JPH11223185A - スクロール型流体機械における可動スクロールの自転阻止機構 - Google Patents

スクロール型流体機械における可動スクロールの自転阻止機構

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JPH11223185A
JPH11223185A JP10024269A JP2426998A JPH11223185A JP H11223185 A JPH11223185 A JP H11223185A JP 10024269 A JP10024269 A JP 10024269A JP 2426998 A JP2426998 A JP 2426998A JP H11223185 A JPH11223185 A JP H11223185A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクロール型流体機械における可動スクロー
ルの自転阻止機構に大きい改造を施さずに、その耐久性
を向上する。 【解決手段】 固定スクロールに対して公転する可動ス
クロール20に固定された可動レース25と、可動レー
スに対向する固定レース24が、それぞれ可動スクロー
ルの公転軌跡に沿う環状の複数の転走溝24c,25c
を有し、複数のボール26がそれぞれ可動レースの複数
の溝と固定レースの複数の溝の間で挾持される。可動レ
ースのボール軌道直径Sa と固定レースのボール軌道直
径Sb の関係が、Sa <Sb 又はSa >Sb であり、か
つ、可動レース、複数のボール及び固定レースから構成
される可動スクロールの自転阻止機構は、(Sa
b )/2の公転半径を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮機、真空ポン
プ及び膨張機等のスクロール型流体機械に関し、特にそ
の運転時に公転する可動スクロールの自転を阻止する機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平9−310685号公報に記載さ
れた従来のスクロール型圧縮機における可動スクロール
の自転阻止機構について説明する。
【0003】まず、従来の第1の技術について図5〜図
10を参照して説明する。図5において、スクロール型
圧縮機のハウジング10は、大径の有底円筒体から成る
リアハウジング10aと、リアハウジング10aの開放
端に固定された、大径円筒部10b1及び小径円筒部1
0b2から成るフロントハウジング10bとを備えてい
る。リアハウジング10aとフロントハウジング10b
とは、同心状に配設されている。
【0004】ハウジング10の中心軸線X上に配設され
たシャフト11が、フロントハウジング10bの小径円
筒部10b2を通って、ハウジング10内に延びてい
る。シャフト11は、フロントハウジング10bの小径
円筒部10b2に包囲された小径部11aと、フロント
ハウジング10bの大径円筒部10b1に包囲された大
径部11bとを備えている。大径部11bの端面には、
軸線Xに平行に延びる駆動ピン12が、軸線Xから偏心
して固定されている。シャフト11は、大径部11bが
ボールベアリング13を介してフロントハウジング10
bの大径円筒部10b1により回転自在に支承され、小
径部11aがボールベアリング14を介してフロントハ
ウジング10bの小径円筒部10b2により回転自在に
支承されている。
【0005】フロントハウジング10bの小径円筒部1
0b2の径方向外方に電磁クラッチ15が配設されてい
る。電磁クラッチ15は、フロントハウジング10bの
小径円筒部10b2に回転自在に外嵌すると共に、図示
しないVベルトを介して図示しない外部駆動源に接続さ
れたプーリ15aと、フロントハウジング10bの小径
円筒部10b2に固定された励磁コイル15bと、シャ
フト11の小径部11aの端部に固定された回転伝達板
15cとを備えている。電磁クラッチ15を介して、図
示ない外部駆動源によりシャフト11が回転駆動され
る。
【0006】リアハウジング10a内には、固定スクロ
ール16が配設されている。
【0007】固定スクロール16は、軸線Xと同心に配
設されてリアハウジング10aに嵌合する円板状の端板
16aと、端板16aの一方の面に形成されたうず巻き
体16bと、端板16aの他方の面に形成された脚16
cとを備えている。端板16aの中心部には吐出穴16
a1が形成されている。固定スクロール16は、脚16
cがリアハウジング10aの底部10a1に当接した状
態で、ボルト17により、リアハウジング10aに固定
されている。固定スクロールの端板16aにより、リア
ハウジング10aの内部空間は吸入室18と吐出室19
とに仕切られている。
【0008】リアハウジング10a内には、固定スクロ
ール16に隣接して公転部材としての可動スクロール2
0が配設されている。可動スクロール20は、円板状の
端板20aと、端板20aの一方の面に形成されたうず
巻き体20bと、端板20aの他方の面に形成された環
状のボス20cとを備えている。端板20aの中心軸線
は、軸線Xから偏心している。可動スクロール20のう
ず巻き体20bは、固定スクロール16のうず巻き体1
6bとかみ合っている。
【0009】ボス20cには、端板20aと同心に配設
された厚肉円板状のブッシュ21が、ニードルベアリン
グ22を介して回転自在に内嵌している。ブッシュ21
には、軸線Xに平行に延びる偏心貫通穴21aが形成さ
れ、また、径方向に延びるバランスウエイト23が固定
されている。貫通穴21aは、シャフト11の大径部1
1bに固定された駆動ピン12を、摺動可能に収容して
いる。
【0010】フロントハウジング10bの大径円筒部1
0b1の端部に固定された固定レース24と、可動スク
ロール20の端板20aに固定された可動レース25
と、周方向に互いに間隔を隔てて固定レース24と可動
レース25との間に介在する複数のボール26とによ
り、可動スクロール20の自転を防止するためのボール
カップリング、即ち、自転阻止機構が構成されている。
【0011】図6(a),(b)を参照して、ボールカ
ップリングについて説明する。固定レース24及び可動
レース25はいずれも、鉄を素材としてプレス成形によ
り製造されたものであり、円環状を成している。固定レ
ース24及び可動レース25にはそれぞれ一面に、周方
向に互いに間隔を隔てて複数の環状にのびた転走溝24
c,25cが形成されている。ボール26は軸受鋼より
なり、固定レース24の転走溝24cとこれに対峙する
可動レース25の転走溝25cとに挾持された状態で、
固定レース24と可動レース25との間に介在してい
る。
【0012】さらに図7を参照して説明を続ける。転走
溝24c,25cの内面は、曲率半径R1をもつ曲面よ
りなる内周部24c1,25c1と、曲率半径R2をも
つ曲面よりなる外周部24c2,25c2と、これらの
間を接続した底部24c3,25c3とを有している。
内周部24c1,25c1の曲率半径R1と外周部24
c2,25c2の曲率半径R2は、互いに同じでもよい
し、また少し違っていてもよい。とにかく、曲率半径R
1とR2は、いずれもボール26の半径と近似しかつボ
ール26の半径よりも大きい値、即ち、ボール26の半
径よりも僅かに大きい値に設定されている。
【0013】底部24c3,25c3は、内周部24c
1,25c1及び外周部24c2,25c2の接線とな
る平坦面とされている。換言すると、底部24c3,2
5c3は、内周部24c1,25c1及び外周部24c
2,25c2間をそれぞれ滑らかに接続した幾何学上の
曲面であって、曲率半径が大きい曲面である。底部24
c3,35c3の中央の直径は、可動スクロール20の
公転運動の半径と略同一値に設定されている。また底部
24c3,25c3の幅寸法は、実行転走跡幅の約1/
3に設定されている。底部24c3,25c3の幅寸法
を、スクロール型圧縮機のスクロールの形状誤差、レー
スの取付位置誤差及び転走溝の位置誤差を見込んだ幅に
設定することは好ましい。
【0014】一方、固定側レース24及び可動側レース
25の反対面には平坦部24d,25dを設けている。
平坦部24d,25dは、底部24c3,25c3の幅
寸法よりも大きい。したがって固定レース24及び可動
レース25は、レース支持部材となるフロントハウジン
グ10bの大径円筒部10b1及び可動スクロール20
の端板20aに底部24c3,25c3の幅寸法よりも
大きい幅にわたって接触し支持される。
【0015】図5に戻り、上述したボールカップリング
を備えたスクロール型圧縮機の作動につき説明する。図
示しない外部駆動源により、電磁クラッチ15を介し
て、シャフト11が回転駆動される。シャフト11が回
転すると、ブッシュ21が軸線Xの回りを公転し、可動
スクロール20が軸線Xの回りを公転する。可動スクロ
ール20の公転により、互いにかみ合う可動スクロール
のうず巻き体20bと固定スクロールのうず巻き体16
bとの間に形成された空間、すなわち圧縮室が、その容
積を減少させつつ、うず巻きの中心方向へ移動する。こ
の結果、外部流体回路からハウジング10に形成された
図示しない吸入ポートを通って吸入室18に流入した流
体が、両うず巻きの外周端部から圧縮室内に取り込ま
れ、圧縮室内で圧縮され、固定スクロールに形成された
吐出穴16a1を通って、吐出室19に流出する。吐出
室19に流入した加圧流体は、リアハウジング10aに
形成された図示しない吐出ポートを通って、外部流体回
路へ流出する。
【0016】流体を圧縮する際に可動スクロール20に
加わる軸線X方向の反力と、径方向の可動スクロール自
転阻止力とは、可動レース25、ボール26、固定レー
ス24を介してフロントハウジング10bに伝達され
る。
【0017】可動スクロール20の公転に伴って、ボー
ル26は、転走溝24c,25c内を、可動スクロール
20の公転半径と略同一直径の円軌道を描いて転走す
る。転走溝24c,25cの底部24c3,25c3の
直径は、可動スクロール20の公転運動の半径と略同一
値に設定されているので、可動スクロール20の公転に
伴って、ボール26は、転走溝24c,25cの底部2
4c3,25c3に押しつけられた状態で、転走溝24
c,25c内を可動スクロール20の公転半径と略同一
直径の円軌道を描いて滑らかに転走することができる。
この結果、可動スクロール20は、フロントハウジング
10b、ひいては固定スクロール16に対して、所定の
角度関係を維持しつつ、公転することになる。
【0018】可動スクロール20が公転する際に、可動
スクロール20は、ブッシュ21の回りに自転しようと
する。しかし、ボール26の転走範囲が、転走溝24
c,25c内に限定されるので、可動スクロール20の
自転は阻止される。
【0019】このときボール26は、概ね転走溝24
c,25cの底部24c3,25c3に沿って転走する
ことになる。即ち、たとえスクロール型圧縮機の実際の
製造において部品の寸法公差や取付けズレにより転走溝
24c,25cの半径と可動レース25の実際の公転半
径とに寸法差が生じたとしても、ボール26が転走溝2
4c,25cの底部24c3,25c3からずれた曲
面、つまり、内周部24c1,25c1及び外周部24
c2,25c2に乗り上げた状態で転走する虞はほとん
どない。さらに、ボール26から固定レース24及び可
動レース25に作用するスラスト力F0 の作用線は、互
いにほぼ一致し軸方向に沿ったものとなる。
【0020】また一般に、スクロール型圧縮機では可動
スクロール20にかかる圧縮反力への抗力を発生する必
要がある。この抗力を発生するために、ボール26が転
走溝24c,25cの溝底から溝曲面に乗り上げようと
する力を受けることが想定される。このとき、固定レー
ス24及び可動レース25はその背面が曲面となってい
ると、ボール26の乗り上げによる分力によりレース支
持部材への食い込み又は着脱を繰り返し、これによりフ
レッチング摩耗を起こす。これに対し、上述したように
固定レース24及び可動レース25の背面に平坦部24
d,25dを設けると、レース支持部材との接触面の面
圧低下が起こると共にボール26の下にレースの浮いて
いる箇所がなくなる。したがってフレッチング摩耗を予
防できる。
【0021】図8に移り、従来の第2の技術の回転阻止
機構としてのボールカップリングを説明する。図6及び
図7に示したボールカップリングと同様な部分には同じ
符号を付して説明を省略する。
【0022】図8に示すボールカップリングにおいて
は、固定レース24及び可動レース25の転走溝24
c,25cの底部24c3,25c3の曲率半径R3
を、内周部24c1,25c1の曲率半径R1及び外周
部24c2,25c2の曲率半径R2のいずれよりもは
るかに大きい値に設定されている。この場合でも、底部
24c3,25c3を内周部24c1,25c1及び外
周部24c2,25c2の接線となるように形成するこ
とは勿論である。これによれば、転走溝24c,25c
の内面が連続的な曲面になるため、局所的な面圧の上昇
を防止できる。なお、曲率半径R1とR2は互いに同じ
でもよいし、また少し違っていてもよい。
【0023】このように転走溝24c,25cの底部2
4c3,25c3は、必ずしも平坦である必要はない。
即ち、内周部24c1,25c1及び外周部24c2,
25c2を曲率半径R1,R2の曲面とした場合には、
底部24c3,25c3を幾何学上の曲面であって曲率
半径R1,R2よりも大きい曲率半径の曲面とすればよ
い。
【0024】図9に移り、従来の第3の技術の回転阻止
機構としてのボールカップリングを説明する。図7や図
8に示したボールカップリングと同様な部分には同じ符
号を付して説明を省略する。
【0025】図9に示すボールカップリングにおいて
は、固定レース24及び可動レース25の転走溝24
c,25cの内面を、環状の径方向に長軸をもつ楕円に
したがう曲面としている。換言すると、2つの焦点をも
つ楕円を長軸で割った半分または一部にしたがって固定
レース24及び可動レース25の転走溝24c,25c
の内面を形成している。これによっても、転走溝24
c,25cの内面が連続的な曲面になるため、局所的な
面圧の上昇を防止できる。
【0026】図10を用いてさらに具体的に説明する。
ボール26の直径をdとすると、転走溝25cの底から
楕円eの焦点f1,f2までの距離Hは次の式を満たす
ものとする。
【0027】H=(d/2)+r ここでr≧0とする。
【0028】また可動レース25の一面から2つの焦点
f1,f2までの距離をA1、2つの焦点f1,f2の
相互間隔をC1とすると、次の式が成立する。
【0029】A1+B1+C1=A2+B2+C1 したがって可動レース25の転走溝25cの内面を形成
する場合の楕円の2つの焦点f1,f2の位置を求める
ことができる。
【0030】なお図10では可動レース25について示
したが、固定レース24の転走溝24cの内面を形成す
る場合も、同様に実施できる。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】従来のスクロール型圧
縮機における可動スクロールの自転阻止機構では、可動
レースのボール軌道直径をSa とし、固定レースのボー
ル軌道直径をSb とするとき、Sa =Sb であり、ボー
ルが回転するときの中心軸は、圧縮機のハウジングの中
心軸線Xに常に直角である。したがって、ボールと可動
固定各レースとの接触は、ボールの中心に対して対称な
位置で行われていたから、ボールの一部分のみが可動固
定各レースと転がり接触を行っていたので、ボールの耐
久性が低下した。
【0032】また、Sa ≠Sb となった場合、可動スク
ロール及び固定スクロールの各スクロール壁によって決
定される公転半径(可動スクロールの旋回半径)と、可
動スクロールの自転阻止機構(可動レース、複数のボー
ル及び固定レース)によって得られる公転半径との差
が、各スクロール壁同士の接触関係を悪化させた。各ス
クロール壁同士の接触が強過ぎるときは、圧縮機の効率
が低下し、ボールが可動固定各レースの転走溝を乗り上
げるから、可動スクロールの自転阻止機構は摩耗変形す
るので、耐久性が低下した。各スクロール壁同士の接触
が弱過ぎるときは、各スクロール壁によって仕切られる
各圧縮室のシールが不十分となるから、圧縮性能が低下
した。
【0033】そこで、本発明は、従来のスクロール型圧
縮機における可動スクロールの自転阻止機構の欠点を改
良し、自転阻止機構に大きい改造を施すことなく、スク
ロール型流体機械における可動スクロールの自転阻止機
構の耐久性を向上しようとするものである。
【0034】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の手段を採用する。
【0035】1.固定スクロールに対して公転する可動
スクロールに固定された可動レースと、前記可動レース
に対向する固定レースが、それぞれ前記可動スクロール
の公転軌跡に沿う環状の複数の転走溝を有し、複数のボ
ールがそれぞれ前記可動レースの前記複数の転走溝と前
記固定レースの前記複数の転走溝の間で挾持されるスク
ロール型流体機械において、前記可動レースのボール軌
道直径をSa とし、前記固定レースのボール軌道直径を
b とするとき、Sa <Sb であり、かつ、前記可動レ
ース、前記複数のボール及び前記固定レースから構成さ
れる前記可動スクロールの自転阻止機構は、(Sa +S
b )/2の公転半径を有するスクロール型流体機械にお
ける可動スクロールの自転阻止機構。
【0036】2.固定スクロールに対して公転する可動
スクロールに固定された可動レースと、前記可動レース
に対向する固定レースが、それぞれ前記可動スクロール
の公転軌跡に沿う環状の複数の転走溝を有し、複数のボ
ールがそれぞれ前記可動レースの前記複数の転走溝と前
記固定レースの前記複数の転走溝の間で挾持されるスク
ロール型流体機械において、前記可動レースのボール軌
道直径をSa とし、前記固定レースのボール軌道直径を
b とするとき、Sa >Sb であり、かつ、前記可動レ
ース、前記複数のボール及び前記固定レースから構成さ
れる前記可動スクロールの自転阻止機構は、(Sa +S
b )/2の公転半径を有するスクロール型流体機械にお
ける可動スクロールの自転阻止機構。
【0037】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態例である可
動スクロールの自転阻止機構としてボールカップリング
を備えるスクロール型圧縮機について説明する。
【0038】本実施の形態例に係るスクロール型圧縮機
の基本的構成は、従来のそれと同様である。したがっ
て、本実施の形態例の要点について図1〜図4を参照し
て説明する。可動スクロールの自転阻止機構は、可動ス
クロール20の公転を許容するが自転を許容しないもの
であり、可動レース25、複数のボール26及び固定レ
ース24から構成され、可動スクロール20とフロント
ハウジング10bとの間に設置される。図1において、
可動スクロール20のうず巻き体20bは、固定スクロ
ールのうず巻き体16bとかみ合っている。可動スクロ
ール20の端板20aと厚肉円板状のブッシュ21と
は、同心に配設され、ブッシュ21は、ニードルベアリ
ング22を介して可動スクロール20のボス20cに回
転自在に内嵌している。
【0039】可動スクロール20の端板20aのフロン
トハウジング10b側には、可動レース25が固定され
ている。フロントハウジング10bの可動スクロール2
0側には、固定レース24が固定されている。可動レー
ス25と固定レース24は、それぞれ可動スクロール2
0の公転軌跡に沿う環状の複数の転走溝25c,24c
を有する。可動レース25の複数の転走溝25cと固定
レース24の複数の転走溝24cとの間には、それぞれ
ボール26が介在されている。なお、フロントハウジン
グ10bとリアハウジングとの間には、シール部材27
が配設されている。
【0040】図2において、リング状の可動レース25
の所定半径の円周上には、環状の複数の転走溝25cが
等間隔で設けられている。各転走溝25cの中央には、
凸部25eが形成され、凸部25eは、ボール26が転
走するときの中心となる。同様に図2において、リング
状の固定レース24の所定半径の円周上には、環状の複
数の転走溝24cが等間隔で設けられている。各転走溝
24cの中央には、凸部24eが形成され、凸部24e
は、ボール26が転走するときの中心となる。
【0041】可動レース25のボール軌道直径をSa
固定レース24のボール軌道直径をSb 、可動スクロー
ル20の自転阻止機構の公転半径(旋回半径)をS1
可動スクロール20の公転半径(旋回半径)をS2 とす
ると、次の関係が成立する。
【0042】 Sa >Sb 又は Sa <Sb1 =(Sa +Sb )/2 S1 ≒S2 以下にボール26の挙動の説明をSa >Sb の場合につ
いて詳細に行う。
【0043】可動スクロール20の自転阻止機構は、組
み付けたままの状態では、ボール26が可動レース25
の転走溝25cの溝底と固定レース24の転走溝24c
の溝底に接しているときが、最も安定している(以下
「条件1」という。)。圧縮機が起動したときには、可
動レース25におけるボール26の転走距離(周長さ)
と固定レース24におけるボール26の転走距離が等し
いこと(以下「条件2」という。)、及び、可動スクロ
ール20の自転阻止機構全体の中心軸線X方向の高さが
最も低い状態であること(以下「条件3」という。)
が、安定したボール挙動の条件である。
【0044】従来、可動レースのボール軌道直径と固定
レースのボール軌道直径が等しい可動スクロールの自転
阻止機構では、条件1〜3が同時に成立し、ボールは常
に同じ回転軸の回りを回転する。したがって、ボールは
その周面の同じ箇所で可動レースの転走溝及び固定レー
スの転走溝と転がり接触を行うため、ボールの表面の限
られた緯度範囲に金属疲労が集中して表面の部分的剥離
に至る欠点があった。
【0045】本発明では、可動レース25のボール軌道
直径Sa と固定レース24のボール軌道直径Sb が等し
くない構成であり、また、ボール26の回転軸が中心軸
線X方向に直角な方向に対して若干傾斜しているため、
条件1〜3が同じ接触形態(同じ接触点)では成立しな
くなり、可動レース25の転走溝25c及び固定レース
24の転走溝24cに対するボール26の接触点が漸次
移動し、ある幅を持って分布することになる。したがっ
て、可動レース25の転走溝25c及び固定レース24
の転走溝24cに対する接触応力が発生するボール26
の表面の箇所は分散されるため、ボール26の耐久性が
向上する。
【0046】本発明でも、可動スクロール20の自転阻
止機構は、組み付けたままの状態では、ボール26が可
動レース25の転走溝25cの溝底と固定レース24の
転走溝24cの溝底に接しているときが、最も安定して
いる(条件1の状態)。しかし、圧縮機が起動したと
き、可動レース25におけるボール26の転走距離(周
長さ)と固定レース24におけるボール26の転走距離
が等しくなる(条件2の状態となる)ためには、ボール
26と可動レース25の接触点Puの凸部25eからの
距離と、ボール26と固定レース24の接触点Pdの凸
部24eからの距離が等しくなる必要があるので、ボー
ル26は固定レース24の転走溝24cの外縁24f側
へボール乗り上げ振れ角θだけ乗り上げる。転走溝24
cの曲率半径をrとすると、図3に示されるように、 sinθ=(Sa −Sb )/(2×r) また、可動スクロール20の自転阻止機構全体の中心軸
線X方向の高さ変化量ΔHが最も低い状態(条件3の状
態)は、複数のボール26が可動レース25の転走溝2
5cと固定レース24の転走溝24cの間に挾持されて
いるので、実際上θ−φ=φ程度の状態である。ただ
し、φはボール26が可動レース25の転走溝25cの
凸部25e側へ乗り上げるボール乗り上げ振れ角であ
る。
【0047】ボールの直径をdw 、固定レース側ボール
高さ変化量をΔHd 、可動レース側ボール高さ変化量を
ΔHu とすると、次の式が成立する。
【0048】 ΔHd =(1−cos(θ−φ))×(r−dw /2) ΔHu =(1−cosφ)×(r−dw /2) ΔH=ΔHd +ΔHu 一計算例として、r=4mm、dw =7mm、θ=10
°とした場合、φ=0〜10°の範囲では、条件1の状
態と条件2の状態のΔHの差は0.004〜0.008
mmと極めて小さく、加えて条件3の状態は条件1と条
件2の中間の状態であり、実際上条件1〜3は同時に成
立する。実験結果を図4に示す。
【0049】Sb =Sa −dw ×sinθであるから、
a =5mmの場合、Sb =3.784mmとなる。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次の効果を奏することができる。
【0051】1.可動レース及び固定レースの各転走溝
に対するボールの接触点が漸次移動するので、ボールの
耐久性が向上する。
【0052】2.可動レース及び固定レースの各転走溝
の断面形状を、単純な円弧又は円弧に近似した曲線によ
り形成したから、従来の楕円や複数曲線の併用のような
複雑な形状と対比して、製作しやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態例の要部の断面図であ
る。
【図2】本発明の一実施の形態例におけるボールが固定
レースの転走溝の外縁側へ乗り上げた状態を示す断面図
である。
【図3】本発明の一実施の形態例におけるボールが固定
レースの転走溝の外縁側と可動レースの転走溝の凸部側
へそれぞれ乗り上げた状態を示す断面図である。
【図4】本発明の一実施例のボール乗り上げ振れ角と高
さ変化量の関係を示すグラフである。
【図5】従来の第1の可動スクロールの自転阻止機構を
備えるスクロール型圧縮機の縦断面図である。
【図6】従来の第1の可動スクロールの自転阻止機構を
示し、(a)は正面図、(b)は横断面図を、それぞれ
示す。
【図7】従来の第1の可動スクロールの自転阻止機構の
要部の拡大断面図である。
【図8】従来の第2の可動スクロールの自転阻止機構の
要部の拡大断面図である。
【図9】従来の第3の可動スクロールの自転阻止機構の
要部の拡大断面図である。
【図10】従来の第3の可動スクロールの自転阻止機構
の要部の説明である。
【符号の説明】
10b フロントハウジング 16b 固定スクロールのうず巻き体 20 可動スクロール 20a 可動スクロールの端板 20b 可動スクロールのうず巻き体 20c 可動スクロールのボス 21 ブッシュ 22 ニードルベアリング 24 固定レース 24c 転走溝 24e 凸部 24f 外縁 25 可動レース 25c 転走溝 25e 凸部 26 ボール 27 シール部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定スクロールに対して公転する可動ス
    クロールに固定された可動レースと、前記可動レースに
    対向する固定レースが、それぞれ前記可動スクロールの
    公転軌跡に沿う環状の複数の転走溝を有し、複数のボー
    ルがそれぞれ前記可動レースの前記複数の転走溝と前記
    固定レースの前記複数の転走溝の間で挾持されるスクロ
    ール型流体機械において、前記可動レースのボール軌道
    直径をSa とし、前記固定レースのボール軌道直径をS
    b とするとき、Sa <Sb であり、かつ、前記可動レー
    ス、前記複数のボール及び前記固定レースから構成され
    る前記可動スクロールの自転阻止機構は、(Sa
    b )/2の公転半径を有することを特徴とするスクロ
    ール型流体機械における可動スクロールの自転阻止機
    構。
  2. 【請求項2】 固定スクロールに対して公転する可動ス
    クロールに固定された可動レースと、前記可動レースに
    対向する固定レースが、それぞれ前記可動スクロールの
    公転軌跡に沿う環状の複数の転走溝を有し、複数のボー
    ルがそれぞれ前記可動レースの前記複数の転走溝と前記
    固定レースの前記複数の転走溝の間で挾持されるスクロ
    ール型流体機械において、前記可動レースのボール軌道
    直径をSa とし、前記固定レースのボール軌道直径をS
    b とするとき、Sa >Sb であり、かつ、前記可動レー
    ス、前記複数のボール及び前記固定レースから構成され
    る前記可動スクロールの自転阻止機構は、(Sa
    b )/2の公転半径を有することを特徴とするスクロ
    ール型流体機械における可動スクロールの自転阻止機
    構。
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