JPH11219448A - 画像表示方法 - Google Patents

画像表示方法

Info

Publication number
JPH11219448A
JPH11219448A JP10019341A JP1934198A JPH11219448A JP H11219448 A JPH11219448 A JP H11219448A JP 10019341 A JP10019341 A JP 10019341A JP 1934198 A JP1934198 A JP 1934198A JP H11219448 A JPH11219448 A JP H11219448A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cross
image
images
sectional
sectional images
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10019341A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Goto
良洋 後藤
Tomohiro Nagao
朋洋 永尾
Naoko Nagao
尚子 永尾
Osamu Sasahara
修 笹原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Medical Corp filed Critical Hitachi Medical Corp
Priority to JP10019341A priority Critical patent/JPH11219448A/ja
Publication of JPH11219448A publication Critical patent/JPH11219448A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】立体的画像を構成するMPR画像を平面的に展
開し、歪みのない断面像の表示を可能にする。 【解決手段】ボリューム画像を含む複数の断層像を積み
上げた原画像を、互いに交わる2以上の平面で切断し、
各平面で切断した切断面の断面像を同一画面上に表示す
る際に、各断面像をそれぞれその切断面と直交する方向
から見た断面像2、3として構成し、前記構成した各断
面像2、3を、前記互いに交わる平面の交線p2p5を境界
にして隣接するように合成し、前記各断面像2、3を平
面的に展開して表示する。これにより、歪みのない断面
像2、3を表示可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像表示方法に係
り、特にマルチプレナーリコンストラクション(multi
planer reconstruction:MPR)画像というの画像表示
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】医用画像には、X線CT装置、MRI装
置、超音波診断装置などの各種モダリティ毎にX線CT
画像やMRI画像、超音波断層像等の種々の画像があ
る。それらの各種モダリティで得られた画像の疑似三次
元画像を得る方法として、視点と投影面とを与え、視点
と投影面との間に存在する原画像(複数の断層像)を、
その投影面に視点から見たように投影する投影法が存在
する。投影法には、平行投影法と中心投影法とが知られ
ている。
【0003】観察対象の内部を内視鏡で見たような画像
(以下、内視鏡的画像という)を得るためには、視点を
観察対象の内部に設定することができる中心投影法を用
いる。この内視鏡的画像を得る中心投影法は、特開平7
−210704号公報、及び特開平8−16813号公
報に記載されている。図7は中心投影法によって構成さ
れた疑似三次元画像を示す。また、中心投影法における
視点位置及び視点方向を適宜更新することにより内視鏡
的な動きを模擬した投影像を得ることができる。
【0004】そして、上記視点を管状物体の内腔の奥行
き方向に移動指示する場合の参考にするために、視点付
近のMPR画像を表示することが提案されている。図8
は立体的画像を構成する前記MPR画像を示す。このM
PR画像は、視点eを通り矢印Aで示す視線方向と平行
な平面で切断した切断面の断面像2Aと、視点eを通り
矢印Aで示す視線方向と直交する平面で切断した切断面
の断面像3Aとを含んでいる。
【0005】また、図8に示すMPR画像は、以下のよ
うにして構成される。図9に示すように複数の断層像を
積み上げた原画像を、互いに直交する上記2つの平面で
切断分離し、この分離された原画像を平行投影法によっ
て投影面に投影する。尚、投影面は、絶対座標系(x,
y,z)の角度θ1 、θ2 によって適宜設定することが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8に
示すMPR像は立体的に見えるが、各断面像が斜めに見
える分だけ像が歪み、断面像中の各部の大きさ等を正確
に把握できないという問題がある。本発明はこのような
事情に鑑みてなされたもので、立体的画像を構成するM
PR画像を平面的に展開し、歪みのない断面像を表示す
ることができる画像表示方法を提供することを目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明は前記目的を達成す
るために、ボリューム画像を含む複数の断層像を積み上
げた原画像を、互いに交わる2以上の平面で切断し、各
平面で切断した切断面の断面像を同一画面上に表示する
画像表示方法であって、前記各断面像をそれぞれその切
断面と直交する方向から見た断面像として構成し、前記
構成した各断面像を、前記互いに交わる平面の交線を境
界にして隣接するように合成し、前記各断面像を平面的
に展開して表示するようにしたことを特徴としている。
【0008】また、本発明は、ボリューム画像を含む複
数の断層像を積み上げた原画像を、互いに交わる2以上
の平面で切断し、各平面で切断した切断面の断面像を同
一画面上に表示する画像表示装置であって、前記各断面
像をそれぞれその切断面と直交する方向から見た断面像
として構成する画像構成手段と、前記構成した各断面像
を、前記互いに交わる平面の交線を境界にして隣接する
ように合成し、前記各断面像を平面的に展開して表示す
る表示手段と、を備えたことを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る画像表示方法の好ましい実施の形態について詳説す
る。図1は本発明に係る画像表示方法に基づいて表示さ
れた断面像を含む表示画面を示す。同図において、1は
中心投影法によって構成された疑似三次元画像(内視鏡
的画像)であり、2(p1p2p5p6)及び3(p2h2h3p5)
は、それぞれ図8に示した従来の各MPR画像2A、3
Aを平面的に展開した断面像である。
【0010】次に、上記断面像2、3の構成方法につい
て説明する。図2において、5はX線CT装置等によっ
て得られる観察対象を示す三次元原画像(断層像)であ
り、6(a1a3a4a6)は投影面であり、eは視点を示す。
また、eOは投影面6と直交する視線方向を示す。図1
に示した断面像2は、図2に示した断層像5を視点eを
通り投影面6に垂直な平面MPR1で切断した切断面を
示し、図1に示した断面像3は、図2に示した断層像5
を視点eを通り投影面6に平行な平面MPR2で切断し
た切断面を示す。
【0011】さて、視点eの座標と、eOの長さを与え
ると、投影面6上のa1、Oの座標を求めることができる
(特開平8−16813号公報参照)。いま、画像サイ
ズを512とすると、p1p2=p2e=256となる。ま
た、p1は、a2を起点としてeOと平行な直線上にあるた
め、p1の座標は計算できる。このp1を起点としてp2まで
断層像5を走査し、1ライン分の画素値を取り込む。続
いて、p1の1ライン下まで戻り、上記と同様な処理を行
い、これをp6p5のラインまで繰り返し、断面像2(p1p2
p5p6)を構成する(図3のステップS1)。
【0012】同様に、視点eの座標と、eOの長さを与
えると、投影面6上のa1、Oの座標を求めることがで
き、また、画像サイズを512とすると、p2h2=p2e=
256となる。p2は、eを起点としてOa2だけ平行移動
した点であるため、p2の座標は計算できる。このp2を起
点としてh2まで断層像5を走査し、1ライン分の画素値
を取り込む。続いて、p2の1ライン下まで戻り、上記と
同様な処理を行い、これをp5h3のラインまで繰り返し、
断面像3(p2h2h3p5)を構成する(図3のステップS
2)。
【0013】最後に、上記のようにして構成した2つの
断面像2、3を合成して表示する(図3のステップS
3)。この2つの断面像2、3の合成に際し、平面MP
R1、MPR2の交線p2p5を境界にして断面像2と断面
像3とを隣接させる(図1参照)。また、図1に示すよ
うに疑似三次元画像1の視野を示す三角形のマーカ4
を、断面像2、3上に表示することもできる。更に、断
面像2、3と、図8に示したMPR画像2A、3Aとを
同時に又は画面を切り替えて表示することもできる。
【0014】更に、この実施の形態では、疑似三次元画
像1のガイド像として断面像2、3を表示するようにし
たが、本発明はこれに限定されない。また、断層像5を
切断する2つの平面のなす角度は、90度に限らず、任
意に設定可能であり、更に展開表示する断面像の枚数は
3枚以上でもよい。図4及び図5はそれぞれ視点位置、
視線方向に無関係な平面で切断した切断面の断面像を展
開表示する場合の説明図であり、図4は三次元原画像
(断層像)を切断する切断面を示し、図5は各切断面の
断面像を展開表示した表示画面を示している。
【0015】図4に示すように最も簡単な複数の切断面
として立方体7の6つの面を設定する。6つの面の設定
方法としては、v1,v2,v4,v5 の座標を与える。これによ
り、他の点v3,v6,v7,v8 の座標が決定され、6つの面が
設定される。ここで、例えばv1を起点として、v4まで断
層像を走査し、1ライン分の画素値を取り込む。続い
て、v1の1ライン下まで戻り、上記と同様な処理を行
い、これをv2v3のラインまで繰り返し、断面像(v1v4v3
v2)を構成する。他の5面についても同様にして断面像
を構成する。そして、図5に示すように6つの断面像を
合成し、立方体7の各面(断面像)を平面的に展開して
表示する。
【0016】尚、この実施の形態では、断層像を切断す
る平面上を走査して断面像を構成するようにしている
が、これに限らず、切断して分離された断層像を切断面
と平行な投影面に投影して断面像を構成するようにして
もよく、その際にペインターズアルゴリズムを使用した
り、陰影付け処理等を行ってもよい。要は、断面像をそ
の切断面と直交する方向から見た断面像として構成する
方法であれば、如何なる方法で構成してもよい。
【0017】図6は本発明方法を実現する画像表示装置
のハードウェア構成例を示すブロック図である。同図に
示すように、この画像表示装置は、主として磁気ディス
ク10と、主メモリ12と、中央処理装置(CPU)1
4と、表示メモリ16と、CRTモニタ18と、各種の
操作指令、位置指令、メニュー選択指令を入力するため
のキーボード20、マウス22、マウスコントローラ2
4と、これらの各構成要素を接続する共通バス26とか
ら構成されている。
【0018】磁気ディスク10には、複数の断層像、画
像作成プログラム等が格納され、主メモリ12には、装
置の制御プログラムが格納されるとともに、演算処理用
の領域等が設けられている。CPU14は、複数の断層
像や各種のプログラムを読み出し、主メモリ12を用い
て疑似三次元画像や展開表示する断面像等の作成を行
い、その作成した画像を示す画像データを表示メモリ1
6に送り、CRTモニタ18に表示させる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る画像表
示方法によれば、立体的画像を構成するMPR画像を平
面的に展開して表示するようにしたため、各断面像をそ
れぞれ歪みのない断面像として表示することができる。
これにより各断面像に表示される観察対象の大きさや位
置等を正確に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る画像表示方法に基づいて表
示された断面像を含む表示画面を示す図である。
【図2】図2は本発明方法を説明するために用いた投影
面、断層像、視点及び切断面の関係を示す図である。
【図3】図3は本発明方法の手順を示すフローチャート
である。
【図4】図4は三次元原画像(断層像)とその切断面と
の関係を示す図である。
【図5】図5は図4に示した各切断面の断面像を展開表
示した表示画面を示す図である。
【図6】図6は本発明方法を実現する画像表示装置のハ
ードウェア構成例を示すブロック図である。
【図7】図7は中心投影法によって構成された疑似三次
元画像の表示画面を示す図である。
【図8】図8は従来の立体的画像を構成するMPR画像
の表示画面を示す図である。
【図9】図9は図8に示したMPR画像の構成法を説明
するために用いた図である。
【符号の説明】
1…疑似三次元画像(内視鏡的画像) 2、3…断面像 4…視野を示す三角形のマーカ 5…断層像 6…投影面 7…立方体 10…磁気ディスク 12…主メモリ 14…中央処理装置(CPU) 16…表示メモリ 18…CRTモニタ 20…キーボード 22…マウス 24…マウスコントローラ e…視点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笹原 修 東京都千代田区内神田1丁目1番14号 株 式会社日立メディコ内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボリューム画像を含む複数の断層像を積
    み上げた原画像を、互いに交わる2以上の平面で切断
    し、各平面で切断した切断面の断面像を同一画面上に表
    示する画像表示方法であって、 前記各断面像をそれぞれその切断面と直交する方向から
    見た断面像として構成し、 前記構成した各断面像を、前記互いに交わる平面の交線
    を境界にして隣接するように合成し、 前記各断面像を平面的に展開して表示するようにしたこ
    とを特徴とする画像表示方法。
JP10019341A 1998-01-30 1998-01-30 画像表示方法 Pending JPH11219448A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10019341A JPH11219448A (ja) 1998-01-30 1998-01-30 画像表示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10019341A JPH11219448A (ja) 1998-01-30 1998-01-30 画像表示方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11219448A true JPH11219448A (ja) 1999-08-10

Family

ID=11996710

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10019341A Pending JPH11219448A (ja) 1998-01-30 1998-01-30 画像表示方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11219448A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001283249A (ja) * 2000-04-03 2001-10-12 Hitachi Medical Corp 画像表示装置
WO2009145313A1 (ja) * 2008-05-30 2009-12-03 国立大学法人東京大学 ボリュームデータ可視化装置および方法ならびにプログラム
US7869638B2 (en) 2005-11-15 2011-01-11 Ziosoft, Inc. Image processing method and computer readable medium for image processing
WO2012176854A1 (ja) * 2011-06-23 2012-12-27 株式会社 東芝 医用画像処理装置及び医用画像診断装置
WO2020044576A1 (ja) * 2018-08-30 2020-03-05 ハーツテクノロジー株式会社 表示制御装置、表示制御方法及び表示制御プログラム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001283249A (ja) * 2000-04-03 2001-10-12 Hitachi Medical Corp 画像表示装置
JP4493151B2 (ja) * 2000-04-03 2010-06-30 株式会社日立メディコ 画像表示装置
US7869638B2 (en) 2005-11-15 2011-01-11 Ziosoft, Inc. Image processing method and computer readable medium for image processing
WO2009145313A1 (ja) * 2008-05-30 2009-12-03 国立大学法人東京大学 ボリュームデータ可視化装置および方法ならびにプログラム
JP2009289144A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Univ Of Tokyo ボリュームデータ可視化装置および方法ならびにプログラム
WO2012176854A1 (ja) * 2011-06-23 2012-12-27 株式会社 東芝 医用画像処理装置及び医用画像診断装置
JP2013027697A (ja) * 2011-06-23 2013-02-07 Toshiba Corp 医用画像処理装置及び医用画像診断装置
US9375132B2 (en) 2011-06-23 2016-06-28 Kabushiki Kaisha Toshiba Medical image processing apparatus and medical image diagnosis apparatus
WO2020044576A1 (ja) * 2018-08-30 2020-03-05 ハーツテクノロジー株式会社 表示制御装置、表示制御方法及び表示制御プログラム
JP6679804B1 (ja) * 2018-08-30 2020-04-15 ハーツテクノロジー株式会社 表示制御装置、表示制御方法及び表示制御プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4200546B2 (ja) 画像表示装置
US6411298B1 (en) Method and apparatus for determining visual point and direction of line of sight in three-dimensional image construction method
JP4518470B2 (ja) 仮想内視鏡検査のための自動ナビゲーション
JP3770280B2 (ja) 三次元画像の表示方法及び装置
JPH0744701B2 (ja) 立体ス−パ−インポ−ズ装置
JP2003209769A (ja) 画像生成装置および方法
JPH1176228A (ja) 三次元画像構成装置
JP2003067784A (ja) 情報処理装置
JP3632862B2 (ja) 三次元画像表示方法及び装置
JP4515615B2 (ja) 画像表示装置
JPH11219448A (ja) 画像表示方法
JPH07210704A (ja) 三次元画像の構成方法
JPH01134580A (ja) 画像処理装置
JP5808004B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
JPH05266215A (ja) 画像表示装置
JPH1153577A (ja) 3次元医用画像処理装置
JP2755267B2 (ja) 立体画像表示装置
JP2002101428A (ja) 画像立体視表示装置
JPH0254381A (ja) 画像処理及び装置
JP2001014496A (ja) 画像表示装置
JP3851364B2 (ja) 投影画像表示装置
JP2000235641A (ja) 画像表示装置
JP4113040B2 (ja) 医用三次元画像構成方法
JPH1057370A (ja) 医用3次元画像表示装置
JPH02205986A (ja) 画像表示装置