JPH11220779A - 生活モニターシステム - Google Patents

生活モニターシステム

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JPH11220779A
JPH11220779A JP2070398A JP2070398A JPH11220779A JP H11220779 A JPH11220779 A JP H11220779A JP 2070398 A JP2070398 A JP 2070398A JP 2070398 A JP2070398 A JP 2070398A JP H11220779 A JPH11220779 A JP H11220779A
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electric
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wireless communication
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JP2070398A
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Hiroki Yamada
洋樹 山田
Yoshiharu Sato
義治 佐藤
Kazuya Nishibayashi
一弥 西林
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Zojirushi Corp
Original Assignee
Zojirushi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気製品の設置場所が制限されることがない
とともに、情報信号の送受信を確実に行い、さらに、送
信先のデータも簡単に変更可能とする。 【解決手段】 家庭内の電気製品1(電気ポット1A、
炊飯ジャー1B)の操作情報を、家庭外のモニター手段
3に送信して、その家庭の生活状況を監視する生活モニ
ターシステムにおいて、前記電気製品に無線式通信機2
を取り付け、該無線式通信機によって前記電気製品の操
作情報を、直接、前記モニター手段に送信する。また、
前記電気製品に送信先登録部9を設け、該送信先登録部
のデータを、外部から変更する。前記無線式通信機は、
電話回線に接続した電話機のコードレス型のサブステー
ションによって構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一人暮らしの老人
や身体障害者等の安否を遠距離監視可能な生活モニター
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の生活モニターシステム
は、家庭内の所定の電気製品の操作、例えば、電気ポッ
トの給湯スイッチのオン操作やオフ操作等の情報を、信
号搬送路または家庭内電灯線を利用して家庭内に配置し
た集中管理手段に送信し、この集中管理手段によってそ
の操作情報等を管理している。そして、この集中管理手
段に記録された情報を、該集中管理手段から電話回線を
介して家庭外の診療所等に設置したパソコン等のモニタ
ー手段に送信し、電気の使用状況等によって一人暮らし
の老人や身体障害者の安否等を監視できるようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記生
活モニターシステムでは、電気製品の操作情報を前記集
中管理手段に送信するためには、専用ケーブル等の信号
搬送路を配線しなければならないため、工事に費用がか
かるとともに、その電気製品の設置場所を変更すること
はできないという問題があった。また、電気製品の操作
情報を、家庭内電灯線を介して集中管理手段に送信する
ようにすると、操作情報を重畳させて送信するに際し、
ノイズ対策が必要である。さらに、前記集中管理手段に
記録された送信先のデータ(モニター手段の電話番号)
は、外部から簡単に変更することができないため、診療
所が移転等しなければならない時に、その送信先変更に
手間がかかるという問題があった。
【0004】そこで、本発明では、電気製品の設置場所
が制限されることがないとともに、情報信号の送受信を
確実に行い、さらに、送信先のデータも簡単に変更可能
とすることを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の生活モニターシステムは、家庭内の電気製
品の操作情報を、家庭外のモニター手段に送信して、そ
の家庭の生活状況を監視する生活モニターシステムにお
いて、前記電気製品に無線式通信機を取り付け、該無線
式通信機によって前記電気製品の操作情報を、直接、前
記モニター手段に送信するようにしたものである。
【0006】前記生活モニターシステムによれば、電気
製品の情報を、該電気製品に取り付けた無線式通信機に
よって家庭の外部のモニター手段に送信するようにして
いるため、家庭内には電気製品の情報を送信するために
専用の信号搬送路を配線する必要がなく、簡単にどのよ
うな場所にも設置することが可能になる。また、家庭内
電灯線を利用する場合のように、ノイズ対策を施す必要
もなくなる。
【0007】前記生活モニターシステムでは、前記電気
製品に情報記録部を設け、該情報記録部に記録した電気
製品の操作情報を所定時間毎にまとめて送信するように
し、電気製品の情報を送信するための費用の低減を図る
ことが好ましい。この場合、前記電気製品にバッテリを
設け、該電気製品が電源に接続されていない時に前記バ
ッテリによる電力で前記情報記録部内の情報を送信する
ようにし、情報を送信する時間になった時に電源コード
が外れていることによって、情報が送信できないという
不都合が発生するのを防止することが好ましい。
【0008】前記無線式通信機に対して外部から情報送
信指示をすると、前記情報記録部に記録した電気製品の
操作情報を送信するようにし、希望の時間に前記電気製
品の情報をモニター手段を介して読み取れるようにする
ことが好ましい。
【0009】また、前記電気製品に送信先登録部を設
け、該送信先登録部のデータを、外部から変更するよう
に構成することが好ましい。この場合、前記送信先登録
部のデータを、前記無線式通信機に直接電話をかけるこ
とにより変更できるように構成すれば、より好ましくな
る。このようにすれば、家庭を監視する診療所等が、移
転等することになった場合に、各家庭に配置した電気製
品の無線式通信機による送信先を簡単に変更することが
できる。
【0010】さらに、前記無線式通信機は、電話回線に
接続した電話機のコードレス型のサブステーションであ
るように構成し、1つの家庭内にモニターするための電
気製品を多数設置する場合でも、使用する回線は1つで
良くなるようにすることが好ましい。この場合、前記電
気製品の送信先登録部のデータを、前記電話機を操作す
ることによって変更するように構成することが好まし
い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。図1は、本発明の第1実施形態の生
活モニターシステムを示す。この生活モニターシステム
は、家庭内の各電気製品1に無線式通信機2を取り付
け、該無線式通信機2によって電気製品1の操作情報
を、直接、家庭外の診療所等のモニター部3に送信し、
その情報に基づいてホームヘルパー等がその家庭の生活
状況等を監視するものである。
【0012】前記電気製品1は、図2に示すように、負
荷制御回路5と、表示パネル部6とを備え、これに操作
状況検出手段の役割を兼ねるマイコン7、情報記録部
8、送信先登録部9および前記無線式通信機2とを付加
したものである。なお、本実施形態では、電気製品1と
して電気ポット1Aと炊飯ジャー1Bとを図示している
が、これら以外に、空気清浄機、エアコン、電気掃除機
等の家庭内で使用するあらゆる電気製品1にも適用でき
ることは言うまでもない。
【0013】前記マイコン7は、前記表示パネル部6に
配設された操作スイッチが操作されたことを検出するこ
とによる操作情報、内蔵された時計による2時間毎等の
希望時間毎の電気製品1の動作情報を、所定の情報信号
に変換し前記情報記録部8に記録させるものである。ま
た、6時間毎等の希望時間毎に、前記送信先登録部9に
登録されたデータを読み込んで前記無線式通信機2にダ
イヤルさせた後、回線が接続したら前記情報記録部8に
記録された全ての情報を読み込んで、送信するものであ
る。
【0014】ここで、前記マイコン7によって操作情報
を検出する操作スイッチとしては、例えば、電気ポット
1Aの場合には、給湯スイッチ、沸騰スイッチ、およ
び、保温スイッチ等が挙げられる。炊飯ジャー1Bの場
合には、炊飯スイッチ、保温スイッチ、および、予約ス
イッチ等が挙げられる。動作情報を検出する負荷部品と
しては、前記操作スイッチを操作してオン状態とするこ
とにより点灯、点滅等する発光ダイオード、モータ、お
よび、ヒータ等の負荷部品が挙げられる。
【0015】また、前記電気製品の情報信号は、例え
ば、図3に示すように、2桁の数字によって表される文
字や英字等を順次入力することによってなされる。例え
ば、前記電気ポット1Aの給湯スイッチが操作される
と、該電気ポット1Aのマイコン7から「755241
69162283134513」(モニターAキユウト
ウ)という情報信号が前記情報記録部8に記録される。
なお、前記情報信号は前記構成に限られず、任意の信号
に変更可能である。
【0016】前記無線式通信機2は、所謂、携帯電話や
PHS等の周知のものであり、前記マイコン7の指示に
よって入力された送信先データや電気製品1の情報信号
を、順次、ダイヤルするものである。
【0017】前記モニター部3は、各家庭毎に設置した
電気製品1から送信される情報信号を一元管理して各家
庭を監視するためのものである。このモニター部3とし
ては、パーソナルコンピュータが使用可能であり、この
パーソナルコンピュータを電話回線10を介して接続さ
れている。なお、このモニター部3も、周知の方法によ
って無線式で受信させることも可能である。
【0018】次に、前記電気製品1のマイコン7の動作
について説明する。例えば、電気ポット1Aのマイコン
7は、図4に示すように、ステップS1で、表示パネル
部6の給湯スイッチ等の操作スイッチが操作されたか否
かを検出し、操作を検出した場合にはステップS2に進
み、検出しない場合にはステップS4に進む。
【0019】ステップS2では、ステップS1で検出し
た操作情報を所定の信号に変換して設定し、ステップS
3で、情報記録部8に記録した後にリターンする。
【0020】前記ステップS1で操作スイッチの操作を
検出しなかった場合、ステップS4で、内蔵した時計に
よって、電気ポット1Aの動作情報を定期的に検出する
時間になったか否かを検出し、検出時間になった場合に
はステップS5に進み、送信時間になっていない場合に
はステップS8に進む。
【0021】ステップS5では、動作情報として、例え
ば電源が接続状態かまたは保温用のヒータ等が動作して
いるか否かを検出し、ステップS6で、その動作状況に
応じた信号を設定し、ステップS7で、情報記録部8に
記録した後にリターンする。
【0022】前記ステップS4で動作情報の検出時間に
なっていない場合、ステップS8で、モニター部3に電
気ポット1Aの情報信号を送信する時間になったか否か
を検出し、送信時間になった場合にはステップS9に進
んで情報送信処理を行い、送信時間になっていない場合
にはステップS1に戻る。
【0023】前記情報送信処理は、図5に示すように、
まず、ステップS9−1で、送信先登録部9に登録され
た送信先データを読み込み、ステップS9−2で、その
送信先データを無線式通信機2に送信する。これによ
り、この無線式通信機2は、その受信データに基づいて
ダイヤルする。
【0024】ついで、電気ポット1Aのマイコン7は、
前記無線式通信機2を介して通話状態になったか否か、
即ち、送信先との回線が接続されたか否かを検出し、通
話状態になった場合ステップS9−4に進み、通話状態
にならない場合、このステップS9−3で待機する。
【0025】ステップS9−4では、情報記録部8に記
録された電気ポット1Aの全ての情報を読み込み、ステ
ップS9−5で、その情報を前記無線式通信機2に送信
することにより、該無線式通信機2を介してモニター部
3に電気ポット1Aの情報を送信する。
【0026】このように、前記第1実施形態の生活モニ
ターシステムでは、電気製品1の情報を、その電気製品
1に搭載した無線式通信機2によって送信するようにし
ているため、専用のケーブルや家庭内電灯線等の信号搬
送路が不要であり、よって、接続工事に係る費用を削減
することができるとともに、使用者が希望する場所に簡
単に設置することができる。
【0027】なお、前記第1実施形態では、前記情報記
録部8を設けずに、前記マイコン7によって操作スイッ
チの操作を検出した時や、定期的な電気製品1の動作情
報を検出した時に、その都度、その操作情報を、無線式
通信機2を介してモニター部3に送信するようにしても
よい。また、図6に示すように、前記電気製品1にバッ
テリ12を設けるとともに、前記負荷制御回路5にリレ
ー等の切換スイッチを配設しておき、電気製品1の使用
者が電源コンセントを抜くことにより、電源が断たれた
ことを前記マイコン7により検出すると、前記負荷制御
回路5のスイッチを切り換えて、前記バッテリ12によ
って前記マイコン7を駆動させ、情報記録部8に記録さ
れた電気製品1の情報を送信するようにしてもよい。
【0028】さらに、前記第1実施形態では、電気製品
1に送信先登録部9を設け、送信先データをマイコン7
による指示で無線式通信機2にダイヤルさせるようにし
たが、前記無線式通信機2が送信先登録部を備えている
場合には、その送信先登録部を利用するようにしてもよ
い。
【0029】図7のフローチャートは、第2実施形態の
生活モニターシステムにおける電気製品1のマイコン7
の動作を示す。この第2実施形態では、前記無線式通信
機2が取得している番号に外部から直接電話をかけて、
その電話機のプッシュ操作によって前記送信先登録部9
のデータを書き換えることができるようにしている点
で、前記第1実施形態と相違している。
【0030】具体的には、前記電気製品1のマイコン7
は、まず、ステップS20で、前記無線式通信機2によ
って外部からの信号が着信したか否かを検出し、検出し
た場合にはステップS21に進み、検出しない場合には
検出するまで待機する。
【0031】ステップS21では、前記無線式通信機2
の回線を接続して通話状態とする。この状態で、ホーム
ヘルパー等は、電話機のボタンをプッシュ操作すること
により、新たな送信先データを入力することができる。
本実施形態では、プッシュ回線の電話機の「*」ボタン
を押した後、新たな送信先のデータをプッシュ操作し、
最後に再び「*」ボタンを押すことにより入力が完了す
るように設定している。なお、この入力操作は、種々の
変形が可能である。
【0032】ついで、電気製品1のマイコン7側では、
ステップS22で、回線が通話状態であるか否かを確認
し、通話状態である場合にはステップS23に進み、間
違い電話であった時等、相手側が電話を切ることによっ
て通話状態でなくなった場合にはリターンする。
【0033】ステップS23では、相手側が「*」ボタ
ンを操作することによる信号が入力されたか否かを検出
し、信号の入力を検出した場合にはステップS24に進
み、検出しない場合には、ステップS22に戻る。
【0034】ステップS24では、前記「*」信号の後
に入力された新たな送信先データを解析する。
【0035】その後、ステップS25で、再び「*」ボ
タンを操作することによる信号が入力されたか否かを検
出し、信号の入力を検出した場合にはステップS26に
進み、入力を検出しない場合にはステップS28に進
む。
【0036】ステップS26では、前記送信先登録部9
に既に登録されている元の送信先データを消去した後、
ステップS27で、前記ステップS24で解析した新し
い送信先データを前記送信先登録部9に登録し、リター
ンする。
【0037】一方、前記ステップS25で「*」信号の
入力を検出しない場合には、ステップS28で、再び通
話状態であるか否かを確認し、通話状態である場合には
ステップS25に戻り、通話状態でない場合にはステッ
プS29に進む。
【0038】ステップS29では、前記ステップS24
で解析した新しい情報を消去した後、リターンする。
【0039】このように、第2実施形態の生活モニター
システムでは、外部から電話機によって各家庭の無線式
通信機2の送信先データを変更することができるため、
その家庭を監視する診療所等が移転する場合等に、各家
庭に直接訪問して電気製品1の設定を変更する必要はな
い。
【0040】図8のフローチャートは、第3実施形態の
生活モニターシステムにおける電気製品1のマイコン7
の動作を示す。この第3実施形態では、外部から前記無
線式通信機2に対して直接電話をかけ、その電話機のプ
ッシュ操作によって希望の時間に前記電気製品の情報を
モニター部3で読み取れるようにした点で前記第2実施
形態と相違している。
【0041】具体的には、前記電気製品1のマイコン7
は、ステップS30からステップS33で、前記第2実
施形態のステップS20からステップS23と同様に、
無線式通信機2を介して外部から着信があるまで待機
(ステップS30)し、回線を接続(ステップS31)
した後に、通話状態が続いている場合(ステップS3
2)には、「*」が入力されるまで待機(ステップ3
3)する。この状態では、ホームヘルパー等は、電話機
のボタンをプッシュ操作することによって予め設定した
暗証番号を入力することができる。
【0042】そして、ステップS34で、無線式通信機
2を介して入力された番号を解析し、ついで、ステップ
S35で、再び「*」ボタンの信号が入力されたか否か
を検出するまで待機し、信号を検出した場合には、ステ
ップS36に進む。一方、検出しない場合には、ステッ
プS38に進み、通話状態である場合には、「*」の信
号を検出するまで待機し、通話状態でなくなった場合に
はリターンする。
【0043】ステップS36では、前記ステップS34
で入力された番号が予め設定された暗証番号と同じか否
かを比較し、同じである場合には、ステップS37に進
み、図5に示すステップS9−1からステップS9−5
と同一の情報送信処理を行った後にリターンする。一
方、入力された番号が暗証番号と違う場合には、ステッ
プS39で、暗証番号が違うことを意味するメッセージ
を無線式通信機2を介して送信した後にリターンする。
【0044】前記第3実施形態の生活モニターシステム
によれば、前記無線式通信機2に対して直接電話をかけ
ることによって、希望の時間に情報記録部8内に記録さ
れた電気製品1の操作情報をモニター部3に送信させる
ことができる。そのため、例えば、特定の人を短期的に
集中して監視する場合等に、その家庭に訪問して電気製
品1自体の情報送信時間の設定を変更する必要はない。
【0045】なお、前記第2実施形態に示す送信先の情
報を変更する構成と、第3実施形態に示す希望の時間に
情報を送信させる構成とは、例えば、ステップS23ま
たはステップS33で、「*」信号を入力した後に、
「1」や「2」所定の数字信号を入力した後に、ステッ
プS24からステップS29またはステップS34から
ステップS39のいずれかの動作フローを実行するよう
にすれば、簡単に組み合わせることができる。
【0046】図9は第4実施形態の生活モニターシステ
ムを示す。この生活モニターシステムは、前記第1実施
形態から第3実施形態では、無線式通信機2を、携帯電
話やPHS等によって構成したのに対し、電話回線1
0’に接続した電話機のメインステーション15(所
謂、親子電話機の親機)と無線接続したコードレス型の
サブステーション(子機)によって構成している。
【0047】具体的に、第4実施形態の電気製品1は、
図2または図6に示す無線式通信機2を、周知の親子電
話機のサブステーションの機能によって構成した点で相
違している。このサブステーションは、その通信網とし
て家庭内でのみ通信可能であり、送信情報に基づいたダ
イヤルパルスの発生手段を備え、親機であるメインステ
ーション15を介して外部に通信できるようにしたもの
である。
【0048】前記メインステーション15は、前記サブ
ステーションから受信したダイヤル信号を、前記電話回
線10’を介してモニター部3に送信するものである。
また、このメインステーション15は、上面に配設され
た図示しない操作スイッチを操作することにより、通常
の電話機として使用することができるとともに、前記サ
ブステーションに対して内線によって通信し、前記第2
実施形態と同様に、電気製品1に設けた送信先記録部9
の送信先データを書き換えできるようにしている。
【0049】前記第4実施形態の生活モニターシステム
では、電気製品1に取り付ける無線式通信機2を親子電
話機のサブステーションによって構成しているため、使
用する回線は、家庭内に既に配線している電話回線1
0’のみである。そのため、1つの家庭内にモニターす
るための電気製品1を多数設置する場合でも、必要な使
用回線は1つで良いため、安価に実施することができ
る。
【0050】なお、前記第4実施形態では、電気製品1
に取り付けるサブステーションにダイヤルパルスの発生
手段を設け、メインステーション15は単にサブステー
ションのダイヤル信号を中継するように構成したが、サ
ブステーション自体にはダイヤルパルスの発生手段は設
けずに、メインステーション15のマイコンによってサ
ブステーションから受信した所定の情報信号を解析し、
電話回線10’,10を介して送信するようにしてもよ
い。また、送信先登録部9は、電気製品1に設けずに、
メインステーション15に既存の送信先登録部を使用す
るようにしてもよく、このような、親子電話機の構成
は、各製造メーカーによって異なるが、いずれの形態で
も適用可能である。
【0051】さらに、前記第4実施形態の構成とすれ
ば、電話回線10に接続しているパーソナルコンピュー
タからなるモニター部3に情報送信指示を直接入力し、
周知の方法によって所定の家庭に情報送信指示を送信す
ることができる。即ち、電気製品1に操作情報を送信さ
せるために、わざわざ電話をかける手間がなくなるた
め、作業性の向上を図ることができる。
【0052】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の生活モニターシステムでは、電気製品に取り付けた無
線式通信機によって該電気製品の情報を、直接、モニタ
ー手段に送信するようにし、モニターするための電気製
品を設置するのに、専用の信号搬送路を配線する必要を
なくし、または、家庭内電灯線を利用することによるノ
イズ対策の必要をなくしているため、設置に係る費用を
低減することができるとともに、家庭内において設置場
所が制限されることはない。
【0053】また、前記無線式通信機による送信先のデ
ータを外部から電話機等によって変更可能に構成すれ
ば、家庭を監視する診療所等が、移転等することになっ
た場合に、各家庭を直接訪問して設定の変更をする必要
がなくなり、作業性の向上を図ることができる。
【0054】さらに、外部から情報送信指示をすると、
前記情報記録部に記録した電気製品の操作情報を送信す
るようにし、希望の時間に前記電気製品の情報をモニタ
ー手段を介して読み取れるようにすれば、短期的に集中
して生活状況を監視する時に、情報送信時間の設定を変
更する必要等がなくなり、使用上の便利性を向上させる
ことができる。
【0055】さらにまた、前記無線式通信機として、所
謂、親子電話機の子機であるサブステーションを利用す
るようにすれば、1つの家庭内にモニターするための電
気製品を多数設置する場合でも、使用する回線は1つで
良くなるため、コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の生活モニターシステ
ムを示す概略図である。
【図2】 第1実施形態の電気製品の回路図である。
【図3】 電気製品の情報信号を説明するための図面で
ある。
【図4】 第1実施形態の電気製品のマイコンのフロー
チャートである。
【図5】 図4の情報送信処理のフローチャートであ
る。
【図6】 第1実施形態の電気製品の変形例を示す回路
図である。
【図7】 第2実施形態の生活モニターシステムにおけ
る電気製品のマイコンのフローチャートである。
【図8】 第3実施形態の生活モニターシステムにおけ
る電気製品のマイコンのフローチャートである。
【図9】 第4実施形態の生活モニターシステムを示す
概略図である。
【符号の説明】
1…電気製品、1A…電気ポット、1B…炊飯ジャー、
2…無線式通信機、3…モニター部、5…負荷制御回
路、6…表示パネル部、7…マイコン、8…情報記録
部、9…送信先登録部、10…電話回線。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 家庭内の電気製品の操作情報を、家庭外
    のモニター手段に送信して、その家庭の生活状況を監視
    する生活モニターシステムにおいて、前記電気製品に無
    線式通信機を取り付け、該無線式通信機によって前記電
    気製品の操作情報を、直接、前記モニター手段に送信す
    るようにしたことを特徴とする生活モニターシステム。
  2. 【請求項2】 前記電気製品に情報記録部を設け、該情
    報記録部に記録した電気製品の操作情報を所定時間毎に
    まとめて送信するようにしたことを特徴とする請求項1
    に記載の生活モニターシステム。
  3. 【請求項3】 前記電気製品にバッテリを設け、該電気
    製品が電源に接続されていない時に前記バッテリによる
    電力で前記情報記録部内の情報を送信するようにしたこ
    とを特徴とする請求項2に記載の生活モニターシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記無線式通信機に対して外部から情報
    送信指示をすると、前記情報記録部に記録した電気製品
    の操作情報を送信するようにしたことを特徴とする請求
    項2または請求項3に記載の生活モニターシステム。
  5. 【請求項5】 前記電気製品に送信先登録部を設け、該
    送信先登録部のデータを、外部から変更するようにした
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項
    に記載の生活モニターシステム。
  6. 【請求項6】 前記送信先登録部のデータを、前記無線
    式通信機に直接電話をかけることにより変更できるよう
    にしたことを特徴とする請求項5に記載の生活モニター
    システム。
  7. 【請求項7】 前記無線式通信機は、電話回線に接続し
    た電話機のコードレス型のサブステーションであること
    を特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記
    載の生活モニターシステム。
  8. 【請求項8】 前記電気製品の送信先登録部のデータ
    を、前記電話機を操作することによって変更するように
    したことを特徴とする請求項7に記載の生活モニターシ
    ステム。
JP2070398A 1998-02-02 1998-02-02 生活モニターシステム Pending JPH11220779A (ja)

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JP2070398A JPH11220779A (ja) 1998-02-02 1998-02-02 生活モニターシステム

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JP2070398A JPH11220779A (ja) 1998-02-02 1998-02-02 生活モニターシステム

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001307260A (ja) * 2000-04-27 2001-11-02 Zojirushi Corp 生活モニターシステム
JP2002073966A (ja) * 2000-06-16 2002-03-12 Zojirushi Corp 生活モニターシステム
JP2008262314A (ja) * 2007-04-11 2008-10-30 Willcom Inc 電気機器監視装置及びこれを用いた監視システム
JP2010157259A (ja) * 2000-03-31 2010-07-15 Sharp Corp 情報処理装置

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