JPH1122213A - ユニットバスの壁接続構造 - Google Patents

ユニットバスの壁接続構造

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Publication number
JPH1122213A
JPH1122213A JP17585497A JP17585497A JPH1122213A JP H1122213 A JPH1122213 A JP H1122213A JP 17585497 A JP17585497 A JP 17585497A JP 17585497 A JP17585497 A JP 17585497A JP H1122213 A JPH1122213 A JP H1122213A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall panel
pin
waterproof pan
connection structure
locked
Prior art date
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Pending
Application number
JP17585497A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Inuzuka
明彦 犬塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Living Tech Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Living Tech Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yamaha Living Tech Co Ltd filed Critical Yamaha Living Tech Co Ltd
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Publication of JPH1122213A publication Critical patent/JPH1122213A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユニットバスの壁接続において、壁パネルに
係合用の凸部を一体成形せず、壁パネルに反りが生じて
も防水パンの凹溝に容易に嵌め込みできるようにする。 【解決手段】 防水パンの外周上端部に凹溝を外周方向
に沿って設け、壁パネルの下端面には複数の取付孔を設
ける。この取付孔にピンを挿入係止すると共に、このピ
ンの下部を防水パンの凹溝に嵌入することで壁パネルを
防水パンに建て込む。ピンは、上部に壁パネルの取付孔
に挿入係止する弾性フック部が形成され、下部には防水
パンの凹溝に対するガイド部が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユニットバスの壁
接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ユニットバスにおける壁パネルの建て込
みは、従来例えば図4(イ) 、(ロ) に示すように、防水パ
ンAの外周上端部に凹溝Bを形成し、壁パネルCの下端
面には凸部Dを形成し、この凸部Dを前記凹溝Bに嵌着
することにより壁パネルCの下端部を防水パンAに接続
するようにしてある。この壁パネルCの上端部は図示を
省略した天井パネルに取り付けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の凹溝Bと凸
部Dによる嵌合方式によると、壁パネルCに凸部Dを一
体成形しなければならないので従来の金型は使えず、新
規金型への投資が必要で製品のコストアップを引き起こ
すことになる。又、成形後に壁パネルCに反りが発生す
ると、防水パンAの凹溝Bに対する凸部Dの嵌め込みが
円滑にできなくなり、ユニットバス組立時の作業能率を
低下させることにもなる。
【0004】本発明は、このような従来の問題点を解決
するためになされ、壁パネルには凸部を一体成形せず、
壁パネルに反りが生じても防水パンの凹溝に容易に嵌め
込みできるようにした。ユニットバスの壁接続構造を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の具体的手段として、本発明は、ユニットバスの防水パ
ンに壁パネルを建て込む接続構造であって、前記防水パ
ンの外周上端部に凹溝を外周方向に沿って設け、前記壁
パネルの下端面に複数の取付孔を設け、この取付孔にピ
ンを挿入係止すると共に、このピンの下部を前記凹溝に
嵌入することで壁パネルを防水パンに建て込むことを要
旨とする。又、ピンは、上部に壁パネルの取付孔に挿入
係止する弾性フック部が形成され、下部には防水パンの
凹溝に対するガイド部が形成されたことを要旨とするも
のである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳説する。図1において、1はユニット
バスの防水パンであり、その外周部の上端面に凹溝1a
が外周部に沿って形成されている。
【0007】2はユニットバスの壁パネルであり、例え
ばモールディング材(SMC)のプレス成形により形成
され、その下端面には所定の間隔をあけて複数の取付孔
2aが設けられている。
【0008】3は合成樹脂等で形成されたピンであり、
上部に前記壁パネル2の取付孔2aに挿入係止する弾性
フック部3aが形成され、下端部には前記防水パン1の
凹溝1aに対するガイド部3bが形成されている。
【0009】前記弾性フック部3aは、縦スリット3c
により3つ割り又は4つ割りに形成されて適度の弾性が
付与されており、前記ガイド部3bは略半球状又はテー
パ状又はR状に形成されている。
【0010】このピン3は、ユニットバスを組み立てる
際に、前記防水パン1に壁パネル2を建て込むのに使用
される。即ち、壁パネル2の取付孔2aにピン3の弾性
フック部3aを挿入係止すると共に、その下部を防水パ
ン1の溝1aに嵌入することで壁パネル2を建て込む。
【0011】この際、壁パネル2に多少の反りが発生し
ていても、前記ガイド部3bを利用してピン3の下部を
防水パン1の溝1aに嵌入し易くなる。又、嵌入後に壁
パネル2を防水パン1の溝1aに沿ってスライド移動さ
せることも可能であるから、壁パネル2の位置決めが容
易となり、壁パネル2の建て込み作業を簡単且つ能率良
く行える。尚、壁パネル2の上端部は、天井パネル(図
略)に組み付けられ、更に壁パネル2の下端部と防水パ
ン1との隙間は、シリコン等のシール材4により密閉さ
れる。
【0012】前記ピン3が輸送上障害になる場合は、出
荷時ではなく施工時に現場で取り付けることができる。
又、ピン3は壁パネル2とは異なる材料が使用できるの
で、滑動性の高い材質で形成することが可能である。
【0013】図2は、塩ビ鋼板等で形成された壁パネル
12であり、この場合も裏面側に形成されたリブ12a
の下端面に、所定の間隔をあけて複数の取付孔12bを
設け、これらの取付孔12bにピン13の弾性フック部
13aを挿入係止すると共に、ガイド部13bの形成さ
れた下部を前記防水パン1の凹溝1aに嵌入して壁パネ
ル12を建て付けるようにしてある。従って、従来は凸
部を一体成形し難い金属製壁パネルにも適用することが
できる。
【0014】図3は、合成樹脂製又は金属製の成形板の
裏面に石膏ボード等の断熱材25を取り付けた壁パネル
22であり、この場合も下端面に所定の間隔をあけて複
数の取付孔22aを設け、これらの取付孔22aに挿入
係止したピン23を介して防水パン1に壁パネル22を
建て付ける。このようにピンを用いることにより、如何
なる材質や形態の壁パネルも防水パン1に容易に建て付
けることが可能となる。
【0015】前記ピン3、13、23の形状は、いずれ
も前記実施例のものに限定されず、要するに壁パネルの
取付孔に挿入係止する弾性フック部と、防水パンの凹溝
に嵌入する(ガイド部付きの)下部を備えたものであれ
ば良い。又、弾性フック部の押さえ代(下部との間隔)
は、各種壁パネルの下端面の厚さに対応させて例えば
0.2mm〜7mm位のものを用意すると好ましい。各
壁パネルの専用ピンとして形成することも可能である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユニットバスの壁パネルの下端面に取付孔を設け、この
取付孔にピンを挿入係止すると共に、そのピンの下部を
防水パンに設けた凹溝に嵌入することで、壁パネルを建
て付けられるようにしたので、従来のように壁パネルに
係合用の凸部を一体成形する必要がなくなり、新規金型
への投資を抑えて製品のコストダウンが図れ、又成形後
に壁パネルに反りが生じても、防水パンの凹溝に対する
嵌め込みが円滑にでき、ユニットバス組立時の作業能率
を向上させる等の優れた効果を奏する。更に、ピンの下
端部にガイド部を設けることで、防水パンの凹溝に対す
る嵌入作業が容易となり、嵌入後にその凹溝に沿って壁
パネルをスライド移動させることも可能なので、壁パネ
ルの位置決めがし易くなる等の効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るユニットバスの壁接続構造を示す
要部の断面図である。
【図2】壁パネルにピンを挿入する状態を示す説明図で
ある。
【図3】異種の壁パネルにピンを挿入係止した状態を示
す要部の断面図である。
【図4】従来例を示すもので、(イ) は防水パンの概略斜
視図、(ロ) は防水パンと壁パネルとの接続構造を示す説
明図である。
【符号の説明】
1…防水パン 1a…凹溝 2…壁パネル 2a…取付孔 3…ピン 3a…弾性フック部 3b…ガイド部 3c…縦ス
リット 4…シール材 12…壁パネル 12a…リブ 12b…取付孔 13…ピン 13a…弾性フック部 13b…ガイド部 22…壁パネル 22a…取付孔 23…ピン 25…断熱材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユニットバスの防水パンに壁パネルを建て
    込む接続構造であって、前記防水パンの外周上端部に凹
    溝を外周方向に沿って設け、前記壁パネルの下端面に複
    数の取付孔を設け、この取付孔にピンを挿入係止すると
    共に、このピンの下部を前記凹溝に嵌入することで壁パ
    ネルを防水パンに建て込むことを特徴とするユニットバ
    スの壁接続構造。
  2. 【請求項2】ピンは、上部に壁パネルの取付孔に挿入係
    止する弾性フック部が形成され、下部には防水パンの凹
    溝に対するガイド部が形成された請求項1記載のユニッ
    トバスの壁接続構造。
JP17585497A 1997-07-01 1997-07-01 ユニットバスの壁接続構造 Pending JPH1122213A (ja)

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JP17585497A JPH1122213A (ja) 1997-07-01 1997-07-01 ユニットバスの壁接続構造

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JPH1122213A true JPH1122213A (ja) 1999-01-26

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ID=16003369

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JP17585497A Pending JPH1122213A (ja) 1997-07-01 1997-07-01 ユニットバスの壁接続構造

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JP (1) JPH1122213A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009019404A (ja) * 2007-07-11 2009-01-29 Inax Corp 防水パンへの壁パネルの立設構造
JP2009019403A (ja) * 2007-07-11 2009-01-29 Inax Corp 防水パンへの壁パネルの立設構造
JP2015113612A (ja) * 2013-12-10 2015-06-22 株式会社ナカヤマ ユニットバス
CN106088410A (zh) * 2016-08-01 2016-11-09 莎丽科技股份有限公司 一种卫生间的拼装结构及其安装方法

Cited By (4)

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JP2009019403A (ja) * 2007-07-11 2009-01-29 Inax Corp 防水パンへの壁パネルの立設構造
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