JP3048314U - プリンタ等用の単票用紙繰出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 反りや波打ちを有する単票用紙であって
も確実に一枚ずつ印字装置へ繰出すことができるプリン
タ等用の単票用紙繰出装置を提供する。 【解決手段】 前方側程下向きに傾斜させて複数の単票
用紙2・・・を起立状態に載置可能な載置板1 と、該載置板
1 に載置される最前位置の単票用紙2 を繰出すべく該単
票用紙2 の下部側に接触する繰出ローラ3 とが夫々設け
られたプリンタ等用の単票用紙繰出装置において、単票
用紙に対する摩擦係数が大きい摩擦部6aを有し、該摩擦
部6aによって単票用紙2 を押し出すべく該単票用紙2 の
下部側に接触する押出ローラ6 が設けられてなることを
特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、プリンタ等用の単票用紙繰出装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、手形等の有価証券の如き単票用紙を多数枚セットし、順次プリンタ等の 所定位置へ繰出し移送させる繰出装置としては、例えば図５に示すものがある。 前記従来の繰出装置は、多数枚の単票用紙22・・・ を載置板21に載置し、載置さ れた前記単票用紙22・・・ を押圧板24によって前方に押圧し、最前位置の単票用紙 22を繰出ローラ23に当接させて、該単票用紙22を所定位置へ繰出し移送するもの である。 一方、前記手形等の有価証券を発行する際に、予め住所、氏名等の必要事項を 印刷するサービスが行われており、その印刷にはレーザープリンタが用いられて いる。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、レーザープリンタで印刷が施された有価証券は、熱によって反りや波 打ちが生じる。このように反りや波打ちを生じた有価証券の如き単票用紙22に、 各顧客が自動手形発行装置等のプリンタで金額等を印字する際、前記単票用紙22 がセットされる載置板21に単票用紙22の反った部分が接触するため、前記単票用 紙22が繰出ローラ23と載置板21の間を通過することができずに単票用紙がつまり 、単票用紙22を正確に一枚ずつ印字装置へと繰出せないという問題がある。

【０００４】 また、前記問題を解決するために、繰出ローラ23と載置板21の間を広げること も考えられるが、その場合には単票用紙22が二枚以上重なって繰出され、やはり 単票用紙を一枚ずつ正確に印字装置へと繰出せないという問題がある。

【０００５】 本考案は、以上のような問題点を解決するためになされたもので、反りや波打 ちを有する単票用紙であっても確実に一枚ずつ印字装置へ繰出すことができるプ リンタ等用の単票用紙繰出装置を提供することを課題とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

上記考案特定事項からなる繰出装置にあっては、押出ローラ6 の摩擦部6aが単 票用紙2 に接触して単票用紙が押し出され、更に回転する繰出ローラ3 との摩擦 力により順次最前位置の単票用紙2 が繰出されるが、その際繰出ローラ3 と接触 する単票用紙2 の部位は繰出ローラ3 により押圧力を受けるため、かかる部位が 反りや波打ちを有していても、繰出ローラ3 と接触する部位は平坦に修正されて 前記反り等はその周辺に移ることとなる。

【０００７】 本考案の構成の要旨は、前方側程下向きに傾斜させて複数の単票用紙2・・・を起 立状態に載置可能な載置板1 と、該載置板1 に載置される最前位置の単票用紙2 を繰出すべく該単票用紙2 の下部側に接触する繰出ローラ3 とが夫々設けられた プリンタ等用の単票用紙繰出装置において、単票用紙に対する摩擦係数が大きい 摩擦部6aを有し、該摩擦部6aによって単票用紙2 を押し出すべく該単票用紙2 の 下部側に接触する押出ローラ6 が設けられていることにある。 このように、押出ローラ6 の摩擦部6aによって単票用紙を押し出すことができ るので、摩擦部6aによって押し出された単票用紙を繰出ローラ3 にて容易に繰り 出すことができる。

【０００８】 また、請求項３記載の如く、前記載置板1 の前端部の幅Ｌが繰出ローラ3 の幅 Ｈと同一及び幅狭の何れかに形成されていることが、載置板1 の前端部の幅Ｌは 繰出ローラ3 の幅と同一及び幅狭に形成されているため、前記反り等を有する単 票用紙2 の部位を載置板1 の前端部には接触せずに繰出させることができるため 好ましい。

【０００９】 この場合において、請求項５記載の如く、支持板4 に凸状の押圧板5 を設けて 最前位置の単票用紙2 と繰出ローラ3 との当接力を増大させると、該繰出ローラ 3 による単票用紙2 の反り等の修正が一層確実なものとなる。

【００１０】 また、請求項７記載の如く、前記押圧板5 が繰出ローラ3 に対向する支持板4 の部位に設けられてなることが、繰出ローラ3 部分の単票用紙2 の反り等の修正 が一層確実となるため好ましい。

【００１１】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の一実施形態について図１〜４に基づいて説明する。

【００１２】 図１〜２に示すように、本考案の単票用紙の繰出装置は、前方側程下向きに傾 斜させて複数の単票用紙2・・・を起立状態に載置可能な載置板1,1 と、該載置板1, 1 に載置される最前位置の単票用紙2 を繰出すべく該単票用紙2 の下部側に接触 する繰出ローラ3,3 とが設けられており、前記載置板1,1 の幅Ｌは繰出ローラ3, 3 の幅Ｈと同一又は幅狭に形成されている。 また、前記載置板1,1 上には往復動自在に支持板4 が設けられ、該支持板4 に は、その前面に凸状の押圧板5,5 が設けられている。 ここで、前とは単票用紙が載置板1,1 上を移動する方向、即ち繰出ローラ3 方 向を意味し、対向するとは互いに向き合うように位置することを意味する。 次に、このような単票用紙の繰出装置の各構成要素について詳しく説明する。

【００１３】 まず、複数の単票用紙2・・・を載置するための載置板1,1 は、図４（イ）に示す ように、その幅Ｌが夫々繰出ローラ3 の幅Ｈと同一となるよう、前端部、つまり 繰出ローラ3 側の端部に三角形状の切欠部15,15 が両側に設けられている。 前記単票用紙2・・・としては、用紙が連続しておらず一枚ずつ切り離されている 、例えば手形等の有価証券等が使用可能であり、単票用紙2・・・には予めレーザー プリンタ等で印刷が施されて反りや波打ち等を生じているものもある。

【００１４】 このように、前記単票用紙2 が波打ち等を有する場合等に、前記載置板1 にお いて、載置板1 の幅Ｌが繰出ローラ3 の幅Ｈよりも大きいと、繰出ローラ3 と載 置板1 の間を通過できないので、載置板1 の幅Ｌは繰出ローラ3 の幅Ｈと同一又 は幅狭に形成されている。また、載置板1 の幅Ｌが繰出ローラ3 の幅Ｈの半分以 下になると単票用紙2・・・を載置する際に安定性が悪くなるため、載置板1 の幅Ｌ は繰出ローラ3 の幅Ｈの半分より大きいことが好ましい。

【００１５】 そして、前記載置板1 の傾斜部である傾斜面部1bの上面には、前記複数枚の単 票用紙2・・・の後部側（図１における左側）を支持して起立状態を維持すべく支持 板4 が前記ガイド板10と対面して設けられている。前記支持板4 は、その背面部 に取着されたブラケット8 が載置板1 の傾斜面部1bの裏面側に沿って転動する複 数のガイドローラ9・・・を有する軸9aに接続されて、前記載置板1 の上面位置に単 票用紙2・・・の起立状態の姿勢を保持したまま往復動可能に設けられており、単票 用紙2 が繰出されることによってその数が減少すると前方に移動するようになっ ている。そして、支持板4 の前面で繰出ローラ3,3 に対向する部位には押圧板5, 5 が設けられている。

【００１６】 ここで、支持板4 の起立状態とは、鉛直方向から傾斜角θ2 傾斜した状態を意 味し、該傾斜角θ2 は５〜１０度程度であることが、載置板1 にセットされた単 票用紙2・・・を容易に繰出し可能であるため好ましい。尚、前記支持板4 の前面、 即ち単票用紙2・・・がセットされる側の面には、最前位置（繰出ローラ3 に最も近 い側）の単票用紙2 と繰出ローラ3,3 との当接力を増大すべく、繰出しローラ3, 3 に対向する部位に板状体の押圧板5,5 が設けられている。

【００１７】 また、前記載置板1 と所定間隔をあけてガイド板10が設けられており、該ガイ ド板10は載置板1 に対向する付近を境界として、境界から上方が鉛直方向に配設 され、下方が鉛直方向から載置板1 側（図１の左側）に傾斜角θ1 だけ傾斜して 配設されている。ここで、前記傾斜角θ1 は例えば１５〜２５度とすることが好 ましい。

【００１８】 そして、前記ガイド板10の裏面側には、例えば発泡ウレタン製等の摩擦部6aが 厚さ方向に亘って設けられている、例えば合成樹脂製の押出ローラ6 と、前記単 票用紙2 の繰出しを補助する補助ローラ7,7 と、合成樹脂製等の二個の繰出ロー ラ3,3 と、該繰出ローラ3,3 によって繰出された単票用紙2 をプリンタ等へと送 出するためのローラ11が夫々回転自在に設けられており、前記補助ローラ7,7 は ガイド板10の上方に位置し、繰出ローラ3,3 は前記載置板に対向する付近に位置 し、前記ローラ11がガイド板10の下方の傾斜面10a の下方に位置する。これらの ローラは、その内側端が前記ガイド板10よりも内側（図１において左側）に臨出 している。

【００１９】 ここで押出ローラ6 は、図３に示す如く、押出ローラ6 の一部に凹部16が設け られ、高さが該凹部16よりも若干大きい摩擦部6aが凹部16に嵌合され、押出ロー ラ6 の凹部16と摩擦部6aはビス（図示せず）により固定されている。また、摩擦 部6aは凹部16よりも若干高さが高いため、摩擦部6aは押出ローラ6 の外表面より も突出する凸状に形成される。

【００２０】 さらに、ガイド板10の傾斜面部10a の下方には、該傾斜面部10a に対向してレ バー12が揺動自在に設けられている。該レバー12の屈曲した先端部13は前記ロー ラ11に当接しており、繰出された単票用紙2 を該レバー12の屈曲した先端部13に よって駐留し、前記ローラ11が回転するとレバー12が揺動することにより駐留し ていた単票用紙2 を開放すると同時に、該単票用紙2 が前記ローラ11によって下 方に送り出されるようになっている。

【００２１】 本実施形態に係るプリンタ等用の単票用紙繰出装置は以上のような構成からな り、この単票用紙繰出装置を使用する場合について説明する。

【００２２】 まず、支持板4 を後退させ、支持板4 とガイド板10との間で且つ載置板1,1 上 に複数の単票用紙2・・・を載置する。載置された単票用紙2・・・は、載置板1,1 が傾 斜しているため、最前位置の単票用紙2 が載置板1,1 の先端へ移動する。加えて 、単票用紙2・・・は押圧板5,5 の設けられた支持板4 によって前方向に強く押圧さ れるので、最前位置の単票用紙2 は繰出ローラ3,3 と当接する。また、押出ロー ラ6 が回転し、摩擦部6aが単票用紙2 に押しつけられて当接し、押出ローラ6 及 び繰出ローラ3,3 の回転に伴って単票用紙が下方へ繰出される。

【００２３】 ここで、押出ローラ6 の摩擦部6aは、前述のように、発泡ウレタン製のような 単票用紙2 に対して摩擦係数が大きい材質で構成されているため摩擦部6aを有す る押出ローラ6 と単票用紙2 との摩擦力により、押出ローラ6 と接触する最前位 置の単票用紙2 の部位は押出ローラ6 によって押圧力を受ける。そして、押出ロ ーラ6 の回転に伴って押出ローラ6 は単票用紙2 を押し出すことができる。

【００２４】 このとき、単票用紙2 が押し出されると同時に押圧板5,5 の設けられた支持板 4 によって単票用紙2 は後方へ動かされた後、載置板1,1 の傾きに伴いすぐに前 方へ押し戻される。即ち、単票用紙2 は押出ローラ6 の回転によってあたかも蹴 り出されるかのように下方へ押し出される。

【００２５】 このタイミングは、押出ローラ6 が最前位置の単票用紙2 を押し出す瞬間に前 から２番目より後ろの単票用紙2 は後方へ動かされるため、２枚以上の単票用紙 2 が一度に押し出されて下方へ繰出されることはなく、常に単票用紙１枚分が下 方へ繰出されることとなる。

【００２６】 上述の押出ローラ6 が単票用紙2 に当接すると同時に、単票用紙2 は繰出ロー ラ3,3 に当接し、繰出ローラ3,3 と接触する最前位置の単票用紙2 の部位は繰出 ローラ3,3 によって押圧力を受ける。

【００２７】 従って、上記部位（単票用紙の下部）が前述のようにそりや波打ちを有してい ても、図４（イ）に示すように、繰出ローラ3,3 と接触する部位は平坦に修正さ れ、前記反り等は、その周辺である切欠部15,15 に移ることとなる。 結果として、前記反り等を有する単票用紙2 の部位を載置板1,1 の前端部に接 触することなく、繰出ローラ3,3 によって図１の下方向へ確実に繰出すことがで きる。

【００２８】 次に、押出ローラ6 及び繰出ローラ3,3 によって下方へ繰出された単票用紙2 を前記ローラ11に当接しているストッパー12の先端部13によって駐留し、前記ロ ーラ11が回転するとレバー12が揺動することにより駐留していた単票用紙2 を開 放すると同時に、該単票用紙2 を前記ローラ11によって下方に送り出し、単票用 紙に金額等を印字するためのプリンタ等へ送り出す。

【００２９】 このように、支持板4 に押圧板5,5 を設けることにより、支持板4 のみで単票 用紙2・・・の後部側を支持するのに比べて単票用紙2・・・を前方に押圧する力が増大 するので、最前位置の単票用紙2 と繰出ローラ3,3 との当接力を増大することが でき、繰出ローラ3,3 による単票用紙の反り等の修正が一層確実なものになる。 従って、波打ちや反りを有する単票用紙が繰出しの際に詰まることなく繰出さ れ、作業効率を向上させる効果がある。

【００３０】 また、前記実施形態によれば、支持板4 の前面（単票用紙2 側の面）の繰出ロ ーラ3 に対向する箇所に押圧板5 を設けたが、押圧板5 は支持板4 の少なくとも 下端部側前面に凸状に設けられていれば、充分に最前位置の単票用紙2 と繰出ロ ーラ3,3 との当接力を増大させることができる。また、その形成方法も、前記実 施形態の如き板状体に限定されず、支持板4 の前面に凸部として膨出形成する等 の各種方法が用いられ得る。

【００３１】 また、前記実施形態においては、摩擦部は押出ローラの凹部にビスで止められ て固定されたが、接着剤等により固定されてもよい。

【００３２】 また、前記実施形態においては、反りや波打ちを生じた単票用紙を繰出す場合 について説明したが、本考案の単票用紙繰出装置は、反りや波打ちを生じていな い単票用紙に対しても適用可能である。

【００３３】 更に、本考案において、載置板の前端部の幅を繰出ローラの幅と同一又は幅狭 に形成すべく設けられた切欠部15の形状は前記実施形態に限定されず、図４の（ ロ）に示すように四角形状とする等、繰出ローラ3,3 に対向する部位が反りや平 坦を有する場合にも反り等が通過可能な形状であれば適宜設計変更可能である。 また、載置板1 、繰出ローラ3 、押出ローラ6 、補助ローラ7 等の数についても 、前記実施形態に限定されず、適宜設計変更可能である。

【００３４】 尚、本考案において、繰出を行う単票用紙の種類や用紙を繰出す先のプリンタ の具体的な種類等は問わない。

【００３５】

【考案の効果】

本考案のプリンタ等用の単票用紙繰出装置は、押出ローラの摩擦部が単票用紙 に接触して単票用紙が押し出され、更に回転する繰出ローラとの摩擦力により順 次最前位置の単票用紙が繰出されるが、その際繰出ローラと接触する単票用紙の 部位は繰出ローラにより押圧力を受けるため、かかる部位が反りや波打ちを有し ていても、前記載置板が前記繰出ローラ側の先端に切欠部を有するので、波打ち や反りを有する単票用紙が繰出しの際に詰まることなく繰出され、作業効率を向 上させる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のプリンタ等用の単票用紙繰出装置の一
実施形態を示す概略断面図。

【図２】図１のプリンタ等用の単票用紙繰出装置の主要
部を示す一部省略平面図。

【図３】押出ローラの一実施の形態を示す断面図。

【図４】（イ）は載置板付近の拡大平面図、（ロ）は載
置板の他の実施形態を示す平面図。

【図５】従来の単票用紙繰出装置の例を示す一部省略平
面図。

【符号の説明】

１ 載置板 ２ 単票用紙 ３ 繰出ローラ ４ 支持板 ５ 押圧板 ６ 押出ローラ ６ａ 摩擦部 ７ 補助ローラ １５ 切欠部

Claims (7)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 前方側程下向きに傾斜させて複数の単票
   用紙(2・・・)を起立状態に載置可能な載置板(1) と、該載
   置板(1) に載置される最前位置の単票用紙(2)を繰出す
   べく該単票用紙(2) の下部側に接触する繰出ローラ(3)
   とが夫々設けられたプリンタ等用の単票用紙繰出装置に
   おいて、単票用紙に対する摩擦係数が大きい摩擦部(6a)
   を有し、該摩擦部(6a)によって単票用紙(2) を押し出す
   べく該単票用紙(2) の下部側に接触する押出ローラ(6)
   が設けられてなることを特徴とするプリンタ等用の単票
   用紙繰出装置。
2. 【請求項２】 前記押出ローラ(6) の摩擦部(6a)は押出
   ローラ(6) の外表面から突出した凸状に形成されてなる
   請求項１記載のプリンタ等用の単票用紙繰出装置。
3. 【請求項３】 前記載置板(1) の前端部の幅Ｌが繰出ロ
   ーラ(3) の幅Ｈと同一及び幅狭の何れかに形成されてな
   る請求項１又は２記載のプリンタ等用の単票用紙繰出装
   置。
4. 【請求項４】 前記載置板(1) の前端部の幅Ｌを前記繰
   出ローラ(3) の幅Ｈと同一及び幅狭の何れかに形成すべ
   く前記載置板(1) の前端部に切欠部(15)が設けられてな
   る請求項３記載のプリンタ等用の単票用紙繰出装置。
5. 【請求項５】 前記単票用紙の後部側を支持して起立状
   態を維持すべく載置板(1) 上に往復動自在に支持板(4)
   が設けられると共に、該支持板(4) の少なくとも下端部
   側前面に凸状の押圧板(5) が設けられて最前位置の単票
   用紙(2) と繰出ローラ(3) との当接力を増大せしめてな
   る請求項１〜４の何れかに記載のプリンタ等用の単票用
   紙繰出装置。
6. 【請求項６】 前記押圧板(5) が、支持板(4) の前面に
   固着された板状体又は支持板(4) の前面に膨出形成され
   た凸部である請求項５記載のプリンタ等用の単票用紙繰
   出装置。
7. 【請求項７】 前記押圧板(5) が、支持板(4) の繰出ロ
   ーラ(3) に対向する部位に設けられてなる請求項５又は
   ６記載のプリンタ等用の単票用紙繰出装置。