JP5666038B1

JP5666038B1 - 録音機能付きカレンダー装置

Info

Publication number: JP5666038B1
Application number: JP2014057424A
Authority: JP
Inventors: 竹井一男
Original assignee: 竹井一男
Priority date: 2014-03-20
Filing date: 2014-03-20
Publication date: 2015-02-04
Anticipated expiration: 2034-03-20
Also published as: JP2015180027A

Abstract

【課題】予定事項を記録・再生するための装置であって、簡単に誰もが使え、コストが安くつく録音機能付きカレンダー装置を提供する。【解決手段】リモコン１と、リモコン１からのカレンダー情報を受信してテレビ３にカレンダーを表示するための映像信号を生成する受信装置２とを備え、テレビ３に表示されたカレンダーの日付をリモコン１により設定し、設定されたカレンダーの日付に対応した行事予定を音声で入力または出力する。【選択図】図１

Description

本発明は、テレビ画面にカレンダーを表示しつつリモコン上で予定や伝言の録音及び再生が可能なカレンダー装置に関するものである。

近年高齢化が進み、日にちや曜日がすぐに解らない人、物忘れが多くなった人、歳と共に視力が落ちてきている人、などが増えている。

スケジュール管理に関して種々の先行技術文献が存在しているにもかかわらず未だに実用化普及していないのは、現在のテレビリモコンはボタンが多く、しかも多用途の為、多くの人（特に高齢者や女性の方）にとって操作が難しいためと考えられる。

特開平６−３１１４４４号公報特開平９−３７１７６号公報特開平９−３７１７７号公報特開２００４−８０２１５号公報

予定やその日の出来事を忘れないようにするために、スケジュールを手帳やカレンダーなどに書きこんだりパソコンや携帯電話等に入力したりすることもできるが、手帳の記入は手間も時間もかかり、パソコン等は入力ボタンも画面表示も小さくて見にくいためメガネが必要となるなど、高齢者にとっては何かと不便である。また、せっかく手帳やパソコン等に記入・入力をしても、見忘れて役に立たないこともある。
本発明は、簡単に誰もが使え、低コストで製造できる録音機能付きカレンダー装置を提供することを目的とする。

本発明の録音機能付きカレンダー装置は、
ケーブルを介してテレビに接続可能な受信装置（２）と、前記受信装置に対するリモコン（１）とを含む録音機能付きカレンダー装置であって、
前記リモコン(１)は、
マイクロフォン（２０７）と、
年月変更手段（２０８）及び日指定変更設定手段（２０９）と、
前記年月変更手段（２０８）及び日指定変更設定手段（２０９）によって指定された年月日を含むカレンダー情報を記録する第１のメモリー部（２０４）と、
前記マイクロフォン（２０７）から入力された音声信号を記録する第２のメモリー部（２０６）と、
前記第２のメモリー部（２０６）に記録された音声を再生するスピーカー（２１２）と、
前記第１のメモリー部（２０４）に記録されたカレンダー情報を前記受信装置（２）へ送信する信号送信手段（２０１）と、録音再生手段（２１１）と、
を備えると共に、
前記受信装置（２）は、前記信号送信手段（２０１）から送信されたカレンダー情報を受信する信号受信手段（３０１）と、前記信号受信手段（３０１）で受信したカレンダー情報からカレンダー映像信号を生成する映像表示手段（３０２）と、を備え、
前記受信装置（２）は、ケーブルを介して接続されたテレビの画面に前記カレンダー映像信号に基いてカレンダーを表示させると共に、前記録音再生手段（２１１）は、前記第２のメモリー部（２０６）に記録された音声信号を前記スピーカー（２１２）から再生することを特徴とする。
また、前記カレンダーは、日付ごとに１つ又は複数の色印を表示させるための用件内容色別表示欄（４０２）を含むと共に、前記リモコン（１）は前記用件内容色別表示欄（４０２）の各色印と対応づけられた複数の色ボタン（５０５）と録音ボタン（５０６）を備え、
前記色ボタン（５０５）のいずれか１つを押すと前記録音再生手段（２１１）が録音可能状態になると共に、前記録音ボタン（５０６）を押すと録音状態になり、
前記用件内容色別表示欄（４０２）に前記録音可能状態になった際に押された色ボタンと対応付けられた色印（６１６、７１６）が表示されるように構成してもよい。

一般に家にいる人の多くは、少なくとも毎日一度はテレビをつけると考えられるから、画面のカレンダー表示を見るのことは苦にならず、むしろ習慣になると思われる。この発明によれば、予定、伝達事項、約束事、他色々と録音再生が簡単にできるので、日記の様に其の日の有ったことや、体の調子、お天気、出来事、なんでも、リモコンに録音しておけば、思い出すのにも役に立ち、良好な社会生活ができる。

本発明の構成図リモコンのブロック図受信装置のブロック図テレビ画面の当月当日のカレンダー表示画面を示す図操作用リモコンの一例を示す図１月２０日に録音する為に色印を付けたカレンダー表示画面を示す図１月２７日に色印を見て再生するカレンダー表示画面を示す図

図１に示すように、カレンダー装置４は、リモコン１とリモコン１から送信された信号を受信する受信装置２から構成される。図１、図２に示すように、リモコン１の電源制御手段２０２を操作することで各部に電力が供給され、表示制御部２０３のメモリー部２０４からカレンダー情報が読み出され、信号送信手段２０１（赤外線等）によって読み出したカレンダー情報が受信装置２へ送信される。受信装置２は受信したカレンダー情報からカレンダー映像信号を生成し、ケーブルで接続されたテレビ３の画面にカレンダーを表示することができる。

リモコン１の年月変更設定手段２０８及び日指定変更設定手段２０９によって年月日（カレンダー４０１の日付情報）が設定され、色表示設定手段２１０によってカレンダー４０１の色表示枠４０２に表示される色（色情報）が設定されるとともに、メモリー部２０４に日付情報と色情報が記録される。ここで、カレンダー４０１の日付情報と色情報をカレンダー情報とする。

録音再生手段２１１で、録音再生制御部２０５のメモリー部２０６にマイクロフォン２０７を通して音声が録音記録される。

録音再生手段２１１でメモリー部２０６から音声を読み出してリモコン１に設けたスピーカー２１２から録音された音声が再生される。

図３に示すように、受信装置２の電源制御手段３０３を操作することで各部に電力が供給され、信号受信手段３０１は、信号送信手段２０１から赤外線等で送られた信号（カレンダー情報）を受信して、映像表示手段３０２により映像信号を生成してＨＤＭＩ（登録商標）ケーブルで接続されたテレビ３の画面にカレンダー４０１を表示させる。図１に示す様にリモコン１を操作して、受信装置２に信号を送信して、テレビ３の画面に図４に示すような１ヶ月分のカレンダー４０１を表示するとともに、画面の空き部分にリモコン操作の簡単な説明４０４と、録音する用件内容を色別に分類した用件内容色別の説明４０５を表示する。普通毎日一度はテレビの電源を入れるのでカレンダー４０１を見るのを忘れることが少ない。

本発明の録音機能付きカレンダー装置４は、便利の良い、見やすい、カレンダー４０１をテレビ３の画面に表示して、日にちも曜日も解り、予定事項等があれば、リモコン１を使い、予定の月日に設定し、マイクロフォン２０７で録音していつでも再生することができる。

以下の説明では、当日が平成２６年１月１５日、行事予定を入力する日が平成２６年１月２０日、行事予定を確認する日が平成２６年１月２７日とする。

図５は、操作用リモコンの一例を示す図である。リモコン１の電源ボタン５０２を押すと、受信装置２とテレビ３に電源が入り、受信装置２が接続されたテレビ３にカレンダー４０１が表示され、その当日の日付４０３が点滅する。

カレンダー４０１の用件内容色別表示欄４０２に色分けの印を付けることによって、簡単に用件内容が、概ね判別でき便利である。

行事予定を入れる月日を設定するには、リモコン１で月変更進むボタン５０３−１を押す毎に、カレンダー表示が次の月に進み、月変更戻るボタン５０３−２を押す毎に、カレンダー表示が前の月に戻る。設定日進むボタン５０４−１を押す毎に、点滅している日付が先に進む。設定日戻るボタン５０４−２を押す毎に点滅している日付が後ろに戻る。ここで、予定入力日付６１７（１月２０日）の設定をしたカレンダー表示画面を図６に示す。月変更進むボタン５０３−１、月変更戻るボタン５０３−２、設定日進むボタン５０４−１及び設定日戻るボタン５０４−２を総称して日付設定操作ボタンと呼ぶこともある。

予定入力日付６１７を設定して、予定事項の内容に合った色ボタン５０５の何れかを押すと設定した日の用件内容色別表示欄４０２に色印が付き録音準備状態になる。図６の色印６１６はそのことを表している。この状態でリモコン１の録音ボタン５０６を押すと、リモコン１のマイクロフォン２０７が動作し、リモコン１内のメモリー部２０６に録音される。例えば利用者が黄色ボタンを押して記念日の具体的な内容を音声で記録しておく、この場合、色表示６１６には黄色印が付いている。

録音一時停止ボタン５０８を押すと録音が中断し、再度押すと録音が続いて可能になる。録音中考えごと等で詰まったときは便利である。録音再生停止ボタン５０９を押すと録音が停止する。

録音したその日に、別の用件を録音する場合は、用件の内容に合った色ボタン５０５を押して録音ボタン５０６を押すと、再度録音される。この場合には、その日の用件内容色別表示欄４０２には複数の色印６１６が表示される。

録音された内容を再生して聞くには、予定入力日の設定と同様に、日付設定操作ボタンを操作して、例えば予定確認日１月２７日に設定する。図７は、カレンダー４０１の予定確認日付７１７の下の用件内容色別表示欄４０２にはすでに色印７１６が付いているので、再生ボタン５１１を押すと、設定の日に録音されている全ての内容が再生される。

カレンダー４０１内にいくつもの色印が付いているのは、行事予定が用件内容色別の説明４０５に分類されてメモリー部２０４に予め記録されている為である。このようにすれば、利用者がその色印を見て選別しやすく、内容を聞き出すのに便利である。

当日戻しボタン５１０を押すと、設定日が当日に戻り点滅する。再生をするには、点滅している日を移動させ、設定日進むボタン５０４−１や設定日戻るボタン５０４−２を操作して、用件内容色別表示欄４０２に丸い色印の付いている日に設定して、再生ボタン５１１を押す。すると、リモコン１のスピーカー２１２から、設定の日に録音されている全ての内容が再生される。

音量は音量調節ボタン５１３を押すと、＋で大きく−で小さく、調節できる。再度聞く場合には、同じ日の位置で、もう一度再生ボタン５１１を押し、此れを繰返すと、何度でも聞き直せる。

再生する日の情報は何件あっても、全て再生されるが、不要な場合は途中で録音一時停止ボタン５０８を押して録音を一時停止することもできる。

色ボタン５０５として、例えば、緑、青、黄、灰、の各色を用意し、それぞれの色に用件を割り当てる。例えば、緑色を会や式の様な集まる日、青色を○○に行く予定の日、黄色を誕生日や結婚記念日等、灰色をその他の用件に割り当ててもよい。

その他の用件としては、例えば、我が家のニュース、約束事、家族の体調等として日記帳の役目も兼ねることができる。このように色ごとに用件を割り当てると、カレンダー４０１を一覧した時に、録音情報の内容が概ね解り易く便利である。もちろん、色ボタン５０５の数を適宜増やすことで用件内容分類をさらに増やしてもよい。

録音情報を削除するには、設定日進むボタン５０４−１や設定日戻るボタン５０４−２を使って削除したい用件が記録されている設定日に移動させ、点滅している日の色印の色と、同じ色の色ボタン５０５を、例えば５秒間以上押し続ける。５秒間以上押し続ける様にしているのは、誤って消去してしまわないようにするためである。不要になった用件事項を取り消して必要なものだけを残し、日記帳として使うこともできる。

１リモコン
２受信装置
３テレビ
４カレンダー装置
２０１信号送信手段
２０２電源制御手段
２０３表示制御部
２０４メモリー部
２０５録音再生制御部
２０６メモリー部
２０７マイクロフォン
２０８年月変更設定手段
２０９日指定変更設定手段
２１０色表示設定手段
２１１録音再生手段
２１２スピーカー
２１３記録削除手段
３０１信号受信手段
３０２映像表示手段
３０３電源制御手段
４０１カレンダー
４０２用件内容色別表示欄
４０３当日日付
４０４リモコン操作の簡単な説明
４０５用件内容色別の説明
５０２電源ボタン
５０３−１月変更進むボタン（日付設定操作手段）
５０３−２月変更戻るボタン（日付設定操作手段）
５０４−１設定日進むボタン（日付設定操作手段）
５０４−２設定日戻るボタン（日付設定操作手段）
５０５色ボタン（色表示設定操作手段）
５０６録音ボタン
５０８録音一時停止ボタン
５０９録音再生停止ボタン
５１０当日戻しボタン
５１１再生ボタン
５１３音量調節ボタン
６１６色印
６１７予定入力日付
７１６色印
７１７予定確認日付

Claims

ケーブルを介してテレビに接続可能な受信装置（２）と、前記受信装置に対するリモコン（１）とを含む録音機能付きカレンダー装置であって、
前記リモコン(１)は、
マイクロフォン（２０７）と、
年月変更手段（２０８）及び日指定変更設定手段（２０９）と、
前記年月変更手段（２０８）及び日指定変更設定手段（２０９）によって指定された年月日を含むカレンダー情報を記録する第１のメモリー部（２０４）と、
前記マイクロフォン（２０７）から入力された音声信号を記録する第２のメモリー部（２０６）と、
前記第２のメモリー部（２０６）に記録された音声を再生するスピーカー（２１２）と、
前記第１のメモリー部（２０４）に記録されたカレンダー情報を前記受信装置（２）へ送信する信号送信手段（２０１）と、録音再生手段（２１１）と、
を備えると共に、
前記受信装置（２）は、前記信号送信手段（２０１）から送信されたカレンダー情報を受信する信号受信手段（３０１）と、前記信号受信手段（３０１）で受信したカレンダー情報からカレンダー映像信号を生成する映像表示手段（３０２）と、を備え、
前記受信装置（２）は、ケーブルを介して接続されたテレビの画面に前記カレンダー映像信号に基いてカレンダーを表示させると共に、前記録音再生手段（２１１）は、前記第２のメモリー部（２０６）に記録された音声信号を前記スピーカー（２１２）から再生することを特徴とする、
録音機能付きカレンダー装置。
前記カレンダーは、日付ごとに１つ又は複数の色印を表示させるための用件内容色別表示欄（４０２）を含むと共に、前記リモコン（１）は前記用件内容色別表示欄（４０２）の各色印と対応づけられた複数の色ボタン（５０５）と録音ボタン（５０６）を備え、
前記色ボタン（５０５）のいずれか１つを押すと前記録音再生手段（２１１）が録音可能状態になると共に、前記録音ボタン（５０６）を押すと録音状態になり、
前記用件内容色別表示欄（４０２）に前記録音可能状態になった際に押された色ボタンと対応付けられた色印（６１６、７１６）が表示されることを特徴とする請求項１記載の録音機能付きカレンダー装置。