JPH1121986A - 土砂運搬用台車及び下水管運搬用荷台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バックホー等の入り込めない下水管配設作業
現場において、多量の土砂、コンクリート、下水管等を
効率良く安全に運搬することのできる土砂運搬用台車及
び下水管運搬用荷台を提供する。 【解決手段】 土砂等を積載するホッパ１と、該ホッパ
１を支持するホッパ両側の脚２と、該脚２に備えられた
車輪３とを有して構成された土砂運搬用台車Ａであっ
て、前記ホッパ１下方の車幅中央部分には開閉扉７を備
えた排出口５が配置され、前記土砂運搬用台車Ａはホッ
パ１を中央に配置した状態で、両側の車輪３によって移
動可能に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は土砂運搬用台車及び
下水管運搬用荷台に関し、特に、バックホー等の入り込
めない下水管配設作業現場において、多量の土砂、コン
クリート、下水管等を効率良く安全に運搬することので
きる土砂運搬用台車及び下水管運搬用荷台に関する。

【０００２】

【従来の技術】一般的に、下水管を配設する場合は、図
８に示すように、下水管５１の配設経路に従って、バッ
クホー５２により、幅１ｍ前後、深さ１ｍ２０ｃｍ〜３
ｍ程度の溝状の穴５３を掘削する。次に、掘削面の崩壊
を防止するため、土留め用の矢板５４を掘削面に張り付
け、腹起し５５を矢板５４間に掛け渡し、内側から切梁
５６によって腹起し５５同士を外側に圧迫し、矢板５４
を掘削面に押しつける。そして、前記穴５３の底に基礎
コンクリート５７を打設し、その上に陶管（下水管５
１）を布設し、前記基礎コンクリート５７と陶管の隙間
に根巻きコンクリート５８（９０度巻コンクリート）を
詰め、再びバックホー５２等により埋戻す作業が行なわ
れている。また、前記埋戻し作業において、幅員の狭い
道路では、穴を掘削した後にバックホー５２が入り込め
なくなる場合があり、このような現場においては、作業
員が一輪車によって土砂を運搬して埋戻しが行なわれて
いる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記一
輪車を使用して土砂を埋戻す作業では、一度に運搬する
土砂の量が少ないため効率が悪いという問題があった。
また、穴の深さの高低によって矢板５４が地上に突設す
る場合があり、矢板５４が地上から３０ｃｍ以上突設し
た場合には、一輪車から土砂を穴に投入するための足場
を配置しなければならず、そのための手間がかかるとい
う問題があった。そして、生コン車両等の進入できない
現場において、穴底に基礎コンクリートを打設する場合
には、一輪車からバケツによってコンクリートを穴底に
運搬しなければならず、重量のあるコンクリートをバケ
ツによって吊り下げるには、多大な労力を必要とすると
いう問題があった。本発明はかかる従来の問題点を解決
するためになされたものであって、その目的とするとこ
ろは、バックホー等の入り込めない下水管配設作業現場
において、多量の土砂、コンクリート、下水管等を効率
良く安全に運搬することのできる土砂運搬用台車及び下
水管運搬用荷台を提供することにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】前記目的を解決するため
の手段として、本発明請求項１記載の土砂運搬用台車で
は、土砂等を積載するホッパと、該ホッパを支持するホ
ッパ両側の脚部と、該脚部に備えられた車輪とを有して
構成された土砂運搬用台車であって、前記ホッパ下方の
車幅中央部分には開閉扉を備えた排出口が配置され、前
記土砂運搬用台車はホッパを中央に配置した状態で、両
側の車輪によって移動可能に構成されている。このよう
な構成とすることにより、バックホーの入り込むことの
できない幅員の狭い道路の作業においても、本発明の土
砂運搬用台車を使用することによって、一度に多くの土
砂を運搬することができる。

【０００５】請求項２記載の土砂運搬用台車では、請求
項１記載の土砂運搬用台車において、前記土砂運搬用台
車には水平移動用、及び重量物の上下移動用のウインチ
が備えられている構成とした。このような構成とするこ
とにより、ウインチによる土砂運搬用台車自身の移動が
可能となると共に、重量物であるコンクリートのバケツ
による吊り下げ搬入が容易となる。

【０００６】請求項３記載の土砂運搬用台車では、請求
項１または２記載の土砂運搬用台車において、前記土砂
運搬用台車には制動手段が備えられている構成としたの
で、坂道、傾斜地の埋戻し作業においても、土砂運搬用
台車の転がりを防止でき、安全に使用することができ
る。

【０００７】請求項４記載の下水管運搬用荷台では、土
砂運搬用台車に装着して使用する下水管運搬用荷台であ
って、前記下水管運搬用荷台は、下水管を横に寝せて並
列に積載する積載フレームと、該積載フレームの一端に
配置された回転フレームとを有して構成され、前記回転
フレームは下水管を積載した状態で、下水管と共に垂直
方向に回転し、下水管を下水管配設穴の直上に垂直に配
置する機能を有した構成とした。このような構成とする
ことにより、下水管の運搬、配設作業を効率的に行なう
ことができる。

【０００８】請求項５記載の下水管運搬用荷台では、請
求項４記載の回転フレームにおいて、前記回転フレーム
から垂直に下水管を吊下げる際に下水管吊下げ具が使用
され、該下水管吊下げ具は下水管に挿通されるロッド
と、該ロッドを下水管の中心に位置決めするガイド盤
と、該ロッド先端の掛止盤とを有して構成されている。
このような下水管吊下げ具を使用することにより、下水
管を安全に穴に搬入することができる。

【０００９】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図１は本発明の実施の形態
１にかかる土砂運搬用台車の斜視図、図２は本発明の実
施の形態１にかかる土砂運搬用台車の側面図、図３は本
発明の実施の形態１にかかる土砂運搬用台車の平面図、
図４は本発明の実施の形態３にかかる下水管運搬用荷台
の斜視図、図５は本発明の実施の形態３にかかる下水管
運搬用荷台の平面図、図６は本発明の実施の形態３にか
かる下水管運搬用荷台の側面図、図７は下水管吊下げ具
の側面図である。本発明の実施の形態１にかかる土砂運
搬用台車Ａは土砂等を積載するホッパ１と、該ホッパ１
両側の脚２と、該脚２に備えられた車輪３を主要な構成
としている。

【００１０】前記ホッパ１は上面に水平の開口部４を有
する平面視矩形状の土砂積載タンクであり、該開口部４
の両側から下に向かって勾配が形成され、該勾配先端の
ホッパ１下方中央には、前後方向に長い排出口５が形成
されている。また、前記ホッパ１は作業員の腰程度の高
さを有し、通常の一輪車の７〜８台分の容量を有し、ホ
ッパ１に土砂を積載した場合には、ホッパ１内の土砂が
中央に集まりながら、下に移動して排出されるように構
成されている。そして、前記ホッパ１は外縁の四隅から
下に伸びた脚２によって支持され、該脚２は開口部４の
外縁四隅から下に向かって垂直に突設され、該４本の脚
２の前後方向の２本づつは下端が水平フレーム６によっ
て連結され、該水平フレーム６に車輪３が前後に２つ、
合計４つ備えられた構成となっている。

【００１１】また、ホッパ１下端の排出口５にはレバー
８によって開閉される開閉扉７が備えられ、開口部４に
設けられたレバー８を持ち上げることにより、開閉扉７
が中央から左右に分れて開くように構成されている。そ
して、前記脚２には高さ調整ねじ９が設けられ、地上に
突設する矢板１０の高さに合わせて任意に土砂運搬用台
車Ａの高さが調整できるようになっている。また、前記
水平フレーム６の矢板１０との接触部分にはガイドロー
ラ１１が配置され、土砂運搬用台車Ａの進行をガイドす
るように構成されている。また、前記ホッパ１の開口部
４の外縁四隅には、土砂運搬用台車Ａを吊り上げるため
のホック１２が備えられ、マンホール（人孔）、下水管
埋設用の穴を飛び越えて土砂運搬用台車Ａを配置する場
合に、バックホー、クレーン等のロープにホック１２を
掛止して土砂運搬用台車Ａを吊り上げる。

【００１２】次に、本発明の実施の形態２にかかる土砂
運搬用台車について説明する。本発明の実施の形態２に
かかる土砂運搬用台車は、前記実施の形態１にかかる土
砂運搬用台車において、ウインチ（図示せず）を搭載し
た構成のものであり、前記ウインチは電気によって駆動
され、電源は土砂運搬用台車搭載の発電機、外部電源等
によって駆動される構成のものである。ウインチの大き
さとしてはホッパの横に配置される程度の大きさのもの
使用し、ウインチの駆動力はホッパに土砂、コンクリー
トを満載した状態で、ウインチが水平方向にロープを巻
上げて土砂運搬用台車が傾斜地、坂道を上ることができ
る程度、及びバケツに入ったコンクリートを上下できる
程度の出力を有するものを使用する。また、制動手段
（ブレーキ）を配置する場合もあり、該制動手段を配置
することにより、傾斜地で作業する場合に土砂運搬用台
車の転がりを防止することができる。

【００１３】次に、下水管配設用の穴の掘削工程、及び
土砂運搬用台車の作用について説明する。下水管１５を
配設する場合には、下水管１５の配設経路に沿って、バ
ックホー等により、幅１ｍ前後、深さ１ｍ２０ｃｍ〜３
ｍ程度の溝状の穴１６を掘削する。次に、掘削面の崩壊
を防止するため、土留め用の矢板１０を掘削面に張り付
け、腹起し１７を矢板１０間に掛け渡し、内側から切梁
１８によって腹起し１７同士を外側に圧迫し、矢板１０
を掘削面に押しつける。また、配管経路の所定箇所に
は、縦横２ｍ周囲のマンホール（人孔）を形成し、下水
管１５の検査、清掃の際の出入口を設ける。そして、前
記穴１６の底に基礎コンクリート１９を打設し、基礎コ
ンクリート１９と陶管の隙間に根巻きコンクリート１９
ａ（９０度巻コンクリート）を詰め、陶管を連続して配
管する。

【００１４】ここで、道路の幅員が狭い場合には、バッ
クホーによって下水管配設用の穴１６を掘削したため、
道路両側のスペースが狭くなり、バックホーが再び入り
込めなくなる場合がある。このような現場において、従
来一輪車によってコンクリート、土砂の運搬が行なわれ
ていたのであるが、一輪車では一度に運搬できる土砂、
コンクリートの量に限度があり、効率的な作業ができな
いという問題があった。また、土留め用の矢板１０を配
置する場合において、穴１６の深さの高低によって、矢
板１０が地上から突起する場合があり、該突起した矢板
１０を越えて土砂、コンクリートを搬入するのは危険が
伴うという問題があった。特に、穴１６が深い場合にお
いて、一輪車のコンクリートをバケツに移し代え、ロー
プによって穴底の作業員に運搬する作業は、切梁１８、
腹起し１７等が障害となり、重量のあるコンクリートを
運搬するために、多大な労力を必要とするという問題が
あった。

【００１５】このような現場において本発明の土砂運搬
用台車を使用することにより効率的な埋戻し作業を行な
うことができる。本発明の土砂運搬用台車を使用する場
合には、まず、幅１ｍ前後の下水管配設用の穴１６の両
側に、土砂運搬用台車の両側の脚２をそれぞれ配置し、
ホッパ１が穴１６の真上に位置するようにする。このと
き、マンホール、穴等が障害となり土砂運搬用台車を移
動できない場合には、バックホー、クレーン等のロープ
に土砂運搬用台車の１ホック１２を掛止し、土砂運搬用
台車を吊りあげて、目的場所へ移動する。次に、ホッパ
１にコンクリートを積載し、コンクリートを積載した状
態で土砂運搬用台車を穴１６に沿って移動させる。目的
場所に到達した後、バケツ等に移し代え、該バケツをウ
インチのロープに掛止して穴底に搬入する。

【００１６】コンクリート打設後、下水管の基礎コンク
リート１９が形成された後は、その上に下水管１５を配
設し、下水管１５と基礎コンクリート１９の隙間を、根
巻きコンクリート１９ａによって埋めて固定し、穴１６
を砂等によって埋戻す。埋戻し作業は、前記コンクリー
トの搬入作業と同様に、ホッパ１に砂を積載し、土砂運
搬用台車を穴１６に沿って移動させる。目的場所に到達
した後、開閉扉７を開いて砂を徐々に直接穴に投入す
る。ここで、埋戻し作業現場が傾斜地にある場合におい
て、作業員の力で土砂運搬用台車が坂道を上らない場合
には、ウインチのロープを水平方向に延長して固定し、
該ロープをウインチで巻き上げることによって、土砂運
搬用台車を移動させることができる。本実施の形態の土
砂運搬用台車は、一輪車７〜８台の容量を有するホッパ
としたので、効率良くコンクリートの搬入作業、土砂の
運搬作業を行なうことができる。

【００１７】次に、本発明の実施の形態３にかかる下水
管運搬用荷台Ｃについて説明する。本実施の形態にかか
る下水管運搬用荷台Ｃは、前記実施の形態の土砂運搬用
台車に装着する荷台であり、その構成は図４〜図６に示
すように、下水管１５を横に寝せて並列に積載する積載
フレーム２０と、該積載フレーム２０の一端に連結され
た回転フレーム２１を主要な構成としている。前記下水
管運搬用荷台Ｃに搭載する下水管１５の大きさは、長さ
１ｍ前後、直径３０ｃｍ前後、重量６０Ｋｇ前後であ
り、下水管運搬用荷台Ｃは、積載フレーム２０に下水管
を４本積むことができる程度の大きさを有して構成され
ている。尚、下水管運搬用荷台Ｃの大きさは土砂運搬用
台車、及び下水管１５の大きさに合わせて任意に設定す
ることができる。

【００１８】前記積載フレーム２０は前後方向にやや長
く形成された長方形の外枠２２と、該外枠２２の横方向
に架け渡された補強部材２３と、前記外枠２２の縦方向
に平行に架け渡された２本のレール２４，２４と、前記
外枠２２の後側一端から水平に突設された回転フレーム
支持ロッド２５とを有して構成されている。前記２本の
レール２４，２４は下水管１５の載置部分であり、下水
管１５を搭載する場合には２本のレール２４，２４を横
切るように下水管を並列に搭載する。

【００１９】前記回転フレーム２１は積載フレーム２０
の後側に連結された下水管搬入用部材であり、回転フレ
ーム２１下部の挿通管部に回転フレーム支持ロッド２５
が挿通されて、回転自在に連結されると共に、先端には
止め金２５ａが配置され、回転フレームの離脱が防止さ
れている。また、前記回転フレーム２１は回転フレーム
支持ロッド２５を中心に９０度回転するように構成され
ている。また、前記回転フレーム２１は車幅方向にやや
長めに形成され、積載フレーム２０の横方向に突設さ
れ、該突設した部分にはロープガイドバー２６及び、ロ
ープ仮止め用突起２７，２７が設けられている。

【００２０】次に、下水管運搬用荷台Ｃの作用について
説明する。土砂運搬用台車のホッパ１上部に下水管運搬
用荷台Ｃを固定した後、４本程度の下水管１５を並列に
下水管運搬用荷台Ｃに搭載する。下水管１５搭載後、土
砂運搬用台車を移動させ、下水管配設用の穴の直上を通
過しながら目的場所まで移動する。目的場所に到達後、
積載フレーム２０の下水管１５を転がしながら回転フレ
ーム２１に移動させ、レバーブロック２８によって徐々
にチェーン２９をゆるめて回転フレーム２１及び回転フ
レーム２１上の下水管１５を垂直方向に回転させる。下
水管１５が垂直方向に回転した後、下水管１５をロープ
３０によって吊り下げ、徐々に穴へ降下させて下水管１
５を布設する。

【００２１】ここで、下水管１５とロープ３０を連結す
る場合には図７に示す下水管吊下げ具３１を使用する。
前記下水管吊下げ具３１は、下水管１５に挿通されるロ
ッド３２と、該ロッド３２を下水管の中心に位置決めす
る２枚のガイド盤３３と、該ロッド３２先端の掛止盤３
４とを有して構成され、この下水管吊下げ具３１を下水
管１５に挿通することにより、先端の掛止盤３４が重り
によって傾動し、下水管の下端に掛止して抜けないよう
になる。そして、ロッド３２基端にロープ３０を連結す
ることにより下水管１５を吊下げることができる。下水
管１５を吊下げた後は、ロープガイドバー２６を経由し
て、ロープ仮止め用突起２７，２７にロープ３０を絡ま
せて、下水管１５の落下を防ぎながら、徐々に下水管１
５を降下させる。

【００２２】以上、本発明の実施の形態を説明してきた
が、本発明の具体的な構成は本実施の形態に限定される
ものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更
等があっても本発明に含まれる。例えば、前記実施の形
態において、ホッパは一輪車の７〜８台分の容量を有す
る構成のものについて説明したが、ホッパの容量、土砂
運搬用台車の大きさ、車輪の数等については任意に設定
することができる。

【００２３】

【発明の効果】以上説明してきたように、本発明請求項
１記載の土砂運搬用台車においては、ホッパを中央に配
置した状態で、両側の車輪によって移動可能に構成され
ているので、バックホー等の入り込めない場所において
も、両側の車輪の接地できるスペースがあれば使用する
ことができる。また、ホッパの下方には開閉扉を備えた
排出口が配置されているので、開閉扉を開閉させて、適
量づつ土砂を投入することができる。

【００２４】請求項２記載の土砂運搬用台車において
は、水平移動用、及び重量物の上下移動用のウインチが
備えられている構成としたので、下水管配設用の穴にバ
ケツの入ったコンクリートを搬入する際に、バケツをウ
インチのロープによって吊り下げ、労力の軽減を図るこ
とができる。また、埋戻し作業現場が傾斜地にある場合
において、作業員の力で土砂運搬用台車が坂道を上らな
い場合には、ウインチのロープを水平方向に延長して固
定し、該ロープをウインチで巻き上げることによって、
土砂運搬用台車を移動させることができる。

【００２５】請求項３記載の土砂運搬用台車において
は、制動手段（ブレーキ）を備えた構成としたので、坂
道、傾斜地において作業する場合にも、反対方向に転が
る恐れが無く、安全に使用することができる。

【００２６】請求項４記載の下水管運搬用荷台において
は、土砂運搬用台車に装着して使用する構成としたの
で、複数の下水管を搭載して容易に運搬することができ
る。また、土砂運搬用台車を土砂運搬用及び下水管運搬
用の２通りの使い方をすることができる。そして、回転
フレームを有する構成としたので、下水管を垂直方向に
回転させ、安全に素早く下水管を設置することができ
る。

【００２７】請求項５記載の下水管運搬用荷台において
は、下水管吊下げ具を使用して下水管を吊下げる構成と
したので、下水管とロープの連結作業を容易に行なうこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態１にかかる土砂運搬用台車
の斜視図である。

【図２】本発明の実施の形態１にかかる土砂運搬用台車
の側面図である。

【図３】本発明の実施の形態１にかかる土砂運搬用台車
の平面図である。

【図４】本発明の実施の形態３にかかる下水管運搬用荷
台の斜視図である。

【図５】本発明の実施の形態３にかかる下水管運搬用荷
台の平面図である。

【図６】本発明の実施の形態３にかかる下水管運搬用荷
台の側面図である。

【図７】下水管吊下げ具の側面図である。

【図８】従来例にかかる下水管の配設作業を示す説明図
である。

【符号の説明】

Ａ 土砂運搬用台車 Ｃ 下水管運搬用荷台 １ ホッパ ２ 脚 ３ 車輪 ４ 開口部 ５ 排出口 ６ 水平フレーム ７ 開閉扉 ８ レバー ９ 高さ調整ねじ １０ 矢板 １１ ガイドローラ １２ ホック １５ 下水管 １６ 穴 １７ 腹起し １８ 切梁 １９ 基礎コンクリート １９ａ 根巻きコンクリート ２０ 積載フレーム ２１ 回転フレーム ２２ 外枠 ２３ 補強部材 ２４ レール ２５ 回転フレーム支持ロッド ２５ａ 止め金 ２６ ロープガイドバー ２７ 仮止め用突起 ２８ レバーブロック ２９ チェーン ３０ ロープ ３１ 下水管吊下げ具 ３２ ロッド ３３ ガイド盤 ３４ 掛止盤

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 土砂等を積載するホッパと、 該ホッパを支持するホッパ両側の脚部と、 該脚部に備えられた車輪とを有して構成された土砂運搬
   用台車であって、 前記ホッパ下方の車幅中央部分には開閉扉を備えた排出
   口が配置され、 前記土砂運搬用台車はホッパを中央に配置した状態で、
   両側の車輪によって移動可能に構成されていることを特
   徴とする土砂運搬用台車。
2. 【請求項２】 前記土砂運搬用台車には水平移動用、及
   び重量物の上下移動用のウインチが備えられていること
   を特徴とする請求項１記載の土砂運搬用台車。
3. 【請求項３】 前記土砂運搬用台車には制動手段が備え
   られていることを特徴とする請求項１または２記載の土
   砂運搬用台車。
4. 【請求項４】 土砂運搬用台車に装着して使用する下水
   管運搬用荷台であって、 前記下水管運搬用荷台は、下水管を横に寝せて並列に積
   載する積載フレームと、 該積載フレームの一端に配置された回転フレームとを有
   して構成され、 前記回転フレームは下水管を積載した状態で、下水管と
   共に垂直方向に回転し、下水管を下水管配設穴の直上に
   垂直に配置する機能を有したことを特徴とする下水管運
   搬用荷台。
5. 【請求項５】 請求項４記載の回転フレームにおいて、 前記回転フレームから垂直に下水管を吊下げる際に下水
   管吊下げ具が使用され、 該下水管吊下げ具は下水管に挿通されるロッドと、 該ロッドを下水管の中心に位置決めするガイド盤と、 該ロッド先端の掛止盤とを有して構成されたことを特徴
   とする請求項４記載の下水管運搬用荷台。