JPH11222332A - 紙葉類繰出装置 - Google Patents

紙葉類繰出装置

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Publication number
JPH11222332A
JPH11222332A JP2480898A JP2480898A JPH11222332A JP H11222332 A JPH11222332 A JP H11222332A JP 2480898 A JP2480898 A JP 2480898A JP 2480898 A JP2480898 A JP 2480898A JP H11222332 A JPH11222332 A JP H11222332A
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JP
Japan
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paper sheets
rolling
guide
paper sheet
sheets
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Pending
Application number
JP2480898A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Uemoto
正之 上本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Laurel Bank Machine Co Ltd
Original Assignee
Laurel Bank Machine Co Ltd
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Publication date
Application filed by Laurel Bank Machine Co Ltd filed Critical Laurel Bank Machine Co Ltd
Priority to JP2480898A priority Critical patent/JPH11222332A/ja
Publication of JPH11222332A publication Critical patent/JPH11222332A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既にセットされている紙葉類が追加投入した
紙葉類によって捲れ上がるのを防止し、繰出不良の発生
を防止することができる紙葉類繰出装置を提供する。 【解決手段】 上下方向に集積された紙葉類Sを最下の
ものから一枚ずつ分離して一方向に繰り出すものであっ
て、集積された紙葉類Sの前記一方向側を案内するとと
もに、紙葉類Sの上方向への捲れ上がりを防止する捲上
防止案内手段28を有することにより、既にセットされ
ている紙葉類Sが追加投入した紙葉類Sによって上方向
に捲れ上がるのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上下方向に集積さ
れた紙葉類を最下のものから一枚ずつ分離して一方向に
繰り出す紙葉類繰出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】紙幣入出金機等の紙葉類処理機の取引口
等には、上下方向に集積された紙葉類を最下のものから
一枚ずつ分離して一方向に繰り出す紙葉類繰出装置が設
けられている。この種の紙葉類繰出装置は、例えば図4
に示すに、集積された紙葉類Sの前記一方向側を案内す
るガイド板40と、集積された紙葉類Sの最下のものの
下面に当接してこれを前記一方向に蹴り出す蹴出ローラ
41と、蹴出ローラ41によって蹴り出された紙葉類S
の下面側に接触してこれをさらに前記一方向に繰り出す
繰出ローラ42と、該繰出ローラ42の上側に対向配置
され、蹴出ローラ41から蹴り出された紙葉類Sが複数
枚であった場合に、繰出ローラ42が接触する以外の紙
葉類Sの繰り出しを規制する分離ローラ43とを有する
ものである。ここで、図4の紙葉類繰出装置は、集積さ
れた紙葉類Sを上方から所定の押圧力で押圧するビルプ
レス部44を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、紙葉類処理
機の取引口では、前にセットされた紙葉類群(集積紙葉
類)の入金処理が行われている最中に、新たに処理を行
わせる紙葉類群が追加投入されることが多々ある。しか
しながら、その開口が狭い取引口や、図4に示すように
ビルプレス部44が設けられている取引口においては、
新たな紙葉類群を追加させるために該紙葉類群を既に投
入されている紙葉類群に対し押し込むようにして挿入す
ることになる。このように新たな紙葉類群を押し込む
と、図4に示すように、既に投入されている紙葉類Sが
この紙葉類群とともにガイド板40の方向にずれ、該ガ
イド板40に当接して上側に捲れ上がって、新たな紙葉
類群とガイド板40との間に挟まれてしまうことがあっ
た。そして、このような状態で紙葉類Sの繰り出しを続
けると、繰出不良が生じてしまうことになる。したがっ
て、本発明の目的は、既にセットされている紙葉類が追
加投入した紙葉類群によって捲れ上がるのを防止し、繰
出不良の発生を防止することができる紙葉類繰出装置を
提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1記載の紙葉類繰出装置は、上下方
向に集積された紙葉類を最下のものから一枚ずつ分離し
て一方向に繰り出すものであって、集積された紙葉類の
前記一方向側を案内するとともに、紙葉類の上方向への
捲れ上がりを防止する捲上防止案内手段を有することを
特徴としている。これにより、既にセットされている紙
葉類が追加投入した紙葉類によって上方向に捲れ上がる
のを捲上防止案内手段が防止する。
【0005】本発明の請求項2記載の紙葉類繰出装置
は、上記に関し、前記捲上防止案内手段は、鉛直方向に
対し成す角度が小さい案内面部と、該案内面部より鉛直
方向に対し成す角度が大きい捲上防止面部とが交互に複
数形成されていることを特徴としている。これにより、
鉛直方向に対し成す角度が小さい案内面部が紙葉類の下
方への移動を案内する一方、該案内面部より鉛直方向に
対し成す角度が大きい捲上防止面部が捲れ上がろうとす
る紙葉類を係止して捲れ上がりを防止する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の紙葉類繰出装置の一の実
施の形態を図1〜図3を参照して以下に説明する。この
紙葉類繰出装置11は、紙幣入出金機等においてセット
された紙葉類を機体内に取り込むための取引口10に設
けられている
【0007】取引口10は、水平に対し若干傾斜状態で
配置される底板部12と該底板部12の傾斜下方側の端
部から若干傾斜を大きくして延出する通路下板部13と
を有する第1ガイド板14と、底板部12の傾斜下方側
の上部に鉛直延在する案内板部15と該案内板部15の
下端から通路下板部13に沿って延在する通路上板部1
6とを有する第2ガイド板17とを具備している。この
取引口10には、底板部12の上側に、表裏方向を上下
にして上下方向に集積された状態で紙葉類Sが載置され
ることになり、載置された紙葉類Sは、底板部12の傾
斜によって案内板部15の方向に寄せられる。ここで、
載置された紙葉類Sは、例えば短手方向における一端側
を案内板部15に対向させる。取引口10に載置された
紙葉類Sは、通路上板部16と通路下板部13との間の
通路19に沿って機体内に取り込まれる。
【0008】紙葉類繰出装置11は、底板部12の案内
板部15から所定距離離間した中間所定位置の下側に配
置されるとともにその上部を底板部12から上方に突出
させる蹴出ローラ21を有しており、この蹴出ローラ2
1は、底板部12の上側に載置された集積紙葉類の最下
のものの下面に当接して、図1における時計回り方向に
回転することにより通路19の方向に蹴り出す。
【0009】また、紙葉類繰出装置11は、案内板部1
5の下方であって底板部12および通路下板部13の下
側に配置されるとともにその上部を底板部12および通
路下板部13から上方に突出させる繰出ローラ22を有
しており、この繰出ローラ22は、蹴出ローラ21によ
って蹴り出された紙葉類Sの下面側に接触してこれを、
図1における時計回り方向に回転することによりさらに
通路19の方向に繰り出す。
【0010】さらに、紙葉類繰出装置11は、案内板部
15より通路19側かつ通路上板部16の上側に配置さ
れるとともにその下部を通路上板部16から下方に突出
させることにより繰出ローラ22の上側に該繰出ローラ
22と対向するよう配置される分離ローラ23を有して
おり、この分離ローラ23は、繰り出し方向における回
転が規制されることにより、蹴出ローラ21から蹴り出
された紙葉類Sが複数枚であった場合に、繰出ローラ2
2が接触するもの以外の紙葉類Sの繰り出しを規制す
る。
【0011】加えて、紙葉類繰出装置11は、集積され
た紙葉類Sを上方から所定の押圧力で下方に向け押圧す
るビルプレス部25を有している。このビルプレス部2
5は、機体側に回動自在に支持されたアーム部26と、
該アーム部26の先端に揺動自在に支持された押圧部2
7とを有しており、押圧部27において、集積紙葉類S
の蹴出ローラ21の上方にある中間所定範囲を押圧す
る。また、ビルプレス部25は、手動により、アーム部
26を揺動させ押圧部27を所定位置まで持ち上げ可能
とされている。
【0012】そして、この実施の形態においては、案内
板部15の紙葉類集積側の左右二カ所に、集積された紙
葉類Sの通路19側を案内するとともに、紙葉類Sの上
方向への捲れ上がりを防止する捲上防止案内部材(捲上
防止案内手段)28が取り付けられている。
【0013】これら捲上防止案内部材28は、それぞ
れ、左右方向に延在するとともに鉛直方向に対し成す角
度αが小さい平面状の案内面部29と、左右方向に延在
するとともに鉛直方向に対し成す角度βが案内面部29
の角度αより大きい平面状の捲上防止面部30とが上下
方向に交互に複数形成されている。ここで、具体的に
は、角度αは20度程度、角度βは90度程度とされて
いる。なお、これらの角度関係により、案内面部29
は、紙葉類Sが降下していく際にその案内面部29側の
端部の降下を妨げることなく案内し、捲上防止面部30
は、紙葉類Sが捲れ上がろうとする際にその案内面部2
9側の端部を係止してその上昇すなわち捲れ上がりを規
制する。
【0014】以上に述べた紙葉類繰出装置11によれ
ば、取引口10にすでにセットされている集積紙葉類S
に対して、通常通りビルプレス部25を十分に離間させ
た状態で追加の集積紙葉類Sを載置させる場合は勿論、
ビルプレス部25を十分には離間させることなく、すで
にセットされている集積紙葉類Sとビルプレス部25と
の間に集積紙葉類Sを差し込んで追加させる場合(例え
ば、紙幣入出金機において、入金処理中に機外へリジェ
クトされてしまった紙幣をその処理中に再度取引口10
に投入する場合等)に、追加紙葉類Sとともに既に投入
されている紙葉類Sが案内板部15の方向にずれ該案内
板部15に当接して上側に捲れ上がろうとしても、捲上
防止案内部材28の鉛直方向に対し成す角度が大きい捲
上防止面部30により、捲れ上がろうとする紙葉類Sの
案内板部15側の端部を係止して捲れ上がりを防止す
る。したがって、既にセットされている紙葉類Sが追加
投入した紙葉類Sによって上方向に捲れ上がるのを防止
でき、繰出不良の発生を防止することができる。
【0015】しかも、捲上防止案内部材28は、鉛直方
向に対し成す角度が小さい案内面部29と、該案内面部
29より鉛直方向に対し成す角度が大きい捲上防止面部
30とが交互に複数形成された形状をなすものであるた
め、簡素な構成で確実に捲れ上がりを防止することがで
きる。
【0016】なお、捲上防止案内部材28は、紙葉類S
の降下は妨げることなく、かつ紙葉類Sの捲れ上がりを
規制する形状であれば、上記に限定されることなく、種
々構成のものを適用できる。例えば、それぞれが案内板
部15に対し上側が近接し下側が離間するように傾斜し
た状態となるように板部材を上下方向に複数取り付けて
もよい。また、第1ガイド板14の案内板部15に捲上
防止案内部材28を一体に成形してもよい。
【0017】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
記載の紙葉類繰出装置によれば、既にセットされている
紙葉類が追加投入した紙葉類によって上方向に捲れ上が
るのを捲上防止案内手段が防止する。したがって、繰出
不良の発生を防止することができる。
【0018】本発明の請求項2記載の紙葉類繰出装置に
よれば、鉛直方向に対し成す角度が小さい案内面部が紙
葉類の下方への移動を案内する一方、該案内面部より鉛
直方向に対し成す角度が大きい捲上防止面部が捲れ上が
ろうとする紙葉類を係止して捲れ上がりを防止する。し
たがって、簡素な構成で確実に捲れ上がりを防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の紙葉類繰出装置の一の実施の形態を
示す側面図である。
【図2】 本発明の紙葉類繰出装置の一の実施の形態を
示す斜視図である。
【図3】 本発明の紙葉類繰出装置の一の実施の形態の
捲上防止案内部材を示す側面図である。
【図4】 従来の紙葉類繰出装置を示す側面図である。
【符号の説明】
11 紙葉類繰出装置 28 捲上防止案内部材(捲上防止案内手段) 29 案内面部 30 捲上防止面部 S 紙葉類

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に集積された紙葉類を最下のも
    のから一枚ずつ分離して一方向に繰り出す紙葉類繰出装
    置において、 集積された紙葉類の前記一方向側を案内するとともに紙
    葉類の上方向への捲れ上がりを防止する捲上防止案内手
    段を有することを特徴とする紙葉類繰出装置。
  2. 【請求項2】 前記捲上防止案内手段は、鉛直方向に対
    し成す角度が小さい案内面部と、該案内面部より鉛直方
    向に対し成す角度が大きい捲上防止面部とが交互に複数
    形成されていることを特徴とする請求項1記載の紙葉類
    繰出装置。
JP2480898A 1998-02-05 1998-02-05 紙葉類繰出装置 Pending JPH11222332A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2480898A JPH11222332A (ja) 1998-02-05 1998-02-05 紙葉類繰出装置

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JP2480898A JPH11222332A (ja) 1998-02-05 1998-02-05 紙葉類繰出装置

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ID=12148504

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JP2480898A Pending JPH11222332A (ja) 1998-02-05 1998-02-05 紙葉類繰出装置

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JP (1) JPH11222332A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016062235A (ja) * 2014-09-17 2016-04-25 グローリー株式会社 紙葉類繰出機構および紙葉類処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016062235A (ja) * 2014-09-17 2016-04-25 グローリー株式会社 紙葉類繰出機構および紙葉類処理装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030610