JP2748122B2 - 感光材料の自動現像処理装置 - Google Patents

感光材料の自動現像処理装置

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JP2748122B2
JP2748122B2 JP63105330A JP10533088A JP2748122B2 JP 2748122 B2 JP2748122 B2 JP 2748122B2 JP 63105330 A JP63105330 A JP 63105330A JP 10533088 A JP10533088 A JP 10533088A JP 2748122 B2 JP2748122 B2 JP 2748122B2
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spraying
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敏行 山本
邦夫 金井
守 梅木
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Konica Minolta Inc
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  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ハロゲン化銀写真感光材料(以下、感光材
料という)の現像処理を行う自動現像機に関し、更に詳
しくは、現像処理の迅速化に適した自動現像処理装置に
関する。
〔発明の背景〕
一般に感光材料の処理工程は、現像と脱銀の基本工程
および安定化、水洗等の補助的工程からなり、感光材料
は現像、漂白、定着、安定化等の各処理液を入れた処理
槽に順次搬送して浸漬して処理が行われる。
第8図はこの自動現像処理装置の1例としてカラーネ
ガ現像を行う現像処理装置を示したもので、現像槽20
1、漂白槽202、定着槽203及び3槽の安定槽204a、204
b、204cが隣接して配置されている。感光材料は先ず現
像槽201内に搬入され現像処理液によって現像処理がな
されたのち、現像槽201から搬出され、隣接して配置さ
れた漂白槽202内に搬入され漂白処理液によって漂白処
理がなされたのち、漂白槽202から搬出され、次の定着
槽203内へと搬入され、かかる処理槽への搬入・搬出が
繰返されて現像処理工程を終える。
感光材料がロールフィルムであって大量処理を必要と
する場合には、ロールフィルムを繋ぎ合せて長いベルト
状とし処理槽を順次移動させて処理することがなされる
が、之以外の搬送手段として例えば現像処理装置内に適
当の間隔をもって多数の駆動ローラ210を配列し之によ
ってロールフィルムの搬送移動が行われる。即ち駆動ロ
ーラ210は両側にローラとその間にスプロケットを設け
て現像処理時にはスプロケットが駆動回転するローラ
で、該スプロケットは第9図示の可撓性で板状のリーダ
部材101のセンター位置に設けたパーホレーション101a
と噛合しかつリーダ部材101の両側縁部101bが装置の溝
部に案内されてリーダ部材101を搬送するようにしたも
ので、該リーダ部材101の後端部両側には例えば未現像
の135フィルムFの先端部を貼付(スプライス)し、リ
ーダ部材101の移動に随伴して移動し各処理槽内での処
理が順次行われる。
かかる自動現像処理装置について、近年、当業界にお
いては、処理に要する時間の短縮化が強く求められてお
り、その手段として、処理液中における感光材料面上の
処理液の流れの速度を高める種々の手段が知られてお
り、具体的手段として、スリット、ノズル等から感光材
料面へ処理液を噴出させる方法が実開昭52−148934号、
実開昭53−16354号、特開昭52−163333号、同55−52059
号等に開示されている。しかしかかる開示された方法で
更に処理を迅速化しようとして処理液の噴出速度を増大
させると、感光材料の裏面が搬送ガイドに接触してすり
傷が発生しやすくなる等の問題がある。このような処理
工程の所要時間を短縮化することのほかに、感光材料が
ある処理槽の処理液で処理されてから次の処理槽の処理
液に入るまでの時間、即ち渡り時間(クロスオーバータ
イムとも呼ばれている)の短縮化が有効なことも知られ
ている。
かかる渡り時間を短縮化する手段として、隣接する2
つの処理槽間の渡り部分の隔壁板の上面と処理液の自由
表面との垂直方向の距離を小にすることが考えられる
が、このような手段には、隣接する2つの処理槽の一方
の処理槽中の処理液が隔壁板を越えて隣接処理槽に入
り、その処理液を汚染し(以下、コンタミという)処理
品質が低下する不都合が起こり易い欠点がある。
〔発明の目的〕
本発明の処理液の吹出手段を自動現像処理装置に設け
るようにしたもので、処理槽内で強力に噴出させても感
光材料を傷めることなく、またコンタミを生じることな
くクロスオーバータイムを短縮し、現像処理に要する時
間の短縮を可能とする自動現像処理装置を提供すること
を目的とする。
〔発明の構成〕
本発明は上記目的を達成しようとするもので、それ
は、感光材料の移動方向に沿って配設した処理液供給手
段のパイプ又は内側を中空とした平面状の吹出しガイド
部には複数のノズルが設けられていて、処理液中におけ
る感光材料の乳剤面に対する前記複数のノズルからの処
理液の吹付け方向は、何れも感光材料の走行方向に対す
る直角方向よりも上流方向に傾けて吹付けを行っている
ことを特徴とする感光材料の自動現像処理装置によって
達成される。
〔実施例〕
第1図ないし第3図は第1の実施例を示す自動現像処
理装置の処理槽を示したもので、感光材料は乳剤面を下
側にして処理槽内に搬入・搬出される実施例である。第
1図は感光材料の搬送方向に対して側断面図、第2図は
正面方向からの断面図、第3図は平断面図を示したもの
である。図において20は処理槽で、30は処理槽20内の定
位置に装着されるラックである。処理槽20の下側には処
理液の吹付を行うためのポンプと連絡するパイプ口21が
設けられていて、このパイプ口21からパイプは処理槽20
内で分岐して、感光材料の乳剤面に対抗し吹付けを行う
ようにノズルを設けた処理液供給手段のパイプ22a、22
b、23a、23bが感光材料の移送方向の前後に配設されて
いる。
一方、ラック30は両側を側板31、32に支持されてい
て、駆動力入力部33に入力した回転力は、歯車やチェー
ン等の動力伝達系34a、34bによって伝達され、スプロケ
ット35a,35bを回転させる。スプロケット35a、35bは先
に説明したリーダ部材101に設けられたパーホレーショ
ン101aと噛合しフィルムを駆動するためのもので側板3
1、32に設けた溝部311、312、321、322はリーダ部材101
の側縁部101bも案内する溝である。スプロケット35a、3
5bの両側には夫々ローラ36a,36bが回動可能となってい
る。また側板31,32間にはステーを兼ねたガイド部材37
があってフィルムの蛇行を防止している。38も同じくガ
イド部材でフィルムがラック30外へ躍り出るのを防止し
ている。
このような構造の処理槽20には液面Lpまで処理液を充
満し、パイプ口21から高圧の処理液が送り込まれる。ま
た駆動力入力部33から回転力は伝達され、スプロケット
35a、35bは同方向に回転してフィルムFを第1図に示す
搬送路PFを通って搬入され処理を終えたのち搬出され
る。本発明はこの搬送路PFにあるフィルムに対し、処理
液中においてはパイプ22、23からの吹付け方向はフィル
ムの走行方向に対する直角方向よりも上流方向に傾いて
いて、フィルムが下向きに移動している個所では処理液
はノズルから斜め上向きに吹付けられ、フィルムが上向
きに移動している個所ではノズルから処理液は斜め下向
きに吹付けられる。(何れも第1図矢印で示す) また処理液外にあってはフィルムの搬送方向に関係な
くパイプ22、23からの乳剤面に対する吹付け方向は水平
方向に対して下向きに傾いている。(同じく第1図矢印
で示す) 第4図(a)、(b)はパイプ22、23の壁面に設けた
ノズル24の拡大図を示したもので、ノズル24はパイプ2
2、23の壁面に斜めに穿孔したものでもよいし、また別
に喙状の突出部を斜めに設けたものでもよい。
第5図ないし第7図は第2の実施例を示す自動現像処
理装置の処理槽を示したもので、感光材料は乳剤面を上
側にして処理槽内に搬入・搬出される実施例である。第
5図は感光材料の搬送方向に対して側断面図、第6図は
正面方向からの断面図、第7図は平断面図を示したもの
である。
図において40は処理槽で、50は処理槽40内の定位置に
装着されるラックで、感光材料の乳剤面への吹付けはラ
ック50側からなされる。ラック50は両側を側板51、52に
支持されていて、駆動力入力部53に入力した回転力は、
歯車やチェーン等の動力伝達系54a、54bによって伝達さ
れ、リーダ部材101を駆動するスプロケット55a、55bを
回転させる。また側板51、52にはリーダ部材101の側縁
部101bを案内する溝部511、512、521、522が設けられて
いる。またフィルムFの搬送路PFに沿ってフィルム背面
側には側板51、52間のステーを兼ねたガイド部材56a、5
6bが、フィルム乳剤側には対向してノズル部59を穿孔し
た処理液供給手段の平面状の吹出しガイド部57a、57b、
58a、58bが設けられている。
内側を中空とした吹出しガイド部57a、57b、58a、58b
はパイプ61に連絡していてラック50を処理槽40内の定位
置に装着すると、前記パイプ61は処理槽40に設けられた
連絡パイプ41と連結し、外部のポンプで加圧された処理
液は連絡パイプ41,パイプ61を通って吹出しガイド部5
7、58にはいり、ノズル59からフィルムの乳剤面に向け
て処理液は吹付られる。第5図で搬送路PFにあるフィル
ムFの乳剤面に対して、ノズル59からの処理液の吹付け
方向を矢印をもって示している。Lpは処理液の液面を示
しているが図示したようにノズル59からの処理液の吹付
け方向は処理液中においてはフィルムの走行方向に対す
る直角方向よりも上流方向に傾いており、液外において
は水平方向に対して下向に傾いて吹付けるようノズルの
方向が定められている。
〔発明の効果〕
以上の実施例からも明らかなように、フィルムの乳剤
面に対するノズル等による処理液の吹付方向は処理液内
にあっていは従来直角方向であったのに対し、本発明で
はフィルムの移動方向に対して直角方向よりも上流側に
傾いているので、乳剤面に対する吹付けられる処理液の
相対的な吹付け速度は大きくなり、また吹付け速度を大
とするときは処理液は処理槽内で有効な対流・撹拌をお
こし、あるいは助長して、新たな処理液が乳剤面に接触
して処理効果を高める効果がある。また処理液外では従
来処理液を乳剤面に対して吹付けることはなされていな
かった。之に対して本発明は処理槽間の渡り部分で乳剤
面に対して処理液の吹付けを行うもので、之によって実
質的なクロスオーバータイムを短縮し、かつ吹付方向を
水平方向よりも下向に傾けてあるのでコンタミを防止す
る効果をも併せもつもので、本発明によって、処理槽内
の少なくともその1つに本発明による吹付け手段を設け
ることにより処理時間を短縮する効果が得られることと
なった。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の第1の実施例を示す処理
槽を示したもので、第1図は側面側からの断面図、第2
図は正面側からの断面図、第3図は平断面図を示す。 第4図(a),(b)は何れもノズル部の断面図を示
す。 第5図ないし第7図は本発明の第2の実施例を示す処理
槽を示したもので、第5図は側面側からの断面図、第6
図は正面側からの断面図、第7図は平断面図を示す。 第8図は従来の自動現像処理装置の1例を示す構成図、
第9図はリーダ部材に接続したフィルムを示す。 20、40…処理槽 22、23…パイプ 24、59…ノズル 30、50…ラック 35、55…スプロケット 37、38、56…ガイド部材 57、58…吹出しガイド部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光材料の移動方向に沿って配設した処理
    液供給手段のパイプ又は内側を中空とした平面状の吹出
    しガイド部には複数のノズルが設けられていて、処理液
    中における感光材料の乳剤面に対する前記複数のノズル
    からの処理液の吹付け方向は、何れも感光材料の走行方
    向に対する直角方向よりも上流方向に傾けて吹付けを行
    っていることを特徴とする感光材料の自動現像処理装
    置。
  2. 【請求項2】処理液面上にある感光材料の乳剤面に対し
    て処理液の吹付けを行う吹付け手段を有し、該吹付け手
    段の吹付け方向は水平方向に対して下向きに傾けて吹付
    けを行っていることを特徴とする特許請求の範囲(1)
    に記載の感光材料の自動現像処理装置。
JP63105330A 1988-04-26 1988-04-26 感光材料の自動現像処理装置 Expired - Lifetime JP2748122B2 (ja)

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JPH01273044A JPH01273044A (ja) 1989-10-31
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5765339U (ja) * 1980-10-07 1982-04-19
JPS63173244U (ja) * 1987-04-30 1988-11-10

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