JPH083393Y2 - ダンボールシートの供給機構 - Google Patents

ダンボールシートの供給機構

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JPH083393Y2
JPH083393Y2 JP1988170204U JP17020488U JPH083393Y2 JP H083393 Y2 JPH083393 Y2 JP H083393Y2 JP 1988170204 U JP1988170204 U JP 1988170204U JP 17020488 U JP17020488 U JP 17020488U JP H083393 Y2 JPH083393 Y2 JP H083393Y2
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JP
Japan
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cardboard sheet
cardboard
sheet
sheets
roll
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JP1988170204U
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JPH0291733U (ja
Inventor
安宏 塚崎
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株式会社協伸
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、多数積み重ねられたダンボールシート層か
ら、ダンボールシートを一枚ずつ取り出して、印刷装置
へ送り出すダンボールシートの供給機構に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来のダンボールシートの供給機構は、第2図に示す
ように積み重ねられた複数のダンボールシートからなる
層(A)の荷重の全てを支持する給紙テーブル(11)
と、前記ダンボールシート層(A)の前部の前部ガイド
(12)と、前記ダンボールシート層(A)の後部の後部
ガイド(13)と、該後部ガイド(13)の下部にあって、
前記給紙テーブル(11)の上面を前後に往復動すること
によって、前記ダンボールシート層(A)の最下部のダ
ンボールシートを前記前部ガイド(12)の下部と前記給
紙テーブル(11)の間隙(B)から押し出すためのキッ
カー爪(14)と、該キッカー爪(14)によって押し出さ
れてきた一枚のダンボールシートを挟みこんで確実に引
き出すための上下一対のフィーダーロール(15)(16)
から構成されている。
そして、前後のガイド(12)(13)にガイドされて給
紙テーブル(11)の上に積み重ねられた複数のダンボー
ルシートは、前記キッカー爪(14)によって下段から一
枚ずつ押し出される。
このとき、前記ガイド(12)と給紙テーブル(11)と
の間隙(B)を、ダンボールシートが一枚しか通過でき
ない幅としておくことによって、確実に一枚ずつ押し出
されるのである。
しかしながら、近年においては、給紙装置によって供
給されたダンボールシートを処理する印刷装置等の後続
の装置の処理速度が向上しているので、当該給紙装置に
ストックされるダンボールシートの枚数は多くなってき
ている。
よって、最下段のダンボールシートには大きな荷重が
かかるので、前記キッカー爪(14)によって押し出した
り、前記フィーダーロール(15)(16)によって前記摩
擦力に抗してダンボールシートを引き抜くためには、前
記フィーダーロール(15)(16)と引き抜かれるべきダ
ンボールシートとの間の摩擦力も大きくしなければなら
ない。即ち、前記一対のフィーダーロール(15)(16)
の間隙(C)を十分狭くして、強く挟み込むようにしな
ければならない。
ところが、前記間隙(C)を狭くすると、引き抜くダ
ンボールシートを圧縮するので、ダンボールシートの内
部の波型の形状が変形してしまい、ダンボールシートの
品質が低下してしまうという問題が発生するのである。
この問題を解決するために、第3図に示すように、後
部ガイド(23)のの一部(D)を突出させるとともに、
前記ガイド(22)の下部を末広がりに形成し、前記後部
ガイド(23)の一部(D)と前記前部ガイド(22)との
間をダンボールシートの幅より若干狭くすることによっ
て、前記後部ガイド(23)の一部(D)において、上部
のダンボールシートの荷重の一部を支持するように構成
した給紙装置がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、第3図に示される給紙によれば、確かに、
ダンボールシート層(A)の後部(A′)の荷重は前記
後部ガイド(23)の一部(D)によって支持されること
により、下部のダンボールシートを押圧しないが、ダン
ボールシート層(A)前部(A″)の荷重は全て下部の
ダンボールシートに掛かって引き抜くときの摩擦力を増
大させてしまう。
よって、強い力で挟んだ状態で引き抜かなければなら
ないのでダンボールシートを圧縮してしまい、品質を劣
化させてしまうという問題がある。
本考案は、上記問題に鑑み、ダンボールシート層
(A)の後部のみでなく、前部の荷重も、全て下部のダ
ンボールシートに架からないような給紙機構の実現を課
題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案にかかるダンボールシートの供給機構では、上
記課題を解決するために、 積層された複数のダンボールシートを収容する収容部の
底面を形成する給紙テーブル、 収容されるダンボールシートの幅より僅かに広い間隔
で向かいあい前記収容部の一対の側面を形成する第1側
面と第2側面、 積層された複数のダンボールシートの最下層のダンボ
ールシートを前記収容部から外部へ送出する送出手段、
および 送出されたダンボールシート挟持して引き抜く引き抜
き手段とからなるダンボールシートの給紙装置におい
て、 前記給紙テーブルから所定の高さの位置の前記第1側
面には、ダンボールシートの端縁を係止する突出部を設
け、 前記突出部より僅かに高い位置の前記第2側面には、外
周面が前記収容部の内側に僅かに突出した回動自在なロ
ールを設けることによって、前記ロールの外周面と前記
突出部によってダンボールシートを掛止するという手段
を講じた。
〔作用〕
本考案にかかるダンボールシートの供給機構では、 積層された複数のダンボールシート底面を収容する収
容部の底面を形成する給紙テーブル、 収容されるダンボールシートの幅より僅かに広い間隔
で向かいあい前記収容部の一対の側面を形成する第1側
面と第2側面、 積層された複数のダンボールシートの最下層のダンボ
ールシートをを前記収容部しら外部へ送出する送出手段
および、 送出されたダンボールシートを挟持して引き抜く引き
抜き手段とからなるダンボールシートの給紙装置におい
て、 前記給紙テーブルから所定の高さの位置の前記第1側
面には、ダンボールシートの端縁を掛止する突出部を設
け、 前記突出部より僅かに高い位置の前記第2側面には、
外周面が前記収容部の内側に僅かに突出した回転転自在
なロールを設けることによって、前記ロールの外周面と
前記突出部によってダンボールシートは若干傾斜した状
態で掛止されるので、前記突出部と前記ロールより高い
位置、即ち上部のダンボールシートの荷重は、前記ロー
ルと前記突出部より下段、即ち下部のダンボールシート
に架からない。
よって、前記引き抜き手段によってダンボールシート
を引き抜くときに抵抗となる過大な摩擦力は発生しない
のである。
そして、下部のダンボールシートが少なくなると、前
記ロールの外周面と前記突出部によって若干傾斜して掛
止されているダンボールシートは更に傾斜するので、前
記突出部から離れる。下部のダンボールシートが更に少
なくなると、掛止されているダンボールシートは更に傾
斜するので、前記ロールを回転させつつ、下部へ落下す
る。
このようにして、上部のダンボールシートは順次下部
へ供給されるのである。
〔実施例〕
以下に本考案にかかるダンボールシートの供給機構を
図面に基づいて説明する。
第1図は本考案にかかるダンボールシートの供給機構
の一実施例の側面断面図である。
図面において、 (1)は積層されたダンボールシート(A)の側面に
位置する給紙テーブル、(2)は第2側面としての前部
ガイド、(3)は第1側面としての後部ガイドであり、
両ガイド(2)(3)の間隔はダンボールシートの幅よ
り僅か広い幅であり、下方に向かって末広がりに広がっ
ている。
(4)は前記後部ガイド(3)の下部にあって、前記
給紙テーブル(1)の上面を前後に往復動することによ
って、前記ダンボールシート(A)の最下段のダンボー
ルシート(A1)を前記前部ガイド(2)の下部と前記給
紙テーブル(1)との間隙(B)から押し出すためのキ
ッカー爪、(5)および(6)は前記キッカー爪(4)
によって押し出されてきたダンボールシート(A1)を挟
みこんで確実に引き出すための上下一対のフィーダーロ
ールであり、駆動モータ(図示せず)等によって回転駆
動される。
前記後部ガイド(3)には所定の位置に突出部(D)
を設け、前記前部ガイド(2)との間にダンボールシー
トの幅より僅かに狭い部分を形成した。
(7)は前記突出部(D)より僅かに高い位置の前記
前部ガイド(2)上部に設けられたロールであり、その
外周面を前記前部ガイド(2)の内面より僅かに突出さ
せて回転自在に設けられている。
(8)および(9)は前記ダンボールシート(A)の
上部のガイドである。
上記構成のダンボールシートの供給機構において、前
記両ガイド(2)(3)および上部ガイド(8)(9)
の内側に積層されたダンボールシート(A)の一部は、
前記給紙テーブル(1)上に水平に重なり、また一部の
数枚のダンボールシート(A2)は前記した狭い部分に傾
斜した状態で掛止され、残りの大部分の上部のダンボー
ルシート(A3)は前記ロール(7)と前記傾斜して掛止
されている中間のダンボールシート(A2)とによって上
部に保持されている。
そして、前記キッカー爪(4)を前進させ、最下段の
ダンボールシート(A1)を前記間隙(B)から押し出し
て、前記フィーダーロール(5)(6)の間隙(C)へ
送ると、当該ダンボールシート(A1)の厚さより僅かに
狭い間隙(C)に挟み込まれて、前記フィーダーロール
(5)(6)の回転により当該ダンボールシート(A1)
は前記間隙(B)から完全に引き抜かれ、印刷装置など
の後続の装置に送られる。
一旦後退していた前記キッカー爪(4)によって、降
下してきた次のダンボールシートを上記同様に押し出
し、前記フィーダーロール(5)(6)によって上記同
様に前記間隙(B)から引き抜く。
このようにして下部のダンボールシートが少なくなる
と、傾斜した状態で掛止されていた中間のダンボールシ
ート(A2)は更に傾斜するので前記突出部(D)から離
れ降下する。
そして、前記ロール(7)の部分で保持されていた上
部のダンボールシート(A3)が更に傾斜すると、前記ダ
ンボールシート(A3)は前記ロール(7)を回転させて
降下する。
このようにして、上部のダンボールシート(A3)は、
順次降下して下部へ供給されるのである。
このとき、上部のダンボールシート(A3)の荷重は最
下段のダンボールシート(A1)に架からないので、前記
キッカー爪(4)によって容易に押し出され、また、前
記フィーダーロール(5)(6)の間隙(C)は、ダン
ボールシートの厚さより僅かに狭くするだけで確実に引
き出すことができるので、ダンボールシートを圧縮して
品質を劣化させることを防止することが可能となるので
ある。
〔考案の効果〕
上述したように、本考案にかかるダンボールシートの
供給機構によれば、第1側面に設けた突出部と第2側面
に設けたロールとで、これより上部のダンボールシート
を確実に保持し得ると共に下部のダンボールシートの減
少に応じてこれらのロールと突出部とで保持された最下
部のダンボールシートから順次ロールを回転させながら
下方に円滑に供給することができるものであり、しかも
上部のダンボールシートの荷重が下部のダンボールシー
トに掛からないようにしているので、引き抜き手段によ
ってダンボールシートを引き抜くとの抵抗は少ない。
よって、引き抜き手段によってダンボールシートを挟
む力は少なくても確実に引き抜くことができるので、引
き抜き手段によるダンボールシートの圧縮を最小限にと
どめることが可能となり、ダンボールシートの品質の劣
化を防止できるという効果が得られるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるダンボールシートの供給機構の
一実施例の側面断面図、第2図および第3図は従来のダ
ンボールシートの供給機構の側面図である。 (1)…給紙テーブル、(2)…前部ガイド(第1側
面)、(3)…後部ガイド(第2側面)、(4)…キッ
カー爪(送出手段)、(5)(6)…フィーダーロール
(引き抜き手段)、(7)…ロール、(A)…ダンボー
ルシート、(D)…突出部、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】積層された複数のダンボールシートを収容
    する収納部の底面を形成する給紙テーブルと、収容され
    るダンボールシートの幅より僅かに広い間隔で向かいあ
    い前記収容部の一対の側面を形成する第1側面と第2側
    面と、積層された複数のダンボールシートの最下部のダ
    ンボールシートを前記収容部から外部へ送出する送出手
    段、および送出されたダンボールシートを挟持して引き
    抜く引き抜き手段とからなるダンボールシートの給紙装
    置において、前記給紙テーブルから所定の高さ位置の前
    記第1側面には、ダンボールシートの端縁を係止する突
    出部を設け、前記突出部より僅かに高い位置の前記第2
    側面には、外周面が前記収容部の内部に僅かに突出した
    回転自在なロールを設け、該ロールの外周面と前記突出
    部とによってダンボールシートを掛止するように構成し
    たことを特徴とするダンボールシートの供給機構。
JP1988170204U 1988-12-30 1988-12-30 ダンボールシートの供給機構 Expired - Lifetime JPH083393Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988170204U JPH083393Y2 (ja) 1988-12-30 1988-12-30 ダンボールシートの供給機構

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JP1988170204U JPH083393Y2 (ja) 1988-12-30 1988-12-30 ダンボールシートの供給機構

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JPH0291733U JPH0291733U (ja) 1990-07-20
JPH083393Y2 true JPH083393Y2 (ja) 1996-01-31

Family

ID=31460946

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JP1988170204U Expired - Lifetime JPH083393Y2 (ja) 1988-12-30 1988-12-30 ダンボールシートの供給機構

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5140770B2 (ja) * 1971-09-09 1976-11-05
JPS50113378A (ja) * 1974-02-18 1975-09-05
JPS541740Y2 (ja) * 1975-09-01 1979-01-25

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