割引販売が終了してから所定期間を経過していない場合には割引販売の再設定を禁止する構成とした点にある。
かかる構成により、前回の割引販売が終了してから所定期間を経過していない場合に、再度同一商品について割引販売の再設定が行われることを禁止することができる。
本発明にかかるサーバ装置によれば、商品の割引販売が行われている場合、サーバ装置から端末装置に対して、割引販売の各段階における割引販売情報を表示した商品販売画面を送信するので、端末装置の利用者はこの画面を見ることにより、割引販売の各段階における割引販売情報を同時に視認することができる。そのためサーバ装置が提供する商品販売画面は、利用者の購買意欲を掻き立てることができると共に、多数の利用者がサーバ装置にアクセスするタイミングを各段階に分散させることができる。加えて、サーバ装置が商品販売画面を生成する際には、商品データベースから特別割引販売情報に含まれる情報を読み出すだけであるので、複雑な演算処理を伴わず、サーバ装置の処理負担は軽減される。したがって、サーバ装置にかかる負荷を低減しつつ、利用者に対して購買意欲を掻き立てる程の割安感を与える表示態様で商品情報を表示することができるサーバ装置を実現することができるようになる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態である電子商取引システムの概略構成を示す図である。この電子商取引システムは、運営局に設置されるサーバ装置1が、インターネットなどの通信網5を介して、商品の出展者が保有する出展者端末6および商品の購入者(利用者)が保有するコンピュータ7a,7bや携帯電話7cなどの購入者端末7と接続された構成である。サーバ装置1には、所謂インターネット上のショッピングモールのように電子商取引を行うためのWebサイトが開設されている。そしてサーバ装置1は、通信網5を介して出展者端末6や購入者端末7からアクセスがあった場合、それら端末6,7に対して商品の販売に関する情報を提供し、電子商取引を行うように構成される。図例では1台の出展者端末6だけを示しているが、この電子商取引システムには複数の出展者が加入することができるようになっており、予め運営局に対して出展者の登録を行っておくことにより、各出展者は出展者端末6を操作することによってサーバ装置1に自身の保有する商品を登録して出展できるようになっている。尚、以下においては出展者端末6と購入者端末7を区別しない場合、これらを総称して端末装置8と呼ぶ。
図1に示すように、サーバ装置1は、サーバコンピュータ2と、ハードディスクなどで構成される記憶手段3とを備えており、記憶手段3には電子商取引の対象となる商品に関する情報を関連づけた商品データベース4が格納されている。出展者が出展者端末6を操作することにより通信網5を介してサーバ装置1にアクセスし、その状態でサーバ装置1に対して商品の出展登録を行うと、その情報は商品データベース4に書き込まれるようになっている。
図2は商品データベース4に格納される情報の一例を示す図である。図2に示すように、商品データベース4は、出展者ごとに区別して登録される複数の出展者情報D10の集合体として構成されている。出展者情報D10には、出展者に関する情報を管理する管理情報D20と、その出展者が販売する商品ごとに登録された商品情報D21とが含まれている。管理情報D20は、出展者の名称や住所などの出展者情報D31と、出展者ごとに個別に付与される出展者ID(D32)と、パスワードD33と、出展商品数D34とを格納する情報である。出展商品数D34は、その出展者が出展した商品の数を示す情報であり、出展者情報D10に登録されている商品情報D21の数に対応している。したがって、出展者が新規の商品を追加出展すれば、出展商品数D34は追加商品の数に応じて増加すると共に、追加商品に対応する新たな商品情報D21が追加登録される。
商品情報D21には、当該商品を販売するために必要となる各種情報が互いに関連づけられて記憶されている。この商品情報D21には、大別すると、基本販売情報D40と特別割引販売情報D50とが含まれている。基本販売情報D40と特別割引販売情報D50の記憶形態は特に限定されないが、例えば、基本販売情報D40と特別割引販売情報D50をそれぞれ独立したテーブルデータとして記憶し、それぞれのテーブルデータを同じ商品情報D21に関連づけて商品データベース4に登録しておいても良い。この場合、商品情報D21をキーとして基本販売情報D40と特別割引販売情報D50のそれぞれを個別に抽出することができるようになる。
基本販売情報D40は商品の通常販売時に商品の販売に関する情報を提供するために必要となる情報であり、例えば、商品を特定するために付与される商品データベース4においてユニークな商品番号D41と、商品のカテゴリー(例えば商品が「鉛筆」であればカテゴリーは「文具」)を示す商品カテゴリーD42と、商品名D43と、商品の画像データである商品画像D44と、メーカー希望小売価格や一般的な店舗での小売価格を参考価格として表示するための参考価格D45と、Webサイト上で通常販売する際の販売価格D46と、商品の在庫数D47と、出展者が自由に登録することができる商品に関するコメントD48とが含まれる。
特別割引販売情報D50は、通常販売時の販売価格D46から更に割引した価格で指定期間中割引販売を行うための情報である。本実施形態においては通常の販売価格D46から更に3段階で販売価格を順次下げていくことができるように、特別割引販売情報D50には3段階の割引情報が含まれる場合を例示する。この特別割引販売情報D50には、少なくとも特別割引販売の設定状態或いは開催状態を示すステータスD51が含まれる。特別割引販売を設定するか否かは出展者の自由であり、出展者が特別割引販売の設定を行っていない場合、ステータスD51にはデフォルト値である「開催なし」を示すデータが格納される。これに対し、出展者が過去に一度でも当該商品について特別割引販売の設定を行った場合、ステータスD51にはその開催状態に応じて、「開始待ち」、「第1段階」、「第2段階」、「第3段階」及び「終了」のうちのひとつのデータが格納される。出展者が特別割引販売の設定を行った場合、特別割引販売情報D50には、さらに特別割引販売の開始日時D52、終了日時D53、第1段階目の割引情報である第1割引情報(初期割引情報)D55、第2段階目の割引情報である第2割引情報(中間割引情報)D56、および、第3段階目の割引情報である第3割引情報(最終割引情報)D57が格納される。第1割引情報D55には、第1段階の割引販売の残り期間を示す期間情報D61と、第1段階の割引販売での販売価格を示す第1割引販売価格(初期割引販売価格)D62とが含まれる。また第2割引情報D56には、第2段階の割引販売の残り期間を示す期間情報D71と、第2段階の割引販売での販売価格を示す第2割引販売価格(中間割引販売価格)D72とが含まれる。さらに第3割引情報D57には、第3段階の割引販売の残り期間を示す期間情報D81と、第3段階の割引販売での販売価格を示す第3割引販売価格(最終割引販売価格)D82とが含まれる。
サーバ装置1は、上記のような商品データベース4を参照して商品情報を抽出し、それら商品情報に基づいて端末装置8で表示可能な商品販売画面を構成し、例えばHTML形式のデータを生成して通信網5を介して送信するように構成されている。図3はサーバ装置1の内部機能の構成を示すブロック図の一例である。サーバ装置1は、上述した記憶手段3の他、CPUやメモリなどで構成され、所定のプログラムに基づいて演算処理を行う演算処理部10と、内部のクロック波形に基づいて時刻をカウントする時計回路11と、通信網5を介して端末装置8とデータの送受信を行うための通信インタフェース12とを備えて構成される。尚、図例では時計回路11を演算処理部10と別に構成しているが、時計回路11の機能を演算処理部10の一機能としても良い。
演算処理部10は、さらに、端末装置8からアクセスがあった場合に機能するアクセス処理部20、及び、商品データベース4の商品情報D21に登録されている特別割引販売情報D50をリアルタイムで管理する特別割引販売情報管理部30として機能する。アクセス処理部20と特別割引販売情報管理部30とは、演算処理部10において並列的に動作可能なように構成される。
アクセス処理部20は、出展者端末6からの商品の出展を受け付け、商品データベース4に対して商品情報の登録処理を行う商品情報登録部21と、商品データベース4に格納された商品情報D21を抽出し、商品の販売に関する情報を含む商品販売画面を生成して出力する商品販売画面出力部22と、購入者端末7から購入操作があった場合に機能する購入処理部24とを備えている。このうち商品販売画面出力部22は、端末装置8からアクセスがあった場合、最初に機能し、商品データベース4に格納されている全ての商品情報D21を抽出して商品販売画面を生成する。このとき、例えば商品データベース4に格納された商品情報D21に特別割引販売情報D50の設定が行われていない場合には、当該商品について通常の販売状態であることを示す表示態様で商品販売画面を生成し、出力する。これに対し、商品情報D21に特別割引販売情報D50の設定が行われており、しかも特別割引販売が開催中である場合には、商品販売画面出力部22において特別割引販売処理部23が機能し、通常の販売状態とは異なる表示態様で商品販売画面を生成し、出力するように構成されている。
図4は、端末装置8がサーバ装置1にアクセスした場合に表示される商品販売画面の一例を示す図であり、特別割引販売が行われていない通常販売の表示態様を示している。この商品販売画面G1では、その上部に商品カテゴリー検索ボタンB1、特別割引販売検索ボタンB2および出展者ログインボタンB3が表示され、それらボタン群の下に、商品情報表示欄R1が設けられる。この商品情報表示欄R1は上下に複数配置されており、1つの商品情報表示欄R1には出展者が出展するひとつの商品について、その商品の販売に関する情報が表示されるようになっている。この商品情報表示欄R1の右端には、スクロールボタンB5が表示されており、利用者はこのスクロールボタンB5を操作することなどによって所望する商品の商品情報表示欄R1を画面内に表示させることができるようになっている。
通常販売時には、商品販売画面G1の商品情報表示欄R1は、図4に示すような表示態様となる。すなわち、商品情報表示欄R1の右上の所定位置に商品名や商品番号を示す商品表示欄51が設けられ、その商品表示欄51の下に商品画像を表示する画像表示欄52が設けられる。また画像表示欄52の右側には出展者が入力した商品に関するコメントを表示するコメント表示欄53が設けられる。そして画像表示欄52の下には通常販売価格表示欄54が設けられると共に、コメント表示欄53の下にはその時点における商品の在庫数を示す在庫数表示欄55と、購入者が購入操作を行うための購入ボタンB4とが設けられている。尚、通常販売価格表示欄54には、参考価格と販売価格とを併せて表示することにより、購入者に対して販売価格が一般的な店舗販売よりも安価であることを印象づけるようにしている。
端末装置8がサーバ装置1にアクセスしたとき、既に特別割引販売が開催されている商品がある場合、図4の商品販売画面G1におけるスクロールボタンB5を利用者が操作することによって特別割引販売が開催されている商品の商品情報表示欄R1を画面に表示することもでき、この場合の表示画面は図8のようになる。尚、図8の画面構成の詳細については後述する。
例えば図4のような商品販売画面G1が初期画面(Webサイト上のトップページとして設定された画面)であるとすると、利用者は商品カテゴリー検索ボタンB1を操作することにより、サーバ装置1に対して特定の商品カテゴリーの商品情報のみを抽出させることができ、商品販売画面G1にはサーバ装置1によって抽出された特定の商品カテゴリーの商品情報のみが表示されることになる。また特別割引販売検索ボタンB2を操作することにより、サーバ装置1に対して特定割引販売が設定された商品情報のみを抽出させることができ、商品販売画面G1にはサーバ装置1によって抽出された特定割引販売開催中の商品情報のみが表示されることになる。
また図4の商品販売画面G1において出展者が出展者ログインボタンB3を操作した場合には、アクセス処理部20において商品情報登録部21が機能し、商品データベース4に対して新規商品の登録を行ったり、既に登録されている商品情報の修正や特別割引販売の設定などを行えるようになる。さらに、購入者が購入ボタンB4を操作した場合には、アクセス処理部20において購入処理部24が機能する。
図5は、端末装置8からのアクセスがあった場合、サーバ装置1において機能するアクセス処理部20の処理手順の一例を示すフローチャートである。アクセス処理部20は、端末装置8からアクセスがあると、ステップS10でYESとなり、ステップS11に進む。ステップS11では、まず商品販売画面出力部22が機能し、商品データベース4から商品情報D21が抽出され、例えば図4のような商品販売画面G1を生成して端末装置8に送信する。ただし、このとき商品情報D21に特別割引販売情報D50が設定されており、しかもその特別割引販売が開催中である場合には、後述する図8のような商品販売画面G6が生成され、端末装置8に送信される。
そしてアクセス処理部20は利用者から何らかの操作入力が行われるまで待機し(ステップS12)、端末装置8から操作に関する情報を受信した場合には、その操作が出展者ログインか否かを判断し(ステップS13)、YESである場合にはステップS14に進む。ステップS14では商品情報登録部21が機能し、商品データベース4に対する商品情報D21の登録処理を行った後、再びステップS11に戻る。これに対し、利用者によって行われた操作が出展者ログイン操作でなかった場合には、購入ボタンB4が操作されたか否かを判断する(ステップS15)。そして購入ボタンB4の操作であると判断した場合には、ステップS16に進む。ステップS16では購入処理部24が機能し、商品購入処理が行われた後、ステップS11に戻る。またステップS15で購入ボタンB4の操作でなかったと判断した場合には、商品カテゴリー検索および特別割引販売検索のいずれかであると判断し、商品販売画面を更新すべく、ステップS11に戻る。尚、サーバ装置1と端末装置8との接続状態が切断された場合、サーバ装置1において図5のフローチャートに基づく処理は終了する。
次に図6は、演算処理部10において上述のアクセス処理部20と並列的に機能する特別割引販売情報管理部30の処理手順の一例を示すフローチャートである。このフローチャートは、演算処理部10において定期的に実行されるようになっており、特別割引販売が設定されている場合、時計回路11による時刻のカウント動作に連動して特別割引販売情報D50を最新の状態に更新する。特別割引販売情報管理部30は処理を開始すると、まず商品データベース4にアクセスし(ステップS20)、特別割引販売情報D50が登録された商品情報D21を抽出する(ステップS21)。このとき例えば特別割引販売情報D50のステータスD51を参照し、「開催なし」及び「終了」以外のデータが格納されている場合(すなわち、ステータスD51が「開始待ち」、「第1段階」、「第2段階」及び「第3段階」のいずれかである場合)には、当該商品について特別割引販売が設定されていると判断することができるため、その商品情報D21を全て抽出する。
ここで、上述したように基本販売情報D40と特別割引販売情報D50をそれぞれ独立したテーブルデータとして記憶している場合は、ステップS21において商品情報D21に含まれる全ての情報を抽出するのではなく、特別割引販売が設定されている特別割引販売情報D50のみを抽出することが好ましい。これにより、特別割引販売情報管理部30は、後続する処理(ステップS22〜S32)を実行する際、必要最小限のデータ(すなわち、特別割引販売情報D50のみ)に対してアクセスすれば良いので、アクセスに要する処理負担を軽減することができ、サーバ装置1にかかる負荷を軽減することができる。
そしてステップS21で抽出した各商品情報D21(又は各特別割引販売情報D50)についてステップS22〜S32の処理を実行する。まず、特別割引販売が設定されている商品情報D21のうちからひとつを選択し、その特別割引販売情報D50におけるステータスD51を参照してステータス判定を行う(ステップS22)。その結果、ステータスD51が「開始待ち」であればステップS23に進み、「第1段階」又は「第2段階」であればステップS28に進み、「第3段階」であればステップS31に進む。
ステータスD51が「開始待ち」の場合、特別割引販売情報管理部30は、時計回路11から現在時刻を取得し(ステップS23)、その取得した現在時刻が、特別割引販売情報D50の開始日時D52を経過しているか否かを判断する(ステップS24)。現在時刻が開始日時D52を経過していない場合には、依然として「開始待ち」の状態が継続するので何も行わずに処理を終了する。これに対し、現在時刻が開始日時D52を経過している場合には、特別割引販売を開始する必要があるため、特別割引販売情報管理部30はステータスD51を「開始待ち」から「第1段階」に変更して書き換える(ステップS25)。これにより、サーバ装置1では第1段階目の割引販売が開始する。そしてこれに伴い、特別割引販売情報管理部30は、第1段階の割引販売の残り期間を示す期間情報D61を、時計回路11のカウント動作に連動してディクリメントしていく動作を開始する(ステップS26)。これにより、第1割引情報D55の期間情報D61は、時計回路11と連動して残り時間を減少させていくことになり、ディクリメント動作は残り時間が「0」になるまで継続される。そしてディクリメント動作を開始すると処理を終了する。
ステータスD51が「第1段階」又は「第2段階」の場合、特別割引販売情報管理部30は、期間情報D61又はD71を読み出し、残り時間が「0」であるか否かを判断する(ステップS28)。すなわち、ステータスD51が「第1段階」である場合には、第1割引情報D55に含まれる期間情報D61に基づいてステップS28の判断を行い、ステータスD51が「第2段階」である場合には、第2割引情報D56に含まれる期間情報D71に基づいてステップS28の判断を行う。そして残り時間が「0」になっている場合には、ステップS29に進み、ステータスD51を変更して書き換える。例えば、ステータスD51が「第1段階」であり、第1割引情報D55の期間情報D61が「0」となっていた場合には、ステータスD51を「第1段階」から「第2段階」に変更する。またステータスD51が「第2段階」であり、第2割引情報D56の期間情報D71が「0」となっていた場合には、ステータスD51を「第2段階」から「第3段階」に変更する。これにより、サーバ装置1における割引販売が次の段階に移行する。そしてこれに伴い、特別割引販売情報管理部30は、時計回路11のカウント動作に連動して期間情報D71又はD81をディクリメントしていく動作を開始する(ステップS30)。すなわち、ステータスが「第1段階」から「第2段階」に移行した場合には、第2割引情報D56に含まれる期間情報D71のディクリメントを開始し、ステータスが「第2段階」から「第3段階」に移行した場合には、第3割引情報D57に含まれる期間情報D81のディクリメントを開始する。これにより、第2割引情報D56又は第3割引情報D57の期間情報D71又はD81は、時計回路11と連動して残り時間を減少させていくことになり、ディクリメント動作は残り時間が「0」になるまで継続される。そしてディクリメント動作を開始すると処理を終了する。尚、ステップS28においてNOと判断される場合には、ステップS29,S30をスキップして処理を終了する。
ステータスD51が「第3段階」の場合、特別割引販売情報管理部30は、期間情報D81を読み出し、残り時間が「0」であるか否かを判断する(ステップS31)。そして残り時間が「0」になっている場合には、ステップS32に進み、ステータスD51を変更して書き換える。すなわち、ステータスD51を「第3段階」から「終了」に変更する。これにより、サーバ装置1における割引販売が終了する。尚、ステップS31においてNOと判断される場合には、ステップS32をスキップして処理を終了する。
上記ステップS22〜S32の処理を、ステップS21で抽出した全ての商品情報D21(又は各特別割引販売情報D50)について実行することにより、商品データベース4の商品情報D21に特別割引販売情報D50が有効に設定されている場合、その情報をリアルタイムに更新できるようになっており、商品データベース4を常に最新の状態で保持できるように構成されている。
本実施形態では、商品データベース4の商品情報D21に対して出展者が特別割引販売情報D50を設定する場合、第1段階での第1割引販売価格D62、第2段階での第2割引販売価格D72、および第3段階での第3割引販売価格D82を出展者自ら決定し、予め登録しておくように構成されている。このとき、第1割引販売価格D62は通常販売時の販売価格D46よりも低額に設定され、第2割引販売価格D72は第1割引販売価格D62よりも更に低額に設定され、第3割引販売価格D82は第2割引販売価格D72よりも更に低額に設定されて登録される。
そして本実施形態のサーバ装置1は、端末装置8に対して商品販売画面を生成して送信する際、商品情報D21に特別割引販売情報D50が有効に設定されている場合、上述したようにリアルタイムに更新される商品割引販売情報D50を参照し、商品の割引販売の状態に応じた商品販売画面を生成して端末装置8に送信する。
図7は商品販売画面出力部22によって実行される詳細な処理手順の一例を示すフローチャートであり、図5の商品販売画面出力(ステップS11)における詳細な処理手順に相当する。商品販売画面出力処理では、まず利用者によって商品カテゴリー検索が行われた否かを判断し(ステップS100)、YESであればステップS101に進んで、図示を省略する商品カテゴリー検索画面を生成し、端末装置8に送信することで端末装置8に商品カテゴリー検索画面を表示させる。そして利用者によって指定された商品カテゴリーに含まれる商品情報D21を商品データベース4から抽出し(ステップS102)、ステップS106に進む。
ステップS100でNOと判断した場合には、ステップS103に進み、利用者によって特別割引販売検索が行われたか否かを判断する。そしてYESであれば、ステップS104に進み、商品データベース4から特別割引販売情報D50の登録された商品情報D21を全て抽出し、その後、ステップS106に進む。一方、ステップS103においてNOであった場合には、ステップS105に進み、特別割引販売の設定の有無にかかわらず、商品データベース4から全ての商品情報D21を抽出し、その後、ステップS106に進む。尚、端末装置8がアクセスしてから最初に商品販売画面を表示する際には、ステップS100及びS103でNOとなり、ステップS105において商品情報D21の抽出が行われる。
そしてステップS102,S104及びS105のいずれかで抽出された全ての商品情報D21についてステップS106〜S108若しくはステップS106〜S114の処理が実行される。まず、ひとつの商品情報D21に着目し、その商品情報D21に特別割引販売情報D50が登録されているか否かを判断する(ステップS106)。例えば特別割引販売情報D50のステータスD51を参照し、「開催なし」以外のデータが格納されている場合には、特別割引販売情報D50が登録されていると判断する。
ここで、特別割引販売情報D50が登録されていなかった場合には、ステップS107に進み、商品販売画面出力部22は商品情報D21から基本販売情報D40のみを読み出し、その読み出した情報に基づいて図4に示した通常の商品販売画面G1を生成する(ステップS108)。すなわち、この場合には、商品情報表示欄R1における表示態様は、商品の通常販売状態における表示態様となる。
一方、特別割引販売情報D50が登録されている場合には、ステップS109に進み、ステータスD51の読み出しが行われる。そしてステータスD51が「開始待ち」か「終了」である場合には、上記と同様、ステップS107に進み、商品情報D21から基本販売情報D40のみが読み出されて、図4に示した通常の商品販売画面G1が生成される(ステップS107,S108)。これに対し、ステータスD51が「第1段階」、「第2段階」或いは「第3段階」のいずれかであった場合、商品販売画面出力部22において特別割引販売処理部23が機能し、ステップS111〜S114の処理が行われる。
ステップS111では、特別割引販売情報D50に含まれている3段階の割引情報、すなわち第1割引情報D55、第2割引情報D56及び第3割引情報D57を全て読み出す。続いて特別割引販売処理部23は、商品情報D21から基本販売情報D40を読み出す(ステップS112)。これらステップS111及びS112により、商品の特別割引販売が開催中である場合に、商品販売画面に表示するための情報が読み出されることになる。
そして特別割引販売処理部23は、ステップS111及びS112で読み出した情報に基づいて、3段階の割引販売状態を明示した特別割引販売情報の表示欄を設けて商品販売画面を生成し(ステップS113)、特別割引販売情報の表示欄をステータスD51に基づいて装飾することにより、3段階の割引販売状態のうちで現在の割引販売状態が何れであるかを把握できるようにした商品販売画面とする(ステップS114)。図8は、商品の特別割引販売が開催中である場合、ステップS113及びS114で生成される商品販売画面G6の一例を示す図である。この商品販売画面G6では、通常販売時と同様に、その上部に商品カテゴリー検索ボタンB1、特別割引販売検索ボタンB2および出展者ログインボタンB3が表示され、それらボタン群の下に、商品情報表示欄R1が設けられる。この商品情報表示欄R1は上下に複数配置されており、1つの商品情報表示欄R1には出展者が出展するひとつの商品について、その商品の販売に関する情報が表示されるようになっている。商品の特別割引販売が行われている時、商品販売画面G6の商品情報表示欄R1は、図8に示すような表示態様となり、通常販売時の表示態様(図4参照)とは異なる態様となっている。
すなわち、図8の商品情報表示欄R1では、商品名や商品番号を示す商品表示欄51、商品画像を表示する画像表示欄52、通常販売価格表示欄54、その時点における商品の在庫数を示す在庫数表示欄55が表示されると共に、特別割引販売情報表示欄80が表示される。この特別割引販売情報表示欄80には、第1段階の割引販売を行う期間と第1段階での割引販売価格とを表示する第1割引情報表示欄81と、第2段階の割引販売を行う期間と第2段階での割引販売価格とを表示する第2割引情報表示欄82と、第3段階の割引販売を行う期間と第3段階での割引販売価格とを表示する第3割引情報表示欄83とが併せて表示され、3段階の割引販売状態を同時に視認することができる表示態様となっている。したがって、利用者は図8のような商品販売画面G6を見ると、通常販売時には5000円で販売されていた商品が、特別割引販売期間中は時間経過に伴って4000円、3000円、1000円というように段階的に販売価格が低下していくことを容易に把握することができる。
また図8に示すように特別割引販売情報表示欄80においては、第1割引情報表示欄81、第2割引販売情報表示欄82及び第3割引情報表示欄83のいずれか一つに対して、現在の割引販売状態がどの段階であるかを容易に把握することができるように装飾表示84が付加されている。図8の場合、装飾表示84は第1割引情報表示欄81に設けられており、現在の割引販売状態が第1段階であることを示している。そして第1割引情報表示欄81の販売期間には「あと○時間」という表示が行われており、第1段階の割引販売がいつまで行われるのかを容易に確認することができるようになっている。このような装飾表示84は割引販売の段階が移行することに伴い、第1割引情報表示欄81から第2割引情報表示欄82に移り、また第2割引情報表示欄82から第3割引情報表示欄83に移るようになっている。尚、装飾表示84は、図例のように囲み枠を表示する場合の他、例えば文字の色やサイズ、字体を変更することによって実現するようにしても良い。
また本実施形態では、特別割引販売が開催中である場合、購入ボタンB4の表示位置を、割引販売の段階に応じて各割引情報表示欄81,82,83に対応する位置に変化させるように構成されている。例えば図8の場合には、購入ボタンB4が第1割引情報表示欄81の右横位置に表示されるため、この購入ボタンB4の表示位置からも現在の割引販売状態が第1段階であることを印象づける表示態様となっている。
図9は特別割引販売の期間中において時間経過に伴う商品情報表示欄R1の表示態様の変化を示す図であり、(a)は第1段階(初期段階)を、(b)は第2段階(中間段階)を、(c)は第3段階(最終段階)をそれぞれ示している。図9に示すように、装飾表示84及び購入ボタンB4の表示位置は、特別割引販売の段階が移行することに伴って順次移動し、現在の割引販売状態がどの段階であるかを容易に把握できるようになっている。
そしてステップS113及びS114(図7参照)において上記のような商品販売画面G6を生成する際、商品販売画面出力部22は商品データベース4に格納されている情報を読み出し、それら情報を適切な表示位置に配置するだけであるので、複雑な演算処理などは行う必要がなく、サーバ装置1にかかる負荷を小さくできるという利点がある。
そして上記のようにして商品販売画面が生成されると、その画面データが通信網5を介して端末装置8に送信されて全ての処理が終了する(ステップS115)。これにより、端末装置8では、ディスプレイにサーバ装置1から受信した商品販売画面が表示される。このとき、ある商品について特別割引販売が開催されている場合には、図8のような商品販売画面G6が表示される。この商品販売画面G6には、参考価格と併せて通常販売時の通常販売価格54が表示される共に、特別割引販売における各段階での販売価格が全て表示されるため、利用者は全ての価格を対比させることにより特別割引販売中の販売価格に対して特別の割安感を受けるようになる。
ここで端末装置8に図9(a)に示すような表示が行われた場合を考える。このとき、利用者が当該商品を30個購入したいと考えている場合、在庫数は60個であるので図9(a)の第1段階で30個の商品を購入することは可能である。しかし、第2段階まで待てば、販売価格が4000円から3000円に低下するため、割引販売状態が第2段階に移行するまで待つこともできる。そして第2段階に移行して図9(b)に示すような表示が行われたとすると、在庫数は35個に減少しているが、この段階でも30個の商品を購入することは可能である。しかし、さらに第3段階まで待てば、販売価格がさらに低下して1000円になるため、割引販売状態が第3段階に移行するまで待つこともできる。そして第3段階に移行して図9(c)に示すような表示が行われたとすると、在庫数は15個に減少しており、この段階ではもはや30個の商品を購入することはできない。したがって、利用者は、なるべく早期に購入することを決断しない限り、30個の商品を購入することはできない。このように本実施形態の表示態様は、例えば、複数個の商品をまとめ買いしたいと思っているような利用者に対して、商品の購入コストと、購入したい数とのバランスを常に考えさせ、購入したい数が優先する場合にはなるべく早期に購入を決断させることができる表示態様となっているのである。
次に、出展者が商品を出展する際の商品情報登録処理について説明する。図10は、商品情報登録部21によって実行される詳細な処理手順の一例を示すフローチャートであり、図5の商品情報登録処理(ステップS14)における詳細な処理手順に相当する。また図11は、商品情報を登録する際、サーバ装置1から出展者端末6に送信されて出展者端末6で表示される画面の例を示す図である。
商品情報登録処理では、まずサーバ装置1から出展者端末6にログイン画面を送信し、図11(a)に示すようなログイン画面G2を出展者端末6に表示させる(ステップS200)。そして出展者ID入力欄61及びパスワード入力欄62に出展者のIDおよびパスワードを入力させ、OKボタンB6が操作されるのを待機する。商品情報登録部21は、出展者IDとパスワードが入力されると、商品データベース4にアクセスし、管理情報D20を参照してログインがOKか否かを判断する(ステップS201)。このとき、出展者の識別ができなかった場合には、ステップS202に進み、図示しない警告画面を出展者端末6に表示させて処理が終了する。これに対し、出展者が識別できた場合には、ステップS203に進んで図11(b)に示す登録初期画面G3を出展者端末6に表示させる。この登録初期画面G3では、例えば択一的選択が可能なラジオボタンB7などを表示することにより、新規商品の出展であるか、既に出展中の商品の情報を修正するかを選択させる。図例においては出展中の商品を修正する場合、商品番号入力欄63に商品番号を入力するようになっている。但し、このような表示態様に限定するものではなく、例えば、既に出展中の商品のサムネイル画像などを一覧表示し、その一覧表示の中から修正対象となる商品を選択させるような表示態様としても良い。そしてOKボタンB8が操作されると、ステップS204に進む。
ステップS204では、商品情報登録部21は新規の商品情報の登録か否かを判断し、YESの場合には新規に商品番号を付与し(ステップS205)、ステップS207に進む。一方、新規の登録でない場合には、ステップS204からステップS206に進み、商品情報登録部21は商品番号入力欄63に入力された商品番号に基づいて商品データベース4にアクセスし、修正対象となる商品情報D21を読み出す。そしてステップS207に進む。
そして商品情報登録部21は、図11(c)に示す商品情報入力画面G4を出展者端末6に表示させる(ステップS207)。新規の登録である場合、商品情報入力画面G4における商品情報入力欄64は全て空欄となっており、ここに出展者は新規に出展する商品の情報を入力する。また商品の修正である場合、商品情報入力画面G4における商品情報入力欄64には、ステップS206で読み出された情報が予めセットされており、ここに出展者はそれらの情報を自由に修正できるようになっている。そして出展者は当該商品について特別割引販売を設定したい場合には、設定ボタンB9を操作する。また入力した商品情報を商品データベース4に登録する場合には登録ボタンB10を操作する。
設定ボタンB9が操作されると、ステップS208でYESとなってステップS209に進み、商品情報登録部21は、図11(d)に示す特別割引販売情報入力画面G5を出展者端末6に表示させる。この画面G5には、開始日入力欄71、開始時刻入力欄72、第1割引販売に関する販売日数入力欄73及び販売価格74、第2割引販売に関する販売日数入力欄75及び販売価格76、第3割引販売に関する販売日数入力欄77及び販売価格78、並びに登録ボタンB11が表示される。開始時刻入力欄72及び販売日数入力欄73,75,77は、いずれもプルダウン方式によって表示される一覧メニューの中から時刻や日数を選択入力するように構成されている。例えば販売日数入力欄73,75,77は、「1日」、「2日」、「3日」のうちのいずれかから選択可能となっている。
尚、図11の例では商品情報入力画面G4と特別割引販売情報入力画面G5とがそれぞれ別の入力画面として表示される場合を示しているが、このような表示態様に限定されるものではなく、商品情報入力画面G4と特別割引販売情報入力画面G5とをひとつの入力画面で構成しても良い。
図11(c)又は(d)の各画面G4,G5において登録ボタンB10,B11が操作されると、ステップS210でYESとなり、商品情報登録部21は出展者端末6から各画面G4,G5において入力された情報を受信する(ステップS211)。そして商品情報登録部21は受信した入力情報のチェックを行う(ステップS212)。このとき、商品情報入力欄64に入力された通常販売時の販売価格が参考価格よりも低額に設定されていること、及び特別割引販売情報が正常に設定されていることがチェックされる。特に特別割引販売情報についてチェックを行う際、商品情報登録部21は、時計回路11から現在時刻を取得し、特別割引販売の開始日時が現在時刻よりも前でないことをチェックすると共に、当該商品について過去に特別割引販売が行われたことがある場合には商品データベース4から特別割引販売情報D50の終了日時D53を読み出し、前回の特別割引販売が終了してから所定期間(例えば1ヶ月)を経過していることをチェックする。前回の特別割引販売が終了してから所定期間を経過していない場合に、特別割引販売の再設定が可能であるとすると、前回の特別割引販売時に第1段階で商品を購入した購入者が不満を抱くおそれがあるため、本実施形態ではそのような再設定を規制する。またこのチェックの際、商品情報登録部21は、特別割引販売情報として受信した第1割引販売の販売価格74が通常販売時の販売価格よりも低額であること、第2割引販売の販売価格76が第1割引販売の販売価格74よりも低額であること、第3割引販売の販売価格78が第2割引販売の販売価格76よりも低額であることもチェックする。
そして入力情報をチェックした結果、異常があれば、図示しない警告画面を出展者端末6に表示させた後(ステップS214)、ステップS207に戻って再入力を促す。これに対し、チェック結果が正常であれば、ステップS215に進み、受信した入力情報に基づいて商品情報D21を商品データベース4に登録する。このとき、商品情報登録部21は、図11(c)の商品情報入力画面G4及び図11(d)の特別割引販売情報入力画面G5で入力された情報をそのまま商品情報D21として登録するので、登録時には複雑な演算処理を行う必要がなく、サーバ装置1にかかる負荷を小さくできる。また、特別割引販売情報D50を登録する際、前回の特別割引販売情報D50が既に書き込まれている場合には、前回の特別割引販売情報D50を新たな情報に書き換えて更新することにより、新たな割引販売を再設定する。尚、特別割引販売情報D50の終了日時D53は、ステップS215の登録処理を行う際、開始日時D52に対して各割引段階の期間情報D61,D71,D81を加算することによって導出され、商品データベース4に登録される。そしてステップS216で図示しない登録確認画面を出展者端末6に表示させた後、処理が終了する。
次に、購入者(利用者)が商品を購入する際の商品購入処理について説明する。図12は、購入処理部24によって実行される詳細な処理手順の一例を示すフローチャートであり、図5の商品購入処理(ステップS16)における詳細な処理手順に相当する。購入処理部24は、購入者が購入ボタンB4を操作した際、購入者端末7から受信する情報に基づいて購入対象の商品を特定する(ステップS300)。そして商品データベース4にアクセスし、購入対象となっている商品の商品情報D21を参照して商品の現在価格を取得する(ステップS301)。すなわち購入処理部24は、通常販売である場合には基本販売情報D40に含まれる通常状販売価格D46を現在価格として読み出し、特別割引販売の期間中である場合には特別割引販売情報D50のステータスD51を参照して現在の割引販売の段階を特定し、その段階に応じた割引販売価格D62、D72又はD82を現在価格として読み出す。そして図示を省略する購入手続画面を購入者端末7に表示させる(ステップS302)。購入手続画面には例えば現在の商品の販売価格や在庫数などが表示されており、購入者は購入を希望する商品の数を入力することができるようになっている。購入処理部24は、購入者によって入力操作が行われるまで待機し(ステップS303)、入力操作が行われると、購入者端末7から入力情報を受信する(ステップS304)。尚、購入を希望する商品の数については、商品販売画面G1又はG6(図4又は図8参照)の商品情報表示欄R1に購入希望数を入力する欄を予め設けておき、購入者がその欄に対して購入希望数を入力した後に購入ボタンB4を操作するような構成としても良い。この場合、購入ボタンB4が操作されたことに伴って購入者端末7から受信する情報に基づいて購入希望数を特定することができるため、ステップS302〜S304の処理を省略することができ、処理の効率化が図られる。
そして購入処理部24は、購入者端末7から受信する入力情報に基づいて購入確認画面(図示を省略)を生成し、購入者端末7に送信することにより、購入者端末7に対して購入確認画面を表示させる(ステップS305)。そして購入者によって確認操作が行われた場合(ステップS306でYESの場合)、購入処理部24は購入者端末7から確認情報を受信する(ステップS304)。購入処理部24は確認情報を受信することによって商品の購入を確定させ、当該商品の在庫数D47を書き換えて更新する。これにより、商品情報D21の在庫数D47は商品の購入が行われる都度更新されるので、常に最新の在庫情報を保持することができる。その後、購入処理部24は、購入された商品を出展する出展者の出展者端末6に対して商品の購入を示す情報を通知し(ステップS309)、終了する。
以上のように本実施形態のサーバ装置1は、商品の通常の販売価格から更に割引した価格で特別割引販売を行うことが指定された期間中である場合、特別割引販売が開催中であることを明示した表示態様で商品販売画面G6を生成し、端末装置8の画面に表示させるように構成されている。この商品販売画面G6では、上述したように、現時点における割引段階がどの段階にあるかにかかわらず、各段階ごとの割引情報表示欄81,82,83(図8参照)を全て表示し、利用者に対して各段階でどのような割引販売が行われるかを明示している。そのため、利用者は、商品販売画面G6を見れば、第1段階から第2段階へ或いは更に第3段階へと移行した場合の割引率の上昇度合いを一時に把握することができるようになっている。そのため、現時点での販売価格だけを表示する態様と比較すると、本実施形態の場合には、利用者は、時間経過に伴って段階的に低下していく販売価格の推移を全て把握することができるので、購買意欲が掻き立てられ、確実に商品を購入したい場合には早期の段階で購入手続きを行うようになる。本実施形態の場合、割引販売の段階が進むことによって販売価格をどの程度低下させるかは出展者によって自由に設定可能であるが、例えば第1段階で利用者が十分な割安感を持っている場合は、更なる販売価格の低下を期待するよりも寧ろ確実に商品を購入したいと思うようになり、第1段階で購入手続きを行わせることができる。
また本実施形態のように、特別割引販売開催中は各段階ごとの割引情報表示欄81,82,83(図8参照)を全て表示することにより、サーバ装置1に対する多数の利用者からのアクセスを段階ごとに分散させることができるという利点もある。すなわち、従来のように販売時間の残り時間とその時点での販売価格だけを表示する態様の場合には、販売時間の残り時間が僅かとなった時点に多数の利用者からのアクセスが集中する可能性があるが、本実施形態のように割引販売の各段階でどのような割引販売が行われるかを予め明示する表示態様とすることにより、多数の利用者に対して買い時と思わせるタイミングを分散させることができ、その結果、サーバ装置1に対するアクセスを分散させることができるのである。それ故、サーバ装置1にかかる負荷も分散させることができ、安定した電子商取引サービスを継続して提供することができるようになる。
特に本実施形態のサーバ装置1は、上述のようにサーバ装置1に対するアクセスを分散させることでサーバ装置1にかかる負荷を分散させることに加え、特別割引販売が開催中であることを明示した表示態様の商品販売画面G6を生成する際には、商品データベース4から常に最新の状態に保持される特別割引販売情報D50を読み出し、その読み出した情報をそれぞれ各段階の割引情報表示欄81,82,83に表示するだけであるので、各段階の割引販売価格を得るために複雑な演算処理を行う必要がなく、画面生成時にサーバ装置1にかかる負荷を小さくすることができる。したがって、従来と比較すれば、本実施形態のサーバ装置1にかかる負荷は著しく低減されており、このサーバ装置1を利用することにより、常に安定して稼働する電子商取引システムを実現することができる。
本発明の一実施形態である電子商取引システムの概略構成を示す図である。 商品データベースに格納される情報の一例を示す図である。 サーバ装置の内部機能の一構成例を示すブロック図である。 サーバ装置にアクセスすることによって端末装置に表示される商品販売画面の一例であり、特別割引販売が行われていない通常販売状態の表示態様を示す図である。 サーバ装置において機能するアクセス処理部の処理手順の一例を示すフローチャートである。 アクセス処理部と並列的に機能する特別割引販売情報管理部の処理手順の一例を示すフローチャートである。 商品販売画面出力部によって実行される詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。 サーバ装置にアクセスすることによって端末装置に表示される商品販売画面の一例であり、商品の特別割引販売が開催中である状態の表示態様を示す図である。 特別割引販売の期間中において時間経過に伴う商品情報表示欄の表示態様の変化を示す図である。 商品情報登録部によって実行される詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。 商品情報を登録する際、サーバ装置から出展者端末に送信されて出展者端末で表示される画面の例を示す図である。 購入処理部によって実行される詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 サーバ装置
4 商品データベース
5 通信網
6 出展者端末
7 購入者端末
8 端末装置
10 演算処理部
11 時計回路
20 アクセス処理部
21 商品情報登録部(商品情報登録手段)
22 商品販売画面出力部(商品販売画面出力手段)
23 特別割引販売処理部
24 購入処理部
30 特別割引販売情報管理部(特別割引販売情報管理手段)
81 第1割引情報表示欄(初期割引情報表示欄)
82 第2割引情報表示欄(中間割引情報表示欄)
83 第3割引情報表示欄(最終割引情報表示欄)
84 装飾表示
G6 商品販売画面

Claims (4)

  1. 通信網を介して接続される端末装置に対して商品の販売に関する情報を提供して電子商取引を行うサーバ装置であって、
    商品の販売価格及び在庫数を含む基本販売情報と、前記販売価格から更に割引した価格で指定期間中割引販売を行うための特別割引販売情報とを関連づけた商品情報を記憶する商品データベースと、
    前記商品データベースから商品情報を抽出し、当該商品情報に基づいて商品の販売価格及び在庫数を含む商品販売画面を生成して前記端末装置に対して送信する商品販売画面出力手段と、
    を備え、
    前記特別割引販売情報には、少なくとも初期割引情報と最終割引情報の2段階の割引情報が含まれており、前記初期割引情報は、初期割引販売を行う期間情報と前記販売価格より低額の初期割引販売価格とを含み、前記最終割引情報は、最終割引販売を行う期間情報と前記初期割引販売価格より更に低額の最終割引販売価格とを含む情報であり、
    前記商品販売画面出力手段は、前記指定期間中である場合、前記特別割引販売情報に含まれる前記初期割引情報と前記最終割引情報を読み出し、前記商品販売画面において、初期割引販売の期間と初期割引販売価格とを含む初期割引情報表示欄と、最終割引販売の期間と最終割引販売価格とを含む最終割引情報表示欄とを併せて表示すると共に、前記初期割引情報表示欄及び前記最終割引情報表示欄のうちのいずれかに対して現在の割引販売状態であることを示す装飾表示を付加することを特徴とする電子商取引におけるサーバ装置。
  2. 通信網を介して接続される端末装置に対して商品の販売に関する情報を提供して電子商取引を行うサーバ装置であって、
    商品の販売価格及び在庫数を含む基本販売情報と、前記販売価格から更に割引した価格で指定期間中割引販売を行うための特別割引販売情報とを関連づけた商品情報を記憶する商品データベースと、
    時刻をカウントする時計回路と、
    前記時計回路の時刻に基づいて、前記特別割引販売情報を適宜更新する特別割引販売情報管理手段と、
    前記商品データベースから商品情報を抽出し、当該商品情報に基づいて商品の販売価格及び在庫数を含む商品販売画面を生成して前記端末装置に対して送信する商品販売画面出力手段と、
    を備え、
    前記特別割引販売情報には、少なくとも初期割引情報と最終割引情報の2段階の割引情報が含まれており、前記初期割引情報は、初期割引販売を行う期間情報と前記販売価格より低額の初期割引販売価格とを含み、前記最終割引情報は、最終割引販売を行う期間情報と前記初期割引販売価格より更に低額の最終割引販売価格とを含む情報であり、
    前記特別割引販売情報管理手段は、前記指定期間中である場合には前記時計回路のカウント動作に連動して前記初期割引情報に含まれる期間情報をディクリメントし、初期割引販売の期間終了後、前記最終割引情報に含まれる期間情報をディクリメントするように構成され、
    前記商品販売画面出力手段は、前記指定期間中である場合、前記特別割引販売情報に含まれる前記初期割引情報と前記最終割引情報を読み出し、前記商品販売画面において、初期割引販売の期間と初期割引販売価格とを含む初期割引情報表示欄と、最終割引販売の期間と最終割引販売価格とを含む最終割引情報表示欄とを併せて表示すると共に、前記初期割引情報表示欄及び前記最終割引情報表示欄のうちのいずれかに対して現在の割引販売状態であることを示す装飾表示を付加することを特徴とする電子商取引におけるサーバ装置。
  3. 前記特別割引販売情報には更に中間割引情報が含まれており、該中間割引情報は、中間割引販売を行う期間情報と、前記初期割引販売価格より低額、かつ前記最終割引販売価格より高額の中間割引販売価格とを含む情報であり、
    前記特別割引販売情報管理手段は、前記指定期間中である場合には前記時計回路のカウント動作に連動して前記初期割引情報に含まれる期間情報をディクリメントし、初期割引販売の期間終了後に前記中間割引情報に含まれる期間情報をディクリメントし、更に中間割引販売の期間終了後に前記最終割引情報に含まれる期間情報をディクリメントするように構成され、
    前記商品販売画面出力手段は、前記指定期間中である場合、前記特別割引販売情報に含まれる前記初期割引情報と前記中間割引情報と前記最終割引情報とを読み出し、前記商品販売画面において、初期割引販売の期間と初期割引販売価格とを含む初期割引情報表示欄と、中間割引販売の期間と中間割引販売価格とを含む中間割引情報表示欄と、最終割引販売の期間と最終割引販売価格とを含む最終割引情報表示欄とを併せて表示すると共に、前記初期割引情報表示欄、前記中間割引情報表示欄及び前記最終割引情報表示欄のうちいずれか一つに対して現在の割引販売状態であることを示す装飾表示を付加することを特徴とする請求項2記載の電子商取引におけるサーバ装置。
  4. 前記商品データベースに記憶される商品情報を登録する商品情報登録手段を更に備えると共に、前記特別割引販売情報には最終割引販売の終了日時が含まれており、
    前記商品情報登録手段は、前記特別割引販売情報を書き換えることにより割引販売の再設定を行う際、書き換え前の前記特別割引販売情報から最終割引販売の終了日時を取得すると共に、前記時計回路から現在時刻を取得し、前回の最終割引販売が終了してから所定期間を経過していない場合には割引販売の再設定を禁止することを特徴とする請求項2又は3に記載の電子商取引におけるサーバ装置。
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