JPH11223912A - ペーパー用現像処理装置 - Google Patents

ペーパー用現像処理装置

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JPH11223912A
JPH11223912A JP10025849A JP2584998A JPH11223912A JP H11223912 A JPH11223912 A JP H11223912A JP 10025849 A JP10025849 A JP 10025849A JP 2584998 A JP2584998 A JP 2584998A JP H11223912 A JPH11223912 A JP H11223912A
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JP
Japan
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processing
tank
silver halide
halide photographic
sensitive material
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JP10025849A
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Hiroshi Yamashita
博 山下
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03DAPPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03D3/00Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion
    • G03D3/08Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion having progressive mechanical movement of exposed material
    • G03D3/13Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion having progressive mechanical movement of exposed material for long films or prints in the shape of strips, e.g. fed by roller assembly
    • G03D3/132Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion having progressive mechanical movement of exposed material for long films or prints in the shape of strips, e.g. fed by roller assembly fed by roller assembly
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03DAPPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03D3/00Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion
    • G03D3/02Details of liquid circulation
    • G03D3/06Liquid supply; Liquid circulation outside tanks

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハロゲン化銀写真感光材料の通過不良、擦り
傷、先端部の折れ、エッジ汚れの発生頻度が低く、かつ
コンパクトなペーパー用現像処理装置の提供。 【解決手段】 ハロゲン化銀写真感光材料が処理を施さ
れる少なくとも1つの処理槽において、該処理槽と引き
続く処理槽の間の液外ターン部の曲率半径をRcm、該
ハロゲン化銀写真感光材料が処理を施される1つの処理
槽の処理液浸漬部のパス長をL1cm、ハロゲン化銀写
真感光材料の処理部での搬送速度をScm/minとす
る時、R×L1/Sの値が0.05〜0.4の範囲であ
ることを特徴とするペーパー用現像処理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はペーパー用現像処理
装置(以下、単に処理装置ともいう)に関し、更に詳し
くはハロゲン化銀写真感光材料の通過不良(ジャミン
グ)、先端部の折れ、エッジ汚れ等の発生頻度が低く、
かつコンパクトなペーパー用現像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、写真処理の迅速化の要望は高まる
ばかりであり、一方、床面積の小さなミニラボ店の増加
により自動現像機のコンパクト化の要望も高まってい
る。
【0003】こういう状況を鑑み、ハロゲン化銀写真感
光材料(以下、簡単のため感光材料、又は感材ともい
う)の自動現像機(以下、簡単のため自現機ともいう。
また処理装置とも称する。)において処理部のパス長、
搬送速度に注目した技術が特開平9−269575号、
特開平9−269577号などに開示されている。ま
た、特開平9−211823号報には処理部のパス長、
搬送速度に加えて感光材料が処理液に浸漬した状態の処
理タンクの底部が形成する曲率に着目した技術も公開さ
れている。
【0004】確かに前述の技術を自動現像機に適用する
ことで処理液に浸漬した状態での処理槽内部においての
感光材料の通過不良(以下、ジャムともいう)、擦り傷
の発生は低減可能になる。しかしながら、実際には感光
材料の通過不良や擦り傷の発生は、処理液中のターン部
よりも液外での次槽へのターン部(渡りローラー)にお
いて顕著であり、前述の技術では液外ターン部において
の、擦り傷、通過不良の発生は依然として低減されない
ままであることが判明した。更に、支持体に主として紙
を用いた感光材料の処理に供するペーパー用自動現像機
においては、感材先端部の折れや感材の切断面付近の汚
れ(エッジ汚れ)など別なる問題があった。
【0005】なお、特開平9−211823号に開示さ
れている技術は処理タンクの底部の曲率に関する技術
で、処理液に浸漬していない液外ターン部が形成する曲
率に関する本発明とは全く内容が異なるもので、液外タ
ーン部での諸問題を解決しようとする本発明とは構成及
び効果が異なっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の処理の迅速化、
自動現像機のコンパクト化を実現する手段として、液外
ターン部が形成する曲率半径(R)を低下させることが
挙げられる。しかし、過度に曲率半径を低下させた場
合、感材の搬送が良好に行えなかったり、乳剤面がラッ
クの上部或いは下部に接触し、写真表面に擦り傷が入る
など、大問題を引き起こしやすくなる。
【0007】感光材料は処理液に浸漬されて初めて塗布
されたゼラチン膜の膨潤が開始する。感光材料が最初に
処理を施される処理槽の場合では処理部の浸漬部のパス
長(L1)及び搬送速度(S)により感光材料のカール
が変化するため、液外に出た後のターン部において通過
不良や擦り傷の発生の頻度が異なってくる。
【0008】更に、搬送速度については高速になると搬
送ガイドのローラーで感光材料の詰まりが発生しやすく
なり、搬送不良発生の頻度が高くなる問題が生じる。
【0009】本発明者は上記のことを考慮して、鋭意検
討の結果、R×L1/Sの値を特定の範囲に調節するこ
とにより、液外ターン部における通過不良、擦り傷の発
生頻度を大幅に低減することを見いだしたのである。更
に感材先端部の折れとエッジ汚れも同時に解決できるこ
とを見いだした。これらのことは当初予想もできなかっ
たことであり、驚愕すべきことである。
【0010】本発明の目的は、ハロゲン化銀写真感光材
料の通過不良、擦り傷、先端部の折れ、エッジ汚れ等の
発生頻度が低く、かつコンパクトなペーパー用現像処理
装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は以下
の構成により達成される。
【0012】1.ハロゲン化銀写真感光材料が処理を施
される少なくとも1つの処理槽において、該処理槽と引
き続く処理槽の間の液外ターン部の曲率半径をRcm、
該ハロゲン化銀写真感光材料が処理を施される1つの処
理槽の処理液浸漬部のパス長をL1cm、ハロゲン化銀
写真感光材料の処理部での搬送速度をScm/minと
する時、R×L1/Sの値が0.05〜0.4の範囲で
あることを特徴とするペーパー用現像処理装置。
【0013】2.前記液外ターン部のパス長をL2cm
とするとき、前記処理槽の処理液浸漬部のパス長(L1
cm)に対する比率(L2/L1)が0.05〜1.0
の範囲であることを特徴とする前記1に記載のペーパー
用現像処理装置。
【0014】3.前記ハロゲン化銀写真感光材料が処理
を施される少なくとも1つの処理槽の開口面積比率が1
0cm2/L〜100cm2/Lの範囲であることを特徴
とする前記1又は2に記載のペーパー用用現像処理装
置。
【0015】4.前記ハロゲン化銀写真感光材料が最初
に処理を施される処理槽中における処理液浸漬部の搬送
ローラーが3対〜8対であることを特徴とする前記1〜
3の何れか1項に記載のペーパー用現像処理装置。
【0016】5.前記ハロゲン化銀写真感光材料が予め
シート状にカットされて搬送されることを特徴とする前
記1〜4の何れか1項に記載のペーパー用処理装置。
【0017】以下、本発明について更に詳細に説明す
る。
【0018】本発明の処理装置では、ハロゲン化銀写真
感光材料が最初に処理を施される処理槽が、該処理槽と
引き続く処理槽の間の液外ターン部の曲率半径をRc
m、該処理槽の処理液浸漬部のパス長をL1cm、ハロ
ゲン化銀写真感光材料の処理液部の搬送速度をScm/
minとする時、R×L1/Sの値が0.05〜0.4
の範囲で構成されるが、本発明の効果をより顕著に発現
させるためには、R×L1/Sが0.1〜0.3の範囲
であることがより好ましい。本発明のペーパー用処理装
置の処理部の一例の断面図を図1に示す。
【0019】図1に示された自動現像機の処理部はラッ
ク5とタンク4により構成され、ラックとタンクが形成
する空間に処理液は保持されている。感光材料1は、必
要なサイズにカットされた後、露光器14で露光部7に
露光され、次いで発色現像処理槽CDに導かれ、搬送ロ
ーラー3により搬送される。感光材料がラックの左側か
ら導入される場合、図の下方向に搬送され、反転ローラ
ーでラックの右側に移り上方向に搬送され、液外ターン
部6により次浴の漂白定着処理槽BFに導入される。そ
の後、感光材料は同様に搬送され、第1安定処理槽ST
B−1、第2安定処理槽STB−2、第3安定処理槽S
TB−3と順次処理を受け、感材排出口8より系外に排
出され、図示していない乾燥部で乾燥される。
【0020】図1で示される処理装置の液外ターン部6
が形成する曲率半径は1.5cmとしたが、本発明での
処理装置における液外ターン部が形成する曲率半径単独
での好ましい範囲は0.8cm〜3.0cmである。な
お、液外ターン部が複数の曲率よりなる場合は、最も小
さい曲率半径をこの場合の曲率半径と定義する。
【0021】本発明の処理槽(以下、処理タンクとも称
する。)の処理液浸漬部のパス長とは感光材料が1つの
処理工程で処理タンク内の処理液に接触する点から、処
理液から搬出されるまでの点までの長さを指す。図1の
パス長は20cmに調整したが、本発明では、パス長単
独での好ましい範囲は感光材料が最初に処理を施される
処理槽の場合には、5cm〜100cmであり、更に1
0cm〜50cmがより好ましい。
【0022】ハロゲン化銀写真感光材料が最初に処理を
施される処理槽と引き続く処理槽の間の液外ターン部の
パス長(L2cm)のハロゲン化銀写真感光材料が最初
に処理を施される処理槽の処理液浸漬部のパス長(L1
cm)に対する比率(L2/L1)を図1の処理装置で
は0.3としたが、本発明で好適に用いられるL2/L
1は0.05〜1.0の範囲であることが好ましく、
0.1〜0.5の範囲であることがより好ましい。
【0023】本発明の液外パターン部のパス長とは、感
光材料が1つの処理液から搬出された点から次の処理工
程の処理液に接触する点までの長さを指す。
【0024】図1での処理装置のハロゲン化銀写真感光
材料の搬送速度は200cm/minとしたが、本発明
の処理装置での感光材料の搬送速度は、50cm/mi
n〜500cm/minの範囲が好ましいが、ジャム発
生頻度の観点から、100cm/min〜300cm/
minの範囲がより好ましい。
【0025】本発明の処理装置の処理タンク容量は0.
5L〜10Lの範囲であることが好ましく、更に2L〜
5Lの範囲であることが好ましい。図1で示される処理
装置では、各処理槽は5.0Lとした。なお、ここでの
処理タンク容量とはサブタンクの容量も含んでいる。
【0026】本発明の処理装置のハロゲン化銀写真感光
材料が処理を施される少なくとも1つの処理槽の開口面
積比率が10cm2/Lから100cm2/Lの範囲であ
ることが好ましく、更に処理液の保存性の観点から、2
0cm2/Lから50cm2/Lの範囲であることがより
好ましい。なお、図1で示される処理装置では開口面積
比率を30cm2/Lとした。
【0027】本発明の処理装置で少なくとも1つの処理
槽中における処理液浸漬部の搬送ローラーの数は、3対
〜8対であることが、本発明の効果の点で好ましい。図
1では、搬送ローラーは6対である。
【0028】本発明の処理装置のタンク内の処理液の循
環量は毎分0.1L〜20Lの範囲が好ましく、更に、
処理液の温度コントロールの観点から、毎分1L〜10
Lの範囲であることがより好ましい。図1で示した処理
装置では発色現像処理槽では毎分5.0L、その他の処
理槽では毎分3.0Lとした。また、用いられる好まし
いポンプとしてはイワキ社製のマグネットポンプMD−
10、MD−20、MD−30が挙げられる。また、感
光材料の乳剤面に強力な処理液の噴射(ジェット撹拌)
を用いても構わない。
【0029】本発明で使用される処理液は通常の処方で
構成されるものであればどのようなものでも構わない
が、発色現像液、漂白能を有する処理液、定着能を有す
る処理液、安定液として、特開平7−281376号に
記載のものが挙げられる。
【0030】本発明で処理される感光材料として、塩化
銀、塩臭化銀、臭化銀、ヨウ臭化銀を含有する感光材料
が挙げられるが、高塩化銀乳剤からなる感光材料である
ことが好ましい。
【0031】本発明で処理される感光材料は、ハロゲン
化銀乳剤層が多層の構造をとっていてもよく、塗布され
る乳剤層は支持体の片面、両面、何れであっても構わな
い。また、磁性体を含有する磁気記録層を有していても
よい。
【0032】本発明で処理される感光材料は、予めシー
ト状にカットされて搬送される場合に本発明の効果をよ
り顕著に発現する。予めシート状にカットされていると
は、ロール状のペーパーを露光直前、又は最初の処理液
に浸漬させる直前にカットする場合を含む。
【0033】図2は、本発明の処理装置の処理部の他の
例で、この場合処理液浸漬部の搬送ローラーの数は7対
である。
【0034】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明
を行うが、本発明の実施形態はこれらに限定されるもの
ではない。
【0035】実施例1 図1で示した自動現像機の発色現像処理槽と漂白定着処
理槽の間の液外ターン部の曲率半径(Rcm)、発色現
像処理槽の処理液浸漬部のパス長(L1cm)、ハロゲ
ン化銀写真感光材料の搬送速度(Scm/min)を表
1に示したようにそれぞれ変化させ、また、コニカカラ
ーQAペーパー用処理剤CPK−2−28プロセスの発
色現像液、漂白定着液、安定液を用いて、下記の処理工
程によりコニカカラーQAペーパー タイプA6をL版
サイズで500枚連続処理し、発色現像処理槽と漂白処
理槽の間の液外ターン部における感光材料の通過不良
(ジャミング)の回数、擦り傷の様子、ペーパー先端部
の折れの発生回数、エッジ汚れの様子を観察した。結果
を表1に示す。
【0036】 (処理工程) 処理温度(℃) 補充量(ml/m2) 発色現像 42 65 漂白定着 39 65 安定−1 39 安定−2 39 安定−3 39 120 安定工程は3から1への3段向流方式とした。
【0037】(ジャミングの評価)500枚処理したな
かで、発色現像槽と漂白定着槽の間で通過不良を起こし
た回数を測定した。
【0038】(擦り傷の様子の評価基準) ◎: 処理した感材全てに擦り傷が全く確認されない ○: 処理した感材の一部に擦り傷がわずかに確認され
る程度である △: 処理した感材の一部に明らかにわかる擦り傷が認
められる ×: 処理した感材の大部分に明らかにわかる擦り傷が
認められる。
【0039】(先端部の折れの評価)500枚処理した
なかで、ペーパー先端部に折れが発生した回数を測定し
た。
【0040】(エッジ汚れの評価基準) ◎: 処理した感材にエッジ部の汚れは全く認められな
い ○: 処理した感材を重ねて側面から観察したときにエ
ッジ部がわずかに黄ばんでいる △: 処理した感材を重ねて側面から観察したときにエ
ッジ部が明らかに黄ばんでいる ×: 処理した感材を正面から観察しても明らかに周辺
部の黄ばみが見える。
【0041】
【表1】
【0042】表1の結果から明らかなように、ハロゲン
化銀写真感光材料が最初に処理を施される処理槽が、該
処理槽と引き続く処理槽の間の液外ターン部の曲率半径
をRcm、該処理槽の処理液浸漬部のパス長をL1c
m、ハロゲン化銀写真感光材料の処理液部の搬送速度を
Scm/minとする時、R×L1/Sの値が0.05
から0.4の範囲であることにより、感光材料の通過不
良、擦り傷の発生、先端部の折れ、エッジ汚れの各評価
項目の全てを満足する性能が実現できることがわかる。
【0043】実施例2 図1で示した自動現像機の発色現像処理槽と漂白定着処
理槽の間の液外ターン部のパス長(L2cm)を表2に
記載のようにして、発色現像処理槽の処理液浸漬部のパ
ス長(L1cm)に対する比率(L2/L1)を変化さ
せた。なお、発色現像処理槽と漂白定着処理槽の間の液
外ターン部の曲率半径は1.5cm、発色現像処理槽の
処理液浸漬部のパス長は30cm、感光材料の搬送速度
は180cm/minに固定した。実施例1と同様に連
続処理を行い、評価を行った。結果を表2に示した。
【0044】
【表2】
【0045】表2の結果から明らかなように、液外ター
ン部のパス長(L2cm)の処理液浸漬部のパス長(L
1cm)に対する比率(L2/L1)が0.05から
0.10の範囲である場合に本発明の効果がより顕著に
発現されることがわかる。
【0046】実施例3 図1で示した自動現像機の発色現像処理槽及び漂白定着
槽の液面に部材を入れることによりを表3に示したよう
に開口面積比率を変化させて、実施例1と同様に連続処
理を行い、評価をおこなった。結果を表3にまとめた。
【0047】
【表3】
【0048】表3の結果から明らかなように、処理槽の
開口面積比率が10cm2/Lから100cm2/Lの範
囲であることにより、本発明の効果がより顕著に発現さ
れ、更に20cm2/Lから50cm2の範囲がより好ま
しいことがわかる。
【0049】実施例4 図1で示した自動現像機の発色現像処理槽の液中の搬送
ローラーの数を表4に示したように変化させ、実施例1
と同様に連続処理を行い、評価をおこなった。結果を表
4にまとめた。
【0050】
【表4】
【0051】表4の結果から、最初の処理槽における処
理液浸漬部の搬送ローラーの数は、3対から8対の範囲
が好ましいことがわかる。
【0052】実施例5 図1で示した自動現像機において、R×L1/Sが表5
に示される値になるよう、発色現像処理槽と漂白定着処
理槽の間の液外ターン部の曲率半径(Rcm)、発色現
像処理槽の処理液浸漬部のパス長(L1cm)、ハロゲ
ン化銀写真感光材料の搬送速度(Scm/min)を調
整した。これに感光材料(カラーペーパー)としてロー
ルを一定の長さにカットしたもの(幅89mm×長さ8
00mm)と、L版相当のシート状にカットしたもの
(幅89mm×長さ127mm)を各々300枚連続処
理し、実施例1と同様に評価を行った。この結果を表5
にまとめた。
【0053】
【表5】
【0054】表5より、シート状にカットして搬送した
場合のほうが、本発明外の評価結果が悪く、本発明の処
理装置を用いた場合の改善効果が相対的に顕著であるこ
とがわかる。
【0055】
【発明の効果】本発明のペーパー用現像処理装置はハロ
ゲン化銀写真感光材料の通過不良、擦り傷、先端部の折
れ、エッジ汚れの等の発生頻度が低く、かつコンパクト
であり優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のペーパー用処理装置の処理部の一例の
断面図である。
【図2】本発明の処理装置の処理部の他の例を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 感光材料 2 ペーパーカット部 6 液外ターン部 R 液外ターン部の曲率半径

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハロゲン化銀写真感光材料が処理を施さ
    れる少なくとも1つの処理槽において、該処理槽と引き
    続く処理槽の間の液外ターン部の曲率半径をRcm、該
    ハロゲン化銀写真感光材料が処理を施される1つの処理
    槽の処理液浸漬部のパス長をL1cm、ハロゲン化銀写
    真感光材料の処理部での搬送速度をScm/minとす
    る時、R×L1/Sの値が0.05〜0.4の範囲であ
    ることを特徴とするペーパー用現像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記液外ターン部のパス長をL2cmと
    するとき、前記処理槽の処理液浸漬部のパス長(L1c
    m)に対する比率(L2/L1)が0.05〜1.0の
    範囲であることを特徴とする請求項1に記載のペーパー
    用現像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記ハロゲン化銀写真感光材料が処理を
    施される少なくとも1つの処理槽の開口面積比率が10
    cm2/L〜100cm2/Lの範囲であることを特徴と
    する請求項1又は2に記載のペーパー用現像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記ハロゲン化銀写真感光材料が最初に
    処理を施される処理槽中における処理液浸漬部の搬送ロ
    ーラーが3対〜8対であることを特徴とする請求項1〜
    3の何れか1項に記載のペーパー用現像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記ハロゲン化銀写真感光材料が予めシ
    ート状にカットされて搬送されることを特徴とする請求
    項1〜4の何れか1項に記載のペーパー用処理装置。
JP10025849A 1998-02-06 1998-02-06 ペーパー用現像処理装置 Pending JPH11223912A (ja)

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