JPH11120466A - 生活モニターシステム - Google Patents

生活モニターシステム

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JPH11120466A
JPH11120466A JP28684697A JP28684697A JPH11120466A JP H11120466 A JPH11120466 A JP H11120466A JP 28684697 A JP28684697 A JP 28684697A JP 28684697 A JP28684697 A JP 28684697A JP H11120466 A JPH11120466 A JP H11120466A
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Kazuya Nishibayashi
一弥 西林
Yoshiharu Sato
義治 佐藤
Hiroki Yamada
洋樹 山田
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Zojirushi Vacuum Bottle Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 緊急呼び出しを可能として、緊急事態が発生
した場合に迅速に対応できるようにする。 【解決手段】 電気製品1(電気ポット1A、炊飯ジャ
ー1B)の情報を家庭内に配線した信号搬送路(家庭内
電灯線2)を通じて集中送信手段3に送信し、該集中送
信手段から家庭外のモニター手段に送信することによっ
て生活状況を監視する生活モニターシステムにおいて、
前記集中送信手段はモデム16を備えるとともに、前記
モニター手段は無線呼出用携帯受信機5であり、前記電
気製品の情報を電話回線4を介して前記集中送信手段か
ら無線呼出用携帯受信機に送信する。また、前記無線呼
出用携帯受信機は文字表示機能を備え、前記集中送信手
段によって前記電気製品の情報に応じた文字信号に変換
して送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生活モニターシステ
ム、特に、一人暮らしの老人や身体障害者等の安否を遠
距離監視可能な生活モニターシステムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の生活モニターシステム
は、家庭内の所定の電気製品の操作、例えば、電気ポッ
トの給湯スイッチのオン操作やオフ操作等の情報を、所
定の信号搬送路を介して家庭内に配置した集中管理手段
に送信し、この集中管理手段によってその操作情報等を
管理している。そして、この集中管理手段に記録された
情報を、該集中管理手段から集中送信手段を介して家庭
外の診療所等に設置したパソコン等に送信し、電気の使
用状況等によって一人暮らしの老人や身体障害者の安否
等を監視できるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記生
活モニターシステムでは、例えば、監視する診療所が昼
休みである場合や休日である場合等、担当者の勤務時間
外に監視する家庭で緊急を要する事態が発生した場合に
迅速に対応できない恐れがある。そこで、本発明は、緊
急呼び出しを可能として、緊急事態が発生した場合に迅
速に対応できるようにすることを主たる課題とし、ま
た、これを応用して老人や身体障害者の寂しさ等も紛ら
わすことができるようにするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の生活モニターシステムでは、電気製品の情
報を家庭内に配線した信号搬送路を通じて集中送信手段
に送信し、該集中送信手段から家庭外のモニター手段に
送信することによって生活状況を監視する生活モニター
システムにおいて、前記集中送信手段はモデムを備える
とともに、前記モニター手段は無線呼出用携帯受信機で
あり、前記電気製品の情報を電話回線を介して前記集中
送信手段から無線呼出用携帯受信機に送信するようにし
たものである。
【0005】前記生活モニターシステムによれば、電気
製品の情報を集中送信手段に送信し、該集中送信手段か
ら電話回線を介して無線呼出用携帯受信機に送信するよ
うにしているため、家庭を監視する担当者が休憩時間で
あったり休みである場合等、勤務時間外でも監視するこ
とが可能になる。
【0006】前記生活モニターシステムでは、前記無線
呼出用携帯受信機は文字表示機能を備え、前記集中送信
手段によって前記電気製品の情報に応じた文字信号に変
換して送信するようにし、情報を受信した担当者が一目
で情報を判断できるようにすることが好ましい。
【0007】また、前記電気製品が送信する情報は、少
なくとも該電気製品の操作情報と、誤使用等による異常
情報を有することが好ましい。このように、操作情報を
送信することにより、監視する担当者は、一人暮らしの
老人や身体障害者等の安否を確認することができ、ま
た、異常情報を送信することにより、使用方法の間違え
による不都合が発生しても直ぐに対応することができ
る。
【0008】さらに、前記集中送信手段は、電気製品か
ら操作情報が入力された後に経過した時間を計測するタ
イマを備え、前記電気製品が所定時間操作されなければ
前記無線呼出用携帯受信機に無操作情報を送信すること
が好ましい。あるいは、前記電気製品は、該電気製品が
操作された後に経過した時間を計測するタイマを備え、
所定時間操作されなければ前記集中送信手段を介して前
記無線呼出用携帯受信機に無操作情報を送信するように
してもよい。これらのようにすれば、担当者は、特に外
出している時に過去のデータと比較して検討することな
く、監視する家庭の状況を判断することができるため、
より便利になる。
【0009】さらに、前記モニター手段として、前記無
線呼出用携帯受信機とは別に集中モニター手段を設け、
前記電気製品の情報を、前記集中モニター手段を介して
前記無線呼出用携帯受信機に送信できるようにすること
が好ましい。このようにすれば、担当者は、通常の出勤
日には診療所等の勤務先で家庭の状況を監視するととも
に、データを記録することができ、また、勤務時間外で
も前述のように家庭の状況を監視することが可能になる
ため、より便利性が向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。図1は本発明の第1実施形態の生活
モニターシステムを示す。この生活モニターシステム
は、家庭内の各電気製品1の操作状況や動作状況を検出
し、その情報を信号搬送路として家庭内電灯線2を介し
て集中送信部3に送信する。そして、家庭の外部のホー
ムヘルパーに対し、該集中送信部3から電話回線4を利
用して該ホームヘルパーが携帯している無線呼出用携帯
受信機5(所謂ポケットベル(登録商標))に送信する
ことにより、ホームヘルパーによってその家庭の生活状
況等を監視するものである。
【0011】前記電気製品1は、図2に示すように、負
荷制御回路7と表示パネル部8とからなり、これに操作
状況検出手段の役割を兼ねるマイコン9と変復調回路1
0とが付加されたものである。なお、本実施形態では、
電気製品1として電気ポット1Aと炊飯ジャー1Bとを
図示しているが、これら以外に、空気清浄機、エアコ
ン、電気掃除機等の家庭内で使用するあらゆる電気製品
1にも適用できることは言うまでもない。
【0012】前記マイコン9は、前記表示パネル部8に
配設された操作スイッチが操作されたという操作情報、
内蔵された時計による2時間毎等の希望の時間毎の電気
製品1の動作情報、電気ポット1Aの場合には空炊き、
炊飯ジャー1Bの場合には鍋なし炊飯等の電気製品1の
誤使用による異常情報を検出し、所定の信号波として前
記変復調回路10に送信するものである。また、この変
復調回路10に前記集中送信部3から返信があったか否
かを検出して、内蔵されたタイマによって所定時間内に
返信が検出されない場合には信号波を再送信するもので
ある。
【0013】ここで、前記操作情報を検出する操作スイ
ッチとしては、例えば、電気ポット1Aの場合には、沸
騰スイッチ、給湯スイッチ、および、保温スイッチ等が
挙げられる。炊飯ジャー1Bの場合には、炊飯スイッ
チ、保温スイッチ、および、予約スイッチ等が挙げられ
る。また、動作情報を検出する負荷部品としては、前記
操作スイッチを操作してオン状態とすることにより点
灯、点滅等する発光ダイオードや、動作する負荷部品等
が挙げられる。さらに、異常情報を検出する手段として
は、前記空炊きや鍋なし炊飯等をした場合に変化する負
荷制御回路7の電圧変動等が挙げられる。
【0014】前記各電気製品1の情報信号は、図3に示
すように、2進法、7ビットであらわされる。そのう
ち、b7は経過時間情報を示し、2時間毎の定期情報の
場合を1、それ以外の操作情報の場合を0で示す。b6
〜b4は製品情報を示し、電気ポット、炊飯ジャー、そ
の他のいずれに該当するかにより、該当する場合を1、
該当しない場合を0で示す。b3は異常情報を示し、異
常を検出した場合を1、異常未検出(通常)の場合を0
で示す。b2は動作情報を示し、負荷部品が動作してい
る場合を1、動作していない場合を0で示す。b1は操
作情報を示し、操作スイッチが操作された場合を1、操
作されない場合を0で示す。例えば、電気ポット1Aの
給湯スイッチが操作された場合、「0001001」と
いう操作情報が前記集中送信部3に送られる。なお、情
報信号は、送信情報の増幅等、種々の変形が可能であ
る。
【0015】前記変復調回路10は、前記マイコン9か
ら入力された情報信号の信号波を所定の高周波電流に周
波数変調し、その変調波をトランス11を介して家庭内
電灯線2に送信する。また、該家庭内電灯線2によって
搬送されてくる変調波を前記トランス11を介して受信
し、所定の信号波に復調して前記マイコン9に出力する
ものである。
【0016】前記信号搬送路である家庭内電灯線2は、
前記電気製品1および集中送信部3が接続されることに
より、これら電気製品1と前記集中送信部3とを接続
し、これらから出力させる変調波を重畳させて搬送する
ものである。
【0017】前記集中送信部3は各家庭毎に設けられる
もので、図2に示すように、マイコン14と、変復調回
路15と、モデム16とからなる。
【0018】前記マイコン14は、前記変復調回路15
を介して受信した各電気製品1の情報信号を解析し、そ
の信号に応じた所定の文書からなる文字信号に変換する
とともに、その変換した文字信号を前記モデム16およ
び電話回線4を介して前記所定の無線呼出用携帯受信機
5に送信するものである。また、このマイコン14は、
前記電気製品1から操作情報が入力された後に経過した
時間を計測するタイマを備え、前記電気製品1が所定時
間(例えば6時間)操作されなければ前記無線呼出用携
帯受信機5に無操作情報を送信するようにしている。
【0019】ここで、前記文字信号は、前記所定の無線
呼出用携帯受信機5の番号の後に、図4に示すように、
2桁の数字によって表されるカタカナ文字や英字等を順
次入力することによってなされる。例えば、前記電気ポ
ット1Aの給湯スイッチが操作されることにより、該電
気製品1Aから前述のように「0001001」という
操作情報が入力されると、所定の呼出番号の後に、「7
5524169162283134513」と入力する
ことにより、後述する無線呼出用携帯受信機5には、
「モニターAキユウトウ」という文書が表示される。な
お、文字の入力方法等は、無線呼出用携帯受信機5の製
造メーカや通信会社等によって相違する。
【0020】前記変復調回路15は、前記電気製品1の
変復調回路10と同様に、上記家庭内電灯線2に重畳さ
れて搬送されてくる各電気製品1からの変調波をトラン
ス17を介して受信し、所定の信号波に復調して前記マ
イコン14に出力する。また、このマイコン14からの
返信信号を所定の変調波に変調し、その変調波をトラン
ス17を介して家庭内電灯線2に重畳させて所定の電気
製品1に送信するものである。
【0021】前記無線呼出用携帯受信機5は、監視する
各家庭から送信された電気製品1の操作情報、動作情報
および異常情報を、所定の通信会社の回線を介して受信
し、その受信した信号を所定の文書として表示パネル部
5aに表示する機能を備えた周知のものである。
【0022】次に、前記生活モニターシステムにおける
電気製品1のマイコン9の動作について説明する。例え
ば、前記電気ポット1Aのマイコン9は、図5および図
6のフローチャートに示すように、まず、ステップS1
で、前記給湯スイッチ等の操作スイッチが操作されたか
否かを検出し、操作を検出した場合にはステップS2に
進み、検出しない場合にはステップS8に進む。
【0023】ステップS2では、前記操作情報b1に1
を入力し、ついで、ステップS3で、他の情報b7〜b
2を設定し、ステップS4に進む。
【0024】ステップS4では、前記ステップS3で設
定した操作情報を、電気ポット1Aの情報信号として、
前記変復調回路10を介して前記集中送信部3に送信す
る。なお、この集中送信部3でのマイコン14の動作は
後で詳細に説明する。
【0025】ついで、ステップS5で、タイマを動作さ
せ、ステップS6に進む。このステップS6では、前記
送信した情報信号を受信したことを示す返信があったか
否かを検出し、検出した場合にはリターンする。一方、
返信を検出しなかった場合には、ステップS7に進む。
【0026】ステップS7では、タイマがタイムアップ
したか否かを検出し、カウントアップした場合にはステ
ップS4に戻り、前記集中送信部3に情報信号を再送信
する。なお、この再送信する回数は、希望回数に設定可
能である。
【0027】また、前記ステップS1で、操作スイッチ
の操作を検出しなかった場合には、ステップS8で、電
気ポット1Aが空炊きではないか否か、即ち、内容器の
内部に水が収容されているか否かを検出し、空炊きであ
る場合には、ステップS9に進み、空炊きではない場合
にはステップS11に進む。
【0028】ステップS9では、異常情報b3に1を入
力した後、ステップS10で、他の情報b7〜b4、b
2、b1を設定し、ステップS4に進み、前記と同様
に、このステップS4〜S7を行う。
【0029】前記ステップS8で、電気ポット1Aが空
炊きではなかった場合には、ステップS11で、前記集
中送信部3に動作情報を送信する時間になったか否かを
検出し、所定時間になった場合にはステップ12に進
み、所定時間になっていない場合にはステップS1に戻
る。
【0030】ステップ12では、経過時間情報b7に1
を入力し、ステップS13に進む。そして、例えばヒー
タ等の負荷部品が動作しているか否かを検出することに
より、電気製品1が動作しているか否かを検出し、動作
している場合にはステップS14に進み、動作情報b2
に1を入力し、ステップS16に進む。一方、動作を検
出しなかった場合にはステップS15に進み、動作情報
b2に0を入力し、ステップ16に進む。
【0031】ステップS16では、他の情報b7〜b
3、b1を設定し、ステップS4に進み、前記と同様
に、このステップS4〜S7を行う。
【0032】次に、前記集中送信部3のマイコン14の
動作について説明する。前記集中送信部3のマイコン1
4は、まず、図7に示すように、ステップS20で、前
記電気製品1から情報信号を受信したか否かを検出し、
受信を検出した場合には、ステップS21に進み、受信
を検出しない場合にはステップS28に進む。
【0033】ステップS21では、前記受信信号から、
どの電気製品1がどのような操作をされたか、どのよう
な動作状況かを解析する。
【0034】ついで、ステップS22で、前記受信した
情報信号が電気製品1の操作情報であるか否かを判断
し、操作情報である場合には、ステップS23に進み、
タイマをリセットして0(零)にした後、ステップS2
4に進み、タイマを再動作させ、ステップS25に進
む。一方、ステップS22で、受信した情報信号が操作
情報でないと判断した場合、即ち、電気製品1の定期的
な動作情報や、空炊きや鍋なし炊飯等の異常情報である
と判断した場合、前記ステップS23、S24を省略し
て直接ステップS25に進む。
【0035】ステップS25では、前記情報信号を送信
した電気製品1に対して、信号を受信したことを示す返
信信号を送信した後、ステップS26で、前記情報信号
を所定の文字信号に変換し、そして、ステップS27
で、前記文字信号をモデム16および電話回線4を介し
て無線呼出用携帯受信機5に送信する。
【0036】一方、前記ステップS20で、情報信号の
受信を検出しなかった場合には、ステップS28で、タ
イマが動作しているか否かを検出し、即ち、電気製品1
からの操作情報を最後に受信してから、異常を判断する
基準となる時間が経過したか否かを検出し、タイマがカ
ウントアップした場合、即ち、所定時間経過した場合に
はステップS29に進む。タイマが動作中である場合に
は、ステップS20に戻る。
【0037】ステップS29では、無操作情報の文字信
号を設定し、前記ステップS27に進んで、前記文字信
号をモデム16および電話回線4を介して無線呼出用携
帯受信機5に送信する。
【0038】これにより、前記無線呼出用携帯受信機5
側では、その表示パネル部5aに所定の伝言が表示され
る。そして、監視する担当者は、その表示された伝言を
見て、「モニターAキユウトウ」等の操作情報や、「モ
ニターAホオン」等の定期的な動作情報であれば、その
情報を記録する。また、「モニターAムソウサ」等の無
操作情報である場合には、その家庭に電話あるいは訪問
したり、また、自分自身で訪問できない場合には、他の
人に連絡をして訪問させたりする。
【0039】このように、前記生活モニターシステムで
は、電気製品1の操作スイッチを操作したという操作情
報、動作情報、および、異常情報を、無線呼出用携帯受
信機5に送信するようにしているため、診療所が昼休み
であったり、休日であった場合等、担当者の勤務時間外
である場合にも、担当の家庭の生活状況を監視すること
ができ、その結果、緊急を要する時にも迅速に対応する
ことができる。
【0040】なお、前記第1実施形態の生活モニターシ
ステムでは、電気製品1の無操作を判断するための手段
を集中送信部3のマイコン14のタイマを利用したが、
電気製品1のマイコン9に内蔵されたタイマを利用して
判断してもよい。このように、電気製品1側に無操作を
判断する手段を設ける構成は、操作状況を監視する電気
製品1が1つの場合に好適であり、前述のように集中送
信部3に設ける構成は、操作状況を監視する電気製品1
が多数ある場合に好適である。
【0041】図8は第2実施形態の生活モニターシステ
ムを示す。この生活モニターシステムは、前記第1実施
形態では、前記集中送信部3によって電気製品1の情報
信号をモニター手段である無線呼出用携帯受信機5に送
信したのに対し、前記モニター手段として、前記無線呼
出用携帯受信機5とは別に集中監視部20を設け、希望
時には該集中監視部20を介して前記無線呼出用携帯受
信機5に送信するようにしたものである。なお、前記電
気製品1および集中送信部3の構成は、前記第1実施形
態と同一であり、前記集中送信部3には、前記集中監視
部20へ送信する番号が登録されている点でのみ相違し
ている。
【0042】前記集中監視部20は、各家庭毎に設けた
前記集中送信部3から送信される情報信号を一元管理し
て各家庭を監視するためのもので、前記集中送信部3と
電話回線4を介して接続されている。この集中監視部2
0としてはパーソナルコンピュータが使用可能であり、
本実施形態では、このパーソナルコンピュータにモデム
21を接続したものを適用している。このパーソナルコ
ンピュータは、前記モデム21を介して受信した情報信
号のうち、電気製品1の異常情報と無操作情報とを、前
記無線呼出用携帯受信機5に転送するプログラムが搭載
されている。この転送プログラムは、図示しない切換ス
イッチを操作することにより動作するもので、前記異常
情報や無操作情報を受信すると、所定の無線呼出用携帯
受信機5の番号の後に、前記第1実施形態の集中送信部
3と同様に、2桁の数字によって表される文字や英字等
を順次入力して情報に応じた伝言を設定し、前記モデム
21および電話回線4を介して無線呼出用携帯受信機5
に送信するものである。
【0043】次に、前記生活モニターシステムにおける
集中監視部20の動作について説明する。前記集中監視
部20であるパーソナルコンピュータのマイコンは、ま
ず、図9に示すように、ステップS30で、各家庭から
電気製品1の情報信号を受信したか否かを検出し、検出
した場合にはステップS31に進み、検出しない場合に
は、検出するまで待機する。
【0044】ステップS31では、前記受信した情報信
号を解析し、監視するどの家庭から、どのような情報が
送信されてきたか、即ち、電気製品1の操作情報、動作
情報、異常情報、無操作情報のいずれが送信されたかを
解析し、ついで、ステップS32で、内蔵されたメモリ
に前記情報を記録する。
【0045】次に、ステップS33で、図示しない切換
スイッチにより、前記無線呼出用携帯受信機5への転送
プログラムが実行されているか否かを検出し、実行され
ている場合には、ステップS34に進む。一方、実行さ
れていない場合にはステップS37に進み、受信した情
報をディスプレイに表示した後、リターンする。
【0046】ステップS34では、前記受信した情報が
電気製品1の異常情報又は無操作情報であるか否かを検
出し、異常情報又は無操作情報である場合にはステップ
S35に進む。一方、異常情報又は無操作情報ではな
く、電気製品1の操作情報や定期的な動作情報である場
合にはリターンする。
【0047】ステップS35では、前記無線呼出用携帯
受信機5に送信する転送信号(文字信号)を設定し、つ
いで、ステップS36で、その設定した信号を前記モデ
ム21および電話回線4を介して無線呼出用携帯受信機
5に送信してリターンする。
【0048】このように、第2実施形態の生活モニター
システムでは、勤務時間外には前記集中監視部20によ
って、各家庭から送信された情報のうち、直ぐに対応す
る必要がある異常情報と無操作情報とを無線呼出用携帯
受信機5に送信するようにしているため、家庭を監視す
る担当者の便利性の向上を図ることができる。
【0049】なお、前記第2実施形態では、異常情報や
無操作情報を集中監視部20介して無線呼出用携帯受信
機5に送信するようにしたが、これらの情報のみ、各家
庭の集中送信部3から、直接、無線呼出用携帯受信機5
に送信し、他の操作情報や動作情報のみを前記集中監視
部20に送信するようにしてもよい。また、前記操作情
報や動作情報は、前記集中送信部3にメモリを設け、こ
のメモリに一旦記録しておき、6時間毎等の所定時間毎
に前記集中監視部20に送信する一方、前記異常情報と
無操作情報は、電気製品1からの信号を受信したら直ぐ
に前記集中監視部20又は無線呼出用携帯受信機5に送
信するようにしてもよい。
【0050】図10及び図11は第3実施形態の生活モ
ニターシステムを示す。この生活モニターシステムは、
前記第1および第2実施形態の構成を応用して、監視す
る家庭の老人や身体障害者等に文書によって問いかけで
きるようにすることにより、監視されている人の寂しさ
を紛らわせるようにしたものである。なお、家庭を監視
するための構成は、前記第1実施形態又は第2実施形態
と同様である。
【0051】具体的には、第3実施形態の生活モニター
システムでは、例えば、電気ポット1A等、家庭内で一
番身近に置いておく電気製品1に、前記無線呼出用携帯
受信機3の機能を搭載させている。即ち、前記電気製品
1には、前記変復調回路10にアンテナ25が接続され
るとともに、前記マイコン9には受信した信号を標本化
するためのデータ変換器26が設けられている。また、
前記表示パネル部8は、種々の文字を表示できる液晶パ
ネルが適用されている。
【0052】前記第3実施形態の生活モニターシステム
では、前記第1実施形態又は第2実施形態と同様に、監
視する担当者が勤務時間外であっても、監視する家庭に
異常が発生した場合には、直ぐに対応することができ
る。その上、電気製品1に無線呼出用受信機能を搭載さ
せているため、例えば、起床時間等に担当者側から電話
等によって、「オハヨウ」等の文字信号を送信すること
により、前記アンテナ25および変復調回路10を介し
てその文字信号を受信し、その信号を前記データ変換器
26を介して標本化した後、そのデータを表示パネル部
8に表示させることができる。これにより、目を覚まし
た一人暮らしの老人や身体障害者等は、その伝言を見る
ことにより、いつも人が自分のことを気にかけていてく
れることが分かり、寂しさを紛らわせることができる。
また、電話等をかけて、老人や身体障害者等に手間をか
けることなく、挨拶をすることができる。
【0053】なお、前記第3実施形態では、電気製品1
に無線呼出用受信機能を搭載させたが、この機能を集中
送信部3に搭載させ、多数の電気製品1に対して全てに
伝言を表示させるようにしてもよい。また、この場合、
文字信号を受信する手段は前記アンテナ25に限られ
ず、第2実施形態のようにモニター手段としてパーソナ
ルコンピュータを適用した場合には、電話回線4を通じ
て受信させることもできる。
【0054】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の生活モニターシステムでは、監視する家庭の電気製品
の情報を無線呼出用携帯受信機に送信できるようにして
いるため、監視する担当者が勤務時間外であっても、担
当の家庭を監視することができ、その結果、勤務時間外
に異常が生じた場合でも迅速に対応することができる。
特に、電気製品の使用上の間違えを示す異常情報や、前
記電気製品が所定時間操作されていないことを示す無操
作情報を、文字情報として送信するようにすれば、担当
者は無線呼出用携帯受信機を一目見れば状況を直ぐに判
断できるため、使用上の便利性を大幅に向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の生活モニターシステ
ムを示す概略構成図である。
【図2】 電気製品と集中送信手段の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】 電気製品から集中送信手段に送信する信号を
説明するための図面である。
【図4】 集中送信手段からモニター手段に送信する信
号を説明するための図面である。
【図5】 電気製品のマイコンの動作を示すフローチャ
ートである。
【図6】 図5の続きを示すフローチャートである。
【図7】 集中送信手段の動作を示すフローチャートで
ある。
【図8】 第2実施形態の生活モニターシステムを示す
概略構成図である。
【図9】 第2実施形態のモニター手段である集中監視
手段の動作を示すフローチャートである。
【図10】 第3実施形態の電気製品を示す正面図であ
る。
【図11】 図10の電気製品の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1…電気製品、1A…電気ポット、1B…炊飯ジャー、
2…家庭内電灯線(信号搬送路)、3…集中送信部、4
…電話回線、5…無線呼出用携帯受信機、7…負荷制御
回路、8…表示パネル、9…マイコン、10…変復調回
路、11…トランス、14…マイコン、15…変復調回
路、16…モデム、17…トランス、20…集中監視
部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気製品の情報を家庭内に配線した信号
    搬送路を通じて集中送信手段に送信し、該集中送信手段
    から家庭外のモニター手段に送信することによって生活
    状況を監視する生活モニターシステムにおいて、前記集
    中送信手段はモデムを備えるとともに、前記モニター手
    段は無線呼出用携帯受信機であり、前記電気製品の情報
    を電話回線を介して前記集中送信手段から無線呼出用携
    帯受信機に送信するようにしたことを特徴とする生活モ
    ニターシステム。
  2. 【請求項2】 前記無線呼出用携帯受信機は文字表示機
    能を備え、前記集中送信手段によって前記電気製品の情
    報に応じた文字信号に変換して送信するようにしたこと
    を特徴とする請求項1に記載の生活モニターシステム。
  3. 【請求項3】 前記電気製品が送信する情報は、少なく
    とも該電気製品の操作情報と、誤使用等による異常情報
    を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    の生活モニターシステム。
  4. 【請求項4】 前記集中送信手段は、電気製品から操作
    情報が入力された後に経過した時間を計測するタイマを
    備え、前記電気製品が所定時間操作されなければ前記無
    線呼出用携帯受信機に無操作情報を送信するようにした
    ことを特徴とする請求項3に記載の生活モニターシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記電気製品は、該電気製品が操作され
    た後に経過した時間を計測するタイマを備え、所定時間
    操作されなければ前記集中送信手段を介して前記無線呼
    出用携帯受信機に無操作情報を送信するようにしたこと
    を特徴とする請求項3に記載の生活モニターシステム。
  6. 【請求項6】 前記モニター手段として、前記無線呼出
    用携帯受信機とは別に集中モニター手段を設け、前記電
    気製品の情報を、前記集中モニター手段を介して前記無
    線呼出用携帯受信機に送信できるようにしたことを特徴
    とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の生
    活モニターシステム。
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