JPH09303274A - スクロール型圧縮機 - Google Patents

スクロール型圧縮機

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JPH09303274A
JPH09303274A JP8120200A JP12020096A JPH09303274A JP H09303274 A JPH09303274 A JP H09303274A JP 8120200 A JP8120200 A JP 8120200A JP 12020096 A JP12020096 A JP 12020096A JP H09303274 A JPH09303274 A JP H09303274A
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JP
Japan
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scroll
race
pair
reference hole
eccentric
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8120200A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiro Iizuka
二郎 飯塚
Shinichi Otake
真一 大武
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Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Publication date
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Priority to US08/856,811 priority patent/US5915933A/en
Publication of JPH09303274A publication Critical patent/JPH09303274A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C17/00Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing
    • F01C17/06Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements
    • F01C17/063Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements with only rolling movement
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49229Prime mover or fluid pump making
    • Y10T29/49236Fluid pump or compressor making
    • Y10T29/4924Scroll or peristaltic type

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 偏心量と偏心方向とが容易に確認でき、耐久
性を向上させるとともに安定して生産できること。 【解決手段】 一対のレース部材24,25にはボール
26の転走面を形成する凹部24c,25cが形成さ
れ、固定部材10b1 及び前記レース部材24のそれぞ
れには周方向に基準穴24e,24f,25e,25f
のそれぞれを対峙させてるものであり、前記固定部材1
0b1 の前記基準穴24fの径寸法は、前記固定部材1
0b1 に対峙した前記レース部材24の前記基準穴24
eの径寸法よりも小さい寸法に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスクロール型圧縮機
に属し、特に、公転部材の自転を防止するためのボール
カップリングを備えているスクロール型圧縮機に属す
る。
【0002】
【従来の技術】スクロール型圧縮機は、一対の渦巻体を
角度をずらせてかみ合わせ、相対的な円運動(公転運動
のみ)を与えて、両渦巻体間に形成する密閉空間を中心
方向へ移動させながら容積を減縮して中心部から圧縮流
体を吐出させるようにした容積式流体圧縮装置である。
【0003】このようなスクロール型圧縮機としては、
従来技術として本願の出願人が先に出願した特願平7−
216565号の明細書に記載されているものがある。
【0004】この従来技術のスクロール型圧縮機は、図
6に示すように、外郭を構成するハウジング10を有し
ている。ハウジング10は、大径の有底円筒体からなる
リアハウジング10aと、リアハウジング10aの開放
端に固定された大径円筒部10b1 と小径円筒部10b
2 とからなるフロントハウジング10bとを備えてい
る。リアハウジング10aとフロントハウジング10b
とは中心軸を同一にしてに配設されている。
【0005】ハウジング10の中心軸線X上に配された
シャフト11がフロントハウジング10bの小径円筒部
10b2 を通ってハウジング10内にのびている。シャ
フト11は、フロントハウジング10bの小径円筒部1
0b2 に包囲された小径部11aと、フロンとハウジン
グ10bの大径円筒部10b1 に包囲された大径部11
bとを備えている。大径部11bの端部には、軸線Xに
平行にのびている駆動ピン12が軸線Xから偏心して固
定されている。シャフト11は大径部11bがボールベ
アリング13を介してフロントハウジング10bの大径
円筒部10b1により回転自在に支承され、小径部11
aがボールベアリング14を介してフロンとハウジング
10bの小径円筒部10b2 により回転自在に支承され
ている。
【0006】小径円筒部10b2 に径方向外方に電磁ク
ラッチ15が配設されている。電磁クラッチ15は、小
径円筒部10b2 に回転自在に外嵌するとともに、図示
しないV形ベルトを介して外部駆動源に接続されたプー
リ15aと小径部11aの端部に固定された回転伝達板
15cとを備えている。駆動源によりシャフト11が回
転駆動される。
【0007】リアハウジング10a内には、固定スクロ
ール16が配設されている。固定スクロール16は軸線
Xと同心に配設されてリアハウジング10aに嵌合する
円板状の端板16aと、端板16aの一方の面に形成さ
れた渦巻体16bと、端板16aの他方の面に形成され
た脚16cとを備えている。固定スクロール16は、脚
16cがリアハウジング10aの底部10a1 に当接し
た状態で、ボルト17によってリアハウジング10aに
固定されている。固定スクロール16の端板16aによ
ってリアハウジング10aの内部空間は吸入室18と吐
出室19とに仕切られている。
【0008】リアハウジング10a内には、固定スクロ
ール16に隣接して可動スクロール20が配設されてい
る。可動スクロール20は、円板状の端板20aと、端
板20aの一方の面に形成された渦巻体20bと、端板
20aの他方の面に形成された環状のボス20cとを備
えている。端板20aの中心軸線Yは軸線Xから距離r
s偏心している。可動スクロール20の渦巻体20b
は、固定スクロール16の渦巻体16bと180度の角
度の位相差をもってかみ合っている。
【0009】ボス20cには、端板20aと同心に配設
された厚肉円板状のブッシュ21がニードルベアリング
22を介して回転自在に内嵌している。ブッシュ21に
は、軸線Xに平行にのびる偏心貫通穴21aが形成され
ている。また、径方向にのびるバランスウエイト23が
固定されている。貫通穴21aは、シャフト11の大径
部11bに固定された駆動ピン12を摺動可能に収容し
ている。ブッシュ21に形成されたピン21bがシャフ
ト11の大径部11bの端部に形成されたピン21bよ
りもわずかに大径の穴に嵌合している。
【0010】さらに、フロントハウジング10bの大径
円筒部10b1 の端部に固定されたフロントハウジング
側レース24と、可動スクロール20の端板20aに固
定された可動スクロール側レース25と周方向に互いに
間隔を隔ててフロントハウジング側レース24と可動ス
クロール側レース25との間に介在する複数のボール2
6とによって、可動スクロール自転防止用のホールカッ
プリングが構成されている。
【0011】フロントハウジング側レース24は、その
外縁フランジ24aに形成された一対の穴と、フロント
ハウジング10bの大径円筒部10b1 の端部に形成さ
れた一対の穴10b5 に緊密に嵌合する一対のスプリン
グピン27により固定されている。
【0012】可動スクロール側レース25は、その内縁
フランジ25aに形成された一対の穴と、可動スクロー
ル20の端板20aに形成された一対の穴20a3 に緊
密に嵌合する一対のスプリングピン28により固定され
ている。ボール26は、フロントハウジング側レース2
4の円形凹部24cと対峙する可動スクロール側レース
25の円形凹部25cとに狭持された状態でフロントハ
ウジング側レース24と可動スクロール側レース25と
の間に介在している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スクロ
ール型圧縮機の機能を左右する因子としては、渦巻体で
ある固定スクロール16,可動スクロール20の渦巻壁
の軸方向及び径方向の接触不良が挙げられる。フロント
ハウジング側レース24及び可動スクロール側レース2
5は、これらの円形凹部24c,25cの相互の芯ズレ
によってこれらの機能を悪化させてしまう。
【0014】芯ズレは、ボールールカップリングや固定
スクロール16及び可動スクロール20などの仮組み立
て状態で固定スクロール16の渦巻体16aや可動スク
ロール20の渦巻体20bの旋回軌跡の歪みや、圧縮機
として組み立て後の運転後の渦巻体16a,20bの渦
巻壁同士の擦れ具合からしか知ることができず、測定が
複雑なわりに正確な値が得られないという問題がある。
【0015】したがって、このようなスクロール型圧縮
機は、量産には適さないという問題がある。
【0016】それ故に、本発明は、レース部材への負荷
が減りボールカップリングの耐久性を向上させ、圧縮機
を安定して生産できるスクロール型圧縮機を提供するこ
とにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、一対の
渦巻体を角度をずらせてかみ合わせ、相対的な公転運動
を与えて、前記渦巻体間に形成する密閉空間を中心方向
へ移動させながら容積を減縮して圧縮流体を吐出させる
スクロール型圧縮機において、固定部材と、該固定部材
に対して公転運動を行う公転部材とに各々装着されて軸
方向に対峙する一対のレース部材と周方向に互いに間隔
を隔てて前記一対のレース部材間に介在する複数のボー
ルとを備え、前記一対のレース部材には周方向に互いに
間隔を隔てて前記ボールと同数の前記ボールの転走面を
形成する複数の凹部が形成され、前記固定部材、前記公
転部材及び前記一対のレース部材のそれぞれには周方向
に基準穴がそれぞれ形成され、該基準穴のそれぞれを対
峙させて、前記基準穴のそれぞれに嵌合するピンによっ
て、前記一対のレース部材のそれぞれが前記固定部材及
び前記公転部材に対して位置決めされるものであり、前
記固定部材の前記基準穴の径寸法は、前記固定部材に対
峙した前記レース部材の前記基準穴の径寸法よりも小さ
い寸法に形成されていることを特徴とするスクロール型
圧縮機が得られる。
【0018】また、本発明によれば、前記公転部材の前
記基準穴の径寸法は、前記公転部材に対峙した前記レー
ス部材の前記基準穴の径寸法よりも小さい寸法に形成さ
れていることを特徴とするスクロール型圧縮機が得られ
る。
【0019】さらに、本発明によれば、相互に対峙して
いる前記基準穴に挿入する目印のある偏心ゲージを用
い、前記基準穴の偏心量及び偏心方向を測定し、該記偏
心量及び該偏心方向が同じ前記固定部材及び前記公転部
材同士を組み合わせることを特徴とするスクロール型圧
縮機が得られる。
【0020】
【作用】本発明のスクロール型圧縮機では、偏心ピンゲ
ージによって一対のレース部材の基準穴を串刺しするよ
うにして偏心量と偏心方向とを測定し、同じ偏心方向同
士で固定部材と公転部材とを組み立てを組み合わせ圧縮
機を組み立てる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明のスクロール型圧縮
機の一実施の形態例について添付図面を参照して説明す
る。なお、スクロール型圧縮機は図6で説明した構成の
スクロール型圧縮機と同じ構成であるため、図6をも用
いて同じ部分には同じ符号を付して構成が同じ部分の説
明を省略する。
【0022】図1は、フロントハウジング10bの大径
円筒部10b1 とフロントハウジング側レース(レース
部材)24とからなる固定部材の構成を示している。図
2は大径円筒部10b1 とフロントハウジング側レース
24との構成の一部を拡大して示している。図3は可動
スクロール側レース(レース部材)25と可動スクロー
ル20の端板20aとからなる公転部材の構成を示して
いる。図4は可動スクロール20の端板20aと可動ス
クロール側レース25との一部の構成を拡大して示して
いる。図5は大径円筒部10b1 とフロントハウジング
側レース24と偏心方向と偏心量を示している。
【0023】まず、図1、図2及び図6を参照して、フ
ロントハウジング側レース24には、図1の一点鎖線で
示すように、その周方向に互いに間隔を隔てて2つの第
1の基準穴24eを形成し、第1の基準穴24eに対峙
してフロントハウジング10bの大径円筒部10b1 の
端部に2つの第2の基準穴24fを形成し、固定スクロ
ール側レース24に形成した第1の基準穴24eとフロ
ントハウジング10bの大径円筒部10b1 の端部に形
成した第2の基準穴24fとに緊密に嵌合するスプリン
グピン27´(図6に示したスプリングピン27と同様
な形状のスプリングピン)によって、フロントハウジン
グ側レース24をフロントハウジング10bの大径円筒
部10b1 に対して固定している。
【0024】第1及び第2の基準穴24e,24fは、
フロントハウジング側レース24及びフロントハウジン
グ10bとを組み立てた状態では、ほぼ同じ場所に形成
されており、第2の基準穴24fの径寸法は,第1の基
準穴24eの径寸法よりも径寸法が小さく作られてい
る。また、第1及び第2の基準穴24e,24fは、図
1においては、対角線上に2か所形成しているが一か所
でもよい。
【0025】第1及び第2の基準穴24e,24fに
は、図2に示した状態で、組み付けズレ検査のために、
第1及び第2の基準穴24e,24fに串刺し状に嵌め
合いとなる径寸法のゲージピン51を有している偏心ピ
ンゲージ50が挿入される。偏心ピンゲージ50は、第
1の基準穴24eに対して第2の基準穴24fの偏心量
を設定し偏心方向を示す目印がある。
【0026】第3及び第4の基準穴25e,25fに
は、図4に示した状態で、組み付けズレ検査及び部品寸
法検査のために、図2に示した偏心ピンゲージ50と同
様な、第3及び第4の基準穴25e,25fに串刺し状
に嵌め合いとなる径寸法のゲージピン51を有している
偏心ピンゲージ50が挿入される。偏心ピンゲージ50
は、第3の基準穴25eに対して第2の基準穴24fの
偏心量を設定し偏心方向を示す目印がある。
【0027】即ち、図5に示すように、部品寸法検査及
び組み付け検査のために、第1乃至第4の基準穴24
e,24f,25e,25それぞれ串刺し状に嵌め合い
となる径寸法のピン51で偏心量Dを設定し偏心方向E
を示す目印のある偏心ピンゲージ50を用いる。偏心ピ
ンゲージ50によって偏心量Dと偏心方向Eを測定した
後、同じ偏心量D及び偏心方向E同士を組み合わせ圧縮
機を組み立てると、ずれ量を同じ方向に管理できる。
【0028】上述した構成のスクロール型圧縮機は、可
動スクロール20の公転にともなって、ボール26が円
形凹部24c,25c内を可動スクロール20の公転半
径rsと略同一半径の円軌道を描いて転走する。また、
可動スクロール20の公転にともなって、ボール26は
円形凹部24cの第1側壁部24c2 へ押しつけられ、
かつ,円形凹部25cの側壁部へ押し付けられた状態で
円形凹部24c,25c内を可動スクロール20の公転
半径rsと略同一半径に円軌道を描いて滑らかに転走す
ることができる。この結果、可動スクロール20はフロ
ントハウジング10b、ひいては固定スクロール16に
対して所定の角度関係でを維持しつつ公転することにな
る。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスクロー
ル型圧縮機によれば、偏心ピンゲージによって偏心量と
偏心方向を測定した後、同じ偏心量及び偏心方向同士を
組み合わせることから、芯ズレが相殺されるためボール
の円筒凹部の芯ズレによる乗り上げが減少し、レース部
材への負荷が減り回転防止機構の耐久性が向上する。
【0030】また、上述したように芯ズレが相殺される
ため安定して生産できる。
【0031】また、芯ずれ量を見込んで部品寸法のバラ
ツキを相殺でき、量産品質を安定させて製造ラインに送
ることができるため効率の向上が図れる。
【0032】さらに、第1乃至第4の基準穴を照合する
ことにより同一組み付け状態で安定した生産ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスクロール型圧縮機におけるフロント
ハウジングとフロントハウジング側レースとからなる固
定部材の構成の一実施の形態例を示す正面図である。
【図2】図1の大径円筒部とフロントハウジング側レー
スとの構成の一部を拡大して示した断面図である。
【図3】本発明のスクロール型圧縮機における可動スク
ロール側レースと可動スクロールとからなる公転部材の
構成を示す正面図である。
【図4】図3の可動スクロールの端板と可動スクロール
側レースとの一部の構成を拡大して示した断面図であ
る。
【図5】図4の大径円筒部とフロントハウジング側レー
スと偏心方向と偏心量とを示す説明図である。
【図6】従来および本発明に採用したスクロール型圧縮
機の縦断面図である。
【符号の説明】
10b フロントハウジング 10b1 大径円筒部 16 固定スクロール 20 可動スクロール 20a 端板 24 フロントハウジング側レース 24e 第1の基準穴 24f 第2の基準穴 24c,25c 円形凹部 25 可動スクロール側レース 25e 第3の基準穴 25f 第4の基準穴 26 ボール 27、28,27´,28´ スプリングピン 50 偏心ピンゲージ 51 ゲージピン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の渦巻体を角度をずらせてかみ合わ
    せ、相対的な公転運動を与えて、前記渦巻体間に形成す
    る密閉空間を中心方向へ移動させながら容積を減縮して
    圧縮流体を吐出させるスクロール型圧縮機において、 固定部材と、該固定部材に対して公転運動を行う公転部
    材とに各々装着されて軸方向に対峙する一対のレース部
    材と周方向に互いに間隔を隔てて前記一対のレース部材
    間に介在する複数のボールとを備え、前記一対のレース
    部材には周方向に互いに間隔を隔てて前記ボールと同数
    の前記ボールの転走面を形成する複数の凹部が形成さ
    れ、前記固定部材、前記公転部材及び前記一対のレース
    部材のそれぞれには周方向に基準穴がそれぞれ形成さ
    れ、該基準穴のそれぞれを対峙させて、前記基準穴のそ
    れぞれに嵌合するピンによって、前記一対のレース部材
    のそれぞれが前記固定部材及び前記公転部材に対して位
    置決めされるものであり、前記固定部材の前記基準穴の
    径寸法は、前記固定部材に対峙した前記レース部材の前
    記基準穴の径寸法よりも小さい寸法に形成されているこ
    とを特徴とするスクロール型圧縮機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスクロール型圧縮機にお
    いて、前記公転部材の前記基準穴の径寸法は、前記公転
    部材に対峙した前記レース部材の前記基準穴の径寸法よ
    りも小さい寸法に形成されていることを特徴とするスク
    ロール型圧縮機。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のスクロール型圧縮機にお
    いて、相互に対峙している前記基準穴に挿入する目印の
    ある偏心ゲージを用い、前記基準穴の偏心量及び偏心方
    向を測定し、該記偏心量及び該偏心方向が同じ前記固定
    部材及び前記公転部材同士を組み合わせることを特徴と
    するスクロール型圧縮機。
JP8120200A 1996-05-15 1996-05-15 スクロール型圧縮機 Withdrawn JPH09303274A (ja)

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US08/856,811 US5915933A (en) 1996-05-15 1997-05-15 Rotation preventing mechanism for fluid displacement apparatus

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